JPH06119454A - 異常検出方法および装置 - Google Patents

異常検出方法および装置

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JPH06119454A
JPH06119454A JP4270576A JP27057692A JPH06119454A JP H06119454 A JPH06119454 A JP H06119454A JP 4270576 A JP4270576 A JP 4270576A JP 27057692 A JP27057692 A JP 27057692A JP H06119454 A JPH06119454 A JP H06119454A
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JP
Japan
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abnormality
image
layer
network
neural network
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Application number
JP4270576A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Yamamoto
隆義 山本
Eiji Watanabe
英二 渡辺
Atsushi Nakahara
淳 中原
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正常時の基準画像を用いることなく、多種多
様な外乱やあいまいな情報を含む原画像から異常判断を
行う方法および装置を提供する。 【構成】 監視カメラにより監視対象物を撮影して原画
像として取り込み、原画像の各画素ごとの輝度を多値化
し、多値化された複数個の画素を共通輝度レベルごとに
ブロック化し、ブロック化された各ブロックごとの輝度
レベル値を学習機能を有する階層型ニューラルネットワ
ークに入力することにより原画像、すなわち監視対象物
の異常の有無を検知する。 【効果】 自己学習機能を有するので、基準画像を持つ
必要がなく、高精度の異常監視が可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異常検出方法および装置
に係り、特に画像に含まれる外乱やあいまいな情報の下
でも検知感度の高い異常判断方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力プラントにおいては設備の長寿命
化、パトロールの省力化等の要請により、設備監視の自
動化要求が強まっている。そのため重要機器(例えば燃
料供給装置、バーナ部、主要バルブ等)を監視テレビカ
メラを用いて、モニタテレビ上で集中的に監視する方法
が広く用いられるようになっている。また、近年の画像
処理技術および処理装置の進展に伴い、監視テレビカメ
ラからの画像を画像処理して異常の有無判定に使用する
ケースがFA(Factory Automatio
n)分野からの波及として増加する傾向にある。
【0003】しかしながら、テレビカメラでは監視領域
が限られ、ボイラプラント全体をカバーできず、実際に
は巡視員による1日約6〜7回の目視、または聴覚によ
る巡視点検が行われている。この巡視点検業務は異常発
見に対し熟練を要するものであり、かなりの負担となっ
ている。また、発電所のニーズとして監視の中央集中
化、または省力化に伴う人的な制約があり、現在、巡視
員に代わって現場を巡視点検するロボットが開発されて
いる。
【0004】人間の巡視に対する機能を分析すると、
(1)状態把握、(2)移動、(3)状態判断(正常ま
たは異常)、(4)処理機能に大別され、これに相当す
るシステム機能は、(1)センサ技術、(2)移動機
構、(3)コンピュータ技術、(4)運転ガイダンス表
示となる。これらのシステムを具体化し、ロボットによ
る点検システムを実現させると、その概略は図11に示
すように次の3つの部分から構成される。 (1)現場を巡回点検する監視ロボット1、(2)監視
ロボットからの情報を処理し、異常の有無を判断する異
常判断装置4、(3)現場の生画像、生音響を提示し、
異常判断装置から異常有の判断が出れば、異常内容の提
示を行うマン・マシン・インターフェース5、監視ロボ
ットには人間の五感のうち、視覚、聴覚、嗅覚および触
覚に匹敵するITVカメラ、マイクロフォン、ガスセン
サおよび非接触型の温度計を搭載している。これらのセ
ンサを用い、現場内をくまなく移動し、各情報を収集し
て回る。
【0005】また、ある領域内の異常検知として、河川
などの汚泥や油を監視する場合の検出例を述べる。画像
処理フローチャートを図12に示す。同図の(a)に示
すように、ロボットは第1画像として、監視したい位置
の正常時の状態を画像としてメモリに記憶しておく。こ
こで2値化処理とは画像を画素単位でとられえ、あるし
きい値を規準に輝度の高いものを黒、低いものを白とす
る処理であり、一般に画像処理の前処理として行われて
いるものである。監視時には、図12の(b)の処理を
行う。すなわち、第1画像として取込んだ同じ位置で第
2画像を取込み、画像と画像の減算を行い変化分を抽出
し、面積計算を行い、異常かどうかを判定する。この面
積計算を行う理由は以下のとおりである。
【0006】画像と画像のマッチングは、一般的に固定
カメラで同一場所を取込んだ画像同士でも、必ず1画素
分ぐらいのズレを生じる。これはカメラの揺れなどがあ
るためであり、まして、川の流れのように、表面の輝度
が時々刻々変化しているので、正常時でも差画像として
画像のズレが生じる。すなわち、減算を行うと、正常な
画像においても画像変化分が抽出され、この変化分を誤
判定しないために、判定規準にしきい値を設けている。
【0007】以上の処理を行った実例を図13に示す。
これは川の流れの表面をカメラにより監視した場合であ
る。図においてA1 は正常時の画像であり、B1 は水面
上に油が浮いて流れている場合の画像である。この2つ
の画像を前処理として、ノイズ除去、2値化処理を行っ
たものがA2 とB2 である。次にA2 とB2 においてE
XOR演算(排他的論理和演算)を行うと、油の部分と
その他に川の水面上のズレも検出された画像Cを得るこ
とができる。この種の異常検知手法は一般的であり、製
品としては無人監視用デジタル画像センサ等の異常判断
ロジックで使用されている(ただし、カメラは固定)。
【0008】しかしながら、前述したように、常に基準
画像をメモリとして持ってなくてはならないという不便
さがあり、以下のような問題点がある。 1)日照変化の影響を受け易い(朝と昼で基準画像に大
きな輝度の差がある。また、木や橋等の何らかの影が存
在すると、その影を異常と判断してしまう)。 2)対象物がズレたりすると基準画像との画像変化が大
きくなり異常と判定。 3)ロボットに正確な位置決めが要求される。 4)基準画像を点検場所、監視対象物ごとに持たなけれ
ばならず、ロボットのメモリ不足となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、画像
処理方法における異常判定手法に、正常時の基準画像が
必要であり、正常時の数多くの定量化、モデル化が困難
な外乱に対する適切な除去について配慮されておらず、
誤判断、または異常検知の限界が低いなどの問題があっ
た。要するに、正常時の基準画像は無限個あるので対応
できない。
【0010】本発明の目的は、正常時の基準画像を用い
ずに多種多様な外乱やあいまいな情報を含む原画像から
異常判断を行う方法および装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願の第1の発明は、監視カメラにより監視対象物を撮
影し、その撮影画像により監視対象物の異常の有無を判
断する異常検出方法において、監視カメラにより監視対
象物を撮影して原画像として取込む工程と、この原画像
の各画素ごとの輝度を多値化する工程と、上記工程によ
り多値化された複数個の画素を共通輝度レベルごとにブ
ロック化する工程と、ブロック化された各ブロックごと
の輝度レベル値を学習機能を有するニューラルネットワ
ークに入力することにより原画像の異常の有無を判断
し、監視対象物の異常の有無を検出する工程とからなる
ことを特徴とする異常検出方法に関する。
【0012】第2の発明は、監視対象物を撮影する監視
装置と、該装置の撮影画像を取込み、その画像データの
輝度および/または色相を入力信号とする学習機能を有
する階層型ニューラルネットワークとを備え、監視対象
物の異常の有無を判断する異常検出装置において、上記
ニューラルネットワークが、画像圧縮を行う階層型ネッ
トワークと、特徴抽出を行うフィードバック型ネットワ
ークと、正常/異常を判断する階層型ネットワークの複
合ネットワークにより構成されることを特徴とする異常
検出装置に関する。
【0013】第3の発明は、上記第2の本発明におい
て、正常/異常を判断する階層型ネットワークの出力層
を、正常、異常、要観察の3種類のニューロンで構成し
たことを特徴とする異常検出装置に関する。第4の発明
は、監視カメラにより監視対象物を撮影する工程と、そ
の撮影した画像データを学習機能を有する階層型ニュー
ラルネットワークに入力して上記対象物の異常の有無を
判断する工程とを備えた異常監視方法において、上記ニ
ューラルネットワークの入力層のニューロン数よりも次
の中間層のニューロン数をより少なくした階層型ネット
ワークに、前記画像データを入力して画像圧縮をする工
程と、圧縮された画像データを中間層のニューロン数よ
り少数のニューロンを有する出力層に入力して異常の有
無を判断する工程とを有し、かつ、上記画像圧縮工程の
適否をチェックするため、上記ニューラルネットワーク
を作動させるに先立ち、上記出力層のニューロン数を入
力層と同数として、中間層からの信号を入力して画像の
復元を行い、入出力層での対応する画像位置の輝度の差
が所定値以下となるように入力層と中間層、中間層と出
力層との間のシナプスの重みを補正する工程を設けたこ
とを特徴とする異常検出方法に関する。
【0014】第5の発明は、監視対象物を撮影する監視
カメラと、該カメラの撮影画像データの輝度および/ま
たは色相を入力信号とする学習機能を有する階層型ニュ
ーラルネットワークとを備え、監視対象物の異常の有無
を判断する異常検出装置において、上記ニューラルネッ
トワークが、特徴抽出を行うフィードバック型ネットワ
ークと、正常/異常を判断する階層型ネットワークの複
合ネットワークにより構成され、かつ上記フィードバッ
ク型ネットワークが、各ニューロンの出力値を他のニュ
ーロンの入力値としてフィードバックするシナプスの重
みに、後述する20式で示す修正を加える構成を備えて
いることを特徴とする異常検出装置に関する。
【0015】
【作用】本発明によるニューラルネットワークは、学習
機能により最適な画像圧縮と、特徴抽出および正誤判断
を行ことが可能なので、基準画像との比較演算が不要
で、外乱に対する誤判断が少なく、検知性能を向上させ
ることができる。
【0016】
【実施例】本発明の異常検出のアルゴリズムを図1に示
す。カメラにより原画像を取込むが、この1画面は、多
数の画素から構成されている。例えばテレビでは、縦方
向256列、横方向256行に、つまり、256×25
6=65,536個の画素から構成され、1画素は0〜
255の256段階に分けられた輝度信号を出力する。
従来技術では、この輝度信号を、あるしきい値により0
か1に、つまり白か黒かに決めて(2値化)、画像処理
を行っていたが、本実施例では、多値化として10段階
の輝度信号に分割した。このことにより、原画像の中の
わずかな情報を欠落させることなく、次工程の画像認識
処理が効果を出すことができた。もちろん、原画像の輝
度分布がほぼ白と黒に分かれており、中間的な輝度成分
が少ない場合は、2値化でも充分な画像認識が可能であ
る。
【0017】次の工程は、ブロック化である。原画像の
全ての画素数、例えば前記の場合65,536個の情報
を本発明のニューラルネットワークへ入力しようとする
とニューロンの数、さらにシナプス結合数は膨大とな
り、非現実的である。また原画像の輝度データには、画
像認識を行って異常の度合いや正常などの判断をすると
いう目的上、不要な、またはあまり影響を持たない画素
の情報は無視し、さらにある輝度分布のものは、1つに
代表させるなどの前処理を施すとこによるブロック化を
行う。この方法には、図3に示すように標本中央値を出
力するメジアンフィルタや標本平均値を出力する一様平
滑化フィルタなどがある。
【0018】以上のブロック化により、65,536個
の画素データを有効な数の入力データに削減し、ニュー
ラルネットワークにて異常判断を行う。このニューラル
ネットワークの構成を図2に示す。このネットワーク
は、入力層(S層)、中間層(AおよびB層)、出力層
(R層)の4層よりなっている。これを機能的に分類す
るとS層→A層をSTEPI:画像圧縮の機能、B層を
STEPII:特徴抽出の機能、B層→R層をSTEPII
I :判断機能の3つの機能を有している。これらの機能
を有するためには、ある正常な、または異常な画像デー
タを入力層(S層)に入力し、各々のSTEPで学習さ
せる必要がある。すなわち、これらの学習の手法が重要
なポイントとなる。
【0019】STEPIの画像圧縮を行う階層型ネット
ワークについての学習方程式を図4および以下に示す。
本図の入力層のP個のニューロンは、図2の入力層の個
数とする。中間層K個を入力層P個より少なくすること
によりデータ圧縮ができるが、最適な圧縮かどうかは、
出力層で入力層と同じP個のニューロンにより画像復元
を行い、入出力層で対応する輝度
【0020】
【外1】
【0021】とgp の差が最小となるように、入力層
(S層)〜中間層(A層)および中間層(A層)〜出力
層(R層)間のシナプスの重み
【0022】
【外2】
【0023】と
【0024】
【外3】
【0025】を決定する。この過程は、(11)式およ
び(8)式にて各シナプスの重みを修正してやることで
達成される。これらの修正式は、式(1)〜(7)およ
び(9)、(10)式より導出される。STEPIIでは
フィードバックを有するネットワークとし、各ニューロ
ンの出力値zi は、(13)式で定義されるポテンシャ
ル関数が極小となる状態で平衡値となる。つまりSTE
PIよりの入力データの特徴抽出に対応する。この平衡
状態になるように学習させるには、階層型ネットワーク
/教師信号有の場合と異なり、ポテンシャル関数Uに基
づいた(20)式によりニューロンiとjの間のシナプ
ス重みwijを修正することで達成される。この(20)
式の導出については、(12)〜(19)式に示す。 STEPIの学習方程式 入力層は、P個のブロック化した輝度で構成され、p番
目のブロックの輝度を(外1)とする(p:1〜P)。
【0026】中間層(A層)は、K個のニューロンと
し、入力層(S層)のブロックとシナプス結合させる。
入力層(S層)p番目のブロックと中間層(A層)L番
目のニューロンとのシナプス重みを(外2)とし、中間
層L番目のニューロンと出力層p番目のブロックとのシ
ナプス重みを(外3)とする。ブロック化した原画像の
輝度(外1)と中間層を経て出力層で復元された画像の
輝度gp には、ある誤差が生じるが、この誤差を1つの
画像、つまりP個のブロックについて、2乗誤差の総和
として損失関数rを(1)式で定義する。
【0027】
【数2】
【0028】 まずA層とR層の間のシナプス重み
(外3)の修正の方法は、定理(2)式を用いる。
【0029】
【数3】
【0030】ここで、△w=w(t+1)−w(t)、
t:学習の回数であり、△wだけシナプスの重みwを修
正する。 R層のニューロンpへの入力の総和
【0031】
【外4】
【0032】は、(3)式で表わされる。
【0033】
【数4】
【0034】ここで、
【0035】
【外5】
【0036】はA層のニューロンLの出力で(4)式で
表わされる。
【0037】
【数5】
【0038】ここで、fはニューロンの入出力関数、
【0039】
【外6】
【0040】はA層ニューロンLへの入力の総和で、各
々(5)および(6)式で示す。
【0041】
【数6】
【0042】
【数7】
【0043】ここで、τ:時定数、(外1):S層のニ
ューロンpの輝度 さて、(2)式右辺の微分は、次の(7)式のように変
形できる。
【0044】
【数8】
【0045】したがって、(2)式は(7)式を代入す
ることにより(8)式となる。
【0046】
【数9】
【0047】つまり、A層〜R層間のシナプスの重み
(外3)は、R層での輝度の誤差(外1)−gp )をベ
ースに(8)式により修正すればよいことがわかる。 次に、S層とA層の間のシナプスの重み(外2)の
修正方法は、のときと同じく定理により、(9)式を
用いる。
【0048】
【数10】
【0049】でのSTEPと同様に、(9)式右辺の
微分項は(10)式のように変形できる。
【0050】
【数11】
【0051】したがって、(10)式を(9)式右辺に
代入すると、(11)式となる。
【0052】
【数12】
【0053】つまり、R層での誤差((外1)−gp
と、の(8)式により修正したA層〜R層間のシナプ
ス重み(外3)を用いて、(11)式によりS層〜A層
間のシナプスの重み(外2)を修正すればよいことがわ
かる。 STEPII フィードバック型ネットワークの学習方法 学習の基本仮説は、Hebbの仮説を用いる。
【0054】つまり『シナプスの重みwi は、そのシナ
プスへの入力の強さx、およびそのニューロンの学習信
号Tとの積Txに比例して増加する』から、学習方程式
は、以下の(12)式で示される。
【0055】
【数13】
【0056】ここでα1 :減衰係数 0<α1 <1 β :学習の効率 ところで、ポテンシャル関数Uを次の(13)式で定義
する。
【0057】
【数14】
【0058】ここで、zi 、zj はニューロンi、jの
出力、wijはiとjのシナプス重み、ai はそのニュー
ロンiへの単独の入力。また、このポテンシャル関数U
をwで微分したものが次の(14)式となるようにも定
義する。
【0059】
【数15】
【0060】すると、シナプスの重みwの修正量は、
(12)式と(14)式から
【0061】
【数16】
【0062】となる。図5のようにn個のニューロンに
ついてポテンシャル関数(13)式を書き改めると、
【0063】
【数17】
【0064】となる。ここで、Hopfieldが提案
した次の条件を考える。 (イ)i←→jのニューロン間は、対称結合 (ロ)自分自身のニューロンへのフィードバックはなし
【0065】
【数18】
【0066】を(16)式に代入すると、
【0067】
【数19】
【0068】となる。このポテンシャル関数Uをwij
偏微分すると、
【0069】
【数20】
【0070】となる。この(19)式をシナプスの重み
wの修正式(15)に代入すると、
【0071】
【数21】
【0072】となる。この(20)式によりシナプスの
重みwijの修正が可能となる。ここで、
【0073】
【数22】
【0074】である。STEPIII では、前記STEP
IIで平衡状態になったB層の各ニューロンからの出力z
m に対し、図2の出力層を4個のニューロンとし、正常
、正常、異常、要観察の4種類の判断を行わせる。
図6に示すモデルにおいて、B層〜R層間の学習方法に
ついて以下に示す。STEPIII 判断を行う階層型ネ
ットワーク(B層〜R層間)の学習方法R層のニューロ
ンnへの入力の総和を
【0075】
【外7】
【0076】とすると、
【0077】
【数23】
【0078】ここで、zm はB層のフィードバック型ネ
ットワークの平衡状態になったときのニューロンmの出
力。R層のニューロンnの入出力関数をfとすると、出
【0079】
【外8】
【0080】は、
【0081】
【数24】
【0082】となる。シナプスの重み
【0083】
【外9】
【0084】の修正は、STEPIと同様、
【0085】
【数25】
【0086】
【数26】
【0087】に基づき、以下の導出により修正式を求め
ることができる。
【0088】
【数27】
【0089】(26)式を(25)式に代入すると、
【0090】
【数28】
【0091】となる。ここで、入出力関数fを、
【0092】
【数29】
【0093】とすれば、
【0094】
【数30】
【0095】となる。R層の出力(外8)と教師信号y
n との差をベースに、(27)式に基づきB層とR層の
間のシナプスの重み(外9)を修正すればよい。ただ
し、実際の学習課程においては、次の(28)式に示す
ように、前回のシナプス重みの修正量(外9)(t)の
影響をある程度考慮したほうが、学習が振動しにくく、
収束し易い。
【0096】
【数31】
【0097】同様にA層〜R層間についても、(8)式
より
【0098】
【数32】
【0099】ここで、t:学習の回数(または時間) 正常とは、正常な画像には外乱が多く、例えば、川
の流れの表面に油なしの状態でも、他の構造物等の影が
川の流れ表面にある場合は、正常のニューロンが1を
出力し、影がない場合は正常のニューロンが1を出力
するように分けないと学習や判断がうまくいかなかっ
た。
【0100】また、学習に用いた画像や異常な画像の程
度からかけ離れた入力画像に対しては、正常または異常
といった判定だけでなく、“要観察”を意味する出力を
出すニューロンも設けることにより、人間でも判断が難
しい画像にも対応した検知装置が実現でき、このことに
より、正常、異常の判断の信頼性が向上する。図7に
は、本発明の実施例でニューラルネットワークに学習さ
せるパターンを示す。すなわち、川の流れ表面の画像を
最終的に10×10の100個の入力層ニューロンに入
力し、本発明のニューラルネットワークで影なし、影あ
り/正常な場合(6パターン)および油が浮いている/
異常な場合(5パターン)を学習させた。このネットワ
ークに、川の表面の中に油が漏れた場合の画像を入力し
たところ、影の中に油が漏れた場合でも異常と認識する
ことができた。従来の画像処理による判断では、まず影
が川の表面の中にある場合、ない場合をともに正常と判
断することは容易でなく、また影の中の油漏れの検出は
困難であった。
【0101】図8には、日照変化があった場合の日向の
中の油検知テストの結果を示す。横軸に油の面積割合
(川の表面の対象部全体を100%とする)をとり、縦
軸に正常/異常度を示す。日向の輝度が2のとき(川の
表面対象部の中が暗い)は、油の占める面積割合が5〜
10%以上で異常と判断でき、日向の輝度が3以上で比
較的明るくなると3%以上の面積の油漏れで異常と認識
できる。
【0102】図9には、影の中の油の検知テストを行っ
た結果を示す。影の面積によらず、約3%以上の面積割
合の油漏れは、影の中でも検知できることがわかる。本
発明の他の実施例としては、画像の種類が可視画像に限
らず、赤外線カメラによる熱画像に対しても実施可能で
ある。検知または認識しようとする対象物の画像の信号
として、輝度信号ではなく、赤(R)、緑(G)、青
(B)の色信号を入力層にインプットして、学習させ、
対象物の異常を判断するシステムにも、本発明の実施が
可能である。この効果としては、微妙な色合い、色のむ
らなどの検出に有効である。
【0103】また、画像情報を圧縮させる必要がない場
合は、STEPIとしてフィードバック型ネットワーク
とし、STEPIIに階層型ネットワークとする2相の複
合型ニューラルネットワークによっても本発明の実施が
可能である。この実施例を図10に示す。もちろん、判
断すべき画像の正常/異常の分別が比較的容易な場合
は、階層型ネットワークの出力層のニューロン数を2個
としても実施可能である。
【0104】次に、本発明の他の実施例を説明する。本
実施例は、図2のSTEPIIのフィードバック型のネッ
トワークとしてボルツマンマシンを用いて入力画像中の
特長抽出を行わせるものである。この場合の具体的解法
を以下に述べる。図14に示すxy座標系での各画素の
輝度を
【0105】
【外10】
【0106】、(x、y)の画素と(x+1、y)の画
素の間に垂直エッヂが存在する場合は、vxy=1、存在
しない場合はvxy=0とする。また(x、y)の画素と
(x、y+1)の画素との間に水平エッヂが存在する場
合は、hxy=1、存在しない場合はhxy=0とする。こ
の設定に基づいて、ボルツマンマシンを応用して画像の
中の特長抽出を行う場合、まず画像のエネルギ関数を定
義する必要がある。
【0107】画像の連続性とエッヂの関係について述べ
る。これは、ある注目画素の輝度と隣の画素の輝度は似
ているだろうという連続性から、
【0108】
【数33】
【0109】および
【0110】
【数34】
【0111】が小さくなればよい。また、これらの画素
間にエッヂhxyが存在する確率は、隣の画素間との輝度
差が大きくなれば、大きくなり1に近づくので、上記連
続性に相反して作用することから、
【0112】
【数35】
【0113】にて定義されるエネルギE1を小さくする
ことで、画像の連続性とエッヂの関係を表わすことがで
きる。ここで
【0114】
【数36】
【0115】とする。次にエッヂに対する制約条件を考
える。1つは、画像の中には多くのノイズが含まれてお
り、数多くのノイズが表れるので、不要なエッヂは少な
い方がよい。もう1つは、水平エッヂは水平に繋がるべ
き、垂直エッヂは垂直方向に繋がるべきである。これら
を次の(31)式の各々第1項と第2項で示す。ここで
1、C2は、各々の影響の度合を決める係数を示す。
【0116】
【数37】
【0117】ところで、輝度の差とエッヂの存在する確
率は次式の関係とする。
【0118】
【数38】
【0119】隣接する輝度の差
【0120】
【外11】
【0121】や
【0122】
【外12】
【0123】とエッヂの存在する確率は、図15に示す
形の関係にあり、パラメータλの値により適用画像によ
ってエッヂの確率に対する輝度差の影響を調整すること
ができる。以上より、画像中の特長を抽出するための画
像のエネルギ関数としては、次式となる。
【0124】 E= E1 + E2 ………… (36)式 次に、この画像エネルギEを最小化することにより、画
像の連続性とエッヂの関係およびエッヂに対する制約条
件を満たす最適な状態を探索することができる。その
際、ボルツマンマシンの各ニューロンのとり得る値は、
0または1であるから、(36)式のE2(つまり(3
1)式)の解法として採用し、E1((30)式)につ
いては、各画素の輝度値fxyは0〜1の実数値にて取り
扱うために、ここでは、最急降下法により解くことにす
る。
【0125】全体の解法のフローチャートを図16に示
す。次に、具体的なE1についての(30)式を最急降
下法で解く方法を下記に示す。
【0126】
【数39】
【0127】ここでは、hxy、vxyは定数とみなし、f
xyについて最適化を行う。最急降下法による最適化を行
うため、以下の偏微分を求める。
【0128】
【数40】
【0129】よって
【0130】
【数41】
【0131】となり、次の(39)式に示す漸化式によ
って最適なfxyを求める(最急降下法)。
【0132】
【数42】
【0133】次にE2についての(31)式をボルツマ
ンマシンにて解く場合について、以下に示す。
【0134】
【数43】
【0135】ボルツマンマシンのエネルギ関数の式(4
2)
【0136】
【数44】
【0137】と比較して
【0138】
【数45】
【0139】エッヂhxy、vxyについて、各々(43)
式および(44)式が示す係数をセットすることによ
り、独立のボルツマンマシンが構成される。
【0140】
【発明の効果】本発明によれば、自己学習機能を有する
ので、外乱に強い画像認識が可能となった。したがっ
て、従来技術では日照変化、影、ロボットの位置決めの
誤差、対象物のずれ、等の外乱の下で、誤判断を減少さ
せるためには、あるしきい値を設けており、この中に埋
もれた異常は検知不能であったが、本発明では判断可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明のフローを示す概要図。
【図2】本発明の一実施例の全体図。
【図3】本発明における画像データのブロック化を示す
図。
【図4】本発明の一実施例中の構成要素STEPIの説
明図。
【図5】本発明の一実施例中の構成要素STEPIIの説
明図。
【図6】本発明の一実施例中の構成要素STEPIII の
説明図。
【図7】本発明の実施例において、ニューラルネットワ
ークに学習させる学習を示す図。
【図8】本発明の実施例において、油の検知テスト(日
照変化)結果を示す図。
【図9】本発明の実施例において、油の検知テスト(影
の中の油)結果を示す図。
【図10】本発明の他の実施例図。
【図11】従来技術(全体構成)の説明図。
【図12】従来技術をフローチャートで示す図。
【図13】従来技術の説明図。
【図14】xy座標系の画素の輝度および画素間のエッ
ヂを示す図。
【図15】隣接画素間の輝度の差とエッヂの存在確率の
関係図。
【図16】本発明の実施例における特長抽出の他の方法
によるフロー図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視カメラにより監視対象物を撮影し、
    その撮影画像により監視対象物の異常の有無を判断する
    異常検出方法において、監視カメラにより監視対象物を
    撮影して原画像として取込む工程と、この原画像の各画
    素ごとの輝度を多値化する工程と、上記工程により多値
    化された複数個の画素を共通輝度レベルごとにブロック
    化する工程と、ブロック化された各ブロックごとの輝度
    レベル値を学習機能を有するニューラルネットワークに
    入力することにより原画像の異常の有無を判断し、監視
    対象物の異常の有無を検出する工程とからなることを特
    徴とする異常検出方法。
  2. 【請求項2】 監視対象物を撮影する監視装置と、該装
    置の撮影画像を取込み、その画像データの輝度および/
    または色相を入力信号とする学習機能を有する階層型ニ
    ューラルネットワークとを備え、監視対象物の異常の有
    無を判断する異常検出装置において、上記ニューラルネ
    ットワークが、画像圧縮を行う階層型ネットワークと、
    特徴抽出を行うフィードバック型ネットワークと、正常
    /異常を判断する階層型ネットワークの複合ネットワー
    クにより構成されることを特徴とする異常検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、正常/異常を判断す
    る階層型ネットワークの出力層を、正常、異常、要観察
    の3種類のニューロンで構成したことを特徴とする異常
    検出装置。
  4. 【請求項4】 監視カメラにより監視対象物を撮影する
    工程と、その撮影した画像データを学習機能を有する階
    層型ニューラルネットワークに入力して上記対象物の異
    常の有無を判断する工程とを備えた異常監視方法におい
    て、上記ニューラルネットワークの入力層のニューロン
    数よりも次の中間層のニューロン数をより少なくした階
    層型ネットワークに、前記画像データを入力して画像圧
    縮をする工程と、圧縮された画像データを中間層のニュ
    ーロン数より少数のニューロンを有する出力層に入力し
    て異常の有無を判断する工程とを有し、かつ、上記画像
    圧縮工程の適否をチェックするため、上記ニューラルネ
    ットワークを作動させるに先立ち、上記出力層のニュー
    ロン数を入力層と同数として、中間層からの信号を入力
    して画像の復元を行い、入出力層での対応する画像位置
    の輝度の差が所定値以下となるように入力層と中間層、
    中間層と出力層との間のシナプスの重みを補正する工程
    を設けたことを特徴とする異常検出方法。
  5. 【請求項5】 監視対象物を撮影する監視カメラと、該
    カメラの撮影画像データの輝度および/または色相を入
    力信号とする学習機能を有する階層型ニューラルネット
    ワークとを備え、監視対象物の異常の有無を判断する異
    常検出装置において、上記ニューラルネットワークが、
    特徴抽出を行うフィードバック型ネットワークと、正常
    /異常を判断する階層型ネットワークの複合ネットワー
    クにより構成され、かつ上記フィードバック型ネットワ
    ークが、各ニューロンの出力値を他のニューロンの入力
    値としてフィードバックするシナプスの重み(Wij)
    に、 【数1】 で示す修正を加える構成を備えていることを特徴とする
    異常検出装置。
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