JPH0616208Y2 - ガス器具用管継手のプラグ - Google Patents

ガス器具用管継手のプラグ

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JPH0616208Y2
JPH0616208Y2 JP13321288U JP13321288U JPH0616208Y2 JP H0616208 Y2 JPH0616208 Y2 JP H0616208Y2 JP 13321288 U JP13321288 U JP 13321288U JP 13321288 U JP13321288 U JP 13321288U JP H0616208 Y2 JPH0616208 Y2 JP H0616208Y2
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JP
Japan
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plug
socket
adapter
lock ball
circumferential groove
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JP13321288U
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JPH0253592U (ja
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義一 尾崎
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Nitto Kohki Co Ltd
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Nitto Kohki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、誤って使用された接続用アダプタによる事故
発生を未然に防止するガス器具用管継手のプラグに関す
る。
[従来の技術] ガスの元栓とガス器具との接続は、ガス事故発生防止の
面から、ホースを直接ニップルの根元(ホースの差し込
み位置の赤マーク)までホースを差し込みホース外周囲
をホースバンド等で締め付けて接続固定することが強く
指導されている。しかし、現実にはホースをニップルの
根元まで差し込まなかったりホースバンドで固定しなか
ったりする接続例が多々見受けられ、事故発生の危険度
は決して小さいものとはなっていない。
そこで、誰もが同一条件でホースの接続を安全かつ容易
に行うことができるようにするために、ホースバンド等
の使用を一切不要にした迅速接続方式が通例化してきた
が、前記旧接続方式とこの新接続方式が混在することは
避けられないため、旧接続方式を新接続方式に改良する
接続アダプタを市販し、この接続アダプタを旧接続方式
の接続部に接続することにより(第4図)、新接続方式
による接続を可能とし、新接続方式の普及につとめてい
る。しかし、最近では新接続方式がとられていながら、
それをよく知らないユーザーが前記接続アダプタを誤っ
て新接続方式の接続部に接続するケースが認められ、こ
れが新たな問題点としてクローズアップされてきた。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように、新接続方式では必要としていない接続ア
ダプタが誤って使用されると(第5図)、見掛け上は一
見接続されているように見えても、旧接続方式に適応さ
れる接続アダプタの内部構造は新接続方式と全く適応性
がないため、当然のことながら、ガス漏れを発生し、大
惨事を招きかねない。
本考案は、旧接続方式を新接続方式に改良するための接
続アダプタが、新接続方式を採用した器具に誤って使用
される事態を重視し、当該接続アダプタが誤って使用さ
れても、完全接続状態を維持し、もって事故発生を完璧
に防止することを解決課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するために、次のa記載のソケ
ットと、b記載の接続アダプタの双方を連鎖的に接続可
能にするために、当該ソケットが持つロックボールを係
止するための円周溝と、当該接続アダプタが持つロック
ボールを係止するための円周溝を、所要の間隔を設けて
複列に形成した構成とした。
a.プラグとの接続時に、当該プラグの先端部に押圧さ
れて後退し、ガス流通路を開くバルブを該ガス流通路内
に具え、ソケット主筒体の外周部に嵌合したスリーブの
摺動操作によって、該主筒体の前部に設けたロックボー
ルをプラグの前記一方の円周溝に係脱可能としたソケッ
ト。
b.一端部を構成するアダプタ主筒部の内部に、プラグ
の先端部および/または外周部をシールするシール用環
体を具え、アダプタ主筒部の外周部に嵌合したスリーブ
の摺動操作によって、プラグの前記他方の円周溝と、ガ
ス器具のガス導入用の周知のホースニップルの円周溝と
に共通に係脱可能なロックボールが、該アダプタ主筒部
の前部に設けられ、かつ、該アダプタ主筒部に連設させ
た他端部を、前記ソケットのスリーブの摺動操作によっ
て拘束,解放される当該ソケットが保有する前記ロック
ボールと係脱する円周溝を持つプラグ形に形成した接続
アダプタ。
[作用] 本考案に係るプラグの正常な使い方では、次のようにし
てソケットが接続される。すなわちソケット主筒体の外
周に嵌合したスリーブを操作して、ロックボールを自由
状態とし、この状態でソケットをこのプラグに挿入した
後、スリーブを原状に復帰させると、ソケットが持つ前
記ロックボールが、該ロックボールを係止するために設
けたプラグの円周溝に係止して、ソケットとプラグは確
実に接続される。
次に、前記ソケットをプラグに接続するのではなく、旧
元栓を新接続方式に改良する接続アダプタを新接続方式
のプラグに接続するような異常な使われ方がされた場合
には、該接続アダプタの主筒部の外周に嵌合したスリー
ブを操作して、ロックボールを自由状態とし、この状態
で接続アダプタのアダプタ主筒部をこのプラグに挿入し
た後、スリーブを原状に復帰させると、接続アダプタが
持つ前記ロックボールが、該ロックボールを係止するた
めに設けたプラグの前記円周溝とは別の円周溝に係止し
て、接続アダプタとプラグとは確実に接続される。この
ような使われ方がされた場合でも前記接続アダプタに内
蔵したシール用環体はプラグの外周を完全にシールして
ガス漏れを完全に防止する。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
するが、本考案は実施例に限定されるものではない。
第1図は本考案に係るガス器具用管継手の安全プラグ1
を示すものであり、このプラグ1は後述するソケット2
と、同じく後述する接続アダプタ3の双方を連鎖的に接
続可能にするために、当該ソケット2が持つロックボー
ル4を係止するための円周溝5と、当該接続アダプタ3
が持つロックボール6を係止するための円周溝7とが、
所要の間隔を設けて複列に形成されている。
また、プラグ本体29の長さAは、接続アダプタ3を挿
入し前記円周溝7にロックボール6を係止させたとき、
プラグ本体29の先端部および/または外周部が接続ア
ダプタ3の内部に具えた後述するところのシール用環体
21でシールすることが可能な長さである。
次に、前記プラグ1に接続される前記ソケット2は次の
ように構成されている。
ソケット主筒体8の前部に貫通孔9が形成され、この貫
通孔9には、ソケット主筒体8の内外周方向に出没し、
前記プラグ1の一方の円周溝に係脱可能としたロックボ
ール4が嵌合しており、そしてソケット主筒体8の外周
部にはロックボール4を解放,拘束するスリーブ10が
軸方向に移動自在に嵌合している。該スリーブ10はそ
の内周に前部側からロックボール解放凹部11,ロック
ボール拘束部12が設けられており、そして、このスリ
ーブ10は、スリーブ10とソケット主筒体8との間に
設けた圧縮スプリング13の弾発力により前方へ付勢さ
れ接続状態においてロックボール4をロックボール拘束
部12によりソケット主筒体8内方即ち求心方向に押圧
するようになっている。またソケット主筒体8内には、
前記プラグ1との非接続時には圧縮スプリング14の弾
発力により前進してその外周面にて前記ロックボール4
がソケット主筒体8内へ没入することを阻止し、プラグ
1との接続時にプラグ1の先端により押圧されて後退し
前記ロックボール4のソケット主筒体8内への没入を解
放するロックボール受筒15と、圧縮スプリング16の
弾発力により前進してガス流通路を閉じプラグ1との接
続時にソケット主筒体8に挿入されるプラグ1の先端部
に押圧されて後退し、ガス流通路を開くバルブ17が該
ガス流通路内に具えられている。
また、前記接続アダプタ3にあっては、正しい使い方と
して旧接続方式の接続部であるホースニップル18に接
続するアダプタ主筒部19により一端部を構成し、該ア
ダプタ主筒部19に連設させた他端部を前記ソケット2
に接続するプラグ形20に形成した構成となっている。
前記アダプタ主筒部19の内部には、前記プラグ1の先
端部および/または外周部をシールするシール用環体2
1を具えている。また、アダプタ主筒部19の前部には
貫通孔22が形成され、この貫通孔22にはアダプタ主
筒部19の求心方向に出没し、前記プラグ1の他方の円
周溝7とガス器具のガス導入用の周知の前記ホースニッ
プル18の円周溝23のいずれにも共通に係脱可能なロ
ックボール6が嵌合されており、また、アダプタ主筒部
19の外周部にはロックボール6を解放,拘束するスリ
ーブ24が軸方向に移動自在に嵌合されている。該スリ
ーブ24にはその内周に前部側からロックボール解放用
凹部25とロックボール拘束部26とが設けられてお
り、また、このスリーブ24は、前記接続アダプタとの
接続時に、アダプタ主筒部19との間に設けた圧縮スプ
リング27の弾発力を受けて前方へ付勢され前記ロック
ボール6をロックボール拘束部26によりアダプタ主筒
部19の求心方向に押圧するようになっている。また、
かかるアダプタ主筒部19に連接させた他端部には前述
のようにソケット2に接続するプラグ部20が形成され
ており、その外周には、ソケット2が持つロックボール
4が係止する円周溝28が形成されている。
本考案に係るプラグ1は前記ソケット2と接続アダプタ
3のいずれとも次のようにして接続される。
このプラグ1の正常な使い方はソケット2が接続される
ことである。すなわち、プラグ1とソケット2とを接続
するに際して、プラグ本体29をソケット2のソケット
主筒体8内へ挿入すると、ソケット主筒体8内に設けた
ロックボール受筒15とバルブ17とが順次プラグ本体
29の先端で押圧されて後退し、ロックボール受筒15
はロックボール4のソケット主筒体8内への没入阻止を
解除し、またバルブ17は流路を徐々に開く。やがて、
ロックボール4が同プラグ本体29の外周に形成された
円周溝5と対向する位置に達すると、ロックボール4が
円周溝5に係止すると同時に、ロックボール4によって
拘束されていたスリーブ10が解放されて圧縮スプリン
グ13の弾発力によって第2図右側に移動し、円周溝5
に係止したロックボール4を拘束することによって、プ
ラグ1とソケット2は接続される。
次に、接続アダプタ3が異常な使われ方をした場合に
は、次のようにしてプラグ1とに正しく接続される。
プラグ1と接続アダプタ3とを接続するにあたって、ス
リーブ24を引いた状態で挿入し、同プラグ本体29の
円周溝7にロックボール6を一致させてスリーブ24を
圧縮スプリング27によって戻すと、ロックボール6は
スリーブ24によって拘束され、プラグ1と接続アダプ
タ3は接続される。このとき、プラグ本体29の先端部
および/または外周部はアダプタ主筒部19内に設けた
シール用環体21により完全にシールされる。
[考案の効果] 以上のように本考案に係るガス器具用管継手のプラグに
よれば、新接続方式のソケットと旧接続方式の接続部に
接続することにより新接続方式による接続を可能とする
接続アダプタの双方を連鎖的に接続可能にするため、当
該ソケットが持つロックボールを係止するための円周溝
と、当該接続アダプタが持つロックボールを係止するた
めの円周溝を、所要の間隔を設けて複列に形成したの
で、本来の正しい使いであるソケットとの接続はもちろ
ん、接続アダプタも異常なく接続することができる。従
って本考案のプラグに接続アダプタが接続された場合で
あってもガス漏れを起さないしても確実な接続状態を得
ることができ、かかる異常な使われ方をしても安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガス器具用管継手のプラグの一実
施例を示す一部縦断側面図、第2図は第1図に示すプラ
グにソケットを接続した状態を示す一部縦断側面図、第
3図は接続アダプタが異常な使われ方をした場合におけ
る同アダプタと第1図に示すプラグとの接続状態を示す
一部縦断側面図、第4図は接続アダプタの正しい使い方
を示す縦断側面図、第5図は新接続方式を採る従来のプ
ラグに対して接続アダプタが誤った使われ方をした場合
の状態を示す一部縦断側面図である。 1…プラグ、2…ソケット 3…接続アダプタ、4…ロックボール 5…円周溝、6…ロックボール、7…円周溝 8…ソケット主筒体、10…スリーブ 17…バルブ、18…ホースニップル 19…アダプタ主筒部 20…接続アダプタのプラグ部 21…シール用環体、23…円周溝 24…スリーブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】次のa記載のソケットと、b記載の接続ア
    ダプタの双方を連鎖的に接続可能にするために、当該ソ
    ケットが持つロックボールを係止するための円周溝と、
    当該接続アダプタが持つロックボールを係止するための
    円周溝を、所要の間隔を設けて複列に形成した、ガス流
    通路に遮蔽バルブを有しないガス器具用管継手のプラ
    グ。 a.プラグとの接続時に、当該プラグの先端部に押圧さ
    れて後退し、ガス流通路を開くバルブを該ガス流通路内
    に具え、ソケット主筒体の外周部に嵌合したスリーブの
    摺動操作によって、該主筒体の前部に設けたロックボー
    ルをプラグの前記一方の円周溝に係脱可能としたソケッ
    ト。 b.一端部を構成するアダプタ主筒部の内部に、プラグ
    の先端部および/または外周部をシールするシール用環
    体を具え、アダプタ主筒部の外周部に嵌合したスリーブ
    の摺動操作によって、プラグの前記他方の円周溝と、ガ
    ス器具のガス導入用の周知のホースニップルの円周溝と
    に共通に係脱可能なロックボールが、該アダプタ主筒部
    の前部に設けられ、かつ、該アダプタ主筒部に連設させ
    た他端部を、前記ソケットのスリーブの摺動操作によっ
    て拘束,解放される当該ソケットが保有する前記ロック
    ボールと係脱する円周溝を持つプラグ形に形成した接続
    アダプタ。
JP13321288U 1988-10-12 1988-10-12 ガス器具用管継手のプラグ Expired - Lifetime JPH0616208Y2 (ja)

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FR2733572B1 (fr) * 1995-04-26 1997-06-20 Staubli Sa Ets Raccord rapide a clapet charge autonome
JP4540777B2 (ja) * 1999-11-10 2010-09-08 東邦瓦斯株式会社 流体継手
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JP4520821B2 (ja) * 2004-10-29 2010-08-11 日東工器株式会社 管継手及び雄型継手

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