JPH0612784Y2 - エステテイツク用パター装置 - Google Patents

エステテイツク用パター装置

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JPH0612784Y2
JPH0612784Y2 JP4237089U JP4237089U JPH0612784Y2 JP H0612784 Y2 JPH0612784 Y2 JP H0612784Y2 JP 4237089 U JP4237089 U JP 4237089U JP 4237089 U JP4237089 U JP 4237089U JP H0612784 Y2 JPH0612784 Y2 JP H0612784Y2
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JP
Japan
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putter
cup
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hose
diaphragm
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Application number
JP4237089U
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JPH02135029U (ja
Inventor
和則 島上
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、皮膚面をパツテイングして皮膚に適度な刺
激を与え、新陳代謝の促進を行うエステテイツク用パタ
ー装置に関するものである。
〔従来の技術〕
皮膚面をパツテイングして皮膚に適度な刺激を与え、新
陳代謝の促進を行うエステテイツク用パター装置として
は、従来から、第7図に示すような装置が用いられてい
る。すなわち、このパター装置は、本体部1内にダイア
フラムポンプ2を内蔵しており、このダイアフラムポン
プ2に連通されるホース3が、本体部1の外側に長く延
びている。そして、その先端に、皮膚に直接押し当てて
皮膚面のパツテイングを行うパターカツプ4が一体的に
取り付けられている。したがつて、上記ダイアフラムポ
ンプ2を作動させると、ダイアフラムの振動に合わせて
吸気と排気が交互に行われ、皮膚に押し当てたパターカ
ツプ4内で繰り返し空気圧が変化して皮膚面をパツテイ
ングするようになつている。なお、このパツテイング力
は本体部1において調節できるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記パター装置では、パツテイングのパ
ターンが、ダイアフラムの振動に伴う吸気と排気の繰り
返しという単一な構成であるため、バリエーシヨンがな
く単調である。また、皮膚に直接押し当てるパターカツ
プ4が、本体部1から延びるホース3に一体的に取り付
けられているので、一回一回使い捨てることができず、
衛生的でない。そして、使用のたびにパターカツプ4を
洗浄しなければならず、手間を要する。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、パ
ツテイング部が衛生的で施術の簡単なエステテイツク用
パター装置の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案のエステテイツク
用パター装置は、ダイアフラムの上下動によつて所定の
開口から吸気および排気を行うダイアフラム室と、上記
ダイアフラムを上下動させるダイアフラム作動手段とを
内蔵する本体部と、一端側が上記本体部のダイアフラム
室に連通され他端側が皮膚パツテイング用のパターカツ
プを嵌合しうる嵌合部に形成されたホースと、上記ホー
スの嵌合部に着脱自在に取り付けられるパターカツプと
を備え、上記ダイアフラム室の開口として、上記ホース
の一端側と連通する第1の開口と、外部と連通し吸気の
みが行われる第2の開口が設けられているとともに、上
記パターカツプが略円筒状で、一端側が皮膚に押し当て
るパツテイング開口に形成され、他端側が上記ホース先
端と嵌合しうる嵌合部に形成されているという構成をと
る。
〔作用〕
すなわち、この考案のエステテイツク用パター装置は、
本体部内のダイアフラム室に、パターカツプに接続され
るホースと連通する第1の開口と、これとは別に外部と
連通し吸気のみが行われる第2の開口を設けているた
め、この2つの開口を自動開閉弁等により適宜開閉する
ことにより、パツテイングを、押圧,吸引,押圧,吸
引,(+,−,+,−)……のパターンと、押圧,押
圧,押圧,押圧(+,+,+,+)……のパターンの2
通りに変えることができる。したがつて、被施術者の要
望、あるいは皮膚の状態に合わせて臨機応変にパツテイ
ングのパターンを選択することができる。また、上記パ
ターカツプがホースに対し着脱自在になつているため、
一回の使用ごとに使い捨てることができ衛生的である。
そして、従来のような洗浄作業が不要となる分、省力化
が図れる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示している。このエステ
テイツク用パター装置は、本体がケーシング10で被わ
れており、このケーシング10から外側に、後述するホ
ース11が延びている。また、ケーシング10の正面に
は、電源スイッチ12と、パツテイングの速度を3段階
(H,M,L)で選べるスイツチ13と、パツテイング
のパターン(±,+)を選べるスイツチ14と、パツテ
イングのリズムが視覚的に見えるモードデイスプレイラ
ンプ50と、パツテイング力の出力調整用の圧力設定ノ
ブ51とが設けられている。
上記ケーシング10で被われた本体内には、第2図に示
すように、水平に張設されたダイアフラム15によつて
上下2つの空間P,Qに仕切られたダイアフラム室16
と、このダイアフラム室16の下側空間Q内を、気密状
態で摺動するピストン17と、このピストン17を往復
運動されるためのクランク18およびモータ19とが内
蔵されている。そして、上記ダイアフラム室16の上面
には、弁による流れ方向の規制のない第1の開口20
と、内側にしか開かない弁21aを備えた第2の開口2
1とが設けられている。上記第1の開口20は自動開閉
弁22を介してケーシング10の側面の連通口23に接
続され、この連通口23からホース11に連通されてい
る。また、第2の開口21は自動開閉弁24を介してケ
ーシング10の背面の連通口25に連通されている。な
お、上記連通口23にはニードルバルブ26が取り付け
られていて、前記圧力設定ノブ51からの指示により、
通過する空気量の調節を行うようになつている。
一方、上記ケーシング10の側面の連通口23には、ポ
リウレタン製の内径4mm,外形6mmのカール状チユーブ
からなるホース11(第1図参照)が接続されている。
このホース11の先端には、後述のパターカツプ27を
嵌合するための穴部28aが先端に形成されたアルミニ
ウム製のカツプホルダー部28が一体的に取り付けられ
ている。なお、このカツプホルダー部28の上部外周面
は、連続的な環状溝によつて凹凸状になつており、この
部分を握つたときに滑りにくいようになつている。
上記ホース11のカツプホルダー部28には、第3図に
示すようなパターカツプ27を取り付けるようになつて
いる。なお、図において、鎖線でカツプホルダー部28
を示している。このパターカツプ27は、ABS樹脂
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチロール共重合体
樹脂)製のカツプ継手29と、透明アクリル樹脂製のカ
ツプ30とが一体的に接続されたものである。上記カツ
プ継手29の一端側は、前記ホース11先端のカツプホ
ルダー穴部28aと嵌合しうる軸部29aに形成されて
おり、他端側の円筒部29bがカツプ30と嵌合固着さ
れている。なお、上記カツプ継手29に嵌合固着された
カツプ30は、先端部の一方側がやや外側に湾曲してラ
ツパ状に開いている。
このパター装置を用い、例えばつぎのようにして皮膚面
のパツテイングを行うことができる。すなわち、まずホ
ース11先端のカツプホルダー部28にパターカツプ2
7を取り付け、第6図に示すように、片手にカツプホル
ダー部28を握り、電源スイツチ12をオンにする。こ
のとき、特に選択しなければ、パツテイングの速度はM
(中)に設定され、パツテイングのパターンは±に設定
されるようになつている。すなわち、初期設定の状態で
は、自動開閉弁22が開いてホース11とダイアフラム
室16内が連通され、自動開閉弁24が閉じて第2の開
口21が遮断される。したがつて、ピストン17がダイ
アフラム室16内で上下動を行い、これに伴つてダイア
フラム15が弯曲変形しながら上下動すると、ホース1
1に連通される第1の開口20において吸気と排気が交
互に行われ、ホース11の先端のパターカツプ27を皮
膚面に押し当てると、+,−,+,−のリズムでパツテ
イングが行われる。このときのダイアフラム室16の状
態を第4図に示す。なお、パツテイングのパターンを、
+,+,+,+に変えたい場合には、スイツチ14の ボタンを押すと、自動開閉弁22,24がともに開き、
吸引が第1の開口20からではなく、第2の開口21か
ら行われるようになり、ホース11側では断続的に+,
+が続くパターンとなる。このときのダイアフラム室1
6の状態を第5図に示す。また、パツテイング速度を変
えたい場合には、スイツチ13の ボタンあるいは ボタンを選択すれば、モータ19によるダイアフラム1
5の上下動速度が変わり、速度を速くしたり遅くしたり
することができる。そして、このパツテイングリズム
は、モードデイスプレイランプ50によつて、視覚的に
明確に表示される。このように、2通りのパターンと3
種類のパツテイング速度の組み合わせによつて6通りの
パツテイングを行うことができ、適度なパツテイングに
より、皮膚面に快い刺激を与えてリラツクスさせると同
時に、リンパ液の循環をよくして新陳代謝を促進させる
ことができる。
このようにして一定時間、皮膚面に対するパツテイング
を行つたのち、電源スイツチ12をオフにして施術を終
了する。なお、使用したパターカツプ27は、パターホ
ース11のカツプホルダー部28から取り外して使い捨
てるようにし、1回ごとに新しいものと交換する。ま
た、この装置を長期にわたつて使用すると、ダイアフラ
ム15の疲弊によつてパツテイング力が弱くなる傾向が
みられるため、この場合には、ケーシング10の正面に
設けられた圧力設定ノブ51を廻してパツテイング力を
高めるようにする。
このように、このパター装置によれば、皮膚に対し、2
通りのパターンのパツテイングを、3通りの速度で施術
することができる。しかも、パターカツプ27がホース
11に対して着脱自在になつているため、パターカツプ
27を一回一回使い捨てることができ、衛生的で、取り
扱いが簡単である。さらに、皮膚に押し当てるカツプ2
8がアクリル樹脂製であるため、ガラスや金属製のもの
と異なり、当たりが柔らかく、冷たい感じがない。
なお、上記実施例において、パターカツプ27の形状は
第3図の形状に限定されず、先端縁部が皮膚に密着でき
るものであれば、どのようなものでもよい。ただし、上
記第3図の形状のものは、施術者が手に持つて皮膚に押
し当てた場合に手首を不自然に立てなくてすみ、好適で
ある。
また、各部品の材質は、上記実施例に限らず適宜選択さ
れる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のエステテイツク用パター装置
によれば、2通りのパツテイングパターンと3通りの速
度を選択でき、被施術者の要望や皮膚の状態に合わせて
きめの細かい施術を行うことができる。しかも、パター
カツプがホースに対して着脱自在になつているため、一
回の使用ごとに使い捨てることができ衛生的で、取り扱
いが簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図はそ
の縦断面図、第3図は上記実施例に用いるパターカツプ
を示す縦断面図、第4図は基本パターンのパツテイング
を行う場合のダイアフラム室の状態を示す模式図、第5
図は変形パターンのパツテイングを行う場合のダイアフ
ラム室の状態を示す模式図、第6図はその使用態様を説
明する説明図、第7図は従来のエステテイツク用パター
装置の一例を示す縦断面図である。 10……ケーシング、11……ホース、15……ダイア
フラム、16……ダイアフラム室、17……ピストン、
18……クランク、19……モータ、20……第1の開
口、21……第2の開口、25……カツプホルダー部、
27……パターカツプ、30……カツプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイアフラムの上下動によつて所定の開口
    から吸気および排気を行うダイアフラム室と、上記ダイ
    アフラムを上下動させるダイアフラム作動手段とを内蔵
    する本体部と、一端側が上記本体部のダイアフラム室に
    連通され他端側が皮膚パツテイング用のパターカツプを
    嵌合しうる嵌合部に形成されたホースと、上記ホースの
    嵌合部に着脱自在に取り付けられるパターカツプとを備
    え、上記ダイアフラム室の開口として、上記ホースの一
    端側と連通する第1の開口と、外部と連通し吸気のみが
    行われる第2の開口が設けられているとともに、上記パ
    ターカツプが略円筒状で、一端側が皮膚に押し当てるパ
    ツテイング開口に形成され、他端側が上記ホース先端と
    嵌合しうる嵌合部に形成されていることを特徴とするエ
    ステテイツク用パター装置。
  2. 【請求項2】パターカツプのパツテイング開口部がアク
    リル樹脂によつて形成されている請求項(1)記載のエス
    テテイツク用パター装置。
JP4237089U 1989-04-10 1989-04-10 エステテイツク用パター装置 Expired - Lifetime JPH0612784Y2 (ja)

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JPH02135029U JPH02135029U (ja) 1990-11-09
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