JPH06143184A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

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JPH06143184A
JPH06143184A JP29606792A JP29606792A JPH06143184A JP H06143184 A JPH06143184 A JP H06143184A JP 29606792 A JP29606792 A JP 29606792A JP 29606792 A JP29606792 A JP 29606792A JP H06143184 A JPH06143184 A JP H06143184A
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JP
Japan
Prior art keywords
hand
tool mounting
hand body
tool
robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP29606792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Mochizuki
博之 望月
Masaaki Shirai
正明 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH06143184A publication Critical patent/JPH06143184A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ツール取付部をコンパクトな構成にてフロー
ティング支持し、教示誤りや各種異常があってもワーク
等の破損を防止する。 【構成】 一定軸芯回りに回転して複数位置に位置切換
可能なハンド本体3とハンド本体3の位置切換を行うロ
ータリアクチュエータ10を設け、ハンド本体3にその
各切換位置に対応して複数のツール取付部14・・を配
設するとともに各ツール取付部14・・はハンド本体3
にフローティング機構を介して取付け、さらにツール取
付部14・・のハンド本体3に対する相対位置を検出す
る近接センサ24、25を設け、ハンドに内蔵したフロ
ーティング機構にて異常時に過大な反力が作用するのを
防止し、またツール取付部14のハンド本体に対する相
対位置を検出する近接センサ24、25にてフローティ
ング範囲を越える前の状態を検出してワーク等の破損を
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動組立ラインに設置さ
れる産業用ロボット等に用いられるロボットハンドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボット等の自動組立機を用いて
電子機器等を組立生産するラインにおいては、電子機器
の高性能化により部品点数や組立工数が増加し、組立が
複雑化してきている。
【0003】このために、組立工程においては複数のツ
ールを取付可能なハンドを1台のロボットに装着し、1
つの工程でできる限り多くの作業数をこなせるようにし
ている。
【0004】この種のロボットハンドの一例として、図
8、図9に示すように、2つのツールを取付可能でかつ
90°反転可能なロボットハンドが知られている。
【0005】図8、図9において、ツール取付部A41
とツール取付部B42を設けられたハンド本体43が、
プレート44及びプレート45にて軸受を介して回転自
在に支持されている。46、47はハンド本体43の回
転軸であり、回転軸46にはギヤ48が固定されてお
り、プレート44に取付けられたアクチュエータ49の
出力軸50に固定されたギヤ51と噛合し、アクチュエ
ータ49にてハンド本体43を回転駆動可能に構成され
ている。ハンド本体43は、ストッパ52及びストッパ
53に当接することにより90°反転位置で位置決めさ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な構成では次のような問題がある。図8のロボットハン
ドをロボットに取付け、例えばそのツール取付部A4
1、またはツール取付部B42にワークを把持するツー
ルを取付け、このツールが所定位置まで水平移動した後
ワーク把持のために下方に移動する動作をロボットに行
わせる場合、ロボットは予め教示したポイントへツール
を移動させるはずであるが、教示ポイントの誤り、ワー
クの状態異常、ツール異常等によってツールがワークに
押し付けられるような事態が発生する恐れがあり、その
場合ワークに異常な反力が加わり、最悪の場合ワークの
破損につながってしまうという問題があった。
【0007】又、このような問題に対し、ロボット先端
とロボットハンドの間にフローティング装置を介在させ
るということも考えられるが、ハンド部の全長、重量等
が増加してしまうという問題がある。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ツー
ル取付部をコンパクトな構成にてフローティング支持
し、教示誤りや各種異常があってもワーク等の破損を防
止できるロボットハンドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のロボットハンド
は、一定軸芯回りに回転して複数位置に位置切換可能な
ハンド本体とハンド本体の位置切換を行う駆動手段を設
け、ハンド本体にその各切換位置に対応して複数のツー
ル取付部を配設するとともに各ツール取付部はハンド本
体にフローティング機構を介して取付けたことを特徴と
する。
【0010】好適には、ツール取付部のハンド本体に対
する相対位置を検出する手段が設けられる。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、ロボットに対
する教示誤りや各種異常があってツール取付部に取付け
たツールがワークに押しつけられるような事態が生じた
場合にも、フローティング機構の作用範囲内であれば過
大な反力が作用するのを防止でき、かつハンドにフロー
ティング機構を内蔵させているので、ロボット先端とハ
ンドの間に別途にフローティング装置を配設する場合に
比してコンパクトに構成することができる。
【0012】また、ツール取付部のハンド本体に対する
相対位置を検出する手段を設けると、フローティング範
囲を越える前の状態を検出することによってツールがワ
ークに異常に押しつけられる前にロボットを停止させる
ことによりワーク等の破損を防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例のロボットハンドに
ついて図1〜図5を参照しながら説明する。
【0014】図1〜図3において、1は本体枠で、その
上面プレート2がロボット連結部として連結用アダプタ
などを介してロボット(図示せず)に取付けられる。3
はハンド本体で、両側に回転軸4、5が突設され、本体
枠1の両側の側面プレート6、7により軸受を介して回
転自在に支持されている。8がその回転軸芯である。
【0015】回転軸4には従動ギヤ9が固定されてい
る。10はロータリアクチュエータで、本体枠1の側面
プレート6に取付けられており、その出力軸に固定され
た駆動ギヤ11が従動ギヤ9に噛合され、ロータリアク
チュエータ10により駆動ギヤ11、従動ギヤ9を介し
てハンド本体3を回転駆動可能に構成されている。1
2、13はハンド本体3が90°回転したときの終端で
位置決めするストッパであり、本体枠1の上面プレート
2に固定されている。
【0016】14は第1のツール取付部、15は第2の
ツール取付部であり、各種作業のためのツール(図示せ
ず)が取付けられる。これらのツール取付部14と15
には、それぞれハンド本体3にこれらツール取付部1
4、15のフローティング方向にスライド自在に挿通さ
れた各一対のスライドシャフト16、17と、18、1
9が固定されている。
【0017】20はツール取付部14、15の側面に突
出して取付けられたプレートで、このプレート20上に
検出用プレート21、22がフローティング方向に位置
調整可能に取付けられている。23は、本体枠1の側面
プレート7に固定されたプレートであり、このプレート
23上に近接センサ24、25が固定されている。
【0018】図4において、第2のツール取付部15に
固定されたスライドシャフト18、19はリニアブッシ
ング26、27、28、29を介してハンド本体3に支
持され、滑らかに摺動可能である。また、30、31は
スライドシャフト19の先端に固定されたボルトとワッ
シャであり、ハンド本体3に設けられた凸部32との係
合にてスライドシャフト19の抜け止めが成されてい
る。図示は省略しているが、第1のツール取付部14も
同様の機構にてハンド本体3に取付けられている。3
3、34は、ツール取付部14、15をハンド本体3か
ら離間する方向に付勢する圧縮バネであり、両者間に介
装されている。
【0019】以上の構成によると、第1のツール取付部
14に取付けたツールにて所定の作業を行う場合に、ロ
ボットに対する教示誤りや各種異常があってツール取付
部14に取付けたツールがワークに押しつけられるよう
な事態が生じても、ツール取付部14がハンド本体3に
対してスライドシャフト16、17と圧縮バネ33にて
フローティング支持されているので、そのフローティン
グ範囲内であれば過大な反力が作用するのを防止するこ
とができる。又、ハンド本体3とツール取付部14、1
5の間にフローティング機構を介装して、ロボットハン
ドに内蔵させているので、ロボット先端とロボットハン
ドの間に別途にフローティング装置を配設する場合に比
してコンパクトに構成することができる。
【0020】また、近接センサ24、25にてハンド本
体3に対するツール取付部14、15の相対位置を検出
することにより、フローティング範囲を越えてツールが
ワークに押しつけられるのを未然に検出してワークの破
損を防止することができる。
【0021】これを第1のツール取付部14の場合につ
いて図5を参照して説明する。。図5(a)の状態は、
ツール(図示せず)が正規の位置へ移動後、作業待ちの
状態であるため、ツールには何の反力も加わっていない
状態である。ここで、近接センサ24、25は通常時O
Nの仕様である。従って、この状態では検出用プレート
21、22が近接センサ24、25に正対せず、近接セ
ンサ24、25の出力はともにONとなり、正常状態で
あることを確認することができる。
【0022】図5(b)の状態は、ある作業をするため
予め教示した正規の位置へ何の異常もなく移動した場合
で、ツール取付部14がフローティング範囲内で移動
し、一方の検出用プレート21が近接センサ24に正対
し、一方の近接センサ24の出力だけがOFFとなり、
正常状態であることを判断できる。
【0023】図5(c)の状態は、ある作業をするため
予め教示した正規の位置へ移動する際に何らかの異常が
発生し、第1のツール取付部14がハンド本体3に異常
に接近した場合で、両方の検出用プレート21、22が
近接センサ24、25に正対し、共に出力がOFFとな
り、異常状態であることを判断できる。これによりこれ
以上第1のツール取付部14がハンド本体3に接近する
ことを防ぐことができる。もう一方のツール取付部15
に関しても同様にして異常反力によるワークの破損を未
然に防ぐことができる。
【0024】上記実施例では、ハンド本体3に対して第
1及び第2のツール取付部14、15を摺動自在に取付
ける手段として、スライドシャフト16、17、18、
19と、リニアブッシング26、27、28、29等を
用いた例を示したが、これらに代えて、図6、図7に示
すように、レール37とスライドブロック38の間に鋼
球を介装して摺動自在に構成されたスライドユニットを
用いることもできる。
【0025】35は第1のツール取付部14用のスライ
ドユニット、36は第2のツール取付部15用のスライ
ドユニットであり、39は摺動端を決めるストッパであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、以上のようにロボット
に対する教示誤りや各種異常があってツール取付部に取
付けたツールがワークに押しつけられるような事態が生
じた場合にも、フローティング機構の作用範囲内であれ
ば過大な反力が作用するのを防止でき、かつハンドにフ
ローティング機構を内蔵させているので、ロボット先端
とハンドの間に別途にフローティング装置を配設する場
合に比してコンパクトに構成することができる。
【0027】また、ツール取付部のハンド本体に対する
相対位置を検出する手段を設けると、フローティング範
囲を越える前の状態を検出することによってツールがワ
ークに異常に押しつけられる前にロボットを停止させて
ワーク等の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボットハンドの一実施例の正面図で
ある。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII −III 矢視図である。
【図4】図1のIV−IV矢視断面図である。
【図5】同実施例のツール取付部のハンド本体に対する
相対位置検出状態の説明図である。
【図6】本発明の他の実施例におけるツール取付部のフ
ローティング支持機構を示す図4と同方向の部分断面側
面図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視断面図である。
【図8】従来例のロボットハンドの正面図である。
【図9】図8のIX−IX矢視図である。
【符号の説明】
3 ハンド本体 10 ロータリアクチュエータ 14 第1のツール取付部 15 第2のツール取付部 16 スライドシャフト 17 スライドシャフト 18 スライドシャフト 19 スライドシャフト 21 検出用プレート 22 検出用プレート 24 近接センサ 25 近接センサ 33 圧縮バネ 34 圧縮バネ 35 スライドユニット 36 スライドユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定軸芯回りに回転して複数位置に位置
    切換可能なハンド本体とハンド本体の位置切換を行う駆
    動手段を設け、ハンド本体にその各切換位置に対応して
    複数のツール取付部を配設するとともに各ツール取付部
    はハンド本体にフローティング機構を介して取付けたこ
    とを特徴とするロボットハンド。
  2. 【請求項2】 ツール取付部のハンド本体に対する相対
    位置を検出する手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のロボットハンド。
JP29606792A 1992-11-05 1992-11-05 ロボットハンド Pending JPH06143184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29606792A JPH06143184A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 ロボットハンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29606792A JPH06143184A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 ロボットハンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06143184A true JPH06143184A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17828684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29606792A Pending JPH06143184A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 ロボットハンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06143184A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989005289A1 (en) * 1987-12-11 1989-06-15 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Novel amines and their use
CN107235093A (zh) * 2017-06-27 2017-10-10 天津福臻工业装备有限公司 用于汽车机器人工作站的浮动机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989005289A1 (en) * 1987-12-11 1989-06-15 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Novel amines and their use
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