JPH0612775U - ポンプ監視装置 - Google Patents

ポンプ監視装置

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JPH0612775U
JPH0612775U JP4998092U JP4998092U JPH0612775U JP H0612775 U JPH0612775 U JP H0612775U JP 4998092 U JP4998092 U JP 4998092U JP 4998092 U JP4998092 U JP 4998092U JP H0612775 U JPH0612775 U JP H0612775U
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JP
Japan
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flow rate
pump
pipe
estimated
valve
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Withdrawn
Application number
JP4998092U
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English (en)
Inventor
輝久 小島
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication of JPH0612775U publication Critical patent/JPH0612775U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁開度から簡単な近似式により推定流量を求
め、推定流量と実際の流量とを比較することにより、い
ち早くポンプの異常を発見するポンプ監視装置を実現す
ることを目的にする。 【構成】 本装置は、パイプに結合されたポンプと、こ
のポンプの後段のパイプに結合され、パイプ内の流体の
流量を測定する流量計と、ポンプの後段のパイプに流量
計と直列に結合され、パイプ内の流量を調節するバルブ
と、検出値に制御演算を施した操作量をバルブに出力す
る制御手段と、この制御手段の操作出力を基に流量を推
定し、推定流量と流量計の測定流量とを比較し、推定流
量より測定流量が大きい場合には、ポンプを正常と判断
し、推定流量より測定流量が小さい場合には、ポンプを
異常と判断する判断手段と、を有することを特徴とする
ポンプ監視装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポンプの異常を監視するポンプ監視装置において、ポンプの改造を 行うことなく、従来よりある設備でポンプの異常監視を行うポンプ監視装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のポンプ監視装置は、過電流を検出して、ポンプの故障の検出を行ってい た。 このような場合、ポンプの焼付けのような大きな故障は発見できるが、ポンプ の多少の詰まりなどによる異常の発見が遅れてしまう。その結果、全プラントが 停止するような重大事故を起こしかねないという問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、弁開度から簡単な近似式により推定流量を求め、推定流量と 実際の測定流量とを比較することにより、大きな故障が起こる前にいち早くポン プの異常を発見するポンプ監視装置を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ポンプの異常を監視するポンプ監視装置において、 パイプに結合されたポンプと、 このポンプの後段のパイプに結合され、パイプ内の流体の流量を測定する流量 計と、 前記ポンプの後段のパイプに前記流量計と直列に結合され、パイプ内の流量を 調節するバルブと、 検出値に制御演算を施した操作量を前記バルブに出力する制御手段と、 この制御手段の操作出力を基に流量を推定し、推定流量と前記流量計の測定流 量とを比較し、推定流量より測定流量が大きい場合には、前記ポンプを正常と判 断し、推定流量より測定流量が小さい場合には、ポンプを異常と判断する判断手 段と、 を有することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
このような本考案では、弁開度から推定流量を算出し、推定流量と測定流量と を比較し、比較結果によりポンプの異常を判断する判断手段を設けたので、いち 早くポンプの異常を発見できる。
【0006】
【実施例】
以下図面を用いて本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例を示した構成図である。 図において、1はタンク、2はパイプに結合されたポンプ、3は流量計で、ポ ンプ2の後段のパイプに結合され、パイプ内の流体の流量を測定する。4はバル ブで、ポンプ2の後段のパイプに流量計3と直列に結合され、パイプ内の流量を 調節する。5は流量計3とバルブ4に接続された制御部、6は制御部5から情報 を受け取り、表示の制御を行う表示制御部、7は表示制御部6により表示するC RTである。8は、制御部5が流量を推定するときに用いるデータを記憶する記 憶部である。
【0007】 制御部5において、51は、流量計3の流量値に制御演算を施した操作量をバ ルブ4に出力する制御手段、52は判断手段で、制御手段51の操作出力を基に 流量を推定し、推定流量と流量計3の測定流量とを比較し、推定流量より測定流 量が大きい場合には、ポンプ2を正常と判断し、推定流量より測定流量が小さい 場合には、ポンプ2を異常と判断する。
【0008】 このような装置の動作を以下で説明する。 図2は図1の装置の動作を示したフローチャートである。 判断手段52は、制御手段51よりバルブ4を操作する操作値と流量計3によ り検出する測定流量とを取り込む。そして、以下の計算式により、推定流量を求 める。 FX=(aX+b)×0.9 (1) ここで、FXは推定流量、Xは操作量、a,bは定数である。 バルブの固有流量特性をもとに線形化すると、推定流量FX’=aX+bが求 まる。そして、非線形要素あるいは外乱を考慮して0.9をかけ、(1)式を求 め、推定流量とする。 このように求めた推定流量と測定流量とを比較する。比較した結果、(推定流 量)≧(測定流量)の場合、ポンプを異常と判断して、CRT7に表示する。( 推定流量)<(測定流量)の場合、ポンプを正常と判断して、何も行わない。 以上のようにポンプの監視が行える。また、CRTにポンプの異常が表示され 、実際はポンプの異常がない場合、パイプからの漏れあるいは詰まりとも考えら れる。すなわち、同時に、漏れあるいは詰まりの監視も行える。
【0009】 なお、本考案はこれに限定されるものではなく、CRTに表示するだけでなく 、警報を鳴らしたり、プリンタに出力する構成にしてもよい。要するに、バルブ の開度により推定流量を算出し、測定流量と比較を行いポンプの異常を検出でき ればよい。また、ポンプの後段に設けられる流量計とバルブの順番も前後どちら でもよいし、流量計とバルブの間に熱交換器を設けてもよい。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、以下のような効果がある。 バルブの操作量により流量を推定し、推定流量と測定流量との比較を行い、流 量に異常がないか判断を行うので、いち早く異常を発見できる。また、プロセス 装置の改造を行わなくても、既存の装置で本装置を実現できる。そして、パイプ からの漏れあるいは詰まりも検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の装置の動作を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 ポンプ 3 流量計 4 バルブ 51 制御手段 52 判断手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプの異常を監視するポンプ監視装置
    において、 パイプに結合されたポンプと、 このポンプの後段のパイプに結合され、パイプ内の流体
    の流量を測定する流量計と、 前記ポンプの後段のパイプに前記流量計と直列に結合さ
    れ、パイプ内の流量を調節するバルブと、 検出値に制御演算を施した操作量を前記バルブに出力す
    る制御手段と、 この制御手段の操作出力を基に流量を推定し、推定流量
    と前記流量計の測定流量とを比較し、推定流量より測定
    流量が大きい場合には、前記ポンプを正常と判断し、推
    定流量より測定流量が小さい場合には、ポンプを異常と
    判断する判断手段と、 を有することを特徴とするポンプ監視装置。
JP4998092U 1992-07-16 1992-07-16 ポンプ監視装置 Withdrawn JPH0612775U (ja)

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JPH0612775U true JPH0612775U (ja) 1994-02-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101464087B1 (ko) * 2013-11-04 2014-11-21 복상흠 자동차용 펌프 시험 장치

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Legal Events

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Effective date: 19961003