JPH0618592B2 - 保育器における温度制御方法 - Google Patents

保育器における温度制御方法

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JPH0618592B2
JPH0618592B2 JP61168767A JP16876786A JPH0618592B2 JP H0618592 B2 JPH0618592 B2 JP H0618592B2 JP 61168767 A JP61168767 A JP 61168767A JP 16876786 A JP16876786 A JP 16876786A JP H0618592 B2 JPH0618592 B2 JP H0618592B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は保育器における温度制御方法に関し、例えば早
産児等の未熟児を保護育成する為に用いられる保育器の
温度制御方法に適用して特に好適なものである。
〔従来の技術〕
保育器は、早産児、虚弱な新生児及び病弱な新生児等の
児体に至適環境を与えて保護育成する為の装置である。
このような保育器は、通常は、児体を外気から遮断して
収容する為の保育室と、この保育室に空気を供給す為の
空気供給手段と、この空気供給手段により供給される空
気の温度を制御するための加熱手段とを夫々具備してい
る。
この保育器の保育室に供給する空気の温度制御方法とし
ては大別してマニュアルと制御とサーボ制御の2つの方
法が用いられている。
マニュアル制御方法は、保育室内の気温(以下「器内温
度」と云う。)を測定し、この測定した器内温度と、予
め設定した器内設定温度とを比較し、これらの温度の差
に比例して加熱手段に供給する電力量を制御する方法で
ある。
これに対しサーボ制御方法は、保育室内に収容している
児体の腹壁等に体温測定用プローブを装着して児体の皮
膚温を検出し、この検出値と設定皮膚温との差に比例し
て、保育室内の安全限界温度の範囲内で、加熱手段に供
給する電力量を制御する方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
マニュアル制御方法に於ける器内温度設定は、経験的に
決められた至適環境温度に基いて行なわれるが、この至
適環境温度は出生体重、出生経過日数等により異なる。
例えば、体重が2,000gの未熟児の場合には、生まれた
当日は33〜34℃、生後2週間では32℃が好適であ
るとされる。又、体重が1,200gの未熟児の場合にはも
っと高く設定され、生まれた当日は35℃、生後2週間
では33℃が良いとされる。
マニュアル制御方法はこのように児体の出生体重や出生
経過日数、さらには保育器をとりまく環境によってその
都度器内温度設定を行なわなければならない。その為の
設定が非常に面倒であると共に、児体の安定した体温維
持の為には十分な制御方法ではない。
これに対し、サーボ制御方法では、児体の皮膚温を、例
えば36〜37℃の狭い温度範囲内に保つように器内温
度を調節する。上記皮膚温設定は、児体の酸素消費量を
最小にすることができる、即ち余分なエネルギーを使用
しないで体温を保つことができるという報告に基いて行
われている。サーボ制御方法は、このように児体の温度
が設定した温度になるように器内温度を調節するもので
あるから、変動しやすい未熟児の温度を制御するのに有
効であると云われている。
しかし、このサーボ制御の場合には未熟児の腹壁等に直
接体温設定用プローブを装着しなければならないので、
次のような不具合や副作用がある。
即ち、(イ)皮膚から体温検出プローブが脱落した場
合、検出温度が変化して器内温度が変動してしまう。
(ロ)体温検出プローブがブランケット、おむつ、或い
は児体の腕などで覆われると、その部分が暖められ、こ
の結果、空気加熱ヒータに供給する電力量が減じてしま
い、器内温が下がって児体を低温度に導くことがある。
(ハ)児体が腹臥位になったりすると、体温検出プロー
ブがマットと腹壁との間で加温されるので、やはり器内
温度が下がり、低体温になることがある。(ニ)児体が発
熱した時には、その検出体温に基いて自動的に器内温度
が下がり、児体を低体温に導くので発熱の事実を見逃し
てしまう危険がある。(ホ)体温検出プローブが尿や消毒
液などで濡れると、この体温検出プローブが冷却される
ことによって逆に器内温度が上昇し、児体を高体温に導
くことがある。更に、(へ)上述のような事故によって
器内温度が急激に上昇した場合、この急激な温度変化に
よるストレスが児体の無呼吸を助長させる。そして特に
(ト)児体が体温を一定に保っている場合であっても、
それが余分なエネルギーを使用しない少ないエネルギー
消費で一定に保っているのか、或いは環境の変化に適応
するために余分なエネルギーを使用して体温を一定に保
っているのかを判別することができない。その為に、余
分なエネルギーを使用しないで済む至適環境に適正に制
御することができなかった。
上述のような制御方法であっても、収容する児体の危険
度が比較的小さい場合にはそれ程問題が無かった。しか
し、近年医療技術のレベルが向上し、例えば1,500g以
下の超未熟児の生命を救わなければならない場合も出て
きた。従って、これらの超未熟児を保護育成する為にも
保育器が使われるようになり、この結果、保育器の制御
方法としても、収容している児体の熱損失を可能な限り
小さくすることができる制御方法が求められてきた。
本発明は上述の問題点にかんがみて成されたものであ
り、従来のマニュアル制御方法及びサーボ制御方法が有
する問題点を解消すると共に、保育室内に収容している
児体の熱損失をできるだけ少なくすることができる制御
方法を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の1つは、児体を収容する為の保育室と、この保
育室に空気を供給する為の空気供給手段と、この空気供
給手段により供給される空気の温度を制御する為の温度
制御手段とを夫々具備する保育器の温度制御方法におい
て、上記保育室内の気温TAと、上記保育室に収容され
ている児体の体温TBと、上記保育室の壁温及び上記保
育室の周囲の外気温のいずれか一方の気温TCとを夫々
測定し、上記気温TA及び上記気温TCの測定値を用いて
作用気温TE=0.6TC+0.4TAを計算し、 TA<T1……(1) TE>T2……(2) の条件の下で、 TB=T3又はTB⊂T3……(3) となるように(たゞし、T1、T2及びT3は夫々設定
値)、上記空気供給手段により保育室内に供給される空
気の温度を上記温度制御手段によって制御するようにし
たものである。
また、本発明の別の1つは、児体を収容する為の保育室
と、この保育室に空気を供給する為の空気供給手段と、
この空気供給手段により供給される空気の温度を制御す
る為の温度制御手段とを夫々具備する保育器の温度制御
方法において、上記保育室内の気温TAと、上記保育室
の壁温及び上記保育室の周囲の外気温のいずれか一方の
気温TCとを夫々測定し、これらの測定値を用いて作用
気温TE=0.6TC+0.4TAを計算し、 TA<T1……(4) TE=T4又はTE⊂T4……(5) となるように(たゞしT1及びT4は夫々設定値)、上記
空気供給手段により保育室内に供給される空気の温度を
上記温度制御手段によって制御するようにしたものであ
る。
〔作用〕
本発明によれば、器内気温TAと壁温又は外気温TCとを
考慮して、対流及び熱輻射の総合的影響を示す温熱尺度
である作用気温TE(=0.6TC+0.4TA)に注目し、この
作用気温TEに関する条件である上記式(2)又は(5)を上
記式(1)及び(3)又は式(4)と巧みに組み合せて制御を行
うことにより、保育室内に供給される空気の温度を制御
するようにしたので、保育室に収容されている児体の熱
損失が少なくなるような最適な環境に保育室内を制御す
ることができる。
また、上記別の1つの発明によれば、児体の体温TB
測定する必要がないから、この測定に伴なって生じる種
々の問題点を解消することができる。
〔実施例〕
先ず、第3図〜第5図を参照して本発明の実施例に用い
る保育器の構成を概略的に説明する。
第3図に示すように、保育器1の上部に形成された保育
室2は体力的に未成熟な未熟児等の児体4を、外部とは
遮断した好適な環境で保護育成する為に設けられている
ものであり、児体4を寝かせる為のベット5を、透明な
アクリル樹脂より成るフード6で囲って形成している。
一方、この保育室2の下側に形成された空気供給路3
は、上記保育室2内に収容されている未熟児等の児体4
の保護育成に好適な空気を供給する為に設けらているも
のであり、第3図で右側に示した上流部27側から左側
に示した下流部28側に向かって順に空気合流室34、
加熱室35、湿度調整部36、混合室37が夫々設けら
れている。空気合流室34は、保育室2と空気供給路3
とを区画する仕切板38の一側端部近傍に形成された空
気導出口25を通じて保育室2と連通している。又、空
気供給路3の下流端に設けられている混合室37は、上
記仕切板23の他側端部近傍に形成された空気導入口2
4を通じて保育室2に連通している。
空気合流室34内には循環ファン39が配設されてお
り、この循環ファン39によって上記空気導出口25か
ら保育室2内の空気を吸い込むと共に、この合流室34
の奥部壁面に設けられている透孔35(図示せず)から
外部の新鮮空気を吸い込み、これらを合流させて、下流
側に設けた加熱室35に送り込む作用を有している。
加熱室35には電気ヒータ23が配設されていて、空気
合流室34側から送り込まれた空気はこの電気ヒータ2
3により必要に応じて加熱されて、下流部28側に設け
られた湿度調整部36に送られる。
この湿度調整部32には、上流側から流れてきた空気を
加湿することなく、そのまま混合室37に通す為のドラ
イ通路60と、このドライ通路60に設けられた開口6
5を通じて、このドライ通路60の下側に配設された加
湿通路67に空気流を導き、この加湿通路67て加湿し
た空気を図外の開口から混合室37に通す為のウエット
通路(図示せず)とが夫々設けられている。
ドライ通路60及びウエット通路61を夫々通って混合
室37内に流れ込んだ空気は、この混合室37内で十分
に混合されて所定の均一な湿度にされた後に空気導入口
24から上記保育室2内に供給される。
保育器1は上記のようにして保育室2内に温度及び湿度
が制御された空気を供給するものである。従って、供給
する空気を保育室2内に収容している児体4の保護育成
に最適な温度及び湿度に夫々制御する為には、保育室2
内の気温や湿度、或いはフード6の壁温を正確に検出す
る必要がある。
この目的の為に、本例では、第4図及び第5図に示す保
育器用温度及び湿度測定装置を用いている。この装置
は、フード6の壁温を測定する為の壁温センサ42と、
保育室2内の気温を測定する為の気温センサ41と、保
育室2内の湿度を測定する為の湿度センサ45との夫々
を、第4図に示すように細長い箱状に形成されたケーシ
ング46に一体的に取り付けて単一のセンサユニット4
0として構成したものである。各センサ42、41、4
5は従来周知のサーミスタで構成されている。
第4図に示すように、ケーシング46の前面46a上に
は、突状の嵌合部48が形成されており、湿度センサ4
5と気温センサ41とはこの嵌合部48に取り付けられ
ている。この嵌合部48上に断面T字状の係合溝52が
形成されていて、ここに水壺53を取り付けることがで
きるようになっている。
この水壺53は、湿度センサ45に掛ける、第5図に示
すようなタオルウイッグ54を湿らす為の水55を収容
しておく為のものであり、コ字状をなす支持アーム56
に揺動自在に吊り下げられている。この支持アーム56
には断面T字状の係合鍔部57が形成されていて、この
係合鍔部57をセンサユニット40の嵌合部48上に形
成されている係合溝52に差し込むことによって、水壺
53を嵌合部48に揺動自在に取り付けることができる
ようになっている。水壺53はこのようにセンサユニッ
ト40の嵌合部48に対して揺動自在に取り付けるもの
であるから、フード6を第5図中一転鎖線で示したよう
に、ヒンジ29を中心として上方へ回動させて開いた場
合でも水壺53を常に鉛直線に沿って吊り下げておくこ
とができる。従って、フード6をこのように開いた時、
或いは開いた状態から閉じた時に、水壺53内に収容し
ている水55がこぼれるようなことが無い。
第4図に示すように、壁温センサ52は、センサユニッ
ト40の嵌合部48が形成されている前面46aの奥端
にこの前面46aに対して略垂直に突出させて取付けら
れている。これは、この壁温センサ42を侵入させるフ
ード6の後面壁6bが、ケーシング46を取り付ける側
面壁6aに対して略直角に形成されているからである。
本体ケーシング46からは1本の接続コード49が導出
されていて、本体ケーシング46に取り付けられた気温
センサ41、壁温センサ42、及び湿度センサ45に接
続する信号伝送線41a、42a、45aの夫々は、第
5図に示すように、この接続コード49内にまとめられ
ている。
このようにして構成したセンサユニット40を取り付け
るフード6の側面壁6aには、第4図に示すように、セ
ンサユニット40のケーシング46に設けられた嵌合部
48を嵌合する為の開口43と、壁温センサ42を挿入
する為の壁温測定穴44とが夫々形成されている。この
壁温測定穴44はフード6の後面壁6bの右側下方に形
成されているものであり、この後面壁6bの壁面に沿っ
ているものであり、この後面壁6bの壁面に沿ってその
内部に上記壁温センサ42を真直ぐに侵入させることが
できるように形成されている。一方、開口43は、フー
ド6の壁温測定穴44を形成した後面壁6bと直交して
いる側面壁6aに形成されていて、センサユニット40
のケーシング46の前面46a上に突設した嵌合部48
を丁度嵌合させることができるような大きさ及び形状に
形成されている。第4図及び第5図には、嵌合部48及
び開口43を夫々長円形に形成した例を示している。こ
の開口43は、センサユニット40の嵌合部48をこの
開口43に嵌合させる時に、センサユニット40のケー
シング46に取り付けられている壁温センサ42を、フ
ード6の後面壁6bに形成した壁温測定穴44に丁度侵
入させることができる位置に形成されている。
第4図に示すように、センサユニット40のケーシング
46には一対のボルト挿通孔50が夫々形成されてお
り、このケーシング46を取り付けるフード6の側面壁
6aには、これらのボルト挿通孔50に対応する位置に
夫々雌ねじ部51が形成されている。これによって、ボ
ルト47を用いてケーシング46を側面壁6aに簡単に
固着することができる。
第3図には、保育室2内に収容されている児体4の皮膚
温を測定する為の皮膚温センサ58を取り付けた状態が
示されている。この皮膚温センサ58は、フード6の上
面壁の略中央に形成さている小円形の開口部63を通し
て保育室2内に入れられている。そして、この皮膚温セ
ンサ58に接続された接続コード58aは、第4図及び
第5図に示すように、その端部に取り付けられたコネク
タ59によりセンサユニット40のケーシング46に接
続することができるようになっている。そして皮膚温セ
ンサ58からの信号は、センサユニット40を介して1
本のコード49により保育器本体の制御部に送られる。
以上説明したように、本実施例においては、気温センサ
41、壁温センサ42、湿度センサ45をケーシング4
6に一体的に組み込んで単一のセンサユニット40とし
ている。この為に、これら複数のセンサをフード6に同
時に簡単に着脱させることができる。
尚、本実施例に於いては、皮膚温センサ58のコネクタ
59をセンサユニット40のケーシング46に接続する
ことができるようにした為に、この皮膚温センサ58の
接続コード58aを保育器本体の制御部迄配線しないで
済むようにできたが、センサユニット40に上記コネク
タ59を接続するように構成する必要は必ずしも無い。
次に、上述した保育器1の温度制御方法を説明する。
第1図は本発明の第1実施例による方法を示し、保育室
2内の気温を測定する器内温検出部10、保育室の壁温
を検出する壁温検出部11、収容されている児体4の皮
膚温を測定する体温検出部12が夫々設けられている。
器内温検出部10は、第3図及び第4図に示すように、
フード6内に気温センサ41を配設することによって構
成される。一方、壁温検出部11は、第4図に示すよう
に、フード6の後面壁6bの壁温測定穴44内に壁温セ
ンサ42を挿入して構成される。更に、体温検出部12
は、第3図に示すように、収容されている児体4の腹部
に皮膚温センサ58を装着することにより構成され、こ
こで児体4の皮膚温即ち体温TBが測定される。
一方、体温設定部13により、制御すべき体温T3(例
えば36〜37℃)を設定する。そして、この設定した
体温T3と体温検出部12での検出値TBとを比較部14
で比較する。そして、それらの間の差に対応する出力が
プログラマブル温度調節部15に加えられる。又、器内
温上限設定部16により器内温度上限T1が例えば38
℃に設定される。この器内温上限設定部16により設定
した器内上限温度T1と、器内温検出部10で検出した
実際の器内温度TAの値とが夫々比較部17に加えられ
る。そして実際の器内温度TAと、器内温度上限設定部
16で設定した器内上限温度T1との差の出力が上記プ
ログラマブル温度調節部15に加えられる。
又、壁温検出部11で検出したフード6の壁温TWと上
記器内温度TAとが夫々作用温度演算部18に加えられ
て、この作用温度演算部18において、式TE=0.6TW
0.4TAにより作用温度TEが演算される。このようにして
求められた作用温度TEと、作用温度下限設定部20で
設定した作用温度の下限温度T2(例えば30℃)とが
夫々比較部21に加えられる。そしてこの比較部21で
現実の作用温度TEと、作用温度の下限温度T2とを比較
してその差が上記プログラマブル温度調節部15に出力
される。
プログラマブル温度調節部15は、予め記憶されている
プログラムに従い、空気加熱手段制御部22を空気し
て、電気ヒータ等から成る空気加熱手段23を制御す
る。この空気加熱手段23のプログラム制御は、下記の
下で行なわれる。即ち、 TA<T1……(1) TE>T2……(2) の条件の下で、 TB=T3又はTB⊂T3……(3) となるように空気加熱手段23を制御するものである。
但し、式(3)中、「TB⊂T3」は、設定温度T3が或る範
囲を持って与えられた時に、TBがその範囲内にあるこ
とを意味する。
即ち、本実施例においては、児体4の体温TBは、体温
検出部12によって常時検出されており、予め設定され
た体温T3との差がプログラマブル温度調節部15に入
力される。このプログラマブル温度調節部15は、検出
中の体温TBが、予め設定した体温T3よりも低い時に
は、空気加熱手段23を動作させ、保育室2内に供給す
る空気を加熱して、器内温度TAを上昇させるように機
能する。このようにして器内温度TAが上昇すると、こ
れに伴って児体4の体温TBが上昇し、予め設定した温
度T3に基づく。そして、検出中の体温TBが式(3)を満
足するようになった時に、空気加熱手段23の動作を停
止させる。
上記の場合、検出中の体温TBと設定体温T3とが略一致
する迄空気加熱手段23が動作するので、器内温度TA
は上昇していくが、保育室2内をあまり高温にすると児
体4にかえって悪影響を与える。この為、検出中の器内
温度TAが予め設定した値T1をオーバーした時には、プ
ログラマブル温度調節部15は、児体4の体温TBのい
かんにかかわらず、空気加熱手段23の動作を停止させ
る。従って、危険範囲にまで器内温度TAが上昇するこ
とはない。
一方、検出している児体4の体温TBが設定体温T3より
も高くなると、プログラマブル温度調節部15は、空気
加熱手段23による空気の加熱を停止して器内温度TA
を下げ、これによって児体4の体温TBを下げるように
作用する。
しかしこの場合にもやはり、あまり器内温度TAを下げ
すぎると児体4にかえって悪い影響を与える。従って、
器内温度TAが或る温度以下には下がらないように下限
を設定する必要がある。従来はこの下限を直接器内温度
Aの下限により設定していたが、本実施例ではこれを
作用温度TEで設定している。
周知の如く、保育室2内に収容されている児体4の熱環
境は、保育室2内の空気との間の直接的な熱交換と、保
育室2を囲繞する透明フード6を通して生じる熱輻射と
から最も大きな影響を受ける。特に後者は、従来壁温等
を測定することの煩わしさから無視されてきたが、むし
ろ前者よりも大きな要因となり得る。
具体的に言うと、器内温度TAが高い場合でも、保育器
1の外部の気温(通常は、保育器1を収容している部屋
の室温)が低い場合には、児体4は保育室2のフード6
を通して熱輻射によりかなりの熱を奪われている。逆に
器内温度TAが低い場合でも、外気温が高かったり、直
射日光の照射や暖房器具等からの熱輻射がある場合に
は、保育室2内の児体4はかなり高温の熱環境にさらさ
れることになる。
このような保育器外での熱環境の変化が保育室2内の気
温TAに反映するにはかなりの時間を要する。この為、
器内温度TAのみを測定する場合には、児体4の実際の
熱環境の変化に対応することは困難である。
そこで本実施例においては、第4図及び第5図に示した
センサユニット40を用いて、器内温度TAと同時に、
保育器外での熱環境に比較的敏感に反応するフード6の
壁温TWをも検出し、式TE=0.6TW+0.4TEで求めた作用
温度TE用いて児体4の熱環境を制御するようにしてい
る。
具体的には、第1図において、児体4の体温TBが上昇
して空気加熱手段23の加熱が停止され、これによって
器内温度TAが下がっていった時に、作用温度TEが設定
値T2よりも低くなると、プログラマブル温度調節部1
5が児体4の体温TBのいかんにかかわらず空気加熱手
段制御部22を介して空気加熱手段23を再び動作さ
せ、これにより器内温度TAを再び上昇させて作用温度
Eが設定値T2よりも下がらないようにする。
第2図に作用温度TEの一例を示す。この第2図は、TE
=30℃の時の器内温度TA(℃)とフード6の壁温TW
(℃)との関係を示している。そして保育室2の器内温
度TAを制御するに際し、作用温度TEがTE=30℃の
直線よりも下に下がらないようになされる。即ち、第1
図において、作用温度下限設定部20での設定値T2
30℃とした例を示している。
この第2図には又、保育器外部の気温即ち保育器を収容
している部屋の温度TRが夫々30.0℃、25.0℃、20.0℃
の場合の器内温度TAと壁温TWとの間の関係をも示して
いる。各グラフ上の数値は壁温TWの実測値を示してい
る。
これらのグラフから分かるように、器内温度TAを例え
ば32℃に保っていても、室温TRが25.0℃や20.0℃に
下がると、壁温TWが28.0℃や25.1℃にまで下がって、
作用温TEがTE=30℃の線よりも下になってしまう。
そこでこれらの場合には、空気加熱手段23を作動させ
て器内温度TAを上昇させなければならない。
従来は、直接器内温度TAの下限を設定し、器内温度TA
がこの下限よりも下がらないようにしていた。しかし、
第2図から分かるように、例えば器内温度TAの下限を
30℃に設定した場合、室温TRが30℃よりも低い
と、器内温度TAが30℃であっても、実際には保育室
2のフード6を通して熱輻射により児体4から大量の熱
が奪われている。これは、体温を一定に保つように自分
自身で体温調節可能な体温調節可能域が非常に狭い未熟
児にとっては、死に至る非常に危険な状態である。
この為に、従来の方法では器内温度TAの下限をかなり
高めに設定しなければならない。しかし、これは、逆に
壁温TWが高い場合に器内温度TAを必要なだけ下げるこ
とができないことを意味している。
これに対し、本実施例の方法では、壁温TWと器内温度
Aとの関数である作用温度TEを用いて下限を設定して
いるので、壁温TWが低い時には器内温度TAの高いとこ
ろで制御が働き、一方、壁温TWが高い場合には器内温
度TAを必要なだけ十分に下げることができる。
本例のように作用温度TEを用いた場合には次のような
利点もある。
即ち、未熟児といえども恒温動物であるから、寒い環境
では熱の産生を盛んにして体温を保とうとし、暑い環境
では皮膚の血管を拡張し、汗を出し熱を発散させて体温
を一定に保とうとしている。このように児体が体温を一
定に保っている状態を大別すると次の二つの状態を考え
ることができる。
先ず、その内の一つは余分なエネルギーを使用しない最
小なエネルギー消費で体温を一定に保っている状態であ
り、又他の一つは熱の産生や熱の放散の為に余分なエネ
ルギーを使用して体温を一定に保っている状態である。
勿論、余分なエネルギーを使用しないで体温を一定に保
ってとくことができるような熱環境に制御するのが望ま
しい。
しかし、ただ単に児体の体温TBを検出しているだけで
は、児体がどのような状態で体温を一定に保っているの
か判定することができない。従って、体温TBを測定し
ていただけの従来の方法では、余分なエネルギーを使用
しないで体温を一定に保つことができる至適環境に適正
に制御することができなかった。即ち、従来の方法で
は、体温調節可能域を越えて、児体が余分なエネルギー
を使用しても尚且つ体温TBを一定に保つことができな
くなってから、初めて空気加熱手段23を制御すること
になり、児体が体温TBを一定に保っている限り、制御
は行なわれなかった。
しかし、第2図に関連して説明したように、壁温TW
低下して作用温度TEが低下した場合には、器内温度TA
を一定にしておいても児体の熱損失は増大してしまう。
壁温TWの変動が児体に対してどのような影響を与える
かを調べた臨床報告によれば、壁温TWと体温TBとの差
が1.3℃の時の酸素消費量は5.7ml/kg/minであったのに
対して、壁温TWと体温TBとの差が5.4℃になった時に
は、器内温度TAを一定にしておいても8.3ml/kg/minに
増大したと報告されている。
本実施例の場合は、作用温度TEが、作用温度下限設定
部20で設定した下限温度T2以下になった時には、プ
ログラマブル温度調節部15がそれを検出して空気加熱
手段23を動作させ、常時作用温度TEが予め設定した
下限温度T2以上になるように、この空気加熱手段23
を制御している。従って、作用温度TEの低下によっ
て、児体の体温TBが低下する前に空気加熱手段23を
制御することができる。この為、室温TRの影響によっ
て作用温度TEが下がることにより、体温TBを一定に保
つ為に児体が余分なエネルギーを使うのを未然に防止す
ることができ、保育室内を常時至適環境に制御すること
ができる。
尚、本実施例に於いては、空気加熱手段23を用いて作
用温度TEを制御するようにした例を示したが、壁温を
加熱する為に例えばフード内にヒータを埋め込んで構成
した壁温加熱手段を併用して制御するようにしてもよ
い。
次に、第3図を用いて本発明の第2実施例を詳述する。
この例の場合も実質的な構成、目的及び効果は前記第1
実施例と同一であり、同一部分については同一の符号を
付して説明を省略する。
前記第1実施例の場合は、作用温度TEによる制御は、
作用温度TEが、予め設定した作用温度の下限温度T2
りも下がった時だけに行なわれ、通常運転時の制御は児
体の体温TBを測定して行うようにした例を示した。
この第2実施例の場合は、作用温度設定部30を設ける
と共に、保育室の壁面を加熱する為の壁面加熱手段32
と、この壁面加熱手段32の制御部31を設けて、作用
温度TEを一定値に保つように制御するようにした方法
を示している。この第2実施例のプログラマブル温度調
節部15のプログラム制御は、 TA<T1……(4) TE=T4又はTE⊂T4……(5) の条件の下で、空気加熱手段23及び壁面加熱手段32
を夫々制御するように成されている。尚、「TE⊂T4
の意味は、既述した式(3)の場合と同様である。
即ち、検出中の作用温度TEが、予め設定した作用温度
4に対して変動した時には、プログラマブル温度調節
部15が、TE=T4(TE⊂T4の場合も含む。以下同
じ。)となるように空気加熱手段23や壁面加熱手段3
2、或いはこれらの加熱手段23、32の両方を制御す
る。従って、保育室内の保護育成環境を常に熱損失が最
も少ない至適環境に制御しておくことができる。
本実施例の場合は加熱手段23、32の制御を、作用温
度TEが一定になるように行うものであるから、児体の
体温TBを測定する必要が無い。その為に、既述した体
温測定中に生じる事故を皆無にすることができる利点が
ある。
尚本実施例において、壁面加熱手段32及び壁面加熱手
段制御部31は必ずしも用いられる必要は無い。又、殆
どの場合、器内温度TAが許容上限値を越えて上昇する
時には必然的に壁温TWも上昇するので、器内温度上限
設定部16等は用いられなくてもよい。
上述した第1及び第2実施例に於いては、作用温度TE
のパラメータとしてフードの壁温TWを用いる例を示し
たが、上記壁温TWに代えて室温TRを用いるようにして
もよい。但し、上記実施例のように、フード壁内部の温
度を検出することには次のような利点がある。即ち、フ
ード壁の外表面の温度や室温TRを直接検出する場合に
は、暖房器具等からの直射による誤検出を避けるように
配慮しなければならない。ところが、フード壁内部の温
度を検出すれば、常に正しい壁温TWを検出することが
できる。
又上述した各実施例においては、空気加熱手段23や壁
面加熱手段32のような加熱手段のみで保育室2の熱環
境を制御するようにしたが、適当な冷却手段を併用して
もよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明は、器内温度TAと壁温又は
外気温TCとを考慮して、対流及び熱輻射の総合的影響
を示す温熱尺度である作用温度TE(=0.6TC+0.4TA
に注目し、この作用温度TEに関する条件である前記式
(2)又は(5)を前記式(1)及び(3)又は式(4)と巧みに組み
合せて制御を行うことにより、保育室内に供給される空
気の温度を制御するようにしたので、従来のマニュアル
制御方法及びサーボ制御方法が有する種々の問題点を解
消することができ、保育室内に収容している児体の熱損
失をできるだけ少くすることができるように、保育室内
の保護育成環境を制御することができる。従って、熱損
失を特に小さくすることが要求される超未熟児を収容し
た保育器は勿論のこと、一般の未熟児を収容している保
育器の温度を好適に制御することができる。
また、特許請求の範囲第3項に記載の発明によれば、児
体の体温TBを測定する必要がないから、この測定に伴
なって生じる種々の問題点を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の制御方法を示すブロック
図、第2図は器内温度、壁温及び作用温度の関係を示す
グラフ、第3図は本発明の方法を実施する為に用いる保
育器の概略縦断面図、第4図は上記保育器の温度測定装
置の分解斜視図、第5図は同上の取付け状態を示す側面
図、第6図は本発明の第2実施例の制御方法を示すブロ
ック図である。 なお図面に用いた符号において、 2……保育室 3……空気供給路 6……フード 23……電気ヒータ(空気加熱手段) 40……センサユニット 41……気温センサ 42……壁温センサ TA……器内温度 TB……体温 TE……作用温度 TW……壁温 である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】児体を収容する為の保育室と、この保育室
    に空気を供給する為の空気供給手段と、この空気供給手
    段により供給される空気の温度を制御する為の温度制御
    手段とを夫々具備する保育器の温度制御方法において、 上記保育室内の気温TAと、上記保育室に収容されてい
    る児体の体温TBと、上記保育室の壁温及び上記保育室
    の周囲の外気温のいずれか一方の温度TCとを夫々測定
    し、 上記気温TA及び上記温度TCの測定値を用いて作用温度
    E=0.6TC+0.4TAを計算し、 TA<T1……(1) TE>T2……(2) の条件の下で、 TB=T3又はTB⊂T3……(3) となるように(たゞし、T1、T2及びT3は夫々設定
    値)、上記空気供給手段により保育室内に供給される空
    気の温度を上記温度制御手段によって制御することを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】上記児体の体温TBとして児体の皮膚温を
    測定し、上記作用温度TEのパラメータTCとして上記保
    育室の壁内部の温度TWを測定することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】児体を収容する為の保育室と、この保育室
    に空気を供給する為の空気供給手段と、この空気供給手
    段により供給される空気の温度を制御する為の温度制御
    手段とを夫々具備する保育器の温度制御方法において、 上記保育室内の気温TAと、上記保育室の壁温及び上記
    保育室の周囲の外気温のいずれか一方の温度TCとを夫
    々測定し、 これらの測定値を用いて作用温度TE=0.6TC+0.4TA
    計算し、 TA<T1……(4) TE=T4又はTE⊂T4……(5) となるように(たゞしT1及びT4は夫々設定値)、上記
    空気供給手段により保育室内に供給される空気の温度を
    上記温度制御手段によって制御することを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】上記作用温度TEのパラメータTCとして上
    記保育室の壁内部の温度TWを測定することを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の方法。
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