JPH06171085A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH06171085A
JPH06171085A JP33148392A JP33148392A JPH06171085A JP H06171085 A JPH06171085 A JP H06171085A JP 33148392 A JP33148392 A JP 33148392A JP 33148392 A JP33148392 A JP 33148392A JP H06171085 A JPH06171085 A JP H06171085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
signal
air
jet recording
discharge port
Prior art date
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Pending
Application number
JP33148392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kawabe
靖史 川邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33148392A priority Critical patent/JPH06171085A/ja
Publication of JPH06171085A publication Critical patent/JPH06171085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空電制御型インクジェット記録装置に関する
もので、ドットを連続して印字する場合と印字を行わな
い区間がある場合とでは、印字の大きさが変化したり印
字位置がずれるという問題点を簡単な構成により解決す
るものである。 【構成】 信号源11からの出力信号Aを、加算回路2
およびスライス回路3を介して信号電極7に印加する。
パルス生成回路1においては、インクが吐出しない時間
幅のパルス信号Bを作成する。この信号Bを前記加算回
路2で前記信号Aと加算し、信号Cを作成した後、スラ
イス回路3を通じて一定レベルの信号Dを作成して信号
電極7に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気吐出口に所定の空
隙をもって、対向するように一方がインク室に連通され
たインク吐出口を配置し、空気を前記空隙を通して前記
空気吐出口より、継続的に流出せしめた状態で、前記空
気吐出口とインク吐出口の周辺に設けられた電極間に所
定のパルス電圧を断続的に印加せしめることにより、前
記インク吐出口より前記空気流とともに前記空気吐出口
より断続的に吐出せしめて前記1つのパルス電圧に対し
て1つのドットを記録紙上に印字するインクジェット記
録装置に関するもので、特に記録紙上に印字された各ド
ットの大きさを均一化させる手段に特徴を有するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサの大幅な普及によりプリンタ市場が拡大して
いる。中でも騒音の小さなインクジェット記録装置は今
後期待されている。以下、図面を参照しながら従来の空
電制御型インクジェット記録装置について説明する。
【0003】図3は空電制御型インクジェット記録装置
の要部断面図である。図3において10はガラス材料よ
り作られたインクノズル板であり、それにはエッチング
法等でインク吐出口6が形成されている。8はガラス板
より成るエアノズル板であり、それには空気流とともに
インクが吐出する空気吐出口4がエッチング法等で形成
されている。18は空気が通過する空隙であり、空気1
9は空気流入口17より入り、空気室9及び前記空隙1
8を経由して空気吐出口4より常時流出している。15
はセラミックまたは、樹脂製のボデイでありインクノズ
ル板10、エアノズル板8を固定しインク室12およ
び、前記空気室9を形成している。インク20はインク
流入口16より入る。7は前記インク吐出口6の周辺に
形成されるインクに電位を与える信号電極であり、信号
源11によりパルス状の電圧が印加される。
【0004】5は共通電極であり、エアノズル板8の上
に真空蒸着法等で形成されている。インク吐出の原理
は、インク室12と空気室9には同一の空気圧力が印加
されており、インクはインク吐出口6の先端まで供給さ
れている。空気は狭い空隙8を通過し空気吐出口4より
常時出ている。この時空隙18内の空気はわずかな圧力
損失を受けるため、インク室10側がわずかに高い圧力
となり、その結果、インクはインク吐出口6の先端で凸
状のメニスカスを形成する。この状態で信号電極7と共
通電極5の間に電位差を与えると、その力でインクが糸
状に吐出し空気流に乗って安定に空気吐出口4から記録
媒体(図示せず)に向けて吐出し、1つのパルス電圧に
対して1つのドットが記録される。
【0005】今、信号源11から図4の信号Aのような
パルスが信号電極7に印加されると、この信号Aに同期
してインクが吐出されて、記録紙上に1つのパルスに対
して1つのドットD1、D2、D3、…が印字される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4に模
式的に示すようにドットD1の後1つおいてドットD2
を記録する場合とドットD3のようにその前に印字を行
わない多数のドット区間がある場合とでは、印字された
ドットの大きさが変化したり印字位置がずれるという問
題点を有していた。この現象は、インク吐出口に形成さ
れるメニスカスの形状が、印字を行った直後では十分に
大きく、パルスが信号電極7に印加された時にすぐにイ
ンクの吐出が開始されるが、印字を行わない区間があっ
た場合には、メニスカスの形状が小さくなり、パルスが
信号電極7に印加されてもすぐには吐出が開始されない
ためと思われる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のインクジェット記録装置は、空気吐出口に所
定の空隙をもって、対向するように一方がインク室に連
通されたインク吐出口を配置し、空気を前記空隙を通し
て前記空気吐出口より、継続的に流出せしめた状態で、
前記空気吐出口とインク吐出口の周辺に設けられた電極
間に所定のパルス電圧を断続的に印加せしめることによ
り、前記インク吐出口からのインクを前記空気流ととも
に前記空気吐出口より断続的に吐出せしめて前記1つの
パルス電圧に対して1つのドットを記録紙上に印字する
インクジェット記録装置において、印字の有無に関わら
ず、前記パルス状電圧以外にインクが吐出しない時間幅
のパルス状電圧を印加せしめることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によると、印字の有無に関わらずイン
クが吐出しない時間幅のパルス信号を従来の印字信号以
外に付加することにより、印字を行いたい位置でのイン
ク吐出口のメニスカスの形状を印字を行った直後の形状
と同様にすることができる。このため、前記の印字を行
わない区間が大きくなった場合でも印字の大きさ及び印
字位置の変化を軽減できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の一実施例のインクジェット記録装
置の印字制御回路であり、図2は印字制御回路の制御信
号及び印字出力を示すものである。
【0010】本実施例においては、図1に示すように信
号源11からの出力信号Aを、加算回路2およびスライ
ス回路3を介して信号電極7に印加する。パルス生成回
路1においては、インクが吐出しない時間幅のパルス信
号Bを作成する。この信号Bを前記加算回路2で前記信
号Aと加算し、信号Cを作成した後、スライス回路3を
通じて一定レベルの信号Dを作成して信号電極7に印加
する。
【0011】すなわち、印字の有無に関わらず信号Aの
パルス信号以外にインクが吐出しない時間幅のパルス信
号Bを印加した信号D作成して信号電極7に印加してい
る。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明では、印字の有無に
関わらずインクが吐出しない時間幅のパルス信号を従来
の印字信号に付加することにより、印字を行いたい位置
でのインク吐出口のメニスカスの形状を印字を行った直
後の形状と同様にすることができる。このため、前記の
印字を行わない区間が大きくなった場合でも印字の大き
さ及び印字位置の変化を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインクジェット記録装置の
要部ブロック図
【図2】同実施例の動作説明図
【図3】空電制御型インクジェット記録装置の要部断面
【図4】同装置の動作説明図
【符号の説明】
1 パルス生成回路 2 加算回路 3 スライス回路 4 空気吐出口 5 共通電極 6 インク吐出口 7 信号電極 8 空隙 9 空気室 10 インク室 11 信号源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吐出口に所定の空隙をもって、対向
    するように一方がインク室に連通されたインク吐出口を
    配置し、空気を前記空隙を通して前記空気吐出口より、
    継続的に流出せしめた状態で、前記空気吐出口とインク
    吐出口の周辺に設けられた電極間に所定のパルス電圧を
    断続的に印加せしめることにより、前記インク吐出口か
    らのインクを前記空気流とともに前記空気吐出口より断
    続的に吐出せしめて前記1つのパルス電圧に対して1つ
    のドットを記録紙上に印字するインクジェット記録装置
    において、印字の有無に関わらず、前記パルス状信号以
    外にインクが吐出しない時間幅のパルス状信号を印加せ
    しめることを特徴とするインクジェット記録装置。
JP33148392A 1992-12-11 1992-12-11 インクジェット記録装置 Pending JPH06171085A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33148392A JPH06171085A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 インクジェット記録装置

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JP33148392A JPH06171085A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 インクジェット記録装置

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JPH06171085A true JPH06171085A (ja) 1994-06-21

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ID=18244154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33148392A Pending JPH06171085A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 インクジェット記録装置

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