JPH06175220A - カメラおよびそのホルダー - Google Patents
カメラおよびそのホルダーInfo
- Publication number
- JPH06175220A JPH06175220A JP35114292A JP35114292A JPH06175220A JP H06175220 A JPH06175220 A JP H06175220A JP 35114292 A JP35114292 A JP 35114292A JP 35114292 A JP35114292 A JP 35114292A JP H06175220 A JPH06175220 A JP H06175220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- finder
- holder
- release
- shutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】身体障害者など手動作ができない状態の時或い
は旅行等で両手を使わない時でも写真撮影ができるよう
にする。 【構成】シャッタ３と、フィルム巻上機構５と、ファイ
ンダー８を備えたカメラ本体に頭部額面保持バンド９を
設け、該保持バンド９に顎掛けひも１０をレリーズ作動
部１０2 を介して取付けると共に、前記カメラ本体には
ファインダー８を上下方向に摺動自在にバネ１５で付勢
して設け、該ファインダー８には前記シャッタ３の操作
部４に係合する作動片１６と、レリーズ条体１１を介し
て連結部材１３，１４とを設け、該レリーズ条体１１の
他端を前記顎掛けひも１０のレリーズ作動部１０2 に対
設したことで、身体障害者或いは両手がふさがっている
状態でも、簡便に写真撮影ができ、カメラの安全な取
扱、管理もできる。
は旅行等で両手を使わない時でも写真撮影ができるよう
にする。 【構成】シャッタ３と、フィルム巻上機構５と、ファイ
ンダー８を備えたカメラ本体に頭部額面保持バンド９を
設け、該保持バンド９に顎掛けひも１０をレリーズ作動
部１０2 を介して取付けると共に、前記カメラ本体には
ファインダー８を上下方向に摺動自在にバネ１５で付勢
して設け、該ファインダー８には前記シャッタ３の操作
部４に係合する作動片１６と、レリーズ条体１１を介し
て連結部材１３，１４とを設け、該レリーズ条体１１の
他端を前記顎掛けひも１０のレリーズ作動部１０2 に対
設したことで、身体障害者或いは両手がふさがっている
状態でも、簡便に写真撮影ができ、カメラの安全な取
扱、管理もできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、写真撮影に際して、手
が不自由または使用できなく、シャッタボタンが押せな
い状態の場合でも、シャッタを切って写真撮影すること
ができるカメラおよびそのホルダーに関するものであ
る。
が不自由または使用できなく、シャッタボタンが押せな
い状態の場合でも、シャッタを切って写真撮影すること
ができるカメラおよびそのホルダーに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、カメラの取扱いには、カメラが振
れないように三脚で固定して、シャッタを切るか、或い
はカメラボディを一方の手で支え、他方の手でシャッタ
を操作する手持ちによる写真撮影法が普通で、三脚使用
の固定式では手間がかかり過ぎるし、手持ち操作では振
れやすい不便さがある上に、いずれにしても手動作で写
真撮影するものであった。
れないように三脚で固定して、シャッタを切るか、或い
はカメラボディを一方の手で支え、他方の手でシャッタ
を操作する手持ちによる写真撮影法が普通で、三脚使用
の固定式では手間がかかり過ぎるし、手持ち操作では振
れやすい不便さがある上に、いずれにしても手動作で写
真撮影するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、手動作でき
ない場合、例えば、車椅子搭乗者或いは手が不自由また
は使えない身体障害者若しくは観光旅行などで両手がふ
さがっていて使えなかったり、手持ちできない状態下で
写真撮影をしたい場合には、カメラ操作ができないので
写真撮影は不可能であり、また手持ち動作でも身体障害
者や老人が写真を撮影したくても手足の不自由なものは
左手でカメラを支えファインダーを覗きながら右手でシ
ャッターを切ることは甚だ困難であるし、まして車椅子
や手押車で移動しなければならぬ身体障害者では自分で
撮影することは不可能に近いし、さらにシャッタチャン
スをもしばしばなくしてしまうなど不便があり、またカ
メラを取り落したり、紛失してしまうなど取扱操作上問
題があった。本発明は、これら従来の欠点を排除し、身
体障害者など手が使えない場合でもまた片手でも容易に
写真撮影ができるし、かつ安全性の高い取扱いができる
カメラおよびそのホルダーを提供することを目的とした
ものである。
ない場合、例えば、車椅子搭乗者或いは手が不自由また
は使えない身体障害者若しくは観光旅行などで両手がふ
さがっていて使えなかったり、手持ちできない状態下で
写真撮影をしたい場合には、カメラ操作ができないので
写真撮影は不可能であり、また手持ち動作でも身体障害
者や老人が写真を撮影したくても手足の不自由なものは
左手でカメラを支えファインダーを覗きながら右手でシ
ャッターを切ることは甚だ困難であるし、まして車椅子
や手押車で移動しなければならぬ身体障害者では自分で
撮影することは不可能に近いし、さらにシャッタチャン
スをもしばしばなくしてしまうなど不便があり、またカ
メラを取り落したり、紛失してしまうなど取扱操作上問
題があった。本発明は、これら従来の欠点を排除し、身
体障害者など手が使えない場合でもまた片手でも容易に
写真撮影ができるし、かつ安全性の高い取扱いができる
カメラおよびそのホルダーを提供することを目的とした
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース内にシ
ャッタ機構と、フィルム巻上機構と、ファインダーとを
備えたカメラ本体に頭部額面保持バンドを設け、該保持
バンドに顎掛けひもをレリーズ作動部を介して取付ける
と共に、前記カメラ本体にはファインダーを移動自在に
バネで付勢して設け、該ファインダーには前記シャッタ
機構に係合する作動片とレリーズ連結部材とを備え、該
レリーズ連結部材の他端を前記顎掛けひものレリーズ作
動部に対設したことを特徴とするカメラである。
ャッタ機構と、フィルム巻上機構と、ファインダーとを
備えたカメラ本体に頭部額面保持バンドを設け、該保持
バンドに顎掛けひもをレリーズ作動部を介して取付ける
と共に、前記カメラ本体にはファインダーを移動自在に
バネで付勢して設け、該ファインダーには前記シャッタ
機構に係合する作動片とレリーズ連結部材とを備え、該
レリーズ連結部材の他端を前記顎掛けひものレリーズ作
動部に対設したことを特徴とするカメラである。
【０００５】
【作用】カメラ本体を装着した保持バンドを頭部額面に
巻き付け固定支持し、さらに顎掛けひもを顎部に引掛け
ておき、被写体方向にむいて、顎部を下方に下げ或いは
口腔をあけて拡張すると、顎掛けひもが引っ張られてレ
リーズ機構でケースよりファインダーを移動させ、アイ
ピースを接眼位置にセットし、該アイピースを覗きなが
らカメラ本体が撮影に最適の角度にむくように首から上
の頭部を動かし、即ち回したり、上下左右方向に向けて
レンズ系開口を被写体への方向位置づけをしてから、顎
部を戻すと、レリーズ機構が復元され、バネでファイン
ダーが摺動してケース内に納まるスライド過程で作動片
がシャッタ操作部を動作し、シャッタが切られて写真撮
影が迅速容易に行われ、手動作なしで写真を撮ることが
できる。
巻き付け固定支持し、さらに顎掛けひもを顎部に引掛け
ておき、被写体方向にむいて、顎部を下方に下げ或いは
口腔をあけて拡張すると、顎掛けひもが引っ張られてレ
リーズ機構でケースよりファインダーを移動させ、アイ
ピースを接眼位置にセットし、該アイピースを覗きなが
らカメラ本体が撮影に最適の角度にむくように首から上
の頭部を動かし、即ち回したり、上下左右方向に向けて
レンズ系開口を被写体への方向位置づけをしてから、顎
部を戻すと、レリーズ機構が復元され、バネでファイン
ダーが摺動してケース内に納まるスライド過程で作動片
がシャッタ操作部を動作し、シャッタが切られて写真撮
影が迅速容易に行われ、手動作なしで写真を撮ることが
できる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１例から図８の例で説明
すると、レンズ系開口１を持ち遮光したケース２内に、
前記開口１を開閉するシャッタ機構３と、該シャッタを
作動する操作部４と、スプロケットを含むフィルム巻上
機構５のあるフィルム装填部６と、アイピース７のある
ファインダー８を備えたカメラ本体に頭部額面保持バン
ド９を設け、該保持バンド９に顎掛けひも１０をスプリ
ング１０1 を介して取付け、該顎掛けひも１０のスプリ
ング連結部近傍にレリーズ作動部１０2 を設け、前記カ
メラ本体にはファインダー８を前後にあるガイド板８1
を介して上下方向に摺動自在にバネ１５で付勢して設け
て、アイピース７を視野内に移動可能に設けると共に、
該ファインダー８には前記シャッタ操作部４に係合する
作動片１６と、レリーズ条体１１を介して連結部材１
３，１４とを設け、該レリーズ条体１１の他端を前記顎
掛けひも１０のレリーズ作動部１０2 に対設してカメラ
としてある。
すると、レンズ系開口１を持ち遮光したケース２内に、
前記開口１を開閉するシャッタ機構３と、該シャッタを
作動する操作部４と、スプロケットを含むフィルム巻上
機構５のあるフィルム装填部６と、アイピース７のある
ファインダー８を備えたカメラ本体に頭部額面保持バン
ド９を設け、該保持バンド９に顎掛けひも１０をスプリ
ング１０1 を介して取付け、該顎掛けひも１０のスプリ
ング連結部近傍にレリーズ作動部１０2 を設け、前記カ
メラ本体にはファインダー８を前後にあるガイド板８1
を介して上下方向に摺動自在にバネ１５で付勢して設け
て、アイピース７を視野内に移動可能に設けると共に、
該ファインダー８には前記シャッタ操作部４に係合する
作動片１６と、レリーズ条体１１を介して連結部材１
３，１４とを設け、該レリーズ条体１１の他端を前記顎
掛けひも１０のレリーズ作動部１０2 に対設してカメラ
としてある。
【０００７】前記ファインダー８としては、接眼枠のあ
るアイピース７を一端部に設け、ガイド板８1 を介して
前記ケース２の嵌合溝１２に昇降自在に備えられてカメ
ラ本体に嵌合配備したもので、ケース２から引っ張り出
してアイピース７を接眼位置にセットできるようにして
あるが、復元機構例えば早戻し機構或いは自動スライダ
で不必要時にはケース内に自動収納できるようにしても
よい。
るアイピース７を一端部に設け、ガイド板８1 を介して
前記ケース２の嵌合溝１２に昇降自在に備えられてカメ
ラ本体に嵌合配備したもので、ケース２から引っ張り出
してアイピース７を接眼位置にセットできるようにして
あるが、復元機構例えば早戻し機構或いは自動スライダ
で不必要時にはケース内に自動収納できるようにしても
よい。
【０００８】前記保持バンド９としては、伸縮自在のバ
ンド或いはベルトなどを用いて頭部額面に巻き付けられ
るようにしたものを用い、必要に応じ面テープなどで分
離可能のベルトとしたものを用いてもよく、カメラ本体
のケース２を保持バンド９上に固着或いは着脱自在に保
持部材、例えばフック、リング部材、若しくはベルト通
し部その他の係止具で備えられる。
ンド或いはベルトなどを用いて頭部額面に巻き付けられ
るようにしたものを用い、必要に応じ面テープなどで分
離可能のベルトとしたものを用いてもよく、カメラ本体
のケース２を保持バンド９上に固着或いは着脱自在に保
持部材、例えばフック、リング部材、若しくはベルト通
し部その他の係止具で備えられる。
【０００９】また前記顎掛けひも１０は、顎部で引っ張
られたときに、その移動長さを拡大するようにレリーズ
条体１１、例えばワイヤその他紐条部材で連結した連結
部材１３，１４の差動機構、例えば、つり合い滑車を介
してファインダー８に連結され、レリーズに動作できる
ようにし、該ケース２にファインダー８を摺動自在に嵌
装してバネ１５で一方向に付勢配備すると共に、シャッ
タ操作部４となる操作レバー片に係脱する作動片１６を
枢着して設けてあって、ファインダー８と共に移動する
作動片１６の往復動でシャッタ操作部４が連動並びにリ
セットできるようにしてある。即ち、シャッタを切る操
作を顎部でしたときに引き出されたファインダー８がバ
ネ１５で引き戻されて作動片１６がシャッタ操作部４を
作動し、撮影ができるようにしてある（図５乃至図
８）。
られたときに、その移動長さを拡大するようにレリーズ
条体１１、例えばワイヤその他紐条部材で連結した連結
部材１３，１４の差動機構、例えば、つり合い滑車を介
してファインダー８に連結され、レリーズに動作できる
ようにし、該ケース２にファインダー８を摺動自在に嵌
装してバネ１５で一方向に付勢配備すると共に、シャッ
タ操作部４となる操作レバー片に係脱する作動片１６を
枢着して設けてあって、ファインダー８と共に移動する
作動片１６の往復動でシャッタ操作部４が連動並びにリ
セットできるようにしてある。即ち、シャッタを切る操
作を顎部でしたときに引き出されたファインダー８がバ
ネ１５で引き戻されて作動片１６がシャッタ操作部４を
作動し、撮影ができるようにしてある（図５乃至図
８）。
【００１０】図９乃至図１４の実施例では、前記ファイ
ンダー８のセットを押釦操作方式でできるようにしたも
ので、ファインダー８に設けた係止爪１７に係脱し、ス
トッパ１９に規制される係止部１８のある押釦２０をケ
ース２に突没自在に備え、該前記ファインダー８が復元
バネ２１で張装され、アイピース７の停止高さ位置のカ
ム３２のある調整ノブ２２と、操作用押釦２０とに規制
されるものである。この場合、カメラ本体を装着した前
記保持バンド９としては、伸縮自在のバンドであって、
該バンドの両端にリング２５を介して前記ケース２に着
脱自在の係止具２３を備えたものであって、額面当接用
の弾性ロール２４を付設して額面にフィットするように
し、苦痛をやわらげる配慮をしてあり、かつずり落ち防
止と発汗防止並びに断熱用の隙間を形成するようにして
ある。
ンダー８のセットを押釦操作方式でできるようにしたも
ので、ファインダー８に設けた係止爪１７に係脱し、ス
トッパ１９に規制される係止部１８のある押釦２０をケ
ース２に突没自在に備え、該前記ファインダー８が復元
バネ２１で張装され、アイピース７の停止高さ位置のカ
ム３２のある調整ノブ２２と、操作用押釦２０とに規制
されるものである。この場合、カメラ本体を装着した前
記保持バンド９としては、伸縮自在のバンドであって、
該バンドの両端にリング２５を介して前記ケース２に着
脱自在の係止具２３を備えたものであって、額面当接用
の弾性ロール２４を付設して額面にフィットするように
し、苦痛をやわらげる配慮をしてあり、かつずり落ち防
止と発汗防止並びに断熱用の隙間を形成するようにして
ある。
【００１１】なお、カメラ本体としては、シャッタ速度
も、絞りも被写体の明るさに応じて自動的に決められる
自動焦点合せカメラ、かつフィルム自動巻き上げのオー
トカメラを用いるのがよいが、巻き上げダイヤル又はノ
ブ２６を備えたタイプのものを用いることもできるし、
両手を使わずに片手のみで操作ができるのでシャッタボ
タン２７のあるカメラ本体を用いてもよい。
も、絞りも被写体の明るさに応じて自動的に決められる
自動焦点合せカメラ、かつフィルム自動巻き上げのオー
トカメラを用いるのがよいが、巻き上げダイヤル又はノ
ブ２６を備えたタイプのものを用いることもできるし、
両手を使わずに片手のみで操作ができるのでシャッタボ
タン２７のあるカメラ本体を用いてもよい。
【００１２】図１５及び図１６の実施例では、前記ファ
インダー８をケース２に回動自在に枢着したもので、ケ
ース２に形成した凹部２８に収納できるようにし、必要
に応じカムストップ機構、復元バネを付設して位置規制
ができるようにすることもできる。
インダー８をケース２に回動自在に枢着したもので、ケ
ース２に形成した凹部２８に収納できるようにし、必要
に応じカムストップ機構、復元バネを付設して位置規制
ができるようにすることもできる。
【００１３】図１７乃至図２０の例では、光学系開口４
１のあるケース４２内にシャッタ機構４３と、巻上ノブ
３９のあるフィルム巻上機構４０と、シャッタボタン４
４とを備えたカメラ本体を挿脱自在に装入するホルダー
４５に、ゴムバンドの頭部額面保持バンド４６を設け、
該ホルダー４４にアイピース４７のあるファインダー４
８を視野内に位置して係合溝４９に備え、片手で写真撮
影できるようにしたカメラ用ホルダーである。
１のあるケース４２内にシャッタ機構４３と、巻上ノブ
３９のあるフィルム巻上機構４０と、シャッタボタン４
４とを備えたカメラ本体を挿脱自在に装入するホルダー
４５に、ゴムバンドの頭部額面保持バンド４６を設け、
該ホルダー４４にアイピース４７のあるファインダー４
８を視野内に位置して係合溝４９に備え、片手で写真撮
影できるようにしたカメラ用ホルダーである。
【００１４】この場合、前記ファインダー４８は、ホル
ダー４５に設けた一対の嵌合溝４９，４９、例えばアリ
溝のいずれか一方の嵌合溝４９に移動調節可能で着脱自
在に設け、目に対応する左右位置変換と前後方向位置の
調節ができるようにして、取扱簡便にしてあるが、前記
ファインダー４８には高さ方向の調節部材を介在配備し
てもよい。また、ホルダー４５の顎部当接面にはスポン
ジ，フェルトなどパッド５０を付設してあり、前記保持
バンド４６も取付ピン５１で揺動自在にホルダー４５に
取付けるのがよい。
ダー４５に設けた一対の嵌合溝４９，４９、例えばアリ
溝のいずれか一方の嵌合溝４９に移動調節可能で着脱自
在に設け、目に対応する左右位置変換と前後方向位置の
調節ができるようにして、取扱簡便にしてあるが、前記
ファインダー４８には高さ方向の調節部材を介在配備し
てもよい。また、ホルダー４５の顎部当接面にはスポン
ジ，フェルトなどパッド５０を付設してあり、前記保持
バンド４６も取付ピン５１で揺動自在にホルダー４５に
取付けるのがよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、ケース内にシャッタ機構と、
フィルム巻上機構とファインダーとを備えたカメラ本体
に頭部額面保持バンドを設け、該保持バンドに顎掛けひ
もをレリーズ作動部を介して取付けると共に、前記カメ
ラ本体にはファインダーを移動自在にバネで付勢して設
け、該ファインダーには前記シャッタ機構に係合する作
動片とレリーズ連結部材とを備え、該レリーズ連結部材
の他端を前記顎掛けひものレリーズ作動部に対設したこ
とにより、身体障害者や老人など手が使えない場合や、
両手がふさがっていて使えないときなどでも被写体に合
わせるとことも迅速適確にでき、簡便に写真撮影ができ
るし、カメラの取り落としや紛失するおそれもなく、撮
影使用時において、群衆の頭越しに撮影することもでき
るし、車椅子に着座した状態では適度の高さ位置とな
り、撮影仰角をも好適な位置となって取扱いに利便性が
あり、管理なども安全である。また、本発明では写真撮
影に両手を使う手持ち動作の必要がなく、片手で操作で
き、カメラ振れもなく、安定して撮れ、しかもカメラを
取り落したり、盗難にあったり、紛失するおそれもなく
カメラの扱いを安全にすることができるものである。
フィルム巻上機構とファインダーとを備えたカメラ本体
に頭部額面保持バンドを設け、該保持バンドに顎掛けひ
もをレリーズ作動部を介して取付けると共に、前記カメ
ラ本体にはファインダーを移動自在にバネで付勢して設
け、該ファインダーには前記シャッタ機構に係合する作
動片とレリーズ連結部材とを備え、該レリーズ連結部材
の他端を前記顎掛けひものレリーズ作動部に対設したこ
とにより、身体障害者や老人など手が使えない場合や、
両手がふさがっていて使えないときなどでも被写体に合
わせるとことも迅速適確にでき、簡便に写真撮影ができ
るし、カメラの取り落としや紛失するおそれもなく、撮
影使用時において、群衆の頭越しに撮影することもでき
るし、車椅子に着座した状態では適度の高さ位置とな
り、撮影仰角をも好適な位置となって取扱いに利便性が
あり、管理なども安全である。また、本発明では写真撮
影に両手を使う手持ち動作の必要がなく、片手で操作で
き、カメラ振れもなく、安定して撮れ、しかもカメラを
取り落したり、盗難にあったり、紛失するおそれもなく
カメラの扱いを安全にすることができるものである。
【図１】本発明の実施例を示す使用状態の正面図であ
る。
る。
【図２】図１の例の側面図である。
【図３】図１の例の写真撮影時の作動状態を示す正面図
である。
である。
【図４】図３の例の側面図である。
【図５】図１の例の一部切欠して内部を示す背面図であ
る。
る。
【図６】図３の例の一部切欠して内部を示す背面図であ
る。
る。
【図７】図６の例の後続作動状態の一部切欠背面図であ
る。
る。
【図８】図７の例の後続作動状態の一部切欠背面図であ
る。
る。
【図９】本発明の他の実施例を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図１０】図９の例の背面図である。
【図１１】図９の例の平面図である。
【図１２】図９の例の底面図である。
【図１３】図９の例の側面図である。
【図１４】図９の例の作動状態の一部切欠して内部を示
す正面図で（Ａ）はセット直前を示し（Ｂ）はセット後
を示す。
す正面図で（Ａ）はセット直前を示し（Ｂ）はセット後
を示す。
【図１５】本発明のさらに他の実施例の正面図である。
【図１６】図１５の例の側面図である。
【図１７】本発明のもう一つの実施例の正面図である。
【図１８】図１７の例の側面図である。
【図１９】図１７の例の底面図である。
【図２０】図１７の例のホルダーの一部切断正面図であ
る。
る。
１ レンズ系開口 ２ ケース ３ シャッタ ４ シャッタ操作部 ５ フィルム巻上機構 ６ フィルム装填部 ７ アイピース ８ ファインダー ８1 ガイド板 ９ 頭部額面保持バンド 10 顎掛けひも 101 スプリング 102 レリーズ作動部 12 嵌合溝 13 連結部材 14 連結部材 15 バネ 16 係止片 17 係止爪 18 係止部 19 ストッパ 20 操作用押釦 21 復元バネ 22 調整ノブ 23 係止具 24 弾性ロール 25 リング 45 ホルダー 46 保持バンド 47 アイピース 48 ファインダー 49 嵌合溝
Claims (6)
- 【請求項１】 ケース内にシャッタ機構と、フィルム巻
上機構と、ファインダーとを備えたカメラ本体に頭部額
面保持バンドを設け、該保持バンドに顎掛けひもをレリ
ーズ作動部を介して取付けると共に、前記カメラ本体に
はファインダーを移動自在にバネで付勢して設け、該フ
ァインダーには前記シャッタ機構に係合する作動片とレ
リーズ連結部材とを備え、該レリーズ連結部材の他端を
前記顎掛けひものレリーズ作動部に対設したことを特徴
とするカメラ。 - 【請求項２】 前記頭部額面保持バンドが、両端に係止
具と額面当接用の弾性ロールとを備え、該係止具を前記
カメラ本体の両側に着脱自在に保持させた請求項１記載
のカメラ。 - 【請求項３】 前記顎掛けひもが、スプリングを介して
頭部額面保持バンドに取付けられたもので、該スプリン
グ連結近傍にレリーズ作動部を備えた請求項１または２
記載のカメラ。 - 【請求項４】 前記ファインダーが、復元バネで張装さ
れ、アイピースの停止高さ位置の調整ノブと、操作用押
釦とに規制されるものである請求項１，２または３記載
のカメラ。 - 【請求項５】 ケース内にシャッタ機構と、フィルム巻
上機構と、シャッタボタンとを備えたカメラ本体を挿脱
自在に装入するホルダーに、頭部額面保持バンドを設
け、該ホルダーにアイピースのあるファインダーを視野
内に位置して備えたことを特徴とするカメラ用ホルダ
ー。 - 【請求項６】 前記ファインダーが、ホルダーに設けた
嵌合溝に移動調節可能で着脱自在に設けた請求項５記載
のカメラ用ホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351142A JP2660275B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351142A JP2660275B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | カメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06175220A true JPH06175220A (ja) | 1994-06-24 |
| JP2660275B2 JP2660275B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=18415335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4351142A Expired - Lifetime JP2660275B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2660275B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109329U (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-23 | シャープ株式会社 | 撮影装置 |
| JPS63311876A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-20 | ルイス ホ−ソ−ン | ビデオカメラの支持装置 |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP4351142A patent/JP2660275B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109329U (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-23 | シャープ株式会社 | 撮影装置 |
| JPS63311876A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-20 | ルイス ホ−ソ−ン | ビデオカメラの支持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2660275B2 (ja) | 1997-10-08 |
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