JPH06139144A - キャッシュメモリ回路 - Google Patents

キャッシュメモリ回路

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JPH06139144A
JPH06139144A JP4287227A JP28722792A JPH06139144A JP H06139144 A JPH06139144 A JP H06139144A JP 4287227 A JP4287227 A JP 4287227A JP 28722792 A JP28722792 A JP 28722792A JP H06139144 A JPH06139144 A JP H06139144A
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JP
Japan
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tag
data
signal
address
address signal
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Application number
JP4287227A
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English (en)
Inventor
Eiji Kawamura
英二 川村
Takashi Nakayama
貴司 中山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブロックをまたいだアクセスの場合でも一回の
アクセスで済みアクセス時間を短縮すると共に、加算回
路を不要としてチップ面積を小さくする。 【構成】第2及び第4のプリデコーダ2b,8bに、ア
ドレス信号ADの特定のビットA2,A1が所定の条件
のとき次の行を選択する信号を発生する機能を持たせ
る。アドレス信号ADの特定のビットA2,A1に従っ
て複数のキャッシュヒット信号CHS1,CHS3及び
データD1,D2を選択的に出力する選択回路6,11
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャッシュメモリ回路に
関し、特にマイクロプロセッサに内蔵するキャッシュメ
モリ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】キャッシュメモリ回路は、所定の単位の
ブロックを管理単位として機能している。キャッシュミ
スヒット時などに、主記憶装置から必要なデータを読出
してくる場合、このブロックのサイズだけ読み込む。通
常、このブロックのサイズは、マイクロプロセッサのワ
ード幅の整数倍に設定される。
【0003】マイクロプロセッサに内蔵される場合、C
PU部からのデータの要求は通常ワード単位で行なわれ
る。しかし、命令アクセスやデータアクセスの時に、ワ
ード単位よりも小さいハーフワードや、バイト単位での
アクセスが発生することがある。この場合更に引続き次
のワードをアクセスすると、メモリマップ上ワード境界
をまたがって1ワードをアクセスすることになる。
【0004】仮に、キャッシュメモリ回路のブロックが
1ワードの大きさとすると、ワード境界をまたいだアク
セスが発生した場合、2つのブロックを読み出し、それ
ぞれのブロックから半分づつデータを取り出し、合成し
て1ワードにする必要がある。
【0005】例えば、図4を参照すると、この図4にお
いて網目状の領域は1回のアクセスで読み出すことが可
能であるが、斜線部は2回に分けてアクセスする必要が
ある。斜線部の領域内の数字はアクセスの順番を示して
いる。この図4では、1ワードを32ビットとし、横一
例が1つのブロックを構成している。したがってブロッ
クの大きさは2ワードである。
【0006】このように、ワード境界をまたぐアクセス
がキャッシュメモリ回路に対して発生した場合、データ
メモリ70上のデータブロックを2回アクセスする必要
がある。しかし各ブロックはキャッシュメモリ回路内で
独立に管理されているため、隣り合ったブロックが連続
した領域を分担して持っているとは限らない。
【0007】したがって、2回ブロックをアクセスする
場合、同時に毎回タグメモリをアクセスし、ヒットする
かどうか確認する必要がある。このとき2回目のブロッ
クをアクセスするとき、キャッシュメモリ回路に与えら
れているアドレスの一部のインデックスアドレスを
“1”だけインクリメントする必要がある。このことに
より、隣り合った次のブロックをアクセスすることが可
能になる。タグメモリ及びデータメモリは共に、このイ
ンクリメントしたアドレスを必要とする。
【0008】このような従来のキャッシュメモリ回路の
回路図を図5に示す。この例では、ブロックを1ワード
(32ビット)の大きさとし、各ブロックにはダクアド
レスが対応している。
【0009】次にまずタグメモリ部分について説明す
る。アドレス入力端子から入力されたアドレス信号AD
(構成ビットA31〜A0)の内、下位9〜2ビット
(A9〜A2)目がインデックスアドレスとしてプリデ
コーダ2に入り、デコーダ3から各タグメモリバンク1
a,1bのタグメモリセル行TRを選択する。ここでア
ドレス信号AD32ビットの内、最下位ビットを0ビッ
ト(A0)目、最上位ビットを31ビット(A31)目
と呼ぶことにする。
【0010】アドレス信号ADの内、上位31〜10ビ
ット(A31〜A10)目はタグアドレスとして比較器
51に入る。各タグメモリバンク1a,1bには22ビ
ットのタグアドレスと、1ビットのバリッドビットの計
23ビットのタグメモリセル行TRが128個並んでい
る。
【0011】右側のタグメモリバンク1bを選ぶか左側
(1a)を選ぶかは、アドレス信号ADの下位2ビット
(A2)目で選択する。この選択を行なうのが、Y選択
回路12である。
【0012】タグメモリバンク1a,1bから読み出し
たタグメモリアドレスTAを、アドレス信号ADの上位
31〜10ビット(A31〜A10)目と比較し、その
結果とバリッドビットVBとの論理積をとった結果が、
キャッシュヒット信号CHSとして出力される。
【0013】データメモリ部分はタグメモリ部分と同様
に、インデックスアドレスによってデータメモリバンク
7a,7bのデータメモリセル行を選択する。データメ
モリバンク7a,7bは全部で256個のブロックより
なり、各データメモリバンクに128個づつ格納されて
いる。1ブロックは32ビットとなっている。2つのデ
ータメモリバンク7a,7bから出力されたブロック
は、Y選択回路13により選択される。これはタグメモ
リ部分と同様にアドレス信号ADの2ビット(A2)目
により選択される。
【0014】出力された32ビットのデータの内上位1
6ビット分のデータだけが必要な場合のために、選択回
路11bで、アドレス信号ADの1ビット(A1)目に
よって上位16ビット分のデータがデタバスの下位側に
出力されるようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャッ
シュメモリ回路では、アクセスがワード境界あるいは、
ブロック境界をまたいだ場合、一度のアクセスでは処理
しきれないため、データメモリを2度アクセス時には1
つ隣のブロックをアクセスするので、そのブロックのイ
ンデックスアドレスを計算する必要があるが、従来例で
インデックスアドレス8ビット分あるため、8ビットの
全加算器が必要になる。
【0016】マイクロプロセッサ内蔵のキャッシュメモ
リ回路にとってチップ面積の増大は極めて重大な意味を
もち、通常、集積密度の高いRAMセル部の面積を大き
く取り、周辺の論理回路は極力簡素化し面積を小さくし
ている。キャッシュメモリ回路の性能はほぼ内蔵するメ
モリ容量に支配されるため、RAMセル部以外の面積の
増大は深刻な問題である。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のキャッシュメモ
リ回路は、タグアドレスを記憶するタグメモリセル行を
それぞれ複数行ずつ備え選択された前記タグメモリセル
行のタグアドレスを読出す少なくとも1つの第1及び第
2のタグメモリバンクと、前記第1のタグメモリバンク
と対応して設けられアドレス信号の第1の部分に従って
第1のデコード信号を発生する第1のプリデコーダと、
前記第2のタグメモリバンクと対応して設けられ前記ア
ドレス信号の第1の部分に従って第2のデコード信号を
発生し前記アドレス信号の特定のビットが所定の条件の
とき次のタグメモリセル行を選択するように変更した第
2のデコード信号を発生する第2のプリデコーダと、前
記第1及び第2のデコード信号に従って対応する前記タ
グメモリバンクのタグメモリセル行を選択する第1及び
第2のデコーダと、前記第1及び第2のタグメモリバン
クから読出されたタグアドレスと前記アドレス信号の第
2の部分とを比較しその結果に応答した第1及び第2の
キャッシュヒット信号を発生する第1及び第2の比較回
路と、前記アドレス信号の所定のビットに従って前記第
1及び第2のキャッシュヒット信号のうちの1つを選択
する選択回路と、所定の単位のデータを記憶するデータ
メモリセル行をそれぞれ複数行ずつ備え選択された前記
データメモリセル行のデータを読出す少なくとも1つの
第1及び第2のデータメモリバンクと、前記第1及び第
2のデータメモリバンクと対応して設けられ前記アドレ
ス信号の第3の部分に従って第3のデコード信号を発生
する第3のプリデコーダと、前記第2のデータメモリバ
ンクと対応して設けられ前記アドレス信号の第4の部分
に従って第4のデコード信号を発生し前記アドレス信号
の特定にビットが所定の条件のとき次のデータメモリセ
ル行が選択されるように変更した第4のデコード信号を
発生する第4のプリデコーダと、前記第3及び第4のデ
コード信号に従って対応する前記データメモリバンクの
データメモリセル行を選択する第3及び第4のデコーダ
と、前記アドレス信号の所定のビットに従って前記第1
及び第2のデータメモリバンクから読出されたデータを
選択的にデータバスに伝達する選択回路とを有してい
る。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0020】この実施例は、タグアドレスを記憶するタ
グメモリセル行TRをそれぞれ複数行ずつ備え、選択さ
れたタグメモリセル行TRのタグアドレスを読出す第1
及び第2のタグメモリバンク1a,1bと、第1のタグ
メモリバンク1aと対応して設けられアドレス信号AD
(A31〜A0)の第1の部分(A9〜A3)に従って
第1のデコード信号を発生する第1のプリデコーダ2a
と、第2のタグメモリバンク1bと対応して設けられア
ドレス信号ADの第1の部分(A9〜A3)に従って第
2のデコード信号を発生しアドレス信号ADの特定のビ
ット(A2,A1)が所定の条件のとき次のタグメモリ
セル行を選択するように変更した第2のデコード信号を
発生する第2のプリデコーダ2bと、第1及び第2のデ
コード信号に従って対応するタグメモリバンク(1a,
1b)のタグメモリセル行TRを選択する第1及び第2
のデコーダ3a,3bと、第1及び第2のタグメモリバ
ンク1a,1bから読出されセンス増幅部4a,4bに
より増幅されたタグアドレスTA1,TA2とアドレス
信号ADの第2の部分(A31〜A10)とを比較しそ
の結果に応答した第1及び第2のキャッシュヒット信号
CHS1,CSH2を発生する第1及び第2の比較回路
5a,5bと、アドレス信号ADの所定のビット(A
2,A1)に従って第1及び第2のキャッシュヒット信
号CHS1,CHS2のうちの1つを選択する選択回路
6と、所定の単位のデータを記憶するデータメモリセル
行DRをそれぞれ複数行ずつ備え選択されたデータメモ
リセル行DRのデータを読出す第1及び第2のデータメ
モリバンク7a,7bと、この第1データメモリバンク
7aと対応して設けられアドレス信号ADの第3の部分
(A9〜A3)に従って第3のデコード信号を発生する
第3のプリデコーダ8aと、第2のデータメモリバンク
7bと対応して設けられアドレス信号の第3の部分(A
9〜A3)に従って第4のデコード信号を発生しアドレ
ス信号ADの特定のビット(A2,A1)が所定の条件
のとき次のデータメモリセル行DRが選択されるように
変更した第4のデコード信号を発生する第4のプリデコ
ーダ8bと、第3及び第4のデコード信号に従って対応
するデータメモリバンク(7a,7b)のデータメモリ
セル行DRを選択する第3及び第4のデコーダ9a,9
bと、アドレス信号ADの所定のビット(A2,A1)
に従って第1及び第2のデータメモリバンク7a,7b
から読出されセンス増幅部10a,10bにより増幅さ
れたデータを選択的にデータバスに伝達する選択回路1
1とを有する構成となっている。
【0021】次に、この実施例の動作について説明す
る。インデックスアドレスとタグアドレスの関係は、従
来例と同様である。
【0022】まず、インデックスアドレス(A9〜A
2)8ビット分の内、上位7ビット(A9〜A3)によ
って、2ブロック分のタグアドレスTA1,TA2とデ
ータD1,D2を読み出す。もしアクセスがブロックを
またいでいなければ、そのブロックのタグアドレスTA
1,TA2とアドレス信号ADのタグアドレス(A31
〜A10)とを比較し、一致していたら先に読み出した
データを出力する。
【0023】アクセスがブロックをまたいでいる場合
は、またいでいる2つのブロックのタグアドレスを同時
に比較し、一致した場合2つのブロックの内、必要な部
分を取り出して出力する。この必要な部分を取り出す為
に、選択回路11を使用する。また2つのデータブロッ
クのタグアドレスTA1,TA2の比較結果の論理積を
とったものをキャッシュヒット信号CHSとして出力す
るか、片方のデータブロクの比較結果のみを出力するか
は選択回路6で選択している。
【0024】同時に読み出す2ブロックは同じ行に位置
するものに限られる。したがってブロックをまたいだア
クセスが、この同じ行の2ブロックにまたがっている場
合は問題はないが、異なる行に位置する2つのブロック
である場合は特別な配慮が必要である。
【0025】この関係は図4の(3),(4)で示され
たワードに対応する。(1),(2)で示されるワード
は同じ行の2ブロックにまたがっているが、(3),
(4)は異なる行の2ブロックになっている。
【0026】アクセスが2つのブロックにまたがってい
るかどうかは、アドレス信号の1ビット(A1)目で判
断できる。またアクセスが異なる行のブロックにまたが
っているかどうかは、アドレス信号の2ビット(A2)
目で判断できる。
【0027】異なる行のブロックにまたがったアクセス
の場合、次の行のブロックを読み出すためには、インデ
ックアドレスを“1”だけ増やす必要がある。そこで、
2つあるメモリバンクの内、片方はそのままインデック
スアドレスで示されたブロックの情報を読み出し、他方
はインデクスアドレスを“1”増やした値で、ブロック
を読み出すようにする。こうすることにより同時に必要
な2つのブロックを読み出すことが出来る。
【0028】インデックスアドレスを“1”増やす手段
として、インクリメンタを内蔵したプリデコーダ2bを
使用する。アドレス信号の1ビット(A1)目及び2ビ
ット(2A)目が共に“1”の場合、異なる行の2ブロ
ックにまたがったアクセスと判断される。このときプリ
デコーダ2bによって、インデックアドレスを“1”を
増やした状態のプリデコード信号をデコーダ3bに供給
する。
【0029】図2にインクリメンタを内蔵したプリデコ
ーダ2bの具体的な回路例を示す。基本論理回路21は
1ビット分のプリデコード、基本論理回路22は2ビッ
ト分のプリデコードを行う。
【0030】図3は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0031】前述の第1の実施例ではメモリバンクを2
組使用していたが、この第2の実施例では4組使用す
る。この実施例では、アクセスがブロックをまたいでい
ても、タグメモリバンク及びデータメモリバンクの1
c,7cと1d,7d、1d,7dと1e,7e、1
e,7eと1f,7fとの間であればインデックアドレ
スをインクリメントする必要はない。しかし1f,7f
と1c,7cとの間でまたがっているときは、1c,7
cのインデックスアドレスを“1”増やす必要がある。
【0032】これらの判断はアドレス信号の3〜1ビッ
ト(A3〜A1)目によって行なう、どのアドレスでど
のバンクのデータとタグ比較結果を使用するかは、表1
の通である。
【0033】
【表1】
【0034】キャッシュメモリに対するアクセスがワー
ドアラインされていないワードアクセスである場合、す
なわち主記憶装置をワード毎に区切り、その区切り境界
をまたいだ位置にアクセスが発生したとき、従来のキャ
ッシュメモリでは2回アクセスをする必要がある。これ
はキャッシュメモリのブロックを大きくしても、必ずブ
ロックの境界に非ワードアラインアクセスがあれば起り
得る。またブロックサイズを大きくすれば、ブロック境
界をアクセスする頻度は低下するが、キャッシュメモリ
自体の性能が悪化するので得策ではない。
【0035】さらに2回アクセスする場合、2回目のア
クセスではアドレスを1ブロック分増やす必要があり、
このために加算器が必須となる。この加算器はキャッシ
ュ内のブロック数分必要で、256個のブロックをもつ
キャッシュの場合、8ビットの加算器が必要となる。今
後内蔵キャッシュは巨大化の方向にあり、1024個の
ブロックを持つ内蔵キャッシュを充分考えられる。この
ように8ビット以上の加算器を新たに追加することは、
面積効率を重要視するプロセッサチップに於いては、慎
重に検討すべき問題である。
【0036】本発明では、どのようなアクセスに対して
も1回のキャッシュアクセスで対応出来、加算器を新た
に追加すること無く、面積効率の良いキャッシュメモリ
回路を提供している。さらにブロックサイズは任意の大
きさと個数を選択出来、従来のキャッシュ設計になんら
支障を与えない。
【0037】キャッシュメモリを2回アクセスするとこ
ろを、1回のアクセスですませると実質的にプロセッサ
の性能は2倍になる。実際には非ワードアラインアクセ
スがブロック境界で発生したとき、2回アクセスが必要
なので、この比率が性能にとって問題になる。
【0038】非ワードアラインアクセスが全アクセスの
70%とすると、従来例の構成のキャッシュでは、アク
セス時間1.7倍(=2x0.7+1v0.3)とな
り、本発明は従来例に比べ1.7倍の性能が出来ること
になる。
【0039】さらに本発明では、加算器に対応する機能
をプリデコーダ内に取込、プリデコーダの機能と領域を
効果的に利用している。これにより従来のキャッシュメ
モリの面積と形状を大幅に変更すること無く、性能を上
げることが可能になる。面積と形状が変らないことは、
効率よくフロアープランを行なう必要のあるマイクロプ
ロセッサにとって、極めて重要なことである。さらに将
来内蔵キャッシュメモリの機能拡張で、本機能を追加す
る場合、大変有利である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第2,第
4のプリデコーダに、アドレス信号の特定のビットが所
定の条件のとき次の行を選択する信号を発生する機能を
もたせたので、ブロック境界をまたいだアクセスの場合
でも1度のアクセスの済み、アクセス時間を短縮するこ
とができてマイクロプロセッサ全体の性能を向上させる
ことができ、またインデックスアドレス計算用の加算回
路が不要となるので、チップ面積を小さくすることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示された実施例の第2のプリデコーダの
具体的回路例を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来のキャッシュメモリ回路の動作を説明する
ためのデータメモリのメモリマップである。
【図5】従来のキャッシュメモリ回路の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1a〜1f タグメモリバンク 2,2a〜2d プリデコーダ 3,3a〜3d デコーダ 4a〜4f センス増幅部 5,5a〜5f 比較回路 6,6a 選択回路 7a〜7f データメモリバンク 8,8a〜8d プリデコーダ 9,9a〜9d デコーダ 10a〜10f センス増幅部 11,11a,11b 選択回路 12,13 Y選択回路 21,22 基本論理回路 51 比較器 70 データメモリ DR データメモリセル行 TR タグメモリセル行

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タグアドレスを記憶するタグメモリセル
    行をそれぞれ複数行ずつ備え選択された前記タグメモリ
    セル行のタグアドレスを読出す少なくとも1つの第1及
    び第2のタグメモリバンクと、前記第1のタグメモリバ
    ンクと対応して設けられアドレス信号の第1の部分に従
    って第1のデコード信号を発生する第1のプリデコーダ
    と、前記第2のタグメモリバンクと対応して設けられ前
    記アドレス信号の第1の部分に従って第2のデコード信
    号を発生し前記アドレス信号の特定のビットが所定の条
    件のとき次のタグメモリセル行を選択するように変更し
    た第2のデコード信号を発生する第2のプリデコーダ
    と、前記第1及び第2のデコード信号に従って対応する
    前記タグメモリバンクのタグメモリセル行を選択する第
    1及び第2のデコーダと、前記第1及び第2のタグメモ
    リバンクから読出されたタグアドレスと前記アドレス信
    号の第2の部分とを比較しその結果に応答した第1及び
    第2のキャッシュヒット信号を発生する第1及び第2の
    比較回路と、前記アドレス信号の所定のビットに従って
    前記第1及び第2のキャッシュヒット信号のうちの1つ
    を選択する選択回路と、所定の単位のデータを記憶する
    データメモリセル行をそれぞれ複数行ずつ備え選択され
    た前記データメモリセル行のデータを読出す少なくとも
    1つの第1及び第2のデータメモリバンクと、前記第1
    及び第2のデータメモリバンクと対応して設けられ前記
    アドレス信号の第3の部分に従って第3のデコード信号
    を発生する第3のプリデコーダと、前記第2のデータメ
    モリバンクと対応して設けられ前記アドレス信号の第4
    の部分に従って第4のデコード信号を発生し前記アドレ
    ス信号の特定にビットが所定の条件のとき次のデータメ
    モリセル行が選択されるように変更した第4のデコード
    信号を発生する第4のプリデコーダと、前記第3及び第
    4のデコード信号に従って対応する前記データメモリバ
    ンクのデータメモリセル行を選択する第3及び第4のデ
    コーダと、前記アドレス信号の所定のビットに従って前
    記第1及び第2のデータメモリバンクから読出されたデ
    ータを選択的にデータバスに伝達する選択回路とを有す
    ることを特徴とするキャッシュメモリ回路。
JP4287227A 1992-10-26 1992-10-26 キャッシュメモリ回路 Pending JPH06139144A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7526612B2 (en) 2004-11-10 2009-04-28 Nec Corporation Multiport cache memory which reduces probability of bank contention and access control system thereof
JP2012108930A (ja) * 2005-12-30 2012-06-07 Intel Corp 共有されるl2マッピング・キャッシュのための対称的割り当てのための方法およびシステム

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Effective date: 19991214