JPH0617403Y2 - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JPH0617403Y2
JPH0617403Y2 JP9482988U JP9482988U JPH0617403Y2 JP H0617403 Y2 JPH0617403 Y2 JP H0617403Y2 JP 9482988 U JP9482988 U JP 9482988U JP 9482988 U JP9482988 U JP 9482988U JP H0617403 Y2 JPH0617403 Y2 JP H0617403Y2
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JP
Japan
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antenna
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work
distance
tag
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JP9482988U
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JPH0216686U (ja
Inventor
茂樹 友山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0216686U publication Critical patent/JPH0216686U/ja
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、生産ラインにおけるワークや該ワーク載置用
の治見等に取付けられワークとともに移動する移動通信
装置に対し固定して設けられ、該移動通信装置と電波の
授受を行なうアンテナに関する。
(従来の技術) 従来、生産ラインにおけるワークに移動通信装置を取付
け、この移動通信装置からの情報を作業エリアで入手し
得るようにしたものの一例として、特開昭62-140753号
公報の物品の製造管理システムがある。この製造管理シ
ステムでは、コンベアに隣接して作業ステーションを設
置し、該作業ステーションにアンテナを固定して設け、
このアンテナが移動通信装置からの情報を受けるように
なっている。
しかしながら、移動通信装置から情報を受信できるのは
移動通信装置がアンテナの電界範囲に入っている場合に
限られ、上述のようにアンテナを固定して設けた場合に
は長時間にわたって受信することができなかった。ま
た、上述のような通信を行なう場合、特定方向に発・受
信点が置かれる等のためアンテナとして通常指向性をも
ったものが用いられ、しかも送受信精度を上げるため発
・受信点と一定距離を保つことが望まれるが、上述シス
テムの場合、アンテナは指向性に関わりなく固定されて
おり、ワークが移動すると移動通信装置がアンテナの電
界の強い領域から逸脱し、さらにワークの移動に伴ない
移動通信装置とアンテナとの距離が変化し、受信精度が
悪くなってしまうことがあった。
上述の問題点の対策として、コンベアに平行してレール
を設け、このレールにアンテナを移動可能に載置し、ワ
ークに同期してアンテナを平行移動させるようにした装
置が考えられる。この装置によれば、移動通信装置とア
ンテナとの距離を一定に保ち、該移動通信装置をアンテ
ナの電界の強い領域に常に入れておけるので受信精度を
高く維持でき、しかもレールの長さ分移動通信装置の移
動とともにアンテナを移動できるので長時間にわたって
受信することができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述したようなアンテナでは、ワークと
ともにワークの搬送方向に平行して走行させるため、走
行に伴なうスペースが多く必要であった。さらに組付ラ
インではワークの搬送ラインの両側は組付作業空間およ
び組付部品の格納棚等があり、搬送ラインに沿ってアン
テナ用レールを設置するのは難しい。
本考案は、上記問題点の解決を課題としてなされたもの
で長時間にわたって送・受信精度を高く維持でき、かつ
必要なスペースを小さく抑えることができるアンテナを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するためになされたもので、
生産ラインを移動するワークに添設された通信手段との
間で電波の授受を行なう指向性を有したアンテナ本体部
と、アンテナ本体部を前記ワークの移動方向と直角方向
に移動させる直角方向駆動手段と、アンテナ本体部を回
転させる回転駆動手段と、前記通信手段の位置情報に基
づいて該通信手段およびアンテナ本体部間の距離が一定
になるように、かつアンテナ本体部が該通信手段を指向
するように前記直角方向駆動手段および前記回転駆動手
段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
(作用) 本考案は、上記構成によって通信手段を添設したワーク
が搬送されると、通信手段を指向するように、かつ通信
手段との距離を一定に保つように、アンテナ本体部が回
転されながら、かつワークの搬送方向と直角方向に移動
されるので、電波の授受を長時間にわたって精度高く行
なえる上、アンテナ本体部の移動量がワークの移動量よ
り少なくて済み、その結果、その分設置スペースを小さ
く抑えられる。
(実施例) 以下に、本考案の一実施例について第1図ないし第3図
を参照して説明する。
第1図および第2図において、1は生産ラインを構成す
る矢印X方向に延びたコンベアで、コンベア1はワーク
2を搭載し、これを速度x(m/s)で搬送する。ワーク
2には、ワーク2の識別情報等を格納したメモリおよび
該メモリと情報を授受し、かつ電波を用いて送受信可能
な発・受信部からなるIDタグ3が貼付されるようにな
っている。
コンベア1の近傍にはサーボモータ4によって回転され
るボールネジ5を有する基台6がコンベア1と直角方向
(矢印Y方向)に延びて設けられている。基台6にはボ
ールネジ5に平行にガイド棒6aが設けられている。ガ
イド棒6aおよびボールネジ5間の距離だけ離れて貫通
孔およびネジ孔を形成したブラケット7がガイド棒6a
に挿入され、かつボールネジ5に螺合して設けられ、ボ
ールネジ5の回転によって矢印Y方向に所定の速度(本
例ではy(m/s))で移動するようになっている。
ブラケット7の上面部にはサーボモータ8が回転軸を垂
直にして設けられている。該回転軸には所定長さの棒状
のアンテナ本体部9が水平状態で取付けられている。ア
ンテナ本体部9はサーボモータ8によって所定の回転速
度(本例ではθ(1/s))で水平面上を回転するように
なっている。アンテナ本体部9は、軸の中央部から直角
に延びる方向に最大放射電界を形成する。該方向が最大
放射方向10になっている。
サーボモータ4,8およびコンベア1にはそれそれエン
コーダ11,12,13が設けられている。これらエン
コーダ11,12,13は各サーボモータおよびコンベ
アに同期して回転し、回転量に応じたパルス信号を出力
する。
これらエンコーダ11,12,13および上記サーボモ
ータ4,8に接続してコントローラ14が設けられてい
る。コントローラ14は、後述のデータを格納するメモ
リ15と、エンコーダ11,12から読み出されるモー
タ回転量およびメモリ15に格納されたデータに基づい
て演算を行なう演算部16と、あらかじめ設定されたプ
ログラムを実行して記憶部15、演算部16を作動し、
演算部16の演算結果に基づいてサーボモータ4,8を
制御し、アンテナ本体部9およびIDタグ3間の距離を
一定の距離Lに保たせ、かつ最大放射方向10がID
タグ3に向くように設定する制御本体部17と、を備え
ている。
メモリ15は、距離L、アンテナ本体部9が駆動され
ていない初期設定時における基準角度θ、搬送方向基
準距離xおよび直角方向基準距離yをあらかじめ格
納している。ここで、基準角度θは、IDタグ3およ
びアンテナ本体部9による線分と矢印Y方向とが成す角
度、搬送方向基準距離xは、アンテナ本体部9を含む
矢印Y方向の線分と交差するコンベア1の位置からID
タグ3までの距離、直角方向基準距離yは上記コンベ
ア1の交差位置からアンテナ本体部9までの距離であ
る。
演算部16は、第3図に示すようにエンコーダ13のパ
ルス信号を積算するカウンタ18を有している。カウン
タ18はアンテナ本体部9がIDタグ3を追従しはじめ
る初期設定位置(θ,x,y)よりパルス信号を
積算し、これを積算値EとしてIDタグ現在位置演算
部19へ出力する。
IDタグ現在位置演算部19は、積算値Eに機械系の
定数Kを乗じ、時刻t後におけるコンベアの移動量す
なわちIDタグ3の移動量に相当する距離xを算出し、
これをアンテナ目標位置演算部20へ出力する。
アンテナ目標位置演算部20は、ワーク2の移動量に応
じて次のような演算を行ない、アンテナ本体部9に与え
るべき回転量(以下、回転情報という)θおよびアンテ
ナ本体部9を矢印Y方向に移動すべき量(以下、移動情
報という)yを算出これを追従速度演算部21へ出力す
る。ここで、便宜上コンベア1が単位時間(1秒間)作
動し、ワーク2が距離x移動した場合を例にしてアンテ
ナ目標位置演算部20の演算方法について説明する。
まず、第2図より次式が成立する。
cos(θ−θ)=y+y……(1) Lsin(θ−θ)=x+x……(2) (1),(2)式より回転情報θおよび移動情報yはxの関数
であり、次式で算出される。
また、演算部16は、エンコーダ11,12それぞれの
パルス信号を積算するカウンタ22,23を有してい
る。カウンタ22,23はパルス信号の積算値E,E
θを得てこれをアンテナ現在位置演算部24へ出力す
る。
アンテナ現在位置演算部24は、機械系の定数K,K
θを前記積算値E,Eθにそれぞれ乗じてアンテナ本
体部9の矢印Y方向の現在位置y,アンテナ本体部9
の回転方向の現在位置θを算出し、これを追従速度演
算部21へ出力する。
追従速度演算部21は目標値と現在位置の差と、目標値
の単位時間における変化量(速度)に応じて、次のよう
な演算を行ないアンテナ本体部9の回転方向追従速度v
θおよびアンテナ本体部9の矢印Y方向の追従速度v
を得る。
上記のようにして得られた追従速度vθ,vはそれぞ
れDA変換・増幅部25,26で電圧値Vθ,Vに変
換されてサーボモータ8,4に供給される。この電圧値
θ,Vの供給によってサーボモータ8,4が駆動さ
れ、アンテナ本体部9がIDタグ3にリアルタイムで追
従できるようになっている。
制御本体部17は、上述したように(3),(4)式で得られ
る回転情報θおよび移動情報yを演算部16から読出
し、これら情報θ,yに基づいてサーボモータ4,8を
制御する。
以上のように構成されたアンテナの動作について、以下
に説明する。
IDタグ3を貼付したワーク2がコンベア1によって搬
送されると、エンコーダ13はその搬送距離xを計測
し、これをコントローラ14に出力する。
すると、コントローラ14の演算部16は、制御本体部
17に制御され、メモリ15から基準角度θ,距離L
,搬送方向基準距離xおよび直角方向基準距離y
を読出し、これらのデータとエンコーダ11,12,1
3のパルス信号を用い、(3),(4),(5),(6)式のように回
転情報θ,移動情報y,現在位置θ,yを算出した
後、これらデータに従って追従速度v,vθを算出
し、これを電圧値V,Vθに変換してサーボモータ
4,8へ供給する。
この結果、サーボモータ4,8は電圧値V,Vθによ
って駆動され、アンテナ本体部9およびIDタグ3間の
距離がLに保たれ、かつアンテナ本体部9の最大放射
方向10がIDタグ3の向きに一致するように回転され
ながら、該アンテナ本体部9がブラケット7を介して矢
印Y方向に移動される。
このようにアンテナ本体部9を位置設定した状態でID
タグ3から電波が発信されると該電波はアンテナ本体部
9に精度高く受信される。また、アンテナ本体部9はそ
の最大放射方向をIDタグ3の向きに一致して配置して
いるので、IDタグ3に対し、精度高く電波を送れる。
そして、さらにワーク2が搬送されると、その搬送距離
に応じ、上述と同様にしてアンテナ本体部9が回転され
つつ移動設定される。
IDタグ3がアンテナ本体部9の矢印Y方向に位置した
後は、ブラケット7は上述と逆方向に移動して、IDタ
グ3との間の距離をLに保たせる。
このようにして、IDタグ3との間の距離を一定に保つ
ようにしてアンテナ本体部9をワーク2の搬送方向と直
角方向に移動するので、IDタグ3の移動量にくらべア
ンテナ本体部9の移動量は少なくなり、その分設置スペ
ースを小さくできる上、電波の授受を長時間にわたって
実施できる。
なお、本実施例ではアンテナ本体部9を矢印Y方向に往
復動するので、この分長い時間にわたって送受信でき
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は通信手段を添設したワー
クの搬送に伴ない、アンテナ本体部が、通信手段を指向
しながら、かつ通信手段との距離を一定に保つようにし
て、回転しつつ、かつワークの搬送方向と直角方向に移
動するので、電波の授受を長い時間にわたって精度高く
行なえる上、アンテナ本体部の移動量をワークの移動量
より少なくでき、この結果、その分設置スペースを縮小
化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のアンテナを示す断面図、
第2図は同アンテナのコントローラの演算方法を示すた
めの平面図、第3図は同コントローラの演算部を示すブ
ロック図である。 1…コンベア、2…ワーク、3…IDタグ、 4,8…サーボモータ、9…アンテナ本体部、 10…最大放射方向、14…コントローラ、 15…メモリ、16…演算部、17…制御本体部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産ラインを移動するワークに添設された
    通信手段との間で電波の授受を行なう指向性を有したア
    ンテナ本体部と、アンテナ本体部を前記ワークの移動方
    向と直角方向に移動させる直角方向駆動手段と、アンテ
    ナ本体部を回転させる回転駆動手段と、前記通信手段の
    位置情報に基づいて該通信手段およびアンテナ本体部間
    の距離が一定になるように、かつアンテナ本体部が該通
    信手段を指向するように前記直角方向駆動手段および前
    記回転駆動手段を制御する制御手段と、を備えたアンテ
    ナ。
JP9482988U 1988-07-18 1988-07-18 アンテナ Expired - Lifetime JPH0617403Y2 (ja)

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JP9482988U JPH0617403Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 アンテナ

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JP9482988U JPH0617403Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 アンテナ

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JPH0216686U JPH0216686U (ja) 1990-02-02
JPH0617403Y2 true JPH0617403Y2 (ja) 1994-05-02

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WO2006120820A1 (ja) * 2005-05-13 2006-11-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信システム

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