JPH0614655U - バルブ開閉表示具 - Google Patents

バルブ開閉表示具

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JPH0614655U
JPH0614655U JP5260692U JP5260692U JPH0614655U JP H0614655 U JPH0614655 U JP H0614655U JP 5260692 U JP5260692 U JP 5260692U JP 5260692 U JP5260692 U JP 5260692U JP H0614655 U JPH0614655 U JP H0614655U
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JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
closing
opening
valve opening
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP5260692U
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English (en)
Inventor
壮吉 嶋
巌 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Zeon Corp
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Publication date
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ボールバルブの開閉状態を確実に表示する器具
を提供する。 【構成】バルブ開閉表示具10は、四角形状に形成され
た平板部12の中央に孔部14が形成され、孔部14の
一辺とその対辺から一対の爪16a、16bを垂下さ
せ、平板部12の表面を例えば対角線で区画し、対角線
の両側を例えば赤と白とで塗り分ける。この平板部12
の中心孔にボールバルブ20のバルブ開閉シャフト22
を挿入し、爪16a、16bによりバルブ開閉シャフト
22の適当な高さに平板部12を保持せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば化学工場等の流体配管に使用されるボールバルブの誤操作を 防止するためにその開閉状態を表示する器具に関し、一層詳細には、ボールバル ブの開閉動作に応じて該バルブの開閉状態を表示するように構成したバルブ開閉 表示具に関する。
【0002】
【従来技術】
化学工場等では、タンク、ポンプ、反応器等、多種多様な装置間で多種類の流 体を配管を介して輸送する必要があり、主要装置の周辺には複雑な配管のネット ワークが形成される。この配管ネットワークにおける流路の編成ないし変更は個 々の配管に設置されているバルブの開閉による。
【0003】 よって、特定の装置の操業において、操作の各段階に応じて配管ネットワーク 中の適切な配管を誤りなく選択し、その配管に付属するバルブを確実に開閉操作 することが極めて重要である。近年、このようなバルブ操作は広範囲に自動化さ れている。すなわち、大型生産設備では自動シーケンス制御等の採用により、適 時適切なバルブ開閉が自動的に行われ、その開閉状態は制御室のパネルあるいは ディスプレー上に表示される。
【0004】 しかしながら、このような自動化が行われていない設備もある。その典型的な 例は、パイロットプラント等の試験設備や少量多品種の共用生産設備である。こ のような設備は一般に小容量のものが多く、配管やバルブも小径のものが用いら れるが、配管ネットワークとしての複雑さは大型設備に劣らない場合が多い。そ のため、配管種類やバルブの開閉状態の識別が容易でなく、しかも、操業方法が 頻繁に変更される。従って、バルブの誤操作が発生し易い環境である。
【0005】 なお、このような設備において最も多く用いられる弁の種類は、流体の流れを オン・オフする停止弁形式のものである。停止弁の中では、バルブ本体中で穴明 きボールが90°向きを変えることにより流路をオン・オフするボールバルブが 多く用いられる。
【0006】 ボールバルブの上部には四角柱状のシャフトが突き出ており、ここにレンチを 取り付けて開閉操作を行う。レンチには、シャフト上部から嵌めるメガネ状レン チと、シャフトを横から挟むフォーク状レンチがある。
【0007】 シャフトの頂部にはボールの穴の向きを示す線が刻印されている。しかし、そ の刻印線は遠くからでは見難く、小径のものではなおさらである。このような作 業環境における従来からの工夫として、図7に示すように、差し替え可能な表示 板を金属ケースに入れたものを針金等で配管やバルブに取り付け、開閉作業の都 度表示板の差し替え(裏返し)を行うものがある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来技術においては、バルブの開閉シャフト頂部の刻印線が小 さいので遠くからでは見難いという不都合があった。また上記ケース入り表示板 の場合は、バルブの開閉操作の都度表示板の差し替えを行う必要があるため手間 が掛かること、差し替え忘れや表示間違いを完全には防止できないこと、さらに は、表示板をバルブや配管に取り付ける場所が一定しないため見難い場合があり 、美観上もよくない、等の不都合があった。
【0009】 本考案はこれらの不都合を解消するためになされたものであって、バルブの開 閉状態が見易く、かつその開閉表示に特別の手間を要することがなく、従って表 示忘れや表示違いがなく、美観的にも良好な、バルブ開閉表示具を提供すること を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願第1の考案としてのバルブ開閉表示具は、 回転方向が認識可能な形状と大きさを有し、中央にボールバルブ開閉シャフトに 嵌合する孔部を画成した平板部と、前記孔部内辺から延在し該開閉シャフト側面 に接触して前記平板部を該開閉シャフトに係止する爪とを備え、前記平板部を少 なくとも2色をもって彩色したことを特徴とする。
【0011】 また本願第2の考案としてのバルブ開閉表示具は、ボールバルブの本体に固定 される固定板部と、ボールバルブ開閉シャフトに嵌合する孔部を画成した基部に 連らなる先端にあって前記固定板部の左右いずれかの表面を覆うことができる遮 蔽板部と、前記孔部内辺から延在し該開閉シャフト側面に接触して前記基部を該 開閉シャフトに係止する爪とを備え、該開閉シャフトの回動に伴って該遮蔽板部 が前記固定板部上を移動して、前記固定板部の左右いずれかの表面を交互に覆う ことを特徴とする。
【0012】
【作用】
第1の考案では、大きい面積を有し2色以上で彩色された平板部がバルブ開閉 シャフトと共に回動するので、バルブの開放あるいは閉鎖を一瞥で認識できる。 爪が平板部を適当な高さに保持するので、該平板部がバルブのグランド締めつけ ボルトの頭に引っ掛かることがない。また、平板部に画成された孔部にバルブ開 閉シャフトが嵌合し、爪が開閉シャフト側面に平板部を係止させるので、平板部 が風の影響等で自然落下することがない。爪は短いので、平板部がレンチ操作を 妨げることがない。
【0013】 また第2の考案では、遮蔽板部がバルブ開閉シャフトと共に回動して、固定板 部の左右いずれかの表面を覆うことにより、確実にバルブの開閉を表示する。固 定板部はバルブ本体に固定されるので取り付け位置が一定し、見易く、美観も良 好である。また、遮蔽板部の基部に画成された孔部にバルブ開閉シャフトが嵌合 し、爪が開閉シャフトの側面を締め着けているので、遮蔽板部が風の影響等で自 然落下することがない。爪は短いので、遮蔽板部がレンチ操作を妨げることがな い。
【0014】
【実施例】
以下、本考案に係るバルブ開閉表示具について好適な実施例を挙げ、添付の図 面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】 図1(A)において、参照符号10は、本考案の第1の実施例としてのバルブ 開閉表示具を示す。
【0016】 本実施例のバルブ開閉表示具10には、金属製あるいは樹脂製の、四角形状に 形成された平板部12を含み、該平板部12の中央部に、後述するボールバルブ 20の開閉操作用シャフト22の形状に対応する四角形状の孔部14が形成され 、該孔部14の一辺とその対辺からは一対の爪16a、16bを垂下させる。
【0017】 爪16a、16bの垂下長さは、前記平板部12が回動する際にボールバルブ 20のグランド締めつけボルトの頭に引っ掛かることがない高さに該平板部12 を保持すると共に、バルブ開閉シャフト22に操作用レンチ(図示せず)の取り 付け代を残す長さとする。
【0018】 前記平板部12の表面を例えばバルブ開の方向を示す対角線で区画し、対角線 の両側を例えば赤と白とで塗り分ける。
【0019】 なお、図1では、平板部12の形状を四角形としたが、円形、三角形等にする こともできる。また、爪16a、16bは一対でなく3個または4個にしてもよ い。
【0020】 次に、図2を参照しつつ、上記のバルブ開閉表示具10のボールバルブ20へ の装着方法について説明する。
【0021】 平板部12の対角線の方向をバルブ開の方向に合致させて、前記平板部12の 爪16a、16bを下方(バルブ本体側)に向け、爪16a、16bがバルブ開 閉シャフト22の側面に接触し係止するように四角形状の孔部14にボールバル ブ20のバルブ開閉シャフト22を挿入する。
【0022】 図3は、このようにしてボールバルブ20に本実施例のバルブ開閉表示具10 を装着した状態を示す斜視図である。(A)はバルブ開、(B)はバルブ閉の状 態を示している。
【0023】 図4において、参照符号30は、本考案の第2の実施例としてのバルブ開閉表 示具を示す。
【0024】 本実施例のバルブ開閉表示具30は、金属製あるいは樹脂製の、固定板部32 と遮蔽板部34とから構成されている。固定板部32は、横長四角形状の平板で あって、その左右表面に、ボールバルブ20の開閉に対応する「あけ」、「しめ 」等の文字、あるいは識別記号や色彩が施される。
【0025】 固定板部32の長手方向の一辺側から、この固定板部32をバルブ本体に固定 するための2個の突片36が延設されている。2個の突片36の間隔はボールバ ルブ20のグランド締めつけボルト24、24の間隔に一致させる。
【0026】 遮蔽板部34は遮蔽板38と基部42とを有し、略正方形の遮蔽板38の対角 線方向の一端に基部42の一辺が連なり、基部42にはバルブ開閉シャフト22 に嵌合する四角形状の孔部40が画成され、該孔部40の一辺とその対辺からは 一対の爪44a、44bが垂下している。爪44a、44bの垂下長さは、バル ブ開閉シャフト22の前記基部42の上方に操作用レンチ(図示せず)の取り付 け代を残す長さとする。
【0027】 次に、図5(A)、(B)を参照しつつ、上記バルブ開閉表示具30のボール バルブ20への装着方法について説明する。
【0028】 先ず、ボールバルブ20のグランド締めつけボルト24、24を緩め、ここに 固定板部32の2個の突片36を挟み込み、ボルトを締めて固定する。次に、基 部42の孔部40をバルブ開閉シャフト22に嵌め込む。その際、遮蔽板部34 の向きを、バルブ開閉シャフト22の回動に伴って遮蔽板38が固定板部32の 左右の表面を交互に遮蔽する向きとする。
【0029】 図6は、このようにしてボールバルブ20に本実施例のバルブ開閉表示具30 を装着した状態を示す斜視図である。(A)はバルブ開、(B)はバルブ閉の状 態を示している。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、見易く、しかもバルブの開閉表示に特別の手間を要すること がなく、従って表示忘れや表示違いがなく、美観的にも良好な、バルブ開閉表示 具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例としてのバルブ開閉表示具
を示す平面図(A)、正面図(B)、側面図(C)であ
る。
【図2】本考案の第1実施例としてのバルブ開閉表示具
の取り付け方法を示す斜視図である。
【図3】本考案の第1実施例としてのバルブ開閉表示具
をバルブに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例としてのバルブ開閉表示具
(取り付け前)を示す平面図である。
【図5】本考案の第2実施例としてのバルブ開閉表示具
をバルブに取り付けた状態を示す平面図である。(A)
は開状態、(B)は閉状態を示す。
【図6】本考案の第2実施例としてのバルブ開閉表示具
をバルブに取り付けた状態を示す斜視図である。(A)
は開状態、(B)は閉状態を示す。
【図7】従来例としての金属ケース入り開閉表示板の使
用状況を示す説明図である。
【符号の説明】
10、30…バルブ開閉表示具 12…平板部 14…孔部 16a、16b…爪 20…ボールバルブ 22…バルブ開閉シャフト 24…バルブのグランド締めつけボルト 32…固定板部 34…遮蔽板部 36…突片 38…遮蔽板 40…孔部 42…基部 44a、44b…爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転方向が認識可能な形状と大きさを有
    し、中央にボールバルブ開閉シャフトに嵌合する孔部を
    画成した平板部と、 前記孔部内辺から延在し該開閉シャフト側面に接触して
    前記平板部を該開閉シャフトに係止する爪とを備え、 前記平板部を少なくとも2色をもって彩色したことを特
    徴とするバルブ開閉表示具。
  2. 【請求項2】ボールバルブの本体に固定される固定板部
    と、 ボールバルブ開閉シャフトに嵌合する孔部を画成した基
    部に連らなる先端にあって前記固定板部の左右いずれか
    の表面を覆うことができる遮蔽板部と、 前記孔部内辺から延在し該開閉シャフト側面に接触して
    前記基部を該開閉シャフトに係止する爪とを備え、 該開閉シャフトの回動に伴って該遮蔽板部が前記固定板
    部上を移動して、前記固定板部の左右いずれかの表面を
    交互に覆うことを特徴とするバルブ開閉表示具。
JP5260692U 1992-07-27 1992-07-27 バルブ開閉表示具 Pending JPH0614655U (ja)

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JP5260692U JPH0614655U (ja) 1992-07-27 1992-07-27 バルブ開閉表示具

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JPH0614655U true JPH0614655U (ja) 1994-02-25

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