JPH0617751Y2 - 名刺、カ−ド類の繰出し装置 - Google Patents
名刺、カ−ド類の繰出し装置Info
- Publication number
- JPH0617751Y2 JPH0617751Y2 JP1986007042U JP704286U JPH0617751Y2 JP H0617751 Y2 JPH0617751 Y2 JP H0617751Y2 JP 1986007042 U JP1986007042 U JP 1986007042U JP 704286 U JP704286 U JP 704286U JP H0617751 Y2 JPH0617751 Y2 JP H0617751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cards
- business
- feeding member
- main body
- feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は名刺、カード類を収容状態から１枚ずつ繰出す
ことができる極く小型薄型の装置に関するものである。
ことができる極く小型薄型の装置に関するものである。
（従来の技術） 例えば名刺入れに在中の名刺を取出すときは指先で引出
さねばならぬため時として大変に苦労する場合があり、
他のカードでも事情は同様である。これに対し、機械的
にカード類を整理しかつ出し入れするものは特開昭５０
−１４６４２１号により公知であるが、これでは誘導板
を出し入れの都度往復させねばならず、面倒であった。
さねばならぬため時として大変に苦労する場合があり、
他のカードでも事情は同様である。これに対し、機械的
にカード類を整理しかつ出し入れするものは特開昭５０
−１４６４２１号により公知であるが、これでは誘導板
を出し入れの都度往復させねばならず、面倒であった。
（技術的課題） 本考案は前記の点に鑑みたものでその目的は、名刺、カ
ード入れとしてそのまま携帯できる大きさにすることも
でき、複雑な機械的構成を不要であり廉価に製造でき、
しかも大変使いやすい名刺、カード類の繰出し装置を提
供することにある。
ード入れとしてそのまま携帯できる大きさにすることも
でき、複雑な機械的構成を不要であり廉価に製造でき、
しかも大変使いやすい名刺、カード類の繰出し装置を提
供することにある。
（技術的手段） 前記目的は、一側辺に出し入れ口１を有し、内部に名
刺、カード類２を収容する本体３の一面の、一部又は全
部に、外部操作で前記出し入れ口１方向へ移動しかつ元
位置へ戻る伸縮性の繰出し部材４を設け、繰出し部材４
の内面に、収容本体３の内面よりも摩擦抵抗の大きな摩
擦面５を設け前記出し入れ口１には、名刺、カード類２
が１枚分通過可能な隙間を残して厚さ方向へふさぐよう
に傾斜状の分離面13を設けるとともに、本体内に複数枚
の名刺、カード類２を収容するため中央部で前後方向へ
開口幅を広げるテーパ状切欠11を分離面13に対向して形
成したことにより達せられる。
刺、カード類２を収容する本体３の一面の、一部又は全
部に、外部操作で前記出し入れ口１方向へ移動しかつ元
位置へ戻る伸縮性の繰出し部材４を設け、繰出し部材４
の内面に、収容本体３の内面よりも摩擦抵抗の大きな摩
擦面５を設け前記出し入れ口１には、名刺、カード類２
が１枚分通過可能な隙間を残して厚さ方向へふさぐよう
に傾斜状の分離面13を設けるとともに、本体内に複数枚
の名刺、カード類２を収容するため中央部で前後方向へ
開口幅を広げるテーパ状切欠11を分離面13に対向して形
成したことにより達せられる。
（考案の作用） 収容本体３は一面に、伸縮性の繰出し部材４が設けてあ
り、その部材４の内面つまり本体に収容された名刺等に
接する面には摩擦面５が設けてあるため、例えば外部か
ら指で、繰出し部材４を押すと該部材４は移動し、他方
その内面に摩擦面５を有するので名刺等は出し入れ口１
へ押し出されることとなる。この繰出し部材４は伸縮性
の布、また摩擦面５はゴム片等により形成されているの
で、収容本体３の一面に装置でき、出し入れ口１は名
刺、カード類２の１枚分の厚さに該当する隙間を有する
ので、繰出し部材４の操作で名刺、カード類２を出し入
れ口１より１枚ずつ押し出す作用を果す。出し入れ口１
は厚さ方向へは前記のように狭められているが、前後方
向へ開口幅が広げられているので、複数枚の名刺カード
類２を収める操作が容易化される。
り、その部材４の内面つまり本体に収容された名刺等に
接する面には摩擦面５が設けてあるため、例えば外部か
ら指で、繰出し部材４を押すと該部材４は移動し、他方
その内面に摩擦面５を有するので名刺等は出し入れ口１
へ押し出されることとなる。この繰出し部材４は伸縮性
の布、また摩擦面５はゴム片等により形成されているの
で、収容本体３の一面に装置でき、出し入れ口１は名
刺、カード類２の１枚分の厚さに該当する隙間を有する
ので、繰出し部材４の操作で名刺、カード類２を出し入
れ口１より１枚ずつ押し出す作用を果す。出し入れ口１
は厚さ方向へは前記のように狭められているが、前後方
向へ開口幅が広げられているので、複数枚の名刺カード
類２を収める操作が容易化される。
（考案の効果） 本考案は以上の如く構成され、かつ作用するので、例え
ば従来の名刺入れの一面を加工して繰出し部材４と摩擦
面５及び分離面13を組付ければ、他の構成は流用でき、
従って全体は名刺入れと変りない程度の小型に形成する
ことができる。また繰出し部材４は伸縮性であるからカ
ード類２を押出した後、自力ですぐに戻るため非常に操
作性が良い。該部材４と表裏をなす摩擦面５を指先等で
押して操作できるから、容易かつ微妙に操作でき、また
残り枚数等も触感でわかる。さらに出し入れ口１は分離
面13で押し出される名刺、カード類が１枚ずつに制御さ
れるので、２〜３枚重なったりその中の１枚を取るとき
に重なったものが一緒に出て取り落すようなことがな
く、他方補充するときは開口幅を広げるテーパ状切欠11
から複数枚の名刺、カード類２をまとめて収容できるな
ど実用上顕著な効果がある。
ば従来の名刺入れの一面を加工して繰出し部材４と摩擦
面５及び分離面13を組付ければ、他の構成は流用でき、
従って全体は名刺入れと変りない程度の小型に形成する
ことができる。また繰出し部材４は伸縮性であるからカ
ード類２を押出した後、自力ですぐに戻るため非常に操
作性が良い。該部材４と表裏をなす摩擦面５を指先等で
押して操作できるから、容易かつ微妙に操作でき、また
残り枚数等も触感でわかる。さらに出し入れ口１は分離
面13で押し出される名刺、カード類が１枚ずつに制御さ
れるので、２〜３枚重なったりその中の１枚を取るとき
に重なったものが一緒に出て取り落すようなことがな
く、他方補充するときは開口幅を広げるテーパ状切欠11
から複数枚の名刺、カード類２をまとめて収容できるな
ど実用上顕著な効果がある。
（実施例） 以下図示実施例により説明すると収容本体３は名刺、カ
ード類２を収容するスペース７を有する偏平なケース状
に形成され、その一側辺が出し入れ口１となっており、
繰出し部材４は糸ゴム入り伸縮布の如き伸縮性材料から
成り、本体表面板の一部に開口した窓６の内周に貼付し
て一端部を取付けてある。８はその繰出し部材４の一部
に設けた孔、９はその孔８より突出する操作ノブで、該
ノブ９は摩擦面５を形成するゴム板10の上面に突設さ
れ、またこの上面で繰出し部材４の他端部と接着等によ
り一体化している。ノブ９は別に製造したものを接着し
ても良く、また図示の例程突出させなくても良い。11は
本体出し入れ口１のテーパ状切欠、12は出し入れ口１を
塞ぐように設けた三角筒状の仕切り部材、13はその斜面
に設けた名刺、カード類２を分離する面で、テーパ状切
欠11が対向している。該分離面13はざらついたもの又は
軟質ゴム等摩擦の高いもので形成されている。また14は
出し入れ口１を覆うカバーを示す。
ード類２を収容するスペース７を有する偏平なケース状
に形成され、その一側辺が出し入れ口１となっており、
繰出し部材４は糸ゴム入り伸縮布の如き伸縮性材料から
成り、本体表面板の一部に開口した窓６の内周に貼付し
て一端部を取付けてある。８はその繰出し部材４の一部
に設けた孔、９はその孔８より突出する操作ノブで、該
ノブ９は摩擦面５を形成するゴム板10の上面に突設さ
れ、またこの上面で繰出し部材４の他端部と接着等によ
り一体化している。ノブ９は別に製造したものを接着し
ても良く、また図示の例程突出させなくても良い。11は
本体出し入れ口１のテーパ状切欠、12は出し入れ口１を
塞ぐように設けた三角筒状の仕切り部材、13はその斜面
に設けた名刺、カード類２を分離する面で、テーパ状切
欠11が対向している。該分離面13はざらついたもの又は
軟質ゴム等摩擦の高いもので形成されている。また14は
出し入れ口１を覆うカバーを示す。
使用する場合には、本体１を手で持ち操作ノブ９を出し
入れ口１方向へ押すと、伸縮性の繰出し部材４が同方向
へ移動し、中の名刺、カード類２を摩擦面５により摺動
させることで１枚ずつ繰出すことができ、押したあとは
戻さなくても自動的に戻る（第１図、第２図鎖線）。な
お実施例の如く繰出し部材４に伸縮布を使用する場合繰
出した際に若干たるんで膨らみ気味になることもある。
入れ口１方向へ押すと、伸縮性の繰出し部材４が同方向
へ移動し、中の名刺、カード類２を摩擦面５により摺動
させることで１枚ずつ繰出すことができ、押したあとは
戻さなくても自動的に戻る（第１図、第２図鎖線）。な
お実施例の如く繰出し部材４に伸縮布を使用する場合繰
出した際に若干たるんで膨らみ気味になることもある。
図面は本考案に係る名刺、カード類の繰出し装置の１実
施例を示すもので、第１図は斜視図、第２図は平面図、
第３図は第２図中央部の断面図、第４図は繰出し部材と
摩擦面の分解斜視図、第５図は使用状態の拡大断面図で
ある。 １…出し入れ口、２…名刺、カード類、３…本体、４…
繰出し部材、５…摩擦面、６…窓、13…分離面。
施例を示すもので、第１図は斜視図、第２図は平面図、
第３図は第２図中央部の断面図、第４図は繰出し部材と
摩擦面の分解斜視図、第５図は使用状態の拡大断面図で
ある。 １…出し入れ口、２…名刺、カード類、３…本体、４…
繰出し部材、５…摩擦面、６…窓、13…分離面。
Claims (2)
- 【請求項１】一側辺に出し入れ口１を有し、内部に名
刺、カード類２を収容する本体３の一面の一部又は全部
に、外部操作で前記出し入れ口１方向へ移動しかつ元位
置へ戻る伸縮性の繰出し部材４を設け、繰出し部材４の
内面に、収容本体３の内面よりも摩擦抵抗の大きな摩擦
面５を設け、前記出し入れ口１には、名刺、カード類２
が１枚分通過可能な隙間を残して厚さ方向へふさぐよう
に傾斜状の分離面13を設けるとともに、本体内に複数枚
の名刺、カード類２を収容するため中央部で前後方向へ
開口幅を広げるテーパ状切欠11を分離面13に対向して形
成した名刺、カード類の繰出し装置。 - 【請求項２】分離面13は摩擦係数の高いものよりなる実
用新案登録請求の範囲第１項記載の名刺、カード類の繰
出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986007042U JPH0617751Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 名刺、カ−ド類の繰出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986007042U JPH0617751Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 名刺、カ−ド類の繰出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62118076U JPS62118076U (ja) | 1987-07-27 |
| JPH0617751Y2 true JPH0617751Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=30790128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986007042U Expired - Lifetime JPH0617751Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 名刺、カ−ド類の繰出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617751Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9220879B2 (en) | 2004-04-21 | 2015-12-29 | Acclarent, Inc. | Devices, systems and methods useable for treating sinusitis |
| WO2018079944A1 (ko) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | 최영오 | 명함 케이스 |
| US11589742B2 (en) | 2004-04-21 | 2023-02-28 | Acclarent, Inc. | Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5268850B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2013-08-21 | 株式会社吉野工業所 | シート状物収納容器 |
| JP5266434B2 (ja) * | 2010-09-18 | 2013-08-21 | 好秀 中本 | 名刺入れ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5243406B2 (ja) * | 1974-05-16 | 1977-10-31 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1986007042U patent/JPH0617751Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9220879B2 (en) | 2004-04-21 | 2015-12-29 | Acclarent, Inc. | Devices, systems and methods useable for treating sinusitis |
| US9370649B2 (en) | 2004-04-21 | 2016-06-21 | Acclarent, Inc. | Devices, systems and methods useable for treating sinusitis |
| US11589742B2 (en) | 2004-04-21 | 2023-02-28 | Acclarent, Inc. | Methods and apparatus for treating disorders of the ear nose and throat |
| WO2018079944A1 (ko) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | 최영오 | 명함 케이스 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62118076U (ja) | 1987-07-27 |
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