JPH06129338A - 回転装置 - Google Patents
回転装置Info
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- JPH06129338A JPH06129338A JP4312577A JP31257792A JPH06129338A JP H06129338 A JPH06129338 A JP H06129338A JP 4312577 A JP4312577 A JP 4312577A JP 31257792 A JP31257792 A JP 31257792A JP H06129338 A JPH06129338 A JP H06129338A
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- shaft body
- water tank
- supply
- rotating wheel
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 逐次供給される空気によって生じる浮力で水
槽内の回転車を回転させ、所定量のエネルギーを出力す
る回転駆動力が得られるようにする。 【構成】 二重管構造の内軸体11、外軸体13から成
る軸体を水槽1両側壁に水密状に貫挿させて、回転車1
0を水槽1内に回転自在に配装する。内軸体11の底部
に開穿した空気噴出供給孔12に間欠的に対応合致する
よう、内軸体11外周に回転自在に嵌め合わせた外軸体
13に複数の空気連通孔14を開穿する。空気連通孔1
4夫々に連通接続して、外周縁上に配装した複数の空気
貯留室16夫々に順次に空気を供給する空気供給路15
を外軸体13外周に放射状に配設し、空気貯留室16夫
々には、回転方向の後方側に空気脱出口17を開口す
る。
槽内の回転車を回転させ、所定量のエネルギーを出力す
る回転駆動力が得られるようにする。 【構成】 二重管構造の内軸体11、外軸体13から成
る軸体を水槽1両側壁に水密状に貫挿させて、回転車1
0を水槽1内に回転自在に配装する。内軸体11の底部
に開穿した空気噴出供給孔12に間欠的に対応合致する
よう、内軸体11外周に回転自在に嵌め合わせた外軸体
13に複数の空気連通孔14を開穿する。空気連通孔1
4夫々に連通接続して、外周縁上に配装した複数の空気
貯留室16夫々に順次に空気を供給する空気供給路15
を外軸体13外周に放射状に配設し、空気貯留室16夫
々には、回転方向の後方側に空気脱出口17を開口す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水槽内に回転自在に軸
支配装した回転車を、この回転車の軸体から供給した空
気が形成する浮力によって回転させ、エネルギーを発生
させる回転装置に関する。
支配装した回転車を、この回転車の軸体から供給した空
気が形成する浮力によって回転させ、エネルギーを発生
させる回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、水中における空気浮力を利用
して回転エネルギーを発生させる各種の回転装置が提案
されており、例えば特開昭55−37571号公報、特
開昭56−113065号公報、特開昭56−1185
75号公報、特開昭56−161184号公報、特開平
1−124378号公報等にあるように、循環するベル
トに付設したバケット等に水槽内の底部側から空気を供
給し、バケット内に貯留させた空気の浮力を利用してベ
ルトを循環、回転するようにした浮力バケット循環式の
ものがある。
して回転エネルギーを発生させる各種の回転装置が提案
されており、例えば特開昭55−37571号公報、特
開昭56−113065号公報、特開昭56−1185
75号公報、特開昭56−161184号公報、特開平
1−124378号公報等にあるように、循環するベル
トに付設したバケット等に水槽内の底部側から空気を供
給し、バケット内に貯留させた空気の浮力を利用してベ
ルトを循環、回転するようにした浮力バケット循環式の
ものがある。
【0003】また、特開昭56−23573号公報にあ
るように、回転車の左右のいずれか半分を水槽内に配置
し、浮力室と重力室とを交互に配列して回転車内部を区
画し、水槽内に位置した浮力室では浮力により、また、
水槽外に位置した重力室では重力により回転車を回転す
るようにした浮力回転車式のものがある。
るように、回転車の左右のいずれか半分を水槽内に配置
し、浮力室と重力室とを交互に配列して回転車内部を区
画し、水槽内に位置した浮力室では浮力により、また、
水槽外に位置した重力室では重力により回転車を回転す
るようにした浮力回転車式のものがある。
【0004】更には、実開昭60−175873号公
報、実開平1−113578号公報等にあるように、水
槽内で循環するベルトに付設した多数の収縮する空気ボ
ックス相互間で、水槽上位にあるものと水槽下位にある
ものとの間で空気を順次に移動し、出し入れさせること
により、ベルトを回転させるようにした空気入替浮力バ
ケット循環式のものがある。
報、実開平1−113578号公報等にあるように、水
槽内で循環するベルトに付設した多数の収縮する空気ボ
ックス相互間で、水槽上位にあるものと水槽下位にある
ものとの間で空気を順次に移動し、出し入れさせること
により、ベルトを回転させるようにした空気入替浮力バ
ケット循環式のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した浮
力バケット循環式のものは、供給される空気が浮上する
途中にバケットが位置するように循環移動していない
と、バケットが空気を確実に捕捉できず、その捕捉効率
が悪化し、供給空気に無駄が生じることもあった。
力バケット循環式のものは、供給される空気が浮上する
途中にバケットが位置するように循環移動していない
と、バケットが空気を確実に捕捉できず、その捕捉効率
が悪化し、供給空気に無駄が生じることもあった。
【0006】また、浮力回転車式のものは、水槽内外で
回転する回転車を水槽との境界面でしっかりとシールし
なければならず、そのためのシール手段との間で回転摩
擦抵抗が生じるから、十分な回転力を得ることが困難で
あった。
回転する回転車を水槽との境界面でしっかりとシールし
なければならず、そのためのシール手段との間で回転摩
擦抵抗が生じるから、十分な回転力を得ることが困難で
あった。
【0007】更には、空気入替浮力バケット循環式のも
のは、上位の空気ボックスから下位のそれへの空気移動
が確実に行なわれないことがあり、下位の空気ボックス
に空気が十分に供給されないことで所定の浮力が生じな
いことがあった。
のは、上位の空気ボックスから下位のそれへの空気移動
が確実に行なわれないことがあり、下位の空気ボックス
に空気が十分に供給されないことで所定の浮力が生じな
いことがあった。
【0008】そこで、本発明は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み創出されたもので、水槽内に回転自在に
軸支配装しておいた回転車に対し、この回転車の軸体か
ら空気を噴出供給し、回転車の周縁部にその周方向に沿
って配装した空気貯留室内に順次に移動させながら供給
する空気が形成する浮力によって回転させるものとし、
浮力形成の効率化、回転作動の円滑化が得られ、所定量
のエネルギーを発生できるようにした回転装置を提供す
ることを目的とする。
た諸事情に鑑み創出されたもので、水槽内に回転自在に
軸支配装しておいた回転車に対し、この回転車の軸体か
ら空気を噴出供給し、回転車の周縁部にその周方向に沿
って配装した空気貯留室内に順次に移動させながら供給
する空気が形成する浮力によって回転させるものとし、
浮力形成の効率化、回転作動の円滑化が得られ、所定量
のエネルギーを発生できるようにした回転装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明の第1のものは、水槽1内に、この水槽1
の左右両側壁に軸体を水密状に貫挿させて回転車10を
配装して成り、この回転車10は、水槽1の左右両側壁
に貫挿させて横架支持され、水槽1内に位置している部
位の底部に空気噴出供給孔12が開穿されている筒状の
内軸体11と、内軸体11外周に回転自在に嵌め合わせ
られ、自身の回転に伴ない、空気噴出供給孔12に間欠
的に対応合致する複数の空気連通孔14が開穿されて、
水槽1に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体13と、空
気連通孔14夫々に連通接続して外軸体13の外周に放
射状に配設した空気供給路15と、この空気供給路15
先端夫々に位置した外周縁上に配装され、回転方向の後
方側に空気脱出口17が開口されている複数の空気貯留
室16とを備えて成ることを特徴とする。
ため、本発明の第1のものは、水槽1内に、この水槽1
の左右両側壁に軸体を水密状に貫挿させて回転車10を
配装して成り、この回転車10は、水槽1の左右両側壁
に貫挿させて横架支持され、水槽1内に位置している部
位の底部に空気噴出供給孔12が開穿されている筒状の
内軸体11と、内軸体11外周に回転自在に嵌め合わせ
られ、自身の回転に伴ない、空気噴出供給孔12に間欠
的に対応合致する複数の空気連通孔14が開穿されて、
水槽1に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体13と、空
気連通孔14夫々に連通接続して外軸体13の外周に放
射状に配設した空気供給路15と、この空気供給路15
先端夫々に位置した外周縁上に配装され、回転方向の後
方側に空気脱出口17が開口されている複数の空気貯留
室16とを備えて成ることを特徴とする。
【0010】また、本発明の第2のものは、水槽31内
に、この水槽31の左右両側壁に軸体を水密状に貫挿さ
せて回転車40を配装して成り、この回転車40は、水
槽31内に位置している部位で形成した区画壁42によ
って前後に区画された空気供給室43、空気排出室45
を夫々備え、空気供給室43の底部に空気噴出供給孔4
4が、空気排出室45の上部に空気排出導入孔46が夫
々開穿されている筒状の内軸体41と、内軸体41外周
に回転自在に嵌め合わせられ、自身の回転に伴ない、空
気噴出供給孔44に間欠的に対応合致する複数の空気供
給連通孔48、空気排出導入孔46に間欠的に対応合致
する複数の空気排出連通孔49夫々が開穿されて、水槽
31に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体47と、空気
供給連通孔48夫々に連通接続して外軸体47の外周に
放射状に配設した空気供給路51と、空気排出連通孔4
9夫々に連通接続して外軸体47の外周に放射状に配設
した空気排出路52と、これらの空気供給路51先端夫
々、空気排出路52後端夫々に位置した外周縁上に配装
され、空気供給路51を経て供給された空気によって膨
脹し、空気排出路52を経て空気を排出することで収縮
するよう、収縮自在に形成された複数の空気貯留室53
とを備えて成ることを特徴とする。
に、この水槽31の左右両側壁に軸体を水密状に貫挿さ
せて回転車40を配装して成り、この回転車40は、水
槽31内に位置している部位で形成した区画壁42によ
って前後に区画された空気供給室43、空気排出室45
を夫々備え、空気供給室43の底部に空気噴出供給孔4
4が、空気排出室45の上部に空気排出導入孔46が夫
々開穿されている筒状の内軸体41と、内軸体41外周
に回転自在に嵌め合わせられ、自身の回転に伴ない、空
気噴出供給孔44に間欠的に対応合致する複数の空気供
給連通孔48、空気排出導入孔46に間欠的に対応合致
する複数の空気排出連通孔49夫々が開穿されて、水槽
31に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体47と、空気
供給連通孔48夫々に連通接続して外軸体47の外周に
放射状に配設した空気供給路51と、空気排出連通孔4
9夫々に連通接続して外軸体47の外周に放射状に配設
した空気排出路52と、これらの空気供給路51先端夫
々、空気排出路52後端夫々に位置した外周縁上に配装
され、空気供給路51を経て供給された空気によって膨
脹し、空気排出路52を経て空気を排出することで収縮
するよう、収縮自在に形成された複数の空気貯留室53
とを備えて成ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係る第1の回転装置にあって、内軸体
11内に供給されている圧縮空気は、互いに合致した空
気噴出供給孔12、空気連通孔14によって空気供給路
15を経て、回転車10本体における下方位にある空気
貯留室16に供給される。すると、この空気貯留室16
には空気による浮力を生じ、回転車10の一方の半身側
を浮上させる。
11内に供給されている圧縮空気は、互いに合致した空
気噴出供給孔12、空気連通孔14によって空気供給路
15を経て、回転車10本体における下方位にある空気
貯留室16に供給される。すると、この空気貯留室16
には空気による浮力を生じ、回転車10の一方の半身側
を浮上させる。
【0012】この浮上に伴ない内軸体11周囲で外軸体
13が回転を開始させることで回転車10自体に回転力
が生じ、また、同様にして空気噴出供給孔12に先の空
気連通孔14に隣接する別の空気連通孔14を合致さ
せ、また、これを繰り返えさせて隣接する空気貯留室1
6内に順次に圧縮空気を供給させ、回転車10自体を回
転させる。
13が回転を開始させることで回転車10自体に回転力
が生じ、また、同様にして空気噴出供給孔12に先の空
気連通孔14に隣接する別の空気連通孔14を合致さ
せ、また、これを繰り返えさせて隣接する空気貯留室1
6内に順次に圧縮空気を供給させ、回転車10自体を回
転させる。
【0013】一方、回転車10の回転に伴ない上方位に
空気貯留室16が至ると、空気脱出口17を経て空気貯
留室16内の空気を排出させると同時に内部に水を導入
させ、今度は逆に回転車10の他方の半身側を沈降さ
せ、これまた、回転車10の回転作用に変換させ、回転
車10の回転を続行させる。
空気貯留室16が至ると、空気脱出口17を経て空気貯
留室16内の空気を排出させると同時に内部に水を導入
させ、今度は逆に回転車10の他方の半身側を沈降さ
せ、これまた、回転車10の回転作用に変換させ、回転
車10の回転を続行させる。
【0014】また、第2の回転装置にあって、内軸体4
1の空気供給室43内に供給されている圧縮空気は、互
いに合致した空気噴出供給孔44、空気供給連通孔48
によって空気供給路51を経て、回転車40本体におけ
る下方位にある空気貯留室53に供給される。すると、
空気貯留室53が膨脹し、ここに生じた浮力が回転車4
0の一方の半身側を浮上させる。
1の空気供給室43内に供給されている圧縮空気は、互
いに合致した空気噴出供給孔44、空気供給連通孔48
によって空気供給路51を経て、回転車40本体におけ
る下方位にある空気貯留室53に供給される。すると、
空気貯留室53が膨脹し、ここに生じた浮力が回転車4
0の一方の半身側を浮上させる。
【0015】この浮上に伴ない内軸体41周囲で外軸体
47が回転を開始させることで回転車40自体に回転力
が生じ、また、同様にして空気噴出供給孔44に先の空
気供給連通孔48に隣接する別の空気供給連通孔48を
合致させ、また、これを繰り返えさせて隣接する空気貯
留室53内に順次に圧縮空気を供給して膨脹させ、回転
車40自体を回転させる。
47が回転を開始させることで回転車40自体に回転力
が生じ、また、同様にして空気噴出供給孔44に先の空
気供給連通孔48に隣接する別の空気供給連通孔48を
合致させ、また、これを繰り返えさせて隣接する空気貯
留室53内に順次に圧縮空気を供給して膨脹させ、回転
車40自体を回転させる。
【0016】一方、回転車40の回転に伴ない上方位に
空気貯留室53が至ると、内軸体41の空気排出導入孔
46に外軸体47の空気排出連通孔49が合致させら
れ、空気排出路52を経て、更には内軸体41の空気排
出室45を介して大気に放出させる。と同時に空気貯留
室53自体が収縮して、この収縮した部位に水を導入さ
せ、今度は逆に回転車40の他方の半身側を沈降させ、
これまた、回転車40の回転作用に変換させ、回転車4
0の回転を続行させる。
空気貯留室53が至ると、内軸体41の空気排出導入孔
46に外軸体47の空気排出連通孔49が合致させら
れ、空気排出路52を経て、更には内軸体41の空気排
出室45を介して大気に放出させる。と同時に空気貯留
室53自体が収縮して、この収縮した部位に水を導入さ
せ、今度は逆に回転車40の他方の半身側を沈降させ、
これまた、回転車40の回転作用に変換させ、回転車4
0の回転を続行させる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
するに、先ず、図1、図2に示された第1実施例におい
て、図中の符号1は水が充満されている水槽であり、こ
の水槽1内には、水没状態にした回転車10が配装され
ており、回転車10は、これの軸体(11,13)によ
って、水槽1の左右両側壁に設けた軸受を介して水密的
にして回転自在に支承されている。
するに、先ず、図1、図2に示された第1実施例におい
て、図中の符号1は水が充満されている水槽であり、こ
の水槽1内には、水没状態にした回転車10が配装され
ており、回転車10は、これの軸体(11,13)によ
って、水槽1の左右両側壁に設けた軸受を介して水密的
にして回転自在に支承されている。
【0018】回転車10自体は、水槽1の左右両側壁に
貫挿させて横架支持され、水槽1内に位置している部位
の底部に空気噴出供給孔12が開穿されている筒状の内
軸体11と、内軸体11外周に回転自在に嵌め合わせら
れ、自身の回転に伴ない、空気噴出供給孔12に間欠的
に対応合致する複数の空気連通孔14が開穿されて、水
槽1に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体13と、空気
連通孔14夫々に連通接続して外軸体13の外周に放射
状に配設した空気供給路15と、この空気供給路15先
端夫々に位置した外周縁上に配装され、回転方向の後方
側に空気脱出口17が開口されている複数の空気貯留室
16とを備えて成る。
貫挿させて横架支持され、水槽1内に位置している部位
の底部に空気噴出供給孔12が開穿されている筒状の内
軸体11と、内軸体11外周に回転自在に嵌め合わせら
れ、自身の回転に伴ない、空気噴出供給孔12に間欠的
に対応合致する複数の空気連通孔14が開穿されて、水
槽1に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体13と、空気
連通孔14夫々に連通接続して外軸体13の外周に放射
状に配設した空気供給路15と、この空気供給路15先
端夫々に位置した外周縁上に配装され、回転方向の後方
側に空気脱出口17が開口されている複数の空気貯留室
16とを備えて成る。
【0019】内軸体11と外軸体13とは、二重管状に
配置構成されていて、水槽1の左右両外側に配置した支
持台2相互間で水槽1を貫挿させて横架支持されている
軸体となっており、支持台2に固定されて不動なものと
された内軸体11の周囲で外軸体13が回転される。ま
た、内軸体11内には、図1に示すように、モータ3に
て駆動されるエアポンプ4からの高圧な圧縮空気がエア
タンク5、エアパイプ6を介して供給されるようにして
ある。そして、内軸体11、外軸体13夫々の軸方向で
位置が一致している空気噴出供給孔12と空気連通孔1
4とが、外軸体13の回転に伴ない相互に合致すると、
内軸体11内の空気が内軸体11底部の空気噴出供給孔
12、空気連通孔14を経て下方位にある空気供給路1
5内に供給噴出されるようになっている。
配置構成されていて、水槽1の左右両外側に配置した支
持台2相互間で水槽1を貫挿させて横架支持されている
軸体となっており、支持台2に固定されて不動なものと
された内軸体11の周囲で外軸体13が回転される。ま
た、内軸体11内には、図1に示すように、モータ3に
て駆動されるエアポンプ4からの高圧な圧縮空気がエア
タンク5、エアパイプ6を介して供給されるようにして
ある。そして、内軸体11、外軸体13夫々の軸方向で
位置が一致している空気噴出供給孔12と空気連通孔1
4とが、外軸体13の回転に伴ない相互に合致すると、
内軸体11内の空気が内軸体11底部の空気噴出供給孔
12、空気連通孔14を経て下方位にある空気供給路1
5内に供給噴出されるようになっている。
【0020】なお、空気噴出供給孔12は、例えば内軸
体11の軸方向で一対にして開穿配列されていて、空気
連通孔14は、その空気噴出供給孔12の位置に対し軸
方向で一致させて周方向で2列の千鳥状に開穿配列し、
これに対応して空気供給路15を交互に配設してある。
体11の軸方向で一対にして開穿配列されていて、空気
連通孔14は、その空気噴出供給孔12の位置に対し軸
方向で一致させて周方向で2列の千鳥状に開穿配列し、
これに対応して空気供給路15を交互に配設してある。
【0021】空気供給路15は、回転車10本体自体を
構枠するパイプ材内部に形成したり、回転車10本体自
体を盤状に形成したときの放射状の孔通路として設けた
りして得られる。
構枠するパイプ材内部に形成したり、回転車10本体自
体を盤状に形成したときの放射状の孔通路として設けた
りして得られる。
【0022】また、空気貯留室16は、回転車10本体
の外周縁に沿って、夫々が独立して連続配装されてい
て、図2に示すように、バケット構造的に区画構成され
ており、空気供給路15を経て供給された空気の浮力に
よって、浮上作用を生じさせ、回転車10自体を回転さ
せるものとなっている。
の外周縁に沿って、夫々が独立して連続配装されてい
て、図2に示すように、バケット構造的に区画構成され
ており、空気供給路15を経て供給された空気の浮力に
よって、浮上作用を生じさせ、回転車10自体を回転さ
せるものとなっている。
【0023】そしてまた、最外周縁部において、回転車
10自体の回転方向(図2においての反時計方向)の後
方側に開口形成した空気脱出口17は、空気噴出供給孔
12と空気連通孔14との合致によって、回転時の下方
に位置しているときの空気供給路15を経て空気貯留室
16内に供給された空気を、回転車10の回転に伴ない
上方に位置される空気貯留室16から水槽1内に放出さ
せるようにしている。また、この放出と同時に、回転車
10自体の回転に伴ない再び下方に沈降する空気貯留室
16内に水槽1内の水を導入し、沈降作用を円滑に増大
させるようにしている。
10自体の回転方向(図2においての反時計方向)の後
方側に開口形成した空気脱出口17は、空気噴出供給孔
12と空気連通孔14との合致によって、回転時の下方
に位置しているときの空気供給路15を経て空気貯留室
16内に供給された空気を、回転車10の回転に伴ない
上方に位置される空気貯留室16から水槽1内に放出さ
せるようにしている。また、この放出と同時に、回転車
10自体の回転に伴ない再び下方に沈降する空気貯留室
16内に水槽1内の水を導入し、沈降作用を円滑に増大
させるようにしている。
【0024】この空気脱出口17は、図2に示すよう
に、回転車10の回転方向後方に突出するノズル状に形
成することもでき、こうすることで、回転に伴ない順次
に上方位に至った空気貯留室16から空気脱出口17を
経て空気を排出するとき、その排出作用を回転車10の
回転に利用できる利点もある。
に、回転車10の回転方向後方に突出するノズル状に形
成することもでき、こうすることで、回転に伴ない順次
に上方位に至った空気貯留室16から空気脱出口17を
経て空気を排出するとき、その排出作用を回転車10の
回転に利用できる利点もある。
【0025】更に、空気噴出供給孔12には、水槽1外
方に位置させて、例えば駆動プーリー21を固着してあ
り、この駆動プーリー21によってベルト22を介して
発電機23を作動させ、所定の電力が得られるように配
慮する。
方に位置させて、例えば駆動プーリー21を固着してあ
り、この駆動プーリー21によってベルト22を介して
発電機23を作動させ、所定の電力が得られるように配
慮する。
【0026】したがって、この第1実施例による回転装
置にあって、圧縮空気が内軸体11から、互いに合致し
た空気噴出供給孔12、空気連通孔14によって空気供
給路15を経て下方位にある空気貯留室16に供給され
ると、ここに浮力を生じ、回転車10の一方の半身側を
浮上させる。すると、内軸体11周囲で外軸体13が回
転を開始することで回転車10自体に回転力が生じ、ま
た、同様にして隣接する空気貯留室16内に順次に圧縮
空気が供給されることで、回転車10自体を回転させ
る。そして、上方位に空気貯留室16が至ると、空気脱
出口17を経て空気貯留室16内の空気を排出し、と同
時に内部に水が導入されることで、今度は逆に回転車1
0の他方の半身側を沈降させ、これまた、回転車10の
回転作用に変換させることにより、回転車10の回転を
続行させるのである。
置にあって、圧縮空気が内軸体11から、互いに合致し
た空気噴出供給孔12、空気連通孔14によって空気供
給路15を経て下方位にある空気貯留室16に供給され
ると、ここに浮力を生じ、回転車10の一方の半身側を
浮上させる。すると、内軸体11周囲で外軸体13が回
転を開始することで回転車10自体に回転力が生じ、ま
た、同様にして隣接する空気貯留室16内に順次に圧縮
空気が供給されることで、回転車10自体を回転させ
る。そして、上方位に空気貯留室16が至ると、空気脱
出口17を経て空気貯留室16内の空気を排出し、と同
時に内部に水が導入されることで、今度は逆に回転車1
0の他方の半身側を沈降させ、これまた、回転車10の
回転作用に変換させることにより、回転車10の回転を
続行させるのである。
【0027】次に、図3、図4に示された第2実施例に
おいて、図中の符号31は水が充満されている水槽であ
り、この水槽31内には、水没状態にした回転車40が
配装されており、回転車40は、これの軸体(41,4
7)によって、水槽31の左右両側壁に設けた軸受を介
して水密的にして回転自在に支承されている。
おいて、図中の符号31は水が充満されている水槽であ
り、この水槽31内には、水没状態にした回転車40が
配装されており、回転車40は、これの軸体(41,4
7)によって、水槽31の左右両側壁に設けた軸受を介
して水密的にして回転自在に支承されている。
【0028】回転車40自体は、水槽31の左右両側壁
に貫挿させて横架支持され、水槽1内に位置している部
位で形成した区画壁42によって前後に区画された空気
供給室43、空気排出室45を夫々備え、空気供給室4
3の底部に空気噴出供給孔44が、空気排出室45の上
部に空気排出導入孔46が夫々開穿されている筒状の内
軸体41と、内軸体41外周に回転自在に嵌め合わせら
れ、自身の回転に伴ない、空気噴出供給孔44に間欠的
に対応合致する複数の空気供給連通孔48、空気排出導
入孔46に間欠的に対応合致する複数の空気排出連通孔
49夫々が開穿されて、水槽31に水密状に貫挿支承し
た筒状の外軸体47と、空気供給連通孔48夫々に連通
接続して外軸体47の外周に放射状に配設した空気供給
路51と、空気排出連通孔49夫々に連通接続して外軸
体47の外周に放射状に配設した空気排出路52と、こ
れらの空気供給路51先端夫々、空気排出路52後端夫
々に位置した外周縁上に配装され、空気供給路51を経
て供給された空気によって膨脹し、空気排出路52を経
て空気を排出することで収縮するよう、収縮自在に形成
された複数の空気貯留室53とを備えて成る。
に貫挿させて横架支持され、水槽1内に位置している部
位で形成した区画壁42によって前後に区画された空気
供給室43、空気排出室45を夫々備え、空気供給室4
3の底部に空気噴出供給孔44が、空気排出室45の上
部に空気排出導入孔46が夫々開穿されている筒状の内
軸体41と、内軸体41外周に回転自在に嵌め合わせら
れ、自身の回転に伴ない、空気噴出供給孔44に間欠的
に対応合致する複数の空気供給連通孔48、空気排出導
入孔46に間欠的に対応合致する複数の空気排出連通孔
49夫々が開穿されて、水槽31に水密状に貫挿支承し
た筒状の外軸体47と、空気供給連通孔48夫々に連通
接続して外軸体47の外周に放射状に配設した空気供給
路51と、空気排出連通孔49夫々に連通接続して外軸
体47の外周に放射状に配設した空気排出路52と、こ
れらの空気供給路51先端夫々、空気排出路52後端夫
々に位置した外周縁上に配装され、空気供給路51を経
て供給された空気によって膨脹し、空気排出路52を経
て空気を排出することで収縮するよう、収縮自在に形成
された複数の空気貯留室53とを備えて成る。
【0029】内軸体41と外軸体47とは、二重管状に
配置構成されていて、適宜に固定されて不動なものとさ
れた内軸体41の周囲で外軸体47が回転される。ま
た、内軸体41の空気供給室43内には、図3に示すよ
うに、シリンダ33内で進退するピストン34によっ
て、外部から導入した空気を圧縮して形成された高圧な
圧縮空気がエアダクト35を介して供給されるようにし
てある。
配置構成されていて、適宜に固定されて不動なものとさ
れた内軸体41の周囲で外軸体47が回転される。ま
た、内軸体41の空気供給室43内には、図3に示すよ
うに、シリンダ33内で進退するピストン34によっ
て、外部から導入した空気を圧縮して形成された高圧な
圧縮空気がエアダクト35を介して供給されるようにし
てある。
【0030】そして、内軸体41、外軸体47夫々の軸
方向で位置が一致している空気噴出供給孔44と空気供
給連通孔48とが、外軸体47の回転に伴ない相互に合
致すると、空気供給室43内の空気が内軸体41の底部
の空気噴出供給孔44、空気供給連通孔48を経て下方
位にある空気供給路51内に供給噴出されるようになっ
ている。
方向で位置が一致している空気噴出供給孔44と空気供
給連通孔48とが、外軸体47の回転に伴ない相互に合
致すると、空気供給室43内の空気が内軸体41の底部
の空気噴出供給孔44、空気供給連通孔48を経て下方
位にある空気供給路51内に供給噴出されるようになっ
ている。
【0031】なお、空気噴出供給孔44は、例えば内軸
体11の軸方向で一対にして開穿配列されていて、空気
供給連通孔48は、その空気噴出供給孔44の位置に対
し軸方向で一致させて周方向で2列の千鳥状に開穿配列
し、これに対応して空気供給路51を交互に配設してあ
る。
体11の軸方向で一対にして開穿配列されていて、空気
供給連通孔48は、その空気噴出供給孔44の位置に対
し軸方向で一致させて周方向で2列の千鳥状に開穿配列
し、これに対応して空気供給路51を交互に配設してあ
る。
【0032】また、空気排出室45上部の空気排出導入
孔46は、外軸体47の回転に伴ない空気排出連通孔4
9が合致すると、空気貯留室53内の空気を上方位にあ
る空気排出路52を経て導入して空気貯留室53内を空
にし、と同時に、その導入した空気を内軸体41端部の
開口から大気に放散させるようにしてある。
孔46は、外軸体47の回転に伴ない空気排出連通孔4
9が合致すると、空気貯留室53内の空気を上方位にあ
る空気排出路52を経て導入して空気貯留室53内を空
にし、と同時に、その導入した空気を内軸体41端部の
開口から大気に放散させるようにしてある。
【0033】空気供給路51、空気排出路52は、回転
車40本体自体を構枠するパイプ材内部に形成したり、
回転車40本体自体を盤状に形成したときの放射状の孔
通路として設けたりして得られる。
車40本体自体を構枠するパイプ材内部に形成したり、
回転車40本体自体を盤状に形成したときの放射状の孔
通路として設けたりして得られる。
【0034】空気貯留室53は、回転車40本体自体の
外周縁に、空気供給路51、空気排出路52夫々と連通
状態にして配置され、水槽31内の水中において、空気
が供給されることで膨脹し、空気が排出されることで収
縮するよう、伸縮自在な可撓性膜体によって形成されて
いる。そして、この空気貯留室53自体は、例えば図3
に示すように、回転車40本体自体の外周縁を断面半円
形の溝状に凹設した凹所54内に萎むようにした断面で
ほぼ円形状を呈する可撓性膜体によって形成し、膨脹さ
れたときは凹所54外方にまで膨脹し、収縮したときは
凹所54内底面に密着するよう萎むようにしてある。す
なわち、この空気貯留室53は、回転車40自体の回転
に伴ない下方位に位置するときに空気噴出供給孔44、
空気供給連通孔48によって空気供給路51を経て供給
された空気によって膨脹して浮力を生じ、回転車40の
一方の半身側を浮上回転させ、上方位に位置するときに
空気貯留室53内の空気が空気排出路52を経て空気排
出連通孔49、空気排出導入孔46によって排出され、
回転車40の他方の半身側を沈降回転させるものとして
ある。
外周縁に、空気供給路51、空気排出路52夫々と連通
状態にして配置され、水槽31内の水中において、空気
が供給されることで膨脹し、空気が排出されることで収
縮するよう、伸縮自在な可撓性膜体によって形成されて
いる。そして、この空気貯留室53自体は、例えば図3
に示すように、回転車40本体自体の外周縁を断面半円
形の溝状に凹設した凹所54内に萎むようにした断面で
ほぼ円形状を呈する可撓性膜体によって形成し、膨脹さ
れたときは凹所54外方にまで膨脹し、収縮したときは
凹所54内底面に密着するよう萎むようにしてある。す
なわち、この空気貯留室53は、回転車40自体の回転
に伴ない下方位に位置するときに空気噴出供給孔44、
空気供給連通孔48によって空気供給路51を経て供給
された空気によって膨脹して浮力を生じ、回転車40の
一方の半身側を浮上回転させ、上方位に位置するときに
空気貯留室53内の空気が空気排出路52を経て空気排
出連通孔49、空気排出導入孔46によって排出され、
回転車40の他方の半身側を沈降回転させるものとして
ある。
【0035】更に、水槽31外に位置させて、外軸体4
7には、例えば駆動歯車61を固着し、この駆動歯車6
1に噛み合う従動歯車62を介して、前記ピストン34
を進退させるクランクシャフト63を回転させるように
配慮する。
7には、例えば駆動歯車61を固着し、この駆動歯車6
1に噛み合う従動歯車62を介して、前記ピストン34
を進退させるクランクシャフト63を回転させるように
配慮する。
【0036】したがって、この第2実施例による回転装
置にあって、圧縮空気が内軸体41の空気供給室43か
ら、互いに合致した空気噴出供給孔44、空気供給連通
孔48によって空気供給路51を経て、下方位にある空
気貯留室53に供給されると、空気貯留室53が膨脹し
てここに浮力を生じ、回転車40の一方の半身側を浮上
させる。すると、内軸体41周囲で外軸体47が回転を
開始することで回転車40自体に回転力が生じ、また、
同様にして隣接する空気貯留室53内に順次に圧縮空気
が供給されることで、回転車40自体を回転させる。そ
して、上方位に空気貯留室53が至ると、互いに合致さ
れる空気排出連通孔49、空気排出導入孔46によって
空気排出路52を経て、更には空気排出室45を介して
大気に放出される。これによって、空気貯留室53内の
空気を排出し、と同時に空気貯留室53自体が収縮して
凹所54内に水が導入されることで、今度は逆に回転車
40の他方の半身側を沈降させ、これまた、回転車40
の回転作用に変換させることにより、回転車40の回転
を続行させるのである。
置にあって、圧縮空気が内軸体41の空気供給室43か
ら、互いに合致した空気噴出供給孔44、空気供給連通
孔48によって空気供給路51を経て、下方位にある空
気貯留室53に供給されると、空気貯留室53が膨脹し
てここに浮力を生じ、回転車40の一方の半身側を浮上
させる。すると、内軸体41周囲で外軸体47が回転を
開始することで回転車40自体に回転力が生じ、また、
同様にして隣接する空気貯留室53内に順次に圧縮空気
が供給されることで、回転車40自体を回転させる。そ
して、上方位に空気貯留室53が至ると、互いに合致さ
れる空気排出連通孔49、空気排出導入孔46によって
空気排出路52を経て、更には空気排出室45を介して
大気に放出される。これによって、空気貯留室53内の
空気を排出し、と同時に空気貯留室53自体が収縮して
凹所54内に水が導入されることで、今度は逆に回転車
40の他方の半身側を沈降させ、これまた、回転車40
の回転作用に変換させることにより、回転車40の回転
を続行させるのである。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
これがため、水槽内に回転自在に軸支配装しておいた回
転車に対し、この回転車の内軸体、外軸体から成る二重
構造の軸体から空気を噴出供給し、回転車の周縁部に配
装した空気貯留室内にその周方向に沿って順次に移動さ
れながら供給される空気が形成する浮力によって回転さ
せることができるものである。
これがため、水槽内に回転自在に軸支配装しておいた回
転車に対し、この回転車の内軸体、外軸体から成る二重
構造の軸体から空気を噴出供給し、回転車の周縁部に配
装した空気貯留室内にその周方向に沿って順次に移動さ
れながら供給される空気が形成する浮力によって回転さ
せることができるものである。
【0038】しかも、このとき、回転車の一方の半身側
では、供給された空気が充満された夫々の空気貯留室に
よって生じた浮力によって浮上させる一方、回転車の他
方の半身側では、回転車自体の回転に伴ない上方位に位
置した空気貯留室内から空気を排出すると同時に水槽内
の水を導入して沈降させるから、回転車自体は連続的に
円滑に回転するものである。
では、供給された空気が充満された夫々の空気貯留室に
よって生じた浮力によって浮上させる一方、回転車の他
方の半身側では、回転車自体の回転に伴ない上方位に位
置した空気貯留室内から空気を排出すると同時に水槽内
の水を導入して沈降させるから、回転車自体は連続的に
円滑に回転するものである。
【0039】また、回転車の軸体内から浮力用の空気を
供給するから、従来の浮力バケット循環式のものに比
し、供給空気の損失、無駄がなく、供給空気の全てが空
気貯留室内に確実に供給されることで、浮力形成の効率
化、回転作動の円滑化が得られるものである。
供給するから、従来の浮力バケット循環式のものに比
し、供給空気の損失、無駄がなく、供給空気の全てが空
気貯留室内に確実に供給されることで、浮力形成の効率
化、回転作動の円滑化が得られるものである。
【0040】したがって、逐次に供給される空気による
浮力によって、回転駆動力を得ることができ、この回転
駆動力を、例えば発電機による電力の発生、他の各種機
器の駆動源として利用できる等の所定量のエネルギーの
発生機関として汎用性あるものである。
浮力によって、回転駆動力を得ることができ、この回転
駆動力を、例えば発電機による電力の発生、他の各種機
器の駆動源として利用できる等の所定量のエネルギーの
発生機関として汎用性あるものである。
【図1】第1実施例における一部切欠側面図である。
【図2】図1におけるX−X線矢視断面図である。
【図3】第2実施例における一部切欠側面図である。
【図4】図3におけるY−Y線矢視断面図である。
1 水槽 2 支持台 3 モータ 4 エアポンプ 5 エアタンク 6 エアパイプ 10 回転車 11 内筒体 12 空気噴出供給孔 13 外軸体 14 空気連通孔 15 空気供給
路 16 空気貯留室 17 空気脱出
口 21 駆動プーリ 22 発電機 23 ベルト 31 水槽 33 シリンダ 34 ピストン 35 エアダク
ト 40 回転車 41 内軸体 42 区画壁 43 空気供給
室 44 空気噴出供給孔 45 空気排出
室 46 空気排出導入孔 47 外軸体 48 空気供給連通孔 49 空気排出
連通孔 51 空気供給路 52 空気排出
路 53 空気貯留室 54 凹所 61 駆動歯車 62 従動歯車 63 クランクシャフト
路 16 空気貯留室 17 空気脱出
口 21 駆動プーリ 22 発電機 23 ベルト 31 水槽 33 シリンダ 34 ピストン 35 エアダク
ト 40 回転車 41 内軸体 42 区画壁 43 空気供給
室 44 空気噴出供給孔 45 空気排出
室 46 空気排出導入孔 47 外軸体 48 空気供給連通孔 49 空気排出
連通孔 51 空気供給路 52 空気排出
路 53 空気貯留室 54 凹所 61 駆動歯車 62 従動歯車 63 クランクシャフト
Claims (2)
- 【請求項1】 水槽内に、この水槽の左右両側壁に軸体
を水密状に貫挿させて回転車を配装して成り、この回転
車は、水槽の左右両側壁に貫挿させて横架支持され、水
槽内に位置している部位の底部に空気噴出供給孔が開穿
されている筒状の内軸体と、内軸体外周に回転自在に嵌
め合わせられ、自身の回転に伴ない、空気噴出供給孔に
間欠的に対応合致する複数の空気連通孔が開穿されて、
水槽に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体と、空気連通
孔夫々に連通接続して外軸体の外周に放射状に配設した
空気供給路と、この空気供給路先端夫々に位置した外周
縁上に配装され、回転方向の後方側に空気脱出口が開口
されている複数の空気貯留室とを備えて成ることを特徴
とする回転装置。 - 【請求項2】 水槽内に、この水槽の左右両側壁に軸体
を水密状に貫挿させて回転車を配装して成り、この回転
車は、水槽内に位置している部位で形成した区画壁によ
って前後に区画された空気供給室、空気排出室を夫々備
え、空気供給室の底部に空気噴出供給孔が、空気排出室
の上部に空気排出導入孔が夫々開穿されている筒状の内
軸体と、内軸体外周に回転自在に嵌め合わせられ、自身
の回転に伴ない、空気噴出供給孔に間欠的に対応合致す
る複数の空気供給連通孔、空気排出導入孔に間欠的に対
応合致する複数の空気排出連通孔夫々が開穿されて、水
槽に水密状に貫挿支承した筒状の外軸体と、空気供給連
通孔夫々に連通接続して外軸体の外周に放射状に配設し
た空気供給路と、空気排出連通孔夫々に連通接続して外
軸体の外周に放射状に配設した空気排出路と、これらの
空気供給路先端夫々、空気排出路後端夫々に位置した外
周縁上に配装され、空気供給路を経て供給された空気に
よって膨脹し、空気排出路を経て空気を排出することで
収縮するよう、収縮自在に形成された複数の空気貯留室
とを備えて成ることを特徴とする回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4312577A JPH06129338A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4312577A JPH06129338A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 回転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06129338A true JPH06129338A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=18030886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4312577A Pending JPH06129338A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06129338A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH084644A (ja) * | 1994-06-18 | 1996-01-09 | Sakae Miyamoto | 浮力発電装置 |
ES2291107A1 (es) * | 2006-01-19 | 2008-02-16 | Gustavo Herrera Florido | Dispositivo generador de energia. |
WO2009127834A2 (en) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | Mohammed Khan | Motor |
JP2010059950A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Yasuhiro Kitaoka | 水と空気で新エネルギーを惹起する装置とその方法 |
KR102463761B1 (ko) * | 2022-04-06 | 2022-11-03 | 김성식 | 기체 부력을 이용한 동력발생장치 |
WO2024175939A1 (de) * | 2023-02-21 | 2024-08-29 | Ferencz Zoltan | Energieumwandelndes walzrad, energieumwandlungsausrüstung mit rahmen und walzrad, sowie das verfahren zur energieumwandlung |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52153048A (en) * | 1976-06-11 | 1977-12-19 | Kouou Sai | Buoyancy induced prime mover |
JPS5392062A (en) * | 1977-01-21 | 1978-08-12 | Atsumi Kataharada | Power generator apparatus by using buoyancy |
JPS56126679A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-03 | Watanabegumi:Kk | Underwater rotary device |
JPS58117308A (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-12 | フランツ・ラング | 偏心的に調節可能な駆動体を有するモ−タ |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4312577A patent/JPH06129338A/ja active Pending
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GB2472711A (en) * | 2008-04-15 | 2011-02-16 | Mohammed Khan | Motor |
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WO2024175939A1 (de) * | 2023-02-21 | 2024-08-29 | Ferencz Zoltan | Energieumwandelndes walzrad, energieumwandlungsausrüstung mit rahmen und walzrad, sowie das verfahren zur energieumwandlung |
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