JPH0615701Y2 - ペーパークリップ - Google Patents
ペーパークリップInfo
- Publication number
- JPH0615701Y2 JPH0615701Y2 JP167890U JP167890U JPH0615701Y2 JP H0615701 Y2 JPH0615701 Y2 JP H0615701Y2 JP 167890 U JP167890 U JP 167890U JP 167890 U JP167890 U JP 167890U JP H0615701 Y2 JPH0615701 Y2 JP H0615701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- papers
- paper
- concave wall
- paper clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カタログ、パンフレット、コピー用紙、アル
バム、クリアファイルの如きペーパー類を綴じるのに使
用するペーパークリップに関し、さらに詳しくは用紙に
孔を穿けるとこなく、用紙を1枚又は多数枚簡便に抜き
差し可能にクリップすることができ、しかも薄手の用紙
を綴じた場合でも十分な保持力を確保できるペーパーク
リップに関する。
バム、クリアファイルの如きペーパー類を綴じるのに使
用するペーパークリップに関し、さらに詳しくは用紙に
孔を穿けるとこなく、用紙を1枚又は多数枚簡便に抜き
差し可能にクリップすることができ、しかも薄手の用紙
を綴じた場合でも十分な保持力を確保できるペーパーク
リップに関する。
従来、孔を穿けずにペーパー類をクリップしてファイル
する手段としては、特公昭60−33680号公報に示
される如く、一本のスリットを形成した断面ほぼ四角形
の筒状体からなるペーパークリップが知られている。
する手段としては、特公昭60−33680号公報に示
される如く、一本のスリットを形成した断面ほぼ四角形
の筒状体からなるペーパークリップが知られている。
一般に、カタログ、パンフレット、アルバム等のペーパ
ー類は、当初は1枚等の少ない枚数のペーパー類をクリ
ップすることからスタートし、徐々にその数を増やして
多数のペーパー類をファイルすることが多い。
ー類は、当初は1枚等の少ない枚数のペーパー類をクリ
ップすることからスタートし、徐々にその数を増やして
多数のペーパー類をファイルすることが多い。
しかるに、上述した特公昭60−33680号公報のペ
ーパークリップは、ペーパー類の一側端縁付近をピン付
きプレートと孔プレートとで挟圧保持し、これを断面ほ
ぼ四角形の筒状体の収納口よりスライド嵌入させてペー
パークリップに固定して使用するものである。そのため
ペーパー類の追加あるいは交換に際しては、その都度前
記ピン付きプレートと孔プレートの組み合わせ解除し、
追加や交換の完了後に再度両プレートを組み合わせ結合
するという操作をしなければならなかった。
ーパークリップは、ペーパー類の一側端縁付近をピン付
きプレートと孔プレートとで挟圧保持し、これを断面ほ
ぼ四角形の筒状体の収納口よりスライド嵌入させてペー
パークリップに固定して使用するものである。そのため
ペーパー類の追加あるいは交換に際しては、その都度前
記ピン付きプレートと孔プレートの組み合わせ解除し、
追加や交換の完了後に再度両プレートを組み合わせ結合
するという操作をしなければならなかった。
本考案は、付加的な手段を必要とせず、1枚のペーパー
類から多数のペーパー類まで確実に保持することがで
き、かつペーパー類の追加や交換を簡便に行うことがで
きるペーパークリップを提供することを課題とする。
類から多数のペーパー類まで確実に保持することがで
き、かつペーパー類の追加や交換を簡便に行うことがで
きるペーパークリップを提供することを課題とする。
技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、断面
ほぼ四角形の筒状体として形成され、該筒状体の一壁面
がV字状に内方に突入した凹壁面であり、該凹壁面の中
央部に長手方向に延びる縦スリットが形成され、該縦ス
リットとほぼ直交する方向に延びる複数の横スリットを
前記凹壁面に形成し、これにより前記凹壁面に可撓性が
付与されていることを特徴とするペーパークリップによ
り解決した。
ほぼ四角形の筒状体として形成され、該筒状体の一壁面
がV字状に内方に突入した凹壁面であり、該凹壁面の中
央部に長手方向に延びる縦スリットが形成され、該縦ス
リットとほぼ直交する方向に延びる複数の横スリットを
前記凹壁面に形成し、これにより前記凹壁面に可撓性が
付与されていることを特徴とするペーパークリップによ
り解決した。
本考案は、断面ほぼ四角形の筒状体として形成されたペ
ーパークリップ本体の、V字状に内方に突入した凹壁面
の縦スリットに、ペーパ類の端部を挿入する。この凹壁
面には、一本の縦スリットのほか、所定の間隔で多数の
横スリットも形成されているため、凹壁面に可撓性が付
与されることとなる。ペーパー類を挿入するときに、縦
スリットが僅かに拡開されることになり、挿入後のペー
パー類は、凹壁面の開口端縁にて挟持される。縦スリッ
トの開口幅を狭くすることにより、薄いペーパー類も確
実に保持することが可能となる。厚物のペーパー類の場
合には、縦スリットの開口幅が大きく拡開されるが、横
スリットの存在により凹壁面の弾性が高められて復元力
が大きいので、ペーパー類の保持は万全となる。
ーパークリップ本体の、V字状に内方に突入した凹壁面
の縦スリットに、ペーパ類の端部を挿入する。この凹壁
面には、一本の縦スリットのほか、所定の間隔で多数の
横スリットも形成されているため、凹壁面に可撓性が付
与されることとなる。ペーパー類を挿入するときに、縦
スリットが僅かに拡開されることになり、挿入後のペー
パー類は、凹壁面の開口端縁にて挟持される。縦スリッ
トの開口幅を狭くすることにより、薄いペーパー類も確
実に保持することが可能となる。厚物のペーパー類の場
合には、縦スリットの開口幅が大きく拡開されるが、横
スリットの存在により凹壁面の弾性が高められて復元力
が大きいので、ペーパー類の保持は万全となる。
本考案の詳細は、図に示す実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図において、塩化ビニールの如き保型
性のある素材により、断面ほぼ四角形の筒状体からなる
ペーパークリップ本体1が形成される。このペーパーク
リップ本体1の一壁面は、V字状に内方に突入した凹壁
面2として形成されている。その凹壁面2の長手方向中
央部には、縦スリット3が形成されている。
性のある素材により、断面ほぼ四角形の筒状体からなる
ペーパークリップ本体1が形成される。このペーパーク
リップ本体1の一壁面は、V字状に内方に突入した凹壁
面2として形成されている。その凹壁面2の長手方向中
央部には、縦スリット3が形成されている。
また凹壁面2には、所定の間隔で前記縦スリット3とほ
ぼ直交する方向に延びる複数の横スリット4が形成さ
れ、この横スリット4お存在により、凹壁面2には可撓
性が付与される。
ぼ直交する方向に延びる複数の横スリット4が形成さ
れ、この横スリット4お存在により、凹壁面2には可撓
性が付与される。
縦スリット3の開口幅は,クリップしようとする最も
薄いペーパー類10の厚さよりも若干狭い寸法に設定し
ておくと、ペーパー類を確実に保持することが可能とな
る。
薄いペーパー類10の厚さよりも若干狭い寸法に設定し
ておくと、ペーパー類を確実に保持することが可能とな
る。
ペーパー類10の端部を、第2図および第3図に示すよ
うに、縦スリット3の外側から内側へ向かって挿入する
と、縦スリット3はペーパー類10の端部により僅かに
拡開され、ついでペーパー類10の端部は凹壁面2の開
口端縁の復元力により挟むように保持される。
うに、縦スリット3の外側から内側へ向かって挿入する
と、縦スリット3はペーパー類10の端部により僅かに
拡開され、ついでペーパー類10の端部は凹壁面2の開
口端縁の復元力により挟むように保持される。
縦スリット3の開口端縁を摩擦係数の大きなもので形成
しておくと、保持力は更に向上する。
しておくと、保持力は更に向上する。
また、一度保持したペーパー類10を交換等の理由で抜
き取る場合には、ある程度大きな力で引っ張り出せば、
縦スリット3の挟圧保持力に抗してペーパー類の抜き取
りが可能となる。
き取る場合には、ある程度大きな力で引っ張り出せば、
縦スリット3の挟圧保持力に抗してペーパー類の抜き取
りが可能となる。
また厚物のペーパー類を保持する場合には、全体をホチ
キスなどで止めておき、これを縦スリット3の正面から
ではなく、縦スリット3の側端よりスライド式に差し込
むと便利である。この場合も、縦スリット3の開口端縁
が、ペーパー類10を挟圧保持することとなる。
キスなどで止めておき、これを縦スリット3の正面から
ではなく、縦スリット3の側端よりスライド式に差し込
むと便利である。この場合も、縦スリット3の開口端縁
が、ペーパー類10を挟圧保持することとなる。
第4図に示す如く、ペーパークリップ本体1に厚表紙5
を一体的に取り付けておくと、全体がブック状になって
ファイリングに好適なものとなる。第5図に示すよう
に、別の実施例としてペーパークリップ本体1の内部に
インナークリップ6を内蔵させることも出来る。インナ
ークリップ6もペーパークリップ本体1とほぼ相似形に
形成し、そこに縦スリット7と横スリット(インナーク
リップは薄肉なので、横スリットの形成は省略しても、
ある程度の可撓性は確保できる)を同様に設けたV字状
の凹壁面8を設ける。インナークリップ6は、ポリプロ
ピレン、合成紙、ゴム等の可撓性素材により形成され、
インナークリップ6の縦スリット7の開口幅をペーパー
クリップ本体1の縦スリット3の開口幅より小寸に設
定しておくと、薄いペーパー類の挟持を確実にすること
ができる。
を一体的に取り付けておくと、全体がブック状になって
ファイリングに好適なものとなる。第5図に示すよう
に、別の実施例としてペーパークリップ本体1の内部に
インナークリップ6を内蔵させることも出来る。インナ
ークリップ6もペーパークリップ本体1とほぼ相似形に
形成し、そこに縦スリット7と横スリット(インナーク
リップは薄肉なので、横スリットの形成は省略しても、
ある程度の可撓性は確保できる)を同様に設けたV字状
の凹壁面8を設ける。インナークリップ6は、ポリプロ
ピレン、合成紙、ゴム等の可撓性素材により形成され、
インナークリップ6の縦スリット7の開口幅をペーパー
クリップ本体1の縦スリット3の開口幅より小寸に設
定しておくと、薄いペーパー類の挟持を確実にすること
ができる。
また第6図に示すように、別の実施例としてペーパーク
リップ本体1の背側内壁面に両面テープを貼設しておく
と、ペーパー類10を縦スリット3より挿入した際、ペ
ーパー類の先端がこの両面テープ9に当接して、ペーパ
ー類の数が少ない場合でも安定的な保持が可能となる。
リップ本体1の背側内壁面に両面テープを貼設しておく
と、ペーパー類10を縦スリット3より挿入した際、ペ
ーパー類の先端がこの両面テープ9に当接して、ペーパ
ー類の数が少ない場合でも安定的な保持が可能となる。
よって本考案によれば、薄手から厚手のいずれのペーパ
ー類であっても抜き差しが簡単になり、一旦挿入すると
縦スリットの開口端縁がペーパー類を確実に挟圧保持し
て、ペーパー類をしっかりと保持することができる。
ー類であっても抜き差しが簡単になり、一旦挿入すると
縦スリットの開口端縁がペーパー類を確実に挟圧保持し
て、ペーパー類をしっかりと保持することができる。
必要であれば、強い力を加えることにより、抜き取るこ
とも出来るなどの優れた効果を具有する。
とも出来るなどの優れた効果を具有する。
第1図は本考案にかかるペーパークリップ本体の斜視
図、第2図はペーパークリップ本体の断面図、第3図は
ペーパークリップ本体にペーパー類を保持した状態の斜
視図、第4図は厚表紙を設けたペーパークリップ本体の
斜視図、第5図および第6図は別の実施例の第2図に対
応する断面図である。 1……ペーパークリップ本体、2、8……凹壁面 3、7……縦スリット、4……横スリット 5……厚表紙、6……インナークリップ 9……両面テープ、10……ペーパー類 ……開口幅
図、第2図はペーパークリップ本体の断面図、第3図は
ペーパークリップ本体にペーパー類を保持した状態の斜
視図、第4図は厚表紙を設けたペーパークリップ本体の
斜視図、第5図および第6図は別の実施例の第2図に対
応する断面図である。 1……ペーパークリップ本体、2、8……凹壁面 3、7……縦スリット、4……横スリット 5……厚表紙、6……インナークリップ 9……両面テープ、10……ペーパー類 ……開口幅
Claims (1)
- 【請求項1】断面ほぼ四角形の筒状体として形成され、
該筒状体の一壁面がV字状に内方に突入した凹壁面であ
り、該凹壁面の中央部に長手方向に延びる縦スリットが
形成され、該縦スリットとほぼ直交する方向に延びる複
数の横スリットを前記凹壁面に形成し、これにより前記
凹壁面に可撓性が付与されていることを特徴とするペー
パークリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP167890U JPH0615701Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | ペーパークリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP167890U JPH0615701Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | ペーパークリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395280U JPH0395280U (ja) | 1991-09-27 |
JPH0615701Y2 true JPH0615701Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31505572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP167890U Expired - Lifetime JPH0615701Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | ペーパークリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615701Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5408047B2 (ja) * | 2010-05-24 | 2014-02-05 | 株式会社東穂 | ファイリング用粘着綴じ具。 |
US8622432B2 (en) * | 2012-01-25 | 2014-01-07 | Martin H. Bloomberg | Binding element and associated method for binding |
-
1990
- 1990-01-16 JP JP167890U patent/JPH0615701Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0395280U (ja) | 1991-09-27 |
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