JPH0615594A - 遠隔操作ロボットの監視装置 - Google Patents
遠隔操作ロボットの監視装置Info
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- JPH0615594A JPH0615594A JP4175694A JP17569492A JPH0615594A JP H0615594 A JPH0615594 A JP H0615594A JP 4175694 A JP4175694 A JP 4175694A JP 17569492 A JP17569492 A JP 17569492A JP H0615594 A JPH0615594 A JP H0615594A
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Abstract
なく、さらに、視野を遮られることなく一台のカメラに
よって遠隔操作ロボットを監視することが可能な監視装
置を提供することにある。 【構成】遠隔操作されるロボット3の作業の様子をカメ
ラ22を用いて撮像し、カメラ22に取込まれた画像を
遠隔地で表示する遠隔操作ロボットの監視装置におい
て、一台のカメラ22を複数箇所に選択的に置き替え
る。
Description
るロボットをカメラを用いて監視する監視装置に関す
る。
境下において所望の作業を行うために、遠隔操作ロボッ
ト(以下、ロボットと称する)が利用されることがあ
る。さらに、操作者にロボットの作業の様子を知らせる
ための手段としてカメラが在る。カメラはロボットの作
業の様子を撮像し、カメラに取込まれた画像は操作者が
居る遠隔地に送られる。そして、操作者は、画像を見て
ロボットの作業状態を認識しながら、ロボットを遠隔操
作する。この種のロボットの監視のための技術として、
例えば図7〜図10に示すような装置が知られている。
は、一台の監視カメラ(以下、カメラと称する)2がロ
ボット3の本体4に固定されており、このカメラ2はロ
ボット3のハンド5を撮像する。カメラ2に取込まれた
画像は、演算表示部6に送られ、ディスプレイ7に表示
される。そして、操作者8はディスプレイ7に表示され
た画像を見ながら指示入力部9を操作し、ロボット3を
コントロールする。
10の先端に取付けられており、アーム10によって所
定の位置へ移動させられ、作業に適した角度に姿勢制御
される。なお、カメラ2が作業台11上に設置されてい
る場合もある。
は、複数のカメラ2a、2b、2cが備えられており、
これらカメラ2a、2b、2cは作業台11、及び、カ
メラハンガ13に取付けられている。作業台11上のカ
メラ2a、2bは互いに向い合っており、ハンド5はカ
メラ2a、2bによって二方向から撮像される。また、
カメラハンガ13に取付けられたカメラ2cは下方を向
いており、ハンド5はこのカメラ2cによって上方から
撮像される。図9に示す監視装置14においては、カメ
ラ2がハンド5に固定されており、このカメラ2はロボ
ット3によってハンド5と一体に動かされる。
は、もう一つのロボット16が備えられており、カメラ
2の位置及び姿勢はこのロボット15によってコントロ
ールされる。そして、これらの技術が記載された文献と
して、例えば以下のようなものがある。 (1)「画像情報を用いた浮遊するターゲットの捕獲」下
地他、SAIRAS'89 B1-12,p206 (2)「ランデブ・ドッキング/ロボット実験衛星(ETS-x)
の概念設計」中村他、第35回宇宙科学技術連合講演
会,p221 (3)H.Morikawa et al“A PROTOTYPE SPACE TELEROBOTIC
SYSTEM”,IEEE International
Workshop on Intelligent R
obots and Systems/IROS’9
0,p421
視装置1、12、14、15には以下のような不具合が
ある。
一台のカメラ2が一定位置に固定されているため、カメ
ラ2の視野がハンド5によって遮られ、ハンド5の作業
の様子を監視できない場合がある。
数のカメラ2a〜2cが備えられているので、一台のカ
メラの視野が遮られても、他のカメラでハンド5の作業
の様子を監視することができる。しかし、複数のカメラ
2a〜2cが必要なため、コストが大であり、さらに、
複数のカメラ2a〜2cの設置のために多くのスペース
が必要である。
がハンド5と一体に移動するので、カメラ2は一台であ
っても観察方向が制限されず、様々な方向を監視するこ
とができる。しかし、ハンド5の作業中は、ハンド5の
移動に伴ってディスプレイ8の画像が素早く変化してし
まうので、操作者が作業の様子を認識しにくい。したが
って、この監視装置13を用いた監視は、ハンド5が停
止している時に限られる。また、ハンド5が物体(図示
しない)を握持している場合には、この物体によってカ
メラ2の視野が遮られることがある。
カメラ2で様々な方向を監視できるが、カメラ2の姿勢
の制御のために別のロボット15が用いられているの
で、一般的なアクチュエータ等のみを利用した場合に比
べて、カメラ2の姿勢を制御する機構のコストが大とな
る。
の保持のためにロボットを用いる必要がなく、さらに、
視野を遮られることなく一台の監視カメラによって遠隔
操作ロボットを監視することが可能な監視装置を提供す
ることにある。
成するために本発明は、遠隔操作されるロボットの作業
の様子を監視カメラを用いて撮像し、監視カメラに取込
まれた画像を遠隔地で表示する遠隔操作ロボットの監視
装置において、一台の監視カメラを複数箇所に選択的に
置き替えることにある。
ラの保持のためにロボットを用いることなく、さらに、
視野を遮られることなく一台の監視カメラによって遠隔
操作ロボットを監視できるようにしたことにある。
いて説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと
重複するものについては同一番号を付し、その説明は省
略する。
図1中の符号21は遠隔操作ロボット(以下、ロボット
と称する。)を監視する監視装置である。この監視装置
21は、監視カメラ(以下、カメラと称する)22と、
カメラハンガ23とを備えている。カメラ22は作業台
11上に着脱自在に取付けられており、ロボット3の近
傍に位置している。また、カメラハンガ23はL字型に
組まれた柱体により構成されており、作業台11から上
方へ垂直に延びる部分と、水平に延びる部分とを有して
いる。
ム10を備えており、アーム10の先端にはハンド5が
取付けられている。そして、ロボット3は、アーム10
を駆動してハンド5を所望の位置に移動させるととも
に、ハンド5の姿勢を作業に適した角度に調節する。さ
らに、ハンド5は指5a、5bを動かす。
握持する。さらに、ハンド5は作業対象物に対して所望
の処置等を行う。ハンド5の作業の様子は、カメラ22
によって撮像される。つまり、カメラ22はアーム10
の先端部へ向いており、カメラ22の視野内にハンド5
がおさめられている。
よって追いかけながら撮像するために、カメラ22にカ
メラ22の姿勢を任意に変更する機構を組合わせること
が考えられる。この種の機構は一般に広く知られてお
り、本実施例においても、カメラの姿勢変更のために、
汎用な種々の機構を採用することが可能である。
部6に接続されている。伝送線24には電源ケーブルや
信号ケーブル等が配索されている。また、演算表示部6
は、ロボット3に対して遠隔地に位置しており、処理部
25とディスプレイ7とを備えている。
置されている。そして、演算表示部6には、ロボット3
を遠隔操作するための指示入力部9が接続されている。
この指示入力部9はジョイスティック27を備えたタイ
プのものである。つぎに、上述の監視装置21の作用を
説明する。
9を操作し、ロボット3へ指示を伝える。ロボット3
は、操作者の指示に従ってアーム10を動かし、ハンド
5を所望の位置へ移動させる。さらに、ハンド5が駆動
され、目的物の握持や、作業対象物への処置等の作業を
行う。
まれ、画像データが伝送線24を介して演算表示部6へ
送られる。演算表示部6においては、カメラ22により
取込まれた画像がディスプレイ7に表示される。そし
て、ディスプレイ7に表示された画像を基に操作者がハ
ンド5の状態を認識しながらロボット3を操作する。
定されていると、作業位置によっては、カメラ22の視
野がハンド5により遮られる。この様な場合、カメラ2
2が作業台11から取外され、図2に示すようにカメラ
ハンガ23の先端に取付けられる。この結果、カメラ2
2が位置変更される。そして、カメラ22の向きは下方
に変更され、ハンド5の作業の様子が上方から撮像され
る。
段として、マグネットを利用した機構を採用することが
可能である。マグネットを用いて自在な着脱を可能にす
る機構として種々のものが知られており、本実施例にお
いても、これらの汎用な機構を利用することが可能であ
る。そして、マグネットを利用した場合には、カメラ2
2の脱着が容易である。さらに、本実施例においては、
カメラ22の位置変更はロボット3を利用して行われ
る。
いては、カメラ22の位置が、作業台11或いはカメラ
ハンガ23に任意に変更される。したがって、作業する
ハンド5によって視野を遮られることなく、一台のカメ
ラ22によってロボット3を監視できる。
ラハンガ23に取付けられるので、カメラの保持のため
にロボットを用いる必要がなく、カメラ22の保持のた
めに他のロボットを用いた場合に比べて、コスト安であ
る。
演算表示部6との間の通信が伝送線24を介して行われ
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、カメラ22と演算表示部6との間で無線通信するこ
とも可能である。そして、この場合には、より遠隔地で
の作業を監視すること、例えば宇宙での作業を監視する
ことが可能になる。以下、本発明の第2実施例を図3に
基づいて説明する。なお、第1実施例と同様の部分につ
いては同一番号を付し、その説明は省略する。
図3中の符号31は監視装置である。この監視装置31
においては、作業台11の複数箇所(二箇所)にソケッ
ト32a、32bが設置されており、さらに、カメラハ
ンガ23の先端部にもソケット32cが設置されてい
る。各ソケット32a〜32cからはそれぞれ伝送線2
4a〜24cが導出されており、切換えスイッチ33を
介して演算表示部6に接続されている。
配置は、両ソケット32a、32bがハンド5の作業位
置を挟むよう設定されている。また、カメラハンガ23
のソケット32cは、ハンド5の作業位置の上方に設定
されている。そして、各ソケット32a〜32cには、
ハンド5の作業状態に応じて監視カメラ(以下、カメラ
と称する)22が選択的に接続される。
ラ22の設置場所に予めソケット32a〜32cが設け
られているので、カメラ22と伝送線24a〜24cと
を分離することができる。したがって、伝送線24a〜
24cの配置を定位置に設定でき、カメラ22の位置変
更の際に伝送線24a〜24cが引きずられない。
おり、図中の符号41は監視カメラである。この監視カ
メラ41はバッテリ42と無線伝送器43とを一体に備
えている。このような監視カメラ41を採用すれば、伝
送線及びソケットを用いることなく、画像データの送信
が可能になる。
おり、図中の符号44は監視カメラである。この監視カ
メラ44は自在回転機構45と一体に組合わされてお
り、枢支部46を中心として、矢印Aで示すように所定
範囲内で前後に回動する。そして、監視カメラ44の姿
勢は例えばロボット3によって変更され、この結果、カ
メラアングルが選択される。
おり、図中の符号47は監視カメラである。この監視カ
メラ47は、屈曲自在な支持棒48の先端部に連結され
ており、この支持棒48によって支持されている。そし
て、監視カメラ47は、支持棒48を屈曲させながら姿
勢変更される。
されるロボットの作業の様子を監視カメラを用いて撮像
し、監視カメラに取込まれた画像を遠隔地で表示する遠
隔操作ロボットの監視装置において、一台の監視カメラ
を複数箇所に選択的に置き替えるものである。
ためにロボットを用いることなく、さらに、視野を遮ら
れることなく一台の監視カメラによって遠隔操作ロボッ
トを監視できるという効果がある。
を示す説明図。
図。
図。
図。
台、21、31…監視装置、22…監視カメラ、23…
カメラハンガ。
Claims (1)
- 【請求項1】 遠隔操作されるロボットの作業の様子を
監視カメラを用いて撮像し、監視カメラに取込まれた画
像を遠隔地で表示する遠隔操作ロボットの監視装置にお
いて、一台の上記監視カメラを複数箇所に選択的に置き
替えることを特徴とする遠隔操作ロボットの監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175694A JPH0615594A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 遠隔操作ロボットの監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175694A JPH0615594A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 遠隔操作ロボットの監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615594A true JPH0615594A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16000615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4175694A Pending JPH0615594A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 遠隔操作ロボットの監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615594A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6144477A (en) * | 1998-07-24 | 2000-11-07 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Scanning optical system |
JP2002178149A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-06-25 | Kubota Corp | 溶接設備と溶接方法 |
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WO2019102789A1 (ja) | 2017-11-22 | 2019-05-31 | 川崎重工業株式会社 | ロボットシステム及びそれを用いて物を作る方法 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4175694A patent/JPH0615594A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11613022B2 (en) | 2017-11-22 | 2023-03-28 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Robot system and method of manufacturing object by using the robot system |
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Legal Events
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