JPH0614686Y2 - 自動傾動型ロータリー式炒め釜装置 - Google Patents

自動傾動型ロータリー式炒め釜装置

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JPH0614686Y2
JPH0614686Y2 JP3266889U JP3266889U JPH0614686Y2 JP H0614686 Y2 JPH0614686 Y2 JP H0614686Y2 JP 3266889 U JP3266889 U JP 3266889U JP 3266889 U JP3266889 U JP 3266889U JP H0614686 Y2 JPH0614686 Y2 JP H0614686Y2
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fry
tilting
rotary
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JP3266889U
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JPH02126522U (ja
Inventor
義則 出川
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日本キッチン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、焼きそば,スパゲッティ,炒飯,ピラフ,野菜
炒め,きんぴらごぼう,糸コンニャク,春雨,ざーさ
い,めんま,田作り,ひじき,卯の花,ホワイトルー,
中華丼の具等の炒め物調理に供される自動揺動型ロータ
リー式炒め釜装置に関する。
[従来の技術] 実公昭62−13562号公報に記載されたこの種従来の傾動
型ロータリー式炒め装置は学校や会社や病院等の給食や
食堂用に一度に何10食分、何百食分を一括多量に調理
する場合に大型化は否めず、客の注文に応じて所謂ファ
ーストフード等をその都度多種少量を調理するレストラ
ンや料理店等には不向きであり、その傾動操作も丸ハン
ドルによる手動操作である。そして調理中や手動傾動操
作中に不用意に炒め釜に触れないようにするため断熱筐
体で被包されている。
また前記ファーストフード用に多種少量調理のためレス
トランや料理店向に考案した実公昭61−7634号公報に記
載された「取外し自在なロータリー式炒め釜付多連型ガ
ス台」は炒め釜の取付傾斜角が固定であるため炒め釜の
回転時、常に外周面全域が平坦なガスバーナーと一定等
間隔を保つように炒め釜の傾斜姿勢は制約を受けるから
釜の容量の割には一度の炒め量は少なく熱効率が悪いと
ともに炒め物の給排操作し難い取付傾斜角であるので炒
め物の出し入れ時は、その都度炒め釜を取り外して別の
調理台でも行い得るよう設計されてはいるが、特に炒め
物を取り出すために炒め釜を取り外す際不本意、不用意
に熱い炒め釜に触れて火傷を負うこともあり、止むなく
取付けた状態で炒め物を掻き出すため炒め物や液汁がガ
ス台の前端部上に零れてたちまちに汚染し、そのまま放
置すれば極めて不潔となるから調理完了毎に繁瑣な清掃
作業を行なわなければならなかった。
この点を解決せんとして本件出願人は既に実願昭62−17
8846号(実開平1−82834号公報参照)の自動傾動型ロー
タリー式炒め釜装置Aを出願している。
当該装置Aは、第3図に示すようにテーブル1の中間上
面に枢支起立しかつ前後方向に傾動操作する傾動駆動機
構2を背面中央に取付けた揺動支板3と、当該揺動支板
3前面にモーター軸4端を貫通突出して背部に装着した
水平横倒し型可逆転モーター5と、当該モーター軸4端
に嵌脱自在に止着する炒め釜6と、当該炒め釜6下側に
臨む前記テーブル1上面に配設した加熱器7とを備えて
なる。
[考案が解決しようとする課題] かくして揺動支板3の後方最大傾斜姿勢は可逆転モータ
ー5の尾端や傾斜駆動機構2が邪魔して第3図仮装線α
で示す位置までが限界であるので当該装置Aで他の煮物
や焼物を行う場合とか、加熱器7の掃除点検の場合等に
は、炒め釜6が邪魔となっていちいちモーター軸4端か
ら取り外さなければならず、炒め釜6使用後、直ちに取
り外す場合は熱くて火傷の危険もあるので一定時間冷ま
して行なわなければならないため急ぎの場合には間に合
わないため汎用使用に難点があった。
ここにおいて本案は、炒め釜をいちいち取り外さなくて
も他の加熱調理や加熱器の掃除点検が容易な自動傾動型
ロータリー式炒め釜装置を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本案の自動傾動型ロータリー式炒め釜装置は、テーブル
の中間部上面に枢支起立しかつ前後方向に傾動操作する
傾動駆動機構を取付けた揺動支板と、前面に回転出力軸
端を貫通突出して当該揺動支板の背部に装着した可逆転
モータと、前記回転出力軸端に嵌脱自在に止着する炒め
釜と、当該炒め釜下側に臨む前記テーブル上面に配設し
た加熱器とからなるユニットを少なくとも1セット備え
てなるロータリー式炒め釜装置において、前記揺動支板
の中間部を上下分割して下支板に対し後方に倒伏自在に
蝶着した上支板に前記炒め釜を止着する回転出力軸端を
貫通突出するとともにその背部に倒立型可逆転モータを
装着し、前記傾動駆動機構を前記下支板背部片側に偏寄
取付ける一方、前記上下両支板間に亙り当該上支板を起
立保持する拘止具を設けて当該拘止具を解き前記炒め釜
を付けたまゝ上支板を後方倒状自在としてなる。
[実施例] 本案の実施例を第1図乃至第2図について説明する。
なお、従来装置Aと同一機能部は同一符号を付した。
本案の自動傾動型ロータリー式炒め釜装置Bと、共通の
ガステーブル1上に2セットS1、S2並列装設した卓
上型2連複式であって、各セットはそれぞれガステーブ
ル1の前端面に引出し自在に設けた水受け7の真上に臨
む甲板8の前端部の凹欠部9下側に簀子10を張設し、
甲板8の前後中間部上に定着した左右一対のL形ブラケ
ツト11,12により揺動支板3の下支板3aの両側下
端を枢支起立するとともに当該揺動支板3の下支板3a
背部片側に偏寄して前後方向に傾動操作する傾動駆動機
構13と、上支板3b背部に減速機付倒立型可逆転単相
モーター14をそれぞれ取付ける一方、マグネシューム
合金製炒め釜6の後底端外面中央に突設した取付円筒1
5を可逆転単相モーター14の回転出力軸16の揺動支
板3の上支板3b貫通結合端16aに嵌脱自在に螺子1
6′にて止着し、他方炒め釜6下側が臨む甲板8上に定
設するバーナーベース7に加熱器である前後ガスバーナ
ー17a,17bを突立してなる。
なお図中18は炒め釜7の前後傾動切替シーソースイッ
チ、19は点火・回転シーソースイッチ、20,21は
ガステーブル1のアジャスト支脚、22は水受け7の把
手である。
第1図乃至第2図に示すよう前記傾動駆動機構13は、
揺動支板3の下支板3a背部片側に、可逆転単相モータ
ー14を避けて一端を直角に片持突設した揺動腕23の
自由端側を、ガステーブル1の甲板8に垂直に貫着し下
端をシリンダベース24上に載着したパワーシリンダー
25の上端に上下出没動自在に内挿するピストンロッド
26の二股上端26aで銜嵌し、揺動腕23の軸線方向
に延在する連結ガイド溝孔23aに二股上端26aの連
結スライド受支ピン27を挿結し片側突出してなる。
第1図乃至第2図に示すよう減速機付倒立型可逆転単相
モーター14は、揺動支板3の上支板3b背面に取付け
られ、回転出力軸16は揺動支板3の上支板3bを貫通
して上支板3b前面に結合端16aを突出してなる。
第1図乃至第2図に示すよう前記ガスバーナー17a,
17bは前記ガスバーナー17aに対し後ガスバーナー
17bを昇り階段状に段差を付けて炒め釜6の回転時、
炒め物(図示せず)が一番集積する箇所に後の高いガス
バーナー17bが最も接近するよう突立配列してなる。
図中28,29は下支板3aに対し上支板3bを蝶着す
る裏側面に取付けた左右両蝶番であって上支板3bは下
支板3aに対しほぼ後方へ折曲可能とし、30,31は
下支板3aと上支板3bの表側面に亙り取付けた左右両
雌雄拘止具であってワンタッチで拘合・解放自在に形成
して下支板3a上に上支板3bを一体として起立保持し
たり、上支板3bを後方に折曲可能としてなる。
なお加熱器の熱源としてガスに限らず電気でも構わない
がその場合発熱体は連続昇り傾斜状又は昇り階段状とな
る。
また本案の実施例は専ら共通ガステーブル1に2セット
S1,S2を並列する2連複式を専ら説明したがこれに
限らず1セットだけの単式や2セット以上の多連複式で
も一向に構わないし実施例の卓上型に限らずデスク型と
しても本案の精神を逸脱するものではない。
[作用] 本案は前記のように構成するから炒め調理作業に先立っ
て前後傾動切替シーソースイッチ18の下側を押圧操作
しパワーシリンダー25を作動してピストンロッド26
を下動退没することにより揺動腕23を下方へ引動し、
揺動支板3もL形ブラケツト11,12を中心に背後に
傾動するのでこれと一体の可逆転単相モーター14およ
び炒め釜6も背後に傾動して第2図に仮想線βで示すよ
う炒め釜6が斜め上向き上限位置に達すると停止する。
次いで点火・回転シーソースイッチ19の上側を押せば
ガスバーナー17a,17bに点火するとともに点火・
回転シーソースイッチ19の下側を押せば可逆転単相モ
ーター14が作動し炒め釜6を正回転する。その後炒め
油を注入して炒め釜6全体を暖めるとともに炒め油を炒
め釜6内周面全域に行き渡るように予備加熱のアイドリ
ングをする。
引続き炒め物(図示せず)を炒め釜6内に投入して炒め
調理を開始する。その際図示しないタイマーが作動して
予め設定してあるガスバーナー17a,17bの消化時
間と炒め釜6の回転停止時間に至る迄加熱調理が行なわ
れる。
また炒め釜6の正転と逆転の切替は点火・回転シーソー
スイッチ19の下側の停止押圧操作を挟んで交互に自動
切替えるようになっている。
炒め物が炒め上った段階で点火・回転シーソースイッチ
19の上側と下側を順次手動押圧操作するか、タイマー
により自動操作しガスバーナー17a,17bを消化す
るとともに、可逆転単相モーター14の作動を停止して
炒め釜6の回転を止める。
炒め物を炒め釜6から取り出すには、皿や碗等の受器
(図示せず)を簀子10上に位置決め設置し、その上傾
動切替シーソースイッチ18の下側を押圧操作してパワ
ーシリンダー25を動作し、ピストンロッド26を上動
進出せしめて揺動腕23を介し揺動支板3を左右L形ブ
ラケツト11,12を中心に前方へ傾動するので可逆転
単相モーター14ともども一体的に炒め釜6も前方へ傾
動を開始し、終には第2図の仮想線γに示す斜め下向き
下限位置に達すると傾動を停止する。
さらに受器上に炒め物を掻き出して炒め調理は完了す
る。
その後、炒め釜6を洗浄したい時、他の焼き物や煮物の
加熱調理を行なう時には、揺動支板3を第2図仮想線β
に示す位置まで背後に傾斜してから表側面両側の拘止具
30,31を解放し、上支板3bを裏側面両側の蝶番2
8,29を中心に背後に水平転倒して可逆転単相モータ
14を連結スライド受支ピン27上に当接し下支えす
る。その上で真上向の炒め釜6に洗浄水を入れて洗浄
し、洗浄汚水を炒め釜6が冷え切った段階で取り外して
捨てるか、特殊な五徳(図示しない)をバーナーベース
7に囲繞セットして他の焼き物や煮物調理を行なう。
また上支板3bを下支板3a上に起立一体化するには上
支板3bを持ち上げて左右蝶番28,29を中心に起立
し、左右雌雄拘止具30,31を拘合固定する。
[考案の効果] かくして本案は、揺動支板を上下二分して蝶着し必要に
応じて上支板を背後に転倒保持し得るので、炒め物調理
直後の加熱器点検や炒め釜洗浄や他の焼物、煮物調理の
ためにいちいち炒め釜を取り外す必要はなく、従来のよ
うに熱い炒め釜を取り外す際不用意、不本意に手や腕が
触れて火傷を負う心配もなく、しかも加熱器を多目的に
使用するた甲板上のスペース余地を広く取れる等優れた
実用性、有用性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は炒め釜を外した本案の実施例を示す一部破断し
た正面図、第2図は炒め釜を取付けた同・一部省略した
右側面図、第3図は従来装置の右側面図である。 A,B……自動傾動型ロータリー式炒め釜装置 1……テーブル、2,13……傾動駆動機構 3……揺動支板、3a……下支板 3b……上支板、6……炒め釜 7……加熱器、8……甲板 11,12……L形ブラケツト 14……可逆転単相モーター 16……回転出力軸、16a……貫通結合端 23……揺動腕、25……パワーシリンダー 26……ピストンロッド 27……連結スライド受支ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルの中間部上面に枢支起立しかつ前
    後方向に傾動操作する傾動駆動機構を取付けた揺動支板
    と、前面に回転出力軸端を貫通突出して当該揺動支板の
    背部に装着した可逆転モータと、前記回転出力軸端に嵌
    脱自在に止着する炒め釜と、当該炒め釜下側に臨む前記
    テーブル上面に配設した加熱器とからなるユニットを少
    なくとも1セット備えてなるロータリー式炒め釜装置に
    おいて、前記揺動支板の中間部を上下分割して下支板に
    対し後方に倒伏自在に蝶着した上支板に前記炒め釜を止
    着する回転出力軸端を貫通突出するとともにその背部に
    倒立型可逆転モータを装着し、前記傾動駆動機構を前記
    下支板背部片側に偏寄取付ける一方、前記上下両支板間
    に亙り当該上支板を起立保持する拘止具を設けてなる自
    動傾動型ロータリー式炒め釜装置
JP3266889U 1989-03-24 1989-03-24 自動傾動型ロータリー式炒め釜装置 Expired - Lifetime JPH0614686Y2 (ja)

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JP5905067B1 (ja) * 2014-11-27 2016-04-20 株式会社大神 加熱調理装置

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