JPH06141102A - 電話回線を使用する携帯式文字・図形情報送受信装置 - Google Patents

電話回線を使用する携帯式文字・図形情報送受信装置

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JPH06141102A
JPH06141102A JP27611392A JP27611392A JPH06141102A JP H06141102 A JPH06141102 A JP H06141102A JP 27611392 A JP27611392 A JP 27611392A JP 27611392 A JP27611392 A JP 27611392A JP H06141102 A JPH06141102 A JP H06141102A
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JP
Japan
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telephone line
message
electronic data
casing
serial
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Pending
Application number
JP27611392A
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English (en)
Inventor
Min Wai Ho
ミン ウァイ ホ
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RAMUSAA DEV Ltd
Original Assignee
RAMUSAA DEV Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人的メッセージ、簡単な図、サイン等の文
字・図形情報を既存の電話回線を利用して簡便に送受信
できる装置を提供する。 【構成】 本発明に係る電話回線を使用する携帯式文字
・図形情報送受信装置は、ケーシング1と、このケーシ
ングに設けられた通信文作成用入力感知面2と、この入
力感知面の近傍に設けられた通信文表示画面3と、通信
文を電話回線を通じて送信可能なシリアルな電子データ
に変換する電気回路と、電話回線を通じて送られてきた
シリアルな電子データを受信してこれを前記表示画面上
に通信文として表示するデータに変換する電気回路とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信に関し、より
具体的には、既存の電話回線を利用して複数の地点間も
しくは個人間の通信を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】電話回線は、既にコンピ
ュータ間通信やファクシミリ装置間通信に用いられてい
る。すなわち、コンピュータやファクシミリ装置からの
データが、電話回線および信号を変調させて電話回線で
送信可能な電子データにする変復調装置(モデム)等の
電話回線への接続機器を使用して送信されている。しか
しながら、現在では、電話回線や受話器を利用できると
はいっても、接続できるのは一般にコンピュータやファ
クシミリ装置のような独立固定型装置間のみである。そ
のため、個人的メッセージ、簡単な図、サイン等を種々
の地点間で簡便に送信し合う装置が求められている。
【0003】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ため、本発明は、電話回線を使用する携帯式文字・図形
情報送受信装置を提供するもので、ケーシングと、この
ケーシングに設けられた通信文作成用入力感知面と、こ
の入力感知面の近傍に設けられた通信文表示画面と、通
信文を電話回線を通じて送信可能なシリアルな電子デー
タに変換する電気回路と、電話回線を通じて送られてき
たシリアルな電子データを受信してこれを前記表示画面
上に通信文として表示するデータに変換する電気回路と
を備えている。
【0004】前記入力感知面は、筆記具の筆跡を感知
し、手書きの文字や図で通信文を作成できるように構成
することができる。
【0005】前記ケーシングには、本発明の装置を受話
器の送話口に着脱自在に当てがい、支持する手段を設け
ることができる。また、本発明の装置は、シリアルな電
子データを音声信号に変換する手段を備えている。
【0006】本発明の装置は、シリアルな電子データを
受話器から受信できるようにフレキシブルコードを介し
て前記ケーシングに接続されるマイクロホンと、音声信
号をシリアルな電子データに変換する手段とを備えてい
る。また、このマイクロホンを受話器の受話口に着脱自
在に当てがう手段を設けることもできる。
【0007】
【作用及び効果】本発明に係る装置は、以上の構成を備
えているので、公衆電話回線等の既存の電話回線を利用
して、複数の地点間もしくは個人間で文字・図形情報の
通信を簡便に行うことができる
【0008】
【実施例の説明】以下、本発明の特徴をより明確に理解
できるように、添付図面に基づいて本発明の実施例を説
明する。
【0009】図1に示す本発明に係る文字・図形情報送
受信装置は、使用者が通信文を作成するための手段とし
て、手書きされた文字・図形を感知する入力感知面10
を備えている。
【0010】マルチプレクサ11は、上記通信文をシリ
アルな電子データに変換し、記憶装置12に記憶させ
る。
【0011】マルチプレクサ制御装置13とマイクロホ
ン14は、マルチプレクサ11と変復調装置24の作動
を制御し、この変復調装置は、変調された信号を音声増
幅器15およびスピーカ16に送る。
【0012】スピーカ16は、受話器18の送話口17
に当てがわれて支持される。入力感知面10に筆記され
た通信文は、変調されたシリアルな電子データに変換さ
れ、電話回線を通じて異なる地点にある他の電話機に受
信される。
【0013】本発明の装置の受信部は、使用時に受話器
18の受話口21に当てがわれるマイクロホン20を備
えている。変調された高周波のシリアルなデータ信号の
形態で受信された音声信号は、増幅器22、フィルタ2
3および変復調装置24(ここで信号が復調される)を
経て記憶装置25に送られる。
【0014】表示画面駆動装置26は、記憶装置25の
出力信号に対応してドットマトリクス液晶表示画面27
に表示する通信文信号を発生させる。かくして、受信さ
れたシリアルなデータ信号は、マイクロコンピュータ1
4で処理され、所望どおり通信文を表示画面27に表示
することができる。
【0015】図2には、本発明の装置が、電話回線で接
続された2地点の受話器にそれぞれ取り付けられた状態
が示されている。そして、この図の上半分は、左側の電
話機から右側の電話機に通信文を送信する場合を示し、
下半分は逆方向に送信する場合を示している。
【0016】図3および図4には、本発明装置の一般的
な構造が分かりやすく示されている。すなわち、ケーシ
ング1には、入力感知面2と表示画面3が設けられてい
る。操作ボタン4は、本発明装置の作動部および機能表
示部5を操作するためのものである。マイクロホン6
は、フレキシブルコード7を介して本発明装置に接続さ
れている。ケーシング1の背面には環状クッション8が
取り付けてある。
【0017】図5においては、ケーシング1は、受話器
の送話口に、弾性の取り付けバンド30によって着脱自
在にセットされている。マイクロホン6も、同様に、受
話器の受話口に弾性の取り付けバンド31によってセッ
トされている。
【0018】図6に示された本発明装置は、図5に示さ
れたものとほぼ同様のものであるが、構造が若干異な
る。すなわち、ケーシング40には開閉蓋41が枢着さ
れており、その内面にはメモパッド42が保持されてい
る。このケーシング40の蓋41を開いた状態が図7
に、閉じた状態が図8に、それぞれ示されている。ま
た、図8には、ケーシング40を受話器の送話口に着脱
自在にセットするためのばね付勢式クランプ43が示さ
れている。
【0019】図9には、上述の実施例とは異なり、タッ
チ式の入力感知面50が示されている。この入力感知面
50には文字と数字が配列されており、通信文を作成で
きる。すなわち、使用者が筆記具等の先端で、選択した
文字と数字の示された枡枠内を加圧して通信文を作成で
きるように構成されている。また、通信文を作成する際
に、通常書体や特殊書体の文字や数字を選択できるよう
に構成することもできる。
【0020】図10は、表示画面に使用される導線の配
置構造を示す。これらの導線の上方に配置された入力感
知面上で選択された文字もしくは数字が加圧されると、
この加圧点に通じる導線の実効抵抗に即座に応答する電
気回路(図示略)を一般に公知の手法で設けることによ
り、通信文を所望どおりで作成し、表示画面上に表示す
ることができる。
【0021】図9に示す入力感知面においては、文字・
数字を表示した前記枡枠の各々に接続された各導線の実
効抵抗が、記憶装置に記憶され、文字・数字として表示
画面上に表示される。
【0022】本発明の装置に使用される種々の電子部材
や電子回路の各々は、既存のものであり、市販品として
入手できるものである。したがって、かかる市販品たる
データ変換装置(例えば、音声データを電子データに変
換する装置)、電子記憶装置および入力感知装置等につ
いては、その構造や機能を本明細書で詳細に説明する必
要はないと思われるので省略する。
【0023】本発明の装置は、小型のものであり、通常
は受話器よりも小さく、使用者が携行してほとんどのタ
イプの電話機に取り付け可能である。本発明の装置は、
変調されたシリアルな電子データを送信する既存の技術
に代えて、手書きの文字、図形、サイン等を含む通信文
を送受信できるものである。
【0024】また、スクランブルをかければ、情報を安
全に伝達できる。すなわち、通常の公衆電話回線に使用
できるスクランブラーを取り付けた一対の本発明装置間
では、通信内容が第三者ないし部外者に判読可能な状態
で受信される危険を回避できる。
【0025】以上、本発明を好ましい実施例に基づいて
説明したが、本発明の装置には、通常の電話回線に電話
機を接続する壁面ソケットに差し込める汎用プラグを取
り付けることもできる。このようにすれば、スピーカや
マイクロホン等の音声的装置や音声信号を電子データ
に、あるいは電子データを音声信号に変換する装置は不
要となり、通信文は、電話回線から直接送受信できる。
なお、2地点間を接続する際に、電話機が本発明装置を
取り付け得ない形態のものであるときは、双方向アダプ
タを用い、電話機と本発明装置を同じ電話回線のソケッ
トにパラレルに接続すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、発信部と受信部の概略図である。
【図2】図2は、2地点を結ぶ電話回線を利用して本発
明装置を使用する要領を示す説明図である。
【図3】図3は、本発明装置の斜視図である。
【図4】図4は、本発明装置の側面図である。
【図5】図5は、本発明装置を受話器に取り付けた状態
の斜視図である。
【図6】図6は、本発明装置の他の実施例に係るもの
で、本発明装置を受話器に取り付けた状態を示す斜視図
である。
【図7】図7は、図6の本発明装置の一部を示す正面図
である。
【図8】図8は、図7の側面図である。
【図9】図9は、本発明装置に使用される入力感知面の
変形例を示す正面図である。
【図10】図10は、入力感知面に用いる導線の配置を
示す。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 通信文作成用入力感知面 3 表示画面 4 操作ボタン 5 機能表示部 6 マイクロホン 7 フレキシブルコード 8 環状クッション 10 通信文作成用入力感知面 11 マルチプレクサ 12 記憶装置 13 マルチプレクサ制御装置 14 マイクロコンピュータ 15 音声増幅器 16 スピーカ 17 送話口 18 受話器 20 マイクロホン 21 受話口 22 増幅器 23 フィルタ 24 変復調装置 25 記憶装置 26 表示画面駆動装置 27 ドットマトリクス液晶表示画面 30 取り付けバンド 31 取り付けバンド 40 ケーシング 41 開閉蓋 42 メモパッド 43 ばね付勢式クランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、このケーシングに設けら
    れた通信文作成用入力感知面と、この入力感知面の近傍
    に設けられた通信文表示画面と、通信文を電話回線を通
    じて送信可能なシリアルな電子データに変換する電気回
    路と、電話回線を通じて送られてきたシリアルな電子デ
    ータを受信してこれを前記表示画面上に通信文として表
    示するデータに変換する電気回路とを備えた、電話回線
    を使用する携帯式文字・図形情報送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信文作成用入力感知面が、通信文
    を手書きで作成できるように筆記具の筆跡を感知するよ
    うに構成された請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 シリアルな電子データを音声信号に変換
    する手段と、前記ケーシングにこれを受話器の送話口に
    着脱自在に当てがう手段とを設けて成る請求項1または
    は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 シリアルな音声信号を受話器から受信で
    きるようにフレキシブルコードを介して前記ケーシング
    に接続されるマイクロホンと、このマイクロホンを受話
    器の受話口に着脱自在に当てがう手段と、音声信号をシ
    リアルな電子データに変換する手段とを備えた請求項1
    ないし3のいずれかに記載の装置。
JP27611392A 1992-10-14 1992-10-14 電話回線を使用する携帯式文字・図形情報送受信装置 Pending JPH06141102A (ja)

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JP27611392A Pending JPH06141102A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 電話回線を使用する携帯式文字・図形情報送受信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5756239A (en) * 1996-12-12 1998-05-26 Eastman Kodak Company Method of forming a color filter array with improved resolution

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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