JPH0612674Y2 - 棚装置 - Google Patents
棚装置Info
- Publication number
- JPH0612674Y2 JPH0612674Y2 JP1989044438U JP4443889U JPH0612674Y2 JP H0612674 Y2 JPH0612674 Y2 JP H0612674Y2 JP 1989044438 U JP1989044438 U JP 1989044438U JP 4443889 U JP4443889 U JP 4443889U JP H0612674 Y2 JPH0612674 Y2 JP H0612674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back plate
- shelf
- attached
- fastening
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、棚装置に関する。
棚装置としては、背板と棚板および物掛け部を備えたも
のが開発された。このものは棚板の上に物を載せたり、
物掛け部に衣服や帽子等を掛けたりすることができるた
め非常に便利である。
のが開発された。このものは棚板の上に物を載せたり、
物掛け部に衣服や帽子等を掛けたりすることができるた
め非常に便利である。
ところで、上記の棚装置に対して、さらに別の機能を付
与出来ればより便利である。
与出来ればより便利である。
前記事情に鑑みて、この考案の課題とするところは、棚
装置において、本来の物載せ及び物掛け機能に加えて、
メモ用紙等を簡単にかつ損傷少なくして貼り付けるため
にも機能し得るようにすることにある。
装置において、本来の物載せ及び物掛け機能に加えて、
メモ用紙等を簡単にかつ損傷少なくして貼り付けるため
にも機能し得るようにすることにある。
前記課題を解決するため、この考案にかかる棚装置は、
壁に取付け可能な背板と、同背板の一側面から室内側に
突出するように同背板に設けられている棚板とを備えて
いるとともに、前記背板の室内側となる前面に物掛け部
をも備えている棚装置であって、前記背板がねじで壁に
取り付けられ、背板の前面には、ねじの頭を覆って、コ
ルクおよびゴムのいずれか一方の軟質材料からなり止着
用ピンを抜き差し可能な止着壁が付設されている。
壁に取付け可能な背板と、同背板の一側面から室内側に
突出するように同背板に設けられている棚板とを備えて
いるとともに、前記背板の室内側となる前面に物掛け部
をも備えている棚装置であって、前記背板がねじで壁に
取り付けられ、背板の前面には、ねじの頭を覆って、コ
ルクおよびゴムのいずれか一方の軟質材料からなり止着
用ピンを抜き差し可能な止着壁が付設されている。
前面に、コルクおよびゴムのいずれか一方の軟質材料か
らなり止着用ピンを抜き差し可能な止着壁が付設されて
いると、伝言のための用紙類を貼り付けたり取り外した
りしやすく、ピン止めしても差程傷が目立たない。
らなり止着用ピンを抜き差し可能な止着壁が付設されて
いると、伝言のための用紙類を貼り付けたり取り外した
りしやすく、ピン止めしても差程傷が目立たない。
また、この止着壁で、背板を壁に取り付けたねじの頭を
覆い隠すことができるので、体裁が良く、外観的に優れ
たものとなる。
覆い隠すことができるので、体裁が良く、外観的に優れ
たものとなる。
以下に、この考案を、その実施例をあらわす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
しつつ詳しく説明する。
第１図ないし第１０図は、この考案にかかる棚装置の一
実施例をあらわしている。この棚装置は、これらの図に
みるように、背板１を備えている。同背板１は、木質材
料からなる矩形の板で、壁２に横長状に配置されてねじ
３…で取付けられるようになっている。この背板１は、
正面からみた横幅が１Ｐサイズ（約９００mm）になって
いるが、２Ｐサイズのものを現場で１Ｐサイズに切断し
て用いることができる。同背板１の前面上部には、溝開
口を前方に向けた断面コの字形の切欠４が水平方向に連
続するようにして設けられている。この切欠４の上位に
は、棚板１０の基端部が差し込まれて同棚板１０が水平
に突出するように取付けられ、同棚板１０も１Ｐサイズ
の幅になっている。この棚板１０は、第９図にみるよう
に、内部が枠組構造になっており、同枠組構造は、２本
の基端部材１１，１２と、１本の先端部材１３とを備え
ているとともに、基端部材１２と先端部材１３との間に
は、正面からみて左右に位置する側辺部材１４，１４
と、これら側辺部材１４，１４間を横方向に結合するつ
なぎ１５とを備えている。前記各部材１１〜１５はそれ
ぞれ角材からなっている。この枠組体の上下両面には仕
上材１６，１６が貼り付けられて１枚の板状になってい
るとともに、同棚板１０の外周には、第１図にみるよう
に、前面および左右両側面にわたるように防護用の框ゴ
ム１７が取付けられている。この框ゴム１７は、第８図
にみるように、一体の係合突起１７ａ…を前記先端部材
１３の孔１３ａ…内に嵌め込むことで取付けられてい
る。この構成の棚板１０は、前記背板１の背面からねじ
込まれるねじ１８…により前記切欠４内に取付けられて
おり、ねじ１８…は、第１０図にみるように、ピッチが
１８０mmで５本配列されている。前記切欠４の下位に
は、前記棚板１０を下方から受ける棚受２０が背面から
ねじ込まれたねじ２１…により取付けられている。前記
背板１の前面には、第１図および第８図にみるように、
同背板１の外周縁部を少し残すようにして上下２枚の止
着板（止着壁）３０，３１が貼り付けられている。上側
の止着板３０はやや狭く、下側の止着板３１はそれより
も広いものが用いられている。両止着板３０，３１は、
コルクおよびゴムのいずれか一方の軟質材料からなり、
止着用ピン（図示省略）を容易に押し込み可能なものに
なっている。そして、この止着板３０，３１により背板
１を取付けるためのねじ３…が前方から見えないように
なっている。背板１の前面には、さらに複数個の物掛け
片（物掛け部）４０…が突出して取付けられている。各
物掛け片４０は、第８図に詳しくみるように、軸部４１
ａと頭部４１ｂを有するとともにねじ孔４１ｃが形成さ
れた本体４１を備えている。この本体４１のねじ孔４１
ｃには、座部４２ａとねじ筒４２ｂを備えた取付片４２
が前記ねじ筒４２ｂをねじ込むことで取付けられ、これ
により、ねじ４３が突出するようにして固定されてい
る。この物掛け片４０は、前記ねじ４３を止着板３０を
通して背板１内にねじ込むことで取付けられている。
実施例をあらわしている。この棚装置は、これらの図に
みるように、背板１を備えている。同背板１は、木質材
料からなる矩形の板で、壁２に横長状に配置されてねじ
３…で取付けられるようになっている。この背板１は、
正面からみた横幅が１Ｐサイズ（約９００mm）になって
いるが、２Ｐサイズのものを現場で１Ｐサイズに切断し
て用いることができる。同背板１の前面上部には、溝開
口を前方に向けた断面コの字形の切欠４が水平方向に連
続するようにして設けられている。この切欠４の上位に
は、棚板１０の基端部が差し込まれて同棚板１０が水平
に突出するように取付けられ、同棚板１０も１Ｐサイズ
の幅になっている。この棚板１０は、第９図にみるよう
に、内部が枠組構造になっており、同枠組構造は、２本
の基端部材１１，１２と、１本の先端部材１３とを備え
ているとともに、基端部材１２と先端部材１３との間に
は、正面からみて左右に位置する側辺部材１４，１４
と、これら側辺部材１４，１４間を横方向に結合するつ
なぎ１５とを備えている。前記各部材１１〜１５はそれ
ぞれ角材からなっている。この枠組体の上下両面には仕
上材１６，１６が貼り付けられて１枚の板状になってい
るとともに、同棚板１０の外周には、第１図にみるよう
に、前面および左右両側面にわたるように防護用の框ゴ
ム１７が取付けられている。この框ゴム１７は、第８図
にみるように、一体の係合突起１７ａ…を前記先端部材
１３の孔１３ａ…内に嵌め込むことで取付けられてい
る。この構成の棚板１０は、前記背板１の背面からねじ
込まれるねじ１８…により前記切欠４内に取付けられて
おり、ねじ１８…は、第１０図にみるように、ピッチが
１８０mmで５本配列されている。前記切欠４の下位に
は、前記棚板１０を下方から受ける棚受２０が背面から
ねじ込まれたねじ２１…により取付けられている。前記
背板１の前面には、第１図および第８図にみるように、
同背板１の外周縁部を少し残すようにして上下２枚の止
着板（止着壁）３０，３１が貼り付けられている。上側
の止着板３０はやや狭く、下側の止着板３１はそれより
も広いものが用いられている。両止着板３０，３１は、
コルクおよびゴムのいずれか一方の軟質材料からなり、
止着用ピン（図示省略）を容易に押し込み可能なものに
なっている。そして、この止着板３０，３１により背板
１を取付けるためのねじ３…が前方から見えないように
なっている。背板１の前面には、さらに複数個の物掛け
片（物掛け部）４０…が突出して取付けられている。各
物掛け片４０は、第８図に詳しくみるように、軸部４１
ａと頭部４１ｂを有するとともにねじ孔４１ｃが形成さ
れた本体４１を備えている。この本体４１のねじ孔４１
ｃには、座部４２ａとねじ筒４２ｂを備えた取付片４２
が前記ねじ筒４２ｂをねじ込むことで取付けられ、これ
により、ねじ４３が突出するようにして固定されてい
る。この物掛け片４０は、前記ねじ４３を止着板３０を
通して背板１内にねじ込むことで取付けられている。
前記のように、この考案にかかる棚装置は、前面に、軟
質材料からなり止着用ピンを抜き差し可能な止着壁が付
設されているので、伝言のための用紙類を簡単に貼り付
けたることができ、ピン止めしても軟質材料であるので
ピン孔が目立つようなことがない。前記止着壁は、前記
実施例にみるように、背板を取付けるためのねじを覆い
隠すようにしたり、背板の切欠と、棚板および棚受との
間にできる隙間を止着壁の端部で目立たなくしたりする
ことができる。前記実施例のように、物掛け部（物掛け
片）を止着壁を介して取付けるようにすると、止着壁の
もつ弾性が物掛け部の弛み止めになる。しかし、前記物
掛け部は、止着壁に開けられる孔を通して背板に直接当
て付けられて取付けられるようにしてもよい。
質材料からなり止着用ピンを抜き差し可能な止着壁が付
設されているので、伝言のための用紙類を簡単に貼り付
けたることができ、ピン止めしても軟質材料であるので
ピン孔が目立つようなことがない。前記止着壁は、前記
実施例にみるように、背板を取付けるためのねじを覆い
隠すようにしたり、背板の切欠と、棚板および棚受との
間にできる隙間を止着壁の端部で目立たなくしたりする
ことができる。前記実施例のように、物掛け部（物掛け
片）を止着壁を介して取付けるようにすると、止着壁の
もつ弾性が物掛け部の弛み止めになる。しかし、前記物
掛け部は、止着壁に開けられる孔を通して背板に直接当
て付けられて取付けられるようにしてもよい。
この考案にかかる棚装置は、以上のように構成されてい
るため、棚装置において、本来の物載せおよび物掛け機
能に加えて、メモ用紙等を簡単にかつ損傷少なくして貼
り付けるためにも機能するものとなる。
るため、棚装置において、本来の物載せおよび物掛け機
能に加えて、メモ用紙等を簡単にかつ損傷少なくして貼
り付けるためにも機能するものとなる。
第１図はこの考案にかかる棚装置の一実施例をあらわす
斜視図、第２図はその正面図、第３図はその背面図、第
４図はその左側面図、第５図はその右側面図、第６図は
その平面図、第７図はその底面図、第８図は第２図のVI
II−VIII線拡大断面図、第９図は棚板の枠組構造を主に
あらわす平面図、第１０図は背板と棚板を取付けるねじ
の配列状態をあらわす断面図である。 １……背板、２……壁、１０……棚板、３０，３１……
止着壁（止着板）、４０……物掛け部（物掛け片）
斜視図、第２図はその正面図、第３図はその背面図、第
４図はその左側面図、第５図はその右側面図、第６図は
その平面図、第７図はその底面図、第８図は第２図のVI
II−VIII線拡大断面図、第９図は棚板の枠組構造を主に
あらわす平面図、第１０図は背板と棚板を取付けるねじ
の配列状態をあらわす断面図である。 １……背板、２……壁、１０……棚板、３０，３１……
止着壁（止着板）、４０……物掛け部（物掛け片）
Claims (1)
- 【請求項１】壁に取付け可能な背板と、同背板の一側面
から室内側に突出するように同背板に設けられている棚
板とを備えているとともに、前記背板の室内側となる前
面に物掛け部をも備えている棚装置であって、前記背板
がねじで壁に取り付けられ、背板の前面には、ねじの頭
を覆って、コルクおよびゴムのいずれか一方の軟質材料
からなり止着用ピンを抜き差し可能な止着壁が付設され
ていることを特徴とする棚装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989044438U JPH0612674Y2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 棚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989044438U JPH0612674Y2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 棚装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02134045U JPH02134045U (ja) | 1990-11-07 |
| JPH0612674Y2 true JPH0612674Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31557741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989044438U Expired - Lifetime JPH0612674Y2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 棚装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612674Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63179866U (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-21 |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1989044438U patent/JPH0612674Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02134045U (ja) | 1990-11-07 |
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