JPH06173713A - ジェットエンジン取付装置 - Google Patents

ジェットエンジン取付装置

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JPH06173713A
JPH06173713A JP5188459A JP18845993A JPH06173713A JP H06173713 A JPH06173713 A JP H06173713A JP 5188459 A JP5188459 A JP 5188459A JP 18845993 A JP18845993 A JP 18845993A JP H06173713 A JPH06173713 A JP H06173713A
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JP
Japan
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ball joint
jet engine
mounting device
engine mounting
engine
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Withdrawn
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JP5188459A
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English (en)
Inventor
Yves Durand
イヴ・デュラン
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Airbus Group SAS
Original Assignee
Airbus Group SAS
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D33/00Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for
    • B64D33/02Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for of combustion air intakes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D33/00Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for
    • B64D33/02Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for of combustion air intakes
    • B64D2033/0253Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for of combustion air intakes specially adapted for particular type of aircraft
    • B64D2033/026Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for of combustion air intakes specially adapted for particular type of aircraft for supersonic or hypersonic aircraft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ジェットエンジン10を翼12のような機体
への取付を成し遂げるため、エンジンの前部の回転しな
い中心の部分を用いた。その部分は、ボールジョイント
16によって空気取入口14に取り付けられ、この推力
伝達部材自身、推力伝達機構18により翼に取り付けら
れている。エンジンの推力Xは、推力伝達機構によりエ
ンジンの軸線に沿って機体に伝達される前に、空気取入
口に伝達される。 【効果】 ジェットエンジンのケーシングおよびシャフ
トのラインが曲げモーメントを受けることがなく、エン
ジン特性を向上させることが可能となる。また、前記ジ
ェットエンジンの不規則な動き(サージング)及び不規
則な振れ(ハンチング)等のリスクを生ずることなく翼
の変形を許容することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前部非回転中心体を有
したターボジェットエンジンを飛行機の翼などの構造体
に取り付けるための装置に関する。本発明による取付装
置はあらゆるタイプの飛行機に適用することができる
が、特に、超音速機に適用したときに有利となる。
【0002】
【従来の技術】図1に示す側面図によって概略で示され
るように、ターボジェットエンジン1の飛行機翼2への
取付は、従来、前記エンジン1の外ケーシング1aと翼
2との間に示されている装置によって実施されている。
詳しくは、前記飛行機の翼2に取り付けられたターボジ
ェットエンジン1の懸架は、従来、2組の略垂直なボー
ル・ジョイント装備シャックルによって行われており、
これらボール・ジョイント装備シャックルは、それぞれ
前記エンジンの前端に近接した位置および重心Gの後方
におけるZ1およびZ2の位置で、前記エンジンの外フ
レームに接続されている。
【0003】さらに、前記ターボジェットエンジンの前
記翼2への推力Xの伝達は、前記Z1位置より僅かに後
方でしかも前記重心Gよりも十分前方のA位置で生じ
る。特殊なケースでは、上記の伝達は、前記ターボジェ
ットエンジン1の前記外ケーシングの中央上部に装着さ
れ前記翼2と一体とされた垂直シャフトが挿入された水
平ボールジョイント、あるいは、両端が前記翼2および
前記エンジンケーシング1aの何れかの側にそれぞれ連
結された2本の斜めロッドによってなされる場合もあ
る。
【0004】図1に概略で示すように、空気取入口3が
前記ターボジェットエンジン1の上流側に位置している
とき、前記空気取入口もまた、Z3位置およびZ4位置
の2箇所において前記翼2に取り付けられている。それ
らZ3位置およびZ4位置の軸線は、2組の略垂直なボ
ール・ジョイント装備シャックルによって互いに離れて
いる。前記ターボジェットエンジン1および前記空気取
入口3のためのこれらの懸架装置は、通常は、例えばZ
2位置およびZ4位置に位置している1以上の略水平な
ボール・ジョイント装備シャックルによって完成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図1に極めて鮮明に示
したように、前記ターボジェットエンジン1の前記外ケ
ーシング1aを横切る前記翼2(位置A)への推力Xの
伝達は、前記エンジン1の長手軸と前記翼2における前
記推力Xが付与される点との離間距離hによって、前記
推力Xの発生に等しい曲げモーメントを前記ケーシング
1aにもたらす。この曲げモーメントは、前記外ケーシ
ング1aの変形をもたらすものであり、エンジン設計者
は、図示しないローター・ブレードの端部と前記外ケー
シング1aとの間のクリアランスの計算をする上でこの
ことを考慮しなければならない。さらに、この曲げモー
メントの存在により、前記クリアランスの最小値が相対
的に大きくなることを余儀なくされ、このことは、エン
ジン特性を最高に向上させようとする上で好ましくな
い。
【0006】加えて、飛行機の前記翼は、特に超音速機
の翼のように後傾がきつくかつ非常にフレキシブルなも
のにおいては、飛行中自由に変形できるものでなければ
ならない。従来の装置が用いられる場合は、空気取入口
3に装着された前記ターボジェットエンジン1は、前記
翼の自由変形に対抗する剛性が原因して、過大応力を引
き起こし易い。
【0007】現存する飛行機にあっては、上記後者の不
具合は、前記ターボジェットエンジン1とその空気取入
口3との接触を断つことによって、また、図1に示すよ
うに前記翼2に対して互いに独立した前記2つの手段を
取り付けることによって、ある程度解消されていた。し
かしながら、この解決手段は、前記エンジンの前記外ケ
ーシングを介して生ずる、翼に対する推力の伝達により
生ずる前記曲げモーメントに起因する問題は解消しな
い。さらに、前記エンジンとその空気取入口との間の接
触の不在は、前記2つの手段の間に存在するクリアラン
スが単に前記翼の曲げによって規制されていることを意
味している。従って、前記クリアランスが所定の値を越
えた場合には、エンジンのハンチングに係るリスクが生
じ得る。前記空気取入口の後面と前記エンジンの前面と
をつなぐモーメント・ジョイントを設けることが必要で
ある。
【0008】本発明は、ターボジェットエンジンの推進
力を翼等の飛行構造体に伝達することを可能とする装
置、しかもその際に、エンジンの外ケーシングを介する
ことなく、かつ一切の曲げモーメントが前記ケーシング
に生じることなく(これは、前記ローター・ブレードと
前記外ケーシングとの間のクリアランスの最小値を与え
ることによって前記ターボジェットエンジンの動力特性
を向上させることを可能とする)、かつ、空気流または
ジェットの連続性を保持する唯一の機能を有するガスケ
ットを固定することによってエンジンの部分にハンチン
グのリスクを導くことなく飛行構造体の変形を許容しつ
つ伝達することを可能とする装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この成
果は下記の装置により得られる。すなわち、この装置
は、ターボジェットエンジンを飛行構造体の前部非回転
中心体に取り付けるための装置において、前記飛行構造
体に、前記ターボジェットエンジンの前部でかつターボ
ジェットエンジンから離れて取り付けられた推力伝達部
材と、前記中心体の前端を前記推力伝達部材に前記ター
ボジェットエンジンの長手軸と一致させて連結する推力
伝達ボール・ジョイントと、を有することを特徴として
いる。
【0010】上述した結果とは別に、かかる取付装置
は、周知の取付装置において前記ターボジェットエンジ
ンの前記外ケーシングの前部を前記翼に連結する全ての
要素を排除することを可能とする。その結果生じた利用
可能なスペースは、よりコンパントな方法で環境システ
ムおよび付属部品を取り付けることを可能とする。
【0011】本発明の好ましい実施例において、前記推
力伝達部材は、剛構造によって前記ボール・ジョイント
に取り付けられ推力伝達手段によって前記飛行構造体に
取り付けられた外ケーシングを備えた空気取入口であ
る。前記推力伝達手段は、前記空気取入口の前記外ケー
シングの中央上部に取り付けられ、かつ前記飛行構造体
と一体とされたシャフトを受け入れる穴が形成された水
平ボールジョイントを備えている。
【0012】前記空気取入口の前記外ケーシングは、特
に、この空気取入口の前記ターボジェットエンジンに近
接した同一ラジアル面においては、略垂直な2つのボー
ルジョイント装備シャックルおよび略水平な1つのボー
ルジョイント装備シャックルによって、また、前記空気
取入口の前端に近接した位置においては、略垂直な1つ
のボールジョイント装備シャックルによって、前記飛行
構造体に取り付けられることができる。
【0013】同様に、前記ターボジェットエンジンの前
記外ケーシングは、略垂直な2つのボールジョイント装
備シャックルおよび略水平な1つのボールジョイント装
備シャックルによって、該エンジンの同一ラジアル面に
おいて前記飛行構造体に直接的に接続することが可能で
ある。ここで、これらのシャックルは、単に前記ターボ
ジェットエンジンを前記飛行構造体に懸吊させる機能を
有しているのみで、エンジン推力の前記飛行構造体への
伝達には関与していない、ということが重要である。
【0014】前記ターボジェットエンジンおよび、必要
であれば前記空気取入口の取り外しを容易とするため
に、前記エンジンの中心体の前端と前記推力伝達部材と
の間に離脱手段が、前記ボールジョイントと関連して設
けられている。これらの離脱手段すなちわ結合ドッグク
ラッチ手段は、前記ボールジョイントと前記ターボジェ
ットエンジンの前記中心体の前端との間に介在されてい
る。また、接続状態にある前記ドッグクラッチ手段をロ
ックするための手段が設けられている。
【0015】接続を容易とするように、前記ボールジョ
イントの前記ターボジェットエンジンの長手軸と略同軸
となる方向に沿った移動のための移転手段が、組込み箇
所と取外し箇所との間に設けられている。組込み箇所に
おいては、前記空気取入口の外ケーシングと前記エンジ
ンの外ケーシングとの間に存在することのできる最大ク
リアランスが、如何なる場合でも所定の値を超えてはな
らない。従って、前記ターボジェットエンジンにおける
ハンチングのリスクが生じず、また、前記空気流ガスケ
ットの設計も容易となる。加えて、施錠不可機構が、前
記移転手段がその取付位置を占有しているときの前記移
転手段の作動を防止する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を、限定されない実施例および
添付の図面を参照して下記に、より詳細に説明する。
【0017】図2に極めて概略的に示すように、本発明
により、飛行機の翼12の下方のターボジェットエンジ
ン10は、このエンジンの重心Gに該エンジンの長手軸
方向に一致して作用する推進力Xが、前記翼2に伝達さ
れる前に、前記長手軸方向に沿った推力伝達部材(この
場合、前記エンジンの上流側に位置した空気取入口14
により構成されている)に伝達されるようになってい
る。
【0018】さらに詳しくは、この場合、前記ターボジ
ェットエンジン10は前部非回転中心体48(図3ない
し図5)を備えており、その前部非回転中心体の前端が
推力伝達ボールジョイント16により前記空気取入口1
4に接続されている。前記ターボジェットエンジンの推
力Xは、前記空気取入口14から推力伝達部材18によ
って前記翼12に伝達される前に、前記ボールジョイン
ト16によって前記エンジンの軸に沿って前記空気取入
口14に伝達される。図3に示すように、前記推力伝達
部材18は、例えば前記空気取入口14の外ケーシング
14aの中央上方部に取り付けられた水平ボールジョイ
ント18aと、前記翼12と一体化され、前記ボールジ
ョイント18aに形成された略垂直の穴に差し込まれた
垂直シャフト18bと、を備えている。
【0019】このような構成に基づき、推力Xによって
前記ターボジェットエンジン10には曲げモーメントが
生じず、そのため、前記エンジンのローターブレードお
よびエンジンの外ケーシングの間のクリアランスは、エ
ンジンの動力特性を向上するように、従来装置と比較し
て確実に減少される。
【0020】さらに、前記ボールジョイント16は前記
空気取入口14と前記ターボジェットエンジン10との
間に、前記翼12の略自由な変形を許容する接続を形成
し、その一方、前記空気取入口と前記エンジンとの間に
存在し得るクリアランスを周知の最大値に制限する。従
って、前記エンジンのハンチングのリスクは減少され
る。
【0021】上記した、前記ターボジェットエンジン1
0と前記翼12との間の推進力の伝達に関する構成要素
とは別に、本発明に係る取付装置は、前記エンジン10
の前記重心Gよりも僅かに後方のZ2位置(図2)およ
び、前記空気取入口の前端および後端に近接したZ3位
置およびZ4位置に位置した、幾つかのボールジョイン
ト装備シャックルを有している。これらのボールジョイ
ント装備シャックルの構成について、図3を参照してさ
らに詳しく説明する。
【0022】Z2に位置した前記ボールジョイント装備
シャックルに関して言えば、これらは、前記ターボジェ
ットエンジンの長手軸を通る垂直面に対して略対照的に
配された、略垂直な2つのボールジョイント装備シャッ
クル20,22を有している。それらシャックル20,
22の上端は、ボールジョイントによって前記翼12の
下方に取付けられ、一方、それらの下端は、ボールジョ
イントによって前記ターボジェットエンジン10の前記
外ケーシング10aに取り付けられる。これら略垂直な
ボールジョイント装備シャックル20,22の間には、
一端がボールジョイントによって前記翼12に接続され
他端がボールジョイントによって前記外ケーシング10
aの上部に接続された、略水平なボールジョイント装備
シャックル24が設けられている。ここで、それら3つ
のシャックル20,22,24は、単に前記ターボジェ
ットエンジン10の前記外ケーシング10aと前記翼1
2との間の直接的な接続を構成するのみであり、これら
は推進力の伝達には関与していない。前記空気取入口1
4と前記翼12との接続に関して説明すると、それらは
前記Z3位置に1個の略垂直なボールジョイント装備シ
ャックル26を有しており、このボールジョイント装備
シャックルの上端はボールジョインによって翼12の下
方に取り付けられ、また、下端は、ボールジョイントに
よって空気取入口14の外ケーシング14aの上部に接
続されている。
【0023】そして、前記位置Z4における、前記空気
取り入れ口14の外ケーシング14aと翼12との間の
接続は、空気取入口の長手軸を通る垂直面に対して対称
となる位置に2つの略垂直となるボールジョイント装備
シャックル28,30を有し、かつ、これら両ボールジ
ョイント装備シャックル28,30の間に、略水平なボ
ールジョイント装備シャックル32を有したものとなっ
ている。
【0024】さらに詳しくは、前記略垂直なボールジョ
イント装備シャックル28,30の上端はそれぞれボー
ルジョイントによって翼12の下方に取り付けられてお
り、また下端はそれぞれボールジョイントによって空気
取入口14の外ケーシング14aに接続されている。前
記略水平のボールジョイント装備シャックル32もま
た、その両端を、2つのボールジョイントを介して、前
記翼12および前記外ケーシング14aにそれぞれ接続
されている。
【0025】図3に示した実施例では、空気取入口14
は、外ケーシング14aの内部に、この空気取入口の長
手軸を通って前記ケーシングに固定された垂直仕切り板
38を備えている。前記ケーシング14aの内部に、調
節可能な首状部、すなわち収束・発散出口空気流ノズル
を形成するため、可動傾斜板39a,39bが、前記仕
切り板38の前端および後端に近接した垂直軸によって
取り付けられている。
【0026】次いで、メンテナンス時における前記ター
ボジェットエンジン10及び/又は空気取入口14の分
離を許すように前記推力伝達ボールジョイント18と協
働する、前記離脱不能な接続手段について図4ないし図
6を参照して以下に説明する。
【0027】前記推力伝達ボールジョイント16は、タ
ーボジェットエンジン10の長手軸に一致して配設され
るべきナット34の後端に固定された雄部16aを有し
ている。このナット34は、空気取入口14の長手軸を
規定するサポートスリーブ36内に摺動可能に受け入れ
られており、また該サポートスリーブは、前記垂直仕切
り板38により、外ケーシング14aに接続されてい
る。前記ナット34の前記スリーブ36における固定
は、そのナットがスリーブ内で軸方向に摺動できるが回
転はしないようになされている。
【0028】ネジ棒40が前記ナット34に螺合され、
かつ前記ボールジョイント16と反対側においてチャン
バー42と結合されており、このチャンバーのエッジに
は噛合機構42aが設けられいる。この噛合機構42a
はピニオン43と噛合しており、このピニオンの回転を
支持する軸は前記スリーブ36に支持されている。前記
仕切り板38に支持された制御棒46の一端に固定さ
れ、回転可能とされたピニオン44が前記ピニオン43
と噛合している。前記ケーシング14aの外部に位置さ
れた前記制御棒46の一端46aは、前記ボールジョイ
ント16の組立て位置−取外し位置間での移動制御を可
能とする。図1に示した前記ボールジョイントの組立位
置では、空気取入口14の外ケーシング14aとターボ
ジェットエンジン10の外ケーシング10aとの間に、
これら2つのケーシングが同軸的に配設された際、制限
された軸クリアランスJが存在する。したがって、前記
空気取入口およびエンジンが独立して吊り下げられた翼
の変形は、上記クリアランスJの2倍の最大クリアラン
スのみを生じ、それは、空気流の連続性を保持する図示
しないガスケットの存在の下、エンジンにハンチングを
起こすには不十分なものである。
【0029】好ましくは、作動に基づく、前記ボールジ
ョイント16の図4に示したその組み込み位置から離れ
た軸のずれは、符号78で概略的に示す保障機構によっ
て適切に防止されている。この保障機構78は、ラジア
ルスピンドル82によって前記サポートスリーブ36に
連結されたラチェット80を備えている。このラチェッ
ト80は、前記チャンバー42または前記ネジ棒40と
結合されたラチェットホイールに正規に係合している。
このラチェットホイールは特に前記噛合機構42aによ
って構成することができる。前記ラチェット80は、例
えば、前記制御棒46を中空としてその内部に前記ケー
シング14aの外側からアクセスできるケーブル84を
這わせ、そのケーブルに駆動力を作用することにより、
前記ラチェットホイールから離れて動くことができる。
【0030】前記ボールジョイント16が取り外し位置
にある場合には、ボールジョイント16とターボジェッ
トエンジン10の前記前部非回転中心体48との間に設
けられた前記ドッグクラッチ手段50の固定を容易にす
るように後方、例えば図4における右方に所定の寸法分
ずらされる。これらドッグクラッチ手段の詳細は図4な
いし図6に示される。
【0031】前記ドッグクラッチ手段50は、前記ボー
ルジョイント16と前記前部中心体48に固定された回
転板52との間に、エンジン10の長手軸回りに回転で
きるように設けられている。
【0032】詳しくは、前記推力伝達ボールジョイント
16の雌部16bは、前記エンジン側に向いたその後面
に、少なくとも2本のドッグクラッチピン54を備えて
おり、このドッグクラッチピンは、前記ガイドスリーブ
36の軸と平行にガイドスリーブとは反対方向に突出し
ている。前記各ピン54は支持首部54aによって終端
している(図5)。
【0033】前記ドッグクラッチピン54およびそれら
の端部首部54aは、前記中心体48の前面を構成する
壁体48a内部に形成された円弧状開口56に沿って移
動できるようにその開口を横断している。前記壁体48
aは、その中央部において、ターボジェットエンジン1
0の軸線に沿って配置された回転板52が固定された軸
58を、回転状態に支持している。
【0034】前記回転板52は、前記壁体48aのすぐ
後方に位置し、前記円弧状開口56の前方にドッグクラ
ッチ溝60を有している。ドッグクラッチ溝60の一つ
を図6に詳細に示してある。前記溝60のそれぞれは、
前記エンジンの軸線を中心として形成された円弧状溝で
あり、この円弧状溝は、前記端部首部54aが横断でき
る広い端部60aと、前記ピン54の通過は許すがその
端部首部54aの通過は阻止する狭い端部60bとを有
している。
【0035】上記の構成により、前記空気取入口14お
よび前記ターボジェットエンジン10は、前記ドッグク
ラッチッピン54が前記ドッグクラッチ溝60の前記広
い溝部60aと対向しているときに軸方向にずらすこと
によって互いに接続または分離されることができ、一
方、前記ピン54が前記溝の前記狭い端部60bを横断
しているときには、それら2つの手段の間の如何なる軸
方向の相対的な動きも不可能となる。後者の場合には、
ドッグクラッチピンの前記端部首部54aは、前記ドッ
グクラッチ溝の前記狭い端部60bに近接した前記回転
板52の表面60cを支持するものとなる。
【0036】前記ドッグクラッチ手段50の、空気取入
口14およびターボジェットエンジン10の分離を許す
第1位置と、前記2つの手段の互いの接続を保障する第
2位置との切り替えは、前記回転板52によってなされ
る。その回転を制御するために、前記回転板52は歯状
リングまたはリム52aを有しており、それには、前記
ドッグクラッチ手段50の制御シャフト64の一端に固
定された少なくとも1つのピニオン62(図4)が噛合
している。前記制御シャフト64は、前記前部中心体4
8とターボジェットエンジン10の外ケーシング10a
との間に半径方向に延出しており、前記外ケーシング1
0a側から単純な工具(標準的なボックス・スパナ)に
よって回転させられる。この制御シャフトは、端部に前
記歯状リング52aに噛合されたピニオン62を有する
2本のシャフトを対向させて水平に配置することも可能
である。
【0037】前記ドッグクラッチ50の離脱事故を防ぐ
ために、ロックまたはブロック手段がこのドッグクラッ
チと協働しており、ドッグクラッチを空気取入口14お
よびエンジン10双方の接続状態を適切に保持する。
【0038】図4および図5により詳細に説明するよう
に、前記ロック手段は、前記ドッグクラッチが作動でき
るようにする外部位置と内部位置との間を半径方向に動
くことができるように、前記前部中心体48に固定され
たフォーク状アーム66を備えており、このフォーク状
アーム66は、前記軸58の如何なる回転も阻止するよ
うに軸58の後端に形成された平面68と噛み合ってい
る。後者の位置において、前記回転板52は、前記ドッ
グクラッチピン54が前記ドッグクラッチ溝60の前記
狭い端部60bに位置するように回転されている。よっ
て、前記トッグクラッチ50の、空気取入口14とエン
ジン10を分離させる如何なる動作も不可能である。前
記フォーク状アーム66は、前記前部中心体48の内部
に固定されたサポート70によって、その半径方向の移
動を支持およびガイドされている。
【0039】このフォーク状アーム66の半径方向の移
動の制御は、前記前部中心体48およびターボジェット
エンジンの前記外ケーシング10aを半径方向に横切る
制御シャフト72によって保障されている。制御シャフ
トの前記フォーク状アーム66に近接した端部は、この
フォーク状アームを操作できるように結合しており、か
つ前記サポート70に螺刻されたネジ72aを有してい
る。前記制御アーム72の前記外ケーシング10aの外
側に位置した端部72bは、適当な工具によってこのシ
ャフト72の回転を制御することを可能とする。上記回
転により、前記制御シャフト72は、そのネジ72aと
前記サポート70とが協働することによって半径方向の
一方向または他方向に移動される。このように、前記フ
ォーク状アーム66が半径方向に移動できる。
【0040】ここで、前記制御シャフト72の前記一端
72bは、前記フォーク状アーム66が前記軸58の前
記平面68と完全にオーバラップしないうちは、前記タ
ーボジェットエンジンの外部支持体76に形成されたハ
ッチ74を閉めることができないようになっている。こ
の特徴により、メンテナンスを行う者は、目視にて安全
確認を行うことができる。
【0041】図2ないし図6に関して説明した実施例で
は、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能
である。このように、ターボジェットエンジンの前部に
位置し、エンジンによって生じた軸方向の推進力を飛行
構造体に伝達する前記部材は、この目的のためのみ備え
られ、空気取入口の部分を形成しない。さらに、エンジ
ンを支持している飛行構造体は一般には翼であるが、機
体の如き他の構造要素によってエンジンを支持すること
も可能となる。
【0042】ターボジェットエンジンの前部に位置され
た部材とそれを支持する飛行構造体との間の推進力の伝
達に関しては、説明したものとは異なる手段によって、
例えば、X,Y,Z方向の自由度を消滅させて全ての回
転Rx,Ry,Rzを許容するスイベルジョイントによ
って達成されることができる。
【0043】同様に、特に、もし、推力伝達部材が空気
取入口でなく、かつエンジンを支持する飛行構造体が翼
でない場合には、エンジンおよび空気取入口を翼に懸架
するための上記部材も異なった形状を採ることが可能で
ある。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ジ
ェットエンジンの生ずる推力によって該エンジン10に
曲げモーメントが生じず、そのため、ジェットエンジン
のローターブレードおよびエンジンの外ケーシングの間
のクリアランスを従来装置に比較して小さくすることが
でき、以てジェットエンジンの動力特性を向上させるこ
とができる。
【0045】また、空気取入口とジェットエンジンとを
ボールジョイントで接続することにより、翼の変形を略
自由に許容する一方で、空気取入口とエンジンとの間の
クリアランスを周知の最大値内に制限することができ、
これにより、エンジンのハンチングのリスクを減少する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】飛行機の翼の下方におけるターボジェットエン
ジンの取付状態を従来の方法を用いて極めて概略的に示
した部分断面側面図である。
【図2】本発明に係る、飛行機の翼の下方におけるター
ボジェットエンジンの取付状態を、その取付のための補
助装置と共に図1と比較して示した図である。
【図3】ターボジェットエンジンおよびその空気取入口
をより詳細に示したもので、これら2つの手段を前記翼
に懸架しかつ前記エンジン推力を前記翼に伝達する部材
を強調して示した斜視図である。
【図4】ターボジェットエンジンの推力を空気取入口を
介して伝達するためのボールジョイント、およびそれら
エンジンと空気取入口とを容易に分離させる機構をより
詳細に示した、長手方向に沿った垂直面の断面図であ
る。
【図5】空気取入口の後部、およびターボジェットエン
ジンの前部を正規に取り付けるドッグクラッチ手段を、
より詳細に示した部分断面斜視図である。
【図6】ターボジェットエンジンと空気取入口の分離を
可能とするドッグクラッチ手段の一部を拡大して示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 ターボジェットエンジン 10a 外ケーシング 14 空気取入口 14a 外ケーシング 16 推力伝達ボールジョイント 18 推力伝達部材 18a 水平ボールジョイント 18b 垂直シャフト 20,22,24,26,28,30 ボールジョイン
ト装備シャックル 48 前部非回転中心体 50 ドッグクラッチ手段 66 フォーク状アーム 68 平面 70 サポート 72 制御棒 X 推進力 G 重心 J 限界軸クリアランス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部非回転中心体を備えるターボジェッ
    トエンジンを飛行構造体に取り付けるための装置であっ
    て、この装置は、前記ターボジェットエンジンの前方に
    該エンジンとは独立して前記構造体に取り付けられた推
    力伝達部材と、前記中心体を前記ターボジェットエンジ
    ンの長手軸方向に沿った前記推力伝達部材に接続する推
    力伝達ボールジョイントと、を有することを特徴とする
    ジェットエンジン取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のジェットエンジン取付装
    置において、前記推力伝達部材は、剛構造によって前記
    ボールジョイントに接続されかつ推力伝達手段によって
    前記飛行構造体に接続された外ケーシングを有した空気
    取入口であることを特徴とするジェットエンジン取付装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のジェットエンジン取付装
    置において、前記推力伝達手段は、前記外ケーシングの
    上方中央部に固定されかつ前記飛行構造体と一体とされ
    たシャフトを受け入れる穴の形成された水平ボールジョ
    イントを有していることを特徴とするジェットエンジン
    取付装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のジェットエンジン取付装
    置において、前記空気取入口の前記外ケーシングは、略
    垂直な2つのボールジョイント装備シャックル、およ
    び、略水平な一つのボールジョイント装備シャックル、
    前記空気取入口の前端に近接した略垂直なボールジョイ
    ント装備シャックルによって、前記ターボジェットエン
    ジンに近接した空気取入口の同一ラジアル平面で前記飛
    行構造体に接続されて成るジェットエンジン取付装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のジェットエンジン取付装
    置において、前記ターボジェットエンジンは外ケーシン
    グを有し、この外ケーシングは、略垂直な2つのボール
    ジョイント装備シャックルおよび略水平なボールジョイ
    ント装備シャックルによって、前記ターボジェットエン
    ジンの同一ラジアル平面において前記飛行構造体に直接
    的に接続されて成るジェットエンジン取付装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のジェットエンジン取付装
    置において、離脱不能な接続手段が、前記ターボジェッ
    トエンジンの前記中心体と前記推力伝達部材との間にあ
    る前記ボールジョインと結合していることを特徴とする
    ジェットエンジン取付装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のジェットエンジン取付装
    置において、前記離脱不能な接続手段が、前記ボールジ
    ョイントと前記ターボジェットエンジンの前記中心体の
    前端部との間に介在されたドッグクラッチ手段を有する
    ことを特徴とするジェットエンジン取付装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のジェットエンジン取付装
    置において、該装置は、さらに、前記ドッグクラッチ手
    段を接続状態においてロックするための手段を備えてい
    ることを特徴とするジェットエンジン取付装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のジェットエンジン取付装
    置において、該装置は、さらに、前記ボールジョイント
    を、組立位置および分解位置の間で、前記ターボジェッ
    トエンジンの長手軸と略一致した軸方向に沿ってずらす
    ための移動手段を備えていることを特徴とするジェット
    エンジン取付装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のジェットエンジン取付
    装置において、該装置は、さらに、該移動手段が組立位
    置にあるときに前記移動手段の作動を正常にに防止する
    施錠不能な保障機構を備えていることを特徴とするジェ
    ットエンジン取付装置。
JP5188459A 1992-08-06 1993-07-29 ジェットエンジン取付装置 Withdrawn JPH06173713A (ja)

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FR9209777A FR2694537B1 (fr) 1992-08-06 1992-08-06 Dispositif d'accrochage d'une turbomachine sur une structure d'aéronef.
FR9209777 1992-08-06

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US (1) US5447282A (ja)
EP (1) EP0582522B1 (ja)
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DE (1) DE69301793T2 (ja)
FR (1) FR2694537B1 (ja)

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Publication number Publication date
FR2694537B1 (fr) 1994-10-28
EP0582522A1 (fr) 1994-02-09
US5447282A (en) 1995-09-05
EP0582522B1 (fr) 1996-03-13
DE69301793T2 (de) 1996-09-26
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