JPH0612342U - 穀粒袋 - Google Patents
穀粒袋Info
- Publication number
- JPH0612342U JPH0612342U JP086244U JP8624491U JPH0612342U JP H0612342 U JPH0612342 U JP H0612342U JP 086244 U JP086244 U JP 086244U JP 8624491 U JP8624491 U JP 8624491U JP H0612342 U JPH0612342 U JP H0612342U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- sewn
- grain
- bag mouth
- mouth
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案は、玄米等の穀粒を詰込む穀粒袋に関
するものである。 【構成】筒状に織成され、両側を内方に折込んでひだ付
けし、下端を縫着したガセット式袋体において、該袋体
のひだ部分上部を内方に折込み重接した状態で両端部分
を、袋口から二重巻込き相当部の長さに亘って袋口端部
から夫々縫着し、さらに該縫着部分を含む全袋口縁部を
内方に折曲げてなるものである。
するものである。 【構成】筒状に織成され、両側を内方に折込んでひだ付
けし、下端を縫着したガセット式袋体において、該袋体
のひだ部分上部を内方に折込み重接した状態で両端部分
を、袋口から二重巻込き相当部の長さに亘って袋口端部
から夫々縫着し、さらに該縫着部分を含む全袋口縁部を
内方に折曲げてなるものである。
Description
【0001】
この考案は、玄米等の穀粒を詰込む穀粒袋に関するものである。
【0002】
従来、この種の穀粒袋は合成樹脂製のフラットヤ−ンを筒状に織成し、その下 端を縫着した筒形であったが、安定性が悪いところから、近年は筒状に織成して 、その両側を折込んで下端を縫着したひだ付き形袋体、一般にガセット式袋体と 称する穀粒袋が多く使用されており、これに玄米等の穀粒を上端近くまで詰込ん だ後、該上端部分を縫着するものであった。
【0003】
しかしながら、この様なガセット式袋体1に穀粒が上端近くまで詰込まれると 、袋全体が外方に膨出すると共に、図5に示すようにその上端の両側ひだ4部分 は夫々外側方に突出するため、袋口を縫着して閉鎖する際、両側ひだ4部分が夫 々外側方に突出しないように袋口を巻込んで重ね合せた袋口を横一直線にミシン で縫着すると、図6のように開口縁の中央部分が引きつれているため、袋口中央 部がミシン目より外れて完全に閉鎖することができず、袋体に詰込んだ穀粒が漏 出する虞があり、特に、この袋体を保管或いは運搬する際は、積み重ねた袋体の 重量によって穀粒が漏出し易くなり、荷崩れを生じ大事故を引起しかねない。
【0004】 そこで、この考案は、上記した従来の種々の穀粒袋の欠点に鑑み、これを解決 すべくなされたものであって、袋体に詰込んだ穀粒の漏出を完全に防止して、袋 体を積み重ねて保管或いは運搬する際に、荷崩れを生ずることがない安全性に優 れ、安定性も良く確実に積み重ねることのできる構造簡単な穀粒袋を得ることを 目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 これを達成するための手段として、この考案は、筒状に織成され、両側を内方 に折込んでひだ付けし、下端を縫着したガセット式袋体において、該袋体のひだ 部分上部を内方に折込み重接した状態で両端部分を、袋口から二重巻込き相当分 の長さに亘って袋口端部から夫々縫着し、さらに該縫着部分を含む全袋口縁部を 内方に折曲げてなる穀粒袋にある。
【0006】
穀粒袋体内に穀粒を上部の両側縫糸近くまで一杯に詰め込み、該袋口を二重の 折曲げ片の幅相当分の間隔を置いて折曲げた後、袋口端に沿って縫糸でミシン縫 、手縫い等により縫着すれば、該穀粒袋体は閉鎖され内部に詰め込んだ穀粒の漏 出を確実に防止することができる。
【0007】
この考案の具体的な構成の実施例を図面について、以下詳細に説明する。
【0008】 穀粒袋体1は経糸および緯糸に夫々ポリプロピレン等のフラットヤ−ンを用い て筒状に織成し、その前面部2と後面部3とその両側を夫々内方にく字状に折込 んでひだ4を形成し、該ひだ4を内方に折込んで重接し、その状態で下端を折込 み5、該折込み5部分を縫糸6でミシン縫、手縫い等によって縫着して従来と同 様のガセット式の袋体に形成する。
【0009】 さらに、この考案の袋体1は、袋体1のひだ4の上部を内方に折込んだ状態で 、その重接した両外側端部分7、7を、袋口8から二重巻込き相当部の長さLに 亘って袋口8端部から夫々縫糸9でミシン縫、手縫い等によって縫着する(図2 参照)。さらに該縫着部分を内方に折曲げると、これにつれてひだ4は図3に示 すように内方に三角状に折曲げられ、これと共に全袋口縁部を内方に折曲げ、口 縁内周部分に帯状の口部閉鎖用二重の折曲げ片10を形成して穀粒袋を構成する 。
【0010】 このように構成されているので、穀粒袋体1内に穀粒を上部の両側縫糸9近く まで一杯に詰め込み、該袋口8を図4に示すように二重の折曲げ片10の幅相当 分の間隔を置いて折曲げた後、袋口8端に沿って縫糸11でミシン縫、手縫い等 により縫着すれば、該穀粒袋体1は閉鎖され内部に詰め込んだ穀粒の漏出を確実 に防止することができる。
【0011】 穀粒を穀粒袋体1内に袋詰めするに際して、上記折曲げ片10の折込みを、さ らに、折込んだ折曲げ片10の二重巻込き手段とすれば、該穀粒袋体1は確実に 閉鎖され内部に詰め込んだ穀粒の漏出を完全に防止することができる。
【0012】
以上、実施例について詳述したように、この考案は、ガセット式袋体のひだ部 分上部を内方に折込み重接した状態で、両端部分を袋口から二重巻込き相当分の 長さに亘って袋口端部から夫々縫着し、さらに該縫着部分を含む全袋口縁部を内 方に折曲げたものであるから、袋口に二重の折曲げ片構造が形成され、穀粒を穀 粒袋体内に詰込んだ際、袋口を閉鎖する縫糸間より穀粒が漏出することなく、そ の上、従来のガセット式袋体に見られるような、袋口を縫着して閉鎖する時、両 側ひだ部分が夫々外側方に突出しないようにするために中央部分が引つれて穀粒 が漏出するような虞がなく、袋体の保管或いは運搬の積み重ねによる袋体の重量 によっても穀粒が漏出せず、荷崩れを生ずることなく安全性に優れ、安定性も良 く確実に積み重ねることのできる等、構造簡単で使い勝手に優れ、安価な穀粒袋 を提供し得る種々の効果を有するものである。
【図1】この考案の穀粒袋の一部切断せる斜視図
【図2】同じくこの考案の口部の製作時の斜視図
【図3】同じくこの考案の口部を側方内面より見た製作
時の縦断斜視図
時の縦断斜視図
【図4】同じくこの考案の使用時の要部斜視図
【図5】従来例の正面図
【図6】同じく従来例の使用時の要部斜視図
1 穀粒袋体1 2 前面部 3 後面部 4 ひだ 7 外側端部分 8 袋口 9 縫糸 10 折曲げ片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月20日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 草川 清平 岡山県岡山市津島南1丁目10番22号 (72)考案者 藤本 義則 熊本県熊本市上熊本2丁目9番21号 (72)考案者 黒川 春男 熊本県熊本市上熊本2丁目9番21号
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状に織成され、両側を内方に折込んで
ひだ付けし、下端を縫着したガセット式袋体において、
該袋体のひだ部分上部を内方に折込み重接した状態で両
端部分を、袋口から二重巻込き相当分の長さに亘って袋
口端部から夫々縫着し、さらに該縫着部分を含む全袋口
縁部を内方に折曲げてなることを特徴とする穀粒袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP086244U JPH0612342U (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 穀粒袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP086244U JPH0612342U (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 穀粒袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612342U true JPH0612342U (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=13881403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP086244U Pending JPH0612342U (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 穀粒袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612342U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54123619U (ja) * | 1978-02-20 | 1979-08-29 | ||
CN109335260A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-02-15 | 安徽师范大学 | 一种自封袋 |
CN113261504A (zh) * | 2021-06-23 | 2021-08-17 | 新疆生产建设兵团第二师农业科学研究所 | 一种梨树杂交授粉袋 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP086244U patent/JPH0612342U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54123619U (ja) * | 1978-02-20 | 1979-08-29 | ||
JPS6123559Y2 (ja) * | 1978-02-20 | 1986-07-15 | ||
CN109335260A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-02-15 | 安徽师范大学 | 一种自封袋 |
CN113261504A (zh) * | 2021-06-23 | 2021-08-17 | 新疆生产建设兵团第二师农业科学研究所 | 一种梨树杂交授粉袋 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961001 |