JPH06147929A - 消費量表示装置 - Google Patents
消費量表示装置Info
- Publication number
- JPH06147929A JPH06147929A JP4304109A JP30410992A JPH06147929A JP H06147929 A JPH06147929 A JP H06147929A JP 4304109 A JP4304109 A JP 4304109A JP 30410992 A JP30410992 A JP 30410992A JP H06147929 A JPH06147929 A JP H06147929A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display element
- display device
- display
- meter
- microcomputer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱量等の消費量の演算と積算を行い、その積
算値を記憶する消費量計の表示器に使用されるデジタル
表示器の電子式表示素子として、従来はLEDやLCD
を使ったため、停電や電源を切っていたりすると、表示
がなされない不便があり、これを解消したい。 【構成】 断電時に断電前の表示内容を保持可能な電子
式表示素子を用いることとし、これによって停電や電源
を切っている場合でも、表示可能とした。
算値を記憶する消費量計の表示器に使用されるデジタル
表示器の電子式表示素子として、従来はLEDやLCD
を使ったため、停電や電源を切っていたりすると、表示
がなされない不便があり、これを解消したい。 【構成】 断電時に断電前の表示内容を保持可能な電子
式表示素子を用いることとし、これによって停電や電源
を切っている場合でも、表示可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱量等の消費量の演算
と積算を行い、その積算値を記憶する消費量計に使用さ
れる消費量表示装置に関するものである。
と積算を行い、その積算値を記憶する消費量計に使用さ
れる消費量表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集合住宅の地下や屋上にボイラーと温水
循環ポンプを設置し、その温水を各戸に供給することで
各戸の暖房等に供する場合、各戸別の熱使用量を計測表
示することが必要となる。このような用途には、電子式
熱量計は比較的容易で正確なものができるために、よく
用いられている。
循環ポンプを設置し、その温水を各戸に供給することで
各戸の暖房等に供する場合、各戸別の熱使用量を計測表
示することが必要となる。このような用途には、電子式
熱量計は比較的容易で正確なものができるために、よく
用いられている。
【0003】図2に、従来のマイコン制御による消費量
表示装置の一例を示し、簡単に説明すると、熱媒体流量
計1で加熱温水量を計測し、その出力信号をマイコン2
の演算装置に入力する。一方、温水の入口側温度と出口
側温度は夫々入口温度センサ3,出口温度センサ4で検
出して、その出力信号をマイコン2のA/D変換器を経
て演算装置に入力する。これに基づき単位時間当りの熱
使用量が演算・積算され、記憶装置で記憶され、更にデ
ジタル表示器5で表示がなされる。マイコン2の電源側
には検針用電源コネクタ6を設けておく。図中、7は商
用電源(図示せず)から発生させた直流定電圧が供給さ
れる電源線8に設けられ、順方向にのみ電気を流すため
のダイオードである。
表示装置の一例を示し、簡単に説明すると、熱媒体流量
計1で加熱温水量を計測し、その出力信号をマイコン2
の演算装置に入力する。一方、温水の入口側温度と出口
側温度は夫々入口温度センサ3,出口温度センサ4で検
出して、その出力信号をマイコン2のA/D変換器を経
て演算装置に入力する。これに基づき単位時間当りの熱
使用量が演算・積算され、記憶装置で記憶され、更にデ
ジタル表示器5で表示がなされる。マイコン2の電源側
には検針用電源コネクタ6を設けておく。図中、7は商
用電源(図示せず)から発生させた直流定電圧が供給さ
れる電源線8に設けられ、順方向にのみ電気を流すため
のダイオードである。
【0004】上記したデジタル表示器5に使用される電
子表示素子は、従来、発光ダイオード(LED)や液晶
ディスプレイ(LCD)といった素子が使われていた。
子表示素子は、従来、発光ダイオード(LED)や液晶
ディスプレイ(LCD)といった素子が使われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したLEDやLC
Dといった表示素子は、電源が供給されないと表示がで
きない。従って検針の際たまたま停電だったり、需要家
が長期不在のため電源を切っていたりすると、表示素子
による表示がなされないため検針不能で、検針者は後日
出直さねばならなかった。このようなことをなくすに
は、検針者は検針に出掛ける際、電源を準備して出掛
け、上記検針用電源コネクタ6に電源を接続してデジタ
ル表示器5の表示素子を表示させるしかないが、いずれ
にしても不便であることに変わりはなかった。
Dといった表示素子は、電源が供給されないと表示がで
きない。従って検針の際たまたま停電だったり、需要家
が長期不在のため電源を切っていたりすると、表示素子
による表示がなされないため検針不能で、検針者は後日
出直さねばならなかった。このようなことをなくすに
は、検針者は検針に出掛ける際、電源を準備して出掛
け、上記検針用電源コネクタ6に電源を接続してデジタ
ル表示器5の表示素子を表示させるしかないが、いずれ
にしても不便であることに変わりはなかった。
【0006】本発明の目的は、上記した不便を解消する
ことにある。
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、熱量等の消費量の演算と積算を行い、そ
の積算値を記憶する消費量計の表示装置において、この
表示装置には断電時に断電前の表示内容を保持可能な電
子式表示素子が用いられていることを特徴とするもので
ある。
達成するため、熱量等の消費量の演算と積算を行い、そ
の積算値を記憶する消費量計の表示装置において、この
表示装置には断電時に断電前の表示内容を保持可能な電
子式表示素子が用いられていることを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作 用】記憶能力のある電子式表示素子をデジタル表
示器の表示素子として用いたことによって、断電時にお
いても、その表示を読むことができる。
示器の表示素子として用いたことによって、断電時にお
いても、その表示を読むことができる。
【0009】
【実施例】図1に示した実施例について説明する。使用
した符号は図2の場合と同じとした。熱媒体流量計1で
加熱温水量を計測し、その出力信号をマイコン2の演算
装置に入力すること、温水の入口側温度と出口側温度は
夫々入口温度センサ3,出口温度センサ4で検出して、
その出力信号をマイコン2のA/D変換器を経て演算装
置に入力すること、これに基づき単位時間当りの熱使用
量が演算・積算され、記憶装置で記憶され、更にデジタ
ル表示器5で表示がなされることは、図2と変りない。
相違する点は、図1では、デジタル表示器5の表示素子
に記憶能力のある電子式表示素子を使用している点と、
図2の検針用電源コネクタ6やダイオード7が省略され
ている点である。
した符号は図2の場合と同じとした。熱媒体流量計1で
加熱温水量を計測し、その出力信号をマイコン2の演算
装置に入力すること、温水の入口側温度と出口側温度は
夫々入口温度センサ3,出口温度センサ4で検出して、
その出力信号をマイコン2のA/D変換器を経て演算装
置に入力すること、これに基づき単位時間当りの熱使用
量が演算・積算され、記憶装置で記憶され、更にデジタ
ル表示器5で表示がなされることは、図2と変りない。
相違する点は、図1では、デジタル表示器5の表示素子
に記憶能力のある電子式表示素子を使用している点と、
図2の検針用電源コネクタ6やダイオード7が省略され
ている点である。
【0010】上記した記憶能力のある電子式表示素子と
しては、電流が流れると化学反応を起し、表面の色がか
わるエレクトリック クロメック デバイス(ECD)
とか、メモリー性をそれ自身が有している強誘電性液晶
(FLCD)等がある。
しては、電流が流れると化学反応を起し、表面の色がか
わるエレクトリック クロメック デバイス(ECD)
とか、メモリー性をそれ自身が有している強誘電性液晶
(FLCD)等がある。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、デジタル表示器の表示
素子を、断電時においても断電前の表示内容を保持する
電子式表示素子に変えるだけで、検針時、停電や需要家
が電源を切って不在のときにも、デジタル表示器の表示
を読んで検針することができるから、無駄足を運ぶこと
がないし、また電源を準備して検針に出掛ける必要もな
くなる点で優れている。
素子を、断電時においても断電前の表示内容を保持する
電子式表示素子に変えるだけで、検針時、停電や需要家
が電源を切って不在のときにも、デジタル表示器の表示
を読んで検針することができるから、無駄足を運ぶこと
がないし、また電源を準備して検針に出掛ける必要もな
くなる点で優れている。
【図1】本発明になる消費量表示装置の説明図である。
【図2】従来の消費量表示装置の説明図である。
1 熱媒体流量計 2 マイコン 3 入口温度センサ 4 出口温度センサ 5 デジタル表示器
Claims (1)
- 【請求項1】 熱量等の消費量の演算と積算を行い、そ
の積算値を記憶する消費量計の表示装置において、この
表示装置には断電時に断電前の表示内容を保持可能な電
子式表示素子が用いられていることを特徴とする消費量
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4304109A JPH06147929A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 消費量表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4304109A JPH06147929A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 消費量表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06147929A true JPH06147929A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17929143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4304109A Pending JPH06147929A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 消費量表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06147929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5774105A (en) * | 1994-10-07 | 1998-06-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus with memory characteristic for storing system data |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP4304109A patent/JPH06147929A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5774105A (en) * | 1994-10-07 | 1998-06-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus with memory characteristic for storing system data |
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