JPH06159955A - 2重管式熱交換器 - Google Patents
2重管式熱交換器Info
- Publication number
- JPH06159955A JPH06159955A JP31996892A JP31996892A JPH06159955A JP H06159955 A JPH06159955 A JP H06159955A JP 31996892 A JP31996892 A JP 31996892A JP 31996892 A JP31996892 A JP 31996892A JP H06159955 A JPH06159955 A JP H06159955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fins
- heat exchanger
- height
- cooling water
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F13/00—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
- F28F13/06—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media
- F28F13/12—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media by creating turbulence, e.g. by stirring, by increasing the force of circulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換効率を良くし、性能の向上を図る。
【構成】 内管12の内面に、内管の長さ方向にのびた複
数のフィン32,33を並列状に設ける。全てのフィン32,
33を複数のグループに分ける。フィン32,33の高さh
1,h2をグループ毎に相異させる。
数のフィン32,33を並列状に設ける。全てのフィン32,
33を複数のグループに分ける。フィン32,33の高さh
1,h2をグループ毎に相異させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車の自
動変速機のオイルをラジエータの冷却水で冷却するため
に用いられる2重管式熱交換器に関する。
動変速機のオイルをラジエータの冷却水で冷却するため
に用いられる2重管式熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の熱交換器としては、内管の内面
に、内管の長さ方向にのびた複数のフィンが並列状に設
けられ、全てのフィンの高さが同じであるものが知られ
ている。
に、内管の長さ方向にのびた複数のフィンが並列状に設
けられ、全てのフィンの高さが同じであるものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記熱交換器では、流
体が内管内をフィンにそってスムースに流れ、フィン表
面に温度境界層が流れ方向にそって漸次発達していくた
め、圧力損失はそれほど大きくならないが、熱伝達率が
良くないという問題点がある。
体が内管内をフィンにそってスムースに流れ、フィン表
面に温度境界層が流れ方向にそって漸次発達していくた
め、圧力損失はそれほど大きくならないが、熱伝達率が
良くないという問題点がある。
【0004】この発明の目的は、熱伝達率が高く、高性
能の2重管式熱交換器を提供することにある。
能の2重管式熱交換器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による2重管式
熱交換器は、内管の内面に、内管長さ方向にのびた複数
のフィンが並列状に設けられている2重管式熱交換器に
おいて、全てのフィンが複数のグループに分けられ、フ
ィンの高さがグループ毎に相異させられていることを特
徴とするものである。
熱交換器は、内管の内面に、内管長さ方向にのびた複数
のフィンが並列状に設けられている2重管式熱交換器に
おいて、全てのフィンが複数のグループに分けられ、フ
ィンの高さがグループ毎に相異させられていることを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明による2重管式熱交換器では、全ての
フィンが複数のグループに分けられ、フィンの高さがグ
ループ毎に相異させられているから、フィンによって内
管内に乱流が発生させられ、フィンに形成される境界層
が寸断されるため、熱伝達率が大きくなる。
フィンが複数のグループに分けられ、フィンの高さがグ
ループ毎に相異させられているから、フィンによって内
管内に乱流が発生させられ、フィンに形成される境界層
が寸断されるため、熱伝達率が大きくなる。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。
説明する。
【0008】2重管式熱交換器は、図1および図2に示
すように、左右方向にストレートにのびかつ同心状に配
されているアルミニウム押出パイプ製外管11および内管
12と、両管11,12間の間隙の左右両端開口をそれぞれ閉
鎖している左右一対の環状端板13,14とを備えている。
すように、左右方向にストレートにのびかつ同心状に配
されているアルミニウム押出パイプ製外管11および内管
12と、両管11,12間の間隙の左右両端開口をそれぞれ閉
鎖している左右一対の環状端板13,14とを備えている。
【0009】外管11の右端頂部には上向きオイル入口管
15が、外管11の左端頂部には上向きオイル出口管16がそ
れぞれ設けられ、これにより、外管11と内管12の間に、
左向きのオイル通路17が形成されている。内管12の左端
部には冷却水入口管18が、内管12の右端部には冷却水出
口管19がそれぞれ一直線状に設けられ、これにより、内
管12内に右向きの冷却水通路20が形成されている。
15が、外管11の左端頂部には上向きオイル出口管16がそ
れぞれ設けられ、これにより、外管11と内管12の間に、
左向きのオイル通路17が形成されている。内管12の左端
部には冷却水入口管18が、内管12の右端部には冷却水出
口管19がそれぞれ一直線状に設けられ、これにより、内
管12内に右向きの冷却水通路20が形成されている。
【0010】オイル通路17にはオイルフィン21が設けら
れ、冷却水通路20には冷却水フィン22が設けられてい
る。
れ、冷却水通路20には冷却水フィン22が設けられてい
る。
【0011】オイルフィン21は、オフセットフィンプレ
ート31よりなる。オフセットフィンプレート31は、図3
に示すように、所定の高さHと幅Wをもつ波が所定のピ
ッチPで表れるように凹凸に形成され、1つの波を形成
する横断面略逆U字の部分が所定長さl毎に波の幅Wの
半分ずつ波の続く方向に食い違いとなるようにずらされ
ている、すなわちオフセットされているものである。
ート31よりなる。オフセットフィンプレート31は、図3
に示すように、所定の高さHと幅Wをもつ波が所定のピ
ッチPで表れるように凹凸に形成され、1つの波を形成
する横断面略逆U字の部分が所定長さl毎に波の幅Wの
半分ずつ波の続く方向に食い違いとなるようにずらされ
ている、すなわちオフセットされているものである。
【0012】冷却水フィン22は、内管12の内面から内管
12の中心に向かって突出しかつ内管12の長さ方向にのび
た並列リブ状のものであって、高さの相異によって2つ
のグループに分けられかつ交互に並べられたハイフィン
32およびロオフィン33よりなる。図4を参照する、ハイ
フィン32の高さh1は内管12の内径Dのほぼ1/3程度
であり、ロオフィン33の高さh2はハイフィン32の高さ
h2のほぼ1/3程度である。
12の中心に向かって突出しかつ内管12の長さ方向にのび
た並列リブ状のものであって、高さの相異によって2つ
のグループに分けられかつ交互に並べられたハイフィン
32およびロオフィン33よりなる。図4を参照する、ハイ
フィン32の高さh1は内管12の内径Dのほぼ1/3程度
であり、ロオフィン33の高さh2はハイフィン32の高さ
h2のほぼ1/3程度である。
【0013】オイル入口管15およびオイル出口管16は、
自動変速機への配管に接続される。冷却水入口管18およ
び冷却水出口管19は、ラジエータへの配管に接続され
る。
自動変速機への配管に接続される。冷却水入口管18およ
び冷却水出口管19は、ラジエータへの配管に接続され
る。
【0014】オイル通路17にオイルが、冷却水通路20に
冷却水がそれぞれ流されると、オイルフィン21および冷
却水フィン22表面にそって温度境界層が形成されるが、
オイルフィン21では上記オフセットにより、冷却水フィ
ン22では上記フィン高さの相異により、それぞれの通路
17,20内に乱流が発生し、発生して乱流によって境界層
が寸断されるため、境界層は大きく発達することがな
く、フィンの熱伝達率は極めて高いものとなる。
冷却水がそれぞれ流されると、オイルフィン21および冷
却水フィン22表面にそって温度境界層が形成されるが、
オイルフィン21では上記オフセットにより、冷却水フィ
ン22では上記フィン高さの相異により、それぞれの通路
17,20内に乱流が発生し、発生して乱流によって境界層
が寸断されるため、境界層は大きく発達することがな
く、フィンの熱伝達率は極めて高いものとなる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、フィンによって内管
内に乱流が発生させられ、フィンに形成される境界層が
寸断されるため、熱伝達率が大きくなるから、高性能の
2重管式熱交換器が提供される。
内に乱流が発生させられ、フィンに形成される境界層が
寸断されるため、熱伝達率が大きくなるから、高性能の
2重管式熱交換器が提供される。
【図1】この発明による熱交換器の破砕断面を含む正面
図である。
図である。
【図2】同熱交換器の破砕断面を含む側面図である。
【図3】同熱交換器に用いられているオイルフィンの詳
細図である。
細図である。
【図4】同熱交換器に用いられている冷却水フィンの詳
細図である。
細図である。
11 外管 12 内管 17 オイル通路 20 冷却水通路 21 オイルフィン 22 冷却水フィン h1 フィン高さ h2 フィン高さ
Claims (1)
- 【請求項1】 内管12の内面に、内管12長さ方向にのび
た複数のフィン32,33が並列状に設けられている2重管
式熱交換器において、 全てのフィン32,33が複数のグループに分けられ、フィ
ン32,33の高さh1,h2がグループ毎に相異させられ
ていることを特徴とする2重管式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04319968A JP3118677B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | オイルクーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04319968A JP3118677B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | オイルクーラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06159955A true JPH06159955A (ja) | 1994-06-07 |
JP3118677B2 JP3118677B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=18116268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04319968A Expired - Fee Related JP3118677B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | オイルクーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118677B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6236810B1 (en) | 1996-12-03 | 2001-05-22 | Komatsu, Ltd. | Fluid temperature control device |
JP2010503817A (ja) * | 2006-09-19 | 2010-02-04 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 内燃機関用の熱交換器 |
JP2010060497A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 腐食モニタリングセンサ |
CN104329969A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-02-04 | 李金鹏 | 用于换热的套管管束 |
JP2016089794A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 三恵技研工業株式会社 | Egrクーラー及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7062611B2 (ja) | 2019-03-27 | 2022-05-06 | Kddi株式会社 | 領域抽出装置及びプログラム |
KR102255419B1 (ko) | 2019-08-23 | 2021-05-24 | 호소다 코교 가부시키가이샤 | 불출장치 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP04319968A patent/JP3118677B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|
JP3118677B2 (ja) | 2000-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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