JPH06184159A - モネンシン誘導体 - Google Patents

モネンシン誘導体

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JPH06184159A
JPH06184159A JP5177852A JP17785293A JPH06184159A JP H06184159 A JPH06184159 A JP H06184159A JP 5177852 A JP5177852 A JP 5177852A JP 17785293 A JP17785293 A JP 17785293A JP H06184159 A JPH06184159 A JP H06184159A
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JP
Japan
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compound
monensin
formula
control
molar
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Withdrawn
Application number
JP5177852A
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English (en)
Inventor
George O P O'doherty
ジョージ・オリバー・プランケット・オードハーティ
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Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/10Spiro-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ポリエーテルモネンシンのC−25モノヒド
ラジン誘導体、及びC−25,C−26−ビスヒドラジ
ン誘導体又はそれらの製薬的に許容される塩。 [式中、Rは−CHOH又は−CH=N−NH−Ph
で示される基であり、但しPhはハロゲン、ニトロ、C
1−3(パーフルオロ)アルキル、C1−3(パーフル
オロ)アルコキシ、CN等で置換されていてもよいフェ
ニル基を表わす] 【効果】 本発明の誘導体は酪農、養鶏などを含む家畜
農業に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】モネンシンの発見は意義深いものであっ
た。モネンシンは、現在「ポリエーテル」抗生物質とし
て知られている抗生物質の中で最初のものである。モネ
ンシンは、ニワトリ及び七面鳥に使用される抗コクシジ
ウム症薬として登録商標「CobanR」にて市販されてお
り、全世界にわたって最も広範に使用されている抗コク
シジウム症薬の1つである。反芻動物に使用されるもの
としては、登録商標「RumensinR」にて市販されている
ものがあるが、その効果は瘤胃(ルーメン)叢を改変
し、アセテートよりもプロピオネートの産生を良好にす
ることにより発育増進と飼料効率とを改善させることに
ある。対応特許として、その化合物及び抗コクシジウム
症的使用に関する第3,501,568号、及び反芻動
物での使用に関する第3,839,557号がある。第
3,839,557号を引用によって本明細書に包含さ
せる。モネンシンの構造は古くから知られており、その
誘導体が幾つか製造されている。しかし、商業的レベル
での関心を集めるほどのものはこれまでに見いだされて
いない。
【0002】
【発明の簡単な概要】本発明はモネンシンの新規な誘導
体に関する。この誘導化はC−25位におけるものであ
り、さらにC−26位をも誘導化されているものもあ
る。本発明の化合物は式:
【化3】 [式中、Rは−CH2OH、又は式:
【化4】 で示される基であり、Rは個別にハロゲン、ニトロ、
1−C3低級アルキル、C1−C3パーフルオロアルキ
ル、1,1,2,2−テトラフルオロエチル、C1−C3
低級アルコキシ、C1−C3パーフルオロアルコキシ、
1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ、又はシアノ
であり、mはそれぞれ個別に0−5の整数である。ただ
し、いずれかのRがハロゲン以外の基である場合、そ
れに関係する環におけるmは1−3の整数である]で表
される化合物、及びその製薬的に許容され得る塩を包含
する。
【0003】本発明の誘導体は、モネンシン自身が使用
される同じ態様によって、反芻動物のフローラ(叢)を
改変させ、発育増進及び飼料効率を改善させるため、反
芻動物を処置するのに有用である。本発明の誘導体は、
乳汁を分泌する反芻動物のミルク産生を増大させるため
にも使用することができる。本発明の誘導体は、モネン
シンよりも大きな安全因子を有していることから有益で
ある。即ち、本発明誘導体は、酪農場においてモネンシ
ンでは時々認められる飼料摂取量の初期減少を引き起こ
さない。従って、本発明は新規かつ予想外の発見に基づ
くものである。
【0004】
【発明の詳しい説明】本発明の化合物は、モノヒドラジ
ン誘導体(モネンシン自身におけるようなR=CH2
H)と、ビスヒドラジン誘導体(R=下式で示される基
【化5】 の2つのサブクラスに分類される。
【0005】これら両サブクラスの化合物は、開環構造
体との平衡で存在する。モノヒドラジン化合物では、そ
の平衡は以下のように表される:
【化6】
【0006】ビスヒドラジン誘導体では、その平衡は以
下のようになる:
【化7】 本明細書では、環状体を用いて特許請求しているが、そ
の他方の構造体をも包含していると考えるべきである。
【0007】本発明の化合物を製造するには、式:
【化8】 で示される酸形態、又は適当な塩形態、通常はナトリウ
ム塩形態のモネンシンを、式:
【化9】 で示されるフェニルヒドラジン化合物と反応させる。
【0008】この反応は、アルカノール、酢酸、DM
F、DMSOなどの適当な反応媒質において簡便に実施
される。反応は0−100℃などの広範な温度範囲にて
進行するが、高い又は低い温度では利点がなく、通常は
約10−25℃の環境室温にて行う。この反応は反応体
を等モル量で消費する。モノ又はビス生成物のいずれか
を他方を排除して入手するには、若干の簡単な実験を要
する場合がある。一般には、エタノール中にて若干過剰
量のヒドラジン化合物と共に、モネンシンを遊離酸とし
て使用すればモノ生成物が優先的に得られる。酢酸中、
最小限3モルのヒドラジン化合物と共に、ナトリウム塩
のモネンシンを使用すれば、ビス生成物が優勢になる。
【0009】生成物は遊離酸として得られるのが通常で
あるが、当業者に周知の操作によって所望の製薬的に許
容され得る塩に変換することができる。塩の形成は原理
的にはカルボン酸にて起こる。適当な塩には、ナトリウ
ム、カリウム及びリチウムなどのアルカリ金属塩、カル
シウムなどのアルカリ土類金属塩、他の無機塩基塩、及
び1級、2級及び3級低級アルキル(C1−C4)アミン
類の塩などがある。このような塩は、酸形態にある本発
明の誘導体を適当な塩基と反応させることによって、標
準的な手法にて製造される。通常、この酸を適当な溶媒
に溶解し、所望の塩基の溶液を加える。得られた塩は常
法によって分離される。
【0010】以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明
する。実施例1 モネンシンC−25−フェニルヒドラジン誘導体ナトリ
ウム塩 モネンシン酸(0.67g、0.001モル)及びフェ
ニルヒドラジン(0.2ml、0.002モル)をエタノ
ール10ml に溶解し、25℃にて16時間放置する。
TLC(エタノール:酢酸エチル、1:9)では、残留
モネンシンが認められなかった。得られた反応混合物を
ジエチルエーテル約50ml で希釈し、2N塩酸、水及
び重炭酸ナトリウム溶液で順次洗浄した。次いで、この
洗浄した混合物を蒸発乾固した。得られた残留物にジエ
チルエーテル(5ml)を加え、冷却し、濾過し、残留生
成物を得た。調製用TLC(酢酸エチル:エタノール、
9:1)により、1ポットの物質200mgを得た。こ
れは140℃で融解した。元素分析は以下の値を示し
た: この生成物の本体を質量スペクトル分析によって確認し
た。それは783(M+1+22ナトリウム)のイオン
を示した。この反応を大規模にして繰り返し、融点14
2−144℃の生成物を得た。
【0011】実施例2及び3 モネンシンC−25−((p−ニトロフェニル)ヒドラ
ジン誘導体ナトリウム塩、及びC−25,C−26−ビ
ス((p−ニトロフェニル)ヒドラジン)誘導体ナトリ
ウム塩 モネンシン・ナトリウム塩(700mg、0.001モ
ル)及び(p−ニトロフェニル)ヒドラジン(500m
g、0.003モル)を酢酸10ml 中で反応させ、実
施例1に記載のようにして処理し、モネンシンC−25
−(p−ニトロフェニル)ヒドラジン誘導体を得た。そ
の本体を質量スペクトル、赤外吸収スペクトル及びNM
Rスペクトル分析によって確認した。残りの反応混合物
を、酢酸エチル:エタノール9:1を使用する二酸化シ
リコンのクロマトグラフィーにかけ、深黄色物質を入手
し、それを酢酸エチル−Skellysolve Bにより結晶化
した。得られた生成物は208−212℃にて分解しつ
つ融解した。ビス誘導体としてのその本体であるモネン
シンC−25,C−26−ビス((p−ニトロフェニ
ル)ヒドラジン)誘導体ナトリウム塩を質量スペクト
ル、赤外吸収スペクトル及びNMRスペクトル分析によ
って確認した。
【0012】実施例4 モネンシンC−25−(p−(トリフルオロメチル)フ
ェニル)ヒドラジン誘導体ナトリウム塩 モネンシン酸(3.3g、0.005モル)及び(p−
(トリフルオロメチル)フェニル)ヒドラジン(1.0
g、0.006モル)をエタノール30ml 中で反応さ
せ、実施例1に記載のようにして処理した。得られた生
成物の質量スペクトル分析は、M+1=851のイオン
を示した。
【0013】実施例5 モネンシンC−25−(p−メトキシフェニル)ヒドラ
ジン誘導体ナトリウム塩 モネンシン・ナトリウム塩(3.5g、0.005モ
ル)及び(p−メトキシフェニル)ヒドラジン塩酸塩
(3.0g、0.02モル)を酢酸50ml 中で反応さ
せ、得られた反応混合物を実施例1に記載のようにして
処理した。所望の生成物を非晶質の黄褐色粉末として入
手した。融点140−145℃。質量スペクトル分析で
は、M+1=790のイオンを示した。
【0014】実施例6 モネンシンC−25,C−26−ビス(p−(トリフル
オロメチル)フェニル)ヒドラジン誘導体ナトリウム塩 モネンシン・ナトリウム塩(3.5g、0.005モ
ル)及び(p−(トリフルオロメチル)フェニル)ヒド
ラジン(3.0g、0.018モル)を酢酸50ml 中
で反応させ、得られた反応混合物を実施例1に記載のよ
うにして処理した。所望の生成物を黄色固形物として入
手した。融点180−185℃。質量スペクトル分析で
は、M+1=1005のイオンを示した。
【0015】実施例7 モネンシンC−25,C−26−ビス(フェニルヒドラ
ジン)誘導体ナトリウム塩 モネンシン・ナトリウム塩(0.7g、0.001モ
ル)及びフェニルヒドラジン(1ml、0.01モル)を
酢酸中で反応させ、得られた反応混合物を実施例1に記
載のようにして処理した。生成物は、融点204℃の淡
黄色固形物であった。元素分析は以下の値を示した: 質量スペクトル分析(電場脱着)は、M+1=870の
イオンを示した。
【0016】実施例8 モネンシンC−25,C−26−ビス(p−ブロモフェ
ニル)ヒドラジン誘導体ナトリウム塩 モネンシン・ナトリウム塩(3.5g、0.005モ
ル)及びp−ブロモフェニルヒドラジン塩酸塩(1.5
g、0.007モル)を酢酸中で混合し、得られた混合
物を25℃で3日間撹拌した。得られた反応混合物を前
実施例に記載のようにして処理し、黄色結晶固形物とし
て生成物を入手した。それは155℃で焼結し、170
℃で融解した。質量スペクトル分析では1029(M+
1)のイオンを示した。元素分析は以下の値を示した:
【0017】本発明の化合物は、動物農場における、食
肉用の又はミルクもしくは他の産物の生産のために成育
されている反芻動物に使用できる。本発明の化合物によ
り、食肉生産のために成育されている動物はその発育及
び飼料効率が増大する。また、本発明の化合物により、
鼓張症が軽減及び/又は予防される。乳汁分泌動物で
は、本発明の化合物により飼料効率が改善され、乳汁分
泌の要求に見合うエネルギー供給が高められる。従っ
て、本発明の化合物によって、ケトン症が軽減及び/又
は予防される。本発明の化合物は多くの反芻動物の種に
使用することができる。最も重要な種はウシ、ヒツジ及
びヤギである。本発明化合物は有効な量を投与する。そ
の量は、種、動物の年令、所望の特定効果、及び獣医学
者に知られている他の因子によって大幅に変動する。一
般には、動物の体重1kg当たり0.25−1.0mgの
範囲が有効量である。多くの場合、0.25−1.0m
g/動物体重kg以下の量で十分である。
【0018】本発明の化合物が動物に効果を発揮するの
は消化管及びその内容物を媒介にして行われるので、本
化合物は経口的に投与するのが好ましい。正確な投与方
法は重要でない。本発明の化合物は錠剤、水薬、ボーラ
ス、又はカプセル剤に製剤化することができる。また、
本発明の化合物は動物の飲料水に添加することによって
投与することもできる。しかし、好ましい投与法は、動
物の普通の飼料中に添加する方法である。この業界では
普通、活性物質と共に1つ又はそれ以上の生理学的に許
容し得る担体を含有する濃縮プレミックスを調製するの
が慣行である。この活性物質は濃度0.5−50%に
て、好ましくは10−25%にて存在させるのが望まし
い。このようなプレミックスは販売及び配布に簡便であ
り、そうして栄養物質、微量ビタミン及びミネラル、及
び他の動物飼料の通常の成分によって希釈され得る。得
られた産物は、動物に実際に与える最終飼料となり得
る。このような最終飼料には、本発明の化合物が通常、
5−120g/トンの濃度で、そして多くは10−30
g/トンの濃度で存在する。得られた産物は、「敷肥」
として通常の動物飼料の上方から散布される、本発明化
合物を含有する若干濃縮した組成物にもなり得る。材料
を動物に供給するための他の手法及び製剤の多くは獣医
学の分野では周知である。本発明の化合物を以下の多く
の試験によって評価した。
【0019】バッチ発酵槽試験 この試験は、ルーメンの作用を模擬した発酵フラスコ
中、インビトロにて行い、この試験結果は、ルーメン液
中のアセテート、プロピオネート及びブチレートの量を
分析することによって判定した。ルーメン液は、外科的
に設置したルーメンに開口するフィステルを有する雄性
子牛(steer)から入手した。この雄性子牛は実質的に以
下の食糧によって成育させた。成 分 パーセンテイジ 粗粒状トウモロコシ 40.89 粒状トウモロコシ穂軸 35 大豆ミール(50%タンパク質) 8.1 アルファルファ・ミール 4 糖蜜 10 尿素 0.65 リン酸二カルシウム 0.6 炭酸カルシウム 0.3 塩 0.3 ビタミンA及びD2プレミックス 0.07 ビタミンEプレミックス 0.05 微量ミネラルプレミックス 0.04
【0020】この食糧によって成育させた雄性子牛由来
の液を使用する試験を「モネンシン無し」と命名する。
この食糧にモネンシンを11ppmで含有させる以外は同
様の食糧によって成育させた雄性子牛から得た液を使用
する他の試験を行った。この試験を「モネンシン投与」
と命名する。いずれかのルーメン液の試料を4枚のチー
ズクロスで漉し、得られた排出液を真空ボトルに集め
た。チーズクロスによって保持された粒状物を十分量の
生理学的緩衝液中に再懸濁し、それをルーメン液の初期
容量に戻し、その排出液を再び漉した。使用した緩衝液
は以下のものである:成 分 g/リットル Na2HPO4 0.316 KH2PO4 0.152 NaHCO3 2.260 KCl 0.375 NaCl 0.375 MgSO4 0.112 CaCl2 0.038 FeSO4・7H2O 0.008 MnSO4 0.004 ZnSO4・7H2O 0.004 CuSO4・5H2O 0.002 CoCl2 0.001 この緩衝液はChengらのJ.Dairy Sci.38,1225(1955)に記
載されている。
【0021】得られた2つの排出液を別個の漏斗中に保
存し、上記と同じ緩衝液で1:1に希釈し、塩酸又は水
酸化ナトリウムでpH7.0に調節した。先に調製した
希釈ルーメン液10ml を、上記と同じ食糧100mgを
入れた25ml 容量フラスコに入れた。以下に示す表に
挙げた濃度を与えるに十分な量の試験化合物をその食糧
に加えた。各処置ごとに3つの反復実験フラスコを用い
た。さらに、それぞれ3つの非処置の対照フラスコも2
組調製した。対照フラスコの1組は試験フラスコと一緒
に38℃で16時間インキュベートした。別の3つの非
処置対照フラスコの組みは0時間対照であり、フラスコ
調製後可能な限り素早く25%メタリン酸1ml を加
え、発酵を停止させているものである。
【0022】インキュベートする試験フラスコ及び対照
フラスコにおける発酵は、それぞれのフラスコに25%
メタリン酸1ml を16時間又は24時間の時点に添加
することで停止させる。調製される試料すべてを300
0RCFで遠心し、得られた上清を、アセテート、プロ
ピオネート及びブチレートについてガスクロマトグラフ
ィーにかけ分析する。得られたデータを、種々のフラス
コ中にて産生された酢酸、プロピオン酸、及び酪酸のモ
ル濃度%として以下に報告する。
【0023】表1−表11 バッチ発酵槽試験データ
【表1】モネンシン無し 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 67.04 21.01 11.95 (16時対照) − 69.60 21.85 8.56 1 5 65.25 25.86 8.90 1 68.21 22.45 9.34 0.2 69.77 21.65 8.59 3 5 67.09 23.54 9.37 1 69.22 21.15 9.63 0.2 68.74 21.57 9.69 4 5 66.00 25.28 8.72 1 67.11 23.35 9.54 0.2 66.72 22.93 10.35 6 5 67.65 23.07 9.28 1 70.14 21.07 8.79 0.2 68.48 21.87 9.65 7 5 66.54 23.69 9.77 2 69.64 20.96 9.40 0.2 70.59 20.35 9.06 モネンシン 5 64.52 25.59 9.89 1 63.91 25.87 10.22 0.2 68.85 21.65 9.50
【0024】
【表2】モネンシン無し 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 74.79 19.12 6.09 (16時対照) − 63.60 23.98 12.41 1 3 63.90 25.19 10.91 1 67.19 22.18 10.63 0.3 66.19 22.28 11.53 3 3 66.95 22.62 10.42 1 65.21 23.42 11.37 0.3 66.21 22.23 11.56 4 3 65.55 24.30 10.15 1 63.86 24.81 11.32 0.3 67.31 21.73 10.96 6 3 65.97 23.29 10.75 1 67.38 22.12 10.50 0.3 67.71 21.36 10.93 7 3 66.53 23.14 10.33 1 68.69 21.17 10.14 0.3 68.31 20.77 10.92 モネンシン 3 62.91 26.45 10.64 1 67.66 22.44 9.90 0.3 69.13 20.51 10.37
【0025】
【表3】モネンシン無し 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 76.66 17.29 6.85 (16時対照) − 71.65 20.81 8.34 5 20 69.85 22.62 7.52 10 70.36 21.34 8.29 5 71.04 20.78 8.18
【0026】
【表4】モネンシン投与 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 71.56 19.83 8.60 (16時対照) − 68.98 20.39 10.64 1 5 64.21 26.05 9.74 5 67.86 22.61 9.53
【0027】
【表5】モネンシン投与 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 71.02 20.65 8.32 (16時対照) − 68.10 20.65 11.25 1 10 65.23 25.14 9.62 5 67.22 23.30 9.48 2.5 67.04 22.45 10.51 1 67.06 21.54 11.40 1 10 67.53 22.56 9.92 5 67.35 21.51 11.14 2.5 67.75 21.36 10.89 1 67.13 20.98 11.89
【0028】
【表6】 実験No.RL−5905モネンシン投与 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 71.43 22.43 6.14 (16時対照) − 66.37 23.36 10.27 1 10 63.35 27.03 9.61 10 58.15 33.16 8.69
【0029】
【表7】モネンシン投与 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 70.15 23.68 6.18 (16時対照) − 64.47 24.20 11.32 1 5 62.49 27.36 10.14 5 57.55 32.81 9.65
【0030】
【表8】モネンシン投与 実施例1の化合物の種々のロットを比較する 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 71.47 22.31 6.22 (16時対照) − 66.09 22.98 10.93 1 5 56.51 33.18 10.31 5 62.67 27.96 9.37 5 61.32 27.92 10.76 5 63.96 25.43 10.61 5 56.04 33.21 10.75
【0031】
【表9】モネンシン投与 実施例1の化合物の種々のロットの比較 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 71.63 21.63 6.75 (16時対照) − 66.29 23.05 10.67 1 10 60.82 30.81 8.37 5 63.01 27.47 9.52 2.5 63.14 27.61 9.24 1 66.35 23.98 9.75 1 10 65.16 24.65 10.19 5 65.16 23.92 10.92 2.5 60.04 29.82 10.14 1 64.60 25.65 9.75 1 10 65.05 25.07 9.87 5 65.32 24.09 10.59 2.5 65.10 25.03 9.87 1 65.28 24.09 10.64 1 10 61.16 30.11 8.73 5 62.05 28.72 9.23 2.5 62.87 27.72 9.41 1 62.06 27.14 10.80 1 10.5 54.35 35.68 9.97 5 56.35 32.87 10.78 2.5 60.31 29.79 9.91 1 65.16 25.35 9.48
【0032】
【表10】モネンシン無し 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 73.7 16.9 9.5 (24時対照) − 72.0 18.3 9.6 2 10 67.3 24.0 8.7 5 68.2 23.0 8.8 2.5 70.1 20.5 9.4 8 10 71.6 19.9 9.7 5 71.6 18.8 9.5 2.5 71.3 18.8 9.8 モネンシン 5 67.0 24.6 8.4
【0033】
【表11】モネンシン無し 産生される揮発性脂肪酸 実施例化合物 用量 酢酸 プロピオン酸 酪酸 (μg/ml) (モル濃度%) (モル濃度%) (モル濃度%) 対照 (0時対照) − 72.7 17.8 9.4 (24時対照) − 71.3 19.0 9.6 2 10 67.3 23.9 8.8 5 68.2 22.6 9.0 2.5 70.1 20.8 9.4 モネンシン 5 67.1 24.4 8.4 上記の各表は本発明の化合物がプロピオン酸産生を上昇
させることを示している。
【0034】連続発酵槽試験 本発明の化合物を連続発酵フラスコにてさらに評価し
た。これらの連続発酵フラスコは長時間のルーメン作用
を模擬するものである。各フラスコは、液体挿入口、固
体挿入口、サンプリング口及び、発酵によって生成され
るガスを受けるゴム製袋に導くガス排出チューブを備え
た気密容器である。各フラスコの液体容量を、液体捕集
容器に導くスタンドパイプによって550mlに制御し
た。フラスコの温度は38℃−40℃に制御し、各フラ
スコを撹拌子によって穏やかに撹拌した。バッチ発酵槽
試験で使用した食糧と同じものを与えておいたフィステ
ル作製した雄性子牛から、漉したルーメン液550ml
を入手し、それをフラスコに加えることで、各実験を開
始させた。排出液採取用フラスコには、希釈メタリン酸
50ml を前もって加えておき、フラスコから溢れ出る
液における発酵を停止させた。フラスコに栓をし、ガス
捕集袋を取り付けた。pH6.8−7.0の緩衝液を各
フラスコに連続して加えた。この緩衝液は以下の組成を
有していた:成 分 g/リットル リン酸水素ナトリウム 2.2 塩化マグネシウム 0.036 重炭酸ナトリウム 5.9 塩化カリウム 0.34 塩化ナトリウム 0.28 尿素 1.0 塩化カルシウム 0.024 この緩衝液を875ml/日の割合で加えた。
【0035】各フラスコに適当な食糧10gをさらに日
に2回、7日間食糧口から加えた。食糧投与後には各投
与ごとに、ガス出口をふさぎ、そのフラスコに二酸化炭
素を注ぎいれた。毎日、排出液を採取し、分析し、そし
てフラスコに残ったガスを採取し、分析した。フラスコ
の液力学容量875ml 中、以下の表に示す適当な化合
物の濃度を与えるよう飼料中に化合物を添加した。各フ
ラスコから得られる排出液に基づいて、アセテート、プ
ロピオネート及びブチレートのデータを各フラスコごと
に入手した。各フラスコから得られる排出ガスをメタン
について分析した。メタンが阻害されれば、アセテート
が噴出メタンではなく利用可能なエネルギーに転用され
ることによって、反芻動物における飼料利用率がより効
率的になる。殆どの試験にて、各化合物の各処置レベル
について2つのフラスコを使用し、すべての処置日に得
られるこの両フラスコから入手したデータをプールし、
それらの平均をとった。50%干し草と50%混合飼料
(上記試験1に記載)とを含有する食糧を与えた十分な
フラスコを用い、入手した試験のデータを、以下の表に
示す。選択した本発明の試験化合物の結果を以下の表に
示す。
【0036】表12−14 連続発酵槽試験データ
【表12】 揮発性脂肪酸(モル濃度%) 実施例化合物 濃度 酢酸 プロピオン酸 酪酸 CH4 (mg/リットル) (mmol/日) (対照) - 49.4 ± 2.2 41.5 ± 2.1 9.0 ± 0.7 2.8 1 1 44.3 ± 5.8 46.1 ± 5.1 9.7 ± 0.9 3.4 モネンシン 1 41.4 ± 8.6 47.8 ± 6.8 10.8 ± 2.0
2.2
【表13】 揮発性脂肪酸(モル濃度%) 実施例化合物 濃度 酢酸 プロピオン酸 酪酸 CH4 (mg/リットル) (mmol/日) (対照) - 49.1 ± 1.6 41.9 ± 1.8 8.9 ± 0.7 4.6 4 1 44.0 ± 5.5 46.1 ± 4.7 9.8 ± 1.1 4.3 モネンシン 1 41.6 ± 7.9 48.6 ± 7.1 9.8 ± 1.1 2.3
【表14】 揮発性脂肪酸(モル濃度%) 実施例化合物 濃度 酢酸 プロピオン酸 酪酸 CH4 (mg/リットル) (mmol/日) (対照) - 48.1 ± 1.1 42.0 ± 1.8 9.9 ± 1.1 2.2 7 1 47.3 ± 1.3 43.6 ± 2.4 9.1 ± 1.4 1.1 モネンシン 1 40.2 ± 8.3 51.2 ± 9.7 8.6 ± 1.7 2.5 上記の表のデータもまた、本発明の化合物がプロピオン
酸産生を上昇させることをさらに示している。
【0037】プレミックス 実施例1の化合物を含有するプレミックスを以下のよう
にして製造した: 米外殻及び防塵オイルをHobartミ
キサー中で5分間混合した。実施例1の化合物を加え、
さらに5分間混合を続けた。これにより以下の組成を有
している均質なプレミックスを入手した: このプレミックスは13.23%の濃度で実施例1の化
合物を含有していた。
【0038】敷 肥 上記のプレミックスを使用し、酪農業に適した「敷肥」
を調製した。プレミックスの一部を、以下の組成を有す
る標準的な酪農用担体と混合し、1000ポンド当たり
に1.512kgのプレミックスを含有する敷肥組成物を
入手した: 成 分 粒状トウモロコシ 20 粗びきトウモロコシ穂軸(Grit-O-cobs) 38 サトウキビの糖蜜 2.5 エンバク 11 大豆ミール(48%タンパク質) 25 ビタミンA及びD3プレミックス 1.1 塩 0.4 動物性脂肪 100.0
【0039】酪農試験 1回経産乳牛及び多回経産乳牛を含む酪農乳牛にて、実
施例1の化合物をさらに評価した。乳牛に、35%まぐ
さ及び65%濃厚飼料、又は50%まぐさ及び50%濃
厚飼料(乾燥物基準の百分率)のいずれかを含有する飼
料を与えた。23匹の乳牛の1グループには、これらの
飼料のみを与えた(10匹には35/65飼料;13匹
には50/50飼料)。21匹の乳牛の別のグループに
は、上記のトップミックスを添加して朝食時に散布する
改変飼料を与えた(11匹には35/65飼料を与え、
10匹には50/50飼料を与え、両者共にトップミッ
クスによって改変した)。この食餌計画により、式(I)
の化合物は200mg/頭/日、又は0.36mg/kg体
重与えられることになる。実施例1の化合物を投与する
群の乳牛の場合、その試験期間及び処置は、分べん前の
少なくとも1日目に開始し、それを哺乳期間の約84日
間続行した。ミルク産出量、食物摂取量、体重、及び血
漿ケトン体濃度を測定した。化合物の相互作用に基づく
食事の効果は認められなかったので、すべての対照動物
及びすべての処置動物についての結果を一緒にまとめ
た。得られた結果を以下の表に示す。
【0040】
【表15】酪農試験 測定するパラメーター 対照 実施例1の化合物による処置 ミルク,kg/d 28.8 30.0 脂肪,% 2.74 2.65 タンパク質,% 3.00 2.95 3.5脂肪補正ミルク,kg/d 25.2 25.6 乾燥物摂取量,kg/d 15.9 16.2 体重,kg 539 549
【0041】実施例1の化合物を投与した乳牛では、ミ
ルク産出量が全体として1.2kg/d 増加した(1回経
産乳牛及び他回経産乳牛の増加量はそれぞれ2.2及び
0.3kg/d である)。ミルク脂肪及びミルクタンパク
質の違いは有意でなく、血漿ケトン体濃度に対する実施
例1化合物の全体的効果は存在しなかった。また、脂肪
補正ミルク、乾燥物摂取量、及び体重については、対照
群と処置群との間で有意な相違は認められなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、Rは−CH2OH、又は式: 【化2】 で示される基であり、 Rは個別にハロゲン、ニトロ、C1−C3低級アルキ
    ル、C1−C3パーフルオロアルキル、1,1,2,2−
    テトラフルオロエチル、C1−C3低級アルコキシ、C1
    −C3パーフルオロアルコキシ、1,1,2,2−テト
    ラフルオロエトキシ、又はシアノであり、 mはそれぞれ個別に0−5の整数である。ただし、いず
    れかのRがハロゲン以外の基である場合、それに関係
    する環におけるmは1−3の整数である]で示される化
    合物、又はその製薬的に許容され得る塩。
JP5177852A 1992-07-20 1993-07-19 モネンシン誘導体 Withdrawn JPH06184159A (ja)

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RU1825377C (ru) * 1988-05-02 1993-06-30 Эли Лилли Энд Компани Способ получени антибиотика А 82810 или его производных, и штамм АстINомаDURа FIвRоSа - продуцент антибиотика А 82810

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AU4203393A (en) 1994-01-27
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US5217993A (en) 1993-06-08
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