JPH06135923A - グリコロニトリルの製造方法 - Google Patents
グリコロニトリルの製造方法Info
- Publication number
- JPH06135923A JPH06135923A JP28293292A JP28293292A JPH06135923A JP H06135923 A JPH06135923 A JP H06135923A JP 28293292 A JP28293292 A JP 28293292A JP 28293292 A JP28293292 A JP 28293292A JP H06135923 A JPH06135923 A JP H06135923A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- glycolonitrile
- reactional
- temperature
- formaldehyde
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 青酸とホルムアルデヒドとを水性媒体中で反
応させてグリコロニトリルを製造する方法において、反
応帯域の温度T(℃)、反応液のpHをPとしたとき、
TとPの積が155〜240であることを特徴とするグ
リコロニトリルの製造方法。 【効果】 グリコロニトリルを効率よく安定に製造する
ことができる。
応させてグリコロニトリルを製造する方法において、反
応帯域の温度T(℃)、反応液のpHをPとしたとき、
TとPの積が155〜240であることを特徴とするグ
リコロニトリルの製造方法。 【効果】 グリコロニトリルを効率よく安定に製造する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグリコロニトリルの製造
方法に関する。グリコロニトリルはグリシンやヒダント
インの原料として利用される。
方法に関する。グリコロニトリルはグリシンやヒダント
インの原料として利用される。
【0002】
【従来の技術】青酸とホルムアルデヒドを水性媒体中で
反応させてグリコロニトリルを製造する方法は良く知ら
れている。しかしながら、該反応は反応系のpHや温度
により反応状態が著しく影響され、一般に、反応液のp
Hが高い程、また、反応温度が高い程、反応速度は速く
なるが、生成したグリコロニトリルも不安定で、着色
や、分解を生じるという問題点がある。
反応させてグリコロニトリルを製造する方法は良く知ら
れている。しかしながら、該反応は反応系のpHや温度
により反応状態が著しく影響され、一般に、反応液のp
Hが高い程、また、反応温度が高い程、反応速度は速く
なるが、生成したグリコロニトリルも不安定で、着色
や、分解を生じるという問題点がある。
【0003】具体的に公知の反応条件として、特開昭5
1−10002号公報には、反応液のpHを二酸化硫黄
を添加して1.5〜2.0に保ち、反応温度を70〜7
5℃とする実施例が示されている。また、特開昭53−
68725号公報には、反応液のpHを亜硫酸ソーダを
添加して4.0〜5.0に保ち、反応温度を20〜30
℃とする実施例が示されている。
1−10002号公報には、反応液のpHを二酸化硫黄
を添加して1.5〜2.0に保ち、反応温度を70〜7
5℃とする実施例が示されている。また、特開昭53−
68725号公報には、反応液のpHを亜硫酸ソーダを
添加して4.0〜5.0に保ち、反応温度を20〜30
℃とする実施例が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
反応系のpHと温度の関係につき充分な解析はなされて
おらず、グリコロニトリルの製造を、特に工業的に連続
実施する場合の最適条件を設定することは非常に困難な
状況にある。
反応系のpHと温度の関係につき充分な解析はなされて
おらず、グリコロニトリルの製造を、特に工業的に連続
実施する場合の最適条件を設定することは非常に困難な
状況にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決するため長年の間、反応条件についてのデータ
を蓄積し、これらを解析した結果、グリコロニトリルの
製造反応におけるpHと温度に対する反応最適条件の特
有の関係が存在していることを見い出し、本発明に到達
した。
題を解決するため長年の間、反応条件についてのデータ
を蓄積し、これらを解析した結果、グリコロニトリルの
製造反応におけるpHと温度に対する反応最適条件の特
有の関係が存在していることを見い出し、本発明に到達
した。
【0006】即ち、本発明の要旨は、青酸とホルムアル
デヒドとを水性媒体中で反応させてグリコロニトリルを
製造する方法において、反応帯域の温度をT(℃)、反
応液のpHをPとしたとき、TとPの積が155〜24
0であることを特徴とするグリコロニトリルの製造方法
に存する。本発明において、ホルムアルデヒドは、通
常、水溶液として、青酸は、気体、液体または水溶液な
ど任意の形態で、反応帯域に供給される。その比率は、
通常、ホルムアルデヒド1モルに対し、青酸1.0〜
1.1モル程度であり青酸をわずかに過剰に供給すると
よい。
デヒドとを水性媒体中で反応させてグリコロニトリルを
製造する方法において、反応帯域の温度をT(℃)、反
応液のpHをPとしたとき、TとPの積が155〜24
0であることを特徴とするグリコロニトリルの製造方法
に存する。本発明において、ホルムアルデヒドは、通
常、水溶液として、青酸は、気体、液体または水溶液な
ど任意の形態で、反応帯域に供給される。その比率は、
通常、ホルムアルデヒド1モルに対し、青酸1.0〜
1.1モル程度であり青酸をわずかに過剰に供給すると
よい。
【0007】反応帯域での反応温度は、通常10〜90
℃、好ましくは20〜80℃であり、反応液のpHは、
通常1.0〜5.5、好ましくは1.5〜5.0に設定
される。そして、本発明において、特徴とする点は、こ
のときの温度をT(℃)、pHをPとしたとき、TとP
の積が、155〜240、好ましくは、160〜220
とすることにある。T×Pが240を越えると、グリコ
ロニトリルの不安定性が増加し、着色や分解が顕著にな
る。また、突発的に異常反応を起こし、急激なpH上
昇、および温度上昇を起こしやすくなる。また、T×P
が155未満では、反応自体は安定であるが、反応速度
が遅くなる分、生成したグリコロニトリルの反応帯域に
存在せる時間を長くする必要が生じ、生成物が一部分解
することにより、充分な収率が得られがたくなるという
問題が生じる。
℃、好ましくは20〜80℃であり、反応液のpHは、
通常1.0〜5.5、好ましくは1.5〜5.0に設定
される。そして、本発明において、特徴とする点は、こ
のときの温度をT(℃)、pHをPとしたとき、TとP
の積が、155〜240、好ましくは、160〜220
とすることにある。T×Pが240を越えると、グリコ
ロニトリルの不安定性が増加し、着色や分解が顕著にな
る。また、突発的に異常反応を起こし、急激なpH上
昇、および温度上昇を起こしやすくなる。また、T×P
が155未満では、反応自体は安定であるが、反応速度
が遅くなる分、生成したグリコロニトリルの反応帯域に
存在せる時間を長くする必要が生じ、生成物が一部分解
することにより、充分な収率が得られがたくなるという
問題が生じる。
【0008】反応液の仕込時のpHは通常2.5前後で
あるので、pHを低くするためには、少量の二酸化イオ
ウ、亜硫酸、硫酸などを添加すればよい。、また、pH
を高くする場合は、少量の亜硫酸ソーダ、苛性ソーダな
どを添加すればよい。かかるpH調整を行った後で、反
応液を反応帯域に供給し、所定の温度で反応を実施すれ
ばよい。
あるので、pHを低くするためには、少量の二酸化イオ
ウ、亜硫酸、硫酸などを添加すればよい。、また、pH
を高くする場合は、少量の亜硫酸ソーダ、苛性ソーダな
どを添加すればよい。かかるpH調整を行った後で、反
応液を反応帯域に供給し、所定の温度で反応を実施すれ
ばよい。
【0009】反応時間は特に限定されるものではない
が、通常1〜6時間程度である。なお、反応帯域の圧力
は、通常、常圧で充分であるが若干の加圧下でも差支え
ない。本発明の方法は、回分法でも連続法でもどちらで
も実施可能であるが、好ましくは連続法である。連続法
を採用する場合、反応帯域を2つまたはそれ以上に分割
して多段階の各反応を実施することもできる。但し、か
かる多段階の各反応帯域においても、反応温度とpHの
積が前述の範囲内にあることが必要である。
が、通常1〜6時間程度である。なお、反応帯域の圧力
は、通常、常圧で充分であるが若干の加圧下でも差支え
ない。本発明の方法は、回分法でも連続法でもどちらで
も実施可能であるが、好ましくは連続法である。連続法
を採用する場合、反応帯域を2つまたはそれ以上に分割
して多段階の各反応を実施することもできる。但し、か
かる多段階の各反応帯域においても、反応温度とpHの
積が前述の範囲内にあることが必要である。
【0010】
【実施例】次に、実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
【0011】実施例1 ジャケット付反応槽に、37重量%ホルマリン1kg/Hr
および液体青酸0.34kg/Hrを連続的に供し、平均滞
留時間が2時間となるように反応液を連続的に抜き出
す。また、反応槽のジャケットに冷却水を流し、反応温
度が80℃になるように調節した。また、反応槽内の気
相部へ二酸化硫黄を、反応液のpHが2.0になるよう
に流量調節しながら供給した(反応温度×pH=16
0)。
および液体青酸0.34kg/Hrを連続的に供し、平均滞
留時間が2時間となるように反応液を連続的に抜き出
す。また、反応槽のジャケットに冷却水を流し、反応温
度が80℃になるように調節した。また、反応槽内の気
相部へ二酸化硫黄を、反応液のpHが2.0になるよう
に流量調節しながら供給した(反応温度×pH=16
0)。
【0012】以上のように反応を行ったところ、反応槽
から抜き出される反応生成液には、グリコロニトリル4
4.0重量%、ホルムアルデヒド1.6重量%、青酸
2.0重量%が含まれていた。なお、着色および分解な
どの異常反応は3ヶ月の連続運転中に一度も起こらなか
った。
から抜き出される反応生成液には、グリコロニトリル4
4.0重量%、ホルムアルデヒド1.6重量%、青酸
2.0重量%が含まれていた。なお、着色および分解な
どの異常反応は3ヶ月の連続運転中に一度も起こらなか
った。
【0013】実施例2 実施例1において、反応温度を50℃とし、また、二酸
化硫黄の代わりに50重量%の亜硫酸ソーダ水溶液を反
応槽に添加してpHを4.0に調節した以外は実施例1
と同様に反応を行った(反応温度×pH=200)。
化硫黄の代わりに50重量%の亜硫酸ソーダ水溶液を反
応槽に添加してpHを4.0に調節した以外は実施例1
と同様に反応を行った(反応温度×pH=200)。
【0014】反応生成液中には、グリコロニトリル、4
3.5重量%、ホルムアルデヒド1.2重量%および青
酸1.4重量%を含まれていた。また、3ヶ月間の連続
運転において異常反応は一度も起こらなかった。
3.5重量%、ホルムアルデヒド1.2重量%および青
酸1.4重量%を含まれていた。また、3ヶ月間の連続
運転において異常反応は一度も起こらなかった。
【0015】比較例1 反応温度を90℃、pHを3.0にした以外は実施例2
と同様に反応を行った。(反応温度×pH=270)。
反応開始約2時間後に、反応温度が110℃程度まで急
上昇した。そこで、反応生成液を調べてみたところ、反
応生成液が黒色粘調に変化しており、反応の続行が困難
と判断された。
と同様に反応を行った。(反応温度×pH=270)。
反応開始約2時間後に、反応温度が110℃程度まで急
上昇した。そこで、反応生成液を調べてみたところ、反
応生成液が黒色粘調に変化しており、反応の続行が困難
と判断された。
【0016】比較例2 反応温度を70℃、pH=1.8にした以外は実施例1
と同様に反応を行った(反応温度×pH=126)。反
応生成液中には、グリコロニトリル36.0重量%、ホ
ルムアルデヒド4.8重量%および青酸5.5重量%を
含まれていた。
と同様に反応を行った(反応温度×pH=126)。反
応生成液中には、グリコロニトリル36.0重量%、ホ
ルムアルデヒド4.8重量%および青酸5.5重量%を
含まれていた。
【0017】実施例3 平均滞留時間を1時間とした以外は実施例2と同様に反
応を行った。反応槽より抜き出された反応生成液に1N
硫酸を添加し、pHを2.0にした後、80℃に保持さ
れた第2反応槽に供給し、平均滞留時間1時間で反応を
行った。
応を行った。反応槽より抜き出された反応生成液に1N
硫酸を添加し、pHを2.0にした後、80℃に保持さ
れた第2反応槽に供給し、平均滞留時間1時間で反応を
行った。
【0018】第2反応槽からの反応生成液中には、グリ
コロニトリル42.0重量%、ホルムアルデヒド0.8
重量%および青酸が0.9重量%含まれていた。該連続
反応を3ヶ月運転したが異常反応は一度も起こらなかっ
た。
コロニトリル42.0重量%、ホルムアルデヒド0.8
重量%および青酸が0.9重量%含まれていた。該連続
反応を3ヶ月運転したが異常反応は一度も起こらなかっ
た。
【0019】
【発明の効果】グリコロニトリルの製造が安定に効率よ
く達成することができる。具体的には、反応液の着色が
少なく、また分解反応等の異常反応を防止することがで
きる。
く達成することができる。具体的には、反応液の着色が
少なく、また分解反応等の異常反応を防止することがで
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】 青酸とホルムアルデヒドとを水性媒体中
で反応させてグリコロニトリルを製造する方法におい
て、反応帯域の温度をT(℃)、反応液のpHをPとし
たとき、TとPの積が155〜240であることを特徴
とするグリコロニトリルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28293292A JPH06135923A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | グリコロニトリルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28293292A JPH06135923A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | グリコロニトリルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135923A true JPH06135923A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17658985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28293292A Pending JPH06135923A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | グリコロニトリルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06135923A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126626A1 (ja) | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | グリコール酸の製造方法 |
JP2008525467A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-17 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | グリコロニトリルの合成のための方法 |
CN104628598A (zh) * | 2014-09-10 | 2015-05-20 | 重庆紫光化工股份有限公司 | 工业化生产羟基乙腈的装置 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP28293292A patent/JPH06135923A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008525467A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-17 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | グリコロニトリルの合成のための方法 |
WO2006126626A1 (ja) | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | グリコール酸の製造方法 |
EP2361900A2 (en) | 2005-05-27 | 2011-08-31 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Method for producing glycolic acid |
US8106238B2 (en) | 2005-05-27 | 2012-01-31 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Method for producing glycolic acid |
US8956837B2 (en) | 2005-05-27 | 2015-02-17 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Method for producing glycolic acid |
CN104628598A (zh) * | 2014-09-10 | 2015-05-20 | 重庆紫光化工股份有限公司 | 工业化生产羟基乙腈的装置 |
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