JPH06131009A - フィードバック制御装置 - Google Patents

フィードバック制御装置

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JPH06131009A
JPH06131009A JP4281204A JP28120492A JPH06131009A JP H06131009 A JPH06131009 A JP H06131009A JP 4281204 A JP4281204 A JP 4281204A JP 28120492 A JP28120492 A JP 28120492A JP H06131009 A JPH06131009 A JP H06131009A
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JP
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feedback
input
control
unit
control device
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Application number
JP4281204A
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Inventor
Takashi Kimoto
隆 木本
Daiki Masumoto
大器 増本
Hiroshi Yamakawa
宏 山川
Shigemi Osada
茂美 長田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/0265Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion
    • G05B13/027Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion using neural networks only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御対象の状態をセンサを用いてフィードバ
ックして制御を行うフィードバック制御装置に関し、即
応性と安定性に優れ、かつ多変数の制御も可能な制御装
置を提供することを目的とする。 【構成】 現制御時刻のフィードバック量が入力され、
現制御時刻の次の制御時刻における予測フィードバック
量と現制御時刻の目標値との偏差を小さくする動作信号
を求め、その動作信号を操作部に出力する予測制御手段
を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット、プラント、産
業設備などに用いられる制御系一般に係わり、さらに詳
しくは制御対象の状態をセンサを用いてフィードバック
して制御を行うフィードバック制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16はフィードバック制御系の従来例
の構成ブロック図である。同図において、制御対象1は
機械や物体、プラント、プロセス、ロボット、産業設備
などであり、制御量を出力する。検出部2は、制御対象
1の出力する制御量を制御系の目標値と比較可能とする
ために、適切なフィードバック量に変換するものであ
る。制御部4は目標値とフィードバック量との差として
の偏差を、操作部3を駆動するために適切な動作信号に
増幅、または変換するものであり、操作部3は制御部4
からの信号を、制御対象1を制御するための操作量に変
換するものである。
【0003】図16において、フィードバック制御は次
の手順によって行われる。まず第1に検出部2によって
制御量が検出され、その制御量がフィードバック量に変
換される。第2の手順として目標値とフィードバック量
が比較され、制御偏差が取り出される。第3の手順とし
て、制御偏差の符号やその大きさなどに応じて、偏差を
なくすように操作部3から操作量が制御対象1に与えら
れ、訂正動作が行われる。
【0004】フィードバック制御系は、検出された制御
対象1の制御量を目標値と一致させるために、検出され
た制御量をフィードバックして目標値と比較し、操作部
3によって自動的に訂正動作を行うものである。フィー
ドバック制御を行うことにより外乱、すなわち目標値の
変化以外の制御量変化の外的要因や、パラメータ(制御
系内の、例えば増幅器の増幅度など)の変化の影響を受
けにくくすることができ、目標値に対して制御量をよく
一致させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにフィード
バック制御系はできるだけ早く制御量を目標値に近づけ
ることをその目的としているが、従来の制御装置では制
御装置のゲインが低いと制御量がなかなか目標値に近づ
かず、反応の鈍い制御になってしまうという問題点があ
った。一般に制御装置や制御対象は時間遅れを持つた
め、即応性に優れた制御を行おうとして制御装置のゲイ
ンを高めると制御の安定性が失われ、制御量に発散や振
動が生じてしまうという問題点があった。
【0006】本発明の課題は、即応性と安定性に優れ、
かつ多変数の制御も可能なフィードバック制御装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。同図は、制御対象1の制御量を目標値と
比較できるフィードバック量に変換する検出部2と、制
御対象1に対して操作量を出力する操作部3を備えたフ
ィードバック制御装置の原理ブロック図である。
【0008】図1において、予測制御手段10は検出部
2が出力する現在の制御時刻のフィードバック量の入力
に対して、その現制御時刻の次の制御時刻における予測
フィードバック量と現制御時刻の目標値との偏差を小さ
くする動作信号を求め、その動作信号を操作部3に出力
するものである。
【0009】
【作用】本発明において予測制御手段10は、例えば前
述の予測フィードバック量を出力する出力層ユニット
と、現制御時刻のフィードバック量と前述の動作信号に
対応する信号とが入力される入力層ユニットを有する階
層型ニューラルネットワークを備え、予測フィードバッ
ク量と現制御時刻の目標値との偏差を小さくするように
入力層ユニットへの入力を修正した結果としての入力層
ユニットへの入力値を動作信号として操作部3に出力す
る。
【0010】これによって、予測制御手段10によって
予測された予測フィードバック量と目標値との偏差が小
さくなるような動作信号が操作部3に与えられ、制御対
象1が制御される。すなわち予測制御手段10は制御対
象1を制御した後でのフィードバック量が目標値に近づ
くように動作信号を発生することになり、制御装置のゲ
インを大きくしても制御量に振動や発散などの不安定性
が生じることを防止することができる。
【0011】
【実施例】図2は本発明のフィードバック制御装置の基
本構成ブロック図である。同図において予測制御部11
が図1の予測制御手段10に対応し、検出部2の出力す
るフィードバック量を受けて現在の制御時刻の次の制御
時刻におけるフィードバック量を予測し、その予測フィ
ードバック量と目標値との偏差が小さくなるような動作
信号を操作部3に出力する。
【0012】図3はフィードバック制御装置の実施例の
構成ブロック図である。同図においては、図2の予測制
御部11としてニューラルネットワーク12が用いられ
ている。このニューラルネットワークの作用について、
図4の予測制御部の実施例を用いて説明する。
【0013】図4において、ニューラルネットワーク1
2は階層型ニューラルネットワークであり、その入力層
ユニットには、最初に検出部2の検出する現在の制御時
刻のフィードバック量s(t)と動作信号に対応する初
期値とが入力される。そして出力層ユニットからは、現
在の制御時刻tの次の制御時刻t+1における予測フィ
ードバック量s(t+1)が出力される。ここでフィー
ドバック量s(t)、動作信号に対応する初期値、およ
び予測フィードバック量s(t+1)はそれぞれ一般的
にベクトル量であるものとする。
【0014】図4において階層型ニューラルネットワー
クの出力、すなわち予測フィードバック量s(t+1)
と目標値r(t)とが比較され、その差としての偏差ε
(t)がニューラルネットワークの中で誤差逆伝搬さ
れ、入力層ユニットのうちで動作信号に対応する初期値
が入力された入力層ユニットへの入力値が小さくなるよ
うに修正される。
【0015】図5はニューラルネットワークを含む予測
制御装置、すなわち図2における予測制御部11の実施
例の詳細構成ブロック図である。同図において、ニュー
ラルネットワーク12は図4で説明したものであり、そ
の入力層ユニットには検出部2からのフィードバック量
s(t)と、初期値設定機構13によって設定された動
作信号に対応する入力値が入力される。そして出力層ユ
ニットからは予測フィードバック量s(t+1)が出力
され、その出力が現在の時刻の目標値r(t)と誤差計
算部14によって比較され、偏差ε(t)が誤差逆伝搬
機構15に与えられる。
【0016】誤差逆伝搬機構15によってニューラルネ
ットワーク12内で誤差が逆伝搬され、入力更新機構1
6によって動作信号に対応する入力が与えられる入力層
ユニットへの入力値が更新される。一方誤差計算部14
の出力に対しては、終了判定機構17によって、例えば
ある値以下に収束したか否かが判定され、収束したと判
定された時には終了判定機構17から更新終了信号が誤
差逆伝搬機構15、入力更新機構16、および入力値取
り出し機構18に与えられる。入力値取り出し機構18
によって、更新された結果としての入力値が取り出さ
れ、これが動作信号として操作部に与えられる。
【0017】図6は本発明の制御装置の全体処理フロー
チャートである。同図において処理が開始されると、ま
ずステップ(s)20において検出部によって現在の時
刻のフィードバック量s(t)が検出され、S21で図
5の予測制御装置内のニューラルネットワークの入力層
ユニットにフィードバック量s(t)と動作信号に対応
する入力値の初期値として適当な量、例えば‘0’がセ
ットされ、S22で入力層ユニットへの動作信号に対応
する入力値の更新処理が行われる。この入力値更新処理
については後述する。
【0018】S22の入力更新処理が終了すると、S2
3で図5の入力値取り出し機構18によって動作信号が
操作部に出力され、S24で操作部が動作して1つの時
刻における制御動作が終了し、以後S20からの処理が
繰り返される。
【0019】図7は図6のS22における入力値更新処
理の詳細フローチャートである。同図において処理が開
始されると、まずS25で入力値の更新回数としてのカ
ウント値が‘0’に設定された後に、S26で図6のS
21でニューラルネットワークの入力層ユニットに与え
られた入力に対する階層型ニューラルネットワークの前
向き処理によって、予測フィードバック量としての出力
s(t+1)が出力され、S27で予測フィードバック
量と現在の時刻の目標値r(t)との誤差ε(t)が計
算される。
【0020】そしてS28でその誤差が許容誤差以上か
否かが判定され、許容誤差以上である時にはS29でそ
の誤差が入力層ユニットへ逆伝搬され、カウント値が歩
進され、S30で動作信号に対応する入力が与えられる
入力ユニットへの入力値が更新され、S31でカウント
値が指定回数を越えたか否かが判定され、指定回数を越
えていない時にはS26からの処理が繰り返され、S2
8で許容誤差以上でないと判定された時、およびS31
でカウント値が指定回数を越えたと判定された時点で処
理は終了する。
【0021】図8は図4、5における階層型ニューラル
ネットワークの説明図である。同図を用いて、入力層ユ
ニットへの動作信号に対応する入力値の更新処理につい
て説明する。
【0022】誤差関数をEとして、図8に示すように出
力層、中間層、入力層のユニットの出力値をyi
j ,yk 、中間層から出力層への結合の重みをwji
入力層から中間層への重みをwkjで表すことにする。こ
こで、各層のユニットが完全結合したネットワークを考
える。
【0023】本発明では、誤差逆伝搬法が誤差関数を小
さくするような重みの修正量を求めるのに対し、誤差関
数を小さくするような入力値の修正量を求める緩和アル
ゴリズムを用いる。
【0024】最急降下法による入力ユニットの更新値と
しては、
【0025】
【数1】
【0026】を求めればよい。誤差逆伝搬法と同様にこ
の出力に対する誤差変化δを出力層から順番に導出す
る。まず、出力層ユニットの出力値yi に関する誤差変
化は、
【0027】
【数2】
【0028】となる。次に中間層の出力値yi に関する
誤差変化は、
【0029】
【数3】
【0030】である。ここで、出力層のニューロンの入
力値の合計xi は、1をユニットiに接続している一つ
前の層のユニットとし、ユニット間の結合をwljとする
と、
【0031】
【数4】
【0032】となるから、(3)は、
【0033】
【数5】
【0034】となり、中間層ユニットの出力値に関する
誤差変化が求められる。入力層ユニットに関しても同様
に計算することで、以下のような入力ユニットの出力変
化に対する誤差変化が求めることができる。
【0035】
【数6】
【0036】3層以上の階層ネットワークに対しても、
この計算を繰り返すことで入力ユニトの出力変化に関す
る誤差変化を求めることができる。ここで、誤差関数E
が一般に用いられている出力と目標値との二乗誤差で定
義されている場合を考える。
【0037】
【数7】
【0038】とすると、出力ユニットにおける誤差変化
は、
【0039】
【数8】
【0040】となるので、(3)(5)式に従い、出力
層から入力層に向けて順次計算することで入力ユニット
を更新することができる。さて、ニューロンの出力関数
がシグモイド関数
【0041】
【数9】
【0042】の場合には、その微分が、
【0043】
【数10】
【0044】であるので、出力関数の微分を簡単に計算
できる。上記のように、出力層から入力層へ向けて誤差
を逆伝搬することで、出力層の誤差が減少するように、
入力層ユニットの出力値を更新できる。
【0045】このように、本緩和アルゴリズムを用いた
制御装置は、予測フィードバック量と目標値の誤差が単
調減少するような制御信号生成することができる。続い
て本発明の実施例についてより詳細に説明するために、
図9の具体例を用いることにする。同図(a)において
カメラ40が回転台41の上にのっており、この回転台
41は水平方向に回転するようなアクチュエータを備え
ているものとする。そして回転台41を回転させること
によって、カメラ40の方向と目標物体42の方向との
成す角αを同図(b)に示すように‘0’とし、カメラ
40が目標物体42と正対するように制御が行われる。
【0046】図9において、回転台41を回転させるア
クチュエータに対して、予測制御装置内のニューラルネ
ットワークから取り出された動作信号が角度指令として
アクチュエータに与えられる。それによって回転台41
は回転し、カメラ40の方向が変更される。カメラ40
と,目標物体42から構成される環境を制御対象と考え
ると、制御対象を観測する手段として検出部としての視
覚センサを備えているものとし、視覚センサがカメラ4
0の投影面における目標物体42の重心の座標を検出す
ることができるものとする。そこで行われるべき制御の
目標は、視覚センサによって検出される目標物体42の
重心位置x(t)を、回転台41を回転させることによ
り指定した値、例えばカメラ40の投影面の中央に一致
させることである。
【0047】図10は図9の具体例に対する制御系の構
成ブロック図である。同図例えば図3と比較すると、制
御対象1はカメラ40と目標物体42とによって構成さ
れる環境43であり、操作部3は回転台41に対応す
る。検出部2はカメラの投影面における目標物体42の
重心座標を投影面座標x(t)として検出する視覚セン
サ44に対応し、ニューラルネットワーク45は次の制
御時刻における予測投影面座標x(t+1)を予測フィ
ードバック量として出力し、これと目標値r(t)との
偏差ε(t)が小さくなるような動作信号、すなわち回
転台41の角度変化量Δα(t)を回転台41に出力す
る。ここで前述のように目標物体42の重心座標がカメ
ラの投影面の中央、すなわち原点に一致するような制御
を行うために、目標をr(t)=0とする制御が行われ
る。
【0048】図11は図10におけるニューラルネット
ワークの構成ブロック図である。同図に示すように、階
層型ニューラルネットワークの入力層ユニット、ここで
は2個の一方に対して視覚センサ44の出力としての目
標物体の投影面座標x(t)が、他方に対して回転台の
角度変化量に対応する適当な初期値が与えられ、出力層
の1個の出力ユニットからは予測投影面座標x(t+
1)が出力され、目標値との差ε(t)が小さくなるよ
うに回転台の角度変化に対応する入力層ユニットへの入
力が誤差逆伝搬によって更新され、更新処理の終了時点
で回転台の角度変化に対応する入力が図10における回
転台41への動作信号として出力される。
【0049】図9の具体例に対する制御シュミレーショ
ンの結果を次に述べる。図9において、カメラ40の方
向と目標物体42の方向との相対角αと、目標物体42
の重心位置x(t)との関係は次式に与えられるものと
する。
【0050】x(t)=sin{α(t)} そこで回転台41をΔαだけ動かした時の重心位置は次
式で与えられる。 x(t+1)=sin〔sin-1{x(t)}+Δα(t)〕 本実施例においては目標物体42の重心位置x(t)の
値は−1から+1までの範囲とし、また1つの制御ステ
ップ(時刻)における角度指令を−15度から+15の
範囲に制限するものとする。
【0051】図12はニューラルネットワークに与える
学習データの例である。同図において、学習データは目
標物体のカメラの投影面上における重心位置xの値を−
0.5から+0.5 まで 0.1刻みで変化させ、その各重心位
置において角度指令として−15度、0度および+15
度を与えた時の次の制御時刻の重心位置、すなわち予測
投影面座標x(t+1)を示す33組の学習データであ
る。
【0052】図12の学習データを図11のニューラル
ネットワークに学習させ、学習終了後に図13に示すよ
うに物体の重心位置が+1にあり、カメラ40の方向と
目標物体42の方向との成す角αが85度の初期状態か
ら、α=0、x=0の状態への制御を実行させた。図1
4、図15は制御結果の例である。図14は角度指令の
変化に対する重心位置の変化を示し、最初の数時刻にお
いて角度指令としての限界−15度が与えられ、重心位
置が0に近づく様子が示されている。また図15におい
ては、カメラと目標物体との相対角度が角度指令に対し
てどのように変化するかが示されている。これらの図に
おいて、例えば重心位置に振動などを生ずることなく、
良好な制御が行われていることが分かる。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば予測制御装置により次の制御時刻におけるフィード
バック量を予測して、その予測値と目標値との偏差が小
さくなるような制御が行われ、制御量を目標値に向かっ
て単調に接近させることができ、安定性と速応性に優れ
た制御装置が構築され、自動制御技術の発展に寄与する
ところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明のフィードバック制御装置の基本構成を
示すブロック図である。
【図3】フィードバック制御装置の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図4】図3におけるニューラルネットワークの実施例
を示す図である。
【図5】ニューラルネットワークを含む予測制御部の構
成を示すブロック図である。
【図6】フィードバック制御装置の全体処理フローチャ
ートである。
【図7】入力値更新処理の詳細フローチャートである。
【図8】階層型ニューラルネットワークの説明図であ
る。
【図9】制御の具体例の説明図である。
【図10】図9の具体例に対する制御系の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】図10におけるニューラルネットワークの構
成を示す図である。
【図12】ニューラルネットワークの学習データの例を
示す図である。
【図13】学習終了後の制御の例を説明する図である。
【図14】制御結果を示す図である(その1)。
【図15】制御結果を示す図である(その2)。
【図16】フィードバック制御系の従来例の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 制御対象 2 検出部 3 操作部 4 制御部 10 予測制御手段 11 予測制御部 12 ニューラルネットワーク 13 初期値設定機構 14 誤差計算部 15 誤差逆伝搬機構 16 入力更新機構 17 終了判定機構 18 入力値取出し機構
フロントページの続き (72)発明者 長田 茂美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象(1)の制御量を目標値と比較
    できるフィードバック量に変換する検出部(2)と、制
    御対象(1)に対する操作信号を出力する操作部(3)
    とを備えたフィードバック制御装置において、 現制御時刻のフィードバック量が入力され、該現制御時
    刻の次の制御時刻における予測フィードバック量と現制
    御時刻の目標値との偏差を小さくする動作信号を求め、
    該動作信号を前記操作部(3)に出力する予測制御手段
    (10)を備えたことを特徴とするフィードバック制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記目標値、フィードバック量、操作
    量、制御量、および動作信号がそれぞれベクトル量であ
    ることを特徴とする請求項1記載のフィードバック制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記予測制御手段(10)が、前記予測
    フィードバック量を出力する出力層ユニットと、前記現
    制御時刻のフィードバック信号と前記動作信号に対応す
    る信号とが入力される入力層ユニットを有する階層型ニ
    ューラルネットワークを備え、前記偏差を小さくするよ
    うに該入力層ユニットへの入力を修正した結果としての
    該入力層ユニットへの入力値を、前記動作信号として前
    記操作部(3)に出力することを特徴とする請求項1、
    または2記載のフィードバック制御装置。
  4. 【請求項4】 前記入力層ユニットへの入力の修正にお
    いて、緩和アルゴリズムを用いて該入力層ユニット側に
    向かって前記予測フィードバック量と現制御時刻の目標
    値との偏差を誤差フィードバックすることを特徴とする
    請求項3記載のフィードバック制御装置。
  5. 【請求項5】 前記入力層ユニットへの入力の修正にお
    いて、該修正処理を前記動作信号に対応する信号が入力
    される入力ユニットの全部、または一部のみに対して行
    うことを特徴とする請求項4記載のフィードバック制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記動作信号として操作部(3)に出力
    される入力層ユニットへの入力値を、該操作部(3)の
    許容入力以内に制限するように前記誤差フィードバック
    を行うことを特徴とする請求項4、または5記載のフィ
    ードバック制御装置。
  7. 【請求項7】 前記目標が一定であり、定値制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のフィードバック制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記目標値が任意に変化し、追従制御を
    行うことを特徴とする請求項1記載のフィードバック制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記目標値がプログラムに従って変化
    し、プログラム制御を行うことを特徴とする請求項1記
    載のフィードバック制御装置。
JP4281204A 1992-10-20 1992-10-20 フィードバック制御装置 Pending JPH06131009A (ja)

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US08/113,110 US5498943A (en) 1992-10-20 1993-08-30 Feedback control device

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