JPH0616320Y2 - 電気着発信管 - Google Patents
電気着発信管Info
- Publication number
- JPH0616320Y2 JPH0616320Y2 JP14019788U JP14019788U JPH0616320Y2 JP H0616320 Y2 JPH0616320 Y2 JP H0616320Y2 JP 14019788 U JP14019788 U JP 14019788U JP 14019788 U JP14019788 U JP 14019788U JP H0616320 Y2 JPH0616320 Y2 JP H0616320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- shock
- load
- time
- impulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、命中時に弾丸に加わる衝撃荷重を識別し延期
秒時を変化せしめうる電気着発信管に関する。
秒時を変化せしめうる電気着発信管に関する。
従来、砲弾、ロケット弾又はミサイル等の弾丸が目標の
命中したとき起爆する電気着発信管は、第2図に示す如
く、弾体1と目標2との衝突による減加速度10(又は
振動)を減加速度検出器11で検知し、発火回路12の
発火コンデンサの放電により電気雷管を作動し一定延期
秒時で起爆せしめるものであった。しかし、この方式で
は、目標の材質、厚さ等の差異に応じた最適位置におけ
る起爆が期待できず、従って、最も有効な破砕効果が得
られなかった。
命中したとき起爆する電気着発信管は、第2図に示す如
く、弾体1と目標2との衝突による減加速度10(又は
振動)を減加速度検出器11で検知し、発火回路12の
発火コンデンサの放電により電気雷管を作動し一定延期
秒時で起爆せしめるものであった。しかし、この方式で
は、目標の材質、厚さ等の差異に応じた最適位置におけ
る起爆が期待できず、従って、最も有効な破砕効果が得
られなかった。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、目標の材
質、板厚等の違いに応じて、弾丸の最も有効な破砕効果
が期待される目標の最適位置において起爆せしめる電気
着発信管を提供することをその目的とするものである。
質、板厚等の違いに応じて、弾丸の最も有効な破砕効果
が期待される目標の最適位置において起爆せしめる電気
着発信管を提供することをその目的とするものである。
本考案は上記課題を解決するため、 a.弾丸1の命中時の衝撃により生じる衝撃波を検知す
る加速度センサ4と、 b.該衝撃波から衝撃荷重波形を再生する逆フィルタ回
路5と、 c.該衝撃荷重波形から衝撃荷重を求める衝撃荷重演算
回路6と、 d.該演算回路における演算結果から延期秒時を求める
延期秒時決定回路7とを設けてなる e.電気着発信管 をその要旨とするものである。
る加速度センサ4と、 b.該衝撃波から衝撃荷重波形を再生する逆フィルタ回
路5と、 c.該衝撃荷重波形から衝撃荷重を求める衝撃荷重演算
回路6と、 d.該演算回路における演算結果から延期秒時を求める
延期秒時決定回路7とを設けてなる e.電気着発信管 をその要旨とするものである。
以下、図面を参照し実施例に基づいて本考案を説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る電気着発信管を示すブロック図
で、弾体1が目標2に衝突すると、衝撃波3が発生し、
これが信管内部の加速度センサ4に伝達する。このと
き、加速センサ4で検出される波形は、衝撃荷重波形と
衝突面から加速度センサまでの機械的伝達関数H(ω)
によっ決まる。このH(ω)は、弾丸及び信管の形状に
よって固有の値となる。第4図はその一例を示すもので
ある。
で、弾体1が目標2に衝突すると、衝撃波3が発生し、
これが信管内部の加速度センサ4に伝達する。このと
き、加速センサ4で検出される波形は、衝撃荷重波形と
衝突面から加速度センサまでの機械的伝達関数H(ω)
によっ決まる。このH(ω)は、弾丸及び信管の形状に
よって固有の値となる。第4図はその一例を示すもので
ある。
このH(ω)を予め求めておけば、該H(ω)と逆の伝
達関数H−1(ω)を有する逆フィルタ回路5に加速度
センサにより検出された衝撃波を入力すると該波形から
衝撃荷重波形を再生することができる。第5図は、グラ
フ(A)で衝撃波が示され、グラフ(B)で加速度センサに検
出される伝達関数波形が、さらに、グラフ(C)で逆フィ
ルタ回路を通過したあとの衝撃荷重波形が示される作用
説明図である。
達関数H−1(ω)を有する逆フィルタ回路5に加速度
センサにより検出された衝撃波を入力すると該波形から
衝撃荷重波形を再生することができる。第5図は、グラ
フ(A)で衝撃波が示され、グラフ(B)で加速度センサに検
出される伝達関数波形が、さらに、グラフ(C)で逆フィ
ルタ回路を通過したあとの衝撃荷重波形が示される作用
説明図である。
第3図(i)及び(ii)は夫々、目標に対して貫通した弾丸
の状態を示し、また、同図(iii)は(i)の状態時に、(iv)
は(ii)の状態時に夫々対応して生じる衝撃荷重波形を示
し、これを識別することにより延期秒時(信管に衝撃が
加わってから起爆するまでの時間)を変化させ、貫通時
の最適位置において起爆せしめようとするものである。
の状態を示し、また、同図(iii)は(i)の状態時に、(iv)
は(ii)の状態時に夫々対応して生じる衝撃荷重波形を示
し、これを識別することにより延期秒時(信管に衝撃が
加わってから起爆するまでの時間)を変化させ、貫通時
の最適位置において起爆せしめようとするものである。
このため、本考案では、逆フィルタ回路5で検出される
衝撃荷重波形から衝撃荷重(単位:kgf(キログラム
重)と時間との力積或いは衝撃印加時間等が演算される
衝撃荷重演算回路6を有し、さらに該回路における演算
結果から延期秒時が求められる延期秒時決定回路7が設
けられている。
衝撃荷重波形から衝撃荷重(単位:kgf(キログラム
重)と時間との力積或いは衝撃印加時間等が演算される
衝撃荷重演算回路6を有し、さらに該回路における演算
結果から延期秒時が求められる延期秒時決定回路7が設
けられている。
延期秒時決定回路7から発せられるトリガー信号により
発火回路8の発火コンデンサが放電し、電気雷管を作動
して起爆9に至らしめるものである。
発火回路8の発火コンデンサが放電し、電気雷管を作動
して起爆9に至らしめるものである。
本考案は以上の構成に基づくものであって、目標に命中
した時信管に伝わる衝撃波を検知し、その衝撃波から弾
丸に加わる衝撃荷重を逆算し、識別して延期秒時を自動
的に変化させるものであるから、起爆が目標の材質や板
厚等の条件の相異に応じて最適位置で期待され、弾丸の
最も有効な破砕効果を奏せしめるものであり、砲弾、ロ
ケット弾或いはミサイル等の弾丸に適用して極めて有用
な信管である。
した時信管に伝わる衝撃波を検知し、その衝撃波から弾
丸に加わる衝撃荷重を逆算し、識別して延期秒時を自動
的に変化させるものであるから、起爆が目標の材質や板
厚等の条件の相異に応じて最適位置で期待され、弾丸の
最も有効な破砕効果を奏せしめるものであり、砲弾、ロ
ケット弾或いはミサイル等の弾丸に適用して極めて有用
な信管である。
第1図は本考案に係る電気着発信管を示す説明図、第2
図は従来方式の電気着発信管を示す説明図、第3図(i),
(ii)は目標を貫通した弾丸の状態の例示的説明図、同第
3図(iii),(iv)は同図(i),(ii)に夫々対応する衝撃荷重
波形を示すグラフ、第4図は、機械的伝達関数の一例を
示すグラフ、第5図は、本考案の作用説明図である。 1……弾丸、2……目標、3……衝撃波、4……加速度
センサ、5……逆フィルタ回路、6……衝撃荷重演算回
路、7……延期秒時決定回路、8……発火回路。
図は従来方式の電気着発信管を示す説明図、第3図(i),
(ii)は目標を貫通した弾丸の状態の例示的説明図、同第
3図(iii),(iv)は同図(i),(ii)に夫々対応する衝撃荷重
波形を示すグラフ、第4図は、機械的伝達関数の一例を
示すグラフ、第5図は、本考案の作用説明図である。 1……弾丸、2……目標、3……衝撃波、4……加速度
センサ、5……逆フィルタ回路、6……衝撃荷重演算回
路、7……延期秒時決定回路、8……発火回路。
Claims (3)
- 【請求項1】弾丸の命中時の衝撃により生じる衝撃波を
検知する加速度センサと、該衝撃波から衝撃荷重波形を
再生する逆フィルタ回路と、該衝撃荷重波形から衝撃荷
重を求める衝撃荷重演算回路と、該演算回路における演
算結果から延期秒時を求める延期秒時決定回路とを設け
てなる電気着発信管。 - 【請求項2】延期秒時決定回路の延期秒時トリガー信号
により放電する発火回路を有する請求項1に記載の電気
着発信管。 - 【請求項3】衝撃荷重演算回路で衝撃荷重の力積又は衝
撃印加時間が求められる請求項1に記載の電気着発信
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14019788U JPH0616320Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 電気着発信管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14019788U JPH0616320Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 電気着発信管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0262300U JPH0262300U (ja) | 1990-05-09 |
JPH0616320Y2 true JPH0616320Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31404151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14019788U Expired - Lifetime JPH0616320Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 電気着発信管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616320Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP14019788U patent/JPH0616320Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0262300U (ja) | 1990-05-09 |
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