JPH06126652A - 綴針打込機用爆薬 - Google Patents
綴針打込機用爆薬Info
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- JPH06126652A JPH06126652A JP5075096A JP7509693A JPH06126652A JP H06126652 A JPH06126652 A JP H06126652A JP 5075096 A JP5075096 A JP 5075096A JP 7509693 A JP7509693 A JP 7509693A JP H06126652 A JPH06126652 A JP H06126652A
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- JP
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- explosive
- component
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06B—EXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
- C06B39/00—Compositions containing free phosphorus or a binary compound of phosphorus, except with oxygen
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/08—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
- B25C1/10—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge
- B25C1/16—Cartridges specially adapted for impact tools; Cartridge and bolts units
- B25C1/163—Cartridges
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06B—EXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
- C06B29/00—Compositions containing an inorganic oxygen-halogen salt, e.g. chlorate, perchlorate
- C06B29/02—Compositions containing an inorganic oxygen-halogen salt, e.g. chlorate, perchlorate of an alkali metal
- C06B29/16—Compositions containing an inorganic oxygen-halogen salt, e.g. chlorate, perchlorate of an alkali metal with a nitrated organic compound
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06C—DETONATING OR PRIMING DEVICES; FUSES; CHEMICAL LIGHTERS; PYROPHORIC COMPOSITIONS
- C06C7/00—Non-electric detonators; Blasting caps; Primers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クギ、ステープルのような綴針を打ち込むた
めの爆薬 【構成】 発火により綴針打込をする第1成分と、該第
1成分を点火するための第2成分であって、その打撃が
第1成分および第2成分に摩擦的な刺激を与える、綴針
の打込を必要とするときに第1成分に点火する第2成分
と、上記第1成分および第2成分を包むケースと、を有
する。
めの爆薬 【構成】 発火により綴針打込をする第1成分と、該第
1成分を点火するための第2成分であって、その打撃が
第1成分および第2成分に摩擦的な刺激を与える、綴針
の打込を必要とするときに第1成分に点火する第2成分
と、上記第1成分および第2成分を包むケースと、を有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばステープル打
込機とかクギ打込機のような、壁面へ綴針(すなわちス
テープルとかクギ。以下同じ)を打ち込むために使う装
置(以下「綴針打込機」)に使用する爆薬に関する。綴
針打込機は圧縮空気で操作されるものが多く、したがっ
てホースその他の接続管をエアコンプレッサに接続する
ことが要求されている。これら圧縮空気で操作される綴
針打込機は綴針打込みという必要機能を効果的に実行す
るものではあるが、ホースなどの接続管に接続されてい
るため作業者の行動半径を制限し邪魔することにもな
る。こうした作業上の問題を解消するため、推進力を供
給する外的な推進力源を必要としない爆薬駆動の綴針打
込機が開発されてきている。
込機とかクギ打込機のような、壁面へ綴針(すなわちス
テープルとかクギ。以下同じ)を打ち込むために使う装
置(以下「綴針打込機」)に使用する爆薬に関する。綴
針打込機は圧縮空気で操作されるものが多く、したがっ
てホースその他の接続管をエアコンプレッサに接続する
ことが要求されている。これら圧縮空気で操作される綴
針打込機は綴針打込みという必要機能を効果的に実行す
るものではあるが、ホースなどの接続管に接続されてい
るため作業者の行動半径を制限し邪魔することにもな
る。こうした作業上の問題を解消するため、推進力を供
給する外的な推進力源を必要としない爆薬駆動の綴針打
込機が開発されてきている。
【0002】
【従来の技術】爆薬駆動の綴針打込機は、独立してその
まま、またはスペーサを介して、弾倉内に配置された裸
のままの爆薬を使用している。こうした装置例では、爆
薬は弾倉内に送り込まれるとき直接その場で発火され
る。懸念される通り、この発火方法は弾倉の疲労を極度
に加速するものであるため、弾倉は定期的に交換されな
ければならない。この問題を解決するため、次の技術は
爆薬を発火のための発火室へと弾倉から移動させるため
の機構を組み入れている。1987年1月3日にJochumらに発
行された米国特許第4,066,198号および第4,066,199号は
このタイプの爆薬駆動の綴針打込機を代表するものであ
る。この種の例ではケースに入れられていない裸の爆薬
は弾倉から所定位置まで個別に送り出され、そして綴針
打込機からの綴針打ち込みに使う力を創出するため、撃
鉄の衝撃その他の適当な発火機構で直接発火される。し
たがってこの例では、撃鉄近傍位置へ爆薬を移動させ、
爆薬発火後にここから爆薬を抜き取る必要があり、その
ための余分な部品が要求される。こうした余分な部品、
また場合によっては複雑な機構が必要とされるため、製
造コストは増大の傾向にある。
まま、またはスペーサを介して、弾倉内に配置された裸
のままの爆薬を使用している。こうした装置例では、爆
薬は弾倉内に送り込まれるとき直接その場で発火され
る。懸念される通り、この発火方法は弾倉の疲労を極度
に加速するものであるため、弾倉は定期的に交換されな
ければならない。この問題を解決するため、次の技術は
爆薬を発火のための発火室へと弾倉から移動させるため
の機構を組み入れている。1987年1月3日にJochumらに発
行された米国特許第4,066,198号および第4,066,199号は
このタイプの爆薬駆動の綴針打込機を代表するものであ
る。この種の例ではケースに入れられていない裸の爆薬
は弾倉から所定位置まで個別に送り出され、そして綴針
打込機からの綴針打ち込みに使う力を創出するため、撃
鉄の衝撃その他の適当な発火機構で直接発火される。し
たがってこの例では、撃鉄近傍位置へ爆薬を移動させ、
爆薬発火後にここから爆薬を抜き取る必要があり、その
ための余分な部品が要求される。こうした余分な部品、
また場合によっては複雑な機構が必要とされるため、製
造コストは増大の傾向にある。
【0003】1977年12月20日にJochumに発行された米国
特許第4,063,672号、 1979年2月13日にJochumに発行され
た第4,138,788号、 1983年1月18日にJochumらに発行され
た第4,368,588号、 1983年9月27日にBuechelらに発行さ
れた第4,406,079号、 1986年9月16日にJochumに発行され
た第4,611,738号、 および1983年10月18日にBuechelに発
行された第4,410,124号は、もう一つのタイプの爆薬駆
動の綴針打込機の例であるが、このタイプの例では一般
に裸の爆薬をキャリヤ帯内に配置する技術を取り入れて
いる。作業に当たってはキャリヤ帯が送り出され、個々
の爆薬は発火室内または発火室近傍に置かれて発火させ
られ、直接撃鉄その他の適当な発火機構により打撃され
る。爆薬が発火されるとき発火およびその後の燃焼によ
り創出される力は、直接間接に、綴針上に向けられて綴
針打込機から綴針を打ち出す。
特許第4,063,672号、 1979年2月13日にJochumに発行され
た第4,138,788号、 1983年1月18日にJochumらに発行され
た第4,368,588号、 1983年9月27日にBuechelらに発行さ
れた第4,406,079号、 1986年9月16日にJochumに発行され
た第4,611,738号、 および1983年10月18日にBuechelに発
行された第4,410,124号は、もう一つのタイプの爆薬駆
動の綴針打込機の例であるが、このタイプの例では一般
に裸の爆薬をキャリヤ帯内に配置する技術を取り入れて
いる。作業に当たってはキャリヤ帯が送り出され、個々
の爆薬は発火室内または発火室近傍に置かれて発火させ
られ、直接撃鉄その他の適当な発火機構により打撃され
る。爆薬が発火されるとき発火およびその後の燃焼によ
り創出される力は、直接間接に、綴針上に向けられて綴
針打込機から綴針を打ち出す。
【0004】上記タイプのケースなし爆薬に使われる構
造には多数の種類がある。例えばKvavleに1968年3月12
日発行の米国特許第3,372,643号は雷管なしの爆薬技術
について記載している。一般には、12.5〜15重量
%の窒素濃度(ニトロ化率)のニトロセルロース爆薬が
使われる。そして爆薬には局在化させた最初の発火領域
をもつように構成してあるのが一般である。したがって
爆薬は衝撃を与える撃鉄の摩擦刺激により発火される
が、このようにして爆薬を発火させるには撃鉄による高
いエネルギ衝撃を必要とするものと思われる。
造には多数の種類がある。例えばKvavleに1968年3月12
日発行の米国特許第3,372,643号は雷管なしの爆薬技術
について記載している。一般には、12.5〜15重量
%の窒素濃度(ニトロ化率)のニトロセルロース爆薬が
使われる。そして爆薬には局在化させた最初の発火領域
をもつように構成してあるのが一般である。したがって
爆薬は衝撃を与える撃鉄の摩擦刺激により発火される
が、このようにして爆薬を発火させるには撃鉄による高
いエネルギ衝撃を必要とするものと思われる。
【0005】裸の爆薬はまた、発射火薬および雷管を利
用する構造も取り入れている。1975年10月14日にGawlic
kらに発行された米国特許第3,911,825号、 および1977年
11月1日にWalterらに発行された第4,056,062号は、この
タイプのケースなし爆薬の典型例である。このタイプで
は、雷管がその上に衝撃を与える撃鉄によって点火され
る通常のものである。より詳細には、点火反応は雷管そ
れ自体の中で生ずる。そして次に、この雷管の点火が発
射薬の点火へつながるようにされている。
用する構造も取り入れている。1975年10月14日にGawlic
kらに発行された米国特許第3,911,825号、 および1977年
11月1日にWalterらに発行された第4,056,062号は、この
タイプのケースなし爆薬の典型例である。このタイプで
は、雷管がその上に衝撃を与える撃鉄によって点火され
る通常のものである。より詳細には、点火反応は雷管そ
れ自体の中で生ずる。そして次に、この雷管の点火が発
射薬の点火へつながるようにされている。
【0006】上記ケースなし弾薬に代わるものとして、
1971年12月7日にGawlickに発行された米国特許第3,625,
153号、 1975年12月2日Maierに発行された第3,923,226
号、 1985年12月24日にHaytayanに発行された第4,560,06
1号、 および1989年4月11日にBowmanに発行された第4,81
9,562号に一般的かつ代表的に開示されているように、
爆薬を内包する頑丈なカートリッジを採用するものがあ
る。これらカートリッジは一般に、弾丸発射薬[gun pow
der]のような雷管と発射薬を用いている。しかしこうし
たカートリッジは一般に金属で作られているので、カー
トリッジを取り付けた綴針打込機は、カートリッジ材の
高コストにより量産となると高価になる傾向がある。し
かもこうしたタイプの綴針打込機に使われる弾丸発射薬
は毒性の副産物を発生させるものが多く、密室その他風
通しの悪い狭い場所で使用されるときには好ましくない
影響が出るおそれがある。
1971年12月7日にGawlickに発行された米国特許第3,625,
153号、 1975年12月2日Maierに発行された第3,923,226
号、 1985年12月24日にHaytayanに発行された第4,560,06
1号、 および1989年4月11日にBowmanに発行された第4,81
9,562号に一般的かつ代表的に開示されているように、
爆薬を内包する頑丈なカートリッジを採用するものがあ
る。これらカートリッジは一般に、弾丸発射薬[gun pow
der]のような雷管と発射薬を用いている。しかしこうし
たカートリッジは一般に金属で作られているので、カー
トリッジを取り付けた綴針打込機は、カートリッジ材の
高コストにより量産となると高価になる傾向がある。し
かもこうしたタイプの綴針打込機に使われる弾丸発射薬
は毒性の副産物を発生させるものが多く、密室その他風
通しの悪い狭い場所で使用されるときには好ましくない
影響が出るおそれがある。
【0007】1970年9月22日にGawlickに発行された米国
特許第3,529,548号は、柔軟なカートリッジ構造につき
記載している。その1実施例では、カートリッジは発射
薬を内包する環状の発射薬収納室と、雷管の火薬を内包
する中央の雷管収納室とを開示している。カートリッジ
の蓋は、カートリッジが圧迫されたとき撃鉄が作動して
雷管の火薬に点火し、雷管の火薬は発射薬に点火するよ
うに撃鉄を作っている。雷管火薬の過早点火のおそれを
抑制するため、撃鉄はカートリッジの底に配置された突
起菅により雷管火薬から一定距離離された構造にされて
いる。
特許第3,529,548号は、柔軟なカートリッジ構造につき
記載している。その1実施例では、カートリッジは発射
薬を内包する環状の発射薬収納室と、雷管の火薬を内包
する中央の雷管収納室とを開示している。カートリッジ
の蓋は、カートリッジが圧迫されたとき撃鉄が作動して
雷管の火薬に点火し、雷管の火薬は発射薬に点火するよ
うに撃鉄を作っている。雷管火薬の過早点火のおそれを
抑制するため、撃鉄はカートリッジの底に配置された突
起菅により雷管火薬から一定距離離された構造にされて
いる。
【0008】1974年8月13日にJunkerに発行された米国
特許第3,828,676号は、別のタイプの圧縮型カートリッ
ジ構造につき記載している。このカートリッジは大略、
外殻と内壁とを有する構造になっていて発射薬をそれら
外殻と内壁との間に介在させ、雷管は内壁の内側に内包
されている。カートリッジが十分に圧縮されたとき、雷
管は爆発し、次いで発射薬が点火される。
特許第3,828,676号は、別のタイプの圧縮型カートリッ
ジ構造につき記載している。このカートリッジは大略、
外殻と内壁とを有する構造になっていて発射薬をそれら
外殻と内壁との間に介在させ、雷管は内壁の内側に内包
されている。カートリッジが十分に圧縮されたとき、雷
管は爆発し、次いで発射薬が点火される。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】この発明は上記課題を
考慮してなされたもので、余分な部品が要求されず、ま
た複雑な機構もなく、したがって簡素な構造で製造コス
トの低廉な、また、爆薬を発火させるのに撃鉄による高
いエネルギ衝撃を必要としない、さらにまた、金属など
で頑丈にカートリッジを作る必要がなく、したがってカ
ートリッジ材の高コストによるコスト高の傾向がない、
また、爆薬燃焼による毒性の副産物発生のおそれがな
い、安全な、綴針打込機用の爆薬に関する。
考慮してなされたもので、余分な部品が要求されず、ま
た複雑な機構もなく、したがって簡素な構造で製造コス
トの低廉な、また、爆薬を発火させるのに撃鉄による高
いエネルギ衝撃を必要としない、さらにまた、金属など
で頑丈にカートリッジを作る必要がなく、したがってカ
ートリッジ材の高コストによるコスト高の傾向がない、
また、爆薬燃焼による毒性の副産物発生のおそれがな
い、安全な、綴針打込機用の爆薬に関する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の綴針打込機用爆薬が採用する手段は、発火によ
り綴針打込をする第1成分と、該第1成分を点火するた
めの第2成分であって、その打撃が第1成分および第2
成分に摩擦的な刺激を与える、綴針の打込を必要とする
ときに第1成分に点火する第2成分と、これら第1成分
および第2成分を包むケースと、を有することを特徴と
している。または、第1成分が塩素酸塩カリウムとニト
ロセルロースとを主成分としていることを特徴としてい
る。さらにまたは、第1成分が重量比約40%〜約70
%の塩素酸塩カリウムと約30%〜約60%のニトロセ
ルロースとから構成されることを特徴としている。さら
にまたは、第1成分が重量比約55%の塩素酸塩カリウ
ムと約45%のニトロセルロースとから構成されされる
ことを特徴としている。さらにまたは、第1成分が塩素
酸塩カリウム、ニトロセルロース、および1-ニトログ
アニジンから構成されていることを特徴としている。さ
らにまたは、第1成分が多孔性で繊維状の材料からなる
ことを特徴としている。さらにまたは、第1成分が実質
的に耐水性であることを特徴としている。さらにまた
は、第1成分が摩擦感受性であることを特徴としてい
る。さらにまたは、第1成分が点火の前後を問わず実質
的に非毒性であることを特徴としている。さらにまた
は、第1成分が非爆発性であることを特徴としている。
さらにまたは、第2成分がリンとニトロセルロースとを
主成分とすることを特徴としている。さらにまたは、第
2成分が重量比約92%〜約98%の赤リンと約2%〜
約8%のニトロセルロースとから構成されることを特徴
としている。さらにまたは、第2成分が重量比約95%
の赤リンと約5%のニトロセルロースから構成されるこ
とを特徴としている。さらにまたは、第1成分と第2成
分との関係が摩擦感受性であることを特徴としている。
さらにまたは、ケースがその上方および下方でシール材
でシールされていることを特徴としている。さらにまた
は、上方のシール材が第1成分を受け入れる凹みを有し
ていることを特徴としている。さらにまたは、第2成分
が下方のシール材に接していることを特徴としている。
さらにまたは、下方のシール材が第2成分から第1成分
を離す脚を有していることを特徴としている。さらにま
たは、相互に連続して隣接してほぼ直線状に配置された
多数の綴針打込機を有していることを特徴としている。
さらにまたは、第1成分が塩素酸塩アルカリ金属とニト
ロセルロースとを主成分とすることを特徴としている。
さらにまたは、アルカリ金属がカリウムまたはナトリウ
ムのグループから選択されていることを特徴としてい
る。さらにまたは、塩素酸塩アルカリ金属とニトロセル
ロースとを主成分とする爆薬も特徴としている。さらに
または、重量比約40%〜約70の塩素酸塩アルカリ金
属と約30%〜約60%のニトロセルロースとからなる
爆薬も特徴としている。さらにまたは、重量比約55%
の塩素酸塩アルカリ金属と約45%のニトロセルロース
からなる爆薬も特徴としている。さらにまたは、1-ニ
トログアニジンを有している爆薬も特徴としている。さ
らにまたは、アルカリ金属がカリウムまたはナトリウム
のグループから選択されている爆薬も特徴としている。
本発明の綴針打込機用爆薬が採用する手段は、発火によ
り綴針打込をする第1成分と、該第1成分を点火するた
めの第2成分であって、その打撃が第1成分および第2
成分に摩擦的な刺激を与える、綴針の打込を必要とする
ときに第1成分に点火する第2成分と、これら第1成分
および第2成分を包むケースと、を有することを特徴と
している。または、第1成分が塩素酸塩カリウムとニト
ロセルロースとを主成分としていることを特徴としてい
る。さらにまたは、第1成分が重量比約40%〜約70
%の塩素酸塩カリウムと約30%〜約60%のニトロセ
ルロースとから構成されることを特徴としている。さら
にまたは、第1成分が重量比約55%の塩素酸塩カリウ
ムと約45%のニトロセルロースとから構成されされる
ことを特徴としている。さらにまたは、第1成分が塩素
酸塩カリウム、ニトロセルロース、および1-ニトログ
アニジンから構成されていることを特徴としている。さ
らにまたは、第1成分が多孔性で繊維状の材料からなる
ことを特徴としている。さらにまたは、第1成分が実質
的に耐水性であることを特徴としている。さらにまた
は、第1成分が摩擦感受性であることを特徴としてい
る。さらにまたは、第1成分が点火の前後を問わず実質
的に非毒性であることを特徴としている。さらにまた
は、第1成分が非爆発性であることを特徴としている。
さらにまたは、第2成分がリンとニトロセルロースとを
主成分とすることを特徴としている。さらにまたは、第
2成分が重量比約92%〜約98%の赤リンと約2%〜
約8%のニトロセルロースとから構成されることを特徴
としている。さらにまたは、第2成分が重量比約95%
の赤リンと約5%のニトロセルロースから構成されるこ
とを特徴としている。さらにまたは、第1成分と第2成
分との関係が摩擦感受性であることを特徴としている。
さらにまたは、ケースがその上方および下方でシール材
でシールされていることを特徴としている。さらにまた
は、上方のシール材が第1成分を受け入れる凹みを有し
ていることを特徴としている。さらにまたは、第2成分
が下方のシール材に接していることを特徴としている。
さらにまたは、下方のシール材が第2成分から第1成分
を離す脚を有していることを特徴としている。さらにま
たは、相互に連続して隣接してほぼ直線状に配置された
多数の綴針打込機を有していることを特徴としている。
さらにまたは、第1成分が塩素酸塩アルカリ金属とニト
ロセルロースとを主成分とすることを特徴としている。
さらにまたは、アルカリ金属がカリウムまたはナトリウ
ムのグループから選択されていることを特徴としてい
る。さらにまたは、塩素酸塩アルカリ金属とニトロセル
ロースとを主成分とする爆薬も特徴としている。さらに
または、重量比約40%〜約70の塩素酸塩アルカリ金
属と約30%〜約60%のニトロセルロースとからなる
爆薬も特徴としている。さらにまたは、重量比約55%
の塩素酸塩アルカリ金属と約45%のニトロセルロース
からなる爆薬も特徴としている。さらにまたは、1-ニ
トログアニジンを有している爆薬も特徴としている。さ
らにまたは、アルカリ金属がカリウムまたはナトリウム
のグループから選択されている爆薬も特徴としている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の1実施例を示す図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0012】図1は本発明に従って構成されたクギを打
ち込むため複数の火薬混合体を有するキャリヤ帯を示す
平面図、図2は図1の2−2線における1火薬混合体の
断面図である。実質的に形状変化融通性のあるキャリヤ
帯10は、綴針(例えば、クギ、ステープル、ボルト)
を綴針打込機(図示せず)から打ち込むのに使う複数の
火薬混合体38を有している。各火薬混合体38は発射
薬42と点火薬46とを含んでいる。発射薬42の主た
る機能は、綴針が十分な力で打ち込まれるように燃焼を
介して十分にガスを発生させることであり、点火薬46
のそれは発射薬42に摩擦反応して後者を点火すること
である。したがってキャリヤ帯10は、火薬混合体38
が例えば発火室に合わせられて、撃鉄のような点火機構
が必要時に綴針上に必要力を向けることができるよう
に、綴針打込機(図示せず)内を進行するするようにさ
れている。
ち込むため複数の火薬混合体を有するキャリヤ帯を示す
平面図、図2は図1の2−2線における1火薬混合体の
断面図である。実質的に形状変化融通性のあるキャリヤ
帯10は、綴針(例えば、クギ、ステープル、ボルト)
を綴針打込機(図示せず)から打ち込むのに使う複数の
火薬混合体38を有している。各火薬混合体38は発射
薬42と点火薬46とを含んでいる。発射薬42の主た
る機能は、綴針が十分な力で打ち込まれるように燃焼を
介して十分にガスを発生させることであり、点火薬46
のそれは発射薬42に摩擦反応して後者を点火すること
である。したがってキャリヤ帯10は、火薬混合体38
が例えば発火室に合わせられて、撃鉄のような点火機構
が必要時に綴針上に必要力を向けることができるよう
に、綴針打込機(図示せず)内を進行するするようにさ
れている。
【0013】発射薬42の燃焼は綴針打込機の作動に要
求される打込力を創出のために利用される。こうした綴
針打込機は時として風通しの悪い場所で使用されること
もあるから、火薬の燃焼が作業者に目に見える悪影響を
及ぼすばかりでなく、OSHA基準に適合しないような
毒性副産物を発生させるなどの問題が従来の火薬利用の
打込機にはあった。したがって本発明の1実施例はこの
ような毒問題を生じさせない発射薬42成分、すなわち
主成分は塩素酸塩カリウム[potassium chlorate]とニト
ロセルロースを使用する。考えられるように、過塩素酸
カリウムおよび硝酸塩カリウムのような酸化剤も成分と
して使用することができる。または、後述する方法で点
火薬46と反応するように発射薬42の表面に塩素酸塩
が存在する限り、塩素酸カリウムのような塩素酸塩カリ
ウムの効果的な化学当量(例えばアルカリ金属クロラー
ト)も使用することができる。
求される打込力を創出のために利用される。こうした綴
針打込機は時として風通しの悪い場所で使用されること
もあるから、火薬の燃焼が作業者に目に見える悪影響を
及ぼすばかりでなく、OSHA基準に適合しないような
毒性副産物を発生させるなどの問題が従来の火薬利用の
打込機にはあった。したがって本発明の1実施例はこの
ような毒問題を生じさせない発射薬42成分、すなわち
主成分は塩素酸塩カリウム[potassium chlorate]とニト
ロセルロースを使用する。考えられるように、過塩素酸
カリウムおよび硝酸塩カリウムのような酸化剤も成分と
して使用することができる。または、後述する方法で点
火薬46と反応するように発射薬42の表面に塩素酸塩
が存在する限り、塩素酸カリウムのような塩素酸塩カリ
ウムの効果的な化学当量(例えばアルカリ金属クロラー
ト)も使用することができる。
【0014】発射薬42の上記成分においては、重量で
約40%〜約70%が塩素酸塩カリウム、約30%〜6
0%がニトロセルロースのもの、好ましい成分は重量で
約55%が塩素酸塩カリウムで重量で約45%が繊維状
ニトロセルロースのものである。この成分は様々な利点
を有している。まづこの成分の燃焼は、主としてこの成
分により得られる酸素比[oxygen balance]により、毒性
副産物の発生量を減少させる。この成分はまた、その点
火前状態においても非毒性である。さらにニトロセルロ
ースはこの成分の耐水性を向上させると共に、塩素酸塩
は同成分の摩擦感受性を高め、それによって発射薬42
を点火薬46との相互作用で点火できるようにする。し
かもこの成分は非爆発性、つまり燃焼速度は音速以下
で、作業者に安全である。本発明品の成分の所望の非爆
発性を向上させる意味で、好ましくは市販の12%窒素
級ニトロセルロースが好ましい。
約40%〜約70%が塩素酸塩カリウム、約30%〜6
0%がニトロセルロースのもの、好ましい成分は重量で
約55%が塩素酸塩カリウムで重量で約45%が繊維状
ニトロセルロースのものである。この成分は様々な利点
を有している。まづこの成分の燃焼は、主としてこの成
分により得られる酸素比[oxygen balance]により、毒性
副産物の発生量を減少させる。この成分はまた、その点
火前状態においても非毒性である。さらにニトロセルロ
ースはこの成分の耐水性を向上させると共に、塩素酸塩
は同成分の摩擦感受性を高め、それによって発射薬42
を点火薬46との相互作用で点火できるようにする。し
かもこの成分は非爆発性、つまり燃焼速度は音速以下
で、作業者に安全である。本発明品の成分の所望の非爆
発性を向上させる意味で、好ましくは市販の12%窒素
級ニトロセルロースが好ましい。
【0015】別の実施例では、発射薬42は、ニトロセ
ルロース、塩素酸塩カリウムおよび1-ニトログアニジ
ンの合成物である。上記の合成物に1-ニトログアニジ
ンを追加することによって発射薬42の燃焼の爆発力を
向上させることができるとともに、発射薬42の燃焼か
ら発生する残留物量を減らすことができる。しかし1-
ニトログアニジンは同時に、後述の製造工程に左右する
繊維状発射薬42の減少をもたらすことにもなる。この
実施例の具体的な合成物は発射薬42についての所望の
品質により様々に変化可能であるが、重量比55%の1
-ニトログアニジンと45%の塩素酸塩カリウムを、重
量比55%の塩素酸塩カリウムと45%のニトロセルロ
ースの合成物で混合したものを使用するのがよい。
ルロース、塩素酸塩カリウムおよび1-ニトログアニジ
ンの合成物である。上記の合成物に1-ニトログアニジ
ンを追加することによって発射薬42の燃焼の爆発力を
向上させることができるとともに、発射薬42の燃焼か
ら発生する残留物量を減らすことができる。しかし1-
ニトログアニジンは同時に、後述の製造工程に左右する
繊維状発射薬42の減少をもたらすことにもなる。この
実施例の具体的な合成物は発射薬42についての所望の
品質により様々に変化可能であるが、重量比55%の1
-ニトログアニジンと45%の塩素酸塩カリウムを、重
量比55%の塩素酸塩カリウムと45%のニトロセルロ
ースの合成物で混合したものを使用するのがよい。
【0016】発射薬42は上記合成物から様々に製造す
ることができるが、次に述べる方法による製造は特に有
利であることが分かった。すなわち1実施例では発射薬
42は上記成分の塩素酸塩カリウムおよびニトロセルロ
ースから製造するが、ニトロセルロース繊維は水溶液お
よびバインダーおよび/またはアセトン中に入れる。こ
のバインダーは合成物形成を促進し、またアセトンは合
成物の繊維質、つまりニトロセルロースを「柔らかくす
る」のに利用される。合成物は次にスラリー状に混合
し、このスラリーをシート状にロールから押し出して乾
燥させる。このシートから所望の形に発射薬42を切り
取る。この製造方法でいくときは、発射薬42に予想通
りの多孔質構造が形成されるのであって、これが発射薬
42の爆発率を向上する。さらに、この製造方法は同一
品質の発射薬42を比較的安定して製造することができ
る再現性がある。このように、本製造方法は製紙技術と
本質的に類似したものである。
ることができるが、次に述べる方法による製造は特に有
利であることが分かった。すなわち1実施例では発射薬
42は上記成分の塩素酸塩カリウムおよびニトロセルロ
ースから製造するが、ニトロセルロース繊維は水溶液お
よびバインダーおよび/またはアセトン中に入れる。こ
のバインダーは合成物形成を促進し、またアセトンは合
成物の繊維質、つまりニトロセルロースを「柔らかくす
る」のに利用される。合成物は次にスラリー状に混合
し、このスラリーをシート状にロールから押し出して乾
燥させる。このシートから所望の形に発射薬42を切り
取る。この製造方法でいくときは、発射薬42に予想通
りの多孔質構造が形成されるのであって、これが発射薬
42の爆発率を向上する。さらに、この製造方法は同一
品質の発射薬42を比較的安定して製造することができ
る再現性がある。このように、本製造方法は製紙技術と
本質的に類似したものである。
【0017】点火薬46は発射薬42に摩擦的な刺激を
与えることで発火させるため使われる。本発明は撃鉄の
ような機械的発火機構を備えた綴針打込機に使われるこ
とが多いから、点火薬46と発射薬42との相互作用に
とっては摩擦感受性が高いことが望ましい。点火薬46
の好ましい成分は、重量比約5%のニトロセルロースと
約95%の赤リンとであるが、この点火薬46の0%〜
90%をニトロセルロースが占めても、上記摩擦的な刺
激で発射薬42を十分に発火させることができる(例え
ば赤リンを100%にしてニトロセルロースを全然入れ
なくても)。さらに、この点火薬46中に研磨材を交ぜ
込ませることが好ましい。
与えることで発火させるため使われる。本発明は撃鉄の
ような機械的発火機構を備えた綴針打込機に使われるこ
とが多いから、点火薬46と発射薬42との相互作用に
とっては摩擦感受性が高いことが望ましい。点火薬46
の好ましい成分は、重量比約5%のニトロセルロースと
約95%の赤リンとであるが、この点火薬46の0%〜
90%をニトロセルロースが占めても、上記摩擦的な刺
激で発射薬42を十分に発火させることができる(例え
ば赤リンを100%にしてニトロセルロースを全然入れ
なくても)。さらに、この点火薬46中に研磨材を交ぜ
込ませることが好ましい。
【0018】上述したことを踏まえれば、火薬混合体3
8およびその個々の点火薬46ならびに発射薬42は、
例えば雷管および火薬を使ったカートリッジとは違う仕
方で点火することが理解されると思う。雷管は一般に撃
鉄から衝撃を受けると爆発ないし発火する起爆薬であ
る。より具体的には、雷管の発火をもたらす最初の反応
は雷管それ自身の中で発生する。これに対し、点火薬4
6と発射薬42との摩擦的な相互作用は、それら薬剤の
同時的な発火を効果的にもたらす。より詳細には、最初
の反応は点火薬46と発射薬42との摩擦的な刺激で、
それらの境界面において発生する。したがって火薬混合
体38の発火はこれら2材間の相互作用に依存するもの
である。
8およびその個々の点火薬46ならびに発射薬42は、
例えば雷管および火薬を使ったカートリッジとは違う仕
方で点火することが理解されると思う。雷管は一般に撃
鉄から衝撃を受けると爆発ないし発火する起爆薬であ
る。より具体的には、雷管の発火をもたらす最初の反応
は雷管それ自身の中で発生する。これに対し、点火薬4
6と発射薬42との摩擦的な相互作用は、それら薬剤の
同時的な発火を効果的にもたらす。より詳細には、最初
の反応は点火薬46と発射薬42との摩擦的な刺激で、
それらの境界面において発生する。したがって火薬混合
体38の発火はこれら2材間の相互作用に依存するもの
である。
【0019】火薬混合体38を形成する発射薬42と点
火薬46との組合せは、実質的に非硬直性のキャリヤ帯
10内に組み込まれている。1実施例では、このキャリ
ヤ帯10は実質的に非硬直性の材料から構成されたキャ
ップ14およびシール22を有している。ここで材料は
好ましくは柔軟性があって(後述するようにガスケット
となるような)密閉性があり、火薬混合体38各々を効
果的に離すことができるものがよい。したがって処理
紙、ポリカーボネート、酢酸アセテートなどが、これら
キャップ14およびシール22の材料として適当であ
る。
火薬46との組合せは、実質的に非硬直性のキャリヤ帯
10内に組み込まれている。1実施例では、このキャリ
ヤ帯10は実質的に非硬直性の材料から構成されたキャ
ップ14およびシール22を有している。ここで材料は
好ましくは柔軟性があって(後述するようにガスケット
となるような)密閉性があり、火薬混合体38各々を効
果的に離すことができるものがよい。したがって処理
紙、ポリカーボネート、酢酸アセテートなどが、これら
キャップ14およびシール22の材料として適当であ
る。
【0020】多数の火薬混合体38は、各々が実質的に
分離された状態でキャリヤ帯10内に組み込まれる。し
かもキャリヤ帯10は、その構成に使われた材料の上記
性質ゆえに、容易に巻き込んだり、折り畳んだりするこ
とができる。したがってキャリヤ帯10およびこのキャ
リヤ帯10内の多数の火薬混合体38は、高速綴針打込
機用の適切な駆動源となる。
分離された状態でキャリヤ帯10内に組み込まれる。し
かもキャリヤ帯10は、その構成に使われた材料の上記
性質ゆえに、容易に巻き込んだり、折り畳んだりするこ
とができる。したがってキャリヤ帯10およびこのキャ
リヤ帯10内の多数の火薬混合体38は、高速綴針打込
機用の適切な駆動源となる。
【0021】キャップ14およびシール22は、接着剤
を使って、または誘電溶接もしくは超音波溶接でヒート
シーリングのような従来法で接合され、各々火薬混合体
38を離しておく。作業者の安全性を高めるため、キャ
ップ14およびシール22は発射薬42の過早点火の危
険性を取り除くため特殊な構成にされている。すなわち
キャップ14は発射薬42を受け入れることができる凹
み18を形成しており、またシール22には脚26が形
成されている。この脚26は図2に示すように、受部3
4を中にする外縁30で囲まれた格好になっている。し
たがって点火薬46は、シール22のこの仕切られた領
域に容易に塗布することができる。しかも過早点火の危
険を取り除くため、脚26の外縁30は発射薬42を点
火薬46から離すように発射薬42を隔離することがで
きている。
を使って、または誘電溶接もしくは超音波溶接でヒート
シーリングのような従来法で接合され、各々火薬混合体
38を離しておく。作業者の安全性を高めるため、キャ
ップ14およびシール22は発射薬42の過早点火の危
険性を取り除くため特殊な構成にされている。すなわち
キャップ14は発射薬42を受け入れることができる凹
み18を形成しており、またシール22には脚26が形
成されている。この脚26は図2に示すように、受部3
4を中にする外縁30で囲まれた格好になっている。し
たがって点火薬46は、シール22のこの仕切られた領
域に容易に塗布することができる。しかも過早点火の危
険を取り除くため、脚26の外縁30は発射薬42を点
火薬46から離すように発射薬42を隔離することがで
きている。
【0022】図3は綴針打込機に使われる本発明の1実
施例を示す断面図であるが、図3において、キャリヤ帯
10は、綴針打込機(その1部のみ図示)内に装填され
ている。ここでもキャリヤ帯10には柔軟性があるか
ら、打込機の内部に余分なスペースを必要とすることな
く巻き込んだり折り畳んだりできる。送出機構(図示せ
ず)は、例えば矢印Aで示した方向に、キャリヤ帯10
を引っ張ることにより発火室50近傍にまだ発火してい
ない発射薬42と点火薬46を位置させる。綴針58お
よびピストン60は発火室50内にあって、このピスト
ン60は火薬混合体38と綴針58との間に位置させら
れている。綴針打込機につき具体的な構造が図示されて
いるが、発射気体は直接間接に綴針58を押し出す力だ
けがあればよいこと明らかである。したがって綴針58
は発火室50と連絡し合った別個の室内のような種々の
配置に置くことができ、またピストン60は使われなけ
ればならないというほどの必須のものでもない。したが
って本発明の爆薬は様々な構成の綴針打込機に応用する
ことが可能である。
施例を示す断面図であるが、図3において、キャリヤ帯
10は、綴針打込機(その1部のみ図示)内に装填され
ている。ここでもキャリヤ帯10には柔軟性があるか
ら、打込機の内部に余分なスペースを必要とすることな
く巻き込んだり折り畳んだりできる。送出機構(図示せ
ず)は、例えば矢印Aで示した方向に、キャリヤ帯10
を引っ張ることにより発火室50近傍にまだ発火してい
ない発射薬42と点火薬46を位置させる。綴針58お
よびピストン60は発火室50内にあって、このピスト
ン60は火薬混合体38と綴針58との間に位置させら
れている。綴針打込機につき具体的な構造が図示されて
いるが、発射気体は直接間接に綴針58を押し出す力だ
けがあればよいこと明らかである。したがって綴針58
は発火室50と連絡し合った別個の室内のような種々の
配置に置くことができ、またピストン60は使われなけ
ればならないというほどの必須のものでもない。したが
って本発明の爆薬は様々な構成の綴針打込機に応用する
ことが可能である。
【0023】従来あるケースなしで裸の火薬駆動式綴針
打込機にとっての1問題は、その発火室内にケースなし
の火薬を如何にして効果的にシールし、かつ、燃焼気体
を如何に効果的に利用するかということであった。本発
明の1実施例は、ここにおける問題点を減少させる方法
について開示している。既に述べたように、キャリヤ帯
10は実質的に非硬直性の材料から形成される。したが
って綴針打込機がキャリヤ帯10上にシールされた部材
を有しているときは、発射薬42の燃焼により発生する
気体をより効果的に利用することができる。例えば打込
機は、発火室50近傍に位置する合縁54から矢印B方
向に、遠のいたり近づいたり往復動する部材62を使っ
てもよい。したがって部材62は、キャリヤ帯10が部
材62と合縁54との間を進行するようにまづ配置され
る。火薬合成体38が燃焼室50近傍に正しく位置させ
られると、部材62は矢印Cの方向に合縁54に対して
動く。これによって押し出されたキャリヤ帯10は燃焼
室50をシールするガスケットとして効果的に機能す
る。撃鉄その他の発火機構が部材62
打込機にとっての1問題は、その発火室内にケースなし
の火薬を如何にして効果的にシールし、かつ、燃焼気体
を如何に効果的に利用するかということであった。本発
明の1実施例は、ここにおける問題点を減少させる方法
について開示している。既に述べたように、キャリヤ帯
10は実質的に非硬直性の材料から形成される。したが
って綴針打込機がキャリヤ帯10上にシールされた部材
を有しているときは、発射薬42の燃焼により発生する
気体をより効果的に利用することができる。例えば打込
機は、発火室50近傍に位置する合縁54から矢印B方
向に、遠のいたり近づいたり往復動する部材62を使っ
てもよい。したがって部材62は、キャリヤ帯10が部
材62と合縁54との間を進行するようにまづ配置され
る。火薬合成体38が燃焼室50近傍に正しく位置させ
られると、部材62は矢印Cの方向に合縁54に対して
動く。これによって押し出されたキャリヤ帯10は燃焼
室50をシールするガスケットとして効果的に機能す
る。撃鉄その他の発火機構が部材62
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】従来あるケースなしで裸の火薬駆動式綴針
打込機にとっての1問題は、その発火室内にケースなし
の火薬を如何にして効果的にシールし、かつ、燃焼気体
を如何に効果的に利用するかということであった。本発
明の1実施例は、ここにおける問題点を減少させる方法
について開示している。既に述べたように、キャリヤ帯
10は実質的に非硬直性の材料から形成される。したが
って綴針打込機がキャリヤ帯10上にシールされた部材
を有しているときは、発射薬42の燃焼により発生する
気体をより効果的に利用することができる。例えば打込
機は、発火室50近傍に位置する合縁54から矢印B方
向に、遠のいたり近づいたり往復動する部材62を使っ
てもよい。したがって部材62は、キャリヤ帯10が部
材62と合縁54との間を進行するようにまづ配置され
る。火薬合成体38が燃焼室50近傍に正しく位置させ
られると、部材62は矢印Cの方向に合縁54に対して
動く。これによって押し出されたキャリヤ帯10は燃焼
室50をシールするガスケットとして効果的に機能す
る。撃鉄その他の発火機構が部材62中の穴64を通過
して点火薬46を打撃すると、点火薬46が発射薬42
を打撃するというような点火薬46と発射薬42との摩
擦的な刺激により、発射薬42が燃焼し、この燃焼によ
って発生した気体が、正しくピストン60に向けて突進
し、綴針58を発射させる。発射薬42が効果的に綴針
58を発射させた後、部材62はキャリヤ帯10を次の
火薬混合体38が燃焼室50近傍に位置するように送り
出し、上述の爆発工程が繰り返されるように引っ込めさ
せられる。
打込機にとっての1問題は、その発火室内にケースなし
の火薬を如何にして効果的にシールし、かつ、燃焼気体
を如何に効果的に利用するかということであった。本発
明の1実施例は、ここにおける問題点を減少させる方法
について開示している。既に述べたように、キャリヤ帯
10は実質的に非硬直性の材料から形成される。したが
って綴針打込機がキャリヤ帯10上にシールされた部材
を有しているときは、発射薬42の燃焼により発生する
気体をより効果的に利用することができる。例えば打込
機は、発火室50近傍に位置する合縁54から矢印B方
向に、遠のいたり近づいたり往復動する部材62を使っ
てもよい。したがって部材62は、キャリヤ帯10が部
材62と合縁54との間を進行するようにまづ配置され
る。火薬合成体38が燃焼室50近傍に正しく位置させ
られると、部材62は矢印Cの方向に合縁54に対して
動く。これによって押し出されたキャリヤ帯10は燃焼
室50をシールするガスケットとして効果的に機能す
る。撃鉄その他の発火機構が部材62中の穴64を通過
して点火薬46を打撃すると、点火薬46が発射薬42
を打撃するというような点火薬46と発射薬42との摩
擦的な刺激により、発射薬42が燃焼し、この燃焼によ
って発生した気体が、正しくピストン60に向けて突進
し、綴針58を発射させる。発射薬42が効果的に綴針
58を発射させた後、部材62はキャリヤ帯10を次の
火薬混合体38が燃焼室50近傍に位置するように送り
出し、上述の爆発工程が繰り返されるように引っ込めさ
せられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】追加
【補正内容】
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、余分な部品が要求さ
れず、また複雑な機構もなく、したがって簡素な構造で
製造コストの低廉な、また、爆薬を発火させるのに撃鉄
による高いエネルギ衝撃を必要としない、さらにまた、
金属などで頑丈にカートリッジを作る必要がなく、した
がってカートリッジ材の高コストによるコスト高のおそ
れがない、また、爆薬燃焼による毒性の副産物発生のお
それがない、安全な綴針打込機用の爆薬を提供すること
ができる。
れず、また複雑な機構もなく、したがって簡素な構造で
製造コストの低廉な、また、爆薬を発火させるのに撃鉄
による高いエネルギ衝撃を必要としない、さらにまた、
金属などで頑丈にカートリッジを作る必要がなく、した
がってカートリッジ材の高コストによるコスト高のおそ
れがない、また、爆薬燃焼による毒性の副産物発生のお
それがない、安全な綴針打込機用の爆薬を提供すること
ができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたクギを打ち込むため
複数の火薬混合体を有するキャリヤ帯を示す平面図であ
る。
複数の火薬混合体を有するキャリヤ帯を示す平面図であ
る。
【図2】2−2線における図1の火薬混合体の1つの断
面図である。
面図である。
【図3】図1の火薬混合体とキャリヤ帯が綴針打込機に
使われる所を示す断面図である。
使われる所を示す断面図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【符号の説明】 10 キャリア帯 14 キャップ 18 凹み 22 シール 26 脚 30 外縁 34 受部 38 火薬混合体 42 発射薬 46 点火薬 50 発火室 54 合縁 58 綴針 60 ピストン 62 部材 64 穴
Claims (26)
- 【請求項1】 発火により綴針打込をする第1成分と、 該第1成分を点火するための第2成分であって、その打
撃が第1成分および第2成分に摩擦的な刺激を与える、
綴針の打込を必要とするときに第1成分に点火する第2
成分と、 上記第1成分および第2成分を包むケースと、 を有することを特徴とする綴針打込機用爆薬。 - 【請求項2】 第1成分が塩素酸塩カリウムとニトロセ
ルロースとを主成分とする請求項1の綴針打込機用爆
薬。 - 【請求項3】 第1成分が重量比約40%〜約70%の
塩素酸塩カリウムと約30%〜約60%のニトロセルロ
ースとからなる請求項2の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項4】 第1成分が重量比約55%の塩素酸塩カ
リウムと約45%のニトロセルロースとからなる請求項
1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項5】 第1成分が塩素酸塩カリウム、ニトロセ
ルロース、および1-ニトログアニジンからなる請求項
1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項6】 第1成分が多孔性で繊維状の材料からな
る請求項1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項7】 第1成分が実質的に耐水性である請求項
1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項8】 第1成分が摩擦感受性である請求項1の
綴針打込機用爆薬。 - 【請求項9】 第1成分が点火の前後を問わず実質的に
非毒性である請求項1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項10】 第1成分が非爆発性である請求項1の
綴針打込機用爆薬。 - 【請求項11】 第2成分がリンとニトロセルロースと
を主成分とする請求項1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項12】 第2成分が重量比約92%〜約98%
の赤リンと約2%〜約8%のニトロセルロースとからな
る請求項11の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項13】 第2成分が重量比約95%の赤リンと
約5%のニトロセルロースからなる請求項1の綴針打込
機用爆薬。 - 【請求項14】 第1成分と第2成分との関係が摩擦感
受性である請求項1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項15】 ケースがその上方および下方でシール
材でシールされている請求項1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項16】 上方のシール材が第1成分を受け入れ
る凹みを有している請求項1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項17】 第2成分が下方のシール材に接してい
る請求項15の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項18】 下方のシール材が第2成分から第1成
分を離す脚を有している請求項15の綴針打込機用爆
薬。 - 【請求項19】 相互に連続して隣接してほぼ直線状に
配置された多数の綴針打込機用爆薬を有している請求項
1の綴針打込機用爆薬。 - 【請求項20】 第1成分が塩素酸塩アルカリ金属とニ
トロセルロースとを主成分とする請求項1の綴針打込機
用爆薬。 - 【請求項21】 アルカリ金属がカリウムまたはナトリ
ウムのグループから選択されている請求項20の綴針打
込機用爆薬。 - 【請求項22】 塩素酸塩アルカリ金属とニトロセルロ
ースとを主成分とする爆薬。 - 【請求項23】 重量比約40%〜約70の塩素酸塩ア
ルカリ金属と約30%〜約60%のニトロセルロースと
からなる請求項22の爆薬。 - 【請求項24】 重量比約55%の塩素酸塩アルカリ金
属と約45%のニトロセルロースからなる請求項22の
爆薬。 - 【請求項25】 さらに1-ニトログアニジンを有して
いる請求項22の爆薬。 - 【請求項26】 アルカリ金属がカリウムまたはナトリ
ウムのグループから選択されている請求項22の爆薬。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US85108892A | 1992-03-13 | 1992-03-13 | |
US07/851088 | 1992-03-13 |
Publications (1)
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