JPH0613953A - 移動無線データ誤り訂正方式 - Google Patents
移動無線データ誤り訂正方式Info
- Publication number
- JPH0613953A JPH0613953A JP4190050A JP19005092A JPH0613953A JP H0613953 A JPH0613953 A JP H0613953A JP 4190050 A JP4190050 A JP 4190050A JP 19005092 A JP19005092 A JP 19005092A JP H0613953 A JPH0613953 A JP H0613953A
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- JP
- Japan
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- error
- transmission
- mobile radio
- interleaving
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- Pending
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- Error Detection And Correction (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信側のインターリーブ、受信側のデインタ
ーリーブ及びその処理時間が不要で、且つシステム構成
が簡単な移動無線データ誤り訂正方式を提供すること。 【構成】 伝送情報に伝送誤り検出及び訂正するための
符号化手段11で付加し、更に連続的な誤りを分散する
ために、複数の受信手段13a,13bでアンテナを介
して受信した各々の受信情報S3a,S3bを復調した
後、ディジタル系列になった受信情報をビット単位で置
換して、複数の置換情報S4a,S4bを生成し、前記
複数の受信情報S3a,S3bと該複数の置換情報S4
a,S4bから、それら全てのデータを誤り検出手段1
6a〜16dで誤り検出し、該誤り検出した情報を比較
選択手段17で比較することにより、最も誤り少ない受
信情報を選択し、復号化手段18で復号して伝送情報を
取り出す。
ーリーブ及びその処理時間が不要で、且つシステム構成
が簡単な移動無線データ誤り訂正方式を提供すること。 【構成】 伝送情報に伝送誤り検出及び訂正するための
符号化手段11で付加し、更に連続的な誤りを分散する
ために、複数の受信手段13a,13bでアンテナを介
して受信した各々の受信情報S3a,S3bを復調した
後、ディジタル系列になった受信情報をビット単位で置
換して、複数の置換情報S4a,S4bを生成し、前記
複数の受信情報S3a,S3bと該複数の置換情報S4
a,S4bから、それら全てのデータを誤り検出手段1
6a〜16dで誤り検出し、該誤り検出した情報を比較
選択手段17で比較することにより、最も誤り少ない受
信情報を選択し、復号化手段18で復号して伝送情報を
取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動無線通信システムに
おける連続的バースト誤りに対して、符号が得意とする
ランダム誤りに置換してデータの誤りを訂正する移動無
線データ誤り訂正方式に関するものである。
おける連続的バースト誤りに対して、符号が得意とする
ランダム誤りに置換してデータの誤りを訂正する移動無
線データ誤り訂正方式に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば、自動車電話等の移動無線通信にお
いて、マルチパスフェージングによって通信路の品質が
劣化し、誤り率特性が劣化する。また、フェージングに
よって受信波のレベルがスレッショールド以下になると
連続的なバースト誤りが発生する。このため誤り訂正符
号による誤り訂正が不可能となる。そこでバーストを分
散し、ランダム誤りにするためにデータ交錯法を用い
る。以後データ交錯法と呼ぶ。
いて、マルチパスフェージングによって通信路の品質が
劣化し、誤り率特性が劣化する。また、フェージングに
よって受信波のレベルがスレッショールド以下になると
連続的なバースト誤りが発生する。このため誤り訂正符
号による誤り訂正が不可能となる。そこでバーストを分
散し、ランダム誤りにするためにデータ交錯法を用い
る。以後データ交錯法と呼ぶ。
【0003】図3は従来のインターリーブ法を用いた移
動無線通信のシステム構成を示す図である。図示するよ
うに、送信側では伝送情報を符号化手段1により符号化
した出力にインターリーブ手段2でインターリーブし、
送信手段3により送信する。受信側ではアンテナを介し
受信手段4で受信し、デインターリーブ手段5でデイン
ターリーブし、復号化手段6により復号して伝送情報を
得ている。このことにより、誤り訂正の効率を向上させ
誤り率を改善することができる。
動無線通信のシステム構成を示す図である。図示するよ
うに、送信側では伝送情報を符号化手段1により符号化
した出力にインターリーブ手段2でインターリーブし、
送信手段3により送信する。受信側ではアンテナを介し
受信手段4で受信し、デインターリーブ手段5でデイン
ターリーブし、復号化手段6により復号して伝送情報を
得ている。このことにより、誤り訂正の効率を向上させ
誤り率を改善することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのイン
ターリーブにおいても、フェージングによる受信レベル
の落ち込みは一定ではなく、必ずしもインターリーブに
よって誤りを均等に分散できるとは限らないので、誤り
訂正の効果を十分に得ることができない。また、誤り訂
正の符号化前後におけるインターリーブとデインターリ
ーブによる回路構成が複雑になってしまうので、回路構
成を単純化するために並列処理したものもあるが、送信
側でインターリーブと同様な処理が必要となる。
ターリーブにおいても、フェージングによる受信レベル
の落ち込みは一定ではなく、必ずしもインターリーブに
よって誤りを均等に分散できるとは限らないので、誤り
訂正の効果を十分に得ることができない。また、誤り訂
正の符号化前後におけるインターリーブとデインターリ
ーブによる回路構成が複雑になってしまうので、回路構
成を単純化するために並列処理したものもあるが、送信
側でインターリーブと同様な処理が必要となる。
【0005】更に、特性を改善するため第1の冗長符号
にインタリーブ操作後更に第2の冗長符号を付加するク
ロスインターリーブがあり、第2の冗長符号に第1の配
列状態に帰還する帰還形のクロスインターリーブがある
が、演算量が多く、装置が複雑になるという問題があ
る。また、インターリーブするためには送信側、受信側
共にインターリーブ処理時間がデータ伝送の遅延を生じ
させてしまうという問題があった。
にインタリーブ操作後更に第2の冗長符号を付加するク
ロスインターリーブがあり、第2の冗長符号に第1の配
列状態に帰還する帰還形のクロスインターリーブがある
が、演算量が多く、装置が複雑になるという問題があ
る。また、インターリーブするためには送信側、受信側
共にインターリーブ処理時間がデータ伝送の遅延を生じ
させてしまうという問題があった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、送信側のインターリーブ、受信側のデインターリー
ブ及びその処理時間が不要で且つシステム構成が簡単な
移動無線データ誤り訂正方式を提供することを目的とす
る。
で、送信側のインターリーブ、受信側のデインターリー
ブ及びその処理時間が不要で且つシステム構成が簡単な
移動無線データ誤り訂正方式を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、伝送情報に伝送誤り検出及び訂正するための
符号を付加し、更に連続的な誤りを分散するために、複
数の受信機がアンテナを介して受信した各々の情報を復
調した後、ディジタル系列になった受信情報をビット単
位で置換して、複数の置換情報を生成し、前記複数の受
信情報と該複数の置換情報から、それら全てのデータを
誤り検出し、該誤り検出した情報を比較することによ
り、最も少ない受信情報を選択し、復号して伝送情報を
取り出すことを特徴とする。
本発明は、伝送情報に伝送誤り検出及び訂正するための
符号を付加し、更に連続的な誤りを分散するために、複
数の受信機がアンテナを介して受信した各々の情報を復
調した後、ディジタル系列になった受信情報をビット単
位で置換して、複数の置換情報を生成し、前記複数の受
信情報と該複数の置換情報から、それら全てのデータを
誤り検出し、該誤り検出した情報を比較することによ
り、最も少ない受信情報を選択し、復号して伝送情報を
取り出すことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば上記の如く、複数の異なる受信
情報を異なるビット単位で置換し、置換情報とすること
で連続的なバースト誤りをランダム誤りに変換した後、
置換前の複数の受信情報及び置換情報のすべての中から
最も誤りの少ないデータ系列を選択することにより、送
信側のインターリーブ及び受信側のデインターリーブ手
段が不要となり、装置の規模を低減でき、同時にインタ
ーリーブ及びデインターリーブによって生じる処理遅延
時間を削減できる。
情報を異なるビット単位で置換し、置換情報とすること
で連続的なバースト誤りをランダム誤りに変換した後、
置換前の複数の受信情報及び置換情報のすべての中から
最も誤りの少ないデータ系列を選択することにより、送
信側のインターリーブ及び受信側のデインターリーブ手
段が不要となり、装置の規模を低減でき、同時にインタ
ーリーブ及びデインターリーブによって生じる処理遅延
時間を削減できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の移動無線データ誤り訂正方式を適
用する装置のシステム構成を示す図である。図1におい
て、11は符号化手段、12は送信手段、13a,13
bはそれぞれ受信手段、14は情報置換手段、15a,
15b,15c,15dはそれぞれ記憶手段、16a,
16b,16c,16dはそれぞれ誤り検出手段、17
は比較選択手段、18は復号化手段である。
する。図1は本発明の移動無線データ誤り訂正方式を適
用する装置のシステム構成を示す図である。図1におい
て、11は符号化手段、12は送信手段、13a,13
bはそれぞれ受信手段、14は情報置換手段、15a,
15b,15c,15dはそれぞれ記憶手段、16a,
16b,16c,16dはそれぞれ誤り検出手段、17
は比較選択手段、18は復号化手段である。
【0010】送信側で伝送情報S1を符号化手段11に
よって符号化することにより、送信情報S2を得、送信
手段12によってアンテナANTを介して送信する。受
信側では、2つの受信手段13a,13bがそれぞれア
ンテナANT1,ANT2を介したフェージング等によ
り誤りが含まれた図2に示すような受信情報S3a,S
3bを得る。該受信情報S3a,S3bを情報置換手段
14によって1ビット単位でデータに置換することによ
り、図2に示すような2つの置換情報S4a,S4bが
得られる。
よって符号化することにより、送信情報S2を得、送信
手段12によってアンテナANTを介して送信する。受
信側では、2つの受信手段13a,13bがそれぞれア
ンテナANT1,ANT2を介したフェージング等によ
り誤りが含まれた図2に示すような受信情報S3a,S
3bを得る。該受信情報S3a,S3bを情報置換手段
14によって1ビット単位でデータに置換することによ
り、図2に示すような2つの置換情報S4a,S4bが
得られる。
【0011】記憶手段15a,15b,15c,15d
は比較手段で同期をとるために情報を保持する。次に受
信情報S3a,S3b,S4a,S4bをそれぞれ誤り
検出手段16a,16b,16c,16dによって誤り
検出を行い、得られた受信情報を比較手段17によって
比較し、その内最も少ないデータ系列を選択し、復号化
手段18によって復号することにより、誤り訂正された
伝送情報を得る。
は比較手段で同期をとるために情報を保持する。次に受
信情報S3a,S3b,S4a,S4bをそれぞれ誤り
検出手段16a,16b,16c,16dによって誤り
検出を行い、得られた受信情報を比較手段17によって
比較し、その内最も少ないデータ系列を選択し、復号化
手段18によって復号することにより、誤り訂正された
伝送情報を得る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば下記
のような優れた効果が得られる。 (1)複数の異なる受信情報を異なるビット単位で置換
し、置換情報とすることで連続的なバースト誤りをラン
ダム誤りに変換した後、置換前の複数の受信情報及び置
換情報のすべての中から最も誤りの少ないデータ系列を
選択することにより、送信側のインターリーブ及び受信
側のデインターリーブ手段が不要となり、装置の規模を
低減でき、同時にインターリーブ及びデインターリーブ
によって生じる処理遅延時間を削減できる。
のような優れた効果が得られる。 (1)複数の異なる受信情報を異なるビット単位で置換
し、置換情報とすることで連続的なバースト誤りをラン
ダム誤りに変換した後、置換前の複数の受信情報及び置
換情報のすべての中から最も誤りの少ないデータ系列を
選択することにより、送信側のインターリーブ及び受信
側のデインターリーブ手段が不要となり、装置の規模を
低減でき、同時にインターリーブ及びデインターリーブ
によって生じる処理遅延時間を削減できる。
【0013】(2)また、受信された複数のデータ系列
から誤りパターンの異なるデータ系列を生成することに
より、ダイバーシチ枝数を増加させるのと同等な効果が
得られる。
から誤りパターンの異なるデータ系列を生成することに
より、ダイバーシチ枝数を増加させるのと同等な効果が
得られる。
【図1】本発明の移動無線データ誤り訂正方式を適用す
る装置のシステム構成を示す図である。
る装置のシステム構成を示す図である。
【図2】受信情報及び置換情報の構成例を示す図であ
る。
る。
【図3】従来のインターリーブ法を用いた移動無線通信
のシステム構成を示す図である。
のシステム構成を示す図である。
11 符号化手段 12 送信手段 13a,13b 受信手段 14 情報置換手段 15a〜15b 記憶手段 16a〜16d 誤り検出手段 17 比較選択手段 18 復号化手段
Claims (1)
- 【請求項1】 伝送情報に伝送誤り検出及び訂正するた
めの符号を付加し、更に連続的な誤りを分散するため
に、複数の受信機がアンテナを介して受信した各々の情
報を復調した後、ディジタル系列になった受信情報をビ
ット単位で置換して、複数の置換情報を生成し、前記複
数の受信情報と該複数の置換情報から、それら全てのデ
ータを誤り検出し、該誤り検出した情報を比較すること
により、最も少ない受信情報を選択し、復号して伝送情
報を取り出すことを特徴とする移動無線データ誤り訂正
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190050A JPH0613953A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 移動無線データ誤り訂正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190050A JPH0613953A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 移動無線データ誤り訂正方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613953A true JPH0613953A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16251515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4190050A Pending JPH0613953A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 移動無線データ誤り訂正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6012158A (en) * | 1996-09-17 | 2000-01-04 | Uniden Corporation | Decoding apparatus and decoding method |
KR100661588B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2007-12-04 | 엘지전자 주식회사 | 무선전화기의 에러정정장치 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4190050A patent/JPH0613953A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6012158A (en) * | 1996-09-17 | 2000-01-04 | Uniden Corporation | Decoding apparatus and decoding method |
KR100661588B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2007-12-04 | 엘지전자 주식회사 | 무선전화기의 에러정정장치 |
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