JPH06119580A - 緊急通報装置 - Google Patents

緊急通報装置

Info

Publication number
JPH06119580A
JPH06119580A JP4270169A JP27016992A JPH06119580A JP H06119580 A JPH06119580 A JP H06119580A JP 4270169 A JP4270169 A JP 4270169A JP 27016992 A JP27016992 A JP 27016992A JP H06119580 A JPH06119580 A JP H06119580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
information
signal
antenna
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4270169A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ito
徹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4270169A priority Critical patent/JPH06119580A/ja
Publication of JPH06119580A publication Critical patent/JPH06119580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、非常事態の発生時に救助その他の
対応策の要求を行うためにその事態を示す警急信号を無
線伝送する緊急通報装置に関し、非常事態の発生時刻や
位置の如何にかかわらず、非常事態に対する対応策の目
的となる位置を自動的にかつ確実に通報できることを目
的とする。 【構成】 電波航法および自立航法の何れか一方に基づ
いて位置を求め、その位置を示す位置情報を生成する位
置検出手段11と、非常事態の発生を示す情報を予め記
憶する記憶手段13と、位置検出手段11によって生成
された位置情報と記憶手段13に記憶された情報とを併
せて無線伝送する無線伝送手段15とを備えたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非常事態の発生時に救
助その他の対応策の要求を行うためにその事態を示す警
急信号を無線伝送する緊急通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NNSS(Navy Navigation Satellite S
ystem)やGPS(Global PositioningSystem) のように
軍事目的で開発された航行衛星システムは、空中、海
上、陸上における輸送手段の安全をはかるために、民間
の航空機、船舶および車両の航行援助にも開放されて広
く普及しつつある。
【0003】このような輸送手段の内、航空機や大型の
船舶では、事故に遭遇したり犯罪に巻き込まれる非常事
態が発生した場合に、警察、自衛隊、警備機関その他の
関連機関に救助や必要な対応策をとることを要求するた
めの通報手段として、非常連絡用として定められた無線
周波数を用いて遭難信号や警急信号を送信する装置や通
信装置が搭載されている。しかし、車両や地上を移動す
る人が上述した非常事態に遭遇した場合には、従来、こ
のような装置を用いて通報や通話を行うことはできず、
例えば、最寄りの公衆電話から上述した機関を呼び出し
て口頭により現在地、状況その他の情報を通報する方法
がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の緊急通報の手段では、上述した装置が備えられて
いても、地理的な情報の入手が難しいために非常事態の
発生点や現在の位置を的確に通報することができなかっ
たり、操作者が負傷しているために操作ができない場合
には、上述した位置を把握できないために非常事態に対
して迅速な対応策をとることができない場合があった。
さらに、車両や地上を移動する人については、電話網が
発達し、至る所に電話が設置されていても、例えば、山
岳部その他の辺鄙な所では電話連絡が可能とは限らず、
特に、国土が広大であって電話網が十分に普及していな
い国では、非常連絡が不可能であったり、その連絡が遅
れて事態の悪化や本来的に救助可能な人命が損なわれる
場合があった。
【0005】本発明は、時刻や位置の如何にかかわら
ず、非常事態に対する対応策の目的となる位置を自動的
にかつ確実に通報できる緊急通報装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。本発明は、電波航法および自立航法の
何れか一方に基づいて位置を求め、その位置を示す位置
情報を生成する位置検出手段11と、非常事態の発生を
示す情報を予め記憶する記憶手段13と、位置検出手段
11によって生成された位置情報と記憶手段13に記憶
された情報とを併せて無線伝送する無線伝送手段15と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、位置検出手段11が非常事態に遭
遇した輸送手段や人の現在位置を示す位置情報を電波航
法や自立航法に基づいて求め、無線伝送手段15がその
位置情報と記憶手段13に予め記憶された情報とを併せ
て無線伝送する。
【0008】すなわち、発生した非常事態に適応した対
応策を要求する情報に併せて、上述した現在位置を示す
位置情報が自動的に無線伝送されるので、口頭連絡によ
り現在位置を通知する手段に頼っていた従来例に比べ
て、上述した輸送手段や人の位置を的確に把握すること
が可能となり、このような非常事態に対処する関連機関
は速やかにかつ効率的に対応策をとることができる。
【0009】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施例について
詳細に説明する。図2は、本発明の第一の実施例を示す
図である。
【0010】図において、アンテナ21G は受信部2
2、演算部23を介して制御部24の第一の入力に接続
され、その出力は送信部25を介してアンテナ21D
接続される。制御部24の第二の入力には操作部26が
接続され、制御部24の第三の入力にはタイマ27が接
続される。制御部24の第四の入力には緊急情報発生部
28が接続され、制御部24の第五の入力には記憶部2
9が接続される。バッテリ30は、上述した各部に駆動
電力を供給する。
【0011】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、アンテナ21G 、受信部22お
よび演算部23は位置検出手段11に対応し、緊急情報
発生部28および記憶部29は記憶手段13に対応し、
制御部24、操作部26、タイマ27、送信部25およ
びアンテナ21D は無線伝送手段15に対応する。
【0012】図3は、本実施例の動作フローチャートで
ある。以下、図2および図3を参照して、本実施例の動
作を説明する。緊急情報発生部28は、リードオンリメ
モリから構成されて非常事態を示す緊急情報Eを予め格
納する。記憶部29は、同様にリードオンリメモリから
構成され、本発明にかかわる装置を識別するユニークな
識別情報(例えば、所有者の個人情報や機種を示す情
報)Pを予め格納する。
【0013】操作部26は、非常事態の発生時に操作者
が行う所定の操作に応じてバッテリ30から各部に駆動
電力を供給する(図3)。受信部22は、円形極軌道
を周回するGPS衛星から常時送信される基準信号をア
ンテナ21G を介して受信して演算部23に与える(図
3)。演算部23は、このようにして与えられる基準
信号のドップラーシフトを一定周期で積算することによ
り、緯度X、経度Yおよび高度Zによりアンテナ21G
の現在位置を示す位置情報を得る(図3)。また、こ
のような位置情報は、移動に伴って逐次更新される。
【0014】一方、タイマ27は、予め設定された周期
で起動信号を出力する。制御部24は、このような起動
信号に応じて緊急情報発生部28および記憶部29から
緊急情報Eおよび識別情報Pを読み出し(図3)、こ
れらの情報と演算部23によって求められた位置情報
X、Y、Zと併せて図4に示す内容の警急信号を生成す
る。送信部25は、このようにして生成された警急信号
をアンテナ21D を介して予め決められた無線チャネル
に送信する(図3)。また、このような間欠送信は、
バッテリ30から駆動電力が供給される限り連続して行
われる。
【0015】すなわち、このような警急信号は時刻や位
置の如何にかかわらず長い時間にわたって自動的に反復
して送信されるので、簡単な操作により高い確度で非常
事態の発生および現在の位置を関連する機関に通報する
ことができ、その非常事態に対して速やかに適格な対処
をとることが可能となる。
【0016】図5は、本発明の第二の実施例を示す図で
ある。図において、図2に示すものと機能および構成が
同じものについては、同じ参照番号を付与して示し、こ
こではその説明を省略する。
【0017】本実施例と図2に示す実施例との相違点
は、制御部24に代えて制御部51を備え、演算部23
の初期値出力と制御部51の第六の入力との間に初期値
記憶部52を付加した点にある。
【0018】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、初期値記憶部52は位置検出手
段11に含まれ、その他の対応関係については図2に示
す実施例と同様である。
【0019】図6は、本実施例の動作フローチャートで
ある。なお、図3に示すフローチャートと同じ動作を示
すものについては、本図では同じ丸番号を付与して示
し、以下ではその説明を省略する。
【0020】図7は、本実施例において送信される警急
信号の内容を示す図である。以下、図5〜図7を参照し
て、本実施例の動作を説明する。初期値記憶部52は、
電源投入後に初めて演算部23から出力される位置情報
を記憶する。制御部51は、図2に示す実施例において
制御部24が行う処理に併せて、初期値記憶部52に先
行して記憶された初期緯度x、初期経度yおよび初期高
度zを読み出し、図7に示す内容の警急信号を生成する
(図6′)。このようにして生成された警急信号は、
送信部25によって同様にして反復送信される。 した
がって、本実施例によれば、警急信号には、最新の位置
に併せて警急信号の送信が開始された位置を示す情報が
含まれるので、このような情報に基づいて異常状態の発
生原因の調査や分析の確度を高めることが可能となる。
【0021】図8は、本発明の第三の実施例を示す図で
ある。図において、図2に示すものと機能および構成が
同じものについては、同じ参照番号を付与して示し、こ
こではその説明を省略する。
【0022】本実施例と図2に示す実施例との相違点
は、制御部24に代えて制御部81を備え、新たに操作
部82を備えてその出力を制御部81の第六の入力に接
続し、送信部25とアンテナ21D との間にデュープレ
ククサ83を付加し、その受信出力に対応した後段に縦
続接続された受信部84および音声処理部85を備え、
音声処理部85の復調出力に接続されたスピーカ86と
変調入力に接続されたマイク87とを備え、かつ音声処
理部85の制御入力には制御部81の入出力端子を接続
した点にある。
【0023】図9は、本実施例の動作フローチャートで
ある。なお、図3に示すフローチャートと同じ動作を示
すものについては、本図では同じ丸番号を付与して示
し、以下ではその説明を省略する。
【0024】以下、図8および図9を参照して、本実施
例の動作を説明する。制御部81は、図2に示す実施例
と同様にして警急信号を生成し、その警急信号を送信部
25、デュープレクサ83およびアンテナ21D を介し
て間欠的に送信する(図9〜)。制御部81は、こ
のように警急信号を間欠送信する状態では、操作部82
を介して操作者が行う操作を逐次監視し、その監視の結
果通話を行うことが要求された場合には、その操作者が
発する音声については、マイク87、音声処理部85、
制御部81、送信部25、デュープレクサ83およびア
ンテナ21D からなる通話路を形成し、反対に通話相手
が発する音声信号で変調された受信波については、アン
テナ21D 、デュープレクサ83、受信部84、音声処
理部85およびスピーカ86からなる通話路を形成する
(図9)。
【0025】したがって、操作者が通話を行う余裕があ
る場合には、警急信号によって通知される情報に併せて
音声により詳細な状況説明を行ったり、その状況に応じ
た指示を受けて的確な行動を行うことが可能となる。
【0026】なお、上述した各実施例では、異常事態の
発生点やその事態を示す警急信号の送信点を示す位置情
報を得るためにGPSを用いたが、本発明は、このよう
な位置情報に要求される精度や更新の頻度が警急信号を
送信中に行われる移動の態様(例えば、速度や空間)に
適応して得られるならば、NNSS、GLONASS(G
lobal Navigation System)、NAVSAT(Navigation
Satellite System)、NAVSTAR(Navigation Syst
em with Time And Ranging)、その他の航行衛星システ
ムを利用してもよく、さらに、ロラン、オメガその他の
無線航法システムや自立航法システムを用いてもよい。
【0027】また、上述した各実施例では、バッテリー
によって駆動される可搬型の装置を構成したが、本発明
は、このように人によって持ち運び可能な装置に限定さ
れず、例えば、車両や船舶に搭載して用いられたり、さ
らに、着脱可能として携帯型を兼ねることも可能であ
る。
【0028】さらに、上述した各実施例では、間欠送信
を行うことによりバッテリー30から供給される駆動電
力によって警急信号を送信可能な時間を長くして救援活
動その他の対応策を受け得る可能性を高めているが、本
発明は、このような方法に限定されず、例えば、節電設
計をはかったり、容量が大きく、かつ小型で軽量のバッ
テリーが利用可能となった場合には、間欠送信の周期を
短くしたり、連続送信を行ったり、さらに、警急信号を
送信しない状態において送信部25以外の全てあるいは
一分を常時稼働させてもよい。
【0029】また、本発明において警急信号を送信する
ために用いられる無線周波数、変調方式その他の伝送方
式については、その警急信号を確実に伝送可能であるな
らば、どのような方式も適用可能である。
【0030】さらに、本発明では、無線伝送すべき警急
信号に含まれる情報については、図4および図7に示す
内容に限定されず、例えば、その情報の信頼性を高めた
り、位置情報を補完することにより救援活動その他の対
応策の適性化や効率化をはかるために有用な情報を付加
することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、航法シ
ステムを利用して自動的に現在位置を検出し、その現在
位置を示す位置情報に非常事態の発生と対応策の要求と
を示す情報を付加して無線伝送する。
【0032】すなわち、口頭連絡による位置の通報が困
難な状況下でも非常事態に遭遇した輸送手段や人の位置
を確実に把握することができるので、速やかにかつ効率
的に対応策をとることが可能となり、空中、海上および
陸上における輸送手段の運行と人命との安全性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施例を示す図である。
【図3】本実施例の動作フローチャートである。
【図4】本実施例において送信される警急信号の内容を
示す図である。
【図5】本発明の第二の実施例を示す図である。
【図6】本実施例の動作フローチャートである。
【図7】本実施例において送信される警急信号の内容を
示す図である。
【図8】本発明の第三の実施例を示す図である。
【図9】本実施例の動作フローチャートである。
【符号の説明】
11 位置検出手段 13 記憶手段 15 無線伝送手段 21 アンテナ 22 受信部 23 演算部 24,51,81 制御部 25 送信部 26,82 操作部 27 タイマ 28 緊急情報発生部 29 記憶部 30 バッテリ 52 初期値記憶部 83 デュープレクサ 84 受信部 85 音声処理部 86 スピーカ 87 マイク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波航法および自立航法の何れか一方に
    基づいて位置を求め、その位置を示す位置情報を生成す
    る位置検出手段(11)と、 非常事態の発生を示す情報を予め記憶する記憶手段(1
    3)と、 前記位置検出手段(11)によって生成された位置情報
    と前記記憶手段(13)に記憶された情報とを併せて無線
    伝送する無線伝送手段(15)とを備えたことを特徴と
    する緊急通報装置。
JP4270169A 1992-10-08 1992-10-08 緊急通報装置 Pending JPH06119580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4270169A JPH06119580A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 緊急通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4270169A JPH06119580A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 緊急通報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119580A true JPH06119580A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17482497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4270169A Pending JPH06119580A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 緊急通報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06119580A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8130096B2 (en) Simplex personal and asset tracker
US8604925B2 (en) Simplex personal and asset tracker
US11234111B2 (en) Systems and methods for improving alert messaging using device to device communication
JP3126311U (ja) 個人携帯型救援要請システム
US7830305B2 (en) Locator beacon system having global communication capability
US7119694B2 (en) Proximity dead man interrupter, alarm and reporting system
US7492251B1 (en) Dual mode personal locator beacon
US20190122529A1 (en) Independent and automatic incident alert device, system & method
US20010026240A1 (en) Personal location detection system
GB2430062A (en) Marine crew security system using message passing between base station and personal safety transceivers.
EP1918733A1 (en) Position locating device and position determining system
JPH09149921A (ja) 救護支援装置
KR102098778B1 (ko) 지오펜스와 인공 지능을 활용한 해상 인명 구조 시스템 및 그의 처리 방법
US20040121782A1 (en) Personal flotation device transceiver tracking system
RU112445U1 (ru) Аварийный радиомаяк
JP2001325634A (ja) 位置確認システム及び方法
GB2409778A (en) Tracking apparatus for a person overboard
AU2002339465B2 (en) Method for determining the position of a mobile device, in particular an emergency-call device, emergency-call system and an emergency-call device
US20220139206A1 (en) Distress alert systems and processes related thereto
JPH06119580A (ja) 緊急通報装置
NO880055L (no) Lokaliseringssystem.
US20200277029A1 (en) Distress alert systems and processes related thereto
WO2011050244A1 (en) Simplex personal and asset tracker
JPH10260244A (ja) 移動体の位置検出システムおよびこれに用いるページャ端末
RU2157546C1 (ru) Аварийный радиомаяк

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020827