JPH0616045B2 - 液体粒子試薬の凝集反応スライド - Google Patents

液体粒子試薬の凝集反応スライド

Info

Publication number
JPH0616045B2
JPH0616045B2 JP60236539A JP23653985A JPH0616045B2 JP H0616045 B2 JPH0616045 B2 JP H0616045B2 JP 60236539 A JP60236539 A JP 60236539A JP 23653985 A JP23653985 A JP 23653985A JP H0616045 B2 JPH0616045 B2 JP H0616045B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
slide
agglutination
liquid particle
particle reagent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60236539A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62102156A (ja
Inventor
ヒユー・ブイ・コツチンガム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP60236539A priority Critical patent/JPH0616045B2/ja
Publication of JPS62102156A publication Critical patent/JPS62102156A/ja
Publication of JPH0616045B2 publication Critical patent/JPH0616045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般的には、免疫化学粒子試薬(immunochemi
cal particle reagent)の反応に関し、より詳細に述べ
ると、免疫化学粒子試薬の凝集を本質的に引き起こすと
ともに、安定しておりかつコントラストのよい視認可能
な記録のできる凝集反応を行なわせることができる凝集
反応(agglutinographic reaction)スライドに関する。
外部の動きを必要とすることなく、安定しかつコントラ
ストのよい視認可能な免疫化学凝集反応が起こる方法
を、本明細書では、「アグルチノグラフィ(agglutinogr
aphy)」または「凝集反応」と呼んでいる。
(従来の技術) 実験室のスライドを使用して免疫化学粒子試薬を反応さ
せる方法は周知であるが、満足のいく結果は得られてい
ない。かかる公知の方法は、通常、ガラススリドに液体
試薬をのせ、スライドを緩やかに動揺させ(rocking)か
つ回動させる(swirling)させることにより、液体試薬を
回動させて凝集体を形成するようにしたことに特徴があ
る。粒子試薬を回動させない場合には、目視し得る凝集
体を首尾よく形成することができない。
(発明が解決しようとする問題点) 多くの場合、最適の性能を発揮させるためには、スライ
ドの動揺と回動を、正確な時間をかけて正確に行なわな
ければならない。動揺と回動時間の終了時には、結果を
直ちに読まなければならない。かかる公知の方法は、幾
つかの条件の下では不正確な結果を生じてしまう。回動
が早過ぎるかまたは遅過ぎる場合、あるいは動揺と回動
が短過ぎまたは長過ぎる場合には、試薬は、完全には反
応せずあるいは反応し過ぎることになる。反応の結果が
動揺時間の終了時に観察されない場合には、反応を継続
させることになる。従来の凝集試薬はまた、短時間のう
ちに蒸発してしまうので、特定の反応の目視することが
できる記録は速やかに消滅してしまう。試薬が、動揺の
際にあるいは他の処理の際にスライドの緑からこぼれる
と、当然にして結果は不正確なものとなる。
従って、本発明の目的は、凝集反応スライドを提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、動揺と回動を行なうことなく凝集
を行なわせることができる凝集反応スライドを提供する
ことにある。
本発明の別の目的は、反応に時間を要することなく再生
可能でかつ容易に観察することができる凝集を行なわせ
ることができる凝集反応スライドを提供することにあ
る。
本発明の更に別の目的は、凝集反応の記録を得ることが
できる凝集反応スライドを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、簡単に使用することができ、
かつ、再生可能な凝集反応を行なわせることができる凝
集反応スライドを提供することにある。
本発明の他の目的と利点は、以下の説明から明らかとな
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る液体粒子の凝集反応スライドは、第1の所
定の領域を有する第1の表面を備えた第1の透明なパネ
ルと、第2の所定の領域を有する第2の表面を備えた第
2のパネルとを備えてなり、前記第2の表面は前記第1
の表面の前記第1の所定の領域の少なくとも一部ととも
に拡がりかつ該一部に重なっており、前記第2のパネル
は前記第1の表面と第2の表面との前記重なる部分間に
収容領域を有する毛管室を形成して、混合物である液体
の免疫化学粒子試薬(本明細書においては、単に、「液
体粒子試薬」と云う。)の構成物質である試験サンプル
と液体ラテックス試薬とが前記毛管室の前記収容領域ま
たは該収容領域近傍に導入されたときに前記試験サンプ
ルと液体ラテックス試薬との混合物である前記液体粒子
試薬が前記重なる部分間の前記毛管室に引き入られるよ
うに、前記第1のパネルから所定の距離離隔して配置さ
れていることを特徴とする構成に係る。
本発明の好ましい実施例においては、前記第1と第2の
表面の少なくとも一方は湿潤可能とすることができる。
また、本発明の好ましい実施例においては、前記第1の
パネルと第2のパネルの少なくとも一方はガラスパネル
とすることができる。
(実施例) 先づ、第1A乃至1C図について説明すると、本発明に
従って構成された凝集反応スライドの一実施例が、参照
番号10により全体示されている。凝集反応スライド1
0は、ガラスからなる上部パネル20と、ガラスからな
る下部パネル21とを備えている。これらのパネル20
および21はスペーサ30により結合されることによ
り、双方のパネル間に狭い空間D−Dが画定され、平坦
な毛管室15を提供している。収容領域22が、小さい
方のパネル20が大きい方のパネル21に重ならない領
域によって形成されている。液体粒子試薬23が、収容
領域22に供給される。液体粒子試薬23は、毛管室1
5の端部26付近に置かれる。次に、液体粒子試薬23
は、毛管作用により毛管室15の中へ引き入られ、室1
5全体に拡がる。パネル20と21は、同じ大きさであ
ってもよく、このときは、液体粒子試薬23は、毛管室
15の入口に導入される。液体粒子試薬23は、試験サ
ンプルとラテックス試薬との混合物とすることができ
る。
本実施例の凝集反応スライドにより凝集反応試験が行な
われる態様の理解を容易にするため、次の基礎的な工程
により凝集反応を説明する。本実施例においては、液体
粒子試薬23を提供するため、試験サンプルである抗体
試薬と、ラテックス試薬であるポリスチレンラテックス
試薬とをスライド10の収容領域22にピペットで置
く。
次に、試験サンプルとラテックス試薬は混合状態で、液
体粒子試薬23として毛管室15の中へ引き入られる。
試験サンプルの問題の分子がないときには、試験サンプ
ルとラテックス試薬とが反応を開始し、小さな凝集体を
形成する。本実施例の凝集反応スライドに特有のこの毛
管流により、凝集体の形成に必要な駆動力が提供され
る。試験サンプルとラテックス試薬とが反応して凝集体
を形成すると直ちに、これらの結合速度は未反応の粒子
に対して小さくなる。
かかる速度の減少は、ストークスの法則により、次のよ
うに表わされる。
F=6nrv; v=Fx1/6nr 即ち、ストークスの法則によれば、粘度nの液体中の粒
子の場合、液体の速度に対する粒子の速度vは、粒子の
半径rに逆比例する。
従って、粒子の凝集体は、凝集していない粒子よりも一
層緩慢に動く。同様に、粒子の大きな凝集体は、粒子の
小さな凝集体よりも一層緩慢に動く。更に、問題の分子
が存在する場合には、凝集反応は、存在する問題の分子
の量に比例して反応する。
第1A乃至1C図について説明すると、液体粒子試薬が
右から左へ動くと、凝集体の背後にある未反応の粒子
は、未反応の粒子と凝集した粒子との間に相対的な速度
差があるので、凝集体に衝突する。かかる衝突により、
更に一層緩慢に動く一層大きな凝集体が生じ、従って、
この大きな凝集体と、未反応の粒子および一層小さな凝
集体との衝突の速度が一層大きくなる。
この反応は、凝集体のサイズが大きくなって凝集体の速
度が零に近づくようになるまで継続し、この時点で、未
反応の粒子は、凝集体に付着するか、あるいは凝集した
粒子を包囲する液体フラックス(liquid flux)の中で凝
集体を通過し続ける。これにより、凝集が試験サンプル
の中で生じた場合に凝集体を著しく高いコントラストで
目視することができる表示を提供することができる。
次に、第2A乃至2C図および第3A乃至3C図につい
て説明すると、これらの図には、第1図に示す凝集反応
スライドにおいて生ずる凝集反応が連続的に示されてい
る。第2Aおよび3A図は、液体粒子試薬23が毛管室
15の端部26に近接した収容領域22にピペットで置
かれたときの反応の状態を示す。液体粒子試験23は、
毛管作用により毛管室15の中へ引き入れられる。液体
粒子試薬23は、毛管室15の遠い方の端部に達するま
で矢印27の方向に沿って毛管室15の中へ連続的に引
き入れられる。
次に、第2Bおよび3B図について説明すると、液体粒
子試薬23は、毛管室15の中に入って凝集を開始し、
小さな凝集体28を形成する。即ち、液体粒子試薬23
が毛管室15の中に引き入れられると、矢印27の方向
に沿って液体流が生じ、液体粒子試薬23中の凝集反応
性粒子が凝集を開始し、小さな凝集体を形成するように
なる。
次に、第2Cおよび3C図について説明すると、これら
の図には、終了した凝集反応が示されている。反応は、
毛管力が試薬を流すのを停止したときに終了し、凝集反
応スライドは目視的に安定する。
第3C図に一層明瞭に示されているが、毛管室の全領域
に亘って均一に目視することができる程度まで、凝集が
著しく行なわれる。
凝集反応は2つのガラスパネル20および21の間で行
なわれるから、液体は速やかには蒸発せず、終了した反
応は安定な状態に保持される。かくして、終了した反応
は、周囲雰囲気に曝される先行技術に係る凝集反応の場
合に比べて、はるかに長時間に亘って観察することがで
きる。
第1図に示す本発明の好ましい実施例においては、凝集
反応スライド10は、次のように構成されている。上部
パネル20と下部パネル21は、ガラスである。下部パ
ネル21は、例えば、縦および横いずれも50mmで、
厚さが1mmのガラススライドであり、上部パネル20
は、縦および横がそれぞれ50mmと40mmで、厚さ
が1mmのガラススライドである。これら2枚のガラス
パネルは、約3ミクロンの距離をもって互いに離隔して
配置され、毛管室15を画定している。液体粒子試薬2
3は、HCGで被覆された直径が0.3mmのポリスチ
レンラテックスのような凝集試薬と、HCGに対する抗
体の溶液との混合物からなる。
当然のことであるが、パネル20および21をこのよう
な寸法に形成したり、あるいはガラスから形成すること
は必ずしも必要とされない。しかしながら、上部パネル
20と下部パネル21の少なくとも一方は、毛管室15
の表面を形成する湿潤可能な表面を有することが必要で
ある。
上部パネル20下部パネル21との間の距離D−Dは、
約0.1乃至500ミクロン、好ましくは2乃至20ミ
クロン、より好ましくは3乃至7ミクロンの範囲で変え
ることができる。最適のD−Dは、未反応の粒子の大き
さによって変わる。未反応の粒子が大きければ大きいほ
ど、最適の凝集反応を行なわせるために距離D−Dを大
きくしなければならない。同様に、未反応の粒子が小さ
ければ小さいほど、距離D−Dを小さくすることによ
り、毛管室15における反応を一層効率良く行なわせる
ことができる。
距離D−Dは、上部パネル20と下部パネル21との間
にスペーサ30を介在させることにより形成することが
できる。シート20とシート21とを離隔した関係に保
持するのに、数多くのタイプの異なるスペーサを使用す
ることができる。スペーサ30は、ペイント、スクリー
ン印刷体(silk-screening)、インク、ポリエステルフィ
ルム、スライド表面の凹凸または離散フィルムから形成
することができる。凝集反応スライドにおいて画定され
るべき距離D−D、凝集反応スライドにおいて使用され
るべき液体粒子試薬および製造許容差に応じて種々の材
料を使用することにより、最良の結果を得ることができ
る。
次に、第4図について説明すると、この図には、本発明
に従って構成された凝集反応スライドの別の実施例が参
照番号35により全体示されている。凝集反応スライド
35は、距離D−Dをもって離隔されている上部ガラス
パネル40と下部ガラスパネル41とから構成されてい
る。第4図に示す実施例は、上部パネル40と下部パネ
ル41が上部パネル20および下部パネル21よりもそ
れぞれ長く形成されている点を除いて、第1乃至3図に
示す実施例と同様に構成されている。このように長さを
増大させると、液体が動く通路が長くなり、活性反応の
時間が長くなる。このように長いスライドを使用する
と、凝集体が一層広く分布するようになる。
次に、第5図について説明すると、本発明の別の実施例
に従って構成された凝集反応スライド45が示されてい
る。凝集反応スライド45は、1枚の下部パネル41
と、長さが異なる3枚の上部パネル47a、47bおよ
び47cとから構成されている。第5図に示す実施例の
他の機能上の特徴は、第1図に示す実施例と同様になっ
ている。長さが異なる3枚の上部パネルを使用すること
により、同じ液体粒子試薬を使用して、程度の異なる凝
集を表示することができる。第5図の実施例では3枚の
上部パネルが使用されているが、変動要件に応じて2枚
の上部パネルまたは4枚の上部パネルを使用することが
できる。
次に、第6Aおよび6B図について説明すると、これら
の図には、本発明の別の実施例に従って構成された、全
体が参照番号55により示されている凝集反応パネルが
図示されている。この実施例では、上部パネル50は、
中央に円形の開口52を有している。上部パネル50と
下部パネル51は、同様の外側寸法に形成されている。
この実施例においては、液体粒子試薬は、開口52を介
して下部パネル51にピペットで供給される。このよう
な形状とすることにより、凝集の半径方向のパターンが
得られるとともに、液体粒子試薬がこぼれる可能性をな
くすことができる。この実施例は、液体粒子試薬の収容
領域を除いて、第1図に関して上記した実施例と同様の
機能上および構成上の特徴を備えている。更に、この実
施例では、半径方向の分布パターンが得られる。
次に、第7図について説明すると、この図には、本発明
の別の実施例に従って構成された、参照番号65で全体
示されている凝集反応スライドが図示されている。この
凝集反応スライド65は、下部パネル61と上部パネル
60aとを備えており、これらのパネルは、第1図に関
して上記した実施例と同様の機能上および構成上の特徴
を備えているとともに、同様の利点を発揮することがで
きるようになっている。しかしながら、本実施例の凝集
反応スライド65は更に、パネル60aに重なりかつパ
ネル60aと同じ長さを有する第2の上部パネル60b
を有している。このような構成とすることにより、2つ
の凝集反応層が視覚的に重なり合い、凝集反応の観察を
容易かつ確実に行なうことができる。スペーサ63は、
パネル60aとパネル60bとの間に配置され、かつ、
スペーサ64はパネル60aとパネル61との間に配置
され、これら3枚のパネルを離隔した関係に保持してい
る。スペーサ63と64は、同様のまたは異なる寸法の
2つの毛管室を形成するように調整することができる。
次に、第8A図および8B図について説明すると、本発
明の別の実施例に従って構成された、参照番号75によ
り全体示されている凝集反応スライドが図示されてい
る。第8Aおよび8B図に示す実施例は、第1図に示す
実施例と同様の構成を有しており、同じ部材には同じ参
照番号が付されている。化学物質からなる1つ以上のバ
ンド73、74が、毛管室15内の液体粒子試薬の通路
内でパネル20と21との間に配設され、別の所望の利
点を発揮することができるようにしている。かかる別の
所望の利点は、化学的なものであってもよく、あるいは
視覚的なものであってもよい。凝集反応スライド内に、
一方の液体粒子試薬構成物質を入れ、毛管室15の開口
26に別の液体粒子試薬構成物質を導入するのが望まし
い場合がある。このようにすると、凝集反応スライドに
導入する前に、液体粒子試薬のこれら構成物質を予め混
合する必要性をなくすことができる。従って、幾つかの
異なる化学物質を使用して、毛管面の緑部に置かれた液
体が別の化学物質の存在下で凝集するかどうかを確認す
ることができる。
(効果) 以上のように、本発明の凝集反応スライドは、動揺ある
いは回動を行なうことを必要とせずに、反応を終了に至
るまで自動的に進行させることができるとともに、液体
粒子試薬がこぼれるのを有効に防止することができる。
更に、本発明の凝集反応スライドは、反応を監視するこ
とを必要とせずに、しかも液体粒子試薬を実質上蒸発さ
せることなく、長時間に亘って視覚的に安定な反応を行
なわせることができる。
上記目的が有効に達成されることは、上記説明から明ら
かである。また、本発明の精神と範囲とから逸脱するこ
となく上記構成に変更を加えることができるので、上記
説明は全て単なる例示であって、何ら限定的な意味に解
されるべきではない。
特許請求の範囲は、本発明のあらゆる特徴および言語上
の問題として脱落しているかもしれない本発明の範囲の
全ての事項を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の好ましい実施例に従って構成された
凝集反応スライドを示す平面図、第1B図は第1A図の
凝集反応スライドの側面図、第1C図は第1B図の一点
鎖線の円で囲まれた領域Cの部分拡大図、第2A乃至2
C図は第1A図の凝集反応スライドにおいて生ずる凝集
反応の進行を示す断面図、第3A乃至3C図は第2A乃
至2C図に示すそれぞれの凝集反応の進行を示す平面
図、第4図は本発明に従って構成された凝集反応スライ
ドの別の実施例を示す概略平面図、第5図は本発明に従
って構成された凝集反応スライドの更に別の実施例を示
す平面図、第6A図は本発明に従って構成された凝集反
応スライドの別の実施例を示す平面図、第6B図は第6
A図の凝集反応スライドの側面図、第7図は本発明に従
って構成された凝集反応スライドの別の実施例を示す側
面図、第8A図は本発明に従って構成された凝集反応ス
ライドの別の実施例を示す平面図、第8B図は第8A図
の凝集反応スライドの側面図である。 10……凝集反応スライド 15……毛管室 20……上部パネル 21……下部パネル 22……収容領域 23……液体粒子試薬 28……凝集体 30……スペーサ 35……凝集反応スライド 40……上部パネル 41……下部パネル 45……凝集反応スライド 47a、47b、47c……上部パネル 50……上部パネル 51……下部パネル 52……円形開口 55……凝集反応スライド 60a、60b……上部パネル 61……下部パネル 63、64……スペーサ 65……凝集反応スライド 73、74……バンド 75……凝集反応スライド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の所定の領域を有する第1の表面を備
    えた第1の透明なパネルと、第2の所定の領域を有する
    第2の表面を備えた第2のパネルとを備えてなり、前記
    第2の表面は前記第1の表面の前記第1の所定の領域の
    少なくとも一部とともに拡がりかつ該一部に重なってお
    り、前記第2のパネルは前記第1の表面と第2の表面と
    の前記重なる部分間に収容領域を有する毛管室を形成し
    て、混合物である液体粒子試薬の構成物質である試験サ
    ンプルと液体ラテックス試薬とが前記毛管室の前記収容
    領域または該収容領域近傍に導入されたときに前記試験
    サンプルと液体ラテックス試薬との混合物である前記液
    体粒子試薬が前記重なる部分間の前記毛管室に引き入れ
    られるように、前記第1のパネルから所定の距離離隔し
    て配置されていることを特徴とする液体粒子試薬の凝集
    反応スライド。
  2. 【請求項2】前記第1と第2の表面の少なくとも一方は
    湿潤可能であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の液体粒子試薬の凝集反応スライド。
  3. 【請求項3】前記第1のパネルと第2のパネルの少なく
    とも一方はガラスパネルであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の液体粒子試薬の凝集反応スライ
    ド。
JP60236539A 1985-10-24 1985-10-24 液体粒子試薬の凝集反応スライド Expired - Fee Related JPH0616045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60236539A JPH0616045B2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24 液体粒子試薬の凝集反応スライド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60236539A JPH0616045B2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24 液体粒子試薬の凝集反応スライド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62102156A JPS62102156A (ja) 1987-05-12
JPH0616045B2 true JPH0616045B2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=17002169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60236539A Expired - Fee Related JPH0616045B2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24 液体粒子試薬の凝集反応スライド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616045B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576338A (en) * 1980-06-12 1982-01-13 Kyoto Daiichi Kagaku:Kk Method and device for measuring degree of flocculation of finely divided particles quantitatively
JPS5738652U (ja) * 1980-08-12 1982-03-02
JPS57156028A (en) * 1981-01-28 1982-09-27 Eastman Kodak Co Reactor and method for combining liquid and reagent
JPS5821141A (ja) * 1981-07-30 1983-02-07 Olympus Optical Co Ltd 粒子凝集反応判定方法および判定容器
JPS5873866A (ja) * 1981-10-28 1983-05-04 Toray Ind Inc 免疫学的検査方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576338A (en) * 1980-06-12 1982-01-13 Kyoto Daiichi Kagaku:Kk Method and device for measuring degree of flocculation of finely divided particles quantitatively
JPS5738652U (ja) * 1980-08-12 1982-03-02
JPS57156028A (en) * 1981-01-28 1982-09-27 Eastman Kodak Co Reactor and method for combining liquid and reagent
JPS5821141A (ja) * 1981-07-30 1983-02-07 Olympus Optical Co Ltd 粒子凝集反応判定方法および判定容器
JPS5873866A (ja) * 1981-10-28 1983-05-04 Toray Ind Inc 免疫学的検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62102156A (ja) 1987-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0348006B1 (en) Liquid transport device and diagnostic assay device
JP2909560B2 (ja) 非遠心性及び非毛細管性の操作による逐次的分析試験実施用の反応カセット
US3784170A (en) Sample cell and stirrer therefor
US6271040B1 (en) Diagnostic devices method and apparatus for the controlled movement of reagents without membranes
Honda et al. Simultaneous multiple immunoassays in a compact disc–shaped microfluidic device based on centrifugal force
EP0434798B1 (en) Diagnostic assay module
US7445941B2 (en) Diagnostic devices and apparatus for the controlled movement of reagents without membranes
US20080108130A1 (en) Sensor Device
US7824611B2 (en) Diagnostic devices and apparatus for the controlled movement of reagents without membranes
EP0010456B1 (en) Liquid transport device
DE3537734C2 (de) Vorrichtung für eine immunochemische Agglutinationsreaktion flüssiger Partikelreagenzien
EP2133150A1 (en) Lab-on-disc device
US20020132353A1 (en) Turntable type liquid reagent stirring apparatus and turntable type liquid reagent stirring/fractionally pouring apparatus using said stirring apparatus
US20040166551A1 (en) Detection of agglutination of assays
JP2009530606A (ja) 増強型磁気粒子ステアリング
US20060078934A1 (en) Method for acceleration and intensification of target-receptor binding and devices therefor
JPH0140649B2 (ja)
US7754151B2 (en) Liquid homogenizer and analyzer employing the same
US20080240996A1 (en) Method of detecting analytes in a microfluidic sample and a system for performing the same
JP2007155484A (ja) マイクロチップ
SE438739B (sv) Anordning anvendbar for utforande av immunologiska och biokemiska analyser
JPH04145947A (ja) 反応容器
LaCourse Column liquid chromatography: equipment and instrumentation
Holman et al. Titration without mixing or dilution: Sequential injection of chemical sensing membranes
JPH0616045B2 (ja) 液体粒子試薬の凝集反応スライド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees