JPH0618218Y2 - 穀粒乾燥機の点検用の梯子における支持装置 - Google Patents

穀粒乾燥機の点検用の梯子における支持装置

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JPH0618218Y2
JPH0618218Y2 JP2460488U JP2460488U JPH0618218Y2 JP H0618218 Y2 JPH0618218 Y2 JP H0618218Y2 JP 2460488 U JP2460488 U JP 2460488U JP 2460488 U JP2460488 U JP 2460488U JP H0618218 Y2 JPH0618218 Y2 JP H0618218Y2
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ladder
rod
supporting rod
wedge
grain dryer
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惣一 山本
豊 峯田
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、穀粒乾燥機の機体の外面に立て掛ける内部点
検用の梯子を、立て掛けた状態に安定に支える支持装置
についての改良に関する。
穀粒乾燥機は、乾燥すべき穀粒を機体内に張込む張込作
業中、また、張込んだ穀粒を乾燥させていく乾燥作業中
において、機体内に張込まれている穀粒の状況を点検し
て、作業が支障なく行なわれているか否かを調べる必要
がある。そして、その点検は、通常、穀粒乾燥機の機体
の外面に梯子を立て掛けて、作業者がその梯子を登り、
機体の天井部に設けられている点検窓をあけて、そこか
ら内部を覗くことで行なわれる。
ところで、このように穀粒乾燥機の機体の外面に立て掛
ける内部点検用の梯子は、従前にあっては、穀粒乾燥機
の機体の高さがそれほどなく、高いものでも3米程度で
あったので、踏杆の段数が四・五段の極く簡便なもので
間に合い、また、穀粒乾燥機の機体の外面に単に立て掛
けるだけの簡単な操作により使用されてきた。
しかし、穀粒乾燥機が次第に大型化して機体の高さが高
くなってきたことに伴ない、該梯子の長さが長くなって
きたことで、穀粒乾燥機の機体の外面に立て掛けて使用
するときに、それに登る作業者の重量で中間が撓んで揺
れるようになり、安全な使用がむづかしい問題が生じて
きている。
本考案は、この問題を解消せしめるためになされたもの
であって、穀粒乾燥機の大型化に伴ない長大に形成され
るようになった点検用の梯子を、穀粒乾燥機の機体側に
格別の機構を施すことなく、その機体の外面に簡単に立
て掛けて使用し得るようにしながら、それの長手方向の
中間が撓むことによる揺れが生じないように、その中間
部を穀粒乾燥機の機体の外面に支承せしめ得るようにす
る新たな手段を提供することを目的とする。
そして、本考案においては、この目的を達成するための
手段として、踏杆が多段に並列する梯子の長手方向にお
ける中間の踏杆に、別に形成した支杆の一端側を、該踏
杆中心に自在に回動するよう連結し、その支杆の他端側
には、穀粒乾燥機の機体の外面側に突出して上下に接合
している上位の機体側板の下縁と下位の機体側板の上縁
との接合部の上面において、その接合部を閉じ合わせて
いるくさびまたはくさび受けに係合する係止部を装設し
た穀粒乾燥機の点検用の梯子における支持装置を提起す
るものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は本考案を実施せる点検用の梯子の使用状態にお
ける斜視図で、同図においてAは穀粒乾燥機、Bはその
穀粒乾燥機Aの機体aの外面に立て掛けた点検用の梯
子、bは支杆を示している。
穀粒乾燥機Aは、鉄板を所定の大きさ形状に打抜いて折
曲げ成形した単位大きさの機体側板1…の周縁部を順次
接合し、第2図に示すよう一方の機体側板1の周縁部に
設けておくくさび受け2を、他方の機体側板1の周縁部
に設けておく嵌合穴3に嵌挿し、その状態のくさび受け
2に第3図の如く、くさび4を挿し込むことで、各機体
側板1…を接続していくことにより、竪型の箱状の機体
aを組立て、その機体aの内部に、乾燥すべき穀粒を張
込む貯留部と、穀粒の流下路および熱風の供給路ならび
に排気路よりなる乾燥部とを装設している通常の穀粒乾
燥機であり、機体aの上下高さが高い大型のものであ
る。
梯子Bは、左右に一対の縦杆5・5の間に、多数の踏杆
6…を上下に多段に並列させてなる通常の点検用の梯子
であり、それの上下の高さは、前述の穀粒乾燥機Aの機
体aの高さに略対応させてある。そして、該梯子Bの左
右の縦杆5・5の上端部間には、穀粒乾燥機Aの機体a
の外面の上端部位に装設される手掛け状の張出枠cに対
して上方から引き掛かる引掛け部50が渡架装設してあ
り(第4図)、また、左右の縦杆5・5の下端側は左右
に拡巾して支脚5a・5aを形成している。
支杆bは、それの主体7を、前述の梯子Bとは別に、鉄
板を折曲げ成形することで、第5図および第6図に示し
ている如く、細長い平箱状に形成してあり、それの一端
側を、前述の梯子Bの長手方向の中間に位置する踏杆6
に第9図の如く懸架して、別に形成した連結鈑80をボ
ルト81により組付けることでその踏杆6を抱き込ます
ことにより、その踏杆6を中心に他端側が回動端となっ
て自在に回動するよう連結してある。また、該支杆bの
回動端となる先端側には、第7図の如く、穀粒乾燥機A
の機体aのフレーム構造を構成している上位の機体側板
1の下縁10と下位の機体側板1の上縁11との接合部
dの上面において、その接合部dを閉じ合わせているく
さび4またはくさび受け2に対して係合していく係止部
70が装設してある。
そしてこれにより、梯子Bを第1図の如く穀粒乾燥機A
の機体aの外面に立て掛けた状態において、該梯子Bの
中間の踏杆6に連結した該支杆bを回動させて、それの
回動端側である先端側を、第9図の如く、前述の上位の
機体側板1の下縁10と下位の機体側板1の上縁11と
で形成されて機体aの外面に突出している接合部dの上
面に懸架し、その状態から、支杆bの先端側に設けた前
記係止部70を、前述のくさび受け2に係止した状態と
することにより、支杆bが穀粒乾燥機Aの機体aに一体
的に連結して梯子Bの中間部位を動かない状態に支える
ようにしてある。
支杆bは、第1図に示している如く、梯子Bの上下の中
間に位置する踏杆6と、穀粒乾燥機Aの機体aの外面に
フレーム構造となって突出している前述の接合部dの上
面との間に、渡架されるようになればよく、軸杆状、ま
たは軸筒状等、適宜の形状に形成してよいものである。
また、該支杆bの回動端側である先端側を、前述の接合
部dの上面に突出しているくさび受け2またはくさび4
に係止せしめる係止部70も、前記くさび4またはくさ
び受け2に係合するようになればよく、第6図に示して
いる如く、箱状に形成した支杆bの回動端側の端壁の外
端面72と、その回動端側の端壁の下端から支杆bの基
端側に向け屈曲して短く突出する屈曲壁73の内端面7
4とにより、第7図に示している如く、接合部dの上面
側でくさび受け2と上位の機体側板1の外面との間に、
スリット状に形成される間隙Wに対して嵌合する嵌合部
状に形成しておいて、この係止部70を前記間隙Wに嵌
合させていくことで、くさび受け2に対し係合した状態
とする場合、また、前述の屈曲壁73を、底壁状に長く
支杆bの基端側に向け延長しておいて、その屈曲壁73
に、くさび4およびくさび受け2の周囲に嵌り合う嵌合
穴を開設しておくことで、くさび4およびくさび受け2
と係合する状態とする場合等、適宜に形成してよいもの
である。
また、支杆bは、それの機体aに対する係止部70が、
前述した如く上方からの嵌合により係合状態となること
から、実際の使用においては、第1図に示している如
く、踏杆6から下降傾斜した姿勢となって、穀粒乾燥機
Aの機体aの外面の接合部dに渡架されるようになるこ
とが望ましい。
そして、この状態としての使用を便にするため、該支杆
bの主体7は、第6図に示している如く、踏杆6に回動
自在に連結する基端側7aと先端に係止部70を具備す
る先端側7bに分けて形成してあり、かつ、その基端側
7aと先端側7bとを長手方向に自在に摺動するように
重合し、その重合部には、長手方向に沿い長穴75・7
5を設けてそれらに貫通する連結ボルト71により締付
けて連結するか、多数のボルト穴を長手方向に並列させ
て設けておき、それらボルト穴から選択するボルト穴に
連結ボルト71を貫通させて締付け連結することで、該
支杆bの長さの伸縮調節が自在に行なえるようにしてあ
る。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
穀粒乾燥機Aの機体a内部の点検を行なうべく梯子Bを
機体aの外面に立て掛ける際、その梯子Bの長手方向の
中間に位置する踏杆6を選択して、その踏杆6に支杆b
の基端側を回動自在に組付け、その支杆bを踏杆6中心
に回動させてその回動端側を、機体aの外面に上下に並
列して装設してある上位の機体側板1の下縁10と下位
の機体側板1の上縁11との接合部d…のうちから選択
した接合部dの上面に懸架して、踏杆6とその接合部d
との間に渡架した状態とし、その状態において、該支杆
bの先端側に装設してある係止部70を、接合部dの上
面に突出しているくさび受け2またはくさび4に係合さ
せれば、機体aに立て掛けた梯子Bは、それの上下の中
間部位が、支杆bを介して穀粒乾燥機Aの機体aの外面
に支持され、かつ、その支杆bの先端側の係止部70と
機体a外面のくさび受け2との係合による該支杆bと機
体aとの連結によって、機体aと一体的に連結した状態
となる。
このため、梯子Bに作業者が登ったときの該梯子Bの中
間部の撓みおよびそれによる揺れを効果的に防止する状
態となって、梯子Bを安定に支持するようになる。
そして、このように梯子Bの踏杆6に連結した支杆bの
先端側を、穀粒乾燥機Aの機体a外面の接合部dに懸架
するとき、その支杆bの姿勢を接合部dに向け下降する
状態とするのが、長さ調節を行なっても困難なときは、
第9図の如く、連結鈑80を外して、第1図にて鎖線に
示している如く、別の踏杆6に組付けなおすことで、所
定の下降傾斜姿勢として、機体aの接合部dとの間に渡
架するようにする。
以上説明したように本考案による穀粒乾燥機の点検用の
梯子における支持装置は、踏杆6…が多段に並列する梯
子Bの長手方向における中間の踏杆6に、別に形成した
支杆bの一端側を、該踏杆6中心に自在に回動するよう
連結し、その支杆bの他端側には、穀粒乾燥機Aの機体
aの外面側に突出して上下に接合している上位の機体側
板1の下縁10と下位の機体側板1の上縁11との接合
部dの上面において、その接合部dを閉じ合わせている
くさび4またはくさび受け2に係合する係止部70を装
設して構成しているのだから、穀粒乾燥機の機体側に格
別の機構を施すことなく、その機体の外面に簡単に立て
掛けて使用し得るようにしながら、それの長手方向の中
間が撓むことによる揺れが生じないように、その中間部
を穀粒乾燥機の機体の外面に支承せしめ得るようにな
る。
また、支杆bをそれの長さが自在に調節できるようにし
ておくことで、支杆bを梯子Bの踏杆6と穀粒乾燥機A
の機体a外面の接合部dとの間に渡架する際に、その支
杆bを、その支杆bの先端側に設けた係止部70と接合
部dの上面側に突出するくさび受け2またはくさび4と
の係合が外れにくい傾斜姿勢となるようにするのが、容
易になる。
また、支杆bの先端側に装設する係止部70を、接合部
dの上面に突出するくさび受け2と機体側板1の外面と
の間に形成される間隙W内に嵌入していく嵌合部状に形
成することで、くさび受け2に対する係合が、簡略な操
作でしかも外れにくい状態で行なわれるようになり、穀
粒乾燥機の機体a外面に立て掛けた梯子Bを安定した状
態に支える操作を容易にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施せる梯子の使用状態における斜視
図、第2図は穀粒乾燥機の機体側壁の接続部の接続前の
斜視図、第3図は同上部のくさびおよびくさび受けによ
る接続した状態の斜視図、第4図は梯子の上端部分の斜
視図、第5図は本考案を実施せる梯子の要部の一部破断
した斜視図、第6図は同上の支杆の縦断側面図、第7図
は同上の支杆の係止部と穀粒乾燥機の機体外面の接合部
との係合状態を示す縦断側面図、第8図は穀粒乾燥機の
機体側壁の接合部の縦断側面図、第9図は支杆の基端部
と梯子の踏杆との連結部位の斜視図である。 図面符号の説明 A……穀粒乾燥機、B……梯子 W……間隙、a……機体 b……支杆、c……張出枠 d……接合部、1……機体側板 10……下縁、11……上縁 2……くさび受け、3……嵌合穴 4……くさび、5……縦杆 5a……支脚、50……引掛け部 6……踏杆、7……主体 7a……基端側、7b……先端側 70……係止部、71……連結ボルト 72……外端面、73……屈曲壁 74……内端面、75……長穴 80……連結鈑、81……ボルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】踏杆6…が多段に並列する梯子Bの長手方
    向における中間の踏杆6に、別に形成した支杆bの一端
    側を、該踏杆6中心に自在に回動するよう連結し、その
    支杆bの他端側には、穀粒乾燥機Aの機体aの外面側に
    突出して上下に接合している上位の機体側板1の下縁1
    0と下位の機体側板1の上縁11との接合部dの上面に
    おいて、その接合部dを閉じ合わせているくさび4また
    はくさび受け2に係合する係止部70を装設した穀粒乾
    燥機の点検用の梯子における支持装置。
  2. 【請求項2】支杆bを、それの踏杆6に対し回動自在に
    連結する基端部から先端の係止部70までの長さを可調
    とした請求項1記載の穀粒乾燥機の点検用の梯子におけ
    る支持装置。
  3. 【請求項3】係止部70を、支杆bの先端側の外端面7
    2とその外端面72の内側位置に設けた内端面74とに
    より、接合部dの上面でくさび受け2と機体側板1の外
    面との間に形成される間隙Wに嵌合するよう形成した請
    求項1記載の穀粒乾燥機の点検用の梯子における支持装
    置。
JP2460488U 1988-02-26 1988-02-26 穀粒乾燥機の点検用の梯子における支持装置 Expired - Lifetime JPH0618218Y2 (ja)

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JPH01136393U JPH01136393U (ja) 1989-09-19
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JP7326652B2 (ja) * 2019-08-09 2023-08-16 株式会社山本製作所 穀粒乾燥機の点検用梯子の支持構造

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JPH01136393U (ja) 1989-09-19

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