JPH06180379A - 消費カロリー計算装置及び消費カロリー計算装置を備えた電 子時計 - Google Patents

消費カロリー計算装置及び消費カロリー計算装置を備えた電 子時計

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JPH06180379A
JPH06180379A JP4353776A JP35377692A JPH06180379A JP H06180379 A JPH06180379 A JP H06180379A JP 4353776 A JP4353776 A JP 4353776A JP 35377692 A JP35377692 A JP 35377692A JP H06180379 A JPH06180379 A JP H06180379A
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JP
Japan
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scale
exercise
weight
time
calorie consumption
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Pending
Application number
JP4353776A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Karasawa
克明 唐沢
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運動に際しての消費カロリーの大凡の値が、
極めて容易な操作で認識できる消費カロリー計算装置の
提供、更にはこのような消費カロリー計算装置を備える
電子時計を提供する。 【構成】 文字板2の体重尺3と回転ベゼル7上の時間
尺10とより運動(例えばエアロビックス、ジョギン
グ)をする者の体重とその運動時間との積を得て、これ
に運動種目等に関する一定の固定値を積算した消費カロ
リーを消費カロリー指示印2aが指すエアロビックス尺
9等の目盛で示す構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消費カロリー計算装置
及び消費カロリー計算装置を備えた電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、運動の種類すなわち激しさを示す
値(後述のRMR)、運動者の年令性別による値(後述
の性別、年令別基礎代謝基準値)、運動時間および運動
をする者の体重等を入力することにより、これらの積で
表わされる当該運動による消費カロリーが表示される小
型の消費カロリー計算装置は、携帯に便利なものとし
て、広く実用に供されている。また、この種の消費カロ
リー計算装置は、その携帯上の便宜性から、一般に、電
子腕時計に付属する形態で構成されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き、消費カロ
リー計算装置は、上記の如く運動の種類による値等の基
礎データを細かく入力し、それらの基礎データに基づき
消費カロリーを算出するものであるから、得られる消費
カロリーは比較的精度の高いものとなるが、反面、基礎
データを細かく入力する作業は、実際に行なってみる
と、極めて煩わしい。そのため消費カロリー計算装置と
して利用することが、つい面倒になり、結局、これを利
用しないようになるということが多々あった。本発明
は、上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、運動
に際しての消費カロリーの大凡の値が、極めて容易な操
作で認識できる消費カロリー計算装置の提供、更にはこ
のような消費カロリー計算装置を備える電子時計の提供
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、円形計算尺の原理を利用する構成にし
て、運動をする者の体重と運動時間の積を得る操作をし
たときは、上記積が示される位置と一定の関係にある位
置に運動の種類毎に運動消費カロリーが示されるように
した。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に基づいて、本発
明を具体的に説明する。なお、本実施例は、ストップウ
ォッチ機能が付加されている電子腕時計に本発明を適用
したものである。側面にスイッチSW1、SW2を備え
て円形状をした時計ケース1の内部正面に配設されてい
る円形状の文字板2には、12時の位置が50kgで3
時の位置が90kgとなっている円弧状をした対数目盛
の体重尺3が、印刷表示されている。なお、この体重尺
3は後述のストップウォッチタイム表示部6の存在等の
理由により、30kgから100kgまでの目盛だけが
表示されて他は省略されているが、本来は、対数目盛の
性質からいって30kgの目盛の位置から左回りで進む
程、小さな値の目盛があり、すなわち、25、20、1
5kgの目盛があり、10kgの目盛の位置は図示され
ている100kgの目盛の位置に一致する。
【0006】また、文字板2には、12時の位置に、文
字板2の外周に直角に時計ケース1の外側を指す矢印マ
ークすなわち消費カロリー指示印2aが印刷表示されて
おり、更に7時から5時の位置の近傍には、文字板2に
円弧状の窓部が形成され液晶表示パネルからなり計測さ
れたストップウォッチタイムがデジタル表示されるスト
ップウォッチタイム表示部6が設けられている。なお、
時計ケース1内には、円弧状をした文字板2の中心を回
転中心とし、現在時刻を表示する短針4および長針5が
設けられている。
【0007】回転ベゼル7は、円形状をした上記時計ケ
ース1の外周に沿って回動可能に取付けられている。そ
して、この回転ベゼル7の正面側には、外周側から、ジ
ョギング尺8、エアロビックス尺9および時間尺10が
印刷表示されている。ジョギング尺8、エアロビックス
尺9は、それぞれ運動種目をジョギング、エアロビック
スとしたときの消費カロリー(単位はkcal)を示す
目盛からなる。また、最も内側に表示されている時間尺
10は、運動時間を分を単位として示す対数目盛からな
り、前記体重尺3と一体となり円形計算尺を形成するよ
うに構成されており、体重尺3とは逆に左回りで、順
次、大きな値となっている。従って、時計ケース1に対
する回転ベゼル7の回転位置関係すなわち体重尺3に対
する時間尺10の位置関係が図1に示す如くになってお
り、体重尺3の35kgの目盛と時間尺10の15分の
目盛が向合っているときは、両者の積525は、体重尺
3の10kgを示す目盛すなわち100kgを示す目盛
と向合っている時間尺10の目盛より読取ることができ
る。
【0008】ここで運動による消費エネルギーについて
説明しておく。前述の如く運動による消費エネルギーE
(kcal)は、次式で示される。 E=W×t×RMR×Sa
【0009】ここでWは運動を行なう者の体重をkgを
単位として表わした値であり、tは運動を行なった時間
を分を単位として表わした値であり、RMR(relatiue
metabolic rate)は運動の種類すなわち運動の激しさ
を表わした値であり、Saは性別、年令別基礎代謝基準
値(kcal/kg分)であり、年令および性別に応じ
1分間に体重1kg当りどれだけエネルギーを消費する
かを示す値である。
【0010】ところで、上記式の右辺におけるW×t
は、前述のように体重尺3と時間尺10とを計算尺とし
て利用して計算でき、体重尺3の100kgの目盛に向
合う時間尺10の目盛の示す値として得られる。また、
上記式の右辺におけるRMRは、上述の如く運動の種類
を特定した場合、一定値となり、Saは、この消費カロ
リー計算装置を利用すると考えられる20才代前後から
65代前後の者に限ってみると、男女を問わず、概ね一
定(約0.015)の値になり、あまり大きな変化はな
く、これを一定値とみてもそれほど大きな誤差を招くこ
とにはならない。従って、上記式の右辺におけるRMR
×Saは運動の種類毎に一定値になると考えてもよいこ
とになる。このため、ある特定の運動種目を行なったと
きの消費エネルギーEすなわちW×t×RMR×Sa
は、その運動種目についての上記一定値(すなわちRM
R×Sa)と前記時間尺10の目盛(すなわち体重尺3
の100kgの目盛に向い合う時間尺10の目盛であ
り、W×tを示す目盛)から読取られる値との積という
ことになる。このことから、回転ベゼル7に上記時間尺
10の各目盛と対応づけて、その目盛から読取れる値
(すなわちW×t)とある特定の運動種目についての上
記一定値(すなわちRMR×Sa)との積(すなわち
E)を表示しておけば、上記対応づけに基づき容易にそ
の運動種目による消費エネルギーEを求めることができ
ることになる。
【0011】いま、時計ケース1に固定されている文字
板2において、その中心(すなわち短針4、長針5の回
転中心)が、文字板2に印刷表示されている体重尺3の
50kgの目盛の位置(すなわち12時の位置であり、
消費カロリー指示印2aが指している位置)と100k
gの目盛の位置とを見込む角度をθとする。そして上述
の対応づけ、すなわち時間尺10の各目盛と消費エネル
ギーEの表示位置との対応づけを回転ベゼル7上で時間
尺10の各目盛から左回りで上記θだけ回転した位置と
し、回転ベゼル7上で時間尺10の外側にエアロビック
スについての消費エネルギーEを目盛ったのがエアロビ
ックス尺9であり、ジョギングについての消費エネルギ
ーEを目盛ったのがジョギング尺8である(このように
時間尺10の各目盛とエアロビックス尺9等の目盛との
対応づけを回転ベゼル7上の時間尺10の各目盛の近傍
すなわち直ぐ外側とせず、θだけ左側に回転した位置と
したのは、本実施例は時計バンド11により腕に取付け
て携帯するものであるから、数字が横倒になって見える
体重尺3の100kgの目盛の外側の位置よりも、12
時の位置すなわち消費カロリー指示印2aが指している
位置の数字が読取り易いからである)。
【0012】次に以上の如くに構成された本実施例を利
用しての消費エネルギーの計測方法について説明する。
例えば、いま、体重が60kgの人が運動種目としてエ
アロビックを選び、これを行なうとする。この場合、エ
アロビックスの開始と共にスイッチSW2を操作する。
これにより、この開始時からの時間経過が計測され、計
測結果は、刻々とストップウォッチタイム表示部6に表
示されていく。そして、この運動を停止するときは、再
度、スイッチSW2を操作するが、例えば、図2に示す
ようにストップウォッチタイム表示部6に30分という
表示がなされ、この人は上記運動を30分間だけ継続し
て行なったとする。このとき、この人が上記運動により
消費したカロリーは、次のようにして求められる。すな
わち、回転ベゼル7を回転せしめ、図2に示すように時
間尺10の30分の目盛を体重尺3の60kgの目盛に
合わせる。そして、この状態を保って、消費カロリー指
示印2aが指す目盛より、上記消費カロリーが約120
kcalであることを読取ることになる。
【0013】なお、ジョギングによる消費カロリーの計
測の場合も概ね、上記同様にして行なうが、この場合
は、エアロビックス尺9の代りにジョギング尺8を利用
する。
【0014】以上詳述したように本実施例によれば、極
めて容易な操作により、運動による消費カロリーを概算
することができる。また、消費カロリー値の読取位置が
腕時計としての12時の位置の近傍であるので極めて容
易に消費カロリー値を読取ることができる。更に体重尺
3の50kgの位置を上記12時の位置としたので、平
均的な体重をしている多くの者にとり体重尺3と時間尺
10との目盛を合わせるべく回転ベゼル7を回転せしめ
る操作が極めて容易である。更に加えて、本実施例によ
れば、自己の体重とこれから行なわんとする運動と、こ
れから消費せんとする消費カロリー値とより、何分間、
その運動を行なえばよいかといったことも容易に認識で
きる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、円形計
算尺の原理を利用する構成にして、運動をする者の体重
と運動時間の積を得る操作をしたときは、上記積が示さ
れる位置と一定の関係にある位置に運動の種類毎に運動
消費カロリーが示されるようにした消費カロリー計算装
置およびこれを備えた電子時計に係るものであるから、
運動に際しての消費カロリーの大凡の値が、極めて容易
な操作で認識できる消費カロリー計算装置の提供、更に
はこのような消費カロリー計算装置を備える電子時計の
提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す図である。
【図2】上記実施例の利用方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】 1 時計ケース 2 文字板 2a 消費カロリー指示印 3 体重尺 4 短針 5 長針 6 ストップウォッチタイム表示部 7 回転ベゼル 8 ジョギング尺 9 エアロビックス尺 10 時間尺 11 時計バンド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状をしており、その円周近傍部に沿
    って体重を表わす値が対数目盛で示されている体重目盛
    表示部材と、 この体重目盛表示部の周囲に回動可能に設けられ、体重
    目盛表示部の上記対数目盛に対向する部分に沿って、運
    動時間を表わす値が対数目盛で示され、体重目盛表示部
    の上記対数目盛と一体となって計算尺を構成すると共
    に、所定の運動による消費カロリーを示す目盛が上記運
    動時間を表わす対数目盛と一定の関係を保って示されて
    いる回動部材とを備えることを特徴とする消費カロリー
    計算装置。
  2. 【請求項2】 前記回転部材には、複数種の運動に対応
    しそれぞれその運動による消費カロリーを示す複数の目
    盛が、示されていることを特徴とする請求項1記載の消
    費カロリー計算装置。
  3. 【請求項3】 時刻表示部と、 体重を表わす目盛が円弧状に示されている文字板と、 この文字板の周囲部で時計ケースに回動可能に設けら
    れ、運動時間を示す目盛と所定の運動の消費カロリーを
    示す目盛とが一定の関係を保って表示されている回転ベ
    ゼルとを備えたことを特徴とする運動消費カロリー計算
    装置を備えた電子時計。
JP4353776A 1992-12-15 1992-12-15 消費カロリー計算装置及び消費カロリー計算装置を備えた電 子時計 Pending JPH06180379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2516870C2 (ru) * 2008-12-26 2014-05-20 Омрон Хэлткэа Ко., Лтд. Система получения биологической информации и способ получения биологической информации

Cited By (2)

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