JPH06164332A - 光検出器および光入力セル - Google Patents

光検出器および光入力セル

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JPH06164332A
JPH06164332A JP5019764A JP1976493A JPH06164332A JP H06164332 A JPH06164332 A JP H06164332A JP 5019764 A JP5019764 A JP 5019764A JP 1976493 A JP1976493 A JP 1976493A JP H06164332 A JPH06164332 A JP H06164332A
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voltage
optical
control voltage
transistor
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JP5019764A
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Jiee Souaa Donarudo
ジェー ソウアー ドナルド
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/42Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of opto-electronic devices, i.e. light-emitting and photoelectric devices electrically- or optically-coupled
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/011Modifications of generator to compensate for variations in physical values, e.g. voltage, temperature
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356017Bistable circuits using additional transistors in the input circuit

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセッサ・チップへの光結合システムに用
いる、並列高速転送に適した光検出器を提供する。 【構成】 本発明の光ラッチ回路は、演算部と、フォト
ダイオードを有する光入力部とを備えるプロセッサが複
数個配列されてなるプロセッサ・チップの前記光入力部
に用いられる。この光ラッチ回路は、2個のCMOSお
よびラッチスイッチよりなる差動増幅回路50を備えて
いる。一方のCMOSには、自らしきい値を作り出す自
動零復帰負帰還回路70により制御電圧を供給する。他
方のCMOSには、自動零復帰負帰還回路と相補な光入
力安定化回路60により制御電圧を供給する。ラッチス
イッチを制御クロックによりON,OFFし、フォトダ
イオードの光入力をラッチし増幅してディジタル電気信
号として転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ラッチ回路、特に、
演算部と、光検出素子を有する光入力部とを備えるプロ
セッサ・ユニットが二次元アレー状に配列されたプロセ
ッサ・チップの前記光入力部に用いられる光ラッチ回路
に関する。
【0002】さらに本発明は、光ラッチ回路を備える光
入力セル・エレメントが二次元アレー状に配列された光
入力セル・アレー、光入力セル・アレーを有するプロセ
ッサ・ユニットに関する。
【0003】
【従来の技術】ディジタル・プロセッサにおいて高速処
理性能をより向上するには、現在の方式のアーキテクチ
ャは多くの困難を有していることはよく知られている。
特に電気信号伝達上の困難性は顕著である。すなわち信
号伝達バスの複雑化、および単一プロセッサ・チップへ
の多量情報の並列入力のためのチップ・パッケージまた
はキャリアの入出力ピン数の限界である。これらの困難
を克服するために、光結合システムの提案がなされてい
る。その中でもプロセッサ・システム内のチップ間を直
接に光結合し、多量の情報を並列に高速転送することが
可能になれば、プロセッサの演算速度は格段に向上す
る。この光結合システムを実現する上に重要な部品が、
微弱な光入力を高速に電気信号に変換する光検出器であ
る。光結合システムは、チップ間の信号伝達が目的であ
るために、光検出器は、微弱な光入力を高速に電気信号
に変換するという前記特性を有すると共に、プロセッサ
・チップの主要部をなす演算部,レジスタ,制御部等の
面積を圧迫しない超小型の並列光検出器である必要があ
る。すなわち現在のプロセッサの入出力ポートの限界を
越える1000以上の並列光検出器アレーを超小型で作
る必要がある。かつプロセッサにおいて通常使用される
16MHz〜32MHz範囲のクロック・レートで機能
する感度および応答速度を有することが必要である。
【0004】プロセッサに作り込まれる光検出器は、内
部光電効果を利用した固体素子であり、固体素子はさら
に、光導電効果を利用するものと光起電力効果を利用す
るものとに分けられる。小型化またはアレー化を目的の
1つとする光検出器は、すべて光起電力効果を利用する
方式で、半導体デバイス加工に用うる微細加工技術を駆
使した、小型・高速光検出器が実用化されている。最近
では、同一基板に検出・処理回路を作り込んだOEIC
(opto-electronic integrated circuit)の開発が多く
なされている。したがって半導体材料固有の吸収波長
域、すなわち電子励起波長があり、受光する光の波長帯
に応じて最適な材料の選択がなされている。
【0005】主として高速応答速度を追及した光検出器
としては、光通信システムの一部品である光検出器があ
る。光通信に使用する波長帯は、信号伝播材であるシリ
カファイバの光伝送損失が最も少ない0.8〜1.5μ
m帯が利用される。短波長帯(0.8μm)では、シリ
コンpinフォトダイオード(Si−pinPD)とシ
リコンアバランシェフォトダイオード(Si−APD)
が使用される。一方、長距離通信に使用される1.3〜
1.5μm帯では、Ge−pinPD,Ge−APD,
InGaAs/GaAs−pinPD,InGaAs−
APDが使用される。光通信システム用光検出器の応答
速度を支配する要因は、活性層における光励起された電
子および正孔の拡散速度と、絶縁層におけるドリフト速
度である。それぞれの特性は材料によって固有のもので
あり、活性層,絶縁層の層厚みを最適化して高速性を実
現している。光通信システム用光検出器の電気的な特性
を等価回路で考えたとき、浮遊容量から生ずる電子伝導
の遅れが応答速度に与える影響が大きい。信号の遅延と
いう観点よりみると、光検出器の後に設置する増幅器の
等価回路特性も合わせ考える必要がある。光検出器およ
び増幅器の複合抵抗,容量を最適化し、バラツキを少な
くするためにも、OEIC形式の同一基板上に光検出
器,増幅器を作り込む方式が検討されている。
【0006】光通信システム用光検出器のもう一つの重
要な特性は、高感度化である。長距離のファイバ内を伝
播する光信号は微弱であり、これを正確に受信する必要
がある。すなわち雑音を抑え有効信号強度を相対的に強
くすることである。この対策として超格子構造等の光検
出器を用いることがある。電子・正孔分離層に超格子構
造を配置し、一度励起された電子・正孔対を、これらの
層に導くことによって再結合を防ぎ微弱な光を有効に検
出している。しかし半導体加工技術としては高度なもの
を必要とする。
【0007】光通信システム用の光検出器は、高速応答
(1Gb/s以上)で高感度が使命であり、使用形態は
基本的に個別素子である。したがって高度な加工により
個別素子を作り、特性を満足するものを選別している。
【0008】一方、ビデオカメラ等に使用される光検出
素子を二次元アレー状に配列した光検出器は、安価で信
頼性のおけるものが要求される。したがって赤外線カメ
ラ用イメージセンサ等の特殊な用途を除いて、光検出素
子の材料は最も完成した技術を適用して加工できるSi
が主体である。光検出素子アレーは数十万から100万
個の光検出素子よりなり、したがってその加工には安定
な加工技術が要求される。またこの光検出素子の構造
は、単純な光検出素子構造であるSi−pinPD構造
が主体である。応答速度も、光通信システム用の光検出
器に比較すると低速でよく、数MHzまでのものが多
い。ビデオカメラ等に使用される光検出素子は、人間が
知覚しうる光の波長帯、かつ知覚と類似の波長分解強度
を有し、知覚範囲の光強度を正確に再現する。光検出素
子によって検出された光信号は電荷となり、CCD(C
harge Coupled Device)またはB
BD(Bucket Brigade Device)
により転送され取り出される。この場合、低速伝達のた
めに回路の容量等が障害になることはあまりない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、前述した光結合
システムに用いるべき光検出器のアレー構造は信号の高
速並列転送を使命とするために、イメージ・センサで用
うるCCDまたはBBDでは不十分である。一方、高速
光信号変換性能においては、光通信で用うるGb/sレ
ベルの高速化を実現する必要はなく、より安価に小型ア
レーにすることが重要である。
【0010】本発明の目的は、プロセッサ・チップへの
光結合システムに用いる、並列高速転送に適した光検出
器を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、プロセッサ・チップ
への光結合システムに用いる、微弱な光入力を電気信号
に変換する高感度の光検出器を提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、プロセッサ・
チップ間の光結合システムに用いる、安価に小型アレー
化が可能な光検出器を提供することにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、前記光検出器
に用いられる並列・高速転送に適した光ラッチ回路を提
供することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、前記光ラッチ
回路を有する光入力セル・エレメントがアレー状に配列
された光入力セルを提供することにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、前記光入力セ
ルを有するプロセッサ・ユニットを提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の光検出器は、光検出素子と、この光検出素
子の出力をラッチして増幅する光ラッチ回路とを有し、
前記光ラッチ回路が、第1および第2の動作トランジス
タと、これら動作トランジスタに接続された差動トラン
ジスタ対と、この差動トランジスタ対に接続されたラッ
チスイッチとを有する差動増幅回路と、前記光検出素子
の出力が供給される前記第1の動作トランジスタの第1
の制御電圧を発生する第1の制御電圧発生回路と、前記
第1の制御電圧と所定の大きさ異なる、前記第2の動作
トランジスタの第2の制御電圧を、前記第2の動作トラ
ンジスタの出力を負帰還させることにより発生する第2
の制御電圧発生回路とを備え、前記第1の制御電圧発生
回路は、前記第2の制御電圧発生回路に相補な回路をな
し、前記ラッチスイッチを前記光検出素子への光入力レ
ートに同期させてON,OFFし、前記差動増幅回路か
ら、増幅されたディジタル電気信号を出力する。
【0017】また本発明の光ラッチ回路は、演算部と、
光検出素子を有する光入力部とを備えるプロセッサ・ユ
ニットが二次元アレー状に配列されたプロセッサ・チッ
プの前記光入力部に用いられ、第1および第2の動作ト
ランジスタと、これら動作トランジスタに接続された差
動トランジスタ対と、この差動トランジスタ対に接続さ
れたラッチスイッチとを有する差動増幅回路と、前記光
検出素子の出力が供給される前記第1の動作トランジス
タの第1の制御電圧を発生する第1の制御電圧発生回路
と、前記第1の制御電圧と所定の大きさ異なる、前記第
2の動作トランジスタの第2の制御電圧を、前記第2の
動作トランジスタの出力を負帰還させることにより発生
する第2の制御電圧発生回路とを備え、前記第1の制御
電圧発生回路は、前記第2の制御電圧発生回路に相補な
回路をなし、前記ラッチスイッチを前記光検出素子への
光入力レートに同期させてON,OFFし、前記光検出
素子に入力された光入力信号をラッチし増幅して、前記
差動増幅回路からディジタル電気信号として出力する。
【0018】このようにCMOSを使用する理由は、消
費電力したがって発熱を少なくするためと、高速化を図
るためである。
【0019】さらに、自動零復帰負帰還回路のより重要
な特徴は、高感度光ラッチを作り出していることであ
る。すなわち個々の光ラッチ回路にて光入力有無を判定
するしきい値を自身で作り出している。例えば、フォト
ダイオードにより500フォトンによって作り出される
4mVの中間2mVをしきい値とし、その上下によって
判定するという高感度化を実現している。高感度化を実
現するには、外部電源より加わる高周波雑音をコンデン
サ回路により遮断することも重要である。
【0020】さらに本発明のプロセッサ・ユニットは、
上述のような光ラッチ回路を備えている。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例として、1チップ上に64
個の演算プロセッサ・ユニットを有し、各プロセッサに
64ビットの光信号を並列に入力する場合の光入力セル
について説明する。この場合、1チップ上に合計409
6ビットの並列光入力が行われる。
【0022】図1は、プロセッサ・チップ10の一例を
示す部分平面図である。プロセッサ・チップは、64個
のプロセッサ・ユニット12を有し、各プロセッサ・ユ
ニットには、演算部16と光入力セルである光入力部1
4とが作り込まれている。
【0023】光入力セル14は、64個の光入力セル・
エレメントより構成されている。図1の場合、光入力セ
ル14は図示のように互いに上下に隣接し直線状に配置
されている。図2は、プロセッサ・チップ20の他の例
を示す部分平面図であり、各プロセッサ・ユニット22
には、演算部26と光入力セルである光入力部24とが
作り込まれている。各プロセッサ・ユニット22の光入
力セル24は、図示のように4個の隣接するプロセッサ
・ユニットにおいて互いに隣接するように配置されてい
る。
【0024】図1および図2のプロセッサ・チップとも
に、演算部16,26の面積を十分に確保するために、
光入力セル・エレメントの大きさは略100μm角とす
る。
【0025】図3は、光入力セルの部分平面図である。
この光入力セルは、外径寸法が約100μm×100μ
mの64個の光入力セル・エレメント27よりなり、光
入力セル・エレメントの中央部には光検出素子28を有
している。光検出素子28の周辺部には、光ラッチ回路
が設けられている。この光入力セルには、25MHzの
レートで光が入力され、光入力セルからは、64ビット
の制御信号およびデータ信号が並列に取り出される。
【0026】光検出素子28は、フォトダイオードであ
り、例えば500フォトンで4mVの起電力を発生す
る。このフォトダイオードは、プロセッサ・チップの基
板材料がSiである場合には、Si−pinPDに、ま
た、プロセッサ・チップの基板材料が化合物半導体の場
合には、化合物半導体材料を基本にするダイオードにす
ることができる。
【0027】図4は、光入力セル・エレメントを構成す
る光ラッチ回路の回路図である。光ラッチ回路は、フォ
トダイオードの発生する起電力を25MHzのクロック
レートでラッチし増幅して、プロセッサ・ユニットの演
算部の入力ゲートへ転送する回路である。
【0028】図4の回路を説明する前に、単純な構造の
光ラッチ回路について説明する。図5に、この単純な構
造の光ラッチ回路を示す。プロセッサ・チップ上のすべ
ての光ラッチ回路の電気的特性を均一に加工可能であ
り、したがってプロセッサ・チップ内のすべての光ラッ
チ回路のスイッチングのしきい値を、許容範囲内に入れ
ることができれば、図5のような単純な光ラッチ回路に
て十分に光入力を検出できる。
【0029】この光ラッチ回路は、PMOSトランジス
タ30,32と、読出し用NMOSトランジスタ34,
36と、プリチャージ用NMOSトランジスタ38,4
0,42,44とから構成されている。フォトダイオー
ド46は、PMOSトランジスタ30,32のいずれの
側に設けても良いが、図5の例では、PMOSトランジ
スタ30側に設けられている。
【0030】このような構成の光ラッチ回路では、フォ
トダイオード46への光入力によって発生する起電力に
より、PMOSトランジスタ32のゲートを制御し、L
ATCH電源に加えられる電圧を、読出し用トランジス
タ36のゲーティングによって、出力端子48から出力
することにより、光入力の有無が読み出される。信号P
RECHARGEをHighにすることによって、光ラ
ッチ回路において蓄積された電荷はすべて排出され初期
状態にもどる。以上のことを、25MHzのレートで光
入力される毎に繰り返す。
【0031】プロセッサ・チップ上のすべての光ラッチ
回路の電気特性を均一に加工することはできず、光ラッ
チ回路の電気特性にバラツキがあることは避けえない。
例えば、光入力セル内の多数の光ラッチ回路のいずれか
1個のスイッチングのしきい値が許容範囲をはずれてい
ると、プロセッサ・アレー中の1つのプロセッサ・ユニ
ットが機能しないことになる。すなわち、このプロセッ
サ・アレーは不良品である。このような不良品を選別す
ることも可能であるが、多数のマスクを使用して加工さ
れたプロセッサ・チップを廃却することは全体のコスト
・アップをもたらす。
【0032】このような問題に対処するために、図4の
光ラッチ回路は、しきい値にバラツキがあっても、自身
で電気的特性に合ったしきい値を作り出して、光入力の
検出を正常に行うことができるように構成されている。
【0033】図4の光ラッチ回路の構成をさらに詳細に
説明する。この光ラッチ回路は、差動増幅回路50と、
光出力安定化回路60と、自動零復帰負帰還回路70と
を備えている。作動フォトダイオード80は、光出力安
定化回路60内に含めて図示しており、不作動または光
学的にマスクされたフォトダイオード77は、自動零復
帰負帰還回路70内に含めて図示してある。
【0034】差動増幅回路50は、PMOSトランジス
タ51とNMOSトランジスタ52とよりなるCMOS
と、PMOSトランジスタ53とNMOSトランジスタ
54とよりなるCMOSと、各CMOS内のA,B点に
接続されたインバータ55,56と、NMOSトランジ
スタよりなるラッチスイッチ57とにより構成されてい
る。トランジスタ52,54は、差動トランジスタ対を
構成し、トランジスタ54のゲートはトランジスタのド
レイン(A点)に接続され、トランジスタ52のゲート
はトランジスタ54のドレイン(B点)に接続されてい
る。この差動増幅回路では、ラッチスイッチ57を制御
クロックに同期させてONし、トランジスタ51,53
のゲートの電圧の差を増幅してインバータ55より出力
する。
【0035】自動零復帰負帰還回路70は、差動増幅回
路50のB点における最小,最大電圧の中間値電圧すな
わち平均化した電圧を自動的に作り出し、差動増幅回路
50の動作トランジスタ53の制御電圧に負帰還させる
回路であり、インバータ71,伝送ゲート72,コンデ
ンサ73,伝送ゲート74,コンデンサ75,PMOS
トランジスタよりなるスイッチ76,フォトダイオード
77とから構成されている。フォトダイオード77は、
光学的にマスクされている、すなわち光入力を受けな
い。このフォトダイオード77は、自動零復帰負帰還回
路70を光出力安定化回路60に整合させるために設け
られている。コンデンサ73は、前記中間値電圧を発生
させるためのものである。またコンデンサ75には、オ
フセット用のコンデンサ78が接続される。このコンデ
ンサは、前記中間値電圧にマイナスのオフセット値を与
えるためのものである。中間値からオフセット値を引い
た値が、この光ラッチ回路70のしきい値となる。
【0036】光出力安定化回路60は、自動零復帰負帰
還回路70に相補な回路であり、安定化された制御電圧
を、差動増幅回路50の動作トランジスタ51に与え
る。すなわち、光出力安定化回路60と自動零復帰負帰
還回路70とは、整合構造において整合した要素を有し
ている。このことは、フォトダイオード80に光入力信
号を示す光パルスが入力されたときに、トランジスタ5
1のゲートに発生する電圧により、前記しきい値を確実
に越えるようにする。
【0037】この光出力安定化回路60は、伝送ゲート
61,コンデンサ62,伝送ゲート63,コンデンサ6
4,PMOSトランジスタよりなるスイッチ65とから
構成されている。フォトダイオード80は、電源VDD
差動増幅回路50の動作トランジスタ51のゲートとの
間に接続されている。光出力安定化回路60に供給され
る電圧VREF は、電圧VDDの半分、すなわちB点での最
大電圧と最小電圧の中間値電圧に相当する電圧VDD/2
である。
【0038】以上の構成の光ラッチ回路が作り込まれて
いるプロセッサ・チップの基板材料はSiであり、フォ
トダイオード80はSi−pinPDであるとする。S
i−pinPDは、内部容量10fFで、浮遊容量によ
る応答遅れを生じない範囲のものである。起電力は、5
00フォトンの光束にて4mVである(780nm波長
の光を、25MHzのビットレートで入力する場合)。
【0039】フォトダイオード80の出力電圧を、安定
な量として取り出すために、フォトダイオード80によ
り発生される電圧、すなわち動作トランジスタ51のゲ
ートに加わる制御電圧は、光入力のない時には動作トラ
ンジスタ53の制御電圧より低く、光入力のある時には
動作トランジスタ53の制御電圧より高くなるように、
コンデンサ78に加えられるオフセット電圧を、フォト
ダイオード80の出力(+4mV)の1/2にとる。す
なわち、オフセット電圧を2mVにする。したがって、
差動増幅回路50の動作トランジスタ53のゲート制御
電圧が、この光ラッチ回路のスイッチングしきい値とな
っている。
【0040】次に、図4の光ラッチ回路の動作を、図6
の各部電圧波形図と、図7の光入力および制御信号タイ
ミング図とを参照しながら説明する。
【0041】この光ラッチ回路の基本的動作は、フォト
ダイオード80への光入力信号を、25MHzのクロッ
クレートでディジタル電気信号に変換して、差動増幅回
路50のインバータ55から出力することである。フォ
トダイオード80へ光入力がある場合には、インバータ
55の出力はHighであり、フォトダイオード80へ
の光入力がない場合にはインバータ55の出力はLow
である。
【0042】以下、動作を詳細に説明する。図7の光入
力波形に示すように、光入力が、25MHzの入力レー
トで“有”,“有”,“無”と変化しているものとす
る。光出力安定化回路60では、図7の制御信号aによ
って伝送ゲート61がONし、コンデンサ62を充電す
る。制御信号aとONのタイミングが重ならない制御信
号cによって伝送ゲート63をONし、コンデンサ62
に蓄積された電荷をコンデンサ64に移動させる。この
とき外部電源VREF (VDD/2)の高周波変動(図6波
形F参照)は、コンデンサ62,64によって平滑化さ
れる(図6波形G参照)。このように、コンデンサ6
2,64は高周波雑音を除去するローパスフィルタの働
きをする。トランジスタ65は制御信号cによりONと
なり、差動増幅回路50のトランジスタ51のベースに
はVDD/2の制御電圧が供給される。
【0043】自動零復帰負帰還回路70の伝送ゲート7
2は、光入力がない場合に発生するようにタイミングが
とられる自動零復帰サイクル中に、制御信号aの立上り
エッジのタイミングで立上るパルスb(図7)によって
パルス状にONされ、続いて制御信号c(図7)によっ
て伝送ゲート74がONされ、コンデンサ73により差
動増幅回路50のB点に発生する電圧(図6波形B)の
平均化を行う。
【0044】B点の最大電圧はVDD、最小電圧は0であ
るから、自動零復帰サイクル中のラッチ回路のHigh
またはLow状態のいずれかの統計的可能性が1/2の
ときは、平均化された電圧はDVV/2である。この負帰
還ループの故に、点D2の平均化電圧は、ラッチ回路の
有効入力オフセットを補償する量だけ、VDD/2からオ
フセットされている。これは、点D1および点D2で同
一状態が存在するときに(すなわち、光入力がないと
き)、デバイスしきい値が不整合であり、および/また
は、ラッチ回路の容量不平衡による。この平均化電圧
は、点Eに供給される(図6波形E)。さらに、E点に
は、オフセット用コンデンサ78により+2mVのオフ
セット電圧が加えられている。トランジスタ76は制御
信号c(図7)によりONとなり、差動増幅回路50の
トランジスタ53のゲートにはVDD/2+2mVの制御
電圧が供給される。
【0045】差動増幅回路50のトランジスタ51のゲ
ートに制御電圧VDD/2が、トランジスタ53のゲート
に制御電圧VDD/2+2mVが供給されている状態で
は、トランジスタ51,53は共にONの状態にある。
この状態ではA点,B点共に電源電圧VDDと同じ電圧に
保持されている(図6波形A,B)。
【0046】フォトダイオード80への光入力の立下り
エッジに立下りエッジが一致するラッチパルスLATC
Hでラッチスイッチ57をONにすると、点Cの電圧
(図6波形C)は、VDD−Nチャンネルしきい値電圧
(VTN)から、ほぼ大地電位におち、動作トランジスタ
51,53のゲートに加えられる電圧差が増幅され、点
Aと点B間に発生する。
【0047】すなわち光入力がある場合は、フォトダイ
オード80に×4mVの起電力が発生している。点D1
の電圧はVDD/2+4mVとなり(図6波形D1)、ト
ランジスタ51のゲート電圧はトランジスタ53のゲー
ト電圧より2mV高くなる。この状態のとき、クロック
に同期したラッチスイッチ57をONにすると、動作ト
ランジスタ51,53のそれぞれのゲート電圧により制
御されたドレイン電流(電圧)が差動トランジスタ5
2,54により増幅され、A点はLow(電圧0)とな
り、B点はHigh(電圧VDD)となる。したがってイ
ンバータ55を介した出力はHighとなり、演算部の
入力ゲートにH信号が転送される。
【0048】反対に光入力がない場合は、動作トランジ
スタ53の制御電圧は動作トランジスタ51の制御電圧
より2mV高く、ラッチスイッチ57のONによって増
幅され、A点がHigh(電圧VDD)となり、B点はL
ow(電圧0)となる。したがってインバータ55の出
力はLowとなり、演算部入力ゲートにLow信号が伝
達される。以上のことが、25MHzのレートで光入力
される毎に繰り返される。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセッサ・チップの一例を示す部分平面図で
ある。
【図2】プロセッサ・チップの他の例を示す部分平面図
である。
【図3】光入力セルの部分平面図である。
【図4】本発明の一実施例である光入力セルの回路図で
ある。
【図5】単純な構造の光ラッチ回路の回路図である。
【図6】図4の各部における電圧波形図である。
【図7】光入力および制御信号タイミング図である。
【符号の説明】
10,20 プロセッサ・チップ 12 プロセッサ・ユニット 14,24 光入力部 16,26 演算部 46 フォトダイオード 50 差動増幅回路 60 光出力安定化回路 70 自動零復帰負帰還回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出素子の出力信号をラッチして増幅す
    る光検出器であって、 第1および第2の動作トランジスタと、これら第1およ
    び第2の動作トランジスタに接続された差動トランジス
    タ対と、この差動トランジスタ対に接続されたラッチス
    イッチとを有し、前記第2の動作トランジスタは、負帰
    還信号が供給される出力端子を有する、差動増幅回路
    と、 前記光検出素子の出力信号が供給される前記第1の動作
    トランジスタの第1の制御電圧を発生する第1の制御電
    圧発生回路と、 前記第1の制御電圧と所定の大きさ異なる、前記第2の
    動作トランジスタの第2の制御電圧を、前記第2の動作
    トランジスタの出力端子から負帰還させることにより発
    生する第2の制御電圧発生回路とを備え、 前記第1の制御電圧発生回路は、前記第2の制御電圧発
    生回路に相補な回路をなし、 前記ラッチスイッチを前記光検出素子へ供給される光入
    力信号に同期させてON,OFFして電気信号を発生
    し、前記差動増幅回路から、増幅されたディジタル電気
    信号を出力する、 光検出器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光検出器であって、 前記第2の制御電圧発生回路は、前記第2の動作トラン
    ジスタの出力端子よりそれぞれ負帰還される最大電圧と
    最小電圧の間の中間値電圧を生成し、この中間値電圧に
    オフセット電圧を加え前記第2の制御電圧を発生する、
    光検出器。
  3. 【請求項3】複数のプロセッサ・ユニットを有するプロ
    セッサ・チップの光入力部に用いられる光入力セルであ
    って、前記各プロセッサ・ユニットは、演算部を有し、
    前記光入力部は、2次元アレー状に配列された光入力セ
    ル・エレメントのアレーを有し、前記光入力セル・エレ
    メントは、 光検出素子と、 第1および第2の動作トランジスタと、これら第1およ
    び第2の動作トランジスタに接続された差動トランジス
    タ対と、この差動トランジスタ対に接続されたラッチス
    イッチとを有し、前記第2の動作トランジスタは、負帰
    還信号が供給される出力端子を有する、差動増幅回路
    と、 前記光検出素子の出力信号が供給される前記第1の動作
    トランジスタの第1の制御電圧を発生する第1の制御電
    圧発生回路と、 前記第1の制御電圧と所定の大きさ異なる、前記第2の
    動作トランジスタの第2の制御電圧を、前記第2の動作
    トランジスタの出力端子から負帰還させることにより発
    生する第2の制御電圧発生回路とを備え、 前記第1の制御電圧発生回路は、前記第2の制御電圧発
    生回路に相補な回路をなし、 前記ラッチスイッチを、前記プロセッサ・ユニット内の
    制御クロック信号に同期させてON,OFFし、 光入力信号を前記光検出素子に入力して電気信号を発生
    し、この電気信号をラッチおよび増幅して、前記差動増
    幅回路からディジタル電気信号を出力し、このディジタ
    ル電気信号を、前記演算部の入力ゲートに供給する、 光入力セル。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光入力セルであって、 前記第2の制御電圧発生回路は、前記第2の動作トラン
    ジスタの出力端子よりそれぞれ負帰還される最大電圧と
    最小電圧の間の中間値電圧を生成し、この中間値電圧に
    オフセット電圧を加え前記第2の制御電圧を発生する、
    光入力セル。
  5. 【請求項5】複数のプロセッサ・ユニットを有するプロ
    セッサ・チップの光入力部に用いられる光ラッチ回路で
    あって、前記各プロセッサ・ユニットは、演算部を有
    し、前記光入力部は、マトリックス状に配列された前記
    光ラッチ回路のアレーを有し、 光検出素子と、 第1のCMOS回路と、第2のCMOS回路と、前記第
    1のCMOS回路および前記第2のCMOS回路に接続
    されたNMOSラッチスイッチとを有する差動増幅回路
    と、 前記光検出素子によって発生される電圧が供給される前
    記第1CMOS回路に含まれるPMOSトランジスタの
    制御ゲートに第1の制御電圧を発生する光出力安定化回
    路と、 前記第2のCMOS回路に含まれるPMOSトランジス
    タの制御ゲートに、前記第1の制御電圧と所定の大きさ
    異なる第2の制御電圧を、前記第2のCMOS回路に含
    まれる前記PMOSトランジスタの出力端子に結合され
    た負帰還回路によって発生させる自動零復帰負帰還回路
    とを備え、 前記光出力安定化回路は、前記自動零復帰負帰還回路に
    相補な回路をなし、 前記ラッチスイッチを、前記プロセッサ・ユニットによ
    って与えられる制御クロック信号に同期させてON,O
    FFし、 光入力信号が前記光検出素子に入力されると、光入力信
    号をラッチし増幅して、前記差動増幅回路の出力端子に
    ディジタル電気信号を発生する、 光ラッチ回路。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光ラッチ回路であって、 前記自動零復帰負帰還回路は、前記第2のCMOS回路
    に含まれる前記PMOSトランジスタの出力端子からそ
    れぞれ負帰還される最大電圧と最小電圧の間の中間値電
    圧を発生し、この中間値電圧にオフセット電圧を加え、
    前記第2の制御電圧を発生する、光ラッチ回路。
  7. 【請求項7】複数の光入力セル・エレメントが2次元ア
    レー状に配列されてなる光入力セルであって、前記光入
    力セル・エレメントは、 光検出素子と、 第1のCMOS回路と、第2のCMOS回路と、前記第
    1のCMOS回路および前記第2のCMOS回路に接続
    されたNMOSラッチスイッチとを有する差動増幅回路
    と、 前記光検出素子によって発生される電圧が供給される前
    記第1CMOS回路に含まれるPMOSトランジスタの
    制御ゲートに第1の制御電圧を発生する光出力安定化回
    路と、 前記第2のCMOS回路に含まれるPMOSトランジス
    タの制御ゲートに、前記第1の制御電圧と所定の大きさ
    異なる第2の制御電圧を、前記第2のCMOS回路に含
    まれる前記PMOSトランジスタの出力端子に結合され
    た負帰還回路によって発生させる自動零復帰負帰還回路
    とを備え、 前記光出力安定化回路は、前記自動零復帰負帰還回路に
    相補な回路をなす、 光入力セル。
JP5019764A 1992-11-18 1993-02-08 光検出器および光入力セル Pending JPH06164332A (ja)

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