JPH06108321A - 糸の紡績方法および装置 - Google Patents

糸の紡績方法および装置

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JPH06108321A
JPH06108321A JP5189454A JP18945493A JPH06108321A JP H06108321 A JPH06108321 A JP H06108321A JP 5189454 A JP5189454 A JP 5189454A JP 18945493 A JP18945493 A JP 18945493A JP H06108321 A JPH06108321 A JP H06108321A
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spinning
atmosphere
fluid
fibrous material
working element
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JP5189454A
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Roland Goerlich
ロラント・ゲルリヒ
Kurt Lang
クルト・ラング
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/30Moistening, sizing, oiling, waxing, colouring, or drying yarns or the like as incidental measures during spinning or twisting
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/16Framework; Casings; Coverings ; Removal of heat; Means for generating overpressure of air against infiltration of dust; Ducts for electric cables

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給される繊維材料と作業要素が加工中にそ
れぞれ加工に最適な異なる雰囲気状態にあることを達成
する。 【構成】 紡績装置において、繊維材料を加工する作業
要素が調節可能な雰囲気区域内に配置される。この雰囲
気区域は、作業要素に供給される繊維材料が湿度を雰囲
気区域の周辺空気に与える傾向を有するように調節でき
る。繊維材料は供給前に、とりわけケンスないしは粗糸
ボビンでのストックおよび、または作業要素への搬送経
路において、その雰囲気が作業要素の調節可能な雰囲気
区域の雰囲気とは異なる空気により囲まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、紡績装置において繊維材料のス
トックから少なくともそれらの一部が雰囲気(Klim
a)の調節できる流体を含む雰囲気区域内に配置された
作業要素へ送られる繊維材料から糸を紡績する方法に関
する。
【0002】本発明はさらに、繊維材料から糸を紡績す
る装置であって、繊維材料のストックを準備する装置を
具備し、そして前記の準備装置から取り出され、搬送経
路を通過して少なくともそれらの一部が雰囲気の調節で
きる流体を含む雰囲気区域内に配置された作業要素に供
給される繊維材料の加工を行う作業要素を具備した糸を
紡績する装置に関する。
【0003】実際には従来は供給された繊維材料を加工
する紡績装置の作業要素は、紡績装置を含む紡績機全体
が繊維ストックと共に統一的に紡績室を支配する雰囲気
にさらされることにより空調されている。そのような空
調方式は、DE第4100618A1号から公知であ
る。そこでは統一的な雰囲気条件を作り出すために、機
械枠および紡績装置の作業要素上に配置され、そこに繊
維束を収納したケンスが据えられる台座を通気的に製作
することが提案されているが、それにより空調された空
気の自由な循環が可能となる。これにより、繊維束並び
に紡績を実行する作業要素の統一的な雰囲気が維持され
る。この際に、供給された繊維束は加工時に周辺空気に
湿度を与えはしない。統一的な雰囲気は、作業要素の本
質的に完全な機能と繊維材料の本質的に適正な加工性を
実現する。
【0004】ファイル番号DE−P第4109110.
8号を持つ事前公開されなかったドイツの特許出願書に
おいて、繊維束を有するケンスが垂直に機械枠および紡
績装置の作業要素上に配置された台座に据えられた紡績
機が説明されている。空調のために給気管路と排気管路
が設けられるが、それらは空調された流体の流れが垂直
方向にドラフト装置を通過し、このようにして紡績室の
一部だけを満たす雰囲気区域を形成するように配置され
る。これによりエネルギー消費が低く抑えられる、とい
うのは紡績室全体が空調される必要はないからである。
【0005】DE第3919284A1号から、容器に
収納された紡績材料を専一的に空調することが公知であ
り、この場合には紡績機の作業要素は任意の作業室雰囲
気にある。これにより、生産される製品の品質を高める
ために、紡績材料は最適の雰囲気状態にさらされること
になる。
【0006】GB−PS第1183208号から、繊維
材料を紡績機上に配置されたケンスから管を通って紡績
装置に供給することが公知である。この際に、供給され
た繊維束はその湿度含量を調節するために、管への搬送
経路上で一定の湿度含量を持つ空気流にさらされる。
【0007】本発明の目的は、紡績装置の作業要素の機
能に対しても、また供給された繊維材料の加工性に対し
ても最適の雰囲気条件を作り出すことにある。
【0008】この目的は方法においては、雰囲気は繊維
材料および、またはそれから得られた糸が湿度を雰囲気
区域の流体に与える傾向を有するように調節できること
により達成される。
【0009】装置においてこの目的は、繊維材料のスト
ックを準備する装置および、または作業要素への搬送経
路にて繊維材料を囲む流体の雰囲気とは異なる雰囲気が
雰囲気区域において生成できることにより達成される。
【0010】流体として合理的に使用されるのは、空気
または他の適切な気体である。
【0011】本発明により、繊維材料の加工性したがっ
て最終製品の品質並びに紡糸に使用される作業要素の完
全な機能を最適化するという長所が得られる。
【0012】この際の認識の前提とされるのは、作業要
素は一定の雰囲気条件下で最適につまり十分に故障なく
機能すること、また加工されるべき繊維材料は一定の雰
囲気条件下で最適に加工できるということである。この
場合に、作業要素の機能に関する最適の雰囲気条件と繊
維材料の加工性に関するそれとはそれぞれ異なるのであ
る。
【0013】加工されるべき繊維材料にとって最適の雰
囲気条件を生成し、作業要素を同じ雰囲気条件にさら
し、繊維材料から作業要素を囲む流体に湿度が与えられ
ないならば、作業要素の機能における故障が発生するで
あろう。例えば、作業要素を囲む流体の湿度が高すぎる
ならば、個々の繊維が延伸装置ローラに巻き付く恐れが
ある。
【0014】作業要素における最適の雰囲気条件を生成
し、加工されるべき繊維材料を前記の作業要素における
雰囲気条件にさらすならば、繊維材料の湿度含量は優れ
た加工のためには低すぎるであろう。湿度含量が低すぎ
るならば、繊維材料の加工性および最終製品の品質が低
下する。
【0015】供給された繊維材料および作業要素の公知
の統一的な空調では、繊維材料の加工性に関しても、ま
た作業要素の稼働特性に関しても最適ではないが受認で
きる雰囲気条件が得られる。繊維材料のみの公知の空調
では加工性に関する最適条件が追求されるが、作業要素
の機能に関しては追求されない。それに対し、ここに提
案される空調では、作業要素の機能に関しても、また繊
維材料の加工性に関しても最適の雰囲気条件が生成され
る。
【0016】作業要素とりわけ延伸装置の延伸ローラの
完全な機能にとっては、作業要素を囲む流体が過大な相
対湿度を持たないことが必要である。それに比べて、最
適の加工性に対する繊維材料の湿度含量は比較的高くな
ければならず、いずれにしても供給された繊維材料が作
業要素を囲む雰囲気区域へ進入する際に湿度を雰囲気区
域の流体へ与える傾向を有する程度に高くなければなら
ない。ここで重要なのは、作業要素を囲む雰囲気区域は
いずれにしてもその雰囲気に関して比較的正確に調節で
きることであり、それに対して供給された繊維材料の湿
度含量は必ずしも厳密に調節されなくてもよい。
【0017】作業要素を囲む雰囲気区域は、その温度お
よび、または相対湿度が調節できる流体が供給されるこ
とにより合理的に生成される。このようにして、雰囲気
区域内の雰囲気の厳密な調節可能性が達成される。
【0018】本発明の有利な構成において、繊維材料の
ストックおよび、または作業要素への搬送の際に繊維材
料に対してその温度および、または相対湿度が調節でき
る流体を供給することが提供される。この際に、全搬送
中に流体が供給されることは必ずしも必要でなく、むし
ろ空調された流体が搬送経路の一部分に供給できるなら
ば、十分な効果が可能である。もちろん、繊維材料のス
トックのみ、または搬送経路のみ、またはその一部に空
調された流体を供給することも可能である。この措置に
より、供給された繊維材料の湿度含量に影響を及ぼすこ
とができる。
【0019】この場合に、調節は繊維材料を囲む流体の
温度および、または相対湿度は雰囲気区域の流体の温度
および、または相対湿度と異なるやり方で有利に行われ
る。ここで有利であり得るのは、繊維材料を囲む流体に
対して高い相対湿度を、また作業要素を囲む流体に対し
て低い相対湿度を選択することである。その場合に、繊
維材料は収納されたストックにおいて、あるいは作業要
素への搬送中に湿度を受容するため、それは作業要素に
湿度を与える傾向を有することになる。
【0020】有利な実施態様では、繊維材料のストック
においておよび、または作業要素への搬送時に予め繊維
材料に供給されていた流体のみを雰囲気区域に供給し、
しかも供給された流体が作業要素の雰囲気区域において
加熱されることが提供される。加熱のゆえに雰囲気区域
の流体の相対湿度が低下するため、予め供給された流体
から湿度を受容していた繊維材料は雰囲気区域において
湿度を放出する傾向を有する。
【0021】ここで有利なのは、供給された流体の雰囲
気を雰囲気区域で生じる加熱に応じて調節することであ
る。生じる加熱を考慮することにより、雰囲気区域の流
体は所望の相対湿度を有する。これにより雰囲気区域の
雰囲気を極めて厳密に調節することが可能であるため、
作業要素の機能性に関する最適条件が維持される。この
際に、繊維材料のストックおよび、または繊維材料の搬
送経路を囲む流体の雰囲気状況において、繊維材料の加
工性に対する最適の雰囲気状態の範囲を離れない一定の
帯域を考慮することができるであろう。さらにこの実施
態様では、供給される流体の雰囲気の適切な調節により
作業要素の雰囲気区域部分での厳密に確定されかつ均等
な温度および、または相対湿度においてストックおよ
び、または搬送時の繊維材料を囲む流体の雰囲気での厳
密な事前決定できる値を維持することが可能であろう。
【0022】この場合に、雰囲気区域において温度およ
び、または相対湿度を測定し、得られた測定値にしたが
って供給される流体の温度および、または湿度を調節す
ることが有利である。
【0023】この場合にさらに有利なのは、雰囲気区域
に供給された流体が紡績稼働中に作業要素により生成さ
れた排熱のみにより加熱されることである。供給された
流体は、生成された排熱およびそれにより生じる雰囲気
区域の加熱に応じて、その温度および、またはその湿度
に関して調節される。紡績機の運転中に作業要素を支配
する温度および、または相対湿度は、測定することがで
きる。作業要素において運転により生じる加熱も、少な
くとも近似的に計算することができる。したがって雰囲
気区域の調節のために、測定または計算された温度差の
場合に雰囲気区域の流体の相対湿度が繊維材料のストッ
クおよび、または繊維材料の搬送部分での流体の相対湿
度に対してどの程度変わるかを算定することができる。
【0024】望ましい雰囲気状態を達成するために、紡
糸装置ではその雰囲気に関して調節可能な雰囲気区域が
作業要素において設けられるが、この区域では繊維材料
のストックを準備する装置および、または作業要素への
繊維材料の搬送経路で繊維材料を囲む流体の雰囲気とは
異なる雰囲気が生成可能である。この場合には前記のよ
うに、その雰囲気が作業要素を囲む雰囲気区域の雰囲気
とは異なる流体により必ずしも全搬送経路が囲まれる必
要はないのである。
【0025】ここで有利なのは、雰囲気は雰囲気区域の
流体がストックを準備する装置および、または作業要素
への搬送経路において繊維材料を囲む流体よりも低い相
対湿度を有することである。
【0026】雰囲気区域を紡績装置の作業要素のうちの
少なくとも延伸装置および、またはリング・スピンドル
が雰囲気区域内に位置し、繊維束としてケンスに収納さ
れた繊維材料は雰囲気区域外に位置するように配置する
ことが有利である。正にドラフト装置では、空調が不適
正な場合には著しい稼働障害が生じる恐れがある。前記
の装置でも延伸装置および、またはリング・スピンドル
の空調は特に有利である、というのは繊維束のストック
と繊維束の加工との間の明確な分離が達成できるからで
ある。
【0027】有利な構成において、雰囲気区域での雰囲
気の前記の相違は作業要素の範囲を繊維材料ストックお
よび搬送経路の範囲から分離する分離壁が設けられ、そ
こでこれらの両範囲は繊維材料に対する通過開口により
互いに接続されていることにより達成される。
【0028】この際に有利なのは、紡績機において作業
要素を担持する機械枠が雰囲気区域と同じ分離壁の側に
配置されることである。
【0029】ここで合理的には、紡績機におけるすべて
の紡績装置の作業要素に対して共通の雰囲気区域が設け
られる。
【0030】有利な実施態様では、紡績機において繊維
材料を準備する装置が紡績機の機械枠の真上に配置され
た台座に据えることが提供される。ここで有利なのは、
台座に分離壁を設けることである。この措置により、異
なる雰囲気を持つ範囲の有効な分離が実現できる。
【0031】別の有利な実施態様では、紡績機において
繊維材料を準備する装置が紡績機の一方または両方の長
手側に向かい合う平面に配置される。片側式紡績機で
は、これらの平面は紡績機の後側に設けることができ
る。両側式紡績機では、これらの平面は有利に紡績機の
両方の操作側に平行に配置できるのであり、また平面と
紡績機との間には操作用通路が設置できる。
【0032】有利なやり方により、雰囲気区域の流体の
相対湿度および、または温度は調節できることが提供さ
れる。
【0033】有利には、雰囲気区域の雰囲気は給気管路
により供給され、また排気管路により排出される流体の
流れにより生成可能である。
【0034】有利な実施態様では、給気管路は繊維材料
のストックを準備する装置の側および、または搬送経路
を有する側に、また排気管路は分離壁の作業要素を有す
る側に配置されるが、この分離壁は作業要素に向かって
進行する流体の流れに対する通過開口を有する。この実
施態様では、一方で雰囲気区域に含まれた流体の作業要
素の側での、また他方で繊維材料を囲む流体の繊維材料
を準備する装置および、または搬送経路の側での個別の
調節は不可能である。むしろ、雰囲気区域の雰囲気のみ
が作業要素の側で調節される。つまり、繊維材料ストッ
クおよび、または搬送経路の側での雰囲気の調節は、雰
囲気区域で望まれる温度および、または相対湿度にのみ
影響される。ここでは、給気管路により供給された流体
は繊維材料が湿度を受容し得るかぎりは繊維材料に湿度
を与えること、また供給された流体は雰囲気区域におい
て紡績装置の作業要素により、および場合によっては付
加的に他の回転する機械要素により加熱されることが考
慮される。
【0035】この際に、作業要素の雰囲気区域において
流体の雰囲気をその温度および、またはその相対湿度に
関して測定できるセンサを配置することが有利である。
このセンサは、給気管路により繊維材料の準備装置およ
び、または搬送経路を有する分離壁の側へ供給される流
体の雰囲気を調節できる装置と接続されている。供給さ
れた流体は、その雰囲気に関して雰囲気区域において測
定された温度および、または相対湿度に応じて調節され
る。供給された流体の雰囲気の調節では、雰囲気区域に
おいて生じる加熱が考慮される。
【0036】したがって、繊維材料ストックの準備装置
および、または搬送経路は給気管路により供給された流
体により形成される第2の雰囲気区域に位置する。この
第2雰囲気区域は別個には調節できないのであり、この
第2雰囲気区域の雰囲気はもちろん作業要素を含む第1
雰囲気区域の雰囲気の調節により影響される。第2雰囲
気区域での雰囲気の厳密な調節は、良好な紡績結果を実
現するために必ずしも必要ではない。第2雰囲気区域の
相対湿度は第1雰囲気区域におけるよりも高い、という
のは流体の相対湿度は加熱のために低下するからであ
る。
【0037】その他の長所および特徴は、図面に関して
説明される以下の実施例から明らかにされる。
【0038】図1に示された両側式リング紡績機1は、
リング紡績機1の両方の長手側に並置された多数の紡績
装置3を含む。各紡績装置3には、ケンス7に収納され
た繊維束8のストックが割り当てられる。繊維束8は各
紡績装置3において紡績装置3の作業要素4,5,6に
供給され、そこで糸に紡がれる。各紡績装置3の作業要
素のうちの延伸装置4、紡績リング5およびリング・ス
ピンドル6だけが図1に示されている。リング紡績機1
のすべての紡績装置3の作業要素4,5,6は、リング
紡績機1の機械枠2に取り付けられている。
【0039】ケンス7は、それぞれひとつの操作用通路
を残してリング紡績機1の長手側に平行に設けられた平
面28に据え付けられる。繊維束8は、ケンス7から搬
送装置11を通って各紡績装置3の係合する作業要素
4,5,6に供給される。搬送装置11は駆動された搬
送ベルト13を含むが、これらのベルトは保持部材31
に回転可能に取り付けられた転向ローラ12のまわりに
案内される。
【0040】操作用通路に添って各機械長手側には分離
壁15が設置されるが、これらは平面28に始まり、ま
ず垂直に上方へ案内され、短い区間だけ水平に延び、次
に機械中央の方向へ斜め下方に転向し、延伸装置4の入
り口側のやや上側で終わる。これらの分離壁15によ
り、2つの互いに隔離された室24と25が形成され
る。室24は、機械枠2とそれに取り付けられた紡績装
置3の作業要素4,5,6とを含む。室25は、繊維束
8のストックを有するケンス7と搬送装置11とを含
む。図1の右手側に示された搬送装置11は、ケンス7
から引き出されて搬送ベルト13に搭載された繊維束8
をまず矢印A方向へ、次に矢印D方向へ延伸装置4に送
る。ここで矢印A方向および矢印D方向へ延びる搬送経
路は、参照番号9で表されている。同様に、図1の左手
側に示された繊維束8はまず矢印B方向へ、次に矢印C
方向へ延伸装置4に送られるのであり、搬送装置10は
矢印B方向へも、また矢印C方向へも延びる。図1に示
された実施態様では、各紡績装置3における繊維束8が
ケンス7から係合する延伸装置4まで通過する搬送経路
9,10は完全に室25の内側に、つまり繊維束8のス
トックを有するケンス7に対する平面28が存在する分
離壁15の側18にある。繊維束8はその搬送経路9,
10において通過開口16を通るが、この開口は各機械
側の分離壁15が延伸装置4の上側で出会う箇所に設け
られている。繊維束8に対する通過開口16は比較的大
きな幅を有するため、それは同時に室25から室24へ
供給される流体流れ22に対する通過開口27を形成す
る。
【0041】分離壁15からいくらか離れたケンス7を
含む側18に、他の壁23がリング紡績機1の両方の長
手側の紡績装置3のケンス7および搬送装置11が設置
されている閉じた室25を形成するように配置される。
同様に分離壁15の側17には、機械枠2とそれにそれ
に取り付けられた紡績装置3の作業要素4,5,6が設
置されている閉じた室24が形成される。
【0042】室25の上側の内壁には、リング紡績機1
の長手方向に延び、保持部材33により固定された給気
管路19が配置されているが、この管路は空調された流
体に対する出口開口を具備する。流体としては、空気が
使用される。給気管路19はパイプ34を介して装置3
0に接続されるが、この装置により雰囲気すなわち供給
される空気の温度と湿度含量が生成される。この装置3
0は、例えば図には示されていない給湿器および冷却−
加熱器を含むことができる。供給される空気の雰囲気を
生成する装置30は、空気の温度および、または湿度含
量ないし相対湿度を決定できる調節装置29と接続され
ている。調節装置29は、追加的にパイプ34および、
または装置30に設置された弁と接続することができ
る。
【0043】室24には入り口開口を備えた排気管路2
0が設置されるが、これはリング紡績機1の真下におい
て長手方向に延びて配置されている。排気管路20は、
給気管路19により供給された空気を再び排出する機能
を果たす。
【0044】室24にはいくつかのセンサ26が配置さ
れるが、これらは作業要素4,5,6の範囲における空
気の温度および、または相対湿度を測定するために使用
される。センサ26は給気管路19により供給される空
気の雰囲気を調節するための調節装置29と接続される
が、それは測定された温度および、または相対湿度に応
じた信号が調節装置29に送られ、それにより調節され
た空気を生成する装置30において空気に対する熱、冷
却および、または湿度が付加されるように行われる。
【0045】給気管路19により供給される調節された
空気は図示されていない出口開口を通って室25に到達
し、そこで搬送経路9,10上の繊維束8に浸透する。
調節された空気は少なくとも部分的にケンス7にも到達
し、そこに収納された繊維束8に浸透する。ケンス7お
よび搬送経路9,10には雰囲気区域21が生成される
が、それは場合により室25全体を満たし得る。十分に
長く作用するならば、繊維束8は供給された空気と繊維
束8との間に平衡した雰囲気状態が得られるまで空気か
ら湿度を受容する。もちろん、繊維束8はそれが極めて
高い湿度を含む場合には、湿度を供給された空気に与え
ることもあり得る。給気管路19により供給された空気
は垂直に上から下へ進む空気流22の形で通過開口27
を通って室24に到達するが、この室内には機械枠2お
よび作業要素4,5,6が設置されている。室24に供
給された空気は加熱され、それにより空気流22の相対
湿度は低下する。空気の相対湿度は、したがって室24
では室25におけるよりも低いのである。室24での加
熱は、作業要素4,5,6と機械枠2に取り付けられた
他の回転部材により発生する排熱のために生じる。
【0046】空気流22の加熱により、少なくとも作業
要素4,5,6の範囲においてひとつの雰囲気区域14
が生じる。もちろん、この雰囲気区域14は作業要素
4,5,6の範囲に限定される必要はなく、むしろ室2
4全体に及び得る。この雰囲気区域が作業要素4,5,
6、少なくとも延伸装置4を囲むならば、もちろん十分
である。
【0047】センサ26の測定に応じて、給気管路19
により供給される空気の雰囲気が調節される。この際
に、給気管路19により供給される空気の温度は通常は
雰囲気区域14にて測定された温度よりも低い、という
のは調節時には作業要素4,5,6の範囲において発生
する空気の加熱が考慮されねばならないからである。よ
り低い温度のために、室25内の空気は室24内の空気
よりも高い相対湿度を有する。室24および雰囲気区域
14において望ましい相対湿度に応じて、給気管路19
により供給される空気の温度および相対湿度が調節され
る。室25に形成される雰囲気区域21は図1に示され
た実施態様では別個には調節できない、というのは雰囲
気の調節は作業要素4,5,6の雰囲気区域14におい
て望ましい空気の温度および、または相対湿度にしたが
って行われるからである。もちろん、室25の雰囲気区
域14の雰囲気の調節のために生じる雰囲気区域21は
少なくとも近似的に事前決定でき、また雰囲気区域14
の照応する調節によっても影響される。雰囲気区域21
における最適雰囲気のために、空気の温度および、また
は相対湿度における極めて厳密な値を維持することは必
要でない。繊維ストックを囲む雰囲気区域21の最適雰
囲気のためには、温度および、または相対空気湿度にお
いて一定の帯域が維持されることで十分である。しか
し、雰囲気区域14における雰囲気が良好に調節される
ならば、雰囲気区域21において厳密に事前決定できる
最適の雰囲気状態を達成することが全く可能である。但
し、そこでは厳密な値の維持は必ずしも必要ではない。
【0048】作業要素の範囲においても、また繊維束ス
トックの範囲においても最適な雰囲気状態は、繊維材料
として純木綿を使用した場合には、作業要素での雰囲気
区域14が50〜55%の相対湿度に調節されている時
に保持されるのである。雰囲気区域14において望まし
いこの相対空気湿度に応じて、繊維束ストックの雰囲気
区域21において70〜75%の相対空気湿度を持つ雰
囲気が生成されたのである。
【0049】図2に示された実施態様が図1の実施態様
と異なる点は、とりわけここではケンス7がリング紡績
機1の機械枠2の真上に配置された台座44に据え付け
られていることにある。ケンス7から引き出された繊維
束8は、保持部材53に取り付けられた転向ローラ41
により案内される搬送ベルト42によりまず本質的に水
平な矢印方向EおよびFへ、次に垂直方向(矢印G)へ
延伸装置4に案内される。矢印方向EおよびFへの搬送
時には搬送経路38と39が、また矢印Gへの搬送時に
は搬送経路37と86が機能する。
【0050】台座44には分離壁43が設置されている
が、この壁は繊維束8に対する通過開口51を有し、こ
の開口はさらに拡大されて空気流54に対する通過開口
となっている。分離壁43には両側に付加的な壁46,
47が接続しているため、側55にはリング紡績機1の
作業要素4,5,6と機械枠2を受容する室50が、ま
た側56にはケンス7と繊維束8の搬送経路37,3
8,39を囲む室49が形成される。
【0051】図1に関して説明された実施態様とは異な
り、繊維束8の搬送のために垂直方向Gへ延びる搬送経
路86の比較的短い部分が室50に入るが、この室には
やはり紡績装置3の作業要素4,5,6が設置されてい
る。
【0052】図1に関して説明された実施態様における
と同様に、作業要素4,5,6を囲む雰囲気区域14の
雰囲気が調節されるが、その際に給気管路19により供
給された空気は雰囲気区域14において望ましい値に応
じて調節される。室49には雰囲気区域48が生じる
が、この区域は繊維束8の搬送経路37,38,39お
よび、または平面36に据え付けられた繊維束8を有す
るケンスを囲み、あるいは室49全体を満たす。室49
から通過開口52を通って室50に案内された空気流5
4は、作業要素4,5,6の範囲において稼働中にそこ
で発生する排熱のために加熱される。したがって、空気
流54の相対空気湿度は雰囲気区域14において望まし
くかつ予想される加熱に応じて予め調節された値まで下
がる。雰囲気区域48には、雰囲気区域14に対して調
節された値に応じて雰囲気区域14における相対空気湿
度よりも高い相対空気湿度が生じる。
【0053】図1および図2に関して説明された実施態
様では、共通してそれぞれ2つの雰囲気区域14と21
および14と48が形成されるが、そこではケンス7と
搬送経路9,10および37,38,39を受容する室
25および49の雰囲気区域21および48は別個には
調節できないのであり、むしろ雰囲気区域14において
調節された雰囲気に応じて形成される。雰囲気区域14
の調節の際に作業要素4,5,6において生じる排熱が
この雰囲気区域14の相対空気湿度を下げるため−これ
は雰囲気区域14の調節の際に考慮される−室25およ
び49の雰囲気区域21および48の相対空気湿度は雰
囲気区域14の相対空気湿度よりも高いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、給気管路が繊維束ストック側に、また
排気管路が作業要素側に配置された両側式リング紡績機
の断面図である。
【図2】図2は、図1と合致した給気管路および排気管
路の配置を有し、かつ繊維束ケンスが台座上に設置され
ているリング紡績機の断面図である。
【符号の説明】
1 リング紡績機 2 機械枠 3 紡績装置 4 延伸装置 5 紡績リング 6 リング・スピンドル 7 ケンス 8 繊維束 9,10 搬送経路 11 搬送装置 14 雰囲気区域 15 分離壁 19 給気管路 20 排気管路 21 雰囲気区域 22 流体流れ 23 壁 24,25 室 26 センサ
フロントページの続き (72)発明者 ロラント・ゲルリヒ ドイツ連邦共和国7322 ドンツドルフ 3、シュヴァルツホルンシュトラーセ 22 (72)発明者 クルト・ラング ドイツ連邦共和国7321 ラオターシュタイ ン 1、リングシュトラーセ 30

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡績装置において繊維材料のストックか
    ら少なくともそれらの一部が雰囲気の調節できる流体を
    含む雰囲気区域内に配置された作業要素へ送られる繊維
    材料から糸を紡績する方法において、前記雰囲気は繊維
    材料および、またはそれから得られた糸が湿度を前記雰
    囲気区域の流体に与える傾向を有するように調節できる
    ことを特徴とする糸を紡績する方法。
  2. 【請求項2】 雰囲気区域にその温度および、または相
    対湿度が調節できる流体が供給されることを特徴とする
    請求項1記載の糸を紡績する方法。
  3. 【請求項3】 繊維材料のストックおよび、または作業
    要素への搬送の際に、繊維材料に対してその温度およ
    び、または相対湿度が調節できる流体が供給されること
    を特徴とする請求項1または2記載の糸を紡績する方
    法。
  4. 【請求項4】 雰囲気区域における流体の温度および、
    または相対湿度が、繊維材料のストックおよび、または
    作業要素への搬送の際に繊維材料に対して供給される流
    体の温度および、または相対湿度とは異なることを特徴
    とする請求項3記載の糸を紡績する方法。
  5. 【請求項5】 繊維材料のストックにおいておよび、ま
    たは作業要素への搬送時に予め繊維材料に供給されてい
    た流体のみが雰囲気区域に供給され、また雰囲気区域に
    おいて加熱されることを特徴とする請求項3または4記
    載の糸を紡績する方法。
  6. 【請求項6】 まず繊維材料のストックにおいておよ
    び、または作業要素への搬送時に繊維材料に供給され、
    次に雰囲気区域に供給される流体の温度および、または
    湿度が、雰囲気区域において生じる加熱に応じて調節さ
    れることを特徴とする請求項5記載の糸を紡績する方
    法。
  7. 【請求項7】 供給される流体の温度および、または湿
    度は、雰囲気区域において測定された温度および、また
    は相対湿度に応じて調節されることを特徴とする請求項
    6記載の糸を紡績する方法。
  8. 【請求項8】 雰囲気区域に供給された流体が紡績稼働
    中に作業要素により生成された排熱のみにより加熱され
    ることを特徴とする請求項5乃至7記載の糸を紡績する
    方法。
  9. 【請求項9】 繊維材料から糸を紡績する装置であっ
    て、繊維材料のストックを準備する装置を具備し、そし
    て前記の準備装置から取り出され、搬送経路を通過して
    少なくともそれらの一部が雰囲気の調節できる流体を含
    む雰囲気区域内に配置された作業要素に供給される繊維
    材料の加工を行う作業要素を具備した糸を紡績する装置
    において、繊維材料のストックを準備する装置(7)お
    よび、または作業要素(4,5,6)への搬送経路
    (9,10;37,38,39)にて繊維材料(8)を
    囲む流体の雰囲気とは異なる雰囲気が、雰囲気区域(1
    4)において生成できることを特徴とする糸を紡績する
    装置。
  10. 【請求項10】 紡績装置の作業要素が繊維束の形でケ
    ンスから供給される繊維材料をドラフトするための延伸
    装置およびリング・スピンドルを具備しており、少なく
    とも延伸装置(4)および、またはリング・スピンドル
    (6)が雰囲気区域(14)内に配置されることを特徴
    とする請求項9記載の糸を紡績する装置。
  11. 【請求項11】 雰囲気区域(14)が分離壁(15;
    43)により繊維材料のストックを準備する装置(7)
    および、または繊維材料(8)が通過する搬送経路
    (9,10;37,38,39)から分離されており、
    前記壁は繊維材料(8)を作業要素(4,5,6)へ供
    給するための通過開口(16;51)を有することを特
    徴とする請求項9または10記載の糸を紡績する装置。
  12. 【請求項12】 糸の多数の紡績装置と共に機械枠を含
    む紡績機に取り付けられ、前記枠は紡績装置の作業要素
    を担持する装置において、紡績機(1)の機械枠(2)
    は雰囲気区域(14)と同じ分離壁(15;43)の側
    に配置されることを特徴とする請求項9乃至11記載の
    糸を紡績する装置。
  13. 【請求項13】 紡績機(1)におけるすべての糸紡績
    装置(3)の作業要素(4,5,6)に対して、共通の
    雰囲気区域(14)が設けられることを特徴とする請求
    項12記載の糸を紡績する装置。
  14. 【請求項14】 糸の多数の紡績装置を含む紡績機
    (1)において、繊維束ストックを準備する装置(7)
    が紡績機(1)の機械枠(2)の真上に配置された台座
    (44)に据え付けられることを特徴とする請求項9乃
    至13記載の糸を紡績する装置。
  15. 【請求項15】 分離壁(43)は台座(44)に設け
    られることを特徴とする請求項14記載の糸を紡績する
    装置。
  16. 【請求項16】 多数の紡績装置(3)を含む紡績機
    (1)において、繊維束ストックを準備する装置(7)
    が紡績機(1)の長手側の少なくとも一方に対向する平
    面(28)に設置されることを特徴とする請求項9乃至
    13記載の糸を紡績する装置。
  17. 【請求項17】 雰囲気区域(14)の流体の相対湿度
    および、または温度が調節できることを特徴とする請求
    項9乃至16記載の糸を紡績する装置。
  18. 【請求項18】 雰囲気区域(14)の雰囲気は、給気
    管路(19)により供給され、また排気管路(20)に
    より排出される流体流れ(22;54)により生成され
    ることを特徴とする請求項9乃至17記載の糸を紡績す
    る装置。
  19. 【請求項19】 給気管路(19)は繊維束ストックを
    準備する装置(7)および、または搬送経路(9,1
    0;37,38,39)を有する側(18;56)に、
    また排気管路(20)は分離壁(15;43)の作業要
    素(4,5,6)を有する側(17;55)に配置さ
    れ、前記分離壁は作業要素(4,5,6)に向かって進
    行する流体の流れ(22;54)に対する通過開口(2
    7;52)を有することを特徴とする請求項18記載の
    糸を紡績する装置。
  20. 【請求項20】 雰囲気区域(14)において流体の雰
    囲気を測定するために、流体の雰囲気を調節する装置
    (29)と接続されたセンサ(26)が設置されてお
    り、流体は給気管路(19)により繊維材料の準備装置
    (7)および、または搬送経路(9,10;37,3
    8,39)を有する分離壁(15;43)の側(18;
    56)へ供給されることを特徴とする請求項19記載の
    糸を紡績する装置。
  21. 【請求項21】 繊維材料のストックを準備する装置
    (7)および、または紡績装置(3)の作業要素(4,
    5,6)への繊維材料(8)の搬送経路(9,10;3
    7,38,39)は、作業要素(4,5,6)を含む雰
    囲気区域(14)に応じて調節できる第2の雰囲気区域
    (21;48)内に少なくとも部分的に配置されること
    を特徴とする請求項19または20記載の糸を紡績する
    装置。
  22. 【請求項22】 排気管路(20)は紡績装置(3)の
    作業要素(4,5,6)の真下に配置されることを特徴
    とする請求項18乃至21記載の糸を紡績する装置。
JP5189454A 1992-09-23 1993-06-30 糸の紡績方法および装置 Pending JPH06108321A (ja)

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