JPH06174248A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH06174248A
JPH06174248A JP4252661A JP25266192A JPH06174248A JP H06174248 A JPH06174248 A JP H06174248A JP 4252661 A JP4252661 A JP 4252661A JP 25266192 A JP25266192 A JP 25266192A JP H06174248 A JPH06174248 A JP H06174248A
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JP
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cold storage
air
cooling
air conditioner
cooling body
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JP4252661A
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English (en)
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Ragaiy Georg Habeeb
ゲオルク ハベーブ ラガイ
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Individual
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F5/00Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater
    • F24F5/0007Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater cooling apparatus specially adapted for use in air-conditioning
    • F24F5/0017Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater cooling apparatus specially adapted for use in air-conditioning using cold storage bodies, e.g. ice
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気推進ユニットと冷却体とを構造的に、空
気推進ユニットを構造的に変えることなしに簡単な形式
で申し分のない空気冷却が達成されるように互いに組み
合わすことができる、できるだけ簡単な空調装置を提供
し、更に、使用される冷却体のために有利な構造形式を
得ることにある。 【構成】 有利には部屋を温度調整するために冷却空気
を発生させるための、冷却体及び空気推進ユニットを備
えた空調装置であって、調和すべき空気が空気推進ユニ
ットによって冷却体に熱的に作用接触させられ、空気推
進ユニットが運搬可能な送風機として構成され、冷却体
が特に運動可能に互いに結合される多数の個々の蓄冷エ
レメントから構成され、この蓄冷エレメントが、調和す
べき空気用の流過開口を形成して、送風機防護格子の形
状にほぼ面状に適合して配置されかつこれに解離可能に
固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲第1項
の上位概念に記載の形式の、有利には冷却空気を発生さ
せるために使用される空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空調技術においては所定の湿度の空気を
発生させる以外に空気を温度調整することが重要であ
る。この場合温度調和された空気量は部屋内の所定の空
気容積の加熱又は冷却に用いられる。
【0003】部屋の空調のために必要な空気は前記部屋
の外部でいわゆる定置に配置されたファン中央制御機構
において適当に準備され、この場合空気は種々異なる構
造のフィルタ、加湿機又は除湿機及び/又は熱交換器を
介して強制的に案内される。
【0004】使用される熱交換器はほぼ、媒体流を案内
する空気流れ方向に対して横方向に配置された剛性的な
管グループから構成されていて、この管グループから調
和すべき空気が所定の熱量を吸収(空気加熱)するか又
は管グループに調和すべき空気が所定の熱量を放出する
(空気冷却)。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3815
730号明細書から部屋、コンテナ、自動車等を冷却す
るための可動装置が公知であり、この場合空気冷却のた
めに単数又は複数の蓄冷板が使用される。
【0006】蓄冷板は剛性的なケーシングから構成され
ていて、このケーシング内には冷媒が貫流する、冷媒回
路に接続された冷却巻き管が配置されていてかつ付加的
に共融溶液で充填されている。
【0007】ファンユニットによって動かされる調和す
べき空気を適当に温度調整するために、空気は蓄冷板の
被覆体に沿って特別な空気案内通路を介して案内される
か又は管を介して蓄冷板内部の冷却巻き管の間を案内さ
れる。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3815
730号明細書から公知の上記構成の欠点は、蓄冷板を
充填するために付加的に技術的に複雑でひいては費用の
かかる冷媒システムが必要であるということにある。付
加的な冷媒回路は構造的に蓄冷板内に組み込まれねばな
らないので、相応の蓄冷板は著しい技術的な費用をかけ
てのみ製作できるに過ぎない。
【0009】更に公知の空気案内形式では流れ抵抗が大
きくかつこれによって使用されるファンを運転するため
に相応に大きな電力が必要である。これによって公知の
装置は、空気コンディションを調整できない簡単な機器
のみを必要とする多数の使用ケースにおいては、投資費
用及び運転費用に関し不十分なものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、調和
すべき空気を動かすために使用される空気推進ユニット
と機能原理に関し自体公知の冷却体とを構造的に、空気
推進ユニットを構造的に変えることなしに簡単な形式で
申し分のない空気冷却が達成されるように、互いに組み
合わすことができる、できるだけ簡単な冒頭に述べた形
式の空調装置を提供し、更に、使用される冷却体のため
に有利な構造形式を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、特許請求の範囲第1項の特徴部分に記載の構成によ
って解決された。
【0012】
【発明の効果】本発明は、空気推進ユニット、有利には
運搬可能なスタンド機器として構成された送風機を、送
風機に付加的な冷却体が装備された場合に、有利な形式
でかつ簡単な形式で空調装置として運転できるという、
認識から出発する。
【0013】前記冷却体は本発明によれば、送風機の空
気流出側に配置されていてかつ通常それぞれの送風機に
設けられる防護格子に解離可能に固定されていて、この
防護格子によって送風機利用者の損傷の危険が避けられ
る。冷却体は水又は特別な冷却混合物で充填された、互
いに運動可能に結合された多数の個々の蓄冷エレメント
から構成される。
【0014】冷却体はプラスチックから成るチューブ状
の構造体から構成されていて、この構造体は互いに運動
可能に結合された多数のエレメントから構成することも
できる。冷却体は有利には、水の凍結点以下の温度の場
合に固体状態に移行する液体で充填されている。
【0015】この温度は通常の家庭用冷蔵庫の冷凍室で
又はディープフリーザにおいて難なく得られる。従って
冷却体は冷凍室において折り畳まれた形状でスペースを
節約して冷却されかつ利用するために本来の大きさに拡
大される。この場合冷却体の有効表面を拡大する流過開
口が得られる。
【0016】冷却体は固定装置によって送風機の防護格
子に固定されかつ移動する空気によって流過される。従
って冷却体内に含まれる潜在貯蔵物として作用する冷却
液体を溶かすことによって、著しい付加的な機械費用を
かけることなしに簡単に数時間持続する有効な冷却効果
が生ぜしめられる。
【0017】本発明は特に、人口が多いため通常の空調
設備では供給に余裕のない暑い国において使用される。
【0018】冷却体は温度調和すべき空気用の流過開口
を形成してほぼ平面的にしかも送風機の防護格子の形状
に適合して送風機に配置される。冷却体は個々の蓄冷エ
レメントを充填するために別個の冷凍器内で、有利には
家庭用冷蔵庫の冷凍室内で又はディープフリーザ内で適
当な温度に冷却される。
【0019】この冷却プロセスにおいて与えられた冷凍
器の冷却容積を最良に利用できるようにするために、冷
却体の個々の蓄冷エレメントは有利な形式でリンクによ
って互いに結合されている。
【0020】この場合個々のリンクエレメントは円筒状
又は直方体状の中空体として構成された蓄冷エレメント
の端面に配置されている。これによって冷却体は簡単な
形式で有利には折り畳むことによって又は巻き重ねるこ
とによってその全体容積を減少されかつ蓄冷エレメント
を装填するために与えられた別個の冷凍器内のスペース
に適当に適合される。
【0021】冷却体を確実にかつ同時に有利に解離可能
に送風機の防護格子の線材状のエレメントに取り付ける
ことができるようにするために、冷却アキュムレーター
の周面にそれぞれ1つの固定クリップが設けられてい
る。この固定クリップは本発明によれば蓄冷エレメント
の周面のほぼ中央に配置されたキノコ状のボタンに差し
嵌め可能に構成されていてかつ留め金の形状を有してい
る。
【0022】固定クリップを差し嵌めることができるよ
うにするために、一方の留め金アームはボタン形状に適
合した切欠きを有している。
【0023】凍結点以下の温度の場合でも弾性的な材料
から形成された留め金の閉じられた端部の形状は、送風
機の防護格子の線材状のエレメントの外部寸法に適合し
ている。上述の差し嵌めによって簡単な形式で固定クリ
ップを蓄冷エレメントの周面で回動させることができ
る。
【0024】固定クリップのこの形状によって、個々の
蓄冷エレメント相互の枢着結合と関連して、送風機の防
護格子に冷却体を取り付ける場合に著しい利点が得られ
る。それというのも冷却体の個々の蓄冷エレメントの位
置を簡単な形式で防護格子の線材状のエレメントの経過
に適合させることができるからである。
【0025】本発明の有利な構成では、冷却体の個々の
蓄冷エレメントはチェーンを形成して互いに結合されて
いる。同じ形式で構成された個々の蓄冷エレメントの結
合は玉継手を介して行われる。
【0026】リンクエレメントは球面座とピンによって
保持された球とから構成されていてかつそれぞれ蓄冷エ
レメントの一方の端面に中央でしかも蓄冷エレメントの
縦軸線の方向に向くように配置されている。この場合球
面座は有利にはフック状に曲げられた狭幅な少なくとも
3つの保持爪から形成されている。
【0027】個々の蓄冷エレメントの結合は一方の蓄冷
エレメントの球を次の蓄冷エレメントの適当な球面座内
に簡単に差し込むことによって行われる。このように構
成された冷却体は螺旋体の形状で簡単な形式で送風機の
防護格子に固定される。玉継手結合部を形成した場合の
差込み原理によって有利には、チェーンの長さを簡単な
形式で送風機サイズに適合させることができる。
【0028】螺旋体の個々の巻条の間隔及びチェーンに
結合される蓄冷エレメント間の間隔によって、調和すべ
き空気のために十分な数の流過開口が得られるので、装
置全体の流れ抵抗は冷却体を用いずに送風機を運転する
場合の流れ抵抗に比して著しく増大することはない。
【0029】本発明の別の有利な構成では、多数の蓄冷
エレメントからなる冷却体が、列内に位置する蓄冷エレ
メントが互いに枢着されている偏平なマット状のマトリ
ックスとして構成されている。
【0030】同時に列の端部に配置された蓄冷エレメン
トはそれぞれ下側又は上側に位置する列の適当な蓄冷エ
レメントに外側に位置する端面で枢着されている。列内
部に位置する蓄冷エレメントの端面側に配置されたリン
クはそれぞれ1つの円筒状の孔を有する帯状の舌片から
形成されていて、この舌片は2つのピンを支持する付加
部材によって互いに結合されている。
【0031】マトリックスの両外面における蓄冷エレメ
ントのリンク結合は狭幅な帯材によって行われ、この帯
材の端部はそれぞれの蓄冷エレメントの縦軸線に対して
横方向にのびるように枢着されていてかつ中央で付加的
に枢着されている。
【0032】これによって冷却体マトリックスは簡単に
縮小又は拡張することによってその高さを簡単な形式で
変えることができかつ同時に互いに折り畳むことによっ
てその幅を減少することができる。
【0033】このことは個々の蓄冷エレメントを冷却す
るために利用される別個の冷却ユニットにおいて与えら
れたスペースに冷却体の容積を適合させるために並びに
送風機の防護格子の形状に冷却体を適合させるために、
特に有利である。
【0034】本発明の別の構成では、マトリックスの個
々の列がそれぞれ単一の縦長の蓄冷エレメントから構成
されている。個々の列は上述の形式で互いに枢着されて
いる。送風機の防護格子の形状に最良に適合させるため
に、蓄冷エレメントの中央軸線は一平面内で緩やかに、
ほぼアーチ状に湾曲している。
【0035】冷却体の蓄冷エレメントは安価に製作する
ためにプラスチックから形成され、このプラスチックは
蓄冷時に生ずる低い温度の場合でも十分な弾性及び衝撃
強度を有していてかつこれによって著しく冷却された冷
却体を送風機の防護格子に問題なく取り付けることがで
きるようになる。
【0036】本発明の空調装置の所定の使用ケースにお
いて蓄冷エレメントからの冷媒排出速度を高めるため
に、本発明の構成では、蓄冷エレメントが高い熱伝達係
数を有する金属、有利にはアルミニウムから製作され
る。熱排出改善に関する別の利点は、周面に波状の組織
を有するか又は周面に大きな面の冷却リブを有する蓄冷
エレメントによって得られる。
【0037】空調装置を運転するためのエネルギに関す
る経済性は、冷却体の蓄冷エレメントの充填が、熱電式
の熱ポンプを備えた有利には運搬可能な良好に絶縁され
た冷却ボックス内で行われる場合に得られる。
【0038】冷却ボックスの電気的なエネルギの供給は
適当に設計されたソーラーパネルによって行われ、この
場合冷却ボックスの冷却容積は旋回可能に枢着されたカ
バーによって閉鎖可能でありかつ冷却ボックスの寸法は
折り畳まれた冷却体の外部寸法に適合されている。
【0039】本発明の有利な構成はその他の請求項で記
載されている。
【0040】
【実施例】冷却空気を発生させるための本発明による空
調装置の第1図正面図及び側面図で概略的に図示された
空気推進装置は、通常スタンド構造形式で構成された家
庭用機器として公知である送風機1から形成されてい
る。
【0041】送風機1の運転時の負傷を避けるために、
多数のファン羽根3を有するファンホイール2は防護格
子4によってカバーされている。防護格子4は有利には
円形に形成された多数の線材状の補強部材5から形成さ
れている。
【0042】空気の流れ方向は送風機の側面図で矢印に
よって示されている。
【0043】送風機1は冷却体6と組み合わせることに
よって簡単な形式で空調装置に装備換えされる。この場
合ほぼ同じ形式で構成された多数の蓄冷エレメント7か
ら成る冷却体6は送風機によって動かされる空気の流れ
方向に対して横方向で流出側で防護格子4に解離可能に
固定されている。
【0044】空調装置用の冷却体6の有利な実施例は概
略的な平面図として第2図で図示されている。個々の蓄
冷エレメント7はチェーンの形式で互いに結合されてい
てかつ螺旋体の形式で送風機の防護格子4に配置されて
いる。
【0045】蓄冷エレメント7の間の結合は玉継手6
(第6図で詳細に図示)によって行われ、この玉継手の
個々の構成部材は円筒状又は直方体状の中空体として構
成された蓄冷エレメントの端面22に配置されている。
【0046】蓄冷エレメント7の螺旋状の配置によって
冷却すべき空気のために十分な数の流過開口25が得ら
れるので、装置全体の流れ抵抗は冷却体6を用いない送
風機運転に比して有利には著しく増大することはない。
【0047】第3図では使用される冷却体6の有利な実
施例を概略的な平面図で図示している。
【0048】冷却体6は偏平なマット状のマトリックス
21から形成されていて、このマトリックスは、リンク
26によって互いに結合された蓄冷エレメント7が配置
される多数の列28を有している。リンクエレメントは
チェーン状に構成された冷却体の場合と同様に蓄冷エレ
メント7の端面22に設けられている。
【0049】マトリックス列28の端部に設けられた蓄
冷エレメントは外側に位置する端面でそれぞれ別のリン
ク27によって直接下側もしくは上側に位置するマトリ
ックス列28の適当な蓄冷エレメントに結合されてい
る。
【0050】蓄冷エレメントのリンク結合によって第2
図及び第3図で図示された冷却体6の全面積を簡単な形
式で変えることができる。マトリックス状の冷却体は縮
小、拡張又は折り畳むことができる。螺旋状に構成され
た冷却体は直径を変えることができる。
【0051】これによって、防護格子の補強部材の形状
を考慮して送風機の防護格子に冷却体を取り付ける場
合、並びに、冷却体の蓄冷エレメントを充填する別個の
冷却装置の与えられた容積に冷却体を適合させる場合に
利点が得られる。
【0052】冷却体6の蓄冷エレメントを充填するため
に、太陽エネルギで運転される熱電式の熱ポンプ33を
備えた有利には運搬可能な冷却ボックス32(第14図
で図示)が特に有利である。
【0053】カバー35によって閉鎖可能な冷却ボック
スの冷却容積34は、所定数の折り畳まれた冷却体を冷
却ボックス内に収容できるように設計されている。エネ
ルギ供給のために必要なソーラーパネル36は水平面に
対して所定の角度を成して傾けられてカバー35に配置
されている。
【0054】第4図及び第5図では正面図で概略的に上
記実施例の冷却体を装備された送風機の防護格子4を図
示している。
【0055】螺旋体20として並びにマトリックス21
として構成された冷却体6は、蓄冷エレメントの所要の
固定を行うために、防護格子の補強部材との十分な数の
接触点を有している。固定は回動可能な固定クリップ1
7(第11図及び第12図で詳細に図示)によって行わ
れる。
【0056】リンク結合によって得られる、冷却体結合
体内部での蓄冷エレメントの相対運動によって、常時難
なく個々の蓄冷エレメントのために有利な固定点を見い
出すことができる。この場合特に有利には、冷却体のそ
れぞれの蓄冷エレメントを防護格子に結合することは絶
対必要なことではない。
【0057】第6図及び第7図で正面図及び側面図で図
示の円筒状の蓄冷エレメント7は互いに向き合う端面2
2で玉継手8のリンクエレメントを有している。リンク
エレメントは球面座11とピン10に固定された球9と
から構成されている。
【0058】球面座11は少なくとも3つのほぼ同じ形
式で成形された保持爪12を有していて、この保持爪に
は、個々の蓄冷エレメントが互いに結合されて冷却体を
構成する場合に、球9が差込みによって係合する。
【0059】蓄冷エレメントの周面23には固定クリッ
プ17が回動可能に配置されている。固定クリップ17
が回動できることによってファン1の防護格子4に冷却
体6を問題なく固定できるという別の利点が得られる。
玉継手8を用いた蓄冷エレメントの結合は有利には螺旋
状の構成された冷却体の場合に使用される。
【0060】第8図、第9図及び第10で正面図、側面
図もしくは部分図として図示された直方体状の蓄冷エレ
メントは2つの回転点を有するリンク26を備えてい
る。
【0061】リンク部分は舌片13によって形成されて
いて、この舌片は蓄冷エレメントのそれぞれの端面で中
央にしかも蓄冷エレメントの縦軸線の方向に向けられて
固定されている。舌片はそれぞれ1つの円筒状の孔15
を有していて、この孔内には付加部材4のピン16が係
合しひいては蓄冷エレメント間を枢着する。
【0062】円筒状の蓄冷エレメントの場合と同様に直
方体状に形成された蓄冷エレメントは周面23に回動可
能に配置された固定クリップ17を有している。
【0063】2つの回転点を有するリンク26によって
蓄冷エレメント7を結合することによって有利にはマト
リックスとして構成された冷却体を、個々の蓄冷エレメ
ントを充填するために冷却体をこのために与えられた別
個の冷凍装置の容積に適合させる場合に、折り畳むこと
ができる。
【0064】第11図は第7図側面図で図示の円筒状の
蓄冷エレメントの部分図として蓄冷エレメントの周面2
3における固定クリップの有利な配置形式を図示してい
る。
【0065】固定クリップは2腕状の留め金として構成
されていてかつ蓄冷エレメントの周面23に適当な形式
で固定されたキノコ状のボタン19に差し嵌められてい
る。
【0066】このために留め金アームは上方から下方に
狭められた切欠き18(第12図で図示)を有してい
て、この切欠きを介して、固定クリップ17を取り付け
る場合に、ボタン19が差し込まれる。
【0067】キノコ状のボタン19のシャフトは同時に
固定クリップ用の回転軸線として用いられる。この運動
性は冷却体の個々の蓄冷エレメントを簡単に固定するた
めに特に有利である。
【0068】蓄冷エレメントは低い温度の場合でも十分
な弾性を有するプラスチックから製作される。蓄冷エレ
メントからの冷媒排出を促進するために、蓄冷エレメン
トが良好な熱伝導性を有する金属材料から製作されると
有利である。
【0069】このために安価な材料としてアルミニウム
が特に適している。更に、蓄冷エレメントの周面23が
波状の表面を有するか又は冷却リブを備えている場合に
は、冷媒排出が一層促進される。これに適した実施例は
第13図で図示されている。
【0070】本発明は図示の実施例に限定されるもので
はない。むしろ多くの変化実施例が可能であり、この場
合基本的に異なる実施例の場合でも図示の解決策が使用
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空調装置の空気推進装置の概略
図。
【図2】空調装置用の本発明による冷却体の有利な実施
例の概略的な側面図。
【図3】本発明による冷却体の別の有利な実施例の概略
的な平面図。
【図4】有利な実施例の冷却体を備えた送風機の防護格
子の概略的な正面図。
【図5】別の有利な実施例の冷却体を備えた送風機の防
護格子の概略図。
【図6】蓄冷エレメントの有利な実施例の正面図。
【図7】第6図で図示の蓄冷エレメントの側面図。
【図8】蓄冷エレメントの別の実施例の正面図。
【図9】第8図で図示の蓄冷エレメントの側面図。
【図10】個々の蓄冷エレメント間のリンク結合部を示
す図。
【図11】蓄冷エレメントに配置された固定クリップを
示す図。
【図12】第11図で図示の固定クリップの背面図。
【図13】第6図で図示の蓄冷エレメントの有利な実施
例の側面図。
【図14】蓄冷エレメントを充填するための冷却ボック
スの概略的な横断面図。
【符号の説明】
1 送風機 4 防護格子 5 補強部材 6 冷却体 7 冷却アキュムレーター 8 玉継手 9 球 10,16 ピン 11 球面座 12 保持爪 13 舌片 14 付加部材 15 孔 17 固定クリップ 18 切欠き 19 ボタン 21 マトリックス 22 端面 23 周面 25 流過開口 28 列 30 端部 31 リブ 33 熱ポンプ 34 冷却容積 35 カバー 36 ソーラーパネル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有利には部屋を温度調整するために冷却
    空気を発生させるための、空気推進ユニット用の冷却体
    を備えた空調装置であって、調和すべき空気が空気推進
    ユニットによって冷却体に熱的に作用接触させられる形
    式のものにおいて、冷却体(6)が、送風機(1)とし
    て構成された空気推進ユニットの有利には空気流出側に
    配置された防護格子(4)用の固定部材(17)を有し
    ていて、冷却体(6)が少なくとも1つの蓄冷エレメン
    ト(7)から構成されていて、この蓄冷エレメントが、
    空気によって流過される防護格子範囲の少なくとも一部
    を冷却体(6)が被うように、調和すべき空気用の少な
    くとも1つの流過開口(25)を形成して、ほぼ二次元
    の広がりで配置されていていることを特徴する、空調装
    置。
  2. 【請求項2】 蓄冷エレメント(7)がほぼ円筒状又は
    直方体状の中空体として構成されていて、この中空体が
    特に熱伝導性の高い金属から、有利にはアルミニウム又
    は低温の場合でも高い弾性を有するプラスチックから形
    成されている、請求項1記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 蓄冷エレメント(7)が、有利には摂氏
    −10度以下の凍結点を有する冷却混合物又は水で充填
    されている、請求項1又は2記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 蓄冷エレメント(7)又はチェーンに互
    いに結合される複数の蓄冷エレメント(7)が螺旋体
    (20)の形状で構成されている、請求項1から3まで
    のいずれか1項記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 多数の蓄冷エレメント(7)の端部がそ
    れぞれヒンジ又はリンクエレメントによって、特に玉継
    手(8)によって互いに結合されていて、この場合特に
    ヒンジ又はリンクエレメント(9,10,11,12,
    13)がそれぞれ中空体として構成された蓄冷エレメン
    ト(7)の端面(22)に中央でしかも中空体の縦軸線
    の方向に向くように配置されている、請求項1から4ま
    でのいずれか1項記載の空調装置。
  6. 【請求項6】 リンクエレメントが一方の端面で球面座
    (11)によってかつ他方の端面でピン(10)によっ
    て保持された球(9)によって構成されていて、この場
    合球面座(11)が特にフック状に曲げられた狭幅な少
    なくとも3つの保持爪(12)から及び/又はリンクエ
    レメントが円筒状の孔(15)を備えた、ほぼ同一の2
    つの舌片(13)から構成されていて、この舌片がピン
    (16)を有する付加部材(14)によって結合可能に
    構成されている、請求項5記載の空調装置。
  7. 【請求項7】 多数の蓄冷エレメント(7)がマトリッ
    クス(21)の形状で配置されていて、この場合特にそ
    れぞれマトリックス(21)の列(28)内に配置され
    た蓄冷エレメント及びマトリックス(21)の個々の列
    (28)内でそれぞれ列の端部に配置された蓄冷エレメ
    ント(7)が端面(22)で、隣接する蓄冷エレメント
    もしくは垂直方向で上側又は下側に配置された列の適当
    な蓄冷エレメントに互いに結合、特に枢着されている、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の空調装置。
  8. 【請求項8】 蓄冷エレメント(7)の縦軸線が送風機
    (1)の防護格子(4)の形状に適合した曲率を有して
    いる、請求項1から7までのいずれか1項記載の空調装
    置。
  9. 【請求項9】 固定部材(17)が固定クリップとして
    又は防護格子(4)の補強部材(5)を取り囲む留め金
    又はクランプとして構成されていて、この場合特に固定
    部材が蓄冷エレメントの周面(23)に設けられたボタ
    ン(19)に差し嵌めによって固定されているか及び/
    又はボタン(19)がほぼキノコ状に形成されているか
    及び/又は固定部材が蓄冷エレメント(7)の縦軸線に
    対して垂直に向けられた軸線を中心として回動可能に固
    定されている、請求項1から8までのいずれか1項記載
    の空調装置。
  10. 【請求項10】 固定部材(17)が異なる長さの2つ
    の留め金アームを有するほぼU字形の留め金として構成
    されていて、この場合特に長い留め金アーム(29)が
    ボタン(19)の形状に適合した切欠き(18)を及び
    /又はU字形の留め金の閉じられた端部(30)が防護
    格子の補強部材の直径に適合した横断面を有している、
    請求項1から9までのいずれか1項記載の空調装置。
  11. 【請求項11】 蓄冷エレメント(7)の周面(23)
    に、リブ(31)又は波形成形部としての表面を拡大す
    る手段が設けられている、請求項1から10までのいず
    れか1項記載の空調装置。
  12. 【請求項12】 冷却体(6)を充填するために、太陽
    エネルギによって運転される熱電式の熱ポンプ(33)
    を備えた冷却ボックス(32)が設けられている。
JP4252661A 1991-09-24 1992-09-22 空調装置 Pending JPH06174248A (ja)

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DE9112065U DE9112065U1 (ja) 1991-09-24 1991-09-24

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PT100361A (pt) 1994-04-29
MX9205398A (es) 1993-03-31
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BR9203706A (pt) 1993-04-20

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