JPH0611655U - 抗菌まな板 - Google Patents

抗菌まな板

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JPH0611655U
JPH0611655U JP10431091U JP10431091U JPH0611655U JP H0611655 U JPH0611655 U JP H0611655U JP 10431091 U JP10431091 U JP 10431091U JP 10431091 U JP10431091 U JP 10431091U JP H0611655 U JPH0611655 U JP H0611655U
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Japan
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cutting board
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antibacterial
synthetic resin
knife
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JP10431091U
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JPH0711724Y2 (ja
Inventor
忠男 渡辺
Original Assignee
株式会社ダイキョー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、抗菌まな板に関し、さらに詳しく
はまな板の表面に付着した雑菌の死滅あるいは増殖を防
止できる抗菌まな板でありながら、板厚が十分あり、か
つ出刃包丁用及び柳刃包丁用に使い分けができる抗菌ま
な板に関する。 【構成】 合成ゴムと合成樹脂と抗菌剤とを混合した素
材からなる比較的硬度の低いプレート板と、合成樹脂か
らなる比較的硬度の高いプレート板とを張り合せ、全体
の厚さを40〜50mmに形成したことを特徴としてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、抗菌まな板に関し、さらに詳しくはまな板の表面に付着した雑菌の 死滅あるいは増殖を防止できる抗菌まな板でありながら、板厚が十分あり、かつ 出刃包丁用及び柳刃包丁用に使い分けができる抗菌まな板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来抗菌まな板は、合成ゴムと合成樹脂と抗菌剤を混合した素材にて形成して いた。 このため、まな板を20mm程度の厚さよりも厚くすることは、高価な材料の 無駄使いになること及びその成形技術上の理由から一般的に行われておらず、一 方従来のまな板は単一素材で形成されるものであったため、その表裏面が同一素 材、同一硬度であり、まな板表裏面の包丁の刃当たり硬度を変化させることは行 われていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため従来の抗菌まな板は、その使用時にまな板を流し台のシンクのコーナ ー部等に置くと、まな板の中央部が下方に撓んで使いにくくなり、さらにはこの 従来まな板は、その表裏面が木質まな板の感触を得られる状態の同一硬度である ため、出刃包丁等によるハードな使用(通常この使い方は、料理の前作業として 行われる)をするとまな板表面が出刃包丁で傷付けられてしまう等の問題点があ った。
【0004】 本考案は、まな板をシンクのコーナーに設置してもまな板が撓むことがなく、 かつまな板の表裏面の硬度を変えて、出刃包丁でも、柳刃包丁でも問題なく使え るようにした抗菌まな板を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 このため本考案では、合成ゴムと合成樹脂と抗菌剤とを混合した素材からなる 比較的硬度の低いプレート板と、合成樹脂からなる比較的硬度の高いプレート板 とを張り合せ、全体の厚さを40〜50mmに形成したことを特徴とする抗菌ま な板をもって、課題解決のための手段とするものである。
【0006】
【作用】
本考案のような構造にしておくことにより、全体の厚さが十分確保されるため 、まな板をシンクのコーナー等に設置して使用しても撓んで使いにくくなること はなく、さらに表裏面の硬度に変化をつけ、片面を出刃包丁用、他面を柳刃包丁 用に適した硬度に形成している。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1は本考案まな板の斜視図、図2 は前図のA−A線断面図である。
【0008】 本考案は、第1プレート板1と第2プレート板2を張り合せて構成される。 第1プレート板1は、合成ゴム3と合成樹脂4と抗菌剤5の混合材料で形成され 、一例としての混合比は、イソプレン等の合成ゴム30%、ハイスチレン、ポリ エチレン等の合成樹脂70%を混合し、これに5〜10%程度の抗菌剤を混入す る。
【0009】 抗菌剤としては、ゼオライトに抗菌性を持つ金属イオンを付加した無機系の抗 菌組成物が用いられ、抗菌・防カビ効果が長期間にわたり保持され、無臭で、人 畜無害で、耐熱・耐候性に優れるものである。 この第1プレート板1は、比較的硬度の低い75〜85HS(JIS K63 01に準拠)程度とし、木製まな板の刃当たりと同程度のものにして、柳刃包丁 に適したものにしておく。
【0010】 次に第2プレート2は、ハイスチレン、ポリエチレン等の合成樹脂6を主体と し、必要に応じて第1プレートと同様に抗菌剤を混入することも可能であり、第 2プレートの硬度は出刃包丁の使用にも十分耐える程度に前記第1プレートの硬 度より高くしておく。第2プレートの硬度は、比較的硬度の高い85〜95HS (JIS K6301に準拠)程度とするとよい。
【0011】 第1プレートと第2プレートは、アルファシアノアクリル酸エチルエステル系 接着剤を使用して、100Kg/cm2 の圧力にて10分間圧接することにより 強固に接着することができる。
【0012】 上記のようにして張り合せられた抗菌まな板は、一例として縦400mm、横 800mm、厚さ45mm(第1プレート15mm、第2プレート30mm)程 度とすることが好ましいが、必ずしもこれに限定されることはない。 ただし厚さは、40mmを下回ると、全体の強度が不足してまな板が撓み易く なり、一方50mmを越えると全体の重量が著しく重くなり、かつ材料の無駄使 いにもなるため好ましくない。
【0013】 本考案のまな板によれば、抗菌剤入りの面は3時間で表面に付着した雑菌を死 滅させ、その増殖を防止できた。 これに対し、一般のまな板による同じ実験では、雑菌の増殖が認められたとい う実験結果がある。
【0014】
【考案の効果】
よって、本考案によればまな板全体の強度が十分確保されているので、まな板 を流し台のシンク部に掛け渡し状態で使用しても、中央部が撓まないので使い易 い効果がある。
【0015】 またまな板の一面は、木製まな板と同程度の硬度に形成されているため、柳刃 包丁の使用が問題なく行え、一方まな板の他面は比較的硬度の高い状態に形成さ れているため、出刃包丁の使用によってもまな板面を傷付けにくくするので、各 種調理に対応できる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】前図のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 第1プレート 2 第2プレート 3 合成ゴム 4 合成樹脂 5 抗菌剤 6 合成樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成ゴムと合成樹脂と抗菌剤とを混合した
    素材からなる比較的硬度の低いプレート板と、合成樹脂
    からなる比較的硬度の高いプレート板とを張り合せ、全
    体の厚さを40〜50mmに形成したことを特徴とする
    抗菌まな板。
JP1991104310U 1991-11-25 1991-11-25 抗菌まな板 Expired - Lifetime JPH0711724Y2 (ja)

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JPH0611655U true JPH0611655U (ja) 1994-02-15
JPH0711724Y2 JPH0711724Y2 (ja) 1995-03-22

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ID=14377354

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063135U (ja) * 1983-09-30 1985-05-02 株式会社貝印刃物開発センター 樹脂含浸まな板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063135U (ja) * 1983-09-30 1985-05-02 株式会社貝印刃物開発センター 樹脂含浸まな板

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JPH0711724Y2 (ja) 1995-03-22

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981006