JPH06176733A - 低加速走査型反射電子顕微鏡 - Google Patents

低加速走査型反射電子顕微鏡

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JPH06176733A
JPH06176733A JP33036592A JP33036592A JPH06176733A JP H06176733 A JPH06176733 A JP H06176733A JP 33036592 A JP33036592 A JP 33036592A JP 33036592 A JP33036592 A JP 33036592A JP H06176733 A JPH06176733 A JP H06176733A
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JP
Japan
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sample
electron beam
lens
image
diffraction image
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JP33036592A
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Katsushige Tsuno
勝重 津野
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LEEMを用いてバルク状の試料の所望の範
囲の位相差像を観察する。 【構成】 電子銃41からの電子ビームは、偏向コイル
44、45によりX,Y方向に偏向を受ける。このビー
ムはレンズ48、カソード対物レンズ49により試料5
0面上に収束される。従って、試料50の表面の所定の
範囲は収束された電子ビームにより走査される。このと
き、試料50の前面の所定の位置には回折像が形成され
るが、レンズ48はその回折像を分割型電子線検出器4
7の位置に結像する。分割型電子線検出器47の出力信
号は信号処理回路53に入力され、所定の演算が施さ
れ、CRT54に入力される。これによって信号処理回
路53の出力信号は電子銃41から放出された電子ビー
ムの走査と同期してCRT54に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低加速電子顕微鏡(以
下、LEEMと称す)に係り、特に、細く絞った電子ビ
ームで試料面の所定の範囲を走査する低加速走査型反射
電子顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】透過型電子顕微鏡(以下、TEMと称
す)においては回折像が得られることが知られており、
この回折像は、試料の結晶構造の解析に直接利用される
だけではなく、暗視野像の観察、あるいは強磁性体の磁
区の構造の観察等にも利用されている。
【0003】そして、TEMを用いた磁区構造の観察の
方法としては、回折面上において磁区の磁気により偏向
されて形成された回折パターンの一部分を対物絞りで覆
い隠して磁区のパターンを得る、いわゆるフーコー法が
知られているが、良好な磁区のパターンを得るものとし
て走査透過型位相差電子顕微鏡(DPC(Differential
Phase Contrast )−STEM)が知られている。
【0004】その原理は概略次のようである。図2はD
PC−STEMの光学系の概略を示す図であり、図示し
ない電子銃から放出された電子ビームは対物前方レンズ
2により収束されて、矢印で示す試料3に照射されると
共に、走査コイル1により試料3の所定の範囲を走査す
るようになされている。電子ビームは試料3を透過する
過程において種々の方向に散乱され、その回折像は対物
結像レンズ4により、図中5で示す対物レンズの後焦点
面上に形成される。この回折像は、図3に示すように、
試料3の位置に関係なく、試料3によりどの方向に散乱
されたかによって結像される位置が決定される。図3に
おいては、試料3によりθだけ散乱された電子は、試料
3のどの位置で散乱されたかによらずAの位置に結像
し、試料3によりφだけ散乱された電子はBの位置に結
像し、試料3により散乱されず直進した電子はOの位置
に結像している。つまり、後焦点面5においては、試料
3の位相差情報を有していることが分かる。
【0005】そこで、後焦点面5に形成されている回折
像を、図2のように、後段の中間レンズ6、投影レンズ
7の励磁を調整することによって二つの検出器8、9上
に結像させる。
【0006】図においては、電子ビームが試料3の10
で示す位置に照射されている場合の光線図は実線で示さ
れており、試料3の11で示す位置に照射される場合の
光線図は波線で示されている。なお、このとき、試料3
の電子顕微鏡像は投影レンズ7の下部に縮小されて結像
されている。
【0007】これらの検出器8、9の代わりにフィルム
を置けば回折像を撮影することはできるが、これだけで
は電子がどのような方向に散乱されているかは分かる
が、その差は知ることができない。そこで、図2のよう
に二つの検出器8、9を配置し、これらの検出器で電子
ビーム量を電気信号に変換し、その差、即ち、いま検出
器8の出力をA、検出器9の出力をBとすると(A−
B)の信号をSTEMの電子ビーム走査信号に同期させ
てCRTに表示すると、位相差像を得ることができる。
つまり、位相差情報は、対物レンズ後焦点面5上での電
子回折像のシフトとして生ずるので、当該シフト量を後
段のレンズで拡大し、シフトした分のみの情報を像にす
るのである。
【0008】検出器としては、図4Aに示すような2分
割型のものでもよいし、同図Bに示すような4分割型の
ものでもよく、4分割型の検出器の場合には、位相差を
得るためには、検出器15、16、17および18の出
力をそれぞれA,B,C,Dとすると、(A+D)−
(B+C)の演算、あるいは(A+B)−(C+D)の
演算または(A+C)−(B+D)の演算を行えばよ
い。
【0009】従って、試料として強磁性体を用い、その
回折像を検出器上に形成させ、上記の演算を行い、その
結果得られる信号をCRTに表示することによって明瞭
な磁区構造を観察することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁区の
構造の観察をTEMを用いてフーコー法により観察する
にしろ、DPC−STEMを用いて観察するにしろ、試
料は薄膜に形成しなければならいので、得られた磁区の
像が本来の磁区を表すものであるかどうか疑わしい場合
があった。即ち、磁性体試料の磁区構造は試料の形に強
く依存する場合が多く、従って試料を作成する際に薄膜
化することによって磁区構造が変化し、得られた磁区の
像がその意味を失ってしまう場合があるのである。
【0011】ところで、走査型電子顕微鏡(以下、SE
Mと称す)においては試料は薄膜である必要はなく、バ
ルク状態でもよいので、SEMを用いて磁区構造の観察
を行うことが考えられる。そして実際、試料からの反射
電子を図4A、Bに示すような分割型電子線検出器によ
り検出して上述したと同様の演算を行い、その結果得ら
れた信号を電子ビームの走査と同期させてCRTに表示
することによって磁区構造を観察する方法も提案されて
はいるが、SEMは加速電圧が数百ボルト以上であり、
回折像が形成されないので、DPC−STEMの場合と
比較するとコントラストが非常に低く、良好な磁区の像
は得られないものである。
【0012】これに対して、バルク状の試料を用いるこ
とができ、且つ回折像が得られるものとしてLEEMが
知られている。その構成例を図5に示す。図5は本出願
人が特願平4−95180号で提案したLEEMの構成
を示す図であり、図5において、ウィーンフィルタ(以
下、WFと称す)28は一次電子ビームの光路と、試料
23からの反射電子の光路とを分離するためのものであ
り、E×B型エネルギーフィルタで構成されるが、その
電場ベクトルEと、磁場ベクトルBは、一次電子ビーム
が試料23に垂直に入射し、且つ反射電子に対してはウ
ィーン条件を満足するように設定される。このような条
件はWF28を弱エキサイテーションとし、フィルタの
長さLを大きくすることによって実際に達成できること
が確認されている。なお、ここでフィルタの長さLは、
荷電粒子の電荷量、質量をそれぞれe,m、WF13の
電場強度、磁場強度をそれぞれE,Bとするとき、下記
の(1)式で与えられる値である。
【0013】 L=πEm/eB2 …(1) 以上のことにより、電子銃21から放出され、照射レン
ズ22を通過した一次電子ビームはWF28によって大
きく偏向され、試料23に向けて垂直に入射させられ、
試料23から発生し、電極24、25からなるカソード
対物レンズ27を通過した反射電子はWF28では何の
偏向作用も受けず直進する。なお、図5においてθで示
すものは、電子銃21から放出される一次電子ビームの
光軸と反射電子の光軸とのなす角度であり、この角度θ
は30°〜45°程度となされる。
【0014】試料23から発生され、カソード対物レン
ズ27、WF28を直進した反射電子は結像レンズ系2
9を通る。結像レンズ系29は、反射電子の像をスクリ
ーン30に投影する場合には投影レンズとしての機能を
果たすように励磁されるものあり、従ってこの場合には
反射電子の像は結像レンズ系29によって所定の倍率に
拡大され、スクリーン30に投影されるので、オペレー
タは矢印34の方向からスクリーン30に結像された反
射電子像を観察することができる。しかし、スクリーン
30を光軸から外し、反射電子をWF31に導いてエネ
ルギー分析を行う場合には、結像レンズ系29は無励磁
とされるか、または収束レンズとして機能するように励
磁される。
【0015】エネルギー分析が行われるときには、反射
電子は結像レンズ系29からWF31に入射される。こ
のWF31はエネルギー分析を行うために配置されてい
るものであり、リターディング型WF等の周知の構成の
ものを使用することができる。そしてこのWF31は、
その直前に結像された像または回折像が当該WF31の
直後に結像されるように、即ち、当該WF31が一つの
レンズとして作用するに十分な強度で使用される。従っ
てこのWF31のフィルタの長さLは短くなされている
ものである。
【0016】このことによって種々のエネルギーを有す
る反射電子の中から所定のエネルギーを有する反射電子
のみが選別され、選別された反射電子はWF31を直進
し、その像は結像レンズ系32により所定の大きさに拡
大されてスクリーン33に結像される。これによって単
色の像を観察することができる。
【0017】ところで、図5に示す構成においては、電
子ビームの加速電圧は数十ボルト〜200V程度であり、
SEMより低い加速電圧が用いられるので、試料23の
前面には回折像が形成されることが分かっている。従っ
て、図5に示す構成は、反射電子を用いて試料の拡大像
を観察する、いわゆる直接写像型LEEMであるが、試
料の前面に形成される回折像を適宜のレンズを用いて適
当な位置に結像させ、その位置に図4に示すような分割
型電子線検出器を配置してその分割型電子線検出器の出
力信号に上述したと同様な演算を施し、その結果得られ
た信号をCRTに表示することによってバルク状の磁性
体試料の磁区の構造を観察できる可能性があることが分
かる。
【0018】しかし、図5に示すような直接写像型LE
EMにおいては一次電子ビームは試料上に収束されてし
まうので、1点の回折像だけしか得られないという問題
がある。即ち、磁区構造の観察等において回折像を利用
する場合には、図6Aに示すように、電子ビームeはあ
る程度の広がりをもつ平行ビームとなされて試料SPの
所望の範囲に照射されることが望ましい。実際、TEM
あるいはDPC−STEMにおいては照射系レンズによ
り図6Aに示すような状態で電子ビームが試料に照射す
るようになされている。
【0019】しかし、図5に示す直接写像型LEEMに
おいては、図6Bに示すように、電子ビームeは試料S
Pの殆ど1点に収束されてしまうので、図5の構成では
所望の範囲の磁区の構造を同時に観察することは難しい
ものである。
【0020】これは次の理由による。図5の構成におい
ては、カソード対物レンズ27は、試料23に入射する
電子ビームと、試料23からの反射電子ビームに対して
同じレンズ作用を及ぼす。そこで、このカソード対物レ
ンズ27のレンズ作用について考えてみると、図5に示
すLEEMは直接写像型であるが故に、カソード対物レ
ンズ27は、試料23からの反射電子ビームに対しては
試料23の拡大像を所定の位置に結像させるレンズ作用
を有することが必要になる。即ち、カソード対物レンズ
27の焦点は試料23面上にあることが必要となる。従
って、一次電子ビームがある太さを有する平行ビームで
あったとしても、この一次電子ビームはカソード対物レ
ンズ27によって試料23面上に収束され、図6Bに示
すような状態になるのである。
【0021】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、バルク状の試料の所望の範囲の回折像を観察する
ことができる低加速走査型反射電子顕微鏡を提供するこ
とを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の低加速走査型反射電子顕微鏡は、低エネ
ルギーの電子ビームを試料面に略垂直に入射させると共
に、試料面上に収束させた状態で試料面上を走査する手
段と、試料から略垂直方向に反射された反射電子に基づ
いて試料の回折像を形成する手段と、回折像が形成され
る位置に配置された電子線検出器とを備えることを特徴
とする。
【0023】
【作用及び発明の効果】電子ビームは低い加速電圧で加
速され、試料に略垂直に入射され、試料表面の所定の範
囲を収束された状態で走査するようになされる。試料か
らの反射電子は試料から略垂直方向にでるが、このとき
試料前面の所定の位置には回折像が形成される。そし
て、この回折像が形成される位置には電子線検出器が配
置されている。従って電子線検出器の出力信号を電子ビ
ームの走査と同期してCRTに表示することによって回
折像を観察することができる。なお、試料前面の回折像
が形成される位置に電子線検出器を配置することができ
ない場合には、その回折像をレンズで所望の位置に結像
させ、その位置に電子線検出器を配置すればよい。
【0024】このように、入射電子ビームは試料表面に
略垂直に入射し、且つ反射電子ビームは試料表面から略
垂直にでるので、試料はバルクの状態でもよいものであ
る。また、入射電子ビームは試料表面上に収束される
が、試料表面上を走査するようになされるので、試料表
面の所定の範囲に渡って、その回折像を得ることができ
る。
【0025】更に、電子線検出器として、請求項2記載
のように分割型電子線検出器とした場合には、各検出器
の出力信号に所定の演算を施し、その結果得られた信号
をCRTに表示することによって明瞭な位相差像を得る
ことができるので、これを利用することによって磁性体
の磁区構造の観察を良好に行うことができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明に係る低加速走査型反射電子顕微鏡の一実
施例の構成を示す図であり、図中、41は電子銃、42
は電源、43は収束レンズ、44はコンデンサ絞り、4
5、46は偏向コイル、47は分割型電子線検出器、4
8はレンズ、49はカソード対物レンズ、50は試料、
51は走査信号発生回路、52は増幅器、53は信号処
理回路、54はCRT、55、56は電源を示す。
【0027】電子銃41から放出された電子ビームは、
電源42により与えられる10V〜 200V程度の低い加速
電圧により加速され、収束レンズ43によって収束さ
れ、コンデンサ絞り44を通過して偏向コイル44、4
5によりX,Y方向に偏向を受ける。なお、偏向コイル
44、45の一方は電子ビームをX方向に偏向するため
の偏向コイルであり、他方はY方向に偏向するための偏
向コイルであり、これらの偏向コイル44、45には走
査信号発生回路51で発生された走査信号が増幅器52
で増幅されて供給される。
【0028】偏向コイル44、45で偏向を受けた電子
ビームは、レンズ48、カソード対物レンズ49により
試料50面上に収束される。従って、試料50の表面の
所定の範囲は収束された電子ビームにより走査されるこ
とになる。なお、試料50は電源56によって所定の電
位になされている。また、カソード対物レンズ49は電
磁レンズで構成することも可能であることは当然である
が、電磁レンズで構成した場合には、強磁性体の磁区構
造を観察する際にはレンズ磁場のシールドが必要となる
が、図に示すようにアインツェルレンズを組み合わせて
構成すればそのようなシールドは不要となるので有効な
ものである。
【0029】このとき、試料50の前面の所定の位置に
は回折像が形成されるが、レンズ48はその回折像を分
割型電子線検出器47の位置に結像する。分割型電子線
検出器47の出力信号は信号処理回路53に入力され、
所定の演算が施される。例えば、分割型電子線検出器4
7が図4Aに示すように2分割型である場合には、二つ
の検出器の差が演算され、また、図4Bに示すように4
分割型である場合には、4個の検出器の出力をA,B,
C,Dとしたとき、(A+D)−(B+C)、あるいは
(A+B)−(C+D)、または(A+C)−(B+
D)の演算が行われる。
【0030】そして、信号処理回路53の出力信号はC
RT54に入力される。CRT54には走査信号発生回
路51で発生された走査信号がCRTの電子ビームの走
査を行うための信号として供給されているので、信号処
理回路53の出力信号は電子銃41から放出された電子
ビームの走査と同期して表示されることになる。
【0031】以上の動作により、CRT54には、DP
C−STEMにおける位相差像と同等の明瞭な位相差像
が表示されることになるので、試料50として磁性体を
用いれば、その磁区構造を示す画像をCRT54上で観
察することができる。
【0032】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば、上記実施例では加速電圧
を10V〜 200V程度としたが、加速電圧を数十kV程度
とし、試料にも加速電圧とほぼ同じ電圧を印加しておい
て入射する電子ビームを試料の直前で減速し、反射電子
を再び加速するようにしてもよいものであり、これによ
れば、低エネルギーの電子ビームが走行する距離を短く
することができるので、低エネルギー電子ビームに対す
る外部からの影響を排除するための構成は容易になるも
のである。
【0033】また、上記実施例では試料50の前面に形
成される回折像をレンズ48により電子線検出器47の
位置に結像させるようにしたが、電子線検出器47を最
初の回折像の位置に配置することができる場合にはレン
ズ48は必要ないものであることは明かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 DPC−STEMの原理を説明するための図
である。
【図3】 TEMの回折像を説明するための図である。
【図4】 分割型電子線検出器の構成例を示す図であ
る。
【図5】 本出願人が先に提案したLEEMの構成を示
す図である。
【図6】 従来のLEEMの問題点を説明するための図
である。
【符号の説明】
41…電子銃、42…電源、43…収束レンズ、44…
コンデンサ絞り、45、46…偏向コイル、47…分割
型電子線検出器、48…レンズ、49…カソード対物レ
ンズ、50…試料、51…走査信号発生回路、52…増
幅器、53…信号処理回路、54…CRT、55、56
…電源。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低エネルギーの電子ビームを試料面に略
    垂直に入射させると共に、試料面上に収束させた状態で
    試料面上を走査する手段と、試料から略垂直方向に反射
    された反射電子に基づいて試料の回折像を形成する手段
    と、回折像が形成される位置に配置された電子線検出器
    とを備えることを特徴とする低加速走査型反射電子顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 前記電子線検出器は分割型電子線検出器
    であることを特徴とする請求項1記載の低加速走査型反
    射電子顕微鏡。
JP33036592A 1992-12-10 1992-12-10 低加速走査型反射電子顕微鏡 Withdrawn JPH06176733A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277996A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Ebara Corp 電子線装置及び該装置を用いたデバイス製造方法

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