JPH0618422Y2 - 芝刈機の集草ダクト取付構造 - Google Patents

芝刈機の集草ダクト取付構造

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JPH0618422Y2
JPH0618422Y2 JP5618188U JP5618188U JPH0618422Y2 JP H0618422 Y2 JPH0618422 Y2 JP H0618422Y2 JP 5618188 U JP5618188 U JP 5618188U JP 5618188 U JP5618188 U JP 5618188U JP H0618422 Y2 JPH0618422 Y2 JP H0618422Y2
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JP
Japan
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mower
duct
case
grass
rubber band
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JP5618188U
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正剛 村川
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はモーアで刈取った刈芝を集草ダクトを介して集
草容器に収容すべく構成するとともに、集草ダクトのモ
ーア側前部ダクトを、モーアケースの横側面に設けた係
止ピンを介して、係止ピン周りに揺動可能に前記モーア
ケースに枢支してある芝刈機の集草ダクト取付構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来は、前記係止ピン存在側とは反対側においてゴムバ
ンドで前部ダクトを集草ダクトに連結してあった。
〔考案が解決しようとする問題点〕 このようにゴムバンドで止め付け固定するものにあって
は、例えば実願昭61-161737号の第1図及び第5図に示
すように、前部ダクト(9A)側の金具とモーアケース(12)
側の金具とを係合させて係合ピンで止め付ける構造のも
のに比べて、ゴムバンド(17)の伸縮作用によって、前部
ダクト(9A)に障害物が触れた場合でも前部ダクト(9A)と
モーアケースとの係合部に無理がかからず必要以上に係
合具として大きなものを必要としない利点を有するもの
の、集草容器(8)側での支持を取外してモーアケース(1
2)との連結だけを頼りに集草ダクト(9)を自立させた場
合に、ゴムバンド(17)の収縮力に抗して集草ダクト(9)
全体が前記係止ピン(14)周りで回動しようとする為に、
前部ダクト(9A)とモーアケース(12)との係合状態が変化
したり、ゴムバンド(17)が永久変形したりして、係合部
の強度が十分でなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は、 前記ゴムバンドの一端を前部ダクト又はモーアケース
の何れか一方に固定するとともに、ゴムバンドの他端に
連結されたフック金具を前部ダクト又はモーアケースの
何れか他方に連結する点と、 前記フック金具との係合によって前部ダクトのモーア
ケースに対する一定以上の離間揺動を規制する係合部
を、ゴムバンドの一端が枢支されている前部ダクト又は
モーアケースの何れか一方に設けてある点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
特徴構成で示すように、フック金具と前記係合部とが
離間している状態では前部ダクトが障害物との衝突によ
ってモーアケースより離間移動するのをゴムバンドの伸
張によって許すとともに、障害物の影響がなくなればゴ
ムバンドが収縮して前部ダクトを係合状態に引戻す。前
記前部ダクトの離間移動が許容範囲を越えると、フック
金具が前記係合部に接当して、前部ダクトの離間移動が
規制され、ゴムバンドに無理な引張力が係かることもな
く、又、集草ダクトを自立させるにしても取付状態が解
除される程の倒れは生じない。
〔考案の効果〕
したがって、前部ダクトをモーアケースに取付けるに障
害物との衝突にも耐える強固な係合構造を採ることもな
く、かつ、簡易な構造であっても損傷等の少ない取付構
造を提供できるにいたった。
ただし同様の効果を奏するものとして、ゴムバンドを前
部ダクトとモーアケースとに亘って架渡し、前部ダクト
側に係止部及びモーアケース側にフック金具を設け、ゴ
ムバンドと前部ダクトの離間規制具とを別個に設けるこ
とも考えられるが、この場合にはゴムバンドとフック金
具とを上下に配置する必要があり、モーアケースと前部
ケースとの横側面高さにかぎりがある為に旨く配置する
ことが難しく、無理に配置しようとすえば一工夫が必要
になる設計上の煩わしさが残ることになり、その上に更
にゴムバンドを前部ダクトかモーアケースとの何れか一
方に連結する金具が余分に必要になるといった欠点もあ
り、このものに比べて、本考案のものはフック金具をゴ
ムバンドの連結金具として前記係止部に対する係合金具
として兼用されているだけに構造を簡素にできる。
〔実施例〕
第4図に示すように、乗用型芝刈機は、機体前部に下向
き出力軸エンジン(1)、機体後部にミッションケース
(2)、それらの間に運転操作部(3)を備えるとともに、前
後車輪(5),(6)の間にミッドマウントモーア(7)、このモ
ーア(7)からの刈芝を機体後端に連設した集草容器(8)に
誘導する外廻し式の集草ダクト(9)を設けて構成されて
いる。
次に、モーア(7)での伝動構造は、第3図に示すように
エンジン(1)とベルト伝動された入力プーリ軸(23)と、
左右一対のブレード軸(24),(24)とを、ベルト(10)を介
して伝動連結して構成してある。図中(25)はテンション
プーリである。一方、ブレード式刈刀(11)を装備したモ
ーアケース(12)の周壁(12A)下端には刈取芝のモーアケ
ース(12)からの吹出しを防止する防止板(13)が設けてあ
り、この防止板(13)はモーアケース(12)下端鍔部にビス
止めされ、その内端をモーアケース(12)の刈取空間内に
突出させるとともに、その外端をモーアケース(12)の外
方に突出させ上向にカーリングさせモーアケース周壁(1
2A)に溶着させてモーアケース(12)の下端に取付られて
いる。したがって、前記カーリング加工部で補強用のパ
イプを巻き付ける必要がなくなり、コスト低減化が図れ
る。この防止板(13)はモーアケース(12)の円周方向で2
分割してある。
集草ダクト(9)について説明する。第1図及び第2図に
示すように、集草ダクト(9)は右側後車輪(6)の横外側方
を迂回してモーア(7)より集草容器(8)まで延出され、モ
ーア(7)に連結された前部ダクト(9A)、集草容器(8)に連
なる後部ダクト(9C)、これら両ダクト(9A),(9C)を連結
する透明樹脂製の中間ダクト(9B)から成る。この透明ダ
クト(9B)で刈芝の搬送状態がチェックできる。後部ダク
ト(9C)は中間ダクト(9B)に軸心方向に相対摺動可能に外
嵌され、刈高さ調節に伴うモーア(7)の上下動を許容す
る融通となっている。中間ダクト(9B)はその前端で前部
ダクト(9A)に外嵌され、ゴムバンド式止め金具(13)で前
記前部ダクト(9A)に固定されている。又、前記前部ダク
ト(9A)はモーア(7)側程その断面が円から角形に変化す
べく形成され、モーア(7)の外装ケース(12)に形成され
た角形出口(12B)を外嵌する状態でモーア(7)に連結され
る。この連結部位には、前記出口(12B)壁の一方に外方
に突出する係止ピン(14)が固着され、前部ダクト(9A)の
側壁に形成された挿通孔(15)に挿通されるべく構成され
ている。
一方、反対側横側面には、前部ダクト(17)とモーアケー
ス(12)に引掛係止したフック金具(16)とを、フック金具
(16)がゴムバンドの一端に嵌入保持する状態で連結して
構成する連結具と、フック金具(16)のループ内に位置し
てこのフック金具(16)との接当によって前部ダクト(9A)
の一定以上のモーアケース(12)に対する離間揺動を規制
する係合部(18)とが設けてある。この係合部(18)は前部
ダクト(9A)と一体形式された樹脂突起である。以上の構
成から、前部ダクト(9A)をモーアケース(12)に取付ける
には、前部ダクト(9A)を係止ピン(14)に枢支して、この
係止ピン(14)を支点として揺動させ、ゴムバンド(17)に
連結したフック金具(16)の一端をモーアデッキ側の係止
金具(19)に差し込み係止すればよい。又この係止金具(1
9)は前部ダクト(9A)の近接移動を規制する当たりにもな
っいる。尚第五図中(20)はモーアケース(12)角形出口(1
2B)を補強するリブであって、前部ダクト(9A)を支持す
る前記係止ピン(14)固着部の補強をなすとともに、第五
図に示すように、集草ダクト(9)を取外し替わりに前記
角形出口(12A)を閉寒するデフレクター(21)を蝶番(22)
を介して取付けた場合に、デフレクター(21)の先端を前
記補強リブ(20)に略接当するか小さな隙間間隔になるよ
うに配置して、このディフレクタ(21)端部と補強リブ(2
0)とで、刈芝の漏れ出しを防止するラビリンス構造を採
ることができる。
〔別実施例〕 ゴムバンド(17)、フック金具(16)、及び、係止部(18)
は夫々取付対象(モーアケース及び前部ダクト)を入れ
替えてもよい。
前記係合部(18)としてはフック金具(16)との兼合いで
凹入形状に形成したものでもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の頃に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る芝刈機の集草ダクト取付構造の実施
例を示し、第1図はモーアケースと前部ダクトとの取付
状態を示す斜視図、第2図は前部ダクトをモーアケース
に取付ける前の状態を示す一部切欠平面図、第3図はモ
ーアケースの一部切欠平面図、第4図は乗用型芝刈機の
側面図、第5図はディフレクターを取付ける前の状態を
示す斜視図、第6図はモーアケースの下端構造を示す縦
断側面図である。 (7)……モーア、(8)……集草容器、(9)……集草ダク
ト、(9A)……前部ダクト、(12)……モーアケース、(14)
……係止ピン、(17)……ゴムバンド、(18)……係合部、
(16)……フック金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーア(7)で刈取った刈芝を集草ダクト(9)
    を介して集草容器(8)に収容すべく構成するとともに、
    集草ダクト(9)のモーア側前部ダクト(9A)を、モーアケ
    ース(12)の一横側面に設けた係止ピン(14)を介して、係
    止ピン(14)周りに揺動可能に前記モーアケース(12)に枢
    支するとともに、係止ピン存在側とは反対側横側面にお
    いてゴムバンド(17)で前部ダクト(9A)を集草ダクト(9)
    に接当連結してある芝刈機の集草ダクト取付構造であっ
    て、前記ゴムバンド(17)の一端を前部ダクト又はモーア
    ケース(12)の何れか一方に固定するとともに、ゴムバン
    ド(17)他端に連結されたフック金具(16)を前部ダクト又
    はモーアケース(12)のいずれか他方に連結し、前記フッ
    ク金具(16)との係合によって前部ダクト(9A)のモーアケ
    ース(12)に対する一定以上の離間揺動を規制する係合部
    (18)を、ゴムバンド(17)の一端が枢支されている前部ダ
    クト(9A)又はモーアケース(12)のいずれか一方に設けて
    ある芝刈機の集草ダクト取付構造。
JP5618188U 1988-04-26 1988-04-26 芝刈機の集草ダクト取付構造 Expired - Lifetime JPH0618422Y2 (ja)

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JPH01163920U JPH01163920U (ja) 1989-11-15
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