JPH0617960A - 電磁弁駆動装置 - Google Patents

電磁弁駆動装置

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JPH0617960A
JPH0617960A JP19762892A JP19762892A JPH0617960A JP H0617960 A JPH0617960 A JP H0617960A JP 19762892 A JP19762892 A JP 19762892A JP 19762892 A JP19762892 A JP 19762892A JP H0617960 A JPH0617960 A JP H0617960A
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JP
Japan
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solenoid valve
push button
valve
shower
solenoid
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JP19762892A
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Tomoyasu Mizutani
友保 水谷
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KVK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池駆動により多数個のラッチング型電磁弁
を駆動し得る電磁弁駆動装置に関し、電池の負荷を軽減
させる。 【構成】 多数個のラッチング型電磁弁SV1〜電磁弁
SV6をコントローラ23からの指令により電池駆動で
開閉作動させる電磁弁駆動装置であって、1つの開弁ま
たは閉弁指令信号に基づいて該各電磁弁SV1〜電磁弁
SV6を1個宛或いはグループ毎に少なくとも該各電磁
弁SV1〜電磁弁SV6の所要作動時間以上の時間差を
置いて順次駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池により多数個のラ
ッチング型電磁弁を駆動する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に多数個の電磁弁を同時に駆動させ
る機械では一時に大電流を必要とするので従来では殆ん
ど100ボルト以上の商用電源を使用するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし商用電源は、漏
電事故のおそれがあり、また配線工事を必要とするので
設置が容易でない欠点がある。一方、乾電池駆動方式を
採れば上記のおそれは解消されるが、乾電池は一般に内
部抵抗が大きいため多数個の電磁弁を同時に駆動できる
ような大電流が流せない欠点、および、一時に大電流を
流すと寿命を著しく低下させる欠点がある。
【0004】本発明は、電池駆動式電磁弁駆動装置の上
記欠点を解消し、電池寿命を著しく低下させることな
く、しかも多数個の電磁弁を確実に駆動できる電磁弁駆
動装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の電磁
弁駆動装置は、多数個のラッチング型電磁弁をコントロ
ーラからの指令により電池駆動で開閉作動させる電磁弁
駆動装置であって、1つの開弁または閉弁指令信号に基
づいて該各電磁弁を1個宛或いはグループ毎に少なくと
も該各電磁弁の所要作動時間以上の時間差を置いて順次
駆動させることを特徴としたものである。
【0006】
【作用】電磁弁が1個宛或いはグループ毎に時間をずら
せて駆動されるので一時に必要とする電流は電磁弁1個
または1グループを駆動し得るものでよくなり、大きな
電圧降下や電流消費がなくなる。
【0007】
【実施例】先ず本発明にて使用されるラッチング型(ま
たは自己保持型ともいえる)電磁弁の電磁アクチュエー
タ部の構成の概要を図14に従い簡単に説明する。この
電磁アクチュエータ1はヨーク2中にコイル3,永久磁
石4が設けられ、該コイル3,永久磁石4の中心に固定
鉄芯5を設けると共にプランジャー6をスプリング7に
より一方に付勢して進退動自在に配置してなるものであ
る。この電磁アクチュエータでは、プランジャー6が突
出状態にあるときコイル3に図示矢印で示した方向の磁
力線が生じるように電流を流すとプランジャー6はスプ
リング7の張力に抗して左方へ退動し、その状態はコイ
ル3の電流をオフしても永久磁石4の磁力線のために保
持される。そして次にコイル3に反対向の電流を流し永
久磁石4の磁力線を打ち消すようにすると再びプランジ
ャー6は右方に進出してその状態はコイル3の電流をオ
フしても接続する。
【0008】このためこの種の電磁アクチュエータ1を
使用したラッチング型電磁弁ではコイルに連続通電して
いなくても開位置また閉位置が保持され、乾電池等の微
弱な電流でも瞬間的なパルス状通電のみで開閉作動でき
電気エネルギーの消費が少ない特長がある。
【0009】次に上記ラッチング型電磁弁SV1〜SV
6を使用した多機能シャワー装置を図1〜図13に従い
説明する。この装置は、浴室,シャワー室等の内壁面に
設けられ、ミストシャワー(湯水を霧状にして噴出させ
るもの)、トップシャワー(スコールのようなシャワー
を全身に浴びるもの)、うたせ湯(滝のように落ちる湯
の刺激でマッサージ気分が楽しめるもの)、ハンドシャ
ワー(シャワーヘッドを手に持って自由にシャワーを楽
しめるもの)、ボディーシャワー(上半身から下半身に
わたり扇状シャワーを吹付け心地よい刺激を受けるも
の)、および、床散湯シャワー(使用前に床を湯で温め
ておくことで寒冷時の使用を快適にするもの)等の6種
類の多彩なシャワーを楽しめるようにするものである。
【0010】図において、10は公知のサーモスタット
付湯水混合水栓、11はその吐水口、12は温度調節摘
子、13は吐水切換摘子、14は混合水供給管である。
切換摘子13を回転操作することによりこの混合水栓で
適温に混合された湯水が吐水口11または供給管14に
切換吐出できるようにしている。
【0011】図1にこの多機能シャワー装置の配管系お
よび信号系をブロック図にて示す。同図にて15は前記
供給管14を通して該シャワー装置に供給された湯水の
温度を監視するサーミスタ、16は該サーミスタ15を
通過した湯水を6系統に分配する分岐パイプで、該分岐
パイプ16に電磁弁SV1を介してミストシャワー1
7,17、電磁弁SV2を介してトップシャワー18、
電磁弁SV3を介してうたせ湯口19、電磁弁SV4を
介してハンドシャワー20、電磁弁SV5を介してボデ
ィシャワー21,21、および、電磁弁SV6を介して
床散湯ノズル22が夫々接続される。
【0012】23は操作部24,表示部25,制御部2
6,駆動部27からなるコントローラ、28は該コント
ローラ23および前記電磁弁SV1〜SV6の駆動用電
源である乾電池である。
【0013】背面が開口した竪長箱状のFRP製の防水
性ケース29中にこの装置全体が組付けられる、即ち、
前記ミストシャワー17,17は、該ケース29の前面
上部2個所に開設した取付孔に夫々外側から鍔付の筒体
30を嵌合し、該筒体30に内側からナツト31を螺合
することにより固着すると共に、該筒体30内にミスト
発生用のノズル32を螺合している。
【0014】またトップシャワー18は、ケース29の
前面に開設された取付孔に外側から取付筒33を嵌合し
内側からナット34を螺合締付し固着すると共に、該取
付筒33にビス35により自在シャワーヘッド36が固
着されてなり、該自在シャワーヘッド36は内部に自在
継手37が設けられ外周にはベローズ38が形成され給
水路が屈曲できその先端の吹出口39が所望方向に自由
に回転できるようにしている。
【0015】うたせ湯口19は同じくケース29の前面
取付孔にフランジ付筒体40を外側から嵌合し内側から
フランジナット41を螺合締付すると共に、該フランジ
付筒体40の外方突出部にうたせ湯ノズル42を螺着し
てなる。ハンドシャワー20はケース29の側壁に突出
させた連結筒43にエルボ44を回転自在に装着し、該
エルボ44に可撓性ホース45を継ぎ該可撓性ホース4
5の先端にシャワーヘッド46を接続し、該シャワーヘ
ッド46をハンガー47に引掛できるようにしている。
【0016】ボディシャワー21,21はケース29の
前面下部2個所に開設された取付孔に夫々外側から鍔付
の筒体48を嵌合し、該筒体48に内側からナット49
を螺合締付すると共に、該筒体48内にノズル50を螺
合している。
【0017】また、ケース29の下端壁には前記供給管
14を接続させる口金51が内側からナット52を締付
することにより固着されている。53は床散湯ノズル2
2の可撓性ホース77を接続するために設けられた給水
口で、該給水口53もケース29の下端壁に内側からナ
ット54を締付することにより固着されている。78は
床散湯ノズル22を浴室壁面に支持しているハンガーを
示す。
【0018】55は前記コントローラ23が収納されて
いるコントロールボックス、56は該コントロールボッ
クス55と一体に形成された電池ボックスである。この
コントロールボックス55および電池ボックス56はケ
ース29の前面に開設された竪長方形状の窓孔にその前
面が略々面一に合致するようビス57,57…によりケ
ース29内に固着されている。
【0019】コントロールボックス55の前面には、
“ミスト”と表示されたスイッチSW1と、“トップ”
と表示された押釦スイッチSW2と、“打たせ湯”と表
示された押釦スイッチSW3と、“ハンド”と表示され
た押釦スイッチSW4と、“ボディ”と表示された押釦
スイッチSW5と、“床散湯”と表示された押釦スイッ
チSW6と、“水抜き”と表示された押釦スイッチSW
7と、“止”と表示された押釦スイッチSW8が設けら
れ、該押釦スイッチSW1〜SW7には夫々その動作を
表示する発光ダイオードLED1〜7が設けられている
と共に、押釦スイッチSW8の上方には電池交換表示お
よび高温カット表示をする発光ダイオードLED8が設
けられている。なお、これらの押釦スイッチSW1〜S
W8は前記コントローラ23中の操作部24に含まれ、
発光ダイオードLED1〜LED8は表示部25をなし
ている。
【0020】56はコントロールボックス55と一体に
形成された電池ボックスで、該電池ボックス56中には
ホルダ58に保持させて単3型の前記乾電池28が4本
収納できるようにしており、電池交換時に該ホルダ58
が取り出せるようにケース29の表面に着脱自在にプラ
スチック製のカバー59が嵌着されている。
【0021】次に電磁弁SV1〜SV6の取付構造を説
明する。ケース29の内部両側壁寄りに3本宛支柱6
0,61を固植し、中間部を凹形に折曲してなる3個の
金属板製の取付金具62,63,64の両端を該支柱6
0,61上にビス65により固着し、該取付金具62,
63,64の中間部にビス66により電磁弁SV1〜S
V6を固着する。一方、金属板製の裏蓋67は、ケース
29内の四隅部寄りに夫々固植した支柱68の先端にビ
ス69により隅角部を固定すると共に、前記取付金具6
2,63,64にビス70を螺締することにより該裏蓋
67を該取付金具62,63,64に対しても固定して
いる。
【0022】そして、各電磁弁SV1〜SV6と分岐パ
イプ16とは一体的に固定され、連絡ホース71によっ
て前記サーミスタ15部を介してを介して口金51に接
続する。電磁弁SV1と筒体30とを連絡ホース72,
電磁弁SV2と取付筒33とを連絡ホース73、電磁弁
SV3とフランジ付筒体40とを連絡ホース74で夫々
接続する。また、前記連結筒43を電磁弁SV4に接続
し、電磁弁SV5を連絡ホース75を介して前記筒体4
8に接続し、電磁弁SV6を連絡ホース76を介して前
記給水口53に接続する。
【0023】80はこの多機能シャワー装置を浴室壁面
等に取付けるために該壁面にビス81をもって固着され
たフックで、該フック80を裏蓋67の上部に開設した
開口82中に遊嵌することにより該装置を該壁面に吊下
し得る。また、83は該フック80の下方で壁面にビス
84をもって固着した固定金具で、該固定金具83には
前方に突出する螺子軸85が固植され、該螺子軸85が
貫通する長孔86が裏蓋67の下縁部に形成され、ケー
ス29内より該螺子軸85に蝶ナット87を螺合締付す
ることにより該固定金具83に該裏蓋67を固定できる
ようにしている。なお、88はケース29の下壁面に形
成された開口に着脱自在に止着されたキャップで、蝶ナ
ット87を締付するに際しては該キャップ88を外して
ケース29内に手指を入れ操作できるようにしている。
【0024】このように構成した多機能シャワー装置で
は、図10にコントローラ23の基本機能をタイミング
チャートにより示したように、スイッチSW1を押すと
発光ダイオードLED1が点灯すると同時に電磁弁SV
1が開かれ該ダイオードLED1は5秒後に消灯する。
そして電磁弁SV1が開くことによってミストシャワー
17,17より湯水が霧状に吹出され、この吹出は押釦
スイッチSW8を押すことにより停止する。なお電池ボ
ックス56中にセットされている乾電池の電圧が4.5
ボルト以下になったときはそのことが検知され上記吹出
の間ダイオードLED8が点滅する。
【0025】また押釦スイッチSW2を押すと発光ダイ
オードLED2が点灯し、電磁弁SV2が開きトップシ
ャワー18より湯水が噴射され、押釦スイッチSW8を
押すことによりそれが停止できる。同様に押釦スイッチ
SW3を操作することで発光ダイオードLED3,電磁
弁SV2が作動し、うたせ湯口19より湯水を吐水で
き、押釦スイッチSW8を操作することでその吐水を停
止できる。
【0026】さらに押釦スイッチSW4の操作で発光ダ
イオードLED4,電磁弁SV4が作動し、ハンドシャ
ワー20より吐水でき、押釦スイッチSW5の操作によ
り発光ダイオードLED5,電磁弁SV5が作動し、ボ
ディシャワー21,21より吐水でき、押釦スイッチS
W8により止水できる。なお、上記操作の間に電池電圧
が低い場合は同様に発光ダイオードLED8が点滅す
る。また、押釦スイッチSW1乃至押釦スイッチSW5
の操作中に押釦スイッチSW8を押すことなく他の押釦
スイッチSW1〜押釦スイッチSW5が操作された場合
その後に操作された操作が優生し吐水状態を切換えでき
る。また、同一スイッチの重復操作は無効となる。
【0027】図11には押釦スイッチSW6を操作した
場合のタイミングチャートを示す。押釦スイッチSW6
を押圧操作するとすぐに発光ダイオードLED6が点灯
するが、制御部26に内蔵されたタイマーが作動し5秒
後に電磁弁SV6が開作動し、床散湯シャワー22より
湯水が散水される。この床散湯シャワー22は浴室使用
前に予めその床面を散湯により温めておくためのもので
あるので、操作した者の衣服や足が突然の散湯によりぬ
れないようにするため上記猶予時間が設けられている。
この床散湯は同様にタイマーにより10分間で自動止水
するほか、押釦スイッチSW8の操作で任意止水するこ
ともできる。また、電磁弁SV1〜電磁弁SV5が開作
動中のとき押釦スイッチSW6が操作された場合はこの
床散湯が優先するようになっている。
【0028】図12にはサーミスタ15より異常信号が
得られた際のタイミングチャートを示す。例えば電磁弁
SV1の開作動中にサーミスタ15が高温度検出または
断線等の信号を出した場合、その異常信号が3秒間継続
の後(湯水温度の脈動による瞬間的なものを排除するた
めタイマーカウントにより異常状態の持続性を判断する
ため)に発光ダイオードLED8を点灯させ異常発生を
表示すると共に電磁弁SV1を閉止する。このとき押釦
スイッチSW1〜SW7のいずれの入力もうけいれな
い。そして、異常信号が停止したときは同じく5秒間タ
イマーカウントによりその持続性が確かめられた後に発
光ダイオードLED8を消灯させる。なお、異常信号発
生時,異常信号停止時とも5秒間以上の持続性がなかっ
た場合にはそのままの状態が継続される。このようにサ
ーミスタ15から得られる異常信号にはタイマーカウン
トによりその持続性が確かめられてから異常表示および
緊急閉止或いはその解除がなされるようにしている。
【0029】図13には水抜きのため押釦スイッチSW
7を押圧操作し全部の電磁弁SV1〜電磁弁SV6を開
かしめる際のタイミングチャートを示す。押釦スイッチ
SW7が操作されると先ず電磁弁SV1が開弁し、それ
から50ミリ秒後に電磁弁SV2が開弁し、さらに50
ミリ秒後に電磁弁SV3が開弁し、さらに50ミリ秒後
に電磁弁SV4、さらに50ミリ秒後に電磁弁SV5、
さらに50ミリ秒後に電磁弁SV6が開作動するように
なっている。そして発光ダイオードLED7が点滅し水
抜中であることを表示すると共に、それから水抜きに必
要な例えば10分間経過後に電磁弁SV1から電磁弁S
V6の順に夫々20ミリ秒後の間隔を置いて自動的に閉
弁する。なお、この閉弁動は押釦スイッチSW8により
任意に行うこともできる。また、他の電磁弁SV1〜S
V6が開弁時であってもこの水抜きを優先させている。
そして、水抜き中は他のスイッチの操作は受け付けな
い。
【0030】このように水抜のため全部の電磁弁SV1
〜電磁弁SV6に開弁或いは閉弁の指令信号を出すに際
しては、その各電磁弁の所要作動時間以上の時間差を置
いて順次作動させるようにしている。これにより電源電
池に一時に過大な負荷が掛からないようにしている。な
お、開弁時の時間差を50ミリ秒、閉弁時の時間差を2
0ミリ秒とし、その設定時間差を開弁時と閉弁時とでは
異ならしめたのは、ここに使用したラッチング型電磁弁
の所要作動時間が開弁時と閉弁時で異なるためである。
このように上記時間差を考慮しその電磁弁の所要作動時
間を考慮しその所要作動時間以上に設定することにより
2個以上の電磁弁につき同時に駆動電流が必要となるこ
とのないようにする。
【0031】なお、発光ダイオードLED1〜LED5
は夫々スイッチSW1〜SW5が押釦操作がされたこと
の確認を容易にするために表示させるものであるので夫
々点灯時間は5秒間に抑えてあり無用な電池の消耗を防
いでいる。また、押釦スイッチSW6を操作したときの
発光ダイオードLED6の点灯時間は10秒間となるよ
うに設定されている。また、発光ダイオードLED8の
連続点灯時間および点滅時間も10分間を超えないよう
にして無駄な電池消耗が防がれるようにしている。この
多機能シャワーは乾電池を電源として駆動されるので、
浴室等に設置するに当って配線工事を必要とせず、取付
が容易であると共に、漏電のおそれもなく安全に使用で
きる。
【0032】なお、この実施例では、電磁弁SV1〜電
磁弁SV6が1個宛時間差を置いて作動するようにした
が、2個或いは2個以上を1グループとしてグループご
とに時間差を置いて作動させるようにしても、全部を同
時に作動させるよりも所要電流の一時的集中が回避でき
乾電池の負荷が軽減される。
【0033】また、この実施例は湯水の温度をサーモス
タット付湯水混合水栓10の温度調節摘子12にて行う
ようにしたが、コントロールボックス55中に温度調節
部を設け図1に示したようにその温度指令90により該
サーモスタット付湯水混合水栓10のコントロールモー
タを作動させ温度調節がこの多機能シャワー部にて行わ
れるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】このように本発明の電磁弁駆動装置によ
れば、多数個の電磁弁を備えた機器においても一時に大
電流を要することなく乾電池駆動によっても確実に各電
磁弁を開閉作動させることができると共に、乾電池の負
荷も軽減させその寿命を増大させる効果がある。また、
電気配線工事が不要で漏電等のおそれがないので、浴室
等への設置も容易となり安全に使用できるなど種々の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁弁駆動装置の一実施例を示す
多機能シャワー装置のブロック図。
【図2】多機能シャワー装置の全体の外観斜視図。
【図3】多機能シャワー装置の正面の要部拡大図。
【図4】多機能シャワー装置の上半分の縦断面図。
【図5】多機能シャワー装置の下半分の縦断面図。
【図6】多機能シャワー装置の裏面図。
【図7】多機能シャワー装置の裏蓋を外したときの上半
分の裏面図。
【図8】多機能シャワー装置の裏蓋を外したときの下半
分の裏面図。
【図9】図7のXーX線断面図。
【図10】コントローラによる基本機器のタイミングチ
ャート。
【図11】コントローラによる床散湯機能のタイミング
チャート。
【図12】コントローラによる高温カット機能のタイミ
ングチャート。
【図13】コントローラによる水抜き機能のタイミング
チャート。
【図14】ラツチング型電磁弁のアクチュエータ部の概
略の縦断面図。
【符号の説明】
SW1〜SW8 押釦スイッチ SV1〜SV6 電磁弁 23 コントローラ 28 乾電池
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】そして、各電磁弁SV1〜SV6と分岐パ
イプ16とは一体的に固定され、連絡ホース71によっ
て前記サーミスタ15部を介して口金51に接続する。
電磁弁SV1と筒体30とを連絡ホース72,電磁弁S
V2と取付筒33とを連絡ホース73、電磁弁SV3と
フランジ付筒体40とを連絡ホース74で夫々接続す
る。また、前記連結筒43を電磁弁SV4に接続し、電
磁弁SV5を連絡ホース75を介して前記筒体48に接
続し、電磁弁SV6を連絡ホース76を介して前記給水
口53に接続する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また押釦スイッチSW2を押すと発光ダイ
オードLED2が点灯し、電磁弁SV2が開きトップシ
ャワー18より湯水が噴射され、押釦スイッチSW8を
押すことによりそれが停止できる。同様に押釦スイッチ
SW3を操作することで発光ダイオードLED3,電磁
弁SVが作動し、うたせ湯口19より湯水を吐水で
き、押釦スイッチSW8を操作することでその吐水を停
止できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個のラッチング型電磁弁をコントロ
    ーラからの指令により電池駆動で開閉作動させる電磁弁
    駆動装置であって、1つの開弁または閉弁指令信号に基
    づいて該各電磁弁を1個宛或いはグループ毎に少なくと
    も該各電磁弁の所要作動時間以上の時間差を置いて順次
    駆動させることを特徴とする電磁弁駆動装置。
  2. 【請求項2】 開弁指令信号と閉弁指令信号とは異なる
    時間差をもって各電磁弁を駆動させるようにした請求項
    1記載の電磁弁駆動装置。
JP19762892A 1992-06-30 1992-06-30 電磁弁駆動装置 Withdrawn JPH0617960A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110323370A (zh) * 2018-03-28 2019-10-11 郑州宇通重工有限公司 一种电池箱水分处理系统和一种电池箱
US11365569B2 (en) 2016-11-25 2022-06-21 Ansei Corporation Vehicle door lock apparatus
US11365568B2 (en) 2018-06-26 2022-06-21 Ansei Corporation Vehicle door lock apparatus

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