JPH06181833A - 花 瓶 - Google Patents

花 瓶

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Publication number
JPH06181833A
JPH06181833A JP33870992A JP33870992A JPH06181833A JP H06181833 A JPH06181833 A JP H06181833A JP 33870992 A JP33870992 A JP 33870992A JP 33870992 A JP33870992 A JP 33870992A JP H06181833 A JPH06181833 A JP H06181833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vase
main body
upper opening
flower vase
vase main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33870992A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ishizaki
昭 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishizaki Shizai Co Ltd
Original Assignee
Ishizaki Shizai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishizaki Shizai Co Ltd filed Critical Ishizaki Shizai Co Ltd
Priority to JP33870992A priority Critical patent/JPH06181833A/ja
Publication of JPH06181833A publication Critical patent/JPH06181833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙製であっても上端開口部に好ましい外観を
得ることである。 【構成】 花瓶本体1は、表面に印刷を施した紙を略筒
状に折り曲げたものである。袋体2は、前記花瓶本体1
内に収容される防水性のものである。枠体3は、樹脂,
金属等の硬質材料からなり、前記袋体2の上端部に取り
付けられ、前記花瓶本体1の上方開口部に配設される。
この枠体2には、前記花瓶本体1の上方開口縁部に係止
する係止部15が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は花瓶に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、花瓶は陶器,ガラス等からな
り、割れやすくて重く、しかも嵩張るため、病気見舞い
に花とともに持参するには非常に不便であった。また、
花瓶を持参しない場合には、先方に花瓶あるいは花瓶に
代わるものがあるかどうかを心配する必要があった。そ
こで、本願発明者は、表面に印刷を施した紙を利用して
見舞い時に持参できる花瓶を考案した(実公平04─0387
88号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記紙
製の花瓶では、上方開口部を折り曲げて形成しているた
め、必ずしも所望の四角形とすることができないことが
あり、また、場合によっては収容する花自身の重み等で
変形することがあり、せっかく表面に印刷を施して一見
陶器の花瓶と見間違えるように美観を向上させているに
も拘わらず、好ましい外観を得られないという問題があ
る。本発明は前記問題点に鑑み、紙製であっても上端開
口部に好ましい外観を得ることのできる花瓶を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1発明は、表面に印刷を施した紙を略筒状に折り
曲げてなる花瓶本体と、該花瓶本体内に収容される防水
性の袋体と、該袋体の上端部に取り付けられ、前記花瓶
本体の上方開口部に位置し、その縁部に係止する係止部
を備えた硬質材料からなる枠体とから構成したものであ
る。第2発明は、前記枠体の係止部を、前記花瓶本体の
上方開口縁部を全周に亘って被覆することができるよう
に形成したものである。
【0005】
【作用】第1発明によれば、袋体を花瓶本体内に収容
し、袋体の上端部に一体化した硬質な枠体を前記花瓶本
体の上方開口部に位置決めすれば、この枠体は上方開口
部の内周面に隙間なく嵌合し、この上方開口部は変形を
阻止されて確実に所望の形状に固定される。第2発明に
よれば、係止部が花瓶本体の上方開口縁部を全周に亘っ
て被覆し、たとえこの上方開口縁部が切断面となって上
方に露出していても、美観を損ねることがない。
【0006】
【実施例】次に、本発明に係る花瓶の実施例について添
付図面を参照して説明する。この花瓶は、図1に示すよ
うに、花瓶本体1と、この花瓶本体1内に収容される袋
体2と、この袋体2の上端部に一体化される枠体3とか
らなる。前記花瓶本体1は、図3に示すように、図示し
ない一連の絵画等の模様を施した紙片で形成されてい
る。この紙片は4側片4,5,6,7と2底片8,9と
からなる。4側片4〜7は、折れ目10に沿って折曲さ
れ、糊代部11が側片7の側縁部に貼着されることによ
り四角形の筒状側面を形成している。また、底片8,9
は、折れ目12に沿って折曲され、切込部13を組み合
わされることにより底面を形成している。
【0007】前記袋体2は、防水シート、例えば、リニ
アローデンフィルム(L.L.P.E.)等の合成樹脂フィルム
を袋状に形成したものである。前記枠体3は、ポリエチ
レン等の硬質な樹脂材料、木材、あるいは、アルミニウ
ム等の金属からなる。この枠体3は、図2に示すよう
に、前記袋体2の上端部が溶着,接着等で取り付けられ
る筒状部14と、この筒状部14の上端縁部全周から外
側下方に延設された係止部15とからなる。ただし、こ
の枠体3はブロー成形等により、前記袋体2と一体的に
形成するようにしてもよい。
【0008】前記構成からなる花瓶では、花瓶本体1は
糊代部11が側片7の側縁部に貼着されて2つ折りの状
態となっており、袋体2には枠体3が一体化されてい
る。したがって、まず、花瓶本体1を筒状に折り曲げる
とともに、切込部13を組み合わせることにより底片
8,9で底面を形成する。そして、花瓶本体1の上方開
口部から前記袋体2を収容し、枠体3を上方開口部に位
置決めする。この状態では、枠体3の係止部15が花瓶
本体1の上方開口縁部に係止して、この開口縁部を全周
に亘って被覆する。
【0009】このようにして形成された花瓶には、袋体
2に水を収容して花を差し込んで使用する。花瓶本体1
は紙製で軽量なものであるが、袋体2に収容した水が花
瓶本体1の底部に位置するので安定し、倒れることはな
い。また、係止部15も袋体2の重みで確実に花瓶本体
1の上方開口縁部に係止し、外れることはない。また、
花瓶本体1の上方開口部は硬質な枠体3によって形状を
定められ、差し込んだ花の重さによっては変形すること
がない。さらに、前記花瓶本体1の上方開口縁部は枠体
3の係止部15によって被覆されるので、紙片の上端部
に折り曲げ部分を形成しなくても外観に優れたものとす
ることができる。
【0010】なお、前記実施例では、花瓶本体1に底面
を形成するようにしたが、前記枠体3を設けるようにし
たので、底面がなくても形状を維持することができる。
また、前記実施例では、枠体3に樹脂で一体成形したも
のを利用したが、図5および図6に示すように折り畳ん
だ状態から形成できる構造としてもよい(図5中2点鎖
線および実線で示す)。すなわち、枠体3は都合4つの
側壁16,17,18,19から構成され、各側壁16
〜19はそれぞれ両端部で回動自在に連結されている。
側壁16,18の一端部には、図6に示すように、幅方
向に所定間隔で対向するように延設部16b,18bが
形成されている。各延設部16b,18bの中央には貫
通孔16c,18cが穿設され、対向面は図6中時計回
り方向に向かうに従って徐々に突出することにより係止
面16d,18dが形成されている。また、側壁16,
18の他端部にも同様に所定間隔で対向する延設部16
e,18eが形成されているが、この側壁17,19の
対向面は平行となっている。
【0011】一方、前記側壁16,18の間に位置する
各側壁17,19の一端部には、幅方向の中央部に前記
延設部16d,18dの間にそれぞれ位置する延設部1
7b,19bが形成され、その中央には貫通孔17c,
19cが穿設されており、両面には図6中反時計回り方
向に向かうに従って徐々に突出することにより係止面1
7d,19dが形成されている。また、他端部には、前
記延設部16e,18eの間にそれぞれ位置する延設部
17e,19eが形成されている。
【0012】このような構成の枠体3は、前記側壁1
7,19の延設部17b,19bを前記側壁16,18
の対向する延設部16b,18bの間に配設し、それら
の貫通孔16c,17cおよび18c,19cにビス2
0を挿通して回転自在にかしめ固定することにより形成
される(延設部17e,19eと延設部16e,18e
も同様)。形成された枠体3は、花瓶本体1の上方開口
部に使用する前は、隣合う側壁16,17および18,
19同士が対向する状態で、図示しない突部と凹部とが
係合し、次のように力を加えられるまでその状態を維持
できてコンパクトである。そして、各側壁16〜19を
回動して四角形とすれば、前記係止面16d,18dと
17d,19dとが当接し、端面16f,18fと17
f,19fとが当接して枠形状に固定されるので、変形
することがない。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1発
明に係る花瓶では、花瓶本体の上方開口部に硬質な枠体
を係止するようにしたので、この上方開口部が変形する
ことがなくなり、美観を向上させることができる。しか
も、花瓶本体に底面を形成しなくても、形状が変形しに
くいので、花瓶本体を形成する紙形状を簡単なものとす
ることができる。
【0014】また、第2発明に係る花瓶では、枠体に形
成した係止部で前記花瓶本体の上方開口縁部を全周に亘
って被覆することができるので、この上方開口部を内方
に折り曲げる構造としなくても美観に優れたものとする
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る花瓶の斜視図である。
【図2】 図1の分解斜視図である。
【図3】 図1に示す花瓶本体の展開図である。
【図4】 図1に示す枠体の縦断面図である。
【図5】 他の実施例に係る枠体の斜視図である。
【図6】 図5の一部分解斜視図である。
【符号の説明】
1…花瓶本体、2…袋体、3…枠体、15…係止部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に印刷を施した紙を略筒状に折り曲
    げてなる花瓶本体と、該花瓶本体内に収容される防水性
    の袋体と、該袋体の上端部に取り付けられ、前記花瓶本
    体の上方開口部に位置し、その縁部に係止する係止部を
    備えた硬質材料からなる枠体とから構成したことを特徴
    とする花瓶。
  2. 【請求項2】 前記枠体の係止部を、前記花瓶本体の上
    方開口縁部を全周に亘って被覆することができるように
    形成したことを特徴とする請求項1記載の花瓶。
JP33870992A 1992-12-18 1992-12-18 花 瓶 Pending JPH06181833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33870992A JPH06181833A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 花 瓶

Applications Claiming Priority (1)

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JP33870992A JPH06181833A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 花 瓶

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JPH06181833A true JPH06181833A (ja) 1994-07-05

Family

ID=18320727

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JP33870992A Pending JPH06181833A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 花 瓶

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JP (1) JPH06181833A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6581330B1 (en) * 1998-05-07 2003-06-24 Pagter & Partners International B.V. Packaging for cut flowers
JP2006326280A (ja) * 2005-04-25 2006-12-07 Takeshi Kuroda 組立式花器
JP2007111417A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Camel:Kk 袋状花器

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