JPH06147547A - 生体植物の放散成分を利用した生活環境の改善方法及び装置 - Google Patents

生体植物の放散成分を利用した生活環境の改善方法及び装置

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JPH06147547A
JPH06147547A JP4305518A JP30551892A JPH06147547A JP H06147547 A JPH06147547 A JP H06147547A JP 4305518 A JP4305518 A JP 4305518A JP 30551892 A JP30551892 A JP 30551892A JP H06147547 A JPH06147547 A JP H06147547A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植物の放散成分を利用して室内空気を浄化す
ることを目的とする。 【構成】 空気の取入口6と吐出口7を有し、内部に植
物5が密植されて植物植生空間を外気と区画するケーシ
ング2と、植物5への養分供給機構13と、水分を霧状
にして供給する噴霧機構26と、ケーシング2内の植物
5の放散成分を含有した空気を人間生活空間に供給する
送風機7aを設けたものである。なお、植物5の放散成
分の放散量を増大させるために枝葉同士を接触させて刺
激する方法として、植物5を回転させ、間歇強風を吹き
付け、又は懸垂物を接触させるように構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人間の生活活動の行われ
る建造物内空間に、森林にみられるように樹木が発生す
る生気を導入することによって、人間の生活環境を改善
せしめ、心身共により良い生活の場を形成せしめる方法
と、そのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の人間生活は、科学技術、産業の発
展に伴い都市に集中し、人間生活環境、特に大気環境は
悪化しつつある。
【0003】従来、大気は森林樹木の生物的活性機能に
よって、有害ガスの吸着、酸素の補給等の大気浄化が行
われ、我々の生命の維持、生活活動に適する環境が形成
されていた。
【0004】即ち、森林樹木は空気中に含まれる微細な
塵、NOx 、SOx 等の有害物質を吸着、吸収除去する
と同時に、新鮮な酸素を供給し、又、モノテルペン、セ
スキテルペン等の炭化水素類、或いはこれに水酸基、ア
ルデヒド基等が結合したものや、ジテルペン、フェノー
ル性化合物等の揮発性有機化合物(フィトンチッド)を
放出することが知られており、これ等の植物生理活性物
質は人間の精神の鎮静、安定、覚醒、血圧、筋力、呼
吸、胃腸による消化、利尿、殺菌、殺虫等人間生活の生
理活性、環境づくりに貢献していることが知られてい
る。
【0005】しかし、最近の都市集中化により、都市に
おいては人間の生活環境内の樹木の植生密度が年々低下
し、人間生活に伴う大気汚染等の環境破壊に対して再生
が困難となり、生活環境は悪化の一途をたどっているの
が現状である。
【0006】都市大気の悪化を改善する手段として、従
来、室内空気をフィルターを通して浮遊物を除去した
り、活性炭を通して臭い等を除去することが行われてい
る。この技術はそれなりの効果を有するが、あくまでも
有害物質の除去を行うものであって、森林樹木のように
人間の生理活動に貢献する成分を与えるものではない。
【0007】又、最近香料或いは樹木から抽出した精油
類を空調装置等を利用して室内に放散して室内空気環境
の改善を図ることも行われているが、これ等は樹木が放
出する成分の一部に過ぎず、天然森林による雰囲気調整
作用には及ばない。
【0008】更に、家屋、オフィス等に鉢植の植物を置
くことも行われているが、これ等は植物を人間生活空間
に静置しているに過ぎないため、植物の放散成分発生活
動が小さく、視覚的環境を改善する程度であって、人間
の生理活性に寄与する程度に人間生活空間雰囲気を改善
することは出来ない。
【0009】このような理由から、建造物の人間生活空
間を森林環境と同様にすることが熱望され、小さな空間
でもって多くの放散成分を発生する人工樹林技術の開発
が強く要請されている。この目的のために、本発明者等
は植物の生理活性を増進させ、植物の放散成分の発生を
促進させる方法を特開平2−289258号で提供し
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平2−2
89258号の方法によって温度、養分、照明を制御
し、植物に刺激を与えることによって植物の生理活性が
増進し、放散成分の発生が増進されるが、このような管
理においても植物は天然の環境とは相違し、天然と同様
の活性を維持することが難しいことが判明した。
【0011】本発明者等は、植物の活性を更に増進させ
ると共に、放散成分の組成を天然に近いものにすること
について鋭意研究し、この目的を達成するためには、天
然における朝靄が植物にとって重要な働きをすることを
見出した。
【0012】天然の植物は朝靄によって生理活性が増進
し、生長が促進されると共に、気孔が拡大して放散成分
の発生が増進されることが判明した。
【0013】しかし、人間生活の環境内で同様の環境を
維持するためにケーシング内に単に霧を発生させると、
黴等が発生し、植物が病害にかかり易いことが判明し
た。
【0014】本発明はかかる点に着目し、小空間で多量
の放散成分の発生を可能とする栽培方法を開発し、これ
を利用して空気を浄化する方法とその装置を提供するこ
とを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、空気の取入口6と吐出口7を有し、植物植生空間
を外気と区画するケーシング2内に植物5を密植し、養
分を供給して人工培養すると共に、水分を霧状にして供
給した後、前記取入口6から空気を取り入れ、吐出口7
から排出する操作を反復することにより植物5の放散成
分を含有する空気を建造物内の人間生活空間に供給する
ものである。
【0016】又、植物5の植生区分を2以上のブロック
に区分し、各ブロックを回転させることにより、植物の
枝葉同士を接触せしめることによって植物を刺激し、植
物の放散成分の発生を増進せしめるものである。
【0017】更に、植物に間歇強風を吹き付けることに
より、植物の枝葉同士を接触せしめることによって植物
を刺激し、放散成分の発生を増進せしめるものである。
【0018】又、植物にケーシングの上部から懸垂した
紐状物を移動させて植物の枝葉に接触させて植物を刺激
し、放散成分の発生を増進せしめるものである。
【0019】上述の方法を実施する装置として、空気の
取入口6と吐出口7を有し、内部に植物5が密植され、
植物植生空間を外気と区画するケーシング2と、植物5
に養分を供給する養分供給機構13と、水分を霧状にし
て供給する噴霧機構26と、空気を取入口6から取り入
れて吐出口7から人間生活空間に供給する送風機7aと
を有するものである。
【0020】なお、ケーシング2内に複数の回転台17
を設け、この回転台17上に植物5を植生した栽培床4
を載置し、各回転台17を回転する回転機構を設けたも
のがある。
【0021】又、ケーシング2外に設けた間歇送風機1
8と、ケーシング2の天井又は壁面に植物5の方向に開
口しているノズル19とを設け、間歇送風機18とノズ
ル19との間をダクトで連結して植物5に間歇強風を吹
き付けるように構成したものがある。
【0022】更に、ケーシング2の天井又は側面上部に
設けられたレール20により移動可能な台車21を設
け、この台車21に紐状物22を懸垂して植物5に接触
せしめるように構成したものがある。
【0023】
【作用】上述の方法によって植物を栽培するときは、樹
木の生理活性が活発化して放散成分の発生が極めて多く
なる。従って、小さな空間で広面積の天然樹林と同様の
空気浄化作用が生じ、この雰囲気を人間生活空間に供給
すれば森林と同様に人間の生理活性を高め、精神的安定
を図る効果を得ることが出来る。
【0024】特に、水分を霧状にして供給することによ
り、植物は天然の朝靄と同じ環境に置かれることにな
り、生理活性が増進されると共に、放散成分の組成が天
然に近く、その発生量も増加する。
【0025】
【実施例】図1は本発明に用いられる植物栽培設備の第
1実施例を示す構成説明図である。この植物栽培設備1
はケーシング2内にベッド3を設置して栽培床4を形成
し、この栽培床4に樹木等の植物5が植生されている。
なお、図面を簡略にするため、ケーシング2内の部分も
原則として実線で表示してある(他の構成説明図も同
様)。
【0026】ケーシング2は植物植生空間を外気と区画
するもので、ガラス、プラスチック等の透明板が用いて
ある。このガラス、プラスチック等の透明板には防曇剤
を塗布したり、シリコン樹脂、テフロン樹脂等でコーテ
ィングすると共に、板体に水を噴射する装置を設けて表
面を洗浄するように構成しても良い。
【0027】又、空気の取入口6と植物の放散成分を含
有した空気を人間生活空間に送給するための吐出口7が
設けられている。
【0028】栽培床4は特に限定はなく、一般に植木、
鉢植に用いられる土壌を用いることが出来、天然土壌で
あっても、ピートモス、ソフトシリカ、発泡樹脂等を用
いた人工栽培床であっても良い。又、無培地の水耕栽培
とすることも出来る。
【0029】植物5は広く用いることが出来、トドマ
ツ、檜、杉、銀杏、ニオイヒバ、ユーカリ、樟等の森林
に植生する樹木を用いることが出来る。又、ポトス等の
草木を用いることも出来る。
【0030】これらの樹木5は温帯、亜寒帯に植生する
樹木が好ましく、特に若木が好ましい。この若木とは生
理活動の大きい状態を意味し、幼木から壮年期にあるも
のが用いられる。一般には1年生ないし10年生、好ま
しくは3年生ないし6年生が用いられる。
【0031】これらの植物5は、一種を単独に用いるこ
とも出来るが、植物はその種類によって発生するフィト
ンチッドの成分を異にし、これに基づいて人間に与える
生理活性が相違する。従って、目的に応じて種類を選択
し、或いは二種以上を配合することが好ましい。
【0032】又、植物植生空間を出来る限り小さくして
空間効率を上げるために、植物は密植される。この場合
の密植とは一般の森林における植生密度以上に密に植生
させることを意味し(例えば15cm間隔)、人工的に密
な植生状態を作り出したものであり、特に隣接する植物
同士の枝葉が接触する程度に植生することが好ましい。
【0033】植生された植物5は、摘心を行うことによ
って葉面積を増大させ、又、枝葉を増加させることが出
来る。従って、摘心を行うことにより放散成分を増大さ
せることが出来、更に樹木を整形して視覚的美観を作り
出すことが出来る。
【0034】植生された樹木等の植物5は、その植生が
生息するに適する温度の上限に近い高温で栽培される。
高温で栽培されることによって、植物はその生理活性が
活発化し、放散成分の発生が多くなる。一般に25〜3
5℃の範囲が用いられ、このための加熱器8と温度調節
機構(図示せず)を有する。
【0035】加熱器8は電気ヒーターの他、スチームラ
ジエーター、ガス、石油による温風ヒーター、輻射線加
熱器等を用いることが出来る。
【0036】更に、必要に応じて照明装置9を用いて人
工的に照明することも出来る。
【0037】又、これらの加熱及び照明と同時にセラミ
ックス等で植物5又は栽培床4に波長2〜7μm、好ま
しくは3〜6μmの遠赤外線を照射することによって、
雑菌を駆除し、植物を病原から守ると共に、放散成分の
組成を変える作用がある。
【0038】上述のように、植物は強制的に生理活動を
旺盛化した状態で栽培されているので、肥料等の養分を
充分に供給する必要がある。このため、肥料等の養分を
溶解した水溶液10を収容した養分槽11を設けると共
に、養分槽11と栽培床4とを布12等で連結して養分
の水溶液10が植物5に供給されるようにした養分供給
機構13が設けてある。
【0039】又、水槽14から供給される水を霧状にし
て霧状水分供給口15から供給する霧発生器16が設け
られている。この霧発生器16は超音波により水を霧化
する噴霧機構を用いることが出来る。
【0040】更に、本発明においては、放散成分を発生
を促進するため、植物5に外力を与えて刺激することも
行われている。植物は枝葉に傷が生じると、それを治癒
させるために生理活動が活発化し、放散成分の発生が増
加する。
【0041】外力を与える一方法として、第2実施例は
図2に示すように、栽培床4を複数のブロックに分け、
各ブロックを回転台17に載置して植生した植物5を回
転させることにより、隣接する植物5の枝葉同士を接触
させるものである。
【0042】又、他の方法として、第3実施例は図3に
示すように、間歇送風機18でノズル19から高速の空
気流を噴射して植物5に刺激を与えるものである。
【0043】更に、他の方法として、第4実施例は図4
に示すように、ケーシング2の天井又は側面上部に設け
たレール20でテープ、縄、鎖等の可撓性の紐状物22
を懸垂した台車21を走行させ、植物5の枝葉に接触さ
せて刺激を与えるものである。なお、この場合、刺激を
与える作業をしないときは、台車21を一方に寄せて停
止させておくことにより、美観を損ねることがない。
【0044】本発明の植物栽培設備1を用いて空気浄化
を行うときは、栽培床4に植物5を密植し、養分槽11
から養分を供給すると共に、加熱器8、照明装置9によ
って温度と照明を与える。
【0045】又、タイマー(図示せず)によって所定時
間毎に霧発生器16を起動し、水分を霧状にして霧状水
分供給口15から供給する。霧状で水分を供給すること
によって、ケーシング2内の雰囲気は朝靄のように下部
の方から白濁して水分が供給されると共に美観を呈す
る。
【0046】所定時間、一般には30秒〜10分、好ま
しくは1分〜5分間霧状水分を供給した後、霧発生器1
6を停止させると共に、送風機7aを起動し、空気を取
入口6から取り入れ、植物5の放散成分を含有した空気
を吐出口7から人間生活空間に供給する。又、その間に
必要に応じて休止時間を設けることも出来る。
【0047】更に、霧状水分供給時間、空気循環時間及
び休止時間はコンピューターを内蔵したタイマーによっ
て制御することが好ましい。
【0048】本発明の植物栽培設備1は建造物の如何な
る所に置いても良く、地下室、屋上、ホールの中央又は
壁際、或いはテラス等に設置出来る。図1はロビー等に
設置する装置の例であり、図5は屋上に設置した場合を
示している。
【0049】図5の屋上に設置する場合は、放散成分を
含有した空気は送風機7aを用いて第一ダクト23で人
間生活空間に送給し、人間生活空間の空気を第二ダクト
24を通して植物植生空間に送風機7bにより取り入
れ、人間生活空間と植物植生空間を循環させることも出
来る。
【0050】第二ダクト24から還流した空気の他に外
気を取り入れても良く、この場合には取り入れた外気は
活性炭等のフィルター25を通して清浄化して植物植生
空間に送給すると良い。又、このフィルター25には活
性炭と併用して桜、プラタナス、ニセアカシア又は銀杏
等の生体を通すことによってNOx 、SOx を除去する
ことが出来る。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明は都市の建造物内
において、天然の森林と同様の空気浄化作用を行わせる
ことが出来るものであり、又、極めて小さい空間で多量
の放散成分が発生することを可能にしたから、狭い人間
生活空間内に設置することが可能である。
【0052】従って、我々が日常社会生活の場としてい
るオフィスビル、病院、学校を始め、マンションから個
人住宅に到るあらゆる生活空間に本発明を取り入れるこ
とが出来、生活する者に対して精神安定を与え、ぜんそ
く等のアレルギー疾患者に対して症状の発生を防止する
等の効果を得ることが出来る。
【0053】又、霧状水分を供給するようにしたから植
物の生理活性が増進され、高活性が持続されると共に、
室内に設置した場合インテリアとして美観に優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる植物栽培設備の実施例1を
示す構成説明図である。
【図2】同じく実施例2を示す構成説明図である。
【図3】同じく実施例3を示す構成説明図である。
【図4】同じく実施例4を示す構成説明図である。
【図5】植物栽培設備を屋上に設置した場合の構成説明
図である。
【符号の説明】
1 植物栽培設備 2 ケーシング 3 ベッド 4 栽培床 5 植物 6 取入口 7 吐出口 8 加熱器 9 照明装置 10 水溶液 11 養分槽 12 布 13 養分供給機構 14 水槽 15 霧状水分供給口 16 霧発生器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の取入口と吐出口を有し、植物植生
    空間を外気と区画するケーシング内に植物を密植し、養
    分を供給して人工培養すると共に、水分を霧状にして供
    給した後、前記取入口から空気を取り入れ、吐出口から
    排出する操作を反復することにより植物の放散成分を含
    有する空気を建造物内の人間生活空間に供給することを
    特徴とする生体植物の放散成分を利用した生活環境の改
    善方法。
  2. 【請求項2】 植物の植生区分を2以上のブロックに区
    分し、各ブロックを回転させることにより、植物の枝葉
    同士を接触せしめることによって植物を刺激し、放散成
    分の発生を増進せしめることを特徴とする請求項1の生
    体植物の放散成分を利用した生活環境の改善方法。
  3. 【請求項3】 植物に間歇強風を吹き付けることによ
    り、植物の枝葉同士を接触せしめることによって植物を
    刺激し、放散成分の発生を増進せしめることを特徴とす
    る請求項1の生体植物の放散成分を利用した生活環境の
    改善方法。
  4. 【請求項4】 植物に前記ケーシングの上部から懸垂し
    た紐状物を移動させて植物の枝葉に接触させて植物を刺
    激し、放散成分の発生を増進せしめることを特徴とする
    請求項1の生体植物の放散成分を利用した生活環境の改
    善方法。
  5. 【請求項5】 空気の取入口と吐出口を有し、内部に植
    物が密植され、植物植生空間を外気と区画するケーシン
    グと、植物に養分を供給する養分供給機構と、水分を霧
    状にして供給する噴霧機構と、空気を取入口から取り入
    れて吐出口から人間生活空間に供給する送風機構とを有
    することを特徴とする生体植物の放散成分を利用した生
    活環境の改善装置。
  6. 【請求項6】 前記ケーシング内に複数の回転台を設
    け、この回転台上に植物を植生した植木鉢を載置し、各
    回転台を回転する回転機構を設けたことを特徴とする請
    求項5の生体植物の放散成分を利用した生活環境の改善
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ケーシング外に設けた間歇送風機に
    より前記ケーシングの天井又は壁面に前記植物の方向に
    開口しているノズルから前記植物に間歇強風を吹き付け
    るように構成したことを特徴とする請求項5の生体植物
    の放散成分を利用した生活環境の改善装置。
  8. 【請求項8】 前記ケーシングの天井又は側面上部に設
    けられたレールにより移動可能な台車を設け、この台車
    に紐状物を懸垂して前記植物に接触せしめるように構成
    したことを特徴とする請求項5の生体植物の放散成分を
    利用した生活環境の改善装置。
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