JPH06139368A - 地表表示方式 - Google Patents

地表表示方式

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JPH06139368A
JPH06139368A JP28790792A JP28790792A JPH06139368A JP H06139368 A JPH06139368 A JP H06139368A JP 28790792 A JP28790792 A JP 28790792A JP 28790792 A JP28790792 A JP 28790792A JP H06139368 A JPH06139368 A JP H06139368A
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正俊 亀山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元的に地形を表示する地表表示方式にお
いて、表示すべき地形範囲の拡張による頂点数の増加に
伴う画像生成のための処理時間の増加を防止し、頂点を
間引くことによる頂点数減少による画像品質の低下を防
止する。 【構成】 情報入力部11により入力された3次元画像
生成に必要な視点位置、注視点位置、視野角などの視点
情報から、表示領域解析部12により表示対象となる地
形領域を決定し、その地形領域に含まれる地形モデルデ
ータの頂点数から表示方式判定部13により頂点の間引
き数と表示方式を判定し、その決定にしたがってグロー
シェーディング処理部14あるいはテクスチャマッピン
グ処理部15により3次元的な地形の画像を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地表表示方式、特に3次
元画像表示装置を用いて3次元的に地形を表示する場合
において、表示対象となる地形を構成する頂点の数に応
じて頂点数及び表示方式を変化させる地表表示方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】3次元地形モデルデータから3次元モデ
ルの画像を生成する表示方法としては、例えば、James
D.Foley,Andries Van Dam著,今宮淳美訳
「コンピュータ・グラフィックス」日本コンピュータ協
会,pp.591 〜595 (1984)、あるいは中前栄八郎著
「コンピュータ・グラフィックス」オーム社,pp.168
〜170 (1987)等に記載されているように、グローシェ
ーディング方式、テクスチャマッピング方式等がある。
グローシェーディング方式とは、3次元モデルを構成す
る多角形面の各頂点の明度を決めて各頂点間の明度を線
形補完して多角形の濃淡づけを行い、3次元モデルの画
像を生成するものである。また、テクスチャマッピング
方式とは、画像データを3次元モデルを構成する面にマ
ッピングすることにより濃淡づけを行い、3次元モデル
の画像を生成するものである。
【0003】さらに、3次元画像表示装置を用いて3次
元的に地形を表示する場合の従来技術としては、Kaned
a K.Kato F. Nakamae E. Nishita T. Tanak
a H. Noguchi T. “Three Demensional Terra
in Modeling and Display for Enveronment
al Assessment ”,Computer Graphics ,Vol.2
3 ,No.3(1989),pp.207〜214 に記載された表示方
式がある。同著に記載された技術では、地図データを元
にした地形モデルに空中写真などの画像をマッピングし
ている。また、同技術では透視変換した後、パッチの大
きさが水平方向において距離に関係なくほぼ一定の大き
さになるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述のように
3次元的に地形を表示する従来の地表表示方式において
は、表示対象範囲が広くなると地形を構成する頂点数が
増加し、画像生成のための処理時間が増加するという問
題点があった。従って、このような場合には従来の地表
表示方式では所定時間内に表示処理を完了することがで
きないことがあった。この問題点を解決するために、表
示対象となる地形を構成する頂点を間引くことにより頂
点数を減らす方法が提案されているが、この方法では所
定時間内に表示処理を完了することはできても画像品質
が劣化し高品質な画像を生成することができないという
問題点が生じる。
【0005】このように従来の地表表示方式では、画像
品質を向上させようとすると画像生成のための処理時間
が増加し、逆に画像生成処理時間を短縮しようとすれば
画像品質が落ちるという問題点があった。
【0006】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、表示すべき地形範囲が広くなるこ
とによる頂点数の増加に伴う画像生成のための処理時間
の増加を防止すると共に、表示地形を構成する頂点を間
引くことによる頂点数の減少によっても画像品質の低下
を防止して、短時間で高品質な3次元モデル画像を生成
する地表表示方式を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る地表表示方式は、画像表示装置を用い
て3次元的に地形を表示する地表表示方式において、格
子状に並んだ頂点の情報から構成される地形モデルデー
タと、予め処理された地形画像を内蔵する手段を有し、
3次元画像生成に必要な視点位置、注視点位置、視野角
などの視点情報を入力する情報入力部と、情報入力部に
よって入力された視点情報に従って表示対象となる地形
領域を決定する表示領域解析部と、表示領域解析部によ
って決定された地形領域に含まれる上記地形モデルデー
タの頂点数から頂点の間引き数を判定すると共に、処理
すべき頂点数が少ないときは表示方式としてグローシェ
ーディング方式を選択し、処理すべき頂点数が多いとき
はテクスチャマッピング方式を選択する表示方式判定部
と、表示方式判定部により決定された間引き数にしたが
って間引きした地形モデルデータを使用してグローシェ
ーディングにより3次元的な地形の画像を生成するグロ
ーシェーディング処理部と、表示方式判定部により決定
された間引き数にしたがって間引きした地形モデルデー
タと前記予め処理された地形画像を使用してテクスチャ
マッピングにより3次元的な地形の画像を生成するテク
スチャマッピング処理部と、グローシェーディング処理
部またはテクスチャマッピング処理部によって生成され
た画像を表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】従って、本発明の地表表示方式によれば、3次
元画像生成に必要な視点位置、注視点位置、視野角など
の視点情報から表示対象となる地形領域を決定し、その
地形領域に含まれる地形モデルデータの頂点数から頂点
の間引き数と表示方式を判定し、その決定にしたがって
グローシェーディング方式あるいはテクスチャマッピン
グ方式により3次元的な地形の画像を生成するので、表
示すべき地形範囲が広くなり対象となる頂点数が増加し
ても表示方式判定部により頂点は適宜間引かれ画像生成
のための処理時間の増加を防止できる。また、表示方式
判定部により間引かれる表示地形の頂点数は画像品質の
低下を防止できる程度に選択されているので短時間で高
品質な3次元モデル画像を生成できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
説明する。図1は本発明の地表表示方式を実現した本実
施例に係る3次元画像表示装置の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【0010】図1において、本実施例の3次元画像表示
装置は、3次元画像生成に必要な視点位置、注視点の位
置、視野角などの視点情報を入力する情報入力部11
と、情報入力部11によって入力された視点情報などの
情報に従って表示する対象となる地形領域を決定する表
示領域解析部12と、表示領域解析部12によって求め
られた表示領域の地形を構成する地形モデルデータの頂
点数から頂点の間引き数及び表示方式を判定する表示方
式判定部13と、表示方式判定部13によって処理すべ
き頂点数が少ないときは表示方式としてグローシェーデ
ィングが選択されるが、この場合において表示方式判定
部13により決定された間引き数にしたがって間引きし
た地形モデルデータを使用してグローシェーディングに
より3次元的な地形の画像を生成するグローシェーディ
ング処理部14と、同様に表示方式判定部13によって
処理すべき頂点数が多いときは表示方式としてテクスチ
ャマッピングが選択されるが、この場合において表示方
式判定部13により決定された間引き数にしたがって間
引きした地形モデルデータと地形画像を使用して、テク
スチャマッピングにより3次元的な地形の画像を生成す
るテクスチャマッピング処理部15と、グローシェーデ
ィング処理部14あるいはテクスチャマッピング処理部
15によって生成された画像を表示する表示部16とか
ら構成されている。
【0011】そして、グローシェーディング処理部14
には格子状に並んだ頂点の情報から構成される地形モデ
ルデータ101が入力され、テクスチャマッピング処理
部15には地形モデルデータ101と予め処理された地
形画像102とが入力されている。
【0012】また、図2は、図1に示す表示方式判定部
13で行われる処理内容の詳細を示すフローチャートで
ある。最初に、図2のフローチャートに示されるGRA
UTV、MABIKIテーブル、及びLIMITOFG
RAUの各用語について説明する。まず、GRAUTV
はグローシェーディングに関し設計により定められる所
定時間内に処理可能な頂点の総数である。また、MAB
IKIテーブルは、地形モデルデータにおいて等間隔に
間引くことが可能な間引き数のリストである。すなわ
ち、地形モデルデータを構成する縦横の頂点数から可能
な間引き数を求め、それらを値の小さい順にMABIK
I1 ,MABIKI2 ,・・・・,MABIKIi ,・
・・,MABIKIn とし、MABIKIテーブルのア
ドレス1,2,・・・,i,・・・,nのそれぞれの位
置に格納している。また、間引き数0をMABIKI0
としてMABIKIテーブルのアドレス0に格納し、M
ABIKIテーブルを作成する。さらに、LIMITO
FGRAUはグローシェーディングを行う間引き数の上
限値である。
【0013】図3は、本実施例の3次元画像表示装置に
おける地形モデルデータ101の具体的な定義データを
示す図である。図3において、地形モデルデータ301
は地球上の所定の地表範囲を示し、その地形モデルデー
タ301で示される地球上の所定範囲は16個の領域A
k に分割されている。地形モデルデータ301の分割さ
れた各領域は、経度差7分30秒(450秒)、緯度差
5分(300秒)であるものとする。この分割された1
個の領域を経度方向及び緯度方向に各40等分したとす
ると、1個の地形領域Ak はモデルデータ302に示す
ように経度11秒25、緯度7秒50毎に分割されるこ
とになる。従って、1個の領域Ak の頂点数は41×4
1=1681となる。すなわち、1個の領域を処理する
ためには最大1681個の頂点を処理する必要がある。
だだし、領域Ak の境界の頂点は重複して管理される。
【0014】次に、地形画像102について説明する。
地形画像102は、地形モデルデータ101と同様に領
域Ak に分割され、格納されている。各領域Ak に対す
る地形画像は間引きを行わない地形モデルデータ101
を使用してグローシェーディングによって生成した3次
元地形画像を使う。
【0015】また、図4は視点位置、注視点位置、視野
角から表示領域を求める方法を示すための概念図であ
る。図4では、視点位置401と、注視点位置402
と、視点に対して水平方向の視野角403と、視点に対
して垂直方向の視野角404が示されている。そして、
視点位置401から視野に入る地形範囲は一点鎖線で示
されている。
【0016】次に、上記の通り構成される本実施例の3
次元画像表示装置の動作について図1〜図4を用いて説
明する。まず、図1において、情報入力部11はユーザ
から3次元画像生成に必要な視点位置、注視点の位置、
視野角などの視点情報を入力する。次に、表示領域解析
部12は、情報入力部11によって入力された視点位
置、注視点位置、水平視野角、垂直視野角などの視点情
報から、図4に示すように表示すべき地形領域の南西端
と北西端の緯度及び経度を求め、その領域に含まれる領
域Ak 全てを求める。
【0017】表示方式判定部13では、表示領域解析部
12によって決定された地形領域に含まれる地形モデル
データ101の頂点数から頂点の間引き数を判定すると
共に、処理すべき頂点数が少ないときは表示方式として
グローシェーディング方式を選択し、処理すべき頂点数
が多いときはテクスチャマッピング方式を選択する処理
が行われるが、その処理の詳細は図2に示されている。
すなわち、まずMABIKIテーブルのインデックスi
を初期化する(ステップ211)。次に、MABIKI
テーブルからMABIKIi を読み出し(ステップ21
2)、総頂点数TVを求める(ステップ213)。領域
Ak の1つはそれぞれ41×41=1681の頂点から
構成されるので、間引き数MABIKIのとき頂点数は
式(1)に示すようになる。従って、総頂点数TVは式
(2)に示す計算式で求めることができる。
【0018】 (40/(MABIKI+1)+1)・・・・・(1) TV=領域Ak の個数×(40/(MABIKI+1)
+1)・・・・・(2) 次に、表示すべき地形領域を構成する全頂点数TVとグ
ローシェーディングに関し設計より定められる所定時間
内に処理可能な頂点数GRAUTVとを比較する(ステ
ップ214)。比較の結果、GRAUTV≧TVのとき
には、現在の間引き数における全頂点数が所定時間内に
処理可能であるから、ステップ215に進む。これに対
し、GRAUTV<TVのときには現在の間引き数にお
ける全頂点数が所定時間内には処理不可能であるから、
より大きな間引き数を選択して再び比較処理を行わなけ
ればならない。そのためにステップ218においてMA
BIKIテーブルにいまだ参照していない値があるかど
うか(iがnに等しくなったか)をチェックする。iが
nと等しくない場合は、さらに参照すべき値があるとい
うことであるので、MABIKIテーブルのインデック
スiに1加算し(ステップ219)、再びステップ21
2に戻る。iがnと等しい場合は、MABIKIテーブ
ルの全ての値に対して比較処理が完了しているのでステ
ップ215に進む。
【0019】次に、グローシェーディングを行う間引き
数の上限値LIMITOFGRAUと現在の間引き数M
ABIKIi を比較する(ステップ215)。LIMI
TOFGRAU≧MABIKIi のときには、グローシ
ェーディングによる画像生成であっても画質の劣化は許
容範囲内であるから、画像生成方法としてグローシェー
ディングを選択する。これに対し、LIMITOFGR
AU<MABIKIiのときには、グローシェーディン
グによる表示では画質の劣化が許容範囲を越えるという
ことを示しているから、画像生成方法としてテクスチャ
マッピングを選択している。
【0020】そして、グローシェーディング処理部14
は、表示方式判定部13において表示方式としてグロー
シェーディングが選択された場合において、間引き数M
ABIKIi にしたがって各領域Ak の地形モデルデー
タ毎に、縦横MABIKI個おきに地形モデルデータ1
01を読み出し、グローシェーディングにより3次元的
な地形の画像を生成する。このとき間引き数MABIK
Ii が0の場合には間引きを行わず、地形モデルデータ
101の全てのデータを使用して地形画像を生成する。
【0021】テクスチャマッピング処理部15は、表示
方式判定部13において表示方式としてテクスチャマッ
ピングが選択された場合には、間引き数MABIKIi
にしたがって各領域Ak の地形モデルデータ毎に、縦横
MABIKI個おきに地形モデルデータ101を読み出
すと共に、同時に領域Ak に対応する地形画像を地形画
像102から読み出し、テクスチャマッピングにより3
次元的な地形の画像を生成する。
【0022】表示部16は前記グローシェーディング処
理部14またはテクスチャマッピング処理部15によっ
て生成された地形画像を表示する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の地表表示
方式によれば、3次元画像生成に必要な視点位置、注視
点位置、視野角などの視点情報から表示対象となる地形
領域を決定し、その地形領域に含まれる地形モデルデー
タの頂点数から頂点の間引き数と表示方式を判定し、そ
の決定にしたがってグローシェーディング方式あるいは
テクスチャマッピング方式により3次元的な地形の画像
を生成するように構成したので、表示すべき地形範囲が
広くなり対象となる頂点数が増加しても表示方式判定部
により基準値以上の頂点は適宜間引かれて画像生成のた
めの処理時間の増加を防止することができ、しかも精緻
な地形画像をテクスチャマッピングすることにより表示
地形の頂点数が間引かれても画像品質の低下を防止して
高品質な3次元モデル画像を生成できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る地表表示方式を実現する3次元
画像表示装置のブロック図である。
【図2】図1に示す表示方式判定部13で行われる処理
内容の詳細を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す地形モデルデータ101の具体的な
定義データ例を示す図である。
【図4】視点位置、注視点位置、視野角から表示領域を
求める方法を示すための概念図である。
【符号の説明】
11 情報入力部 12 表示領域解析部 13 表示方式判定部 14 グローシェーディング処理部 15 テクスチャマッピング処理部 16 表示部 101 地形モデルデータ 102 地形画像
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】従って、本発明の地表表示方式によれば、3次
元画像生成に必要な視点位置、注視点位置、視野角など
の視点情報から表示対象となる地形領域を決定し、その
地形領域に含まれる地形モデルデータの頂点数から頂点
の間引き数と表示方式を判定し、その決定にしたがって
グローシェーディング方式あるいはテクスチャマッピン
グ方式により3次元的な地形の画像を生成するので、表
示すべき地形範囲が広くなり対象となる頂点数が増加し
ても表示方式判定部により頂点は適宜間引かれ画像生成
のための処理時間の増加を防止できる。精緻な地形画像
をテクスチャマッピングすることにより、表示地形の頂
点数が間引かれても画像品質の低下を防止し短時間で高
品質な3次元モデル画像を生成できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】次に、上記の通り構成される本実施例の3
次元画像表示装置の動作について図1〜図4を用いて説
明する。まず、図1において、情報入力部11はユーザ
から3次元画像生成に必要な視点位置、注視点の位置、
視野角などの視点情報を入力する。次に、表示領域解析
部12は、情報入力部11によって入力された視点位
置、注視点位置、水平視野角、垂直視野角などの視点情
報から、図4に示すように表示すべき地形領域の南西端
と北端の緯度及び経度を求め、その領域に含まれる領
域Ak 全てを求める。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】表示方式判定部13では、表示領域解析部
12によって決定された地形領域に含まれる地形モデル
データ101の頂点数から頂点の間引き数を判定すると
共に、処理すべき頂点数が少ないときは表示方式として
グローシェーディング方式を選択し、処理すべき頂点数
が多いときはテクスチャマッピング方式を選択する処理
が行われるが、その処理の詳細は図2に示されている。
すなわち、まずMABIKIテーブルのインデックスi
を初期化する(ステップ211)。次に、MABIKI
テーブルからMABIKIi を読み出し(ステップ21
2)、総頂点数TVを求める(ステップ213)。領域
Ak の1つはそれぞれ41×41=1681の頂点から
構成されるので、間引き数MABIKIi のとき頂点数
は式(1)に示すようになる。従って、総頂点数TVは
式(2)に示す計算式で求めることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 (40/(MABIKIi +1)+1) 2 (1) TV=領域Ak の個数×(40/(MABIKIi +1)+1) 2 (2) 次に、表示すべき地形領域を構成する全頂点数TVとグ
ローシェーディングに関し設計より定められる所定時間
内に処理可能な頂点数GRAUTVとを比較する(ステ
ップ214)。比較の結果、GRAUTV≧TVのとき
には、現在の間引き数における全頂点数が所定時間内に
処理可能であるから、ステップ215に進む。これに対
し、GRAUTV<TVのときには現在の間引き数にお
ける全頂点数が所定時間内には処理不可能であるから、
より大きな間引き数を選択して再び比較処理を行わなけ
ればならない。そのためにステップ218においてMA
BIKIテーブルにいまだ参照していない値があるかど
うか(iがnに等しくなったか)をチェックする。iが
nと等しくない場合は、さらに参照すべき値があるとい
うことであるので、MABIKIテーブルのインデック
スiに1加算し(ステップ219)、再びステップ21
2に戻る。iがnと等しい場合は、MABIKIテーブ
ルの全ての値に対して比較処理が完了しているのでステ
ップ215に進む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そして、グローシェーディング処理部14
は、表示方式判定部13において表示方式としてグロー
シェーディングが選択された場合において、間引き数M
ABIKIi にしたがって各領域Ak の地形モデルデー
タ毎に、縦横MABIKIi個おきに地形モデルデータ
101を読み出し、グローシェーディングにより3次元
的な地形の画像を生成する。このとき間引き数MABI
KIi が0の場合には間引きを行わず、地形モデルデー
タ101の全てのデータを使用して地形画像を生成す
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】テクスチャマッピング処理部15は、表示
方式判定部13において表示方式としてテクスチャマッ
ピングが選択された場合には、間引き数MABIKIi
にしたがって各領域Ak の地形モデルデータ毎に、縦横
MABIKIi 個おきに地形モデルデータ101を読み
出すと共に、同時に領域Ak に対応する地形画像を地形
画像102から読み出し、テクスチャマッピングにより
3次元的な地形の画像を生成する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示装置を用いて3次元的に地形を
    表示する地表表示方式において、 格子状に並んだ頂点の情報から構成される地形モデルデ
    ータと、予め処理された地形画像を内蔵する手段を有
    し、 3次元画像生成に必要な視点情報を入力する情報入力部
    と、 情報入力部によって入力された視点情報に従って表示対
    象となる地形領域を決定する表示領域解析部と、 表示領域解析部によって決定された地形領域に含まれる
    上記地形モデルデータの頂点数から頂点の間引き数を判
    定する表示方式判定部であって、処理すべき頂点数が少
    ないときは表示方式としてグローシェーディング方式を
    選択し、処理すべき頂点数が多いときはテクスチャマッ
    ピング方式を選択する表示方式判定部と、 表示方式判定部により決定された間引き数にしたがって
    間引きされた地形モデルデータを使用してグローシェー
    ディングにより3次元的な地形の画像を生成するグロー
    シェーディング処理部と、 表示方式判定部により決定された間引き数にしたがって
    間引きされた地形モデルデータと前記予め処理された地
    形画像を使用して、テクスチャマッピングにより3次元
    的な地形の画像を生成するテクスチャマッピング処理部
    と、 グローシェーディング処理部またはテクスチャマッピン
    グ処理部によって生成された画像を表示する表示部と、 を備えたことを特徴とする地表表示方式。
JP28790792A 1992-10-26 1992-10-26 地表表示方式 Expired - Lifetime JP2756066B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996025211A1 (fr) * 1995-02-17 1996-08-22 Namco Ltd. Dispositif de jeu tridimensionnel et procede de synthese d'images
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Publication number Publication date
JP2756066B2 (ja) 1998-05-25

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