JPH0618641A - 赤外線電波式目標検出装置 - Google Patents

赤外線電波式目標検出装置

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JPH0618641A
JPH0618641A JP19646792A JP19646792A JPH0618641A JP H0618641 A JPH0618641 A JP H0618641A JP 19646792 A JP19646792 A JP 19646792A JP 19646792 A JP19646792 A JP 19646792A JP H0618641 A JPH0618641 A JP H0618641A
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JP
Japan
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signal
infrared
target
threshold value
processing system
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Application number
JP19646792A
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English (en)
Inventor
Hideo Yamakawa
秀雄 山川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線,電波によるそれぞれの金属目標物体
検出の欠点と利点を組み合わせて処理し、正確に金属目
標物体を検出する。 【構成】 赤外線受信処理系で基準信号S106のしき
い値を越える赤外線受信信号中のレベル部分を抽出した
極性信号S107と、電波受信処理系で基準信号S11
3のしきい値を越える電波受信信号中のレベル部分を抽
出した極性信号S114との時間軸が一致する信号を検
出論理回路8から目標検出信号S114として出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上空から一定の視野で
地上を走査して、地上の車輛などの金属目標物体を検出
する赤外線電波式目標検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の赤外線電波式目標検出装
置として、図4に示す赤外線方式又は図5に示すミリ波
帯電波方式が知られている。図4に示す赤外線方式は、
赤外線検知器31が特定波長の赤外線を検知し、電気信
号に変換する。この信号は、増幅器32、検波器33、
フィルタ34を通じて、基準信号発生器36が出力する
視野範囲,理論受信強度等をパラメータとして、予め決
めた基準信号とともに、強度,波形等の特徴比較を行う
比較器35に入力される。ここで、両信号強度が一定の
ばらつき範囲内でほぼ一致した場合に比較器35から目
標検出信号を出力する。
【0003】また、図5に示すミリ波帯電波方式では、
アンテナ41で受信した電波が受信機内の周波数変換器
42、増幅器43、検波器44、フィルタ45を通じて
処理された後、図4に示す赤外線方式と同様に処理を行
う基準信号発生器47の出力信号と比較器46で特徴が
比較され、一点のばらつき範囲で二つの信号強度がほぼ
一致した場合に目標検出信号を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、主として目標検出の判定を受信信号強度と基
準信号の比較によってのみ行っている。すなわち、赤外
線方式では、目標が放射する赤外線強度が背景(地面、
水面等)より強く、相対信号強度が所定のしきい値を越
えると目標からの信号と判断する。したがって、赤外線
方式は、検出すべき目標(以下、必要に応じて真目標と
記載する)の回わりに、熱源、例えば、たき火や炎上す
る車輛等が存在すると、この熱源からの強力な赤外線放
射があるため、目標捜索時にこの熱源を検出して、測定
誤差が増大するという問題があった。
【0005】また、ミリ波帯電波方式では、金属目標が
天空温度(約40k〜50k)を反射するため、通常、
受信信号は背景(約290k)より低い強度で受信さ
れ、その強度が所定のしきい値より低い場合に目標であ
ると判断している。したがって、ミリ波帯電波方式で
は、真目標の付近に低温源、例えば、天空を写す水たま
りや川等が存在すると、この低温源を誤って真目標とし
て検出してしまい測定誤差が増大するという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
問題を解決するものであり、赤外線、電波によるそれぞ
れの金属目標物体検出の欠点と利点を組み合わせて処理
し、正確に金属目標物体を検出できる赤外線電波式目標
検出装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の赤外線電波式目標検出装置は、目標物体か
ら放射される赤外線を受信し、そのレベルに対応した赤
外線受信信号を得る赤外線受信処理系と、正及び負のし
きい値を設定する第1のしきい値設定手段と、第1のし
きい値設定手段で設定した正及び負のしきい値を越える
赤外線受信信号中のレベル部分を抽出して出力する第1
の信号比較抽出手段と、目標物体から放射される赤外線
とともに、反射される電波のみを受信し、そのレベルに
対応する電波受信信号を得る電波受信処理系と、負のし
きい値を設定する第2のしきい値設定手段と、第2のし
きい値設定手段で設定した負のしきい値を越える電波受
信信号中のレベル部分を抽出して出力する第2の信号比
較抽出手段と、第1の信号比較抽出手段及び第2の信号
比較抽出手段からの信号にあって、時間軸が一致する信
号を目標検出信号として出力する目標検出信号出力手段
とを備えた構成としてある。また、必要に応じて、目標
物体から放射される赤外線と反射される電波とを走査し
て受信するための走査手段を、赤外線受信処理系と電波
受信処理系とに設けた構成としてある。
【0008】
【作用】上記構成からなる本発明の赤外線電波式目標検
出装置は、赤外線受信処理系でしきい値を越える赤外線
受信信号中のレベル部分を抽出し、さらに電波受信処理
系でしきい値を越える電波受信信号中のレベル部分を抽
出した後に、それぞれ時間軸が一致する信号を目標検出
信号として出力している。このように赤外線、電波によ
るそれぞれの金属目標物体検出の欠点と利点を組み合わ
せて処理し、正確に金属目標物体が検出される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の赤外線電波式目標検出装置の
実施例を図面にもとづいて説明する。図1は実施例の構
成を示している。図1において、この例は、赤外線処理
系とミリ波帯電波処理系の二系等の回路構成を有してい
る。赤外線処理系は、目標とする物体1から赤外線2を
検知した受信信号S103を出力する赤外線検知器3
と、増幅,検査,フィルタリング等の処理を施し、その
受信信号S104を送出する信号処理回路4と、信受信
信号S104が供給され、検知される赤外線2の信号強
度(レベル)を予め予測する信号比較器5とを有してい
る。さらに、基準信号S106を送出する基準信号発生
器6と、目標信号S105の極性を判定した後の極性信
号S107を送出する極性判定器7と、検出論理回路8
とを有している。
【0010】ミリ波帯電波処理系は、目標とする物体1
からミリ波帯電波9が入力されるアンテナ10と、この
アンテナ10からの受信信号S110を周波数変換し、
さらに、増幅,検波等の処理を施す受信機11と、入力
されるミリ波帯電波9の信号強度を予め予測する信号比
較器13と、目標信号S112の極性を判定した後の極
性信号S114を送出する極性判定器14とを有してい
る。さらに、検出論理回路8からの目標検出信号S11
8が供給される端子15が設けられている。
【0011】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。図2のように、目標を捜索中に本目標検
出装置の視野内に物体1が入ると、この物体の放射する
赤外線2と、反射するミリ波帯電波9がそれぞれ赤外線
検出器3とアンテナ10で受信される。赤外線処理系に
おいて、赤外線検知器3は、赤外線2を検知した受信信
号S103を信号処理回路4に送出する。この信号処理
回路4では、増幅,検査,フィルタリング等の処理を施
し、その受信信号S104を信号比較器5に送出する。
信号比較器5は、検知される赤外線2の信号強度を予め
予測し、基準信号発生器6から基準となる基準信号S1
06を取り込む。この基準信号S106は、正及び負の
信号部分を有し、受信信号S104の強度が基準信号S
106の正のしきい値を越える場合又は負のしきい値よ
り低い場合に極性判定器7に目標信号S105を送出す
る。極性判定器7は検出論理回路8と接続されており、
目標信号S105の極性を判定した後、これを示す極性
信号S107を検出論理回路8に出力する。
【0012】図3(a)は、この目標信号S105と基
準信号S106とを示している。図3(a)において、
基準信号S106のしきい値の正又は負が設定され、目
標信号S105は物体1を検出して得られる受信信号S
104に対応して強度(レベル)が変化している。図3
(a)では、熱源、すなわち、焚き火又は炎上車両及び
晴天時の金属目標物の車両等では放射熱が大きいため、
目標信号S105の強度(レベル)が大きくなり、ま
た、電波源、雨天又は夕暮れ時の金属目標物の車両、低
温目標物である水たまり、川等では放射熱が小さく、受
信信号S104の強度(レベル)に対応して目標信号S
105の強度(レベル)も小さくなる。この場合、極性
判定器7では、目標信号S105中の正又は負のしきい
値を越える焚き火又は炎上車両、晴天時の金属目標物の
車両、雨天又は夕暮れ時の金属目標物の車両部分でのみ
極性信号S107として検出論理回路8に出力する。
【0013】一方、アンテナ10からの受信信号S11
0は、受信機11で周波数変換,増幅,検波等の処理が
施され、この受信信号S111が信号比較器13に送出
される。さらに、受信電波の強度を予測し、所定の強度
の信号を発生する基準信号発生器6から基準となる基準
信号S113が信号比較器13に出力され、受信信号S
111の強度が、この基準信号S113の負のしきい値
を越えると目標信号S112として極性判定器14に送
出される。極性判定器14は、目標信号S112の正、
負を判定して、その極性を示す極性信号S114を検出
論理回路8に出力する。
【0014】図3(b)は、この目標信号S112と基
準信号S113とを示している。図3(b)において、
熱源、すなわち、焚き火又は炎上車両及び電波源では受
信信号S104の強度(レベル)が正極で大きくなり、
また、晴天時の金属目標物の車両及び雨天、夕暮れ時の
金属目標物の車両、また、低温目標物である水たまり、
川等では負極の受信信号S110の強度(レベル)が大
きくなる。この場合、極性判定器14では、目標信号S
112中の負のしきい値を越える晴天時の金属目標物の
車両及び雨天又は夕暮れ時の金属目標物の車両、また、
低温目標物である水たまり、川の部分でのみ極性信号S
114として検出論理回路8に出力する。
【0015】ここで、検出論理回路8では赤外線2を検
出して得られる極性信号S107と、電波9を受信して
得られる目標信号S114が一致する時間軸の信号、す
なわち、図3(a)に示す目標信号S105中の晴天時
の金属目標物の車両及び雨天又は夕暮れ時の金属目標物
の車両部分と、図3(b)に示す目標信号S112中の
晴天時の金属目標物の車両及び雨天又は夕暮れ時の金属
目標物の車両部分との一致する信号位置で目標検出信号
S118を端子15に出力する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の赤外線電波式目
標検出装置は、赤外線受信処理系でしきい値を越える赤
外線受信信号中のレベル部分を抽出し、さらに電波受信
処理系でしきい値を越える電波受信信号中のレベル部分
を抽出した後にそれぞれ時間軸が一致する信号を目標検
出信号として出力するため、赤外線,電波によるそれぞ
れの金属目標物体検出の欠点と利点を組み合わせて処理
でき、正確に金属目標物体が検出できるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤外線電波式目標検出装置の実施例に
おける構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の動作における目標の捜索を説明するた
めの図である。
【図3】(a)は、赤外線処理系の動作説明に供される
目標信号と基準信号とを示す波形図である。(b)は、
ミリ波帯電波処理系の動作説明に供される目標信号と基
準信号とを示す波形図である。
【図4】従来の赤外線方式における構成を示すブロック
図である。
【図5】従来のミリ波帯電波方式における構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 物体 2 赤外線 3 赤外線検知器 4 信号処理回路 5,13 信号比較器 6 基準信号発生器 7,14 極性判定器 8 検出論理回路 9 ミリ波帯電波 10 アンテナ 11 受信機 15 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標物体から放射される赤外線を受信
    し、そのレベルに対応した赤外線受信信号を得る赤外線
    受信処理系と、 正及び負のしきい値を設定する第1のしきい値設定手段
    と、 上記第1のしきい値設定手段で設定した正及び負のしき
    い値を越える上記赤外線受信信号中のレベル部分を抽出
    して出力する第1の信号比較抽出手段と、 上記目標物体から放射される赤外線とともに反射される
    電波を受信し、そのレベルに対応する電波受信信号を得
    る電波受信処理系と、 負のしきい値を設定する第2のしきい値設定手段と、 上記第2のしきい値設定手段で設定した負のしきい値を
    越える上記電波受信信号中のレベル部分を抽出して出力
    する第2の信号比較抽出手段と、 上記第1の信号比較抽出手段及び第2の信号比較抽出手
    段からの信号にあって、時間軸が一致する信号を目標検
    出信号として出力する目標検出信号出力手段と、を備え
    たことを特徴とする赤外線電波式目標検出装置。
  2. 【請求項2】 上記目標物体から放射される赤外線と反
    射される電波とを走査して受信するための走査手段が、
    赤外線受信処理系と電波受信処理系とに設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載の赤外線電波式目標検出装
    置。
JP19646792A 1992-06-30 1992-06-30 赤外線電波式目標検出装置 Pending JPH0618641A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9541188B2 (en) 2012-07-25 2017-01-10 Bell Helicopter Textron Inc. Direct drive rotation device for passively moving fluid

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9541188B2 (en) 2012-07-25 2017-01-10 Bell Helicopter Textron Inc. Direct drive rotation device for passively moving fluid

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