JPH06180678A - Scsi装置 - Google Patents

Scsi装置

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JPH06180678A
JPH06180678A JP33315292A JP33315292A JPH06180678A JP H06180678 A JPH06180678 A JP H06180678A JP 33315292 A JP33315292 A JP 33315292A JP 33315292 A JP33315292 A JP 33315292A JP H06180678 A JPH06180678 A JP H06180678A
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JP
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scsi
input
terminals
connector
output
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JP33315292A
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Kazutaka Yamamoto
和孝 山本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムを構成する各SCSI装置のID番
号を、オペレータを煩わすことなく、欠落や重複が生じ
ないように設定する。 【構成】 互いの出力コネクタと入力コネクタとを接続
ケーブルで接続してデイジィチェーン状(シリアル)に
システムを構成した各SCSI装置において、例えば光
ディスク装置のID処理回路9aは、入力コネクタ10
の端子INID0〜INID2を介して上流のSCSI
装置から入力するID番号を、光ディスクユニット2の
ID入力端子ID0〜ID2に出力して自己のID番号
を設定させると共に、該ID番号に加算器20により1
を加算して新しいID番号とし、ドライバ21と出力コ
ネクタ11の端子OUTID0〜OUTID2を介して
下流のSCSI装置に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】SCSI規格に準拠したインタフ
ェース回路と入力及び出力コネクタとを備えたSCSI
装置に関し、特に自己のID番号を設定する機能を備え
たSCSI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ,ワードプロセッサ等のホ
ストマシンに、ディスプレイ,プリンタ,ディスク装置
等の周辺装置を接続して使用する場合には、同一のバス
で接続されたホストマシン及び周辺装置が互に情報を入
出力する対象を指定するため、それぞれ互に異なるID
番号を予め設定して置く必要がある。
【0003】構成する装置の種類及び数が決められソフ
トウェアとハードウェアが一体になった特定用途向けの
システムや、周辺装置が数台に限定されているシステム
においては、出荷前に予めID番号を決めて置けばよ
い。
【0004】しかしながら、類似の装置すなわちディス
プレイやプリンタがそれぞれ数種類用意されてユーザが
目的と予算に応じて選択したり、複数の同一装置例えば
ディスク装置等を接続することが可能な拡張性を有する
システムの場合は、予めID番号を決めて置くことが出
来ない。
【0005】一般に、このような拡張性を有するシステ
ムでは、ホストマシンは出力コネクタ1個であるが、周
辺装置は対応する各端子が互に接続された入出力用のコ
ネクタ2個を備え、それぞれ接続ケーブルによりホスト
マシンと各周辺装置とがデイジィチェーン(シリアル)
に接続されて、システムが構成されている。
【0006】各装置のID番号は、それぞれの装置に設
けられているディップスイッチやロータリスイッチ等の
スイッチを、予めその装置に割当てられたID番号に応
じてオペレータがマニュアル操作して設定していた。S
CSI規格に準拠したインタフェースとコネクタを備え
たSCSI装置によるシステムにおいても全く同様であ
り、最大8台まで接続出来るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ID番
号をオペレータがマニュアルに設定する場合、誤って他
のSCSI装置や使用しないID番号を設定したり、そ
れによってID番号に欠落や重複が発生したりする可能
性が高く、誤設定が起るとシステムが正常に動作しない
だけでなく、重大なトラブルが発生する恐れがあった。
【0008】また、誤設定に至らなくても、SCSI装
置とそのID番号を確認しながら設定してゆくことは可
成煩わしいものである。さらに、既設のシステムに新し
くSCSI装置を追加するような場合は、既設の各SC
SI装置のスイッチの状態を調べてそのID番号を読取
り、空き番号を探して新しいSCSI装置のID番号を
設定しなければならないから、誤設定の可能性は新しい
システムを構成する場合よりも高くなる。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、システムを構成する各SCSI装置のID番号
を、何等オペレータを煩わすことなく、また欠落や重複
等が生じないように設定出来ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、SCSIインタフェース回路と、それぞ
れSCSI規格に準拠した入力コネクタと出力コネクタ
とを備えたSCSI装置において、入力コネクタから入
力するID情報によって自己のID番号を自動的に設定
するID番号自動設定手段と、設定した自己のID番号
に基づいて他のSCSI装置のID情報を作成して出力
コネクタから出力するID情報出力手段とを設けたもの
である。
【0011】また、自己のID番号をオペレータがマニ
ュアルで設定するためのID番号手動設定手段を設けた
ものである。さらに、ID番号自動設定手段により設定
されたID番号とID番号手動設定手段により設定され
たID番号とのいずれを自己のID番号にするかを選択
するID番号選択手段を設けたものである。
【0012】あるいは、上記のSCSI装置において、
ID番号自動設定手段又はID番号手動設定手段により
設定された自己のID番号を表示するID番号表示手段
を設けたものである。
【0013】さらに、上記の各手段がそれぞれ必要とす
る電力を自己の電源装置から受給すると共に、入力コネ
クタ又は出力コネクタの電力供給端子からも受給可能な
電源部を設けたものである。
【0014】
【作用】上記のように構成したSCSI装置は、ID番
号自動設定手段が入力コネクタから入力するID情報に
よって自己のID番号を自動的に設定するから、何等オ
ペレータを煩わすことなく設定された自己のID番号
は、入力コネクタ側に接続された他のSCSI装置のI
D番号と重複することがない。
【0015】さらに、ID情報出力手段は設定した自己
のID番号に基づいて他のSCSI装置のID情報を作
成して出力コネクタから出力するから、出力コネクタ側
に接続された他のSCSI装置は出力されたID情報に
よって既に使用されているID番号と重複しないように
ID番号を設定することが出来る。また同時に、ID番
号の欠落も防止することが出来る。
【0016】また、更にID番号手動設定手段を設ける
ことにより、自己のID番号をオペレータがマニュアル
で設定することも出来るから、ID番号自動設定手段を
備えていない他のSCSI装置ともシステムを構成する
ことが出来る。
【0017】さらに、ID番号選択手段を設けることに
より、ID番号自動設定手段によるID番号とID番号
手動設定手段によるID番号とのいずれを自己のID番
号にするかを選択することが出来るから、ID番号自動
設定手段を備えていない他のSCSI装置とシステムを
構成することが容易になる。また、ID番号自動設定手
段を備えていないSCSI装置をID番号自動設定手段
を備えたSCSI装置にリプレスする場合にも、簡単に
システム変更が出来る。
【0018】あるいは、ID番号表示手段は設定された
自己のID番号を表示するから、オペレータはSCSI
装置とそのID番号との関係を容易にチェックすること
が出来る。このようにチェックが容易であることは、特
にシステムに新しいSCSI装置を増設する場合に効果
が大きい。
【0019】さらに、電源部は上記の各手段がそれぞれ
必要とする電力を、自己の電源装置と入力コネクタ又は
出力コネクタの電力供給端子のいずれからでも受給する
ことが出来るから、誤って或いは使用しないSCSI装
置の電源スイッチを意識的にオフにしてもID情報は正
しく伝えられ、他の電源スイッチがオンであるSCSI
装置のID番号は変らないから、システムは正常に作動
する。
【0020】
【実施例】図2はこの発明によるSCSI装置の一実施
例である光ディスク装置の構成の一例をカバーを外して
示す斜視図であり、図3は同じくその背面図である。
【0021】図2及び図3に示した光ディスク装置1
は、メインフレームにそれぞれ組付けられた光ディスク
ユニット2,電源ユニット3及びシールド板4にかくれ
たSCSIインタフェース回路等を搭載した基板と、前
面パネル5,カバー6,背面パネル7と、前面パネル5
に設けられた番号表示板13と、背面パネル7にそれぞ
れ取付けられた冷却用のファン8及びその排気口8a
と、ID処理回路9と、SCSI規格に準拠した入力コ
ネクタ10,出力コネクタ11と、IDスイッチ12
と、ACプラグ14,ACスイッチ15とから構成され
ている。
【0022】図示しないACコードからACプラグ1
4,ACスイッチ15を介して供給されるAC電力は、
電源ユニット3とファン8とに入力してファン8を回転
させると共に、電源ユニット3により駆動用DC12V
と回路用DC5Vの電力に変換されて、光ディスク装置
1あるいは他の必要な回路に出力される。
【0023】ID番号自動設定手段でありID情報出力
手段でもあるID処理回路9は、入力コネクタ10から
入力するID情報によって光ディスク装置1のID番号
(自己のID番号)を設定する。また、ID番号手動設
定手段でありID番号選択手段でもあるIDスイッチ1
2は、オペレータの操作によって自己のID番号を指定
する作用と、それよりも入力するID情報によるID番
号を優先するか否かを選択する作用とを有する。
【0024】入力コネクタ10は、それぞれ図示しない
接続ケーブルによってホストマシン又はホストマシンに
連結された周辺装置、すなわち光ディスク装置1から見
て上流側のID情報が入力してくるSCSI装置に接続
される。出力コネクタ11には同じく接続ケーブルによ
って、ID情報を出力する下流側のSCSI装置が接続
される。
【0025】図4は、SCSI規格に準拠したSCSI
コネクタの各端子の配列を示す平面図であり、表1は各
端子に接続される標準的なデータライン及び信号ライン
の名称をそれぞれ示す。図4に示したSCSIコネクタ
には50個の端子が設けられ、それぞれ左から順に、上
段は#1〜25、下段は#26〜50の各端子により構
成されている。
【0026】
【表1】
【0027】各端子は表1に示したように、上段の端子
#1〜25は、中央のOPEN端子#13とその両側の
RESERVED端子#12,14とを除いて、すべて
GND(グランド)端子である。OPEN端子は無接続
端子である。RESERVED端子は特に規定はなく、
その用途は接続される装置の間で決定され、ケーブル側
では対応する番号の端子間をラインで結んでいる。
【0028】下段の端子#26〜50は、中央のTER
MPWR端子(電力供給端子)#38とその両側のRE
SERVED端子#37,39を挾んでGND端子#3
5,36,40及び1つ置いて#42が設けられ、その
左側の端子#26〜34はそれぞれ8ビット及びパリテ
ィからなるデータDB0〜DB7,DBP用の端子、右
側の端子#41,43〜50は各信号ATN及びBS
Y,ACK等のための端子である。なお、データ及び信
号はすべて負論理である。
【0029】表2は、図3に示した入力コネクタ10及
び出力コネクタ11のそれぞれ下段の#26〜50の各
端子に接続されるデータライン及び信号ラインの名称の
一例をそれぞれ示し、上段の#1〜25の各端子は表1
に示した標準的な各端子と同一である。
【0030】表2に示した下段の#26〜50の各端子
のうち、表1においてはGNDであった#35,36,
40の3個の端子が、それぞれ入力コネクタではINI
D0〜INID2、出力コネクタではOUTID0〜O
UTID2に変った以外は、表1に示した通常の端子と
同一であるから説明を省略する。
【0031】
【表2】
【0032】入力コネクタ10及び出力コネクタ11の
#35,36,40の3端子を除く各端子は、互に同一
番号の端子間が接続されると共に、シールド板4(図
2)にかくれた基板上のSCSIインタフェース回路の
それぞれ対応する端子に接続される。#35,36,4
0の各端子はそれぞれID処理回路9の対応する端子に
接続される。
【0033】図1は図2に示したID処理回路9の第1
実施例の構成を示す回路図であり、図1に示したID処
理回路9aは、4ビットの加算器20と、それぞれオー
プンコレクタ出力である3ビットのドライバ21と、ド
ライバ21の出力ラインをそれぞれプルアップする3個
のプルアップ抵抗とから構成されている。
【0034】4ビットの加算器20は、それぞれ入力端
子A0〜A3,B0〜B3に入力するデータA,Bを加
算してその結果を出力端子Σ0〜Σ3に出力する。この
第1実施例においては、処理するID情報であるID番
号は0〜7の3ビットであるから、実質的には3ビット
の加算が行なわれ最上位桁は無視される。従って、出力
端子Σ3は無接続であり、端子Σ0〜Σ2の出力が3ビ
ットのドライバ21を介してそれぞれ出力コネクタ11
のOUTID0〜OUTID2に出力される。
【0035】なお、ID,A,B,Σ及び後述するYに
続く数字0〜4は、それぞれ2の乗数を意味している。
すなわち、0〜3はそれぞれ1,2,4,8を表わすビ
ットに対応している。
【0036】加算器20の入力端子A0〜A2は入力コ
ネクタ10の端子INID0〜INID2に、入力端子
A3,B1〜B3はグランドに、入力端子B0は電源ラ
イン(5V)にそれぞれ接続されているから、出力端子
Σ0〜Σ2には入力ID番号に「1」を加算したID番号
が出力されることになる。
【0037】一方、入力コネクタ10から入力したID
番号は、そのまま光ディスクユニット2のID番号入力
端子ID0〜ID2に入力されて、光ディスク装置1の
自己のID番号が設定されるから、第1実施例のID処
理回路9aは、上流のSCSI装置から入力するID番
号を自己のID番号とし、その値から1つ進めたID番
号を下流のSCSI装置に出力する。
【0038】一般に、SCSI装置からなるシステムに
おいては、ホストマシンのID番号を「7」とし、ホスト
マシンに接続される周辺装置(最大7個)にID番号0
〜6を割当てている。一方、ホストマシンの出力コネク
タにおいては、端子#35,36,40はそれぞれ表1
に示したようにGNDであるから、結果的にID番号と
して「0」を出力していることになる。
【0039】したがって、SCSI装置であるホストマ
シンにデイジィチェーンに接続されたそれぞれID処理
回路9aを備えたSCSI装置である周辺装置の各ID
番号は、ホストマシンに接続された周辺装置を「0」とし
て、上流から下流に順に0,1,2…と自動的に設定さ
れ、オペレータの煩雑な操作を必要としない。また、順
にID番号が設定されてゆくから、一見して直ちに各周
辺装置のID番号が明らかになり、ID番号を間違える
ことがない。
【0040】図5はID処理回路9の第2実施例の構成
を示す回路図であり、図1に示した第1実施例と同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。図5に示した
ID処理回路9bの構成は、第1実施例に4ビット2入
力のセレクタ22を加設したものであり、光ディスク装
置1のIDスイッチ12(図3)を用いて、オペレータ
がマニュアルにID番号を設定することも、自動的に設
定されるID番号を選択することも出来るようになって
いる。
【0041】IDスイッチ12は、0〜8のいずれかに
セット出来るロータリスイッチからなり、2進数に変換
する機能を備えているから、図5においては左側を上位
とする4個のスイッチとして示し、各スイッチに接続さ
れたラインは4個のプルアップ抵抗によりそれぞれプル
アップされている。下位3ビットのスイッチはそれぞれ
セレクタ22の入力端子B0〜B2に接続され、最上位
の「8」を示すスイッチはセレクト端子SLに接続されて
いる。
【0042】セレクタ22の他の入力端子A0〜A2は
入力コネクタ10の端子INID0〜INID2に、入
力端子A3,B3はグランドに、出力端子Y0〜Y2は
加算器20の入力端子A0〜A2と光ディスクユニット
2のID番号入力端子ID0〜ID2にそれぞれ接続さ
れ、出力端子Y3は無接続である。
【0043】セレクタ22のセレクト端子SLのレベル
がロー即ちIDスイッチ12が0〜7のいずれかにセッ
トされている時は、入力端子B0〜B2に入力するデー
タ即ちIDスイッチ12にセットされたID番号が選択
され、セレクト端子SLのレベルがハイ即ちIDスイッ
チ12が「8」にセットされている時は、上流のSCSI
装置から入力端子A0〜A2に入力するID番号が選択
されて出力端子Y0〜Y2から加算器20に出力され
る。
【0044】すなわち、第2実施例であるID処理回路
9bを備えた光ディスク装置1は、オペレータがID番
号の自動設定を希望する時はIDスイッチ12を「8」に
セットし、ID番号をマニュアルで設定したい時はID
スイッチ12を0〜7のうちの任意の値にセットすれば
よい。したがって、ID処理回路9bを備えた光ディス
ク装置1は、従来のID処理回路を備えていない周辺装
置と共にシステムを構成することが出来る。
【0045】また、この光ディスク装置1をID処理回
路9aを備えた他の周辺装置や従来の周辺装置と共にシ
ステムを構成する場合に、従来の周辺装置を最下流側に
集められればよいが、従来の周辺装置が止むを得ず若い
ID番号になっている時は、その若いID番号の次のI
D番号に光ディスク装置1をセットし、ID処理回路9
aを備えた他の周辺装置をその下流に接続することによ
り解決出来る。
【0046】同様に、ID処理回路9bを備えた周辺装
置だけでシステムを構成した時に、システムのプログラ
ムの関係で欠番を設ける必要がある場合は、その欠番の
下流の先頭にある周辺装置に、欠番の次のID番号をマ
ニュアルセットして解決することも出来る。
【0047】図6はID処理回路9の第3実施例の構成
を示す回路図であり、図5に示した第2実施例と同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。図6に示した
ID処理回路9cの構成は、第2実施例に表示ドライバ
23を加設したものであり、光ディスク装置1の番号表
示板13(図2)を用いて、設定されたID番号を表示
させるものである。
【0048】表示ドライバ23は、入力端子I0〜I3
に入力する2進化10進数のデータをデコードして、番
号表示板13の7セグメントのLED(発光ダイオー
ド)を発光させ、別の入力端子Ipに入力があれば小数
点を示すLEDを発光させるIC素子であり、入力端子
I0〜I2はセレクタ22の出力端子Y0〜Y2に、入
力端子IpはIDスイッチ12の最上位のスイッチにそ
れぞれ接続し、入力端子I3はグランドに落されてい
る。
【0049】したがって、番号表示板13は自動設定か
手動設定かに関係なく、選択された0〜7の自己のID
番号を表示し、それが(IDスイッチ12が「8」にセッ
トされた)自動設定によるものであれば、小数点が表示
されるから、表示されたID番号が自動設定によるもの
か手動設定によるものか、直ちに判断することが出来
る。
【0050】このように、自己のID番号を表示するこ
とによって各SCSI装置の設定されたID番号を容易
かつ間違いなく知ることが出来るから、ID番号を手動
設定した場合の欠落や重複等のミスを直ちに修正出来る
だけでなく、自動設定した場合でもSCSI装置の接続
の順番の誤りや、従来の周辺装置と混用した場合に生じ
る部分的な手動設定の誤りを修正することが出来、SC
SI装置の破損等の重大事故が防止される。
【0051】図7はID処理回路9の第4実施例の構成
を示す回路図であり、図5及び図6に示した第2及び第
3実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図7に示したID処理回路9dの構成は、電源ライ
ンが変ったこと以外は図5に示した第2実施例のID処
理回路9bと同一であり、電源ラインの変更に従って表
示ドライバ23を外し、番号表示板13と一体の表示部
25としたものである。
【0052】第1乃至第3実施例においては、ID処理
回路9a〜9cが必要とするDC5Vの電力は、光ディ
スク装置1の電源ユニット3から得ていたが、第4実施
例であるID処理回路9dは、ダイオードD1を介して
電源ユニット3から得るのみならず、入力コネクタ10
又は出力コネクタ11の各電力供給端子であるTERM
PWR端子#38からもダイオードD2を介して得られ
るようになっている。
【0053】一般に、SCSI装置間を接続する接続ケ
ーブルのそれぞれ両端のSCSIコネクタには、ケーブ
ルのラインインピーダンスを90Ω〜135Ωの範囲に
収めるためのターミネータが設けられ、そのターミネー
タが必要とする電力を接続されたSCSI装置から供給
することになっている。そのため、電源ユニット3から
ダイオードD3を介して、それぞれ入力コネクタ10及
び出力コネクタ11のTERMPWR端子#38に電力
を供給している。
【0054】システムの電源を入れる時に、誤っていず
れかの周辺装置のACスイッチを忘れたり、使用しない
周辺装置のACスイッチを意識的にオフのままにして置
いた場合、従来の周辺装置の入出力コネクタは入力用と
出力用とを特に区別する必要がなく、両コネクタの同一
番号の端子間はすべて接続され、ID番号も手動で設定
されているから問題はない。
【0055】しかしながら、第1乃至第3実施例のID
処理回路9a〜9cは自己の電源ユニット3からのみ電
力が供給されるから、たとえ使用しない周辺機器であっ
てもACスイッチがオフであると、ID処理回路9a〜
9cが作動しない。従って、入力コネクタに入力してい
るID番号に「1」を加算しないのみでなく、出力コネク
タの出力端子OUTID0〜OUTID2にID番号を
出力しないから、下流の周辺装置のID番号が狂って了
うことになる。
【0056】第4実施例であるID処理回路9dは、自
己の電源ユニット3がオフであっても、上流又は下流に
接続されているいずれかのSCSI装置のACスイッチ
がオンであれば、入力コネクタ10又は出力コネクタ1
1のTERMPWR端子#38からの電力を受給して作
動するから、ID番号は1つ加算されて、ずれることな
く下流の周辺装置に伝えられて行く。
【0057】この場合、ID処理回路9dを第2実施例
のID処理回路9bと同一にして表示ドライバ23を外
したことにより、表示部25の電力は自己の電源ユニッ
ト3から供給され、ACスイッチがオフの周辺装置はI
D番号を表示しないから、ACスイッチのオン・オフが
一見して明らかになる効果がある。別に電源のオン・オ
フを示すLEDがあれば、第3実施例のID処理回路9
cを用いても差支えない。
【0058】以上、入力コネクタ10から入力するID
番号を自己のID番号として設定し、それに「1」を加算
して修正したID番号を出力コネクタ11に出力する
例、及びID番号を正論理とした例について説明した
が、自己のID番号の設定方法はこれに限定されるもの
ではない。
【0059】ID番号自動設定手段であるID処理回路
9を備えたSCSI装置である周辺装置を接続するため
に、ホストマシンに何等かの加工が必要であるようでは
実用性がない。従って、従来通りのホストマシンから常
に変らず安定したID番号を得るため、SCSI規格で
GNDと定められた端子をID情報を伝える端子とした
から、ホストマシンからはID情報として「0」が出力さ
れる。
【0060】一般に、システムとしてはホストマシンの
ID番号が「7」であるから、第1乃至第4実施例のID
番号設定方法でよかった。もし、ホストマシンのID番
号が「0」であるシステムの場合は、ID番号の「0」が重
畳して了うから、入力するID番号に1を加えたものを
自己のID番号として、自己のID番号を出力コネクタ
11から出力することになる。
【0061】具体的には、各実施例において、加算器2
0の入力端子A0〜A2に入力するデータに代えて、出
力端子Σ0〜Σ2から出力されるデータを光ディスクユ
ニット2のID番号入力端子ID0〜ID2に出力すれ
ばよい。
【0062】ID番号が負論理であれば加算器20を減
算器に代えればよく、或いは加算器のままでID番号が
上流から順に1ずつ減少すると考えてもよい。但し、ホ
ストマシンが出力するID情報は「7」であるから、ホス
トマシンのID番号が7か0かに応じて、自己のID番
号を入力するID番号そのままか、1だけ修正したID
番号にするかを決定すればよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
システムを構成する各SCSI装置のID番号を、何等
オペレータを煩わすことなく、欠落や重複等が生じない
ように設定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるSCSI装置である光ディスク
装置のID処理回路の第1実施例の構成を示す回路図で
ある。
【図2】この発明によるSCSI装置の一実施例である
光ディスク装置の構成の一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示した光ディスク装置の背面図である。
【図4】SCSIコネクタの各端子の配列を示す平面図
である。
【図5】ID処理回路の第2実施例の構成を示す回路図
である。
【図6】ID処理回路の第3実施例の構成を示す回路図
である。
【図7】ID処理回路の第4実施例の構成を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置(SCSI装置) 2 光ディ
スクユニット 3 電源ユニット 9,9a〜9d ID処理回路(ID番号自動設定手
段,ID情報出力手段) 10 入力コネクタ 11 出力
コネクタ 12 IDスイッチ(ID番号手動設定手段,ID番号
選択手段) 13 番号表示板(ID番号表示手段) D1,D2 ダイオード(電源部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SCSIインタフェース回路と、それぞ
    れSCSI規格に準拠した入力コネクタと出力コネクタ
    とを備えたSCSI装置において、 前記入力コネクタから入力するID情報によって自己の
    ID番号を自動的に設定するID番号自動設定手段と、 前記設定した自己のID番号に基づいて他のSCSI装
    置のID情報を作成して前記出力コネクタから出力する
    ID情報出力手段とを設けたことを特徴とするSCSI
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のSCSI装置において、 前記自己のID番号をオペレータがマニュアルで設定す
    るためのID番号手動設定手段を設けたことを特徴とす
    るSCSI装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のSCSI周辺装置におい
    て、 前記ID番号自動設定手段により設定されたID番号と
    前記ID番号手動設定手段により設定されたID番号と
    のいずれを自己のID番号にするかを選択するID番号
    選択手段を設けたことを特徴とするSCSI周辺装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項記載のS
    CSI装置において、 前記ID番号自動設定手段又は前記ID番号手動設定手
    段により設定された自己のID番号を表示するID番号
    表示手段を設けたことを特徴とするSCSI装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項記載のS
    CSI装置において、 前記各手段がそれぞれ必要とする電力を自己の電源装置
    から受給すると共に、前記入力コネクタ又は前記出力コ
    ネクタの電力供給端子からも受給可能な電源部を設けた
    ことを特徴とするSCSI装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08106429A (ja) * 1994-09-28 1996-04-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報処理装置及びその制御方法
JPH11265338A (ja) * 1998-03-13 1999-09-28 Canon Inc 情報処理装置、接続状態表示方法、情報処理システム及び記憶媒体
JP2007140627A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 計算機システム
JP2011198088A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成システム及び画像処理プログラム

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