JPH0618422U - 散水弁 - Google Patents

散水弁

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JPH0618422U
JPH0618422U JP2411692U JP2411692U JPH0618422U JP H0618422 U JPH0618422 U JP H0618422U JP 2411692 U JP2411692 U JP 2411692U JP 2411692 U JP2411692 U JP 2411692U JP H0618422 U JPH0618422 U JP H0618422U
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昌弘 池田
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京和工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 散水弁の取付スペースを小さくし、散水弁を
簡単に開閉操作できるようにする。 【構成】 弁本体22には、上部のボス部22Dから弁
室Bの弁座部22Eの中心側に伸長する弁軸23を設
け、弁軸23の先端にはピストン31を固定する。ま
た、ピストン31には有蓋筒状のシリンダ25を装着
し、シリンダ25の先端側には弁体28を固定する。そ
して、シリンダ25内には蓋部25Bとピストン31の
間にエア室Cを画成し、弁軸23内に形成したエア通路
33を介してエア室C内にエアを給排する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば散水車等のタンクローリ車に設けられ、散水タンク内の水を 散水するのに用いて好適な散水弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2および図3に従来技術の散水弁を示す。
【0003】 図中、1は散水車としてのタンクローリ車100に搭載された散水タンクを示 し、該散水タンク1は重心を低くすべく、横断面が楕円形をなす筒状体として形 成され、該散水タンク1内には散水を行うための水W等の液体が収容されるよう になっている。
【0004】 そして、該散水タンク1には、底部1Aに排水口1Bが形成され、該排水口1 Bには車両の後側に向けて伸長する排水パイプ2を介し、車両の最後部両側に位 置するように2個の散水弁3,3(1個のみ図示)が取付けられている。
【0005】 ここで、各散水弁3は弁本体4と後述する弁軸5および弁体7等とから構成さ れ、該弁本体4には、内側に弁室Aを画成する球状部4Aと、該球状部4Aの一 側から突出し、周縁部にフランジ4B1 を有する筒状の接続口4Bと、球状部4 Aの下側から突出する筒状の散水口4Cとが一体形成されている。また、球状部 4Aの上側には前記散水口4Cと対向して弁室Aと連通するように、弁室Aの内 外に突出する小径筒状のボス部4Dが一体形成され、球状部4Aと散水口4Cと 間には弁室A内に向け所定高さをもって突出する環状の弁座4Eが一体形成され ている。ここで、該弁座4Eは弁室A内で接続口4Bと散水口4Cとの間に位置 し、該弁座4Eには後述する弁体7が離着座するようになっている。
【0006】 5は球状部4Aのボス部4Dに摺動可能に挿嵌され、弁室Aの内,外に突出し た弁軸を示し、該弁軸5にはボス部4Dから球状部4Aの外側に突出する上端側 にワイヤ挿通穴5Aが形成されている。また、該弁軸5の下端側にはねじ穴5B が径方向に穿設され、該ねじ穴5Bに2本のボルト6,6を介して円板状の弁体 7が取付けられている。ここで、弁体7は径方向にねじ穴7A1 が形成された筒 状の取付部7Aと、該取付部7Aの下端側に一体形成された円板状の弁板7Bと から構成され、該弁体7は取付部7Aのねじ穴7A1 に両側から各ボルト6をね じ込み、弁軸5の先端に固着されるようになっている。
【0007】 8は前記弁軸5の外周側に配設された弁ばねを示し、該弁ばね8は球状部4A のボス部4Dと弁体7の取付部7Aとの間に設けられ、弁体7を常時閉弁方向に 付勢するようにしている。
【0008】 9は前記散水口4Cの下側に取付けられた散水皿を示し、該散水皿9は外周面 にねじ部10Aが形成された取付筒10と、該取付筒10の下端側に一体に設け られた凹湾曲面状の散水部11とから大略構成されている。ここで、該散水部1 1は丸底部11Aと該丸底部11Aから他側へ向けて扇状に伸長する皿部11B からなり、該散水部11には皿部11Bから外部に散水を行うべく取付筒10と の間に円弧状の開口部11Cが形成されている。そして、散水皿9は取付筒10 のねじ部10Aを散水口4Cに螺合させるようにして、該散水口4Cの内周側に 取付けられている。
【0009】 12は前記散水皿9と上,下で対向するように弁本体4の散水口4C下端に取 付けられた散水板を示し、該散水板12は略扇形状の金属板によって形成され、 その内周側には嵌合穴12Aが設けられている。そして、該散水板12は、散水 皿9の取付筒10外周に嵌合穴12Aを介して嵌合され、取付筒10の下端側か らねじ部10Aに螺着したナット13と散水口4Cの下端との間に締着されてい る。
【0010】 従来技術による散水弁3は上述の如く構成されるもので、弁軸5のワイヤ挿通 穴5Aに運転室101内から操作可能なプッシュプル式のフレキシブルワイヤ1 4の一端を取付け、このフレキシブルワイヤ14を運転室101内に設けたレバ ー102を介し、人力によって引っ張り操作することにより、弁体7は弁ばね8 に抗して弁座4Eから離座し、開弁する。このとき接続口4B側には散水タンク 1内から排水パイプ2を介して水Wが導かれ、この水Wは弁座5と弁体7の間の 隙間を介して散水口4C側へと流下する。そして、この水Wは散水皿9の丸底部 11A,皿部11Bによって流れの方向を上向きに変えられ、開口部11Cから 放射状に噴出する。このとき、水Wは散水板12によって上向きに飛び散るのを 規制され、水平方向に広がるようにして散水される。
【0011】 一方、散水を停止させるときには、フレキシブルワイヤ14の引張り操作を解 除すれば、弁軸5は弁体7と共に弁ばね8に付勢されて下側に移動し、弁体7が 弁座4Eに着座して散水弁3が閉弁する。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来技術では、運転室101からタンクローリ車100の最後 部までフレキシブルワイヤ14を伸長させ、レバー102を介して該フレキシブ ルワイヤ14を引張り操作する構成であるから、フレキシブルワイヤ14を車体 や散水タンク1に引張り操作可能に取付けるのが難しく、フレキシブルワイヤ1 4の摺動部等でレバー操作が重くなることがあり、人力で散水弁3の開閉操作を スムースに行うのが難しいという問題がある。
【0013】 また、他の従来技術として、散水弁3の弁本体4に弁軸5の突出端側に位置し てエアシリンダ等を設け、該エアシリンダにエアを給排して弁軸5を駆動するこ とにより、弁体7を開,閉するようにしたものも知られているが、この場合はエ アシリンダが散水弁3の弁本体4から外部に大きく突出するので、エアシリンダ 用の取付スペースが特別に必要となり、部品点数も増えて組立て工程が複雑とな り、コストアップを招くという問題がある。
【0014】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は取付けスペ ースが大きくなるのを防止でき、全体をコンパクトに形成できる上に、弁体の開 閉操作を簡単に行うことができるようにした散水弁を提供することを目的として いる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、散水タンク側の接続口と散水口とを有 し、該接続口と散水口との間に環状の弁座が形成された弁本体と、基端側が前記 接続口側寄りに位置して該弁本体に取付けられ、先端側が前記弁座側に向けて伸 長した弁軸と、基端側が該弁軸に摺動可能に設けられ、先端側が該弁軸の先端側 周囲を取囲むように前記弁座側に向けて伸長した有蓋筒状のシリンダと、該シリ ンダの先端側に固着され、該シリンダが変位することにより前記弁座に離,着座 する弁体と、該弁体を常時閉弁方向に付勢した弁ばねと、内周側が前記弁軸の先 端側に固着され、外周側が前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌されることにより該 シリンダの基端側との間にエア室を画成したピストンと、前記弁軸に形成され、 前記弁ばねに抗して弁体を開弁させるべく、前記弁軸の外部から前記エア室内に エアを供給するエア通路とからなる構成を採用している。
【0016】
【作用】
上記構成により、外部からの操作でエア室内に弁軸のエア通路を介してエアを 供給すれば、このときのエア圧でシリンダがピストンの外周側を摺動しながらエ ア室を拡張するように変位し、該シリンダの先端側に固着された弁体が弁ばねに 抗して弁座から離座し、散水弁を開弁させて散水口から散水を行うことができる 。
【0017】 また、前記エア通路を介したエアの供給を停止すれば、エア室内の圧力が下が り、シリンダは弁ばねに付勢されて弁軸の先端側へと変位するので、該シリンダ に固着された弁体が弁座に着座して散水弁が閉弁し、散水を停止することができ る。
【0018】
【実施例】
以下、本考案による実施例を図1に基づいて詳述する。なお、前述した従来技 術と同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0019】 図中、21は本実施例による散水弁を示し、該散水弁21は弁本体22および 後述の弁軸23、エアシリンダ25、弁体28等から構成されている。ここで、 該弁本体22は従来技術で述べた弁本体4とほぼ同様に、内側に弁室Bを画成す る球状部22Aと、該球状部22Aに一体形成された接続口22B、散水口22 C、ボス部22Dおよび弁座22E等から構成されるものの、該弁本体22のボ ス部22Dは球状部22A外へと上向きに突出し、前記従来技術によるボス部4 Dよりも短尺に形成されている。
【0020】 23は弁室B内を上,下に伸長するように弁本体22のボス部22Dに設けら れた弁軸を示し、該弁軸23は中間が大径部23Aとなり、該大径部23Aの両 端に小径の基端部23B,先端部23Cを有する段付棒状に形成され、基端部2 3B,先端部23Cの両端にはそれぞれねじ部23B1 ,23C1 が形成されて いる。そして、該弁軸23は基端部23Bをボス部22Dに弁本体22の内側か ら挿通し、ボス部22Dから外向きに突出したねじ部23B1 にナット24を締 着することによって弁本体22に取付けられている。また、該弁軸23の先端部 23Cは前記弁座22Eの中央に向けて弁室B内を下向きに伸長するようになっ ている。
【0021】 25はシリンダを示し、該シリンダ25は筒部25Aと該筒部25Aの上端側 を施蓋する蓋部25Bとから有蓋筒状に形成され、該シリンダ25の筒部25A は蓋部25よりも上側まで伸びるように形成されている。また、該筒部25Aの 上端内周側にはねじ部25A1 が、筒部25Aの下端側外周にはねじ部25A2 が形成され、蓋部25Bの中央には摺動穴25Cが形成されている。
【0022】 26はシリンダ25のねじ部25A1 に取付けられた蓋体を示し、該蓋体26 には前記蓋部25Bと同様に摺動穴26Aが穿設され、外周側にはシリンダ25 のねじ部25A1 に螺合するねじ部26Bが形成されている。そして、該蓋体2 6はシリンダ25のねじ部25A1 に締着され、筒部25Aの上端側から止めね じ27を径方向に締付けることによって緩み止めされている。ここで、該蓋体2 6と前記シリンダ25は、各摺動穴25C,26Aを介して弁軸23に挿嵌され 、これにより、シリンダ25は筒部25Aが弁軸23の下端側周囲を取囲んで弁 座22E側に向けて伸長するように、弁軸23に摺動可能に支持される。
【0023】 28はシリンダ25の下端側に固着され、弁座22Eに離,着座する弁体を示 し、該弁体28は内周側にねじ部28A1 が形成された筒状の取付部28Aと、 該取付部28Aの下端側に一体形成された円板状の弁板28Bとから構成されて いる。そして、該弁体28は取付部28Aをシリンダ25のねじ部25A2 に締 付け、さらに、ねじ部25A2 の基端側から締付けたナット29を該取付部28 Aと衝合させることにより、シリンダ25の下端側に固着されている。また、弁 板28Bの中央部には小孔28Cが軸方向に穿設され、該小孔28Cはシリンダ 25内を散水口22側に常時連通させることにより、後述のピストン31がシリ ンダ25内で円滑に摺動するのを補償している。
【0024】 30は弁ばねを示し、該弁ばね30は従来技術の弁ばね8とほぼ同様に構成さ れているものの、該弁ばね30はシリンダ25の外周側に位置して球状部22A のボス部22Dと弁体28との間に設けられ、該弁体28をシリンダ25と共に 常時下方向に付勢し、弁体28を弁座22Eに着座させるようになっている。
【0025】 31は弁軸23の下端側に固着された厚肉環状のピストンを示し、該ピストン 31は前記弁軸23の先端部23Cに挿通され、下端側のねじ部23C1 からナ ット32を締着することにより、該弁軸23に固定されている。そして、該ピス トン31は、前記シリンダ25の筒部25A内に摺動可能に挿嵌され、シリンダ 25の蓋部25Bとの間にエア室Cを画成するようになっている。
【0026】 33は前記弁軸23内に形成されたエア通路を示し、該エア通路33は弁軸2 3の上端側に形成された接続部33A1 から軸方向に大径部23Aの下端まで伸 長する軸穴33Aと、該軸穴33Aの下端と連通するように、大径部23Aの径 方向に形成された横穴33Bとによって構成され、該横穴33Bはエア室C内に 連通するようになっている。
【0027】 以上の如く構成される散水弁21は従来技術による散水弁3に替え、排水パイ プ2の先端側に接続口22Bのフランジ部22B1 を固着してタンクローリ車1 00に取付けられる。そして、弁軸23の接続部33A1 には、途中にエアバル ブが設けられたエアパイプ等を介してエアポンプ(いずれも図示せず)を接続し 、運転室101内よりエアバルブを操作して弁軸23のエア通路33からシリン ダ25のエア室C内にエアを導入し、散水弁21の開閉操作を行う。
【0028】 即ち、エア室C内の圧力が所定圧以上になると、シリンダ25がピストン31 の外周側を摺動しながらエア室Cを拡張するように上方へ変位し、このとき、シ リンダ25の下端に固着された弁体28が弁ばね31に抗して弁座22Eから離 座して開弁するようになっている。また、エア通路33内にエアの供給を停止す れば、エア室C内の圧力が下がり、シリンダ25は弁ばね30に付勢されて弁軸 23の先端側へ変位し、該シリンダ25に固着された弁体28は弁座22Eに着 座して閉弁する。
【0029】 本実施例による散水弁は以上に述べた構成を有するもので、その基本的な作動 については従来技術によるものと格別差異はない。
【0030】 然るに、本実施例では、弁本体22の弁室B内に設けたシリンダ25とピスト ン31との間に画成されるエア室Cにエアを給排することによって、弁体28を 弁座22Eに離着座させるようにしたから、タンクローリ車100の運転室10 1内からエアバルブの開閉操作を行うだけで、散水弁21を簡単に開閉すること ができる。そして、弁軸23およびシリンダ25は完全に弁本体22内に収容さ れるため、全体をコンパクトに形成できる上に、タンクローリ車100の車体ま たは散水タンク1に当該散水弁21を取付けるときには省スペースな取付けが可 能となり、エアシリンダを散水弁3の外部に設けた従来技術に比べても、部品点 数を抑えてコストダウンを図ることができる。
【0031】 また、従来技術では、散水弁3の弁軸5と弁本体4のボス部4Dとを液密かつ 摺動可能にシールするため、グリースを補充するなどの保守,点検が必要であっ たが、本実施例では、弁本体22から外部に突出する摺動部が存在しないため、 散水弁21を予め液密に形成することが容易で、当該散水弁21から水漏れが発 生するような不具合をなくすことができる。
【0032】 なお、前記実施例では、弁ばね30をシリンダ25の外側に配設する場合を例 に挙げて説明したが、本考案はこれに限らず、弁ばねはシリンダ25内に設ける ようにしてもよく、この場合には、例えばピストン31と弁体28の弁板28B との間に弁ばねを設けるようにすればよい。
【0033】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案では、散水タンク側の接続口と散水口とを有し、該 接続口と散水口との間に環状の弁座が形成された弁本体と、基端側が前記接続口 側寄りに位置して該弁本体に取付けられ、先端側が前記弁座側に向けて伸長した 弁軸と、基端側が該弁軸に摺動可能に設けられ、先端側が該弁軸の先端側周囲を 取囲むように前記弁座側に向けて伸長した有蓋筒状のシリンダと、該シリンダの 先端側に固着され、該シリンダが変位することにより前記弁座に離,着座する弁 体と、該弁体を常時閉弁方向に付勢した弁ばねと、内周側が前記弁軸の先端側に 固着され、外周側が前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌されることにより該シリン ダの基端側との間にエア室を画成したピストンと、前記弁軸に形成され、前記弁 ばねに抗して弁体を開弁させるべく、前記弁軸の外部から前記エア室内にエアを 供給するエア通路とから散水弁を構成したから、外部からの操作でエア室内にエ ア通路を介してエアを供給すれば、エア室内のエア室によってシリンダがピスト ンの外周側を摺動しながらエア室を拡張するように変位し、シリンダの先端側に 固着された弁体を弁ばねに抗して弁座から離座させることができ、当該散水弁を 簡単に開弁させることができる。
【0034】 また、エア通路へのエアの供給を停止すれば、エア室内の圧力が下がり、シリ ンダは弁ばねに付勢されて弁軸の先端側へと変位するので、シリンダに固着され た弁体を弁座に着座させて散水弁を閉弁することができ、外部からのエアの給排 を制御するだけで簡単に散水弁の開閉操作を行うことができる。
【0035】 そして、本考案によれば、シリンダ,ピストンおよび弁軸を完全に弁本体内に 収容でき、全体をコンパクトに形成できる上に、例えばタンクローリ車の車体ま たは散水タンク等に当該散水弁を取付けるときに省スペースな取付けができ、部 品点数を抑えて組立て時の作業性を向上することが可能となる。また、弁本体か ら外部に突出する弁軸等の摺動部が存在しないため、散水弁を予め液密に形成す ることが容易となり、水漏れの発生を防止できる等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による散水弁を拡大して示す縦
断面図である。
【図2】従来技術による散水弁が設けられたタンクロー
リ車を示す縦断面図である。
【図3】従来技術による散水弁を拡大して示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 散水タンク 21 散水弁 22 弁本体 22B 接続口 22C 散水口 22E 弁座 23 弁軸 25 シリンダ 28 弁体 30 弁ばね 31 ピストン 33 エア通路 C エア室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散水タンク側の接続口と散水口とを有
    し、該接続口と散水口との間に環状の弁座が形成された
    弁本体と、基端側が前記接続口側寄りに位置して該弁本
    体に取付けられ、先端側が前記弁座側に向けて伸長した
    弁軸と、基端側が該弁軸に摺動可能に設けられ、先端側
    が該弁軸の先端側周囲を取囲むように前記弁座側に向け
    て伸長した有蓋筒状のシリンダと、該シリンダの先端側
    に固着され、該シリンダが変位することにより前記弁座
    に離,着座する弁体と、該弁体を常時閉弁方向に付勢し
    た弁ばねと、内周側が前記弁軸の先端側に固着され、外
    周側が前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌されることによ
    り該シリンダの基端側との間にエア室を画成したピスト
    ンと、前記弁軸に形成され、前記弁ばねに抗して弁体を
    開弁させるべく、前記弁軸の外部から前記エア室内にエ
    アを供給するエア通路とから構成してなる散水弁。
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