JPH0610782B2 - 電子計算機収納用ケ−シング - Google Patents
電子計算機収納用ケ−シングInfo
- Publication number
- JPH0610782B2 JPH0610782B2 JP59022199A JP2219984A JPH0610782B2 JP H0610782 B2 JPH0610782 B2 JP H0610782B2 JP 59022199 A JP59022199 A JP 59022199A JP 2219984 A JP2219984 A JP 2219984A JP H0610782 B2 JPH0610782 B2 JP H0610782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- plate
- wall plate
- hinge
- holding frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は電子計算機収納用ケーシング、特に単一金型
で形成可能としたケーシングに関するものである。
で形成可能としたケーシングに関するものである。
〔従来技術〕 従来の電子計算機におけるケーシングはキーボード等か
らなる入力部、ＬＥＤ等からなる表示部、プリンター等
からなる出力部、中央処理装置を収納する。このケーシ
ングは、底板、側壁板，天井板というように機能別に分
かれた部品を組み合わせて構成するのが一般的であり、
成形品でこのようなケーシングを作るためにはそれぞれ
の部品を成形するための複数の金型を必要とし、しかも
組立加工が繁雑となる欠点があった。
らなる入力部、ＬＥＤ等からなる表示部、プリンター等
からなる出力部、中央処理装置を収納する。このケーシ
ングは、底板、側壁板，天井板というように機能別に分
かれた部品を組み合わせて構成するのが一般的であり、
成形品でこのようなケーシングを作るためにはそれぞれ
の部品を成形するための複数の金型を必要とし、しかも
組立加工が繁雑となる欠点があった。
このためケーシング内部に実装する装置の価値の小さい
簡易な電子計算機においては、金型及び成形時間分の費
用が大きな負担となっていた。
簡易な電子計算機においては、金型及び成形時間分の費
用が大きな負担となっていた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、電子計算機の各装置を組み込んだ
ケーシングにおいて、このケーシングの本体の所要個所
をブロックとして分割し、かつこのブロックをヒンジを
介してケーシング本体に接続して、ケーシング本体全体
を展開可能とするものである。
めになされたもので、電子計算機の各装置を組み込んだ
ケーシングにおいて、このケーシングの本体の所要個所
をブロックとして分割し、かつこのブロックをヒンジを
介してケーシング本体に接続して、ケーシング本体全体
を展開可能とするものである。
以下、この発明による電子計算機収納用ケーシングの一
実施例を第１図ないし第４図を用いて説明する。第１図
において、１はキーボード等の入力部、２はＬＥＤ等か
らなる表示装置、３はプリンター等の出力部、４は中央
処理装置等を含んだ制御部であり、それぞれ電気的に結
合される。
実施例を第１図ないし第４図を用いて説明する。第１図
において、１はキーボード等の入力部、２はＬＥＤ等か
らなる表示装置、３はプリンター等の出力部、４は中央
処理装置等を含んだ制御部であり、それぞれ電気的に結
合される。
これ等電子計算機の各装置を収納するケーシング本体１
０は底板１１と、四枚の側壁板１２と、天井板１３とか
ら成る矩形の箱体から構成される。天井板１３はほぼ中
央１３Ｘから前後に分割され、分割された一方の第１天
井板１３ａと、この第１天井板１３ａに対応する一部の
側壁板１２ａ（左右の側壁板も含む）とを第１ブロック
Ｂ１とし、他方の第２天井板１３ｂと、この第２天井板
１３ｂに対応する側壁板１２ｂ（左右の側壁板も含む）
を第２ブロックＢ２とする。第１ブロックＢ１と、第２
ブロックＢ２とをケーシング本体１０より分割し、かつ
側壁側のヒンジ１４，１５を介して接続している。
０は底板１１と、四枚の側壁板１２と、天井板１３とか
ら成る矩形の箱体から構成される。天井板１３はほぼ中
央１３Ｘから前後に分割され、分割された一方の第１天
井板１３ａと、この第１天井板１３ａに対応する一部の
側壁板１２ａ（左右の側壁板も含む）とを第１ブロック
Ｂ１とし、他方の第２天井板１３ｂと、この第２天井板
１３ｂに対応する側壁板１２ｂ（左右の側壁板も含む）
を第２ブロックＢ２とする。第１ブロックＢ１と、第２
ブロックＢ２とをケーシング本体１０より分割し、かつ
側壁側のヒンジ１４，１５を介して接続している。
なお、ヒンジ１５は前倒れを防止するための対接片１６
を介して接続される。第１ブロックＢ１側に出力部３を
取付け、第２ブロックＢ２側に入力部１を取付ける。ま
た、底板１１側に制御部４を取付け、第１天井板１３ａ
における出力部３に対応する部分にヒンジ１７を介して
蓋１８が設けられ、また、第１天井板１３ａの先端に
は、ケーシング本体１０内方向に傾斜して延長する保持
枠１９が一体化され、この保持枠１９に表示装置２が取
付けられる。第２天井板１３ｂの後端からヒンジ２０を
介して側壁板１２ｂ方向で、かつ保持枠１９と平行な保
持枠２１が一体化され、この保持枠２１に入力部１が取
付けられる。側壁板１２ａ下部における制御部４のコネ
クタ４ａに対応する個所に開口部２２が設けられ、この
開口部２２を介して図示しない外部装置のタネクタが接
続される。側壁板１２ａの下端と底板１１との間にはヒ
ンジ２３が設けられる。後側の側壁板１２は、底板１１
の後端１１ａよりヒンジ２３（第１ヒンジ）を介してほ
ぼ垂直に立上る第１後側壁板１２１と，ヒンジ１４（第
２ヒンジ）を介してこの第１後側壁板１２１の上方に延
長する第２後側壁板（上記側壁板１２ａ）とより成る。
第１天井板１３ａは、上記第２後側壁板の上端１２２ｔ
より前方に上記底板１１の後端１１ａと前端１１ｂとの
ほぼ中間位置までほぼ水平に延長して上記出力部３の上
部に対応するものであり、上記保持枠１９（第１保持
枠）は、この第１天井板１３ａの先端１３ｔ側より前方
下方に傾斜延長して設けられ、上記表示装置２が取付け
られるものである。
を介して接続される。第１ブロックＢ１側に出力部３を
取付け、第２ブロックＢ２側に入力部１を取付ける。ま
た、底板１１側に制御部４を取付け、第１天井板１３ａ
における出力部３に対応する部分にヒンジ１７を介して
蓋１８が設けられ、また、第１天井板１３ａの先端に
は、ケーシング本体１０内方向に傾斜して延長する保持
枠１９が一体化され、この保持枠１９に表示装置２が取
付けられる。第２天井板１３ｂの後端からヒンジ２０を
介して側壁板１２ｂ方向で、かつ保持枠１９と平行な保
持枠２１が一体化され、この保持枠２１に入力部１が取
付けられる。側壁板１２ａ下部における制御部４のコネ
クタ４ａに対応する個所に開口部２２が設けられ、この
開口部２２を介して図示しない外部装置のタネクタが接
続される。側壁板１２ａの下端と底板１１との間にはヒ
ンジ２３が設けられる。後側の側壁板１２は、底板１１
の後端１１ａよりヒンジ２３（第１ヒンジ）を介してほ
ぼ垂直に立上る第１後側壁板１２１と，ヒンジ１４（第
２ヒンジ）を介してこの第１後側壁板１２１の上方に延
長する第２後側壁板（上記側壁板１２ａ）とより成る。
第１天井板１３ａは、上記第２後側壁板の上端１２２ｔ
より前方に上記底板１１の後端１１ａと前端１１ｂとの
ほぼ中間位置までほぼ水平に延長して上記出力部３の上
部に対応するものであり、上記保持枠１９（第１保持
枠）は、この第１天井板１３ａの先端１３ｔ側より前方
下方に傾斜延長して設けられ、上記表示装置２が取付け
られるものである。
従ってこれら後側の側壁板１２，ヒンジ２３，１４，第
１天井板１３ａ，保持枠１９及び出力装置用の蓋１８に
より上記第１ブロックＢ１が構成される。
１天井板１３ａ，保持枠１９及び出力装置用の蓋１８に
より上記第１ブロックＢ１が構成される。
また、前側の側壁板１２は、底板１１の前端１１ｂより
ほぼ垂直に立上る第１前側壁板１２３と，ヒンジ１５
（第３ヒンジ）を介してこの第１前側壁板１２３の上方
に延長する第２前側壁板（上記側壁板１２ｂ）とより成
る。第２天井板１３ｂは、上記第２前側壁板の上端１２
４ｔより後方にほぼ水平に延長して後端１３ｅが上記第
１天井板１３ａの先端１３ｔとほぼ近接状態の対向する
ものであり、上記保持枠２１（第２保持枠）は、この第
２天井板１３ｂの後端１３ｅ側よりヒンジ２０（第４ヒ
ンジ）を介して上記ヒンジ１５方向に傾斜延長して上記
入力部１が取付けられるものである。
ほぼ垂直に立上る第１前側壁板１２３と，ヒンジ１５
（第３ヒンジ）を介してこの第１前側壁板１２３の上方
に延長する第２前側壁板（上記側壁板１２ｂ）とより成
る。第２天井板１３ｂは、上記第２前側壁板の上端１２
４ｔより後方にほぼ水平に延長して後端１３ｅが上記第
１天井板１３ａの先端１３ｔとほぼ近接状態の対向する
ものであり、上記保持枠２１（第２保持枠）は、この第
２天井板１３ｂの後端１３ｅ側よりヒンジ２０（第４ヒ
ンジ）を介して上記ヒンジ１５方向に傾斜延長して上記
入力部１が取付けられるものである。
従ってこれらの前側の側壁板１２，ヒンジ１５，２０，
第２天井板１３ｂ，保持枠２１により上記第２ブロック
Ｂ２が構成される。
第２天井板１３ｂ，保持枠２１により上記第２ブロック
Ｂ２が構成される。
また保持枠１９の先端１９ｔは第１前側壁板１２３の上
端側に保持されており、保持枠２１の先端２１ｔは上記
２前側壁板の下端側に保持されている（図４）。
端側に保持されており、保持枠２１の先端２１ｔは上記
２前側壁板の下端側に保持されている（図４）。
上記構成によれば、使用時において、第２前側壁板（側
壁板１２ｂ）と第２天井板１３ｂとをヒンジ１５を介し
て前方に倒せば、保持枠２１により入力部１が傾斜する
如くセットされる。また、表示装置２は保持枠１９によ
り既に傾斜状にセットされており、出力部３を使用する
ときには蓋１８を開ければよい。
壁板１２ｂ）と第２天井板１３ｂとをヒンジ１５を介し
て前方に倒せば、保持枠２１により入力部１が傾斜する
如くセットされる。また、表示装置２は保持枠１９によ
り既に傾斜状にセットされており、出力部３を使用する
ときには蓋１８を開ければよい。
また第２天井板１３ｂ及び保持枠２１はヒンジ１５及び
ヒンジ２０により前方に展開可能であり、第１天井板１
３ａ及び保持枠１９はヒンジ２３，１４により後方に展
開可能である。
ヒンジ２０により前方に展開可能であり、第１天井板１
３ａ及び保持枠１９はヒンジ２３，１４により後方に展
開可能である。
以上の構成によれば、第３図に示すように底板１１を有
する中央側Ｂ３に対しヒンジ１４，１５を介して第１，
第２ブロックＢ１，Ｂ２を開いてフラットな状態にで
き、このフラットな状態のケーシングは単一の金型で容
易にインジェクション成形できる。インジェクション成
形後は、入力部１，表示装置２，出力部３，中央処理装
置４等を組込み、第１図に示すようにケーシングを箱体
として組立てることにより、保管、運搬が可能となる。
使用時は、第４図に示すように第２ブロックＢ２をヒン
ジ１５を介して開き、かつ蓋１８を開くだけでよい。こ
れにより、入力部１の操作面が表面側に臨む。また、開
口部２２を介して、制御部４のコネクタ４ａに、外部装
置のコネクタを接続できる。従って、ヒンジ１５，１７
は組立用ヒンジと、使用時用のヒンジに状態変化するも
のである。
する中央側Ｂ３に対しヒンジ１４，１５を介して第１，
第２ブロックＢ１，Ｂ２を開いてフラットな状態にで
き、このフラットな状態のケーシングは単一の金型で容
易にインジェクション成形できる。インジェクション成
形後は、入力部１，表示装置２，出力部３，中央処理装
置４等を組込み、第１図に示すようにケーシングを箱体
として組立てることにより、保管、運搬が可能となる。
使用時は、第４図に示すように第２ブロックＢ２をヒン
ジ１５を介して開き、かつ蓋１８を開くだけでよい。こ
れにより、入力部１の操作面が表面側に臨む。また、開
口部２２を介して、制御部４のコネクタ４ａに、外部装
置のコネクタを接続できる。従って、ヒンジ１５，１７
は組立用ヒンジと、使用時用のヒンジに状態変化するも
のである。
なお、本発明においては、入力部１，表示装置２をケー
シング本体１０と一体の保持枠１９，２１で取付けると
して説明したが、別体の取付け部品で取付けてもよい。
但し、このように一体の保持枠１９，２１を設けること
により、部品点数をより少なくできる。また、第１天井
板１３ａ全体を蓋として用いてもよい。
シング本体１０と一体の保持枠１９，２１で取付けると
して説明したが、別体の取付け部品で取付けてもよい。
但し、このように一体の保持枠１９，２１を設けること
により、部品点数をより少なくできる。また、第１天井
板１３ａ全体を蓋として用いてもよい。
以上説明したように本発明によれば、電子計算機の各装
置を組込んだケーシングにおいて、このケーシング本体
の所要個所をブロックとして分割し、かつこのブロック
をヒンジを介してケーシング本体に接続するようにした
ので、ケーシングが展開可能となり、出力部等も収納可
能な大型の電子計算機のケーシングを単一の金型で成形
でき、低コスト化が図れ、また組立が容易となる。ま
た、各装置の保持枠をヒンジを介してケーシング本体に
一体化した場合は、部品点数を減少できる。
置を組込んだケーシングにおいて、このケーシング本体
の所要個所をブロックとして分割し、かつこのブロック
をヒンジを介してケーシング本体に接続するようにした
ので、ケーシングが展開可能となり、出力部等も収納可
能な大型の電子計算機のケーシングを単一の金型で成形
でき、低コスト化が図れ、また組立が容易となる。ま
た、各装置の保持枠をヒンジを介してケーシング本体に
一体化した場合は、部品点数を減少できる。
第１図ないし第４図は本発明による電子計算機収納用ケ
ーシングの一実施例を示す断面図及び斜視図である。 １……入力部、２……表示装置、３……出力部、４……
制御部、１０……ケーシング本体、１１……底板、１２
……側壁板、１３……天井板、１４，１５，１７，２
０，２３……ヒンジ、１８……蓋、１９，２１……保持
枠。 なお、図中同一又は相当部分には同一符号を用いてい
る。
ーシングの一実施例を示す断面図及び斜視図である。 １……入力部、２……表示装置、３……出力部、４……
制御部、１０……ケーシング本体、１１……底板、１２
……側壁板、１３……天井板、１４，１５，１７，２
０，２３……ヒンジ、１８……蓋、１９，２１……保持
枠。 なお、図中同一又は相当部分には同一符号を用いてい
る。
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも底板と、側壁板と、天井板とか
ら成り、電子計算機を構成する中央処理装置を含む制御
部，入力部，表示装置，出力部等の各装置を収納する合
成樹脂製ケーシングにおいて、 上記底板の後端より第１ヒンジを介してほぼ垂直に立上
る第１後側壁板と，第２ヒンジを介してこの第１後側壁
板の上方に延長する第２後側壁板と，この第２後側壁板
の上端より前方に上記底板の後端と前端とのほぼ中間位
置までほぼ水平に延長して上記出力部の上部に対応する
第１天井板と，この第１天井板の先端側より前方下方に
傾斜延長して上記表示装置が取付けられる第１保持枠と
から成る第１ブロックと、 上記底板の前端よりほぼ垂直に立上る第１前側壁板と，
第３ヒンジを介してこの第１前側壁板の上方に延長する
第２前側壁板と，この第２前側壁板の上端より後方にほ
ぼ水平に延長して後端が上記第１天井板の先端とほぼ近
接状態に対向する第２天井板と，この第２天井板の後端
より第４ヒンジを介して折曲されて上記第１保持枠の上
側に位置され上記入力部が取付けられる第２保持枠とよ
り成る第２ブロックとを備え、 上記第１保持枠の先端側を第１前側壁板の上端側に保持
可能とし、上記第２保持枠の先端側を上記２前側壁板の
下端側に保持可能としたことを特徴とする電子計算機収
納用ケーシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59022199A JPH0610782B2 (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 電子計算機収納用ケ−シング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59022199A JPH0610782B2 (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 電子計算機収納用ケ−シング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60167016A JPS60167016A (ja) | 1985-08-30 |
| JPH0610782B2 true JPH0610782B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=12076123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59022199A Expired - Lifetime JPH0610782B2 (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 電子計算機収納用ケ−シング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610782B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4790431A (en) * | 1987-03-31 | 1988-12-13 | International Computer Marketing Corporation | Carrying case for storing a computer and a printer operatively connected thereto |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4727458U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-11-28 | ||
| JPS5667468A (en) * | 1979-10-23 | 1981-06-06 | Heningu Dainesen As | Pocket calculator casing |
-
1984
- 1984-02-09 JP JP59022199A patent/JPH0610782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60167016A (ja) | 1985-08-30 |
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