JPH0615607U - 乳房用生検針 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】乳房組織の細胞検査に用いられる生検針の考案
である。 【構成】生検針の組み合わせを内針１，内針２および外
針３の３本の構成とした。また，内針１の針先４を円錐
構造および内針２の針先５を螺旋構造とし，外針の針先
６に丸みを持たせた乳房用生検針である。

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は，医療で画像診断機器（超音波，ｘ線）の下で行なわれる乳房 の細胞診施行時に用いられる３本からなる乳房用生検針である。 従来の技術 従来，人体臓器に対して色々な生検針があった。乳房用生検針は，通常静 脈注射で用いる２１Ｇ（直径０．８ｍｍ）または１８Ｇ（直径１．２ｍｍ）の針 先の大きさで形状が楔状であった。 この針先の大きさおよび形状では，穿刺した時，穿刺針の方向性ならびに乳 房組織細胞採取率が低かった。 考案が解決しようとする課題 この考案は，生検針の針先の大きさおよび形状を変えて乳房組織の細胞採取率 を向上しようとする生検針である。 課題を解決するための手段 （イ）内針１，内針２および外針を用いて生検する。 （ロ）内針１および外針を用いて目的とする組織の細胞まで穿刺したのち内針１ を抜去し内針２を挿入する。挿入後，内針２を回転させ目的とする組織の細胞を 螺旋構造の針先の溝に採取する。 また，内針２を上下方向にも移動させ採取率を良くする。 作用 以上の生検針の構成および使用方法により，適格に目的とする組織の細胞を 採取することが出来る。 効果 従って，この３本からなる生検針を用いることにより，画像診断機器（超 音波，ｘ線）の下で行なわれる乳房生検時の細胞採取率が向上する効果がある。 また，採取する内針２の針先の大きさを２３Ｇ（直径０．６５ｍｍ）なら びに針先を螺旋構造としたため目的部位の出血も少なく，採取時の患者に与える 侵襲を小さくすることが出来る。 さらに，従来の生検針のように強い陰圧を用いて細胞を採取する必要が なくなった。

【図面の簡単な説明】 図面は，本案の正面図である。１は内針１，２は内針
２，３は外針を示している。

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【手続補正書】 【提出日】平成３年１２月１６日 【手続補正２】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図１】 本考案の構成を示す平面図である。 【図２】 本考案の断面図である。 【符号の説明】 １は内針１ ２は内針２ ３は外針 ４は内針１の針先 ５は内針２の針先 ６は外針の針先 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成３年１２月１６日 【手続補正３】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図１】 【図２】

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 （イ）生検針の組合せを内針１，内針２および外針の３
   本の構成とした。 （ロ）内針１の針先を円錐構造および内針２の針先を螺
   旋構造とし、外針の針先に丸みを持たせた乳房用生検針
   である。