JPH0616677U - 戸車のレールへの装着装置 - Google Patents

戸車のレールへの装着装置

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JPH0616677U
JPH0616677U JP6102892U JP6102892U JPH0616677U JP H0616677 U JPH0616677 U JP H0616677U JP 6102892 U JP6102892 U JP 6102892U JP 6102892 U JP6102892 U JP 6102892U JP H0616677 U JPH0616677 U JP H0616677U
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JP
Japan
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rail
wheel
door
door roller
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP6102892U
Other languages
English (en)
Inventor
藤 正 後
Original Assignee
ケージーパルテック株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ケージーパルテック株式会社 filed Critical ケージーパルテック株式会社
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Publication of JPH0616677U publication Critical patent/JPH0616677U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 脱輪防止手段を施した戸車用レールにおい
て、引戸下端に取り付けられた戸車をレール上に載せ、
この戸車をレール上に被せたプレート上を転動させるだ
けで戸車を簡単に正規の転動位置に装着できるようにし
た戸車のレールへの装着装置を提供する。 【構成】 レール本体1の上面に戸車2の車輪21の両
側の一部が接触して転動するV型の溝を形成し、溝の中
央谷部に戸車の車輪が溝を転動するときに車輪の外周中
央部に周設した溝22が接触しない巾と高さを有する突
条12を長手方向に亘って形成した戸車用レールにおい
て、下面31がレールの溝と突条に面接する形状をし、
上面に戸車の車輪が乗り上げる端部の巾が広く、他端に
進むに従って中央部に収束して巾が車輪の巾に略等しく
なる凹部32を形成したプレート3をレールの上面に載
置して戸車の車輪をこのプレート上を転動させることに
より車輪をレールの正規の転動位置に装着させるように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脱輪防止手段を施した戸車用レールへ戸車車輪を簡単に装着するこ とができるようにした戸車のレールへの装着装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
本考案の基礎となる考案として「戸車用レールにおける脱輪防止装置」(実願 平2−7309号)があるが、この考案は、レール本体の上面に戸車の車輪の両 側の一部が接触して転動するV型の溝を形成した戸車用レ−ルにおいて、溝の中 央谷部に長手方向に亘って上方に突出する突条を一体形成するとともに、前記戸 車の車輪の外周中央部に、前記突条に接触しない巾と深さを有する溝を周設した もので、引戸に子供が体当たりしたときのような大きな側圧が加わってもレール の突条に車輪の溝の側壁が当接して車輪がレールの溝から脱落つまり脱輪するの を防止し、引戸が倒れるというような事故を防止するものであった。
【0003】 この考案は、戸車用レールにおける戸車車輪の脱輪を防止することにおいては 優れた効果を奏し得るものであったが、このようなレールに戸車を正規位置に装 着することつまりレールの突条に戸車車輪の溝を嵌合することは面倒であり、戸 車をレールに簡単に装着することができる装置の開発が望まれていた。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、引戸下端に取り付けられた戸車をレール上に載せ、この戸車をレー ル上に被せたプレート上を転動させるだけで戸車を簡単に正規の転動位置に装着 できるようにした戸車のレールへの装着装置を提供することを目的とするもので ある。
【0005】
【考案の開示】
本考案に係る装着装置は、レール本体の上面に戸車2の車輪21の両側の一部 が接触して転動するV型の溝11を形成し、溝11の中央谷部に、戸車の車輪2 1が該溝を転動するときに戸車の車輪21の外周中央部に周設した溝22が接触 しない巾と高さを有する突条12を長手方向に亘って形成した戸車用レールにお いて、下面31が上記レールの溝11と突条12に面接する形状をし、上面に、 戸車の車輪21が乗り上げる端部の巾mが広く、他端に進むに従って中央部に収 束して巾nが車輪21の巾に略等しくなる凹部32を形成したプレート3を上記 レールの上面に載置して車輪21をこのプレート3上を転動させることにより車 輪21をレールの正規の転動位置に装着させるようにしたことを特徴とするもの である。
【0006】
【考案の作用】
プレートの凹部の広巾部側の端部に戸車の車輪を乗り上げさせて車輪を転動さ せると、凹部の巾が徐々に狭くなって中央部に収束しているので、車輪はこの狭 くなっていく凹部の側壁に案内されて中央部に寄っていき車輪の巾と略等しい端 部から落ちて車輪中央部の溝がレール中央部の突条に嵌合して車輪はレールの正 規の転動位置に装着される。
【0007】
【実施例】
図1は、上面に戸車2の車輪21の両側の一部が接触して転動するV型の溝1 1を形成し、溝11の中央谷部に、戸車の車輪21が該溝を転動するときに戸車 の車輪21の外周中央部に周設した溝22が接触しない巾と高さを有する突条1 2を長手方向に亘って形成したレール本体1と、同レール本体上に被せるように 載置したプレート3の平面図であって、プレート3の上面には戸車2の車輪21 が乗り上げる端部側の巾mがレール巾より広く、他端側に進むに従って中央部に 収束して狭くなり最終的に車輪21の巾と略等しい巾nとなる凹部32が形成さ れている。
【0008】 また、プレート3の下面31はレール本体1の前記溝11と突条12に面接す る形状をしており、引戸を敷居のレールと鴨居の間に立て付けるときこのプレー ト3をレール本体1の上方から嵌め込んで使用するもので、引戸下端とレールと の隙間からプレート3に一体に形成された柄33の先の握り部34を持って差し 入れたり、引き出したりするものである。
【0009】 次に、本考案の実施例に基いて本案装置の具体的な作用を説明する。 複数の戸車2…2が下端に取り付けられた引戸Aを、敷居に埋め込まれたレー ル1と鴨居の間に立て付けるとき、引戸上端を鴨居の溝に嵌挿し、下端の戸車2 …2の車輪をレール1上の任意の箇所に載せる。
【0010】 引戸Aを移動させる方向の車輪21の前位置に凹部32の広巾部がくるように プレート3をレール上面に嵌め込んで装着し、引戸を移動方向に押して広巾部の 端部から車輪21をプレート3上に乗り上げさせる。(図3の二点鎖線状態)
【0011】 車輪21がプレート3上を転動するとき、凹部32の側壁に当接してその側壁 に案内されて徐々に中央部に寄っていき、端部にきたときには図2(図3の実線 状態)のように中央部つまりレール1の中央部に位置しているので、その儘プレ ート3から離れるように押してやれば、車輪21はレール中央部に落ち込み、図 4のように突条12に車輪中央部の溝22が嵌合されて正規の転動位置に装着さ れる。
【0012】 他の戸車においても上記と同じ操作を行って正規の転動位置に装着するもので ある。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係る戸車のレールへの装着装置によれば、引戸を敷居レールと鴨居の 間に立て付けるとき、プレート上を戸車車輪を転動させるだけで戸車を自動的に レールの正規の転動位置に装着することができるもので、従来面倒であった脱輪 防止手段を施した戸車レールへの装着作業を簡単に行うことができるようになっ たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置の平面図である。
【図2】同装置による装着作業途中における側面図であ
る。
【図3】同装着作業途中における斜視図である。
【図4】同装置によって装着が完了したときの側面図で
ある。
【符号の説明】
1 レール本体 2 戸車 3 プレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール本体1の上面に戸車2の車輪21
    の両側の一部が接触して転動するV型の溝11を形成
    し、溝11の中央谷部に、戸車の車輪21が該溝を転動
    するときに戸車の車輪21の外周中央部に周設した溝2
    2が接触しない巾と高さを有する突条12を長手方向に
    亘って形成した戸車用レールにおいて、下面31が上記
    レールの溝11と突条12に面接する形状をし、上面
    に、戸車の車輪21が乗り上げる端部の巾mが広く、他
    端に進むに従って中央部に収束して巾nが車輪21の巾
    に略等しくなる凹部32を形成したプレート3を上記レ
    −ルの上面に載置して車輪21をこのプレート3上を転
    動させることにより車輪21をレ−ルの正規の転動位置
    に装着させるようにしたことを特徴とする戸車のレール
    への装着装置。
JP6102892U 1992-08-05 1992-08-05 戸車のレールへの装着装置 Pending JPH0616677U (ja)

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JP6102892U JPH0616677U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 戸車のレールへの装着装置

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JPH0616677U true JPH0616677U (ja) 1994-03-04

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ID=13159441

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