JPH06143868A - 印刷媒体及び番組予約装置 - Google Patents

印刷媒体及び番組予約装置

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JPH06143868A
JPH06143868A JP4293246A JP29324692A JPH06143868A JP H06143868 A JPH06143868 A JP H06143868A JP 4293246 A JP4293246 A JP 4293246A JP 29324692 A JP29324692 A JP 29324692A JP H06143868 A JPH06143868 A JP H06143868A
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JP
Japan
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program
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recorded
reservation
bar code
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JP4293246A
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Inventor
Masataka Kozuka
正隆 小塚
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Original Assignee
NIPPON SYST GIJUTSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 番組表の本来の機能を損なうことなく、かつ
番組の予約を容易に行うことが可能な印刷媒体及び番組
予約装置を得る。 【構成】 可視域の光に対して透過率が高くかつ非可視
域の光に対して反射率の高いインキを用い、番組表10
が印刷された印刷媒体11に、番組に対応して予め定め
られた予約情報を表すバーコードを、視認されずかつ光
学的に読み取り可能なように記録する(選択図の想像線
で示す部分)。利用者は放送開始時刻を表す数字16が
白抜き表示となっている番組にバーコードが記録されて
いると判断し、番組予約装置のバーコードリーダをバー
コードシンボル記録部位に対応させる。バーコードリー
ダによって読み取られたバーコードシンボルは予約情報
に変換される。予約情報は内容が表示部に表示されて利
用者に確認された後に、VTRに送出されて録画予約が
完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、番組表が印刷されると
共に予約情報が記録された印刷媒体及び前記印刷媒体に
記録された予約情報に基づいて番組の予約を行うかまた
は番組の記録を行わせる番組予約装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送番組録画装置(VT
R)によってテレビジョン番組の録画予約を行う場合に
は、VTRの番組予約装置に、放送番組の録画予約に必
要な各種の情報、すなわちチャンネル、日付け(月
日)、録画開始時刻及び録画終了時刻をキー入力する方
法が一般的であるが、前記方法では、多数種かつ多数桁
の情報から成る録画予約データをキー入力する必要があ
るため、操作が煩雑で時間を要する上に入力誤りが生じ
易いという欠点がある。
【0003】前記方法の欠点を解消する方法として、圧
縮された予約コード(例えばGコード等)を使用する方
法が提案されている。この方法では、録画予約データを
桁数の少ない数字列から成る予約コードに変換する。こ
の予約コードは新聞、雑誌等に掲載される番組表内の、
対応する番組のタイトル等が印刷された部位の近傍に印
刷されており、利用者は予約コードを参照し番組予約装
置に予約コードをキー入力することにより録画の予約を
行う。
【0004】また、予約データをバーコードで表し、こ
のバーコードのシンボルを番組表に記載し、バーコード
リーダで前記バーコードを読み取ることにより、自動的
に録画を予約する方法も提案されている。バーコードを
使用する方法では、録画予約に必要な全ての情報を一連
のバーコードで表すことにより、一回のバーコードリー
ダによる読み取りにより予約操作を完了することができ
るので、予約コードをキー入力する方法に比較して簡単
であり、しかも誤入力の恐れが極めて少ない点で優れた
録画予約方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの予約方法であっても、番組表に予約コードまたは
バーコードを表示するスペースを設ける必要がある。こ
の表示スペースを確保するには、番組表自体の大きさを
大きくするか、または番組表において各番組の説明に割
当てる文章の文字数を少なくする必要がある。番組表自
体の大きさを大きくすると、番組表を掲載している新
聞、雑誌等の紙面のレイアウトに大きな影響を与え、同
じページに併記されている番組の解説記事、あるいは広
告等を削除する必要が生じるので、簡単には実現できな
い。
【0006】また文字数を少なくすると、各番組に対す
る説明が不充分となり、番組表の本来のサービスの低下
を招くという問題がある。さらに、番組表に表示する予
約コードやバーコードは、録画を行わない利用者にとっ
ては不必要な情報である。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、番組表の本来の機能を損なうことなく、かつ番組の
予約を容易に行わせることが可能な印刷媒体を得ること
が目的である。
【0008】また本発明は、番組表のスペースを有効利
用できるようにすると共に、番組の予約を容易に行うこ
とができる番組予約装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の印刷媒体は、番組表が視認されるよう
に印刷された印刷媒体であって、番組に対応して予め定
められた予約情報が、視認されないかまたは視認されに
くく、かつ光学的に読み取り可能に記録されていること
を特徴としている。
【0010】また、請求項1記載の発明において、予約
情報は可視域の光に対して透過率が高くかつ非可視域の
光に対して反射率の高いインキで記録することができ
る。
【0011】また、請求項1または請求項2記載の発明
において、予約情報はバーコードで表して記録すること
ができる。
【0012】また、請求項1乃至請求項3のいずれか1
項記載の発明において、予約情報は番組のタイトルまた
は内容を表す文字列に重ねて記録されていることが好ま
しい。
【0013】また、請求項1乃至請求項4のいずれか1
項記載の発明において、予約情報が記録されている部位
または前記部位の近傍には、予約情報が記録されている
ことを表す表示が視認可能に記録されていることが好ま
しい。
【0014】請求項6記載の発明は、番組表が印刷され
ると共に番組に対応して予め定められた予約情報が視認
されないかまたは視認されにくく、かつ光学的読み取り
可能に記録された印刷媒体の、前記予約情報を読み取る
読取手段と、前記読取手段によって読み取られた予約情
報を一時的に保持し、利用者からの指示に応じて記録装
置へ番組の記録を予約する信号を出力する予約信号出力
手段と、を備えている。
【0015】請求項7記載の発明では、番組表が印刷さ
れると共に番組に対応して予め定められた予約情報が視
認されないかまたは視認されにくく、かつ光学的読み取
り可能に記録された印刷媒体の、前記予約情報を読み取
る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた予約
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
予約情報に基づいて予約情報に対応する番組が記録装置
によって記録されるよう前記記録装置を制御する制御手
段と、を備えている。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、番組に対応して予め
定められた予約情報が、視認されないかまたは視認され
にくく、かつ光学的に読み取り可能に記録されている。
この視認されないかまたは視認されにくく、かつ光学的
に読み取り可能な情報の記録は、例えば可視域の光に対
して透過率が高く、かつ非可視域の光に対して反射率の
高いインキ等を用いることにより実現することができ、
例えば前記予約情報をバーコードで表し前記インキを用
いてバーコードシンボルを記録することにより予約情報
を記録することができる。
【0017】このように、予約情報を、視認されないか
または視認されにくく、かつ光学的に読み取り可能に記
録することにより、例えば請求項4に記載したように番
組のタイトルまたは内容を表す文字列に重ねて記録する
ことも可能となるので、予約情報を記載するために前記
文字列の文字数を少なくする必要がなくなり、番組の案
内という番組表の本来の機能が損なわれることはない。
また番組予約装置を、読取手段等によって前記予約情報
を光学的に読み取るように構成すれば、従来と同様に番
組の予約を容易に行わせることができる。
【0018】なお、予約情報は必ずしも前記文字列に重
ねて記録される必要はなく、前記文字列の行間に記録さ
れていてもよい。但し、例えば予約情報がバーコード等
で表されて記録されている場合は、番組予約装置の読取
手段をバーコードリーダ等で構成し、利用者によりバー
コードリーダをバーコードシンボルの記録部位に対応さ
せることにより予約情報の読み取りを行うことになる。
このような場合には、予約情報としてのバーコードが前
記文字列に重ねて記録されている方が、利用者がバーコ
ードシンボルの記録部位を容易に判断できるので好まし
い。
【0019】さらに、予約情報が記録されている部位ま
たは前記部位の近傍に、予約情報が記録されていること
を表す表示が視認可能に記録されていることが好まし
い。前記表示としては、例えば予め定められたマークを
適用したり、またはバーコードが重ねて記録された部位
の文字列について字体を変える、または所謂白抜き等の
ように表現を変えたり、さらにバーコードが記録された
範囲を枠等で囲む等を適用することができる。
【0020】このようにすれば、利用者は予約情報が記
録された部位をさらに容易に判断することができる。ま
た、番組表に記載された複数の番組に、予約情報の記録
された番組と予約情報の記録されていない番組とが有る
場合にも、利用者が予約情報の記録された番組を容易に
判断できる。
【0021】請求項6記載の発明では、上記番組表に記
録された予約情報を読み取る読取手段を備え、読取手段
によって読み取られた予約情報を一時的に保持し、利用
者からの指示に応じて記録装置へ番組の記録を予約する
信号を出力する。前記読取手段は、例えば予約情報がバ
ーコードにより表されて記録されている場合には、バー
コードリーダ等で構成することができる。これにより、
番組表のスペースを有効利用できると共に、従来と同様
に番組の予約を容易に行うことができる。
【0022】また、予約情報を一時的に保持することに
より、記録装置への予約信号の出力を、例えば利用者に
よる予約情報の確認が済んだ後に行うよう構成すること
ができるので、操作ミス等が発生した場合の記録装置に
セットした予約の取消し等の手間が省ける。
【0023】請求項7記載の発明では、上記番組表に記
録された予約情報を読み取る読取手段を備え、読取手段
によって読み取られた予約情報を記憶手段に記憶するこ
とにより番組の予約が完了する。制御手段では、記憶さ
れた予約情報に基づいて予約情報に対応する番組が記録
装置によって記録されるよう記録装置を制御する。これ
により、請求項6の発明と同様に番組表のスペースを有
効利用でき、従来と同様に番組の予約を容易に行うこと
ができると共に、番組予約機能等を備えていない記録装
置であっても目的の番組を自動的に記録することができ
る。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。本実施例は、テレビジョン番組の録画予約
を行う場合に本発明を適用したものである。図1には本
実施例に係るテレビジョン放送番組表10が印刷された
印刷媒体11が示されている。この印刷媒体11は日刊
の新聞等のテレビジョン番組欄に対応するものであり、
放送局名欄12には放送局名(チャンネル)が印刷され
ており、番組欄14には番組の放送開始時刻を表す数字
16と、タイトル及び出演者名等の番組に関する記事等
の文字列18と、が印刷されている。
【0025】また、印刷媒体11には、録画予約される
可能性の高い番組に対し、予め定められた予約情報をバ
ーコードで表して、対応する番組の番組欄14内に視認
されず、かつ光学的に読み取り可能なようにバーコード
シンボルが記録されている。例えば前記予約情報は次の
表1に示すように構成されている。
【0026】
【表1】
【0027】予約情報のうち、「チャンネル」はテレビ
ジョンのチャンネルを表しており、(001) を第1チャン
ネル、(999) を第 999チャンネルに対応させることによ
り、3桁のチャンネル情報で 999チャンネルまで表現で
きる。また、「放送日」は番組放送開始の暦日を表して
おり、1〜31の数字が設定される。また、「録画開始時
刻」は前記放送日における放送開始時刻として上位2桁
が時、下位2桁が分を表しており、上位2桁には00〜23
の数字、下位2桁には00〜59の数字が設定される。
【0028】本実施例では、標準物流シンボルとして使
用されているITF(InterleavedTwo of Five )を適
用して上記予約情報をバーコードのシンボルで表してお
り、このバーコードシンボルが対応する番組の番組欄1
4内の、対応する番組の第1行目の文字列18が印刷さ
れた部位(図1に想像線で示す範囲内)に前記文字列1
8に重ねて、視認されずかつ光学的に読み取り可能なよ
うに記録されている。より具体的には、例えば可視域の
光に対して透過率が高くかつ非可視域の光に対して反射
率の高いインキを用い、このインキを例として図2に破
線で示す部分に塗布する。これにより、所定方向に沿っ
て非可視域の光に対する反射部(塗布部)15Aと非反
射部(非塗布部)15Bとが交互に現れるバーコードシ
ンボルが形成される。
【0029】なお、本実施例のバーコードシンボルは1
2桁の予約情報を表すものであるため、バーコードシン
ボルの大きさは高さ2.5mm、幅25mm以下程度の小寸
法に収まる。また、前記インキは可視域の光に対する透
過率が高いので、前記バーコードシンボルによって利用
者による番組表10に印刷された文字列18の読み取り
が阻害されることはない。
【0030】また、前記バーコードシンボルが記録され
た番組については、前記放送開始時刻を表す2桁の数字
16が所謂白抜きで印刷されており、予約情報を表すバ
ーコードシンボルが記録されていることが表されてい
る。例えば図1において「○○テレビ」では、7:30から
放送されるニュースには予約情報としてのバーコードシ
ンボルが記録されておらず、7:35から放送される番組の
予約情報を表すバーコードシンボルが記録されているこ
とを表している。
【0031】一方、図3には本実施例に係る番組予約装
置20が示されている。番組予約装置20は前記バーコ
ードシンボルを読み取り可能なバーコードリーダ22を
備えている。バーコードリーダ22は非可視域の光を射
出する発光素子と前記波長の光を検出可能な受光素子と
を備えており、利用者によって図示しない読み取り指示
スイッチがオンされて所定部位の読み取りが指示される
と、前記発光素子から射出された光が所定部位をスキャ
ンし、受光素子は所定部位を反射して入射された光の強
度を順次検出する。ここで、所定部位にバーコードシン
ボルが記録されていれば、バーコードシンボルのパター
ンが読み取られることになる。
【0032】なお、バーコードリーダ22には利用者が
容易に確認できる位置(例えば利用者が把持する部分の
近傍等)にLEDが取付けられており、読み取り動作を
行っている最中に前記LEDを点灯させるようになって
いる。これにより、利用者はバーコードリーダが読み取
り動作を行っていることを確認することができる。
【0033】バーコードリーダ12は変換器24に接続
されている。変換器24ではバーコードリーダ22で読
み取られたバーコードシンボルのパターンを、チャンネ
ル、録画時間、録画開始時刻、放送日を示す12桁の数
字から成る予約情報に変換する。変換器24にはデータ
を一時的に保持するレジスタ26が接続されており、変
換器24で変換された予約情報はレジスタ26に保持さ
れる。レジスタ26には、予約情報を表示する表示部2
8と、レジスタ26から予約情報を取込み、録画予約機
能を備えた図示しない映像録画装置(VTR)へ予約情
報を送出する予約情報送出部30と、が接続されてい
る。この予約情報送出部30には予約情報の送出を指示
するための送出指示スイッチ32が設けられている。
【0034】次に本実施例の作用を説明する。番組の録
画予約を行う場合、利用者は番組表10内の録画を行う
番組の番組欄14を参照し、番組の放送開始時刻を表す
数字16が白抜きで表示されているか否か判断する。数
字16が白抜きで表示されている場合には該番組の予約
情報を表すバーコードシンボルが番組欄14内に記録さ
れていると判断し、バーコードリーダ22を白抜き表示
の数字16に続く文字列18(図1に想像線で示す部
分)に対応させ、バーコードシンボルの読み取りを指示
する。
【0035】バーコードリーダ22によって読み取られ
たバーコードシンボルは、変換器24によって予約情報
に変換されてレジスタ26に保持される。また、ブザー
音を発することによって正常に読み取られたことを利用
者に報知すると共に、予約情報の内容を表示部28に表
示する。また、バーコードシンボルの読み取りが指示さ
れて所定時間経過してもレジスタ26に予約情報が送ら
れなかった場合には、ブザー音の出力を行わない。これ
により、利用者は予約情報の内容が正しいか否かを確認
することができる。
【0036】なお、上記のようなブザー音の出力の停止
に代えて、「バーコードシンボルが記録されていませ
ん」または「バーコードリーダを正しい位置に移動して
再度読み取りを指示して下さい」等のメッセージを表示
部28に表示するようにしてもよい。
【0037】表示部28に予約情報が表示され、この予
約情報が録画する番組の予約情報であることを確認する
と、利用者は送出指示スイッチ32をオンする。送出指
示スイッチ32がオンされると、予約情報送出部30は
レジスタ26から予約情報を取込み、取り込んだ予約情
報を赤外線等によってVTRのリモコン信号受信回路に
送出する。VTRでは録画予約機能が作動し、予約情報
に基づいて録画予約が登録される。これにより、目的の
番組の録画予約が完了する。VTRでは、録画開始時刻
になると指定されたチャンネルの録画を開始し、指定さ
れた録画時間が経過すると録画を終了し、目的の番組が
録画される。
【0038】このように、本実施例では番組表10が印
刷された印刷媒体11に、予約情報を表すバーコードを
視認されずかつ光学的に読み取り可能なように記録した
ので、バーコードや予約コードを記録するために番組欄
14内の文字列18の文字数を少なくする必要がなくな
り、番組の案内という番組表10の本来の機能が損なわ
れることはない。また、番組予約装置20ではバーコー
ドシンボルを読み取ることにより、従来と同様に番組の
録画予約を容易に行うことができる。また予約情報とし
てのバーコードシンボルが記録された番組については、
開始時刻を表す数字16を白抜きで表示したので、利用
者がバーコードシンボルの記録の有無を容易に判断する
ことができる。
【0039】次に、図4を参照して本発明の他の実施例
を説明する。図4に示す番組予約装置40は、VTRの
録画予約機能を利用せずに録画予約及び録画を行うもの
である。なお、図4において図3と対応する部分には同
一符号を付して説明を省略する。変換部24には前記実
施例のレジスタ26に代えてメモリ42が接続されてい
る。メモリ42は複数の予約情報が登録できるようにな
っている。また、メモリ42には予約時刻管理部44が
接続されている。予約時刻管理部44にはタイマ46及
びVTR制御信号送出部48が接続されている。また、
表示部28は変換器24及び予約時刻管理部44に接続
されている。
【0040】この番組予約装置40では、変換器24で
変換された予約情報が表示部28に表示され、利用者に
よって確認されるとメモリ42に登録される。一方、予
約時刻管理部44は、メモリ42に登録された予約情報
の録画開始時刻と、タイマ46から入力される現在時刻
とを比較し、前記録画開始時刻の所定時間前(例えば3
0秒前)となったか否かを判定している。前述のように
メモリ42には複数の予約情報を登録可能であるため、
予約時刻管理部44は各予約情報の録画開始時刻に対し
上記判定を行う。
【0041】現在の時刻が録画開始時刻の所定時間前に
なると、予約時刻管理部44はVTR制御信号送出部4
8へ録画の開始を指示すると共に予約情報を転送する。
これにより、VTR制御信号送出部48はVTRへ、ま
ず電源投入を指示する制御信号を送出し、次に受信する
チャンネルを予約情報のチャンネルに切り換える制御信
号を送出し、次に録画の開始を指示する制御信号を送出
する。これにより、VTRの電源が投入されてチャンネ
ルが切り換わり、前記録画開始時刻より録画が開始され
る。そして、予約情報の録画時間に対応する時間が経過
すると、VTR制御信号送出部48から録画の終了を指
示する制御信号が送出され、録画が終了する。
【0042】なお、上記では番組表10において予約情
報を表すバーコードシンボルが記録された番組について
は、開始時刻を表す数字16を白抜きで表示していた
が、これに限定されるものではなく、例えば数字16
に、アンダーラインを付加したり枠で囲む等の修飾を施
したり、数字16をイタリック体等のように通常の字体
と異なる字体で表示したりしてもよい。
【0043】また、上記実施例では予約情報を標準物流
シンボルとして使用されているITFを適用してバーコ
ードで表した例を示したが、ITF以外のコード体系の
バーコードで表すようにしてもよい。また、予約情報は
バーコードで表現して記録することに限定されるもので
はなく、他の方法で表して記録するようにしてもよい。
さらに、予約情報のフォーマットも表1に示した例に限
定されるものではない。
【0044】また、前記では、テレビジョン番組の番組
予約装置に本発明を適用した例について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、FM放送等のラ
ジオ放送の録音予約や、テレビジョン、ラジオ放送の録
画、録音を伴わない放送の自動開始予約、自動終了予約
にも適用することができる。
【0045】さらに、上記実施例では予約可能期間を1
か月とした例について説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えば2か月としてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、印刷媒体に、番組に対応して予め定められた予約
情報を、視認されないかまたは視認されにくく、かつ光
学的に読み取り可能に記録したので、番組表の本来の機
能を損なうことなく、かつ番組の予約を容易に行わせる
ことが可能になる、という優れた効果が得られる。
【0047】請求項6記載の発明では、印刷媒体に視認
されないかまたは視認されにくく、かつ光学的に読み取
り可能に記録された予約情報を読み取り、読み取った予
約情報を一時的に保持し、利用者からの指示に応じて記
録装置へ番組の記録を予約する信号を出力するようにし
たので、番組表のスペースを有効利用できるようにする
と共に、番組の予約を容易に行うことができる、という
優れた効果が得られる。
【0048】請求項7記載の発明では、印刷媒体に視認
されないかまたは視認されにくく、かつ光学的に読み取
り可能に記録された予約情報を読み取り、読み取った予
約情報を記憶手段に記憶し、記憶した予約情報に基づい
て予約情報に対応する番組が記録装置によって記録され
るよう記録装置を制御するようにしたので、番組表のス
ペースを有効利用できるようにすると共に、番組の予約
を容易に行うことができる、という優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るテレビジョン放送番組表が印刷
された印刷媒体を示す概略図である。
【図2】バーコードシンボルの記録を説明するための番
組表の一部の平面図である。
【図3】番組予約装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】番組予約装置の他の実施例を示す概略ブロック
図である。
【符号の説明】
10 番組ガイド 16 数字 20 番組予約装置 22 バーコードリーダ 26 レジスタ 28 表示部 40 番組予約装置 42 メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組表が視認されるように印刷された印
    刷媒体であって、番組に対応して予め定められた予約情
    報が、視認されないかまたは視認されにくく、かつ光学
    的に読み取り可能に記録されていることを特徴とする印
    刷媒体。
  2. 【請求項2】 前記予約情報は、可視域の光に対して透
    過率が高くかつ非可視域の光に対して反射率の高いイン
    キで記録されていることを特徴とする請求項1記載の印
    刷媒体。
  3. 【請求項3】 前記予約情報は、バーコードで表されて
    記録されていることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の印刷媒体。
  4. 【請求項4】 前記予約情報は、前記番組のタイトルま
    たは内容を表す文字列に重ねて記録されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の印
    刷媒体。
  5. 【請求項5】 前記予約情報が記録されている部位また
    は前記部位の近傍には、予約情報が記録されていること
    を表す表示が視認可能に記録されていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の印刷媒
    体。
  6. 【請求項6】 番組表が印刷されると共に番組に対応し
    て予め定められた予約情報が視認されないかまたは視認
    されにくく、かつ光学的読み取り可能に記録された印刷
    媒体の、前記予約情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段によって読み取られた予約情報を一時的に
    保持し、利用者からの指示に応じて記録装置へ番組の記
    録を予約する信号を出力する予約信号出力手段と、 を備えた番組予約装置。
  7. 【請求項7】 番組表が印刷されると共に番組に対応し
    て予め定められた予約情報が視認されないかまたは視認
    されにくく、かつ光学的読み取り可能に記録された印刷
    媒体の、前記予約情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段によって読み取られた予約情報を記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された予約情報に基づいて予約情報
    に対応する番組が記録装置によって記録されるよう前記
    記録装置を制御する制御手段と、 を備えた番組予約装置。
JP4293246A 1992-10-30 1992-10-30 印刷媒体及び番組予約装置 Pending JPH06143868A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006217598A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Samsung Electronics Co Ltd 携帯用保存装置、それを利用した映像機器及び映像機器のチャンネル制限方法

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