JPH06149903A - 同時協調作業環境を提供する情報処理システム - Google Patents

同時協調作業環境を提供する情報処理システム

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JPH06149903A
JPH06149903A JP4305487A JP30548792A JPH06149903A JP H06149903 A JPH06149903 A JP H06149903A JP 4305487 A JP4305487 A JP 4305487A JP 30548792 A JP30548792 A JP 30548792A JP H06149903 A JPH06149903 A JP H06149903A
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information processing
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function
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JP4305487A
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Inventor
Yoshie Matsuzaki
吉衛 松崎
Keiichi Okamoto
啓一 岡本
Toshijiro Ohashi
敏二郎 大橋
Mitsuharu Hayakawa
光春 早川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ネットワ−ク上の各ワ−クステ−ションの利用
者が、ある利用者が確立している知識や技術を任意に利
用できる環境を提供する。 【構成】プロセスサ−バ3のAPS23の既知技術化支
援システムは、各ワ−クステ−ション4に、データベー
スに記憶する情報および検索するためのタ−ムを入力す
るための書式もしくは規則を、情報の関わる技術分野毎
に提供する。APS23とデータベースサ−バ2の統合
EDB管理システム62とは、協調して、各ワ−クステ
−ションより入力された情報を、標準化された表現形式
に変換して統合データEDB63に記憶する。統合ED
B管理システムは、記憶された情報を技術分野毎に管理
する。既知技術化支援システムと統合EDB管理システ
ムとは、協調して、各ワ−クステ−ション4より入力さ
れた検索用タ−ムを用いてデータベースに記憶された情
報を検索し、検索を依頼したワ−クステ−ションで利用
できる表現形式の情報に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、企業や工場等に設けら
れる、ネットワ−クを介して接続された複数の情報処理
装置を有する情報処理システムであって、各情報処理装
置の利用者が協調して業務を遂行するため種々の機能を
備えた情報処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワ−クを介して接続された複数の
情報処理装置を有する情報処理システムであって、複数
の情報処理装置を利用している複数の利用者が、利用し
ている情報処理装置より会議を行うことのできる機能を
備えた従来のシステムとしては、たとえば、特開平3−
250365号公報記載のシステムが知られている。
【0003】また、このシステムによれば、システムを
利用して作業する際のル−ルを知識として蓄積し、これ
を用いて各処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、たとえば、複数人がグル−プとして行っている業務
の段階段階において、複数の情報処理装置を用いて離れ
た場所から会議を行い、それぞれが別個に行ってきた各
作業の進行度のチェックを行い、この結果を踏まえて、
それぞれの作業に戻ることができる。しかし、このよう
な会議のみならず、実際の作業自体を離れた場所から複
数人が同時に共同で行いたい場合がある。
【0005】また、情報処理システムの現在もしくは過
去の利用者全体の技術や知識を自己の知識、技術として
利用できれば、組織全体で無駄が無く効率的な処理を行
うことができる。
【0006】そこで、本発明は、各情報処理装置の利用
者が、ある利用者が確立している知識や技術を任意に利
用することのできる情報処理システムを提供することを
目的とする。
【0007】また、複数の情報処理装置を利用している
複数の利用者が、1つの対象についての作業を同時に協
調して遂行することができる情報処理システムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、少なくとも複数の情報処理装置と、当該複数
の情報処理装置によって利用可能なデータベースとを有
する情報処理システムであって、各情報処理装置に、前
記データベースに記憶する情報および当該情報を検索す
るためのタ−ムを入力するための書式もしくは規則を、
情報の種別もしくは当該情報の関わる技術分野毎に提供
する手段と、各情報処理装置より入力された情報を、情
報の種別毎に標準化された表現形式の情報に変換して前
記データベースに記憶する手段と、前記データベースに
記憶された情報を情報の種別もしくは当該情報の関わる
技術分野毎に管理する手段と、各情報処理装置より入力
された検索用タ−ムを用いて前記データベースに記憶さ
れた情報を検索する手段と、検索した情報を、検索を依
頼した情報処理装置で利用できる表現形式の情報に変換
する手段とを有することを特徴とする情報処理システム
を提供する。
【0009】また、本発明は前記目的達成のために、ネ
ットワ−クで結ばれた複数の情報処理装置を有する情報
処理システムであって、同一のオブジェクトを、当該オ
ブジェクトに対する作業に参加する複数の利用者が利用
している複数の情報処理装置上に、それぞれ配置させる
手段と、一つの情報処理装置上でオブジェクトに行われ
た作業結果を他の情報処理装置上のオブジェクトに反映
させる手段と、前記複数の利用者間の、当該複数の利用
者が利用している複数の情報処理装置を用いた、音声も
しくは画像もしくはポインティングマ−カによる対話を
制御する手段とを有することを特徴とする情報処理シス
テムを提供する。
【0010】
【作用】本発明に係る情報処理システムによれば、各情
報処理装置に、前記データベースに記憶する情報および
当該情報を検索するためのタ−ムを入力するための書式
もしくは規則を、情報の種別もしくは当該情報の関わる
技術分野毎に提供し、これを用いて各情報処理装置より
入力された情報を、情報の種別毎に標準化された表現形
式の情報に変換して前記データベースに記憶し、前記デ
ータベースに記憶された情報を情報の種別もしくは当該
情報の関わる技術分野毎に管理する。また、こうして記
憶された情報の利用時には、各情報処理装置より入力さ
れた検索用タ−ムを用いて前記データベースに記憶され
た情報を検索し、検索した情報を、検索を依頼した情報
処理装置で利用できる表現形式の情報に変換する。
【0011】したがって、各情報処理装置の利用者は、
確立した知識や技術を他の利用者が利用可能な形でデー
タベースの登録することができるので、他の利用者は、
任意にこれらの情報を利用することができる。
【0012】また、本発明に係る情報処理装置によれ
ば、同一のオブジェクトを、当該オブジェクトに対する
作業に参加する複数の利用者が利用している複数の情報
処理装置上に、それぞれ配置し、一つの情報処理装置上
でオブジェクトに作業が行われた場合、その作業結果を
他の情報処理装置上のオブジェクトに反映させる。ま
た、前記複数の利用者間の、当該複数の利用者が利用し
ている複数の情報処理装置を用いた、音声もしくは画像
もしくはポインティングマ−カによる対話を制御する。
これにより、複数の情報処理装置を利用している複数
の利用者が、1つの対象についての作業を同時に協調し
て遂行することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る情報処理システムの一実
施例を説明する。
【0014】図1に、本実施例に係る情報処理システム
を構成することのできる機器構成を示す。
【0015】図中、2はデータベースサ−バ、3はプロ
セスサ−バ、4はワ−クステ−ションもしくはパ−ソナ
ルコンピュ−タ、5は大型計算機、6はネットワ−ク、
7はブリッジ装置である。これらは、一つの企業内の各
部門に配置されている。
【0016】本実施例に係る情報処理システムは、図1
に示した機器構成上に構築したクライアント/サ−バシ
ステムであって、図2に示すようなシステムを構成して
いる。
【0017】図中、21はオペレ−ティングシステム、
22はフレ−ムワ−クツ−ルキット(以下、「FWT」
と記す)、23はアプリケ−ションパッケ−ジシステム
(以下、「APS」と記す)、24は統合エンジニアリ
ングデータベースシステム(以下、「TESCA」と記
す)である。各ワ−クステ−ション4より、利用者はこ
のようなシステムを利用することができる。
【0018】次に、TESCA24の構成を図3に、A
PS23の構成を図4に、FWT22の構成を図5に示
す。
【0019】図3に示すように、TESCA24は、サ
−バ系システムとして、統合EDB管理システム62
と、統合EDB63を有し、クライアント系システムと
して、統合EDB管理システム61を有している。ま
た、クライアント系の統合EDB管理システム61はク
ライアント系の情報入力システム91a、情報保管/維
持システム92a、情報サービス・システム93b、情
報変換システム94bを有し、サ−バ系の統合EDB管
理システム62は、サ−バ系の情報入力システム91
b、情報保管/維持システム92b、情報サービス・シ
ステム93b、情報変換システム94bを有している。
【0020】各部の詳細は後述する。
【0021】APS23は、図4に示すように、各種ア
プリケ−ションの集合であり、新商品規格支援システム
50、新製品開発基本計画作成支援システム51、開発
計画と業務管理支援システム52、既知技術化支援シス
テム53、各種業務支援システム54、統合プロダクト
&プロセスシミュレ−タ55、統合マニュファクチュア
リングプロセスシミュレ−タ56、試作/試験支援とデ
ータ解析支援システム57、生産管理/販売管理システ
ムインタフェ−ス58を備えている。また、各種業務支
援システム54は、意匠デザイン支援システム、営業店
頭カストマ支援システム等の業務毎の支援システムの集
合である。
【0022】各システムの詳細は後述する。
【0023】図5には、FWT22を構成する各環境支
援システムと、各環境支援システムが支援する機能を示
した。
【0024】すなわち、図5に示すように、FWT22
は、クライアント系システムとして、統合CAD/CA
M/CAE環境支援システム40、同時協調作業環境支
援システム41、通信環境支援システム42、コマンド
処理環境支援システム43、プロセス間通信環境支援シ
ステム44を有し、サ−バ系システムとして、同時協調
作業環境支援システム45、通信環境支援システム4
6、コマンド処理環境支援システム47、EDBデータ
統合化システム48、プロセス間通信環境支援システム
49を有している。各システムの詳細については後述す
る。
【0025】次に、このようなシステムが、クライアン
ト/サ−バシステム上に、どうのように構築されている
かを図6に示す。なお、プロセスサ−バ3上には、AP
S23が統合EDB63を利用可能とするために、クラ
イアント系の統合EDB管理システム61を備えたが、
サ−バ系の統合EDB管理システム63の一部もしくは
全部をプロセスサ−バ3上に備えるようにしてもよい。
【0026】このように、クライアント/サ−バシステ
ム上に図2にシステムを構成しているので、利用者はい
ずれのクライアントマシン(ワ−クステ−ション4)か
らも、同様にFWT22、APS23、TESCA24
を任意に利用することができる。
【0027】以下、TESCA24の詳細について説明
する。
【0028】統合EDB63は、図7に示すように、企
業の中でオーソライズされた標準的な技術情報を蓄積す
るマスタエンジニアリングデータベース71、社外の情
報を蓄積する社外情報データベース72、プロジェクト
毎の個別な情報を蓄積するプロジェクトデータベース7
3を有している。
【0029】また、マスタエンジニアリングデータベー
ス71は、プロダクトモデルデータベース711、バ−
チャルユニットデータベース712、標準部品データベ
−ス713、既知技術データベース714、自社技術標
準データベース715を有し、社外情報データベース7
2は、他社製品・技術情報データベース721、学会論
文、専門誌データベース722、特許情報データベース
723を有し、プロジェクトデータベース73は、開発
設計データベース731、商品規格情報データベース7
32、意匠デザインデータベース733、エンジニアリ
ングプロダクトモデルデータベース734、マニュファ
クチュアリングプロダクトモデルデータベ−ス735、
購入部品資材情報データベース736、販売技術情報デ
ータベース737、および、その他の情報を記憶するデ
ータベース738を有している。
【0030】このように、統合EDB63は、様々な情
報をデータベースに維持する。そして、CAD/CAM
/CAEシステムを使用した設計業務や生産準備業務に
データを提供したり、結果を保管する。また、意匠デザ
イン情報や試作のための情報、生産手配に関する情報、
社外の部品のカタログ、特許情報や技術論文などの情報
も保管し、提供する。さらに、既知技術情報なども維持
し、設計者や生産技術者などの業務を支援する。
【0031】このような各種業務と、各データベ−スに
格納されている情報との関連を図8に示しておく。
【0032】さて、このような統合EDB63を、維持
運営してゆくのが統合EDB管理システム(図3、6
1)である。
【0033】統合EDB管理システム61、62の構成
を図9に示す。
【0034】図示するように、統合EDB管理システム
61は、情報を統合EDB63に登録する情報入力シス
テム91、情報を統合EDB63に保管/維持する情報
保管/維持システム92、統合EDB63に保管された
情報を設計者や生産技術者等の利用者に提供する情報サ
ービス・システム93、情報をCAD/CAMシステム
などで直接活用できるよう情報形式の変換を行う情報変
換システム94を有している。情報入力システム91
は、図3に示したクライアント系の情報入力システム9
1aとサ−バ系の情報入力システム91bより構成され
る。情報保管/維持システム92、情報サービス・シス
テム93、情報変換システム94も同様に、それぞれず
3に示したサ−バ系とクライアント系のシステム92a
と92b、93aと93b、94aと94bより構成さ
れる。
【0035】情報入力システム91は、生産管理システ
ム等で用いられている部品表情報、部品情報、製品情報
やCAD/CAMシステムからの図面(計画図、部品
図、組立図、加工図など)や生産工程表、加工指図書、
組立手順書、購入仕様書など文字情報、図形(ベクト
ル)情報の統合EDB63への登録を行う他、市販部品
のカタログや雑誌、スキャナ等によって読んだ学会論
文、新聞記事などのイメージ情報や、また、提供(販
売)されている市販部品、JIS規格部品が各種CAD
システムのデータの統合EDB63への登録を行う。ま
た、この登録に際して、分類コ−ドや、アブストラク
ト、キ−ワ−ド等を受付け、情報に関連づけて登録す
る。このような登録のようすを図10に示す。
【0036】また、情報入力システム91は、登録した
情報の確認を可能とするために、プリンタや、ファクシ
ミリや、メ−ル伝送装置や、ワ−クステ−ション4への
出力を行う。
【0037】次に、情報保管/維持システム92は、情
報入力システム91から入力された様々なデータを保管
する。
【0038】保管は、図11aに示すように、すべての
データを物理的にひとつのデータベース装置に集中保管
しても良いし、図11bに示すように、統合EDB63
を共通データベース装置と部門データベース装置で構成
し、部門によらずに共通するデータは共通データベース
装置に集中保管し、部門固有のデータは部門データベー
ス装置に保管するようにしても良い。または、アクセス
頻度の高い共通データと部門固有のデータは部門データ
ベース装置に保管するようにしてもよい、。
【0039】また、情報保管/維持システム92は、デ
ータベースに蓄えられたデータのメンテナンスのため
に、情報保管/維持システム92は、新たなデータを追
加する機能、既に登録されているデータを改訂する機
能、データを削除する機能、データを検索のためのイン
デックスとデータそのものとに区別した場合、インデッ
クス部分だけを更新する機能(但し、データとインデッ
クスは、関連付けされて更新することが原則)を有して
いる。
【0040】また、既に登録されているデータを改訂に
関する機能として、常に最新のデータをデータベースに
保管する機能や、改訂番号を付加する、もしくは、しな
い機能、最新のデータの改訂番号と改訂番号が付加され
たデータをデータベースに混在保管する機能。改訂内容
が判るようにして保管する機能を有している。
【0041】なお、データのメンテナンスをリアル・タ
イムに行うシステムでは、データの更新履歴を取得する
のが一般的である。特に、設計者などが直接データベー
スを更新するシステムでは、データの更新履歴の取得が
必要である。そこで、情報保管/維持システム92は、
データの履歴データの取得を行う。また、障害発生時の
データ回復を可能とするために、バックアップの取得を
行う。
【0042】この際、バックアップ・ファイルとデータ
の更新履歴ファイルとは、関連づけて管理する。
【0043】ここで、情報保管/維持システム92が統
合EDB63に保管/維持するデータの保管構造を示し
ておく。
【0044】図12には、一例として、プロダクトモデ
ルデータベース711のデータ構造を示す。図示するよ
うに各情報をツリ−状に管理している。
【0045】また、図13には、標準部品データベース
713のデータ構造を示す。標準部品データベース71
3では、「部品構成表」上の各部品について、「アブス
トラクト」、「イメージ文書」や形状データ(2D、3
D)などを管理している。
【0046】このような各部品についての情報は、当該
部品について管理している情報によって、情報サービス
・システム93が提供する「情報分類コード」、「部品
情報」、「ドキュメント種類」などの検索インデックス
で検索できる。
【0047】次に、情報サービス・システム94は、統
合EDB63から情報を検索する手段と検索された情報
を加工する手段を提供する。これらの手段は、たとえ
ば、図14に示すような検索用の表示画面をワ−クステ
−ション4に表示して、検索を受付けて、検索を行う機
能や、検索したデータを変換したり、ワ−クステ−ショ
ン4上に表示したり、ワ−クステ−ション4上での修正
等の加工を行う機能を提供する。また、この他、各種の
問い合わせ検索に対して翻訳機能つきハイパ検索を行う
機能やSQL+ビジュアル検索を行う機能を備えるよう
にしてもよい。
【0048】次に、情報変換システム95は、文書デー
タ変換、スキャナ・データの文字認識、3Dモデル/写
影変換、3Dモデル/イメージ情報化、CADデータ/
ポスト・スクリプト変換、CADデータ/ディスプレイ
・ポスト・スクリプト変換、イメージ情報/JPEG変
換、および、その他の変換機能を有し、クライアント側
のアプリケ−ションの検索したデータの利用に際して、
当該アプリケ−ションのデータの形式と統合EDB63
への蓄積データの形式間の変換を行う。
【0049】以上、TESCA24について説明した。
【0050】このように、本実施例に係るTESCA2
4によれば、これまで個人の引き出しや頭の中にあった
自社の技術を情報処理可能な形に整理変換して蓄積し、
設計者、生産技術者などがそれらの情報を容易に活用で
きるようにすることができる。また、いろいろなところ
に分散されている情報を論理的に一ヶ所に集中保管する
ことで、情報を検索する時間を短縮する。そして、メン
テナンスを容易にし、データの精度を向上することがで
きる。さらに、様々な形式の情報をニュートラルな形式
の情報に変換し、保管することができる。そして、それ
らの情報を様々なシステムで自由に利用できるような変
換機能を提供することで、様々なシステムごとに情報の
再入力する手間と時間の節約と、精度を向上するだけで
なく、同時に複数の人が直接/間接的に共有できるよう
データベースを制御可能にし、業務のコンカレント化を
支援することができる。また、検索した情報を、使用中
の各種業務システムで利用できるデータに変換すること
により、データベースをより使いやすいものとすること
ができる。市販されているデータベースや専門誌、学会
論文などを自社の技術と関連付けて保管することがで
き、他社との比較を正確に評価できるようになる。
【0051】以下、前述したAPS23(図4参照)の
各システムの詳細を説明する。
【0052】まず、既知技術化支援システム53につい
て説明する。
【0053】既知技術化支援システム53は、統合ED
B63の既知技術データベース714に蓄積する既知の
技術についての情報の内容や形式を標準化し、これらの
技術情報の利用性を高めることを支援するシステムであ
る。
【0054】たとえば、技術情報が、ドキュメントの形
式をとる場合には、ドキュメントの記載項目、記載方
法、記載例などを技術分類毎に標準化する。また、技術
情報がプログラムの形式をとる場合には、プログラムの
使用法、入力条件の与え方、アルゴリズムの前提、制約
・制限、出力結果の解釈の仕方、実際との差異・誤差範
囲などが明らかとなるように、プログラムの作成基準
や、作成したプログラムに付加する利用法等の情報の記
述方法を技術分類毎に標準化する。また、技術情報がシ
ステムである場合には、その使用法/操作法、使用条
件、操作例、制約・制限、出力結果の解釈の仕方などを
明らかとなるように、システムの作成基準を技術分類毎
に標準化すると共に、作成したシステムに付加利用法等
のする情報の記述方法を技術分類毎に標準化する。ま
た、技術情報が、数値列、数値表、グラフ等の形式をと
る場合には、表現方法や、既知情報データベース714
への登録方法を標準化する。また、技術情報が技術(モ
デル)記述言語の形式による場合、すなわち、数式であ
る装置の安定動作条件を数式表現して明らかにする場合
や、特別の記述言語で標準回路や論理回路を回路記述言
語や論理記述言語で表現する場合にも、作成基準や、付
加する使用法等の情報の記述方法を技術分類毎に標準化
する。また、技術情報が、LSIや機械部品についての
データである場合には、作成基準を技術分類毎に標準化
すると共に、付加する情報の記述方法を技術分類毎に標
準化する。
【0055】具体的には、標準化された作成基準等の情
報を提供すると共に、標準化した形式の情報の作成を支
援し、標準化された情報を統合EDB63の既知技術デ
ータベース714に蓄積する。
【0056】また、蓄積した情報の検索し提供する機能
や、既存のCAD/CAM/CAEなどから利用できる
ようオブジェクト化し提供する機能を備える。
【0057】このために、既技術家支援システム53
は、統合EDB63の既知技術データベース714内
に、図15に示すような技術分類毎に、技術分類に応じ
て標準化された情報を蓄積する。また、標準化された情
報の作成を支援するために、たとえば、図16に示した
ような情報作成用フォ−マットを利用者の要求に応じて
提供する。図16に示したのは、システムについての情
報用のフォ−マットである。このフォ−マット上に、利
用者は情報として登録したい内容を記述し、既知技術デ
ータベース714に登録する。なお、各情報用フォ−マ
ットには、個別情報の他に、当該情報フォ−マットが用
いられる技術分類等に応じて、検索用の分類項目が設け
られている。
【0058】図16に示したシステムについての情報用
のフォ−マットでは、分類項目として、用途分類16
1、利用法分類162、対象製品分類163、技術評価
クラス164等が設けられている。
【0059】なお、対象製品分類163は、その技術が
どの製品に対して開発または適用されるのかを示し、用
途分類161は、開発工程(意匠、設計、加工、検査な
ど)のどこで使用されるのかを示し、また、技術評価ク
ラスとしては、再現性レベル(入力するパラメータなど
に関係せずにどの程度その技術が再現するかのレベ
ル)、普遍性レベル(登録時からの経時変化の程度を示
すレベル)、専用性レベル(特定の条件下で高信頼度が
得られるかのレベル)、汎用性レベル(汎用性を示すレ
ベル)のそれぞれを示している。
【0060】利用法分類162は、登録されている情報
が、どのような利用を前提として登録されているのかを
示す。具体的な利用法の分類を図17に示しておく。
【0061】さて、このようにして標準化されて既知技
術データベース714に蓄積された情報の検索や利用
は、前記TASCA24の統合EDB管理システム(図
3、61)の情報サービス・システム93や情報変換シ
ステム94を用いて、前述した標準部品データベース7
13のデータ検索、利用と同様に行うことができる。ま
た、このような検索やデータの変換機能を既知技術化支
援システム53内に備えるようにしてもよい。
【0062】このように、既知技術化支援システム53
によれば、既知の技術が標準化されて蓄積されているの
で、たとえば、各クライアント側のCAD等のアプリケ
−ションで、必要とする機能を有する回路部であって、
既に動作が保証された回路ブロックについての情報を検
索し、これを変換して設計中の回路の一部として利用す
る等、いずれかの部門で既知となった情報を、他部門の
今後の設計/研究等の作業にも十分に活用することがで
きる。
【0063】次に、APS23の新商品規格支援システ
ム50について説明する。
【0064】新商品規格支援システム50は、どのよう
な商品を商品化すればよいのかを製品分野、市場、機
能、性能、価格、デザイン、操作性、信頼性などの様々
な観点からアドバイスし、より良い商品企画が立案でき
るよう支援するシステムである。 具体的には、新商品
企画支援システム50は、新商品企画情報収集支援機
能、企画担当者への情報提供機能、事業戦略シミュレー
ション機能商品戦略や商品企画案を多角度から分析する
機能、戦略や企画案をプレゼンテーションモデル化する
機能の6つの機能を有している。
【0065】新商品企画情報収集支援機能は、図18に
示すように、企画者に提供する様々な情報を統合EDB
63の商品企画情報データベース732に整理して蓄
積、保守する整理登録保守支援機能と、後述するFWT
22の同時協調環境システム41、45のネットワーク
ジョブディスパッチを利用して、情報収集者がこのよう
な情報が欲しいとのリクエストを受付け、関連部門にデ
ータの提供を依頼し、提供された情報を受け取り、依頼
者に連絡する情報収集支援機能が含まれる。
【0066】企画担当者への情報提供機能は、図19に
示すように、商品戦略策定や商品企画作成のためのドキ
ュメントやプレゼンテーションモデルの形式を提供し、
この形式に沿って作成されたドキュメントやプレゼンテ
ーションモデルを定められたフォーマットで統合EDB
63の商品企画情報データベース732に蓄積する機能
商品戦略策定支援機能/商品企画作成支援機能が含まれ
る。なお、ドキュメントやプレゼンテーションモデルに
際しては、技術文書作成ツール、意匠・形状モデラ、C
G、アニメーションのオーサリングシステムなどを提供
する。また、商品戦略策定支援機能/商品企画作成支援
機能には、統合EDB管理システム61を利用して商品
企画情報データベース732に蓄積された情報を検索、
利用する機能も含まれる。また、商品企画情報データベ
ース732に蓄積された情報を検索に応じてビジュアル
化して表現する機能が含まれる。
【0067】策定した戦略や企画を社内の有識者にオー
プンにしてブラッシュアップする機能は、図20に示す
ように、有識者からのアイデア、指摘事項、その他の有
用な情報を統合EDB63の商品企画情報データベース
732に定められた形式に整理・変換して蓄積する機能
である。この機能にも、後述するFWT22の同時協調
環境システム41、45のネットワークジョブディスパ
ッチを利用して、有識者に、情報の提供を依頼し、提供
された情報を受け取り、依頼者に連絡する機能が含まれ
る。
【0068】事業戦略シミュレーション機能は、図21
に示すように、図19に示した商品戦略策定支援機能と
並行して利用することのできる事業戦略シミュレータを
備えている。事業戦略シミュレータは、販売価格を50
万円下げたときの販売予測数量を計算するような販売予
測プログラムや、出荷時期が2ケ月遅れた場合、市場占
有率がいくらで、どのように立ち上がっていくかなどを
ビジュアル化して表示する需要の動向を予測するプログ
ラムや、販売数を予測するプログラムや、製造源価を予
測するプログラムや、他社や技術の動向等を予測するプ
ログラムや、これらのプログラムの予測結果より、利益
や市場シェアや各種形成指標を算出するプログラムの集
合である。
【0069】商品戦略や商品企画案を多角度から分析す
る機能は、図22に示すように商品企画情報データベー
ス732に蓄積された商品戦略や商品企画についての情
報より、当該戦略や企画の、使用効果分析や、地球環境
阻害要因分析、競合ポートフォリオ分析や、開発課題分
析や、技術課題分析や、予想原価推定と分析や、経営貢
献度分析などを行うプログラムの集合である。
【0070】戦略や企画案をプレゼンテーションモデル
化する機能は、図23に示すように、企画情報データベ
ース732に蓄積された商品戦略や商品企画についての
情報より、当該戦略や企画案についてのプレゼンテーシ
ョンモデルを作成するのを支援する機能であり、新製品
の3次元モデル作成機能、ハイパメディア検索によるQ
&A機能、アニメーションによる商品説明作成機能、C
G応用によるVR(バーチャルリアリティ)機能、ラピ
ッドプロトタイピング機能、使用性シミュレーション機
能等を備えている。
【0071】このように、新商品企画支援システムによ
れば、利用者が容易に、カストマ情報、マーケット情
報、技術動向、自社商品に関する正確な情報等を収集し
たり、多くの人の意見、アイデアを聞き、多くの人が商
品開発に関してディスカスすることのできる環境を提供
できる。また、集めた情報から商品戦略や商品企画を立
案するのを総合的に支援することができる。また、商品
戦略や商品企画案を多角度から分析できるツールを提供
するので、商品戦略や商品企画案を、より良い内容にブ
ラッシュアップするのを支援できる。
【0072】次に、APS23の生産管理/販売管理シ
ステムインタフェ−ス58は、本情報処理システム、特
に、統合EDB63に蓄積された情報と、外部システム
である生産管理システムもしくは販売管理システムとの
インタフェ−スをとるためのアプリケ−ションである。
【0073】APS23の他のアプリケ−ション(新製
品開発基本計画作成支援システム51、開発計画と業務
管理支援システム52、各種業務支援システム54、試
作/試験支援とデータ解析支援システム57)、統合マ
ニュファクチュアリング、プロセスシミュレ−タ56に
ついては内容と使用方法および機能を図24〜28にま
とめて示し説明を省略する。
【0074】最後に、統合プロダクト&プロセスシミュ
レ−タ55は、開発しようとする新製品の機能、構造、
機構、動作、操作性等をモデル化し、品質、機能、性能
の確認、動作信頼性、生産性、デザイン。製造コスト等
のさまざまな観点から評価するのを支援するシステムで
ある。統合プロダクト&プロセスシミュレ−タ55は、
図29に示すように、モデル作成部291、シミュレ−
ション部292、ビジュアル化部293より成る。
【0075】モデル生成部は、前記既知技術データベー
ス714に登録されているさまざまな技術情報を組み合
わせたり、専用の言語でモデルを定義したりしてモデル
を生成し、プロダクトモデルデータベース711に登録
する。シミュレ−ション部は、プロダクトモデルデータ
ベース711よりモデルを読みだして図示するような様
々なシミュレ−ションを要求に応じて行いシミュレ−シ
ョンの結果を結果ファイルとして統合EDB63中格納
する。また、このシミュレ−ションの結果は、実機製作
後は、実機の動作確認用データとして用いることもでき
る。次に、ビュジュアル化部293は、結果ファイルを
読みだし、そのデータよりモデルの動作のリアライズ化
や、モデルの3次元形状表示や、各シミュレ−ション結
果データのグラフ表示等を行う。
【0076】次に、FWS22の詳細について説明す
る。
【0077】まず、同時協調作業環境支援システム4
1、45について説明する。
【0078】同時協調作業環境支援システム41、45
は、ネットワークに接続されたワークステーションやパ
ソコンを介して、打ち合わせをしたり、仕事の一部を頼
んだり、共同で作業を推進するような同時協調作業環境
を提供するシステムである。同時協調作業環境支援シス
テム41、45は、このような環境を提供するために、
ネットワークジョブディスパッチ支援、同時協調作業/
打ち合わせ支援、デザインレビュー支援、マルチメディ
アメール支援、会議/プレゼンテーション支援、情報検
索サービス支援、アンケート/アイデア提案支援の7つ
の機能を備えている。
【0079】ネットワークジョブディスパッチ支援機能
は、図30に示すように、オ−ダファイル301と、こ
れに対するリポ−ティングファイル302を管理する。
そして、ある作業者が、他の作業者へののオーダファイ
ルに、依頼内容、作業に必要な情報、納期、アウトプッ
トの要求レベルや表現の方法、その他注意事項を書き込
み、作業を依頼した場合、ネットワークジョブディスパ
ッチ支援機能は、依頼を当該他の作業者がアクセプトし
たか、作業に着手したかをフォローし、他の作業者より
受領した納期を依頼者に回答する。また、結果がリポー
ティングファイルに書き込まれた場合、オーダファイル
にその旨を記録するとともに、結果がリポーティングフ
ァイルにあることを依頼者に知らせる。図31に、オ−
ダファイルの内容を表示した例を示しておく。
【0080】次に、同時協調作業/打ち合わせ支援機能
は、たとえば、図32に示すように、同一の図面を複数
の作業者がそれぞれが使用している複数のワ−クステ−
ションの画面に表示し、他の作業者の作業の結果をリア
ルタイムに見ながら、作業を進めることができるような
同時協調作業を可能にする機能である。また、他の作業
者と打ち合わせをしながら相互に自分の作業を進めるた
めに、特定の他の作業者と音声や画像や画面へのポイン
ティングマーカを使って、打ち合わせをしながら相互に
作業を進めることができるような環境を提供する。この
ような、音声や画像を用いた打合せを可能とするため
に、本実施例では、ワ−クステ−ション4にマイク内蔵
のカメラ321を備えた。
【0081】また、前記同時協調作業の開始に先だっ
て、ある作業者が特定のワ−クステ−ション上で、統合
EDBから検索した結果や解析計算の結果を加工したも
のや、スキャナから読み込んだ情報などを自分なりに処
理したもの等のプライベ−トな情報を他の作業者の画面
に表示する機能を提供する。また、同時協調作業時に、
後述する統合CAD/CAM/CAE環境40、EDB
データ統合化48等を利用して、異なるアプリケ−ショ
ンを使用している複数のワ−クステ−ション間であって
も、1つの情報を、それぞれが、それぞれのアプリケ−
ションに合致した画面およびコマンドを使って同時に操
作できるようにしている。
【0082】また、この他、ポインティングマーカと色
の割り当てや相手の顔をどのように表示するか、他の作
業者の結果をどのようなタイミングで表示するかなど環
境モードを設定する機能、途中参加や途中退席などの会
議機能、特定のあるいは、全体のハードやソフト障害に
対して、ローカルデータベースを含めて回復する機能、
機密保護機能等を備えている。
【0083】ここで、このような、同時協調作業/打ち
合わせ支援機能が行う、同時協調作業の処理例を図33
に示す。
【0084】図33aに示した処理は、次の手順により
同時協調作業環境を実現している。まず、統合EDBか
ら協調作業の対象となるモデルを各ワ−クステ−ション
へ転送し、その後、あるワ−クステ−ションのアプリケ
−ションがモデルを更新処理したら、更新結果をリアル
タイムに他のワ−クステ−ションと統合EDBへ転送す
る。そして、転送を受け取った各ワ−クステ−ションが
保持しているモデルを更新する。また、統合EDBもモ
デルを更新する。
【0085】また、図33aに示した処理は、次の手順
により同時協調作業環境を実現している。
【0086】まず、プロセスサーバは統合EDBから同
時協調作業の対象となるモデルを読み出す。次に、同時
協調作業に参加する各ワ−クステ−ションは、アプリケ
−ションを起動し、モデルの表示データをプロセスサ−
バより受取り、これを表示し、モデルの更新の指示を受
付け、モデルの更新をプロセスサ−バに依頼する。プロ
セスサ−バは、更新結果をリアルタイムに、同時協調作
業に参加している他のワ−クステ−ションへ表示データ
のみ転送すると共に、統合EDBを更新する。0 次
に、デザインレビュー支援機能は、デザインレビューを
支援する機能である。
【0087】具体的には、フェイスツーフェイスのレビ
ュー会議、電子会議形式のレビュー会議、コンピュータ
支援型TV会議形式のレビュー会議、これらを組み合わ
せた会議を実現する機能と、会議中のレビュ−を支援す
るための機能を備えている。図34を用いて、その動作
を、フェイスツーフェイスのレビュー会議の進行に沿っ
て説明する。
【0088】フェイスツーフェイスのレビュー会議は、
会議場に参加者を集めてレビューを行うもので、デザイ
ンレビュー支援機能はワ−クステ−ション340を介し
て、プレゼンテーション機器としては、コンピュータ制
御OHP341、大型CRTモニタ、プロジェクタ装置
などを制御する。また、質問、討論をする場合の補助的
な入出力機器をも制御する。
【0089】まず、レビュ−会議が開始されると、司会
者によってデザインレビューの主旨、レビュー項目など
が説明される。このとき、OHPにこれらの情報がデザ
インレビュー支援機能により呼び出されて表示される。
この後、司会者は、説明のためのポインティングマーカ
を渡された入出力機器を介して任意にスクリーンに表示
できる。
【0090】つぎに、レビューを受ける設計者などがこ
れも同様にスクリーンに図表や写真を含む静止画などを
表示しながらこれを使って説明をする。事前配布資料が
ある場合、ネットワークを介して後述するマルチメディ
アメールで配布しておけば、説明は、要点のみに絞って
説明を行うこともできる。
【0091】なお、デザインレビューの説明の際、レビ
ュアからの質問がある場合は、事前にワ−クステ−ショ
ン340中に用意したものは、スクリーンに写すことは
もちろんのこと、統合EDBを検索して、ビジュアル化
表示機能を用いてスクリーンに表示することができる。
【0092】次に、レビュアからの様々な質問に答える
と設計担当者は、ワ−クステ−ションのウィンドウにデ
サインレビュー用のチェックリストを表示し、デザイン
レビュー項目コードを消し込んでゆく。このデザインレ
ビュー項目は、対象製品の特性に合わせて編成されたリ
ストである。レビュアの責任者は、事前にこのリストを
承認しておく必要がある。
【0093】このリストの使用法には様々な方法が考え
られる。このリストを事前に配布し、レビュアに記入し
てもらい、これを各レビュアから説明してもらい、指摘
に対する反論や疑問に対する回答を行うことでデザイン
レビューを進める方法も考えられる。各レビュアのリス
トに対する評価結果を集計したり、主な指摘事項を整理
するためには、レビュアのワ−クステ−ションで作成し
たリストが一か所に集められていることが必要になる。
これも、マルチメディアメールで簡単に集めることがで
きる。
【0094】ここで、従来のデザインレビューとの最も
大きな相違は、レビュー会議の席上で議論が別れたもの
の幾つかを、本情報処理システムの各機能を任意に利用
して行ったり、シミュレーションや評価法を実際にプロ
グラムに掛けて、抽象的な、感覚論での指摘や回答を排
除できることである。より具体的な事例や項目で議論が
可能となることで正しい意思決定が可能となると思われ
る。
【0095】議論の結果、デザインレビュー項目リスト
を消し込み、集計用のレーダチャートなどをスクリーン
に表示し、参加者のコンセンサスを得れば、デザインレ
ビューは、終了となる。
【0096】次に、図35を用いて、電子会議形式のレ
ビュー会議を行う場合の、デザインレビュー支援機能の
動作を、会議の進行に沿って説明する。
【0097】電子会議形式のレビュー会議は、ネットワ
ークを介して接続された複数のワ−クステ−ションを通
じてデザインレビューを行うものである。電子会議形式
のレビュー会議を行う場合、デザインレビュー支援機能
は、フェイスツーフェイスの場合のOHPに対応するも
のを各ワ−クステ−ション上の画面に1ウィンドウ35
1を全体共通スクリーンとして確保する。このウィンド
ウを介して、司会者、説明者や他のレビュアは、説明の
やり取りを行う。また、デザインレビュー支援機能は、
補助的な入出力機器として、ワ−クステ−ションのキー
ボード、マウス、スキャナ、タブレット、TVカメラな
どを制御する。
【0098】電子会議形式のレビュー会議では、このよ
うに全体共通スクリーンを介してレビューを進めてゆ
く。基本的な運営は、フェイスツーフェイスのレビュー
会議と同様である。
【0099】しかし、電子会議形式のレビュー会議での
相違は、お互いに顔が見えないのと、一度の発言が一人
に限定される点がある。また、特に留意していないと勝
手にレビューが進行してしまい、レビューについてゆく
のが大変な場合がある。そこで、図32に示したよう
に、ワ−クステ−ション4にマイク内蔵のカメラ321
を備え、共通スクリ−ン351の発言者テーブル352
に発言者の断続的な静止画を表示するようにする。
【0100】次に、図36を用いて、コンピュータ支援
型TV会議形式のレビュー会議を行う場合の、デザイン
レビュー支援機能の動作を、会議の進行に沿って説明す
る。コンピュータ支援型TV会議形式のレビュー会議
は、OHPの代わりにTV会議システム360、361
を利用したものである。デザインレビュー支援機能は、
TV会議システムに備えられた話者表示用の画面にワ−
クステ−ションから画像をスーパインポーズし、情報を
より分かりやすく、見やすく表示する。
【0101】コンピュータ支援型TV会議形式のレビュ
ー会議では、相互のをスーパインポー機能を備えたTV
会議システムのなかにワ−クステ−ションからのデザイ
ンレビューをスーパインポーズするために図36中A地
区サーバからB地区サーバへ情報を送り、サーバからT
V会議システムへテレビ画像信号を送るか、ワ−クステ
−ション経由でTV会議システムへテレビ画像信号を送
るようにする。このようにして、既存のTV会議システ
ムを利用して遠隔地間でのデザインレビューが可能とな
る。
【0102】次に、マルチメディアメール支援機能につ
いて説明する。
【0103】マルチメディアメール支援環境は、マルチ
メディア定義された文書をメールする機能を使用できる
環境である。マルチメディア定義された文書とは、ハイ
パテキスト文書、音声、画像(動画,静止画)、ビデオ
データ、2D−3D図形などとそれらの再生手続き(オ
ブジェクト)を含んだ文書をいう。
【0104】マルチメディアメール支援機能は、マルチ
メディアメール文書の作成、他システムで作成した文書
のメール化、マルチメディアメール文書の再生、メール
の送信やメール配送の問い合わせへの回答などを行う。
【0105】マルチメディアメールはサーバメールで運
用する。サーバメールでは、各ワ−クステ−ションから
のメールは、すべて、あて先のユーザIDを割り当てら
れたサーバに保管する。メ−ルを保管するサ−バには主
としてデータベースサ−バ2を用いる。このあて先のユ
ーザIDを管理するサーバに保管された文書に対応し
て、発信元のユーザIDと、ユーザIDを管理するサー
バ名が記憶され、どのワ−クステ−ションで利用者エン
トリしても、当該利用者のユ−ザID宛のメールを受信
することができる。また、任意のメ−ルを送信すること
ができる。
【0106】具体的に動作を示すと、図37に示すよう
に、AさんがBさんにメールを送信すると、Bさんを管
理するサーバBにAさんからのメール文書とAさんから
のメールであることとサーバAからのメールであること
が記憶される。Bさんがメールに関する問い合わせをす
るとサーバBにその問い合わせが行われ、Aさんからの
メールがあることを知り、メールを再生することができ
る。Bさんが出先でメールの問い合わせをすれば、Bさ
んのメールサーバBに接続され、出先ワ−クステ−ショ
ンでメールを得ることができる。同時にn人にメールを
送った場合も同様である。また、AさんがBさんに送信
したメールをBさんが受けとったかを知るためにメール
サーバ間でその結果を相互に更新する。メールの送受信
履歴は、サーバ内に記録される。そして、一定期間過ぎ
ると廃棄される。
【0107】次に、会議/プレゼンテーション支援機能
は、デザインレビュー支援機能で説明したものからデザ
インレビュー固有の機能を省いた環境である。
【0108】また、情報検索サービス支援機能は、前述
した統合EDB63に対する情報検索とそのビジュアル
化(マルチメディア情報検索を含む)を支援する機能で
ある。
【0109】最後の7つ目のアンケート/アイデア提案
支援機能は、マルチメディアメール支援機能のエンハン
ス機能である。まず、アンケート支援機能は、設計など
の段階で自分の考えに対して不特定多数の関与者から意
見を求めるときに利用できる。アンケート支援機能は、
アンケート要求ボックスを管理し、アンケートしたい内
容とアンケート希望者層、期限などを各ワ−クステ−シ
ョン上よりの登録を受付ける。そして、アンケート希望
者層に該当する利用者の、アンケート要求ボックスの検
索があると、その利用者が属するアンケート希望者層に
対してアンケートを要求しているアンケートだけを検索
結果として当該利用者のワ−クステ−ションの渡し表示
する。次に、アンケート希望者層の利用者が、アンケー
トに内容を記入しアンケート要求ボックスに送信する
と、これをアンケ−ト回答として管理し、アンケ−ト発
信者より検索があると、これを渡す。このようにして利
用者は期限内のアンケート要求に対して不特定の関与者
からの意見を入手することができる。
【0110】アイデア提案支援機能も、同様の機能であ
り、利用者は、自分のアイデアが浮かんだときに、アイ
デア提案支援機能が管理するアイデア提案ボックスにア
イデアの内容と問い合わせ先をアイデア提案用紙に記入
してメールしておく。何かよい考えがないかと困ってい
る人はアイデア提案ボックスを所定の検索条件とともに
検索すると該当するアイデア提案用紙が検索できる。内
容についてさらに問い合わせしたい場合は、問い合わせ
先に問い合わせ内容をメールすることができる。なお、
先の提案者は、提案が誰のものかを隠したまま問い合わ
せに対して答え続けることもできるようにするのが望ま
しい。
【0111】次に、FWT22のEDBデータ統合化シ
ステム48と、統合CAD/CAM/CAE環境支援シ
ステム40について説明する。
【0112】EDBデータ統合化システム48は、図3
8aに示すように、複数のデータベースサ−バ2上に物
理的に分散して配置されたデータベースを論理的に1つ
の統合EDBに統合する分散データベース統合化機能を
有しており、これにより、利用者が、物理的にどのデー
タベースサ−バにアクセスするかを意識せずに統合ED
Bを利用することを可能としている。
【0113】また、図38bに示すように、ことなるD
BMSによって統合EDBを構成した場合に、これらの
DBMS間でのデータの授受を可能とする異DBMS間
データ統合化機能を有し、アプリケ−ション等がこれを
意識する必要がないようにしている。
【0114】また、異なる種別のCADシステムで作成
されたデータをニュートラルな形に変換して統合EDB
に保管し、異なる種別のCADシステムで1つのモデル
を構成できるようにするCAD/CAM等データ統合化
機能を有している。これにより、図38cに示すよう
に、たとえば、製品の外観とモールド部品は、A−CA
Dで、他は、B−CADで作成したものが、統合EDB
に保管されるだけでなく、相互のCADシステムで製品
の一部として見ることができるようになる。
【0115】また、図38dに示すように、いずれのワ
−クステ−ション上のアプリケ−ション等が、プリンタ
サ−バ等の各種サ−バと自由に入出力可能とする各種サ
−バ共用と統合化機能を有している。これにより、ポス
トスクリプト等をサポ−トしていないアプリケ−ション
よりレ−ザビ−ムプリンタ等を利用することができる。
また、図38eに示すように異なる機種のクステ−シ
ョンで同じソフトウェアを利用し易くするを有する。こ
の機能は、機種とソフトウェアを判断して、プロセスサ
ーバに乗せたソフトウェアを各ワ−クステ−ションから
直接利用できるように処理を行う。
【0116】また、異機種/業務処理統合化機能は、つ
ぎに、複数の異なるソフトウェアを1台のワ−クステ−
ション上で動作させる機能も有する。また、この際、図
38fに示すようにソフトウェアAで作成した図形や画
像をソフトウェアBにコピーしたり、切り出して貼りつ
けたりすることを可能とする。
【0117】また、EDBデータ統合化システム48は
統合CAD/CAM/CAE環境支援システム40と協
調して、図38gに示すように、異なるウィンドウ上で
動作している2次元図面のデータと3次元モデラの作成
したデータを相互に交換できるようにする。すなわち、
3次元と2次元のデータを、それぞれ異なるウィンドウ
上に写し、相互のデータに変換する。
【0118】この他、EDBデータ統合化システム48
は、図38hに示すように、ネットワ−クに接続した光
造形装置やNCマシーンにNCデータを送るとき、マシ
ーンに対する形状の補正計算やポストプロセッサ言語の
仕様の相違を変換して装置に送る機能をも有している。
ロボットなどへのNCデータも同様に行なう。類似機能
として、アニメーションやプレゼンテーション用のオー
サリングシステムからビデオ装置を仕様するときの処理
なども行う。
【0119】以上説明してきたように、本実施例に係る
情報処理システムを用いれば、組織の所属を越えて、最
も得意な人にその作業を担当、援助または、評価しても
らう企業内外同時協調型業務分担方式による業務の遂行
することができる。また、コンピュータを介すことです
べての情報を統合エンジニアリングデータベースに集約
し、相互活用とリアルタイムでの相互レビューでケアレ
スミスを撲滅することができる。さらに、ある部門の作
業者の業務を後戻りさせずに企業の総意を反映するため
に、できるだけ会議ではなく、専門家同志のネットワー
クミーティングで意思決定することができる。
【0120】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ネットワ−ク
上の各情報処理装置の利用者が、ある利用者が確立して
いる知識や技術を任意に利用することのできる情報処理
システムを提供することができる。
【0121】また、ネットワ−ク上の複数の情報処理装
置を利用している複数の利用者が、1つの対象について
の作業を同時に協調して遂行することができる情報処理
システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報処理システムの機
器構成例を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る情報処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】統合エンジニアリングデータベースシステム
(TESCA)の構成を示す説明図である。
【図4】アプリケ−ションパッケ−ジシステム(AP
S)の構成を示す説明図である。
【図5】フレ−ムワ−クツ−ルキット(FWT)の構成
を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例に係る情報処理システムの構
成をクライアントサ−バモデル上に示した説明図であ
る。
【図7】統合EDBの構成を示す説明図である。
【図8】統合EDBと業務との関係を示した説明図であ
る。
【図9】統合EDB管理システムの構成を示す説明図で
ある。
【図10】情報入力システムの動作を示す説明図であ
る。
【図11】情報の保管方式を示す説明図である。
【図12】プロダクトモデルデータベースのデータ構造
例を示す説明図である。
【図13】標準部品データベースのデータ構造例を示す
説明図である。
【図14】検索用画面の表示例を示す説明図である。
【図15】既知技術情報の技術分類例を示す説明図であ
る。
【図16】既知情報データベースへの情報入力用フォ−
マット例を示す説明図である。
【図17】情報の利用法による分類例を示す説明図であ
る。
【図18】新商品企画支援機能の機能構成を示す説明図
である。
【図19】企画担当者への情報提供機能の機能構成を示
す説明図である。
【図20】戦略や企画をブラッシュアップする伊能の機
能構成を示す説明図である。
【図21】事業戦略シミュレ−ション機能の機能構成を
示す説明図である。
【図22】商品戦略や商品企画案を分析する機能の機能
構成を示す説明図である。
【図23】戦略や企画案をプレゼンテ−ションモデル化
する機能の機能構成を示す説明図である。
【図24】新製品開発基本計画作成支援システムの内容
を示す説明図である。
【図25】開発計画と業務管理支援システムの内容を示
す説明図である。
【図26】種々の業務支援システムの内容を示す説明図
である。
【図27】試作/試験支援とデータ解析支援システムの
内容を示す説明図である。
【図28】統合マニュファクチュアリング・プロセスシ
ミュレ−タの内容を示す説明図である。
【図29】統合プロダクト・プロセスシミュレ−タの構
成を示す説明図である。
【図30】ネットワ−クジョブディスパッチ支援機能の
動作を示す説明図である。
【図31】オ−ダファイルの内容を表示した画面例を示
す説明図である。
【図32】同時協調作業/打合せ機能の表示する画面例
を示す説明図である。
【図33】同時協調作業/打合せ機能の動作を示す説明
図である。
【図34】フェイスツ−フェイスのレビュ−会議を行う
場合のシステム構成を示す説明図である。
【図35】電子会議形式のレビュ−会議を行う場合のシ
ステム構成を示す説明図である。
【図36】コンピュ−タ支援型TV会議形式のレビュ−
会議を行う場合のシステム構成を示す説明図である。
【図37】マルチメディアメ−ル支援機能の動作を示す
説明図である。
【図38】EDBデータ統合化システムと統合CAD/
CAM/CAE環境支援システムの動作を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2 データベースサ−バ 3 プロセスサ−バ 4 ワ−クステ−ション/パ−ソナルコンピュ−タ 5 大型計算機 6 ネットワ−ク 7 ブリッジ装置 21 オペレ−ティングシステム(OPs) 22 フレ−ムワ−クツ−ルキット(FWT) 23 アプリケ−ションパッケ−ジシステム(APS) 24 統合エンジニアリングデータベースシステム(T
ESCA)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 光春 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 株式会社 日立製作所情報システム開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも複数の情報処理装置と、当該複
    数の情報処理装置によって利用可能なデータベースとを
    有する情報処理システムであって、 各情報処理装置に、前記データベースに記憶する情報お
    よび当該情報を検索するためのタ−ムを入力するための
    書式もしくは規則を、情報の種別もしくは当該情報の関
    わる技術分野毎に提供する手段と、各情報処理装置より
    入力された情報を、情報の種別毎に標準化された表現形
    式の情報に変換して前記データベースに記憶する手段
    と、前記データベースに記憶された情報を情報の種別も
    しくは当該情報の関わる技術分野毎に管理する手段と、
    各情報処理装置より入力された検索用タ−ムを用いて前
    記データベースに記憶された情報を検索する手段と、検
    索した情報を、検索を依頼した情報処理装置で利用でき
    る表現形式の情報に変換する手段とを有することを特徴
    とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】ネットワ−クで結ばれた複数の情報処理装
    置を有する情報処理システムであって、 同一のオブジェクトを、当該オブジェクトに対する作業
    に参加する複数の利用者が利用している複数の情報処理
    装置上に、それぞれ配置させる手段と、一つの情報処理
    装置上でオブジェクトに行われた作業結果を他の情報処
    理装置上のオブジェクトに反映させる手段と、前記複数
    の利用者間の、当該複数の利用者が利用している複数の
    情報処理装置を用いた、音声もしくは画像もしくはポイ
    ンティングマ−カによる対話を制御する手段とを有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】少なくとも複数のクライアント端末と、サ
    −バ装置とを有する情報処理装置であって、 前記サ−バ装置は、オブジェクトを保持する手段と、1
    つのオブジェクトについての表示データを、当該オブジ
    ェクトに対する作業に参加する複数の利用者が利用して
    いる複数のクライアント端末に、各クライアント端末の
    要求に応じて転送する手段と、クライアント端末上での
    操作に基づいて、オブジェクトに作業を施す手段と、オ
    ブジェクトへ作業を施した結果に基づいて更新した表示
    データを、前記複数の利用者が利用している複数のクラ
    イアント端末へ転送する手段と、前記複数の利用者利用
    者間の、当該複数の利用者が利用している複数のクライ
    アント端末を用いた、音声もしくは画像もしくはポイン
    ティングマ−カによる対話を制御する手段とを有するこ
    とを特徴とする情報処理システム。
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